JP4198669B2 - CVD−Ti膜の成膜方法 - Google Patents

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本発明は、半導体装置において例えばコンタクトメタルまたはアドヒージョンとして用いられるCVD−Ti膜の成膜方法に関し、特にホールが形成された層間絶縁膜またはホールが形成された絶縁膜にTi膜を成膜するCVD−Ti膜の成膜方法に関する。
半導体デバイスの製造においては、最近の高密度化および高集積化の要請に対応して、回路構成を多層配線構造にする傾向にあり、このため、下層の半導体デバイスと上層の配線層との接続部であるコンタクトホールや、上下の配線層同士の接続部であるビアホールなどの層間の電気的接続のための埋め込み技術が重要になっている。
上記技術のうちコンタクトホールやビアホールの埋め込みには、一般的にAl(アルミニウム)やW(タングステン)、あるいはこれらを主体とする合金が用いられるが、このような金属や合金が下層のSi(シリコン)基板やAl配線と直接接触すると、これらの境界部分においてAlの吸い上げ効果等に起因して両金属の合金が形成されるおそれがある。このようにして形成される合金は抵抗値が大きく、このような合金が形成されることは近時デバイスに要求されている省電力化および高速動作の観点から好ましくない。
また、WまたはW合金をコンタクトホールの埋め込み層として用いる場合には、埋め込み層の形成に用いるWFガスがSi基板に侵入して電気的特性等を劣化させる傾向となり、やはり好ましくない結果をもたらす。
そこで、これらの不都合を防止するために、コンタクトホールやビアホールに埋め込み層を形成する前に、これらの内壁にバリア層を形成し、その上から埋め込み層を形成することが行われている。この場合のバリア層としては、Ti(チタン)膜およびTiN(窒化チタン)膜の2層構造のものを用いるのが一般的である。
従来、このようなバリア層は、物理的蒸着(PVD)を用いて成膜されていたが、最近のようにデバイスの微細化および高集積化が特に要求され、デザインルールが特に厳しくなって、それにともなって線幅やホールの開口径が一層小さくなり、しかも高アスペクト比化されるにつれ、PVD膜では電気抵抗が増加し、要求に対応することが困難となってきた。
そこで、バリア層を構成するTi膜およびTiN膜を、より良質の膜を形成することが期待できる化学的蒸着(CVD)で成膜することが行われている。そして、CVDによりTi膜を成膜する場合には、反応ガスとしてTiCl(四塩化チタン)およびH(水素)が用いられ、TiN膜を成膜する場合には、反応ガスとしてTiClとNH(アンモニア)またはMMH(モノメチルヒドラジン)とが用いられる。
ところで、近年益々デバイスの微細化が進み、SiOx絶縁膜に形成されるコンタクトホールやビアホールが高アスペクト比されているため、従来のTiClおよびHのガス系ではCVD−Ti膜を100%以上の高ステップカバレージでホール部位に形成することが困難となっている。
一方、ブランケットプロセスの場合には、SiおよびSiO膜のいずれにおいてもより低温でかつ高成膜速度でTi膜を成膜することが要求されるが、この場合にも従来のプロセスでは必ずしも十分に要求が満足されていないのが実状である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、高ステップカバレージを要求される用途、ならびに絶縁膜およびホール部位のいずれも高成膜速度で成膜することが要求される用途のいずれにも対応することができるCVD−Ti膜の成膜方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、チャンバーと、前記チャンバー内に設けられた、基板を支持するためのサセプタと、前記サセプタに対向して設けられ、前記チャンバー内にTiCl ガス、H ガス、Arガスを吐出するためのシャワーヘッドと、前記シャワーヘッドにこれらガスを供給するためのガス源と、前記サセプタ内に設けられたヒーターと、前記チャンバーに導入された前記ガスのプラズマを形成するための高周波電力を前記シャワーヘッドに供給する高周波電源とを有するプラズマ処理装置を用い、Si基板上に直接またはその上のSi膜上に形成された、ホールを有するSiO からなる層間絶縁膜、またはホールを有するSiO からなる絶縁膜にCVD−Ti膜を成膜する方法であって、
チャンバー内にSi基板を装入する工程と、
Si基板の温度を所定の温度に設定する工程と、
チャンバー内を所定の減圧雰囲気にする工程と、
チャンバー内にTiCl ガス、H ガス、Arガスを導入する工程と、
チャンバー内にプラズマを生成して、前記層間絶縁膜または絶縁膜上、および前記ホール内にTi膜を成膜する工程と
を具備し、
基板温度を500℃以上、投入する高周波電力を100〜300W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との流量比を1:100〜1:300、HガスとArガスの流量比を1:1〜2:1の条件で、前記層間絶縁膜または絶縁膜上にTi膜を成膜する第1の処理と
基板温度を350〜550℃、投入する高周波電力を100〜800W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との流量比を1:300〜1:450、HガスとArガスの流量比を1:0.3〜1:2の条件で、前記層間絶縁膜または絶縁膜上にTi膜を成膜する第2の処理とを、
選択的に実施することを特徴とするCVD−Ti膜の成膜方法を提供する。
本発明においては、CVD−Ti膜を成膜するにあたり、従来のTiClガスおよびHガスに加えてArガスを用い、これらのガスのプラズマを生成させる。Arガスは、プラズマ生成の際に、成膜ガスであるTiClガスに対して、Hガスとは異なる作用を及ぼす。すなわち、図1に示すように、Hイオンは、TiClをTiCl +HClに分解する作用、および TiCl からTi膜またはTiSi膜が形成された後にHClを生成する作用を有しており、一方、ArイオンはTiClをTiCl +Clに分解する作用およびTiCl をTi+Clに分解する作用を有している。したがって、Arイオンの存在により成膜に寄与する成分が増加し、成膜レートを上昇させることができるともに、ArガスおよびHガスの比率、およびこれらのTiClガスに対する比率、成膜温度、チャンバー内圧力、ならびにプラズマを形成する際の投入電力を調整することにより、成膜速度および成膜の際の選択比を調節することができる。
本発明においては、このような条件を調整することにより、前記絶縁膜に対して低成膜速度でTi膜を成膜する処理と、前記絶縁膜に対して高成膜速度でTi膜を成膜する処理とを選択的に実施する。
この場合に、以下の反応が優勢であれば絶縁膜に対して低成膜速度でTi膜を成膜して、例えばホール底への成膜の選択比を高くすることができる。
TiCl+2H+Si→TiSi+4HCl
このような反応を有効に生じさせるためには、プラズマの状態をプラズマ分光法で測定した際に、TiおよびClの発光分光が実質的に存在しない条件で成膜することが好ましい。
具体的には、基板温度を500℃以上、投入する高周波電力を100〜300W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との比を1:100〜1:300、HガスとArガスの流量比を1:1〜2:1とすることにより、このような反応を優勢にすることが可能となる。
また、以下の反応が優勢であれば、絶縁膜に対して高成膜速度でTi膜を成膜することができ、しかも低温で成膜することができ、ブランケットプロセスに適したものとなる。
TiCl+H→Ti+2Cl+Hまたは
TiCl+H→Ti+Cl+2HCl
具体的には、基板温度を350〜550℃、投入する高周波電力を100〜800W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との流量比を1:300〜1:450、HガスとArガスの流量比を1:0.3〜1:2とすることにより、このような反応を優勢にすることが可能となる。
本発明によれば、Si基板上に直接またはその上のSi膜上に形成された、ホールを有するSiO からなる層間絶縁膜、またはホールを有するSiO からなる絶縁膜にCVD−Ti膜を成膜するにあたり、従来のTiClガスおよびHガスに加えてArガスを用い、これらのガスのプラズマを生成させてTi膜の成膜を行うので、Arイオンの存在により成膜に寄与する成分が増加し、成膜レートを上昇させることができるともに、ArガスおよびHガスの比率、およびこれらのTiClガスに対する比率、成膜温度、チャンバー内圧力、ならびにプラズマを形成する際の投入電力を調整することにより、成膜速度および成膜の際の選択比を調節することができる。したがって、これら条件を調整することにより、上記層間絶縁膜または絶縁膜に低成膜速度でTi膜を成膜する第1の処理と、上記層間絶縁膜または絶縁膜に高成膜速度でTi膜を成膜する第2の処理とを選択的に実施することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の実施に用いられるTi成膜装置の一例を示す断面図である。この成膜装置は、気密に構成された略円筒状のチャンバー1を有しており、その中には被処理体であるSiウエハWを水平に支持するためのサセプター2がその中央を昇降可能な円筒状の支持部材3により支持された状態で配置されている。また、サセプター2にはヒーター4が埋め込まれており、このヒーター4は図示しない電源から給電されることにより被処理体であるSiウエハWを所定の温度に加熱する。
チャンバー1の上端部分には、シャワーヘッド10がサセプター2に支持された半導体ウエハWと対向するように設けられており、そのウエハWと対向する下面には多数のガス吐出孔10aが形成されている。シャワーヘッド10の内部には空間11が形成されており、その中に多数の孔が形成された分散板12が水平に設けられている。シャワーヘッド10の上部には、その中にガスを導入するガス導入口13が形成されており、このガス導入口13にはガス供給管15が接続されている。
ガス供給管15には、Hガス源16、Arガス源17、TiClガス源18が接続されており、これらガス源から各ガスがガス供給管15およびシャワーヘッド10を通ってチャンバー1内に供給され、SiウエハWにTi膜が成膜される。なお、各ガス源に接続される配管には、いずれもバルブ19およびマスフローコントローラー20が設けられている。
シャワーヘッド10にはマッチング回路22を介して高周波電源23が接続されており、この高周波電源23からシャワーヘッド10に高周波電力が印加され得るようになっている。この高周波電力により、チャンバー1内に成膜ガスのプラズマが形成される。なお、シャワーヘッド10とチャンバー1との間は、絶縁部材14により電気的に絶縁されており、チャンバー1は接地されている。
チャンバー1の底壁には、排気ポート8が設けられており、この排気ポート8にはチャンバー1内を排気するための排気系9が接続されている。また、チャンバー1の側壁下部にはウエハWの搬入出口24が設けられており、この搬入出口24はゲートバルブ25により開閉可能となっている。ウエハWの搬入出はサセプタ2を下降させた状態で行われる。
このような成膜装置により、Ti膜を成膜するためには、ゲートバルブ25を開にしてチャンバー1内にSiウエハWを装入してサセプタ2上に載置し、ヒーター4によりSiウエハWを加熱しながら排気系9の真空ポンプにより真空引きして高真空状態にし、引き続き、TiClガス、Hガス、ArガスNガスを導入するとともに、高周波電源23から高周波電力を印加することによりプラズマを生成させる。
ここで、Ti膜を形成する対象としては、図3の(a)に示すように、Si基板41上に絶縁膜としてSiO膜42が形成され、そこにコンタクトホール43が形成されたもの、および図3の(b)に示すように、Si基板41に形成されたポリSi膜44の上に層間絶縁膜としてSiO膜45が形成され、そこにビアホール46が形成されたものが例示される。
このようなコンタクトホール43の底部またはビアホール46の底部に100%以上の高ステップカバレージでTi膜を成膜する必要がある場合には、SiOに対するSiのTi膜成膜の際の選択比が高くなる条件で成膜を行う。すなわち、SiO膜におけるTi膜の成膜速度よりも、ホール内のSiにおけるTiの成膜速度を十分に大きくする。これにより、ホールの入口に堆積するTi膜を少なくし、ホール内にTi膜を100%を超えるステップカバレージで成膜することができる。
この場合に、以下の反応が優勢であれば選択比を高くすることができる。
TiCl+2H+Si→TiSi+4HCl
このような反応を有効に生じさせるためには、プラズマの状態をプラズマ分光法で測定した際に、TiおよびClの発光分光が実質的に存在しない条件で成膜すればよい。
この際の条件としては、ウエハ温度を500℃以上、好ましくは550℃以上、高周波電源への投入電力を100〜300W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、また、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との比を1:100〜1:300、HガスとArガスの流量比を1:1〜2:1とすることが好ましい。具体的なガス流量としては、Hガス流量:500〜2000sccm、Arガス流量:500〜1000sccm、TiClガス流量:10sccmが好ましい。
一例として、ウエハ温度:580℃、チャンバー内圧力:1.0Torr、高周波電源(13.56MHz)への投入電力:200W、Hガス流量:1000sccm、Arガス流量:1000sccm、TiClガス流量:10sccmの条件でTiの成膜を行った結果、図4に示すような選択比の高い成膜を行うことができた。その際の成膜状態を図5のSEM写真で示す。この写真で示すように、ホールの中に高ステップカバレージでTi膜が形成されているのがわかる。
一方、SiO膜およびホールの中のSiに同程度の成膜速度でTi膜を成膜する必要がある場合にも、上記条件を調整することにより達成することができる。この場合に、Arガスの存在により高成膜速度でかつ低温で成膜することができ、ブランケットプロセスに適したものとなる。このような成膜は、以下の反応を優勢にすることにより可能となる。
TiCl+H→Ti+2Cl+Hまたは
TiCl+H→Ti+Cl+2HCl
この際の条件としては、ウエハ温度を350〜550℃、投入電力を100〜800W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、また、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との比を1:300〜1:450であり、HガスとArガスの流量比を1:0.3〜1:2とすることが好ましい。具体的なガス流量としては、Hガス流量:1000〜3500sccm、Arガス流量:1000〜2000sccm、TiClガス流量:10sccmが好ましい。
一例として、ウエハ温度:550℃、チャンバー内圧力:1.0Torr、高周波電源(13.56MHz)への投入電力:500W、Hガス流量:2000sccm、Arガス流量:1000sccm、TiClガス流量:10sccmの条件でTiの成膜を行った結果、図6に示すようにSiO膜およびホールの中のSiに同程度の高成膜速度で成膜を行うことができた。その際の成膜状態を図7のSEM写真で示す。この写真で示すように、ホールの外側、側面および底部に同程度の厚さのTi膜が形成されているのがわかる。
以上のように、チャンバー1内にTiClガスおよびHガスに加えて、Arガスを導入し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との流量比、HガスとArガスの流量比、ウエハ温度、チャンバー内圧力および高周波電源への投入電力を調整することにより、Ti膜の選択比を制御することができるので、同一の装置でかつ同一のガス種で、ステップカバレージが要求されるプロセスおよびブランケットプロセスのいずれにも対応することが可能となる。
このようにしてTi膜を成膜した後、TiClガス、Arガス、NHガス、MMHガスを導入してTi膜の上にTiN膜を形成して2層構造のバリア層とし、その後、Al等の配線金属を成膜する。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、TiClガス、HガスおよびArガスを用いたが、他のガスが含まれていてもよい。また、製造条件についても上記条件に限るものではなく、所望のTi膜が形成されるよう適宜設定すればよい。
本発明において用いるガスのプラズマ中での反応を示す図。 本発明に係るCVD−Ti膜の成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す断面図。 本発明が適用されるSiウエハを示す断面図。 高選択比プロセスにおけるTi膜の成膜時間と膜厚との関係をSi上とSiO上とで比較して示す図。 高選択比プロセスにおけるTi膜の成膜状態を示す電子顕微鏡写真。 ブランケットプロセスにおけるTi膜の成膜時間と膜厚との関係をSi上とSiOとで比較して示す図。 ブランケットプロセスにおけるTi膜の成膜状態を示す電子顕微鏡写真。
符号の説明
1……チャンバー
2……サセプタ
4……ヒーター
10……シャワーヘッド
13……プリクリーニング装置
14……絶縁部材
15……ガス配管
16……Hガス源
17……Arガス源
18……TiClガス源
23……高周波電源
41……Si基板
42,45……SiO
44……ポリSi膜
43,46……ホール
W……Siウエハ

Claims (1)

  1. チャンバーと、前記チャンバー内に設けられた、基板を支持するためのサセプタと、前記サセプタに対向して設けられ、前記チャンバー内にTiCl ガス、H ガス、Arガスを吐出するためのシャワーヘッドと、前記シャワーヘッドにこれらガスを供給するためのガス源と、前記サセプタ内に設けられたヒーターと、前記チャンバーに導入された前記ガスのプラズマを形成するための高周波電力を前記シャワーヘッドに供給する高周波電源とを有するプラズマ処理装置を用い、Si基板上に直接またはその上のSi膜上に形成された、ホールを有するSiO からなる層間絶縁膜、またはホールを有するSiO からなる絶縁膜にCVD−Ti膜を成膜する方法であって、
    チャンバー内にSi基板を装入する工程と、
    Si基板の温度を所定の温度に設定する工程と、
    チャンバー内を所定の減圧雰囲気にする工程と、
    チャンバー内にTiCl ガス、H ガス、Arガスを導入する工程と、
    チャンバー内にプラズマを生成して、前記層間絶縁膜または絶縁膜上、および前記ホール内にTi膜を成膜する工程と
    を具備し、
    基板温度を500℃以上、投入する高周波電力を100〜300W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との流量比を1:100〜1:300、HガスとArガスの流量比を1:1〜2:1の条件で、前記層間絶縁膜または絶縁膜上にTi膜を成膜する第1の処理と
    基板温度を350〜550℃、投入する高周波電力を100〜800W、チャンバー内圧力を0.5〜3.0Torrに設定し、TiClガスと、HガスおよびArガスの合計量との流量比を1:300〜1:450、HガスとArガスの流量比を1:0.3〜1:2の条件で、前記層間絶縁膜または絶縁膜上にTi膜を成膜する第2の処理とを、
    選択的に実施することを特徴とするCVD−Ti膜の成膜方法。
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