JP4198433B2 - 非接触型icカード用の近接カード・リーダを含む電子機器、およびそれに用いられるicカード - Google Patents
非接触型icカード用の近接カード・リーダを含む電子機器、およびそれに用いられるicカード Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触型のカードの近接読み取りに関し、特にフラットパネル表示装置にそのような非接触型のセキュリティ・カードの近接リーダを具えた認証機能を有する電子機器に関する。
【0002】
【発明の背景】
通常、パーソナル・コンピュータにおいてセキュリティ・カードとして磁気カードがしばしば用いられ、カード・リーダがケーブルを介してパーソナル・コンピュータに接続される。それには、ケーブルの途中で信号が改竄されるリスクがある。
【0003】
最近、電子機器を用いた個人の電子商取引が増えており、信頼性のより高いセキュリティに対するニーズが存在する。パーソナル・コンピュータを用いた電子商取引では、ユーザによって簡単に認証できる必要がある。
【0004】
認証装置を組み込んだ電子機器において、磁気カードがセキュリティ・カードとして用いられる場合は、ユーザは、カードの向き、スライド方向および移動速度等に配慮しなければならない。そのために、操作部および操作説明を電子機器の筐体に設けなければならず、電子機器の大きさが大きくなり、デザイン上の外観も良くない。
【0005】
特開平11−149454号公報(A)(特許文献1)には、座標検出器が、座標指定部材に設けられた穴、孔、切り欠またはマーク等によって入力された座標を検出し、検出された座標と登録された複数の座標との比較によって認証を行うことが記載されている。
【特許文献1】
特開平11−149454号公報
【0006】
発明者は、カード・リーダを外から見えない電子機器の内部に配置し、非接触型のカードを電子機器の近接カード・リーダに近づけることによってユーザを認証できるようにすれば、便利であり、電子機器の外観も良くなると認識した。
【0007】
本発明の目的は、近接カード・リーダが外から見えない電子機器を実現することである。
【0008】
本発明の別の目的は、非接触型カードをフラットパネル表示装置の所定位置に近づけるだけで認証が行われる電子機器を実現することである。
【0009】
【発明の概要】
本発明の特徴によれば、電子機器は、フラットパネル表示装置と、そのフラットパネル表示装置における非接触型の認証用ICカードを配置すべき所定の領域にその非接触型の認証用ICカードが配置されたときにその非接触型の認証用ICカードの側部の形状と嵌合する非直線形状の部分を有するフレームと、そのフラットパネル表示装置のその所定の領域の背部に設けられた近接カード・リーダと、を具えている。
【0010】
その電子機器は、さらに、認証が行われるときに、その近接カード・リーダによって読み取られるべきその非接触型の認証用ICカードを配置すべきその所定の領域がそのフラットパネル表示装置に表示されるものであってもよい。
【0011】
そのフレームは、さらに、その非接触型の認証用ICカードの読み取りを開始するためのセンサを有するものであってもよい。
【0012】
そのフラットパネル表示装置は、さらに前面にタッチ・パネルを含んでいてもよい。その非接触型の認証用ICカードの一方の面に設けられた突起によってそのタッチ・パネルのその所定の領域内の所定の位置が押されたときに、その近接カード・リーダがその非接触型の認証用ICカードの読み取りを開始する。
【0013】
本発明のさらに別の特徴によれば、非接触型ICカードは、内部にプロセッサおよびRF送受信機を具え、ICカードのタイプを識別するための固有の非直線形状の側部端縁を有する。
【0014】
本発明のさらに別の特徴によれば、非接触型ICカードは、内部にプロセッサおよびRF送受信機を具え、電子機器に認証を開始させるための突起を一方の面の所定位置に有する。
【0015】
本発明のさらに別の特徴によれば、非接触型の認証用ICカードの側部の形状と勘合する非直線形状の部分をフレームの所定の位置に有するフラットパネル表示装置と、そのフラットパネル表示装置におけるその非接触型の認証用ICカードを配置すべき所定の領域にその非接触型の認証用ICカードが配置されたことを検知するセンサと、その所定の領域の背部に設けられた近接カード・リーダとを備えた電子機器において実行可能なプログラム(これは記憶媒体に格納されていてもよい)は、その電子機器に、認証が行われるときに、そのフラットパネル表示装置の所定の位置に、その非接触型の認証用ICカードを配置すべき領域を表示するステップと、その非接触型の認証用のICカードがその所定の領域に配置されたことをそのセンサが検知したとき、その電子機器の近接カード・リーダを用いて、その非接触型の認証用ICカードにRF信号を送信するステップと、その非接触型の認証用ICカードからRF応答信号を受信するステップと、そのRF応答信号の受信に応答して、所定のプログラムを起動するステップと、を実行させるものである。
【0016】
本発明によれば、近接カード・リーダが外から見えない電子機器を実現でき、非接触型カードをフラットパネル表示装置の所定位置に近づけるだけで認証が行われる電子機器を実現できる。
【0017】
図面において、同様の要素および機能には同じ参照番号が付されている。
【0018】
【0019】
【発明の好ましい実施形態】
図1は、本発明の実施形態によるタブレット形の電子機器または端末100の構成を示している。電子機器100は、筐体110と、フラットパネル表示装置120とを具えている。フラットパネル表示装置120には、ユーザの認証が必要なとき、認証用の画面が表示されて、ユーザによって非接触型セキュリティ・スマートカード(ICカード)200の配置されるべき位置122がその画面に表示される。
【0020】
非接触型スマートカード200は、その内部に、コイル・アンテナを有するRF(無線周波数)送受信機204と、プロセッサを含むICチップ206とを有する。スマートカード200はバッテリを含んでいない。
【0021】
図2は、図1の電子機器100の分解斜視図を示している。電子機器100は、フロント・フレーム112と、正面に透明のタッチ・パネル123を有する例えば液晶表示装置(LCD)のようなフラットパネル表示装置120と、フラットパネル表示装置120の背部に設けられた、プロセッサ133を含むメイン・ボード132、認証用の近接スマートカード・リーダ134およびハードディスク装置136と、バッテリ138と、背面パネル114とを含んでいる。電子機器100は、一般的な工具では分解できないような構造を有することが望ましい。
【0022】
近接スマートカード・リーダ134は、小型のコイル・アンテナを有するRF送受信機を有し、そのコイル・アンテナを介してスマートカード200との間で例えば約13MHzの認証用のRF信号を送受信する。
【0023】
ユーザの認証が必要なとき、電子機器100のメイン・ボード132上のプロセッサ133は、例えばハードディスク136等のメモリに格納された認証用のプログラムに従って、予めスマートカード・リーダ134の送受信機がスマートカード200の送受信機204と充分接近するように、スマートカード200の配置されるべき認証のための領域または外形122をフラットパネル表示装置120に表示する。電子機器100は、認証用の領域または外形122に合わせてスマートカード200を近づけるよう、フラットパネル表示装置120上に視覚的にまたはスピーカ113から聴覚的にユーザに指示する。その指示は、画像、テキストまたは音声によるものであってもよい。スマートカード・リーダ134は、連続的にまたは間欠的にRF信号を送信してスマートカード200の接近を待ち受ける。
【0024】
非接触型スマートカード200は、それが近接スマートカード・リーダ134に近づいたとき、スマートカード・リーダ134からコイル・アンテナを介して約13MHzの認証用の比較的高い電力の問い合わせRF信号を受信して電磁波エネルギをキャパシタに蓄え、その蓄えられた電磁波エネルギによって給電されて認証のために応答し、例えばIDコードで変調された約13MHzのキャリアからなるRF応答信号をスマートカード・リーダ134に送信する。
【0025】
スマートカード200がスマートカード・リーダ134に接近するほど、スマートカード・リーダ134からスマートカード200に効率良く電力が供給される。従って、ユーザによる領域122に対するスマートカード200の位置合わせはより正確であることが好ましい。
【0026】
図3A〜3Cは、本発明の別の実施形態による、図2の電子機器100と同様の構成を有する電子機器160の構成および使用形態を示している。電子機器160は、筐体160のフラットパネル表示装置120の右下隅部すなわちフロント・フレーム112の右下部分に、破線で示されたスマートカード210の受け入れ領域または認証用領域123を有する。認証用領域123の右側のフレーム112の部分には、矢印の方向に垂直軸の周りに回転開放可能なヒンジ付きの蓋126が設けられていてもよい。図3Aは、蓋126が閉じられた状態を示している。図3Bおよび3Cは、蓋126が開かれている状態を示している。
【0027】
スマートカード210の右側部分(右辺)は非直線状の固有の凹凸または波形の形状202を有する。蓋126の背部のフレーム112の部分には、スマートカード210に固有の凹凸の形状202と嵌合する固有の陰(ネガティブ)の形状128を有する凹部130が形成されている。スマートカード210のその他の構成は、図1のスマートカード200と同様であり、再び説明することはしない。蓋126は、波形の形状202がこの電子機器160の外観として好ましくない場合に、形状202を覆い隠すことができる。
【0028】
図3Cは、ユーザによってスマートカード210が認証位置123に配置されて、形状202が形状128に嵌合された状態を示している。その両方の形状の嵌合によって、ユーザは、スマートカード210が電子機器160用の正しいスマートカードであることを確認できる。異なる形状のスマートカードが配置されたときは、それが嵌合しないことによってその間違いを容易に認識できる。
【0029】
スマートカード210が認証用領域123に配置されたことを検出するための近接センサ(検知器)140を蓋126の背部のフレーム112の部分に設けてもよい。センサ140は、反射赤外線センサまたはプッシュ型センサであってもよい。センサ140によってスマートカード210が認証用領域123に配置されたことが検知されたときに、認証プロセスまたは認証プログラムおよび関連するアプリケーション、例えば電子商取引ソフトウェアが起動されるようにしてもよい。
【0030】
図5は、認証プログラムに従ってメイン・ボード132上のプロセッサ133によって実行される、センサ140によって認証を開始するための手順を示している。
【0031】
図5を参照すると、ステップ502において、ユーザの認証が必要なとき、プロセッサ133は、フラットパネル表示装置120に認証用領域123を表示する。ステップ504において、プロセッサ133は、センサ140によってスマートカード210がフラットパネル表示装置120に配置されたことを検知する。ステップ506において、プロセッサ133は、スマートカード210に電力RF信号を送信してスマートカード210の読み取りを開始する。
【0032】
代替構成として、蓋126の背部に設けられた近接センサ140は、蓋126の開放を検知するものであってもよい。センサ140によって蓋126の開放が検出されたときに、認証処理機能または認証プログラムおよびその後の関連するアプリケーションが起動されるようにしてもよい。
【0033】
図5を再び参照すると、ステップ502において、プロセッサ133は、フラットパネル表示装置120に認証用領域123を表示する。ステップ504において、プロセッサ133は、センサ140によって蓋126の開放を検知する。ステップ506において、プロセッサ133は、スマートカード210に電力RF信号を送信してスマートカード210の読み取りを開始する。
【0034】
センサ140によるスマートカード210または蓋126の開放の検知によって、電子機器160は、認証を開始して、送受信機134に認証のための電力供給用のRF電磁波を発生させる。それによって、電磁波は必要な場合にだけ発生される。
【0035】
図3A〜3Cでは、フレーム112の隅部に認証用領域123が配置されるので、スマートカード210をフレーム110の内側の下側端縁に沿ってスライド(滑動)させることによってスマートカード210をより正確に認証用領域123に位置合わせでき、認証が効率的に行われる。
【0036】
図3A〜3Cにおける電子機器160のその他の構成および動作は、図1および2の電子機器100と同様であり、再び説明することはしない。
【0037】
図4Aおよび4Bは、本発明のさらに別の実施形態による、スマートカード220の構造を示している。図4Cは、本発明のその実施形態による、電子機器180の構成および使用形態を示している。図4Aは、電子機器180に用いられるスマートカード220の背面図を示している。図4Bは、図4Aのスマートカード220の右側面図を示している。電子機器180は、図3A〜3Cの電子機器160と同様に、フロント・フレーム112の部分に、破線で示されたスマートカード220の受け入れ領域または認証用領域123を有する。
【0038】
図4Aおよび4Bに示されているように、スマートカード220は、その裏面の所定位置に突起222を有する。スマートカード220のその他の構成は、図1のスマートカード200と同様であり、再び説明することはしない。
【0039】
図4Cに示されているように、認証用の画面が表示されたとき、スマートカード220は、ユーザによって電子機器180のフラットパネル表示装置120における認証用領域123に配置されて、その位置でタッチ・パネル123を有するフラットパネル表示装置120に押しつけられる。そのとき、タッチ・パネル123がスマートカード220の突起222による所定の位置における押圧を検出して、図3Bにおけるセンサ140の場合と同様に、プロセッサ133は、電力RF信号を送信してスマートカード220の読み取りを開始し、認証処理機能または認証プログラムおよびその後の関連するアプリケーションが起動される。
【0040】
図5を参照すると、ステップ502において、プロセッサ133は、認証用領域123を表示する。ステップ504において、プロセッサ133は、フラットパネル表示装置120のタッチ・パネル123のセンサによってスマートカード220の突起222が押しつけられたことを検知する。ステップ506において、プロセッサ133は、電力RF信号を送信してスマートカード220の読み取りを開始する。
【0041】
図4Cにおける電子機器180のその他の構成および動作は、図1および2の電子機器100と同様であり、再び説明することはしない。
【0042】
本発明は、タブレット形の電子機器100、160および180に限定されることなく、ノートブック形のパーソナル・コンピュータおよびPDA(personal digital assistance)にも適用できることは、この分野の専門家には明らかであろう。
【0043】
以上説明した実施形態は典型例として挙げたに過ぎず、その変形およびバリエーションは当業者にとって明らかであり、当業者であれば本発明の原理および請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱することなく上述の実施形態の種々の変形を行えることは明らかである。
【0044】
(付記1) フラットパネル表示装置と、
前記フラットパネル表示装置の背部に設けられた近接カード・リーダと、
を具える電子機器であって、
認証が行われるときに、前記近接カード・リーダによって読み取られるべき非接触型の認証用スマートカード(ICカード)を配置すべき領域が前記フラットパネル表示装置に表示されることを特徴とする、電子機器。
(付記2) 前記領域が前記フラットパネル表示装置の隅部に位置する、付記1に記載の電子機器。
(付記3) さらに、前記非接触型の認証用スマートカードの読み取りを開始するためのセンサを有するフレームを具える、付記1または2に記載の電子機器。
(付記4) フラットパネル表示装置と、
前記フラットパネル表示装置の背部に設けられた近接カード・リーダと、
前記非接触型の認証用スマートカードが前記領域に配置されたときに前記非接触型の認証用スマートカードの側部の形状と嵌合する非直線形状の部分を有するフレームと、
を具える、電子機器。
(付記5) フラットパネル表示装置と、
前記フラットパネル表示装置の背部に設けられた近接カード・リーダと、
を具える電子機器であって、
前記フラットパネル表示装置は前面にタッチ・パネルを含み、
前記非接触型の認証用スマートカードの一方の面に設けられた突起によって前記タッチ・パネルの前記領域内の所定の位置が押されたときに、前記近接カード・リーダが前記非接触型の認証用スマートカードの読み取りを開始することを特徴とする、電子機器。
(付記6) 内部にプロセッサおよびRF送受信機を具え、スマートカードのタイプを識別するための固有の非直線形状の側部端縁を有する非接触型スマートカード。
(付記7) 内部にプロセッサおよびRF送受信機を具え、電子機器に認証を開始させるための突起を一方の面の所定位置に有する非接触型スマートカード。
(付記8) 記憶媒体に格納された電子機器用のプログラムであって、
認証が行われるときに、前記電子機器のフラットパネル表示装置の所定の位置に、非接触型の認証用スマートカードを配置すべき領域を表示するステップと、
前記電子機器の近接カード・リーダを用いて、前記非接触型の認証用スマートカードにRF信号を送信して前記非接触型の認証用スマートカードからRF応答信号を受信するステップと、
を実行させるよう動作可能なプログラム。
(付記9) さらに、前記非接触型の認証用スマートカードが前記領域に配置されたことが検出されたときに、前記近接カード・リーダを用いて前記非接触型の認証用スマートカードに前記RF信号を送信して前記非接触型の認証用スマートカードの読み取りを開始するステップを実行させるよう動作可能な、付記8に記載のプログラム。
(付記10) さらに、前記電子機器のフレームに設けられた蓋が開放されたことが検出されたときに、前記近接カード・リーダを用いて前記非接触型の認証用スマートカードに前記RF信号を送信して前記非接触型の認証用スマートカードの読み取りを開始するステップを実行させるよう動作可能な、付記8に記載のプログラム。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、前述の特徴によって、近接カード・リーダが外から見えない電子機器を実現でき、非接触型カードをフラットパネル表示装置の所定位置に近づけるだけで認証が行われる電子機器を実現できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態によるタブレット形の電子機器または端末の構成を示している。
【図2】図2は、図1の電子機器の分解斜視図を示している。
【図3】図3A〜3Cは、本発明の別の実施形態による、電子機器の構成および使用形態を示している。
【図4】図4Aおよび4Bは、本発明のさらに別の実施形態による、スマートカードの構造を示している。図4Cは、本発明のその実施形態による、電子機器の構成および使用形態を示している。
【図5】図5は、認証プログラムに従ってメイン・ボード中のプロセッサによって実行される、センサによって認証を開始するための手順を示している。
【符号の説明】
100 電子機器
120 フラットパネル表示装置
122 認証用領域
134 近接スマートカード・リーダ
200 非接触型スマートカード
204 RF送受信機
206 プロセッサ
Claims (5)
- フラットパネル表示装置と、
前記フラットパネル表示装置における非接触型の認証用ICカードを配置すべき所定の領域に前記非接触型の認証用ICカードが配置されたときに前記非接触型の認証用ICカードの側部の形状と嵌合する非直線形状の部分を有するフレームと、
前記フラットパネル表示装置の前記所定の領域の背部に設けられた近接カード・リーダと、
を具えることを特徴とする、電子機器。 - さらに、認証が行われるときに、前記近接カード・リーダによって読み取られるべき前記非接触型の認証用ICカードを配置すべき前記所定の領域が前記フラットパネル表示装置に表示されることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
- 前記フレームは、さらに、前記非接触型の認証用ICカードの読み取りを開始するためのセンサを有するものであることを特徴とする、請求項1または2に記載の電子機器。
- 前記フラットパネル表示装置は、さらに前面にタッチ・パネルを含み、
前記非接触型の認証用ICカードの一方の面に設けられた突起によって前記タッチ・パネルの前記所定の領域内の所定の位置が押されたときに、前記近接カード・リーダが前記非接触型の認証用ICカードの読み取りを開始することを特徴とする、請求項1または2に記載の電子機器。 - 非接触型の認証用ICカードの側部の形状と嵌合する非直線形状の部分をフレームの所定の位置に有するフラットパネル表示装置と、前記フラットパネル表示装置における前記非接触型の認証用ICカードを配置すべき所定の領域に前記非接触型の認証用ICカードが配置されたことを検知するセンサと、前記所定の領域の背部に設けられた近接カード・リーダとを備えた電子機器において実行可能なプログラムであって、
前記電子機器に、
認証が行われるときに、前記フラットパネル表示装置の所定の位置に、前記非接触型の認証用ICカードを配置すべき前記所定の領域を表示するステップと、
前記非接触型の認証用のICカードが前記所定の領域に配置されたことを前記センサが検知したとき、前記近接カード・リーダを用いて、前記非接触型の認証用ICカードにRF信号を送信するステップと、
前記非接触型の認証用ICカードからRF応答信号を受信するステップと、
前記RF応答信号の受信に応答して、所定のプログラムを起動するステップと、
を実行させる前記電子機器用のプログラム。
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