JP4300812B2 - 情報処理装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、制御方法、およびプログラムに関し、特に、ICカードと非接触方式でデータを通信するようにした情報処理装置、制御方法、およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
IC(Integrated Circuit)カードと非接触方式でデータを通信するFeliCa(商標)システムが普及しつつある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
例えば、FeliCaシステムを利用したEdyカードは、クレジットカードやプリペイドカード等に代わるものとして商取引に利用されている。また、例えばFeliCaシステムを利用したSuicaカードは、電車の定期券や乗車運賃のプリペイドカードとして利用されている。
【0004】
FeliCaシステムに利用されるICカードは、例えば、極めて薄い半導体集積回路(ICチップ)が埋め込まれたキャッシュカードサイズのプラスチック製カードであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等の機能を有しており、各種の情報を記録できるようになされている。さらに、ICカードは、ループアンテナ(以下、単にアンテナと記述する)を内蔵しており、微弱な電波を利用して改札ゲート等に設けられる通信部と近距離無線通信を行うことができるようになされている。
【0005】
従来、FeliCaシステムにおいてICカードと非接触方式で通信を行う通信部は、通信の妨げとなるので金属製の筐体に実装しないことを前提としている。ところが、FeliCaシステムが様々な用途に適用されるにつれて、通信部を金属製の筐体に実装する必要性が生じている。
【0006】
通信部を金属製の筐体に実装した場合においてICカードと正常に通信できるようにする対策として、筐体の全体を磁性体で覆う方法、筐体に設けられた通信部のアンテナ付近だけを磁性体で覆う方法、常に高出力で通信を行う方法等が知られている。
【0007】
しかしながら、筐体の全体を磁性体で覆う方法は、筐体のデザイン、強度、コスト等を考慮した場合、あまり現実的ではない。筐体に設けられた通信部のアンテナ付近だけを磁性体で覆う方法は、ICカードを通信部に近づけたとき、磁性体で覆われていない部分の金属の影響により、通信系の相互インダクタンスが大きく変動し、それに起因して、通信部を非金属製の筐体に実装した場合に比較して、通信エリアが狭くなったり、通信可能距離が短くなったりする。
【0008】
常に高出力で通信を行う方法は、上述した通信系の相互インダクタンスが大きく変動することに起因する問題を解決することができるが、消費電力が大きくなる。また、通信部からの出力レベルを調整することにより、通信エリアを変化させる方法も存在する(例えば、特許文献1参照)。したがって、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)のように電池で駆動し、かつ、金属製の筐体を有する機器にFeliCaシステムの通信部を実装した場合には適用することができない。
【0009】
なお、通信部が設けられるPDA等の側ではなく、ICカード側においてアンテナの受電効率を変化させることにより消費電力を抑える方法は存在する(例えば、特許文献2参照)。
【0010】
【非特許文献1】
<http://www.sony.co.jp/Products/felica/index.html>
【特許文献1】
特開2001−307031号公報
【特許文献2】
特開2002−64403号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、PDA等のように電池で駆動し、かつ、金属製の筐体を有する機器にFeliCaシステムの通信部を実装した場合には、省電力化のために通信部の出力レベルが抑えられるので、ICカードと通信部との距離をより近づける必要が生じる。この場合、金属製の筐体、通信部のアンテナ、およびICカードのアンテナが電磁結合し、この結果として通信部とICカードとの通信系の共振周波数がシフトするので、通信可能な距離でありながらも通信不可能な点(以下、ヌル点と記述する)が出現してしまう課題があった。
【0012】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、通信可能領域に存在するヌル点を回避してICカードと非接触通信できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、読み出し手段が、ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドを送信する送信手段と、送信された通信確認用コマンドに対するICカードからの応答を受信する受信手段と、ICカードからの応答が受信されない期間、送信手段の出力インピーダンスを、予め用意されている2種類の値に交互に変更する処理を繰り返す変更手段とを含み、予め用意されている2種類の値の一方は、ICカードとの通信可能な領域が最も広くなる値である
【0016】
読み出し手段を備えた情報処理装置の筐体は、金属製であるようにすることができる。
【0017】
本発明の制御方法は、読み出し手段による、ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドを送信する送信ステップと、送信された通信確認用コマンドに対するICカードからの応答を受信する受信ステップと、ICカードからの応答が受信されない期間、送信ステップの出力インピーダンスを、予め用意されている2種類の値に交互に変更する処理を繰り返す変更ステップとを含み、予め用意されている2種類の値の一方は、ICカードとの通信可能な領域が最も広くなる値である
【0018】
本発明のプログラムは、読み出し手段に、ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドを送信する送信ステップと、送信された通信確認用コマンドに対するICカードからの応答を受信する受信ステップと、ICカードからの応答が受信されない期間、送信ステップの出力インピーダンスを、予め用意されている2種類の値に交互に変更する処理を繰り返す変更ステップとを含む処理を実行させ、予め用意されている2種類の値の一方は、ICカードとの通信可能な領域が最も広くなる値である。
【0019】
本発明においては、ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドが送信され、送信された通信確認用コマンドに対するICカードからの応答が受信されない期間、出力インピーダンスが、予め用意されている2種類の値に交互に変更される処理が繰り返される。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態であるPDAの正面の構成例を示している。
【0021】
このPDA1は、内蔵されている充電式のバッテリを電源として駆動するものである。PDA1の筐体は、所定の強度が保証されるように金属製とされている。
【0022】
PDA1は、中央のヒンジ部12を境に、表示部11と本体部13とに分けられており、ヒンジ部12を介して折り畳み可能に形成されている。換言すると、表示部11は、ヒンジ部12の軸を中心として回動して本体部13に対して開閉自在とされている。さらに、表示部11は、その軸に対してほぼ垂直な軸を中心として本体部13に対して回動自在とされている。
【0023】
表示部11の面11−1のほぼ全面には、LCD(Liquid Crystal Display)28、および、LCD28の表面上に積層された透明なタッチパネル36が設けられている。即ち、ユーザの操作により、タッチペン35がLCD28上の任意の位置に接触されると、その座標がタッチパネル36により検出され、検出された座標に対応する所定の処理が行われる。なお、タッチパネル36は、ユーザの操作によって生じるタッチパネル36に対する圧力を検知する抵抗膜式とされているので、タッチペン35による操作だけでなく、例えば、ユーザの爪先による操作も検知し、その座標を検出することができる。
【0024】
例えば、いま、LCD28に、図2に示されるような画像が表示されているものとすると、ユーザがタッチペン35を操作して、ソフトボタン41−1乃至41−12のいずれかを押下する(タッチペン35をソフトボタン41−1乃至41−12のいずれかの上に配置させる)と、そのソフトボタン41に割り当てられているアプリケーションソフトウェアが起動される。
【0025】
さらに、ユーザがタッチペン35を操作してソフトボタン43を押下すると、文字入力エリア29には、図3に示されるソフトキーボード50が表示される。ユーザが、タッチペン35を操作して、ソフトキーボード上の任意のキーを押下すると、その押下されたキーに対応する文字(または記号等)が入力される。即ち、タッチペン35が配置されている座標がタッチパネル36により検知され、その座標に対応するキーが認識され、認識されたキーに割り当てられている文字(または記号等)が入力される。
【0026】
このように、ユーザは、タッチペン35、および、ソフトウェアとしての文字入力エリア29を利用して、容易、かつ迅速に文字を入力することができる。なお、LCD28の表示面上全体に渡ってタッチパネル36が積層されているので、文字入力エリア29のLCD28に対する位置は、図1に示される位置に限定されない。例えば、図2に示される画像の上下左右が反転されると、文字入力エリア29は、図1中上方に配置され、上下逆に表示される。このような場合においても、ユーザは、上述した例と同様に、文字を入力することができる。
【0027】
図1に戻り、ヒンジ部12には、図中右方に、PDA1の電源をオンまたはオフ状態にする電源ボタン31が、その左隣に、PDA1に内蔵されているバッテリ(図示せず)が充電中の場合には点灯し、充電が終了すると消灯するLED(Light Emitting Diode)30が、さらにその左隣に、CCD(Charge-Coupled Devices)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサよりなる回動可能なカメラ22が、左端には、カメラ22で被写体を撮像するとき操作されるキャプチャーボタン23が、それぞれ設けられている。
【0028】
即ち、ユーザは、被写体を撮像する場合、キャプチャーボタン23を1回押下して、カメラ機能(被写体をカメラ22により撮像し、その撮像された被写体の画像を記録する機能)を有するアプリケーションソフトウェアを起動させ、カメラ22の撮像方向を被写体に向けるように回動させる。このとき、LCD28には、後述するように、カメラ22が撮像している画像(被写体の画像)が表示されるので、ユーザは、LCD28を確認しながらカメラ22の位置を確定し、シャッターボタンとして機能するキャプチャーボタン23を再度押下する。これにより、キャプチャーボタン23が押下された時点のカメラ22により撮像された画像が、PDA1のメモリに記憶される。
【0029】
本体部13の折り畳んだとき表示部11に対向する面13−1には、図中上方に、PDA1にインストールされているアプリケーションソフトウェアのそれぞれを表すシンボルが印刷されたボタン32が設けられており、ユーザがその指でボタン32を押下すると、それに対応するアプリケーションソフトウェアが起動される。即ち、ボタン32は、上述した図2のソフトボタン41−1乃至41−12のいずれかに対応するハードウェアとしてのボタンである。
【0030】
また、面13−1のボタン32が配置されている領域の中央部には、LCD28に表示されている画像をスクロールするためのスクロールボタン33が設けられている。
【0031】
さらに、面13−1のボタン32の下方には、文字(記号等を含む)を入力するためのキーボード34が設けられている。即ち、キーボード34は、上述した図3のソフトキーボード50に対応するハードウェアとしてのキーボードである。
【0032】
さらに、そのキーボート34の下方には、非接触ICカード146(図5)と近距離無線通信を行い、非接触ICカード146に記録されている情報を読み出すリーダデバイス37が内蔵されており、面13−1側に近接された非接触ICカード146を検知し、非接触方式で無線通信を行う。
【0033】
本体部13の面13−1と垂直な面(側面)13−2の、図中上方には、リモートコントローラ(以下、単にリモコンと称する)や、外部のヘッドホンと接続し、接続したそれらに音声を出力するためのヘッドホンジャック24が設けられており、その下方には、押下および回転自在なジョグダイヤル25が面13−2から僅かに突出した状態で設けられており、その下方には、直前の操作を取り消したりするためのバックボタン26が設けられており、さらにその下方には、誤って他のボタンが押下された場合、それに対応する機能の実行を禁止するためのホールドスイッチ27が設けられている。
【0034】
本体部13の面13−1,13−2に垂直な面(図中下側の端面)13−4の、中央部には、クレードル等の付属機器を接続するためのコネクタ67が設けられている。
【0035】
図4は、PDA1の裏面の構成例を表している。図4に示されるように、ヒンジ部12の図中左側上部には、小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書き換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)の一種であるフラッシュメモリ素子を格納した、抜き差し自在なメモリカード143、または、メモリカード143と同様のインタフェースを有する機能拡張モジュール121が装着されるスロット64、メモリカード143内のデータが読み書きされている場合に点灯するランプ63、および、赤外線で他の装置と通信するための赤外線ポート62が設けられてい
る。
【0036】
メモリカード143は、スロット64やメモリカード143内に設けられたフラッシュメモリ素子用のコントローラの制御により、スロット64を介して供給された画像や音声、音楽等の各種情報(データ)を書き込んだり、記憶されている各種情報を読み出したりすることができるようになっている。したがって、PDA1は、このようなメモリカード143を挿着することができるために、メモリカード143を介して他の装置との間でデータの共有化を図ることができる。
【0037】
本体部13の面13−1の反対側の面13−3の中央部の図中左側には、PDA1をリセットするためのリセットボタン65が設けられており、その下方には、音声を出力するためのスピーカ66が設けられている。
【0038】
本体部13の面13−1,13−3に垂直な面(図中下側の端面)13−4の、中央部には、上述したように、コネクタ67が設けられており、その図中左方には、タッチペン35を収納する収納口68が設けられている。
【0039】
次に、図5は、PDA1の内部の構成例を示している。CPU(Central Processing Unit)131は、ROM(Read Only Memory)132に記憶されているプログラム、または記憶部139からRAM(Random Access Memory)133にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM133にはまた、CPU131が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0040】
CPU131、ROM132、およびRAM133は、バス134を介して相互に接続されている。このバス134にはまた、LCD28に表示させる画像を制御する表示制御部136が接続されている。
【0041】
表示制御部136には、CPU131の制御に基づいて、上述したカメラ22、および、LCD28の他、VRAM138が接続されている。表示制御部136は、カメラ22により撮像された画像を、VRAM138に記憶させ、そのVRAM138に記憶されている画像や、他のメモリ(RAM133、記憶部139、スロット64に接続されたメモリスティック143)に記憶されている画像を、LCD28に表示させる。
【0042】
バス134には、上述したキーボード34、各種ボタン22,32,33、および、ジョグダイヤル25等からなる入力部137、タッチパネル36、赤外線通信ポート62、メモリスティック143若しくは機能拡張モジュール121が装着されるスロット64、PDA1が内蔵するバッテリ(図示せず)を充電させるとともに、他の外部装置152との通信の中継装置となるクレードル91等が接続されるコネクタ67、リモコン101若しくはヘッドホン153と接続される音声出力部としてのヘッドホンジャック24、他の通信装置とブルートゥースを用いた無線通信を行うブルートゥースモジュール38、並びに、近接されたICカード146と近距離無線通信を行うリーダデバイス37が接続されている。
【0043】
なお、タッチパネル36により検出された座標は、バス134を介してCPU131に提供され、CPU131は、提供されたその座標に対応する所定の情報を取得する。
【0044】
バス134にはまた、必要に応じて、ハードディスクなどより構成される記憶部139が接続される。外部装置152に適宜装着される磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどから読み出されたコンピュータプログラムは、赤外線ポート62、ブルートゥースモジュール38、若しくはリーダデバイス37を介する無線通信、無線LANモジュール(機能拡張モジュール)121を介する無線通信、または、クレードル91を介する有線通信等の手段により、必要に応じてPDA1に対して供給され、記憶部139にインストールされる。または、スロット64に適宜装着されるメモリスティック143から読み出されたコンピュータプログラムも、必要に応じて記憶部139にインストールされる。
【0045】
バス134にはさらにまた、表示部11が本体部13に対して閉状態の場合、オン状態となり、かつ、表示部11が本体部13に対して開状態の場合、オフ状態となるLCD開閉スイッチ144、および、表示部11が所定の回動角度以上回動された場合にオン状態となるLCD回転スイッチ145が設けられている。
【0046】
即ち、この例においては、CPU131は、LCD開閉スイッチ144やLCD回転スイッチ145の、それぞれのオン状態またはオフ状態に基づいて、表示部11の本体部13に対する開閉の状態(以下、LCD開閉状態と称する)、および回動状態、並びに、カメラ22の回動状態を認識する。
【0047】
図6は、図5のリーダデバイス37の詳細な構成例を示している。
【0048】
制御部201は、CPU211、ROM212、RAM213、SCC(Serial Communication Controller)214、SPU(Signal Processing Unit)216、並びに、これらのCPU211乃至SPU216を相互に接続するバス215から構成されている。
【0049】
CPU211は、ROM212に格納されている制御プログラムをRAM213に展開し、例えば、非接触ICカード146から送信されてきた応答データや、図5のCPU131から供給される制御信号に基づいて、各種の処理を実行する。例えば、CPU211は、非接触ICカード146に送信するコマンドを生成し、それを、バス215を介してSPU216に出力したり、非接触ICカード146から送信されてきたデータの認証処理などを行ったりする。
【0050】
SCC214は、図5のCPU131から供給されてきたデータを、バス215を介してCPU211に供給したり、CPU211から、バス215を介して供給されてきたデータをCPU131に出力したりする。
【0051】
SPU216は、非接触ICカード146からの応答データが復調部208から供給されてきたとき、そのデータに対して、例えば、BPSK復調(マンチェスターコードのデコード)などを施し、取得したデータをCPU211に供給する。また、SPU216は、非接触ICカード146に送信するコマンドがバス215を介して供給されてきたとき、そのコマンドにBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調(マンチェスターコードへのコーディング)を施し、取得したデータを変調部202に出力する。
【0052】
変調部202は、発振部203から供給される所定の周波数(例えば、13.56MHz)の搬送波を、SPU216より供給されるデータに基づいて、ASK(Amplitude Shift Keying)変調し、生成された変調波を増幅部204に出力する。
【0053】
増幅部204は、変調部202から入力される変調波を増幅し、アンテナ206から電磁波として出力させる。また、増幅部204は、出力特性調整部205から指示に従い、変調部202、増幅部204、アンテナ37からなる送信系の出力インピーダンスの値を、予め用意されている複数の値の中から切り替える。
【0054】
増幅部204によって出力インピーダンス(あるいは出力インダクタンス)が切り替えられることにより、非接触ICカード146とリーダデバイス37の通信系のヌル点が変化する(移動する)ことになる。
【0055】
予め用意される出力インピーダンスの種類は、例えば2種類とする。このうち、一方の出力インピーダンスの値(以下、出力インピーダンスAと記述する)は、リーダデバイス37と非接触ICカード146との通信可能な領域が最も広くなる値とする。図7は、出力インピーダンスを出力インピーダンスAに設定したときの、本体部13の面13−1に設けられたリーダデバイス37の通信可能な領域(図中に*で示す)とヌル点(図中に空欄で示す)を表している。
【0056】
予め用意される他方の出力インピーダンスの値(以下、出力インピーダンスBと記述する)は、出力インピーダンスを出力インピーダンスAに設定したときのヌル点において通信可能となる値とする。図8は、出力インピーダンスを出力インピーダンスBに設定したときの、本体部13の面13−1に設けられたリーダデバイス37の通信可能な領域(図中に+で示す)とヌル点(図中に空欄で示す)を表している。
【0057】
なお、出力インピーダンスA,Bは、実験結果に基づいて定められる。勿論、予め用意される出力インピーダンスの種類は、2種類以上であってもかまわない。
【0058】
出力特性調整部205は、CPU211からの制御に基づき、増幅部204に対して出力インピーダンスの切り替えを指示する。出力インピーダンスを調整する処理については、図9以降を参照して後述する。
【0059】
アンテナ206は、所定の電磁波を輻射し、それに対する非接触ICカード146からの応答の有無に基づいて、非接触ICカード146が近接されたか否かを検出する。そして、例えば、非接触ICカード146が近接されたとき、アンテナ206は、非接触ICカード146と各種のデータを送受信する。
【0060】
増幅部207は、アンテナ206により受信された変調波(ASK変調波)を増幅して復調部208に出力する。復調部208は、増幅部207によって増幅された変調波(ASK変調波)を復調し、復調されたデータをSPU216に出力する。
【0061】
図9は、非接触ICカード146の詳細な構成例を示している。
【0062】
非接触ICカード146は、例えば、図に示すアンテナ(ループアンテナ)230およびコンデンサ231と、これら以外の構成が1チップに格納されたICから構成され、電磁誘導を利用してPDA1に設けられたリーダデバイス37等と各種のデータを半二重通信するものである。ただし、その形状は、カード状のものでなくてもよい。また、ICカードとは、説明の便宜上用いた名称であり、上述したような、または後述するような機能を意図するものである。この非接触ICカード146と基本的に同様の機能を提供するものとして、例えば、FeliCaチップ(登録商標)などがある。すなわち、例えば、携帯電話機にFeliCaチップを搭載すれば、当該携帯電話機を非接触ICカード146と同様に用いることができる。
【0063】
CPU221は、ROM222に格納されている制御プログラムをRAM223に展開し、非接触ICカード146の全体の動作を制御する。例えば、CPU221は、PDA1に設けられたリーダデバイス37等から輻射されている電磁波がアンテナ230において受信されたとき、それに応じて、非接触ICカード146に設定されているカード識別番号等を含むICカード情報をリーダデバイス37に通知したり、リーダデバイス37の要求に応じて、商取引の履歴情報をリーダデバイス37に供給したりする。
【0064】
アンテナ230とコンデンサ231により構成されるLC回路は、近傍に配置されたPDA1に設けられたリーダデバイス37等から輻射される所定の周波数の電磁波と共振する。インタフェース部229は、ASK復調部243において、アンテナ230を介して受信した変調波(ASK変調波)を包絡線検波して復調し、復調後のデータをBPSK(Binary Phase Shift Keying)復調部232に出力する。
【0065】
また、インタフェース部229は、アンテナ230において励起された交流磁界をASK復調部243により整流し、それを電圧レギュレータ241において安定化し、各部に直流電源として供給する。リーダデバイス37等から輻射される電磁波の電力は、後述するように非接触ICカード146に必要な電力を賄う磁界を発生させるように調整されている。
【0066】
また、インタフェース部229の発振回路244はPLL(Phase Locked Loop)回路を内蔵し、受信信号のクロック周波数と同一の周波数のクロック信号を発生する。
【0067】
さらに、インタフェース部229は、例えば、残金情報等の要求をPDA1に設けられたリーダデバイス37等に送信する場合、BPSK変調部228から供給されるデータに対応して、例えば、所定のスイッチング素子(図示せず)をオン/オフさせ、スイッチング素子がオン状態であるときだけ、所定の負荷をアンテナ230に並列に接続させることにより、アンテナ230の負荷を変動させる。
【0068】
ASK変調部242は、アンテナ230の負荷の変動により、BPSK変調部228より供給されたBPSK変調波をASK変調し、その変調成分を、アンテナ230を介してリーダデバイス37に送信する(リーダデバイス37のアンテナの端子電圧を変動させる)(ロードスイッチング方式)。
【0069】
BPSK復調部232は、ASK復調部243で復調されたデータがBPSK変調されている場合、図示せぬPLL回路から供給されるクロック信号に基づいて、そのデータの復調(マンチェスターコードのデコード)を行い、復調したデータをデータ受信部233に出力する。データ受信部233は、供給されてきたデータをCPU221に適宜出力する。CPU221はこのデータをRAM223またはEEPROM224に記憶させる。
【0070】
EEPROM224に記憶されたデータは、CPU221により読み出され、データ送信部227に供給される。BPSK変調部228は、データ送信部227から供給されてきたデータにBPSK変調(マンチェスターコードへのコーディング)を行い、それをASK変調部242に出力する。
【0071】
EEPROM224には、電子マネー情報等が記憶される。ユーザは、この電子マネーを利用して、購入した商品、サービス等の代金を決済することができる。決済の履歴もEEPROM224に記憶される。
【0072】
ここで、非接触ICカード146の仕様の例を図10に示す。上述したように、リーダデバイス37と非接触ICカード146間の通信は、半二重により行われ、その通信速度は、例えば、211.875kbpsとされる。
【0073】
また、リーダデバイス37から非接触ICカード146に対する電力電送、およびデータ転送、並びに、非接触ICカード146からリーダデバイス37に対するデータ転送により使用される周波数帯域の中心周波数は、例えば、13.56MHzとされる。
【0074】
リーダデバイス37から非接触ICカード146に対するデータ転送は、上述したように、マンチェスターコードにコード化されたデータをASK変調することにより行われ、その変調度(データ信号の最大振幅/搬送波の最大振幅)は、例えば、約0.1とされる。また、非接触ICカード146からリーダデバイス37に対するデータ転送は、上述したように、ロードスイッチング方式により出力データを送信信号に変換する(出力データに応じてスイッチング素子をオン/オフさせることによりアンテナ230の負荷を変動させる)ことにより行われる。
【0075】
ユーザは、上述したリーダデバイス37の機能を用いて、非接触ICカード146に記憶されている商取引(決済)の履歴情報や、非接触ICカード146に記憶されている(チャージされている)電子マネーの残高情報等をPDA1のLCD28に表示させることができる。
【0076】
すなわち、ユーザが、PDA1を操作し、上述した処理を行うためのアプリケーションを起動させ、非接触ICカード146をPDA1の面13−1のリーダデバイス37上の位置に近接させると、PDA1のCPU131は、リーダデバイス37を制御して、上述した非接触ICカード146より履歴情報等を読み取り、LCD28に表示させる。
【0077】
次に、出力特性調整部205からの指示に基づいて増幅部204が出力インピーダンスを調整する処理(以下、出力インピーダンス調整処理と記述する)について、図11を参照して説明する。この出力インピーダンス調整処理は、リーダデバイス37の通信機能をオンとさせるユーザの操作(例えば、LCD28に表示されたソフトボタン(ICカードビューアA)41−8を押下する操作)に対応して開始される。
【0078】
ステップS1において、増幅部204は、出力特性調整部205からの指示に従い、出力インピーダンスを出力インピーダンスAに設定する。ステップS2において、増幅部204は、変調部202から供給されている非接触ICカード146に対する通信確認用コマンドの変調波をアンテナ37から出力させる。
【0079】
ステップS3において、制御部201は、ステップS2で送信した通信確認用コマンドに対する非接触ICカード146からの応答を受信できたか否かを判定する。非接触ICカード146からの応答を受信できたと判定された場合、現在設定されている出力インピーダンスが維持されて、非接触ICカード146に記録されている情報が読み出され、リーダデバイス37の動作が終了される(正常終了)。
【0080】
ステップS3において、非接触ICカード146からの応答を受信できていないと判定された場合、処理はステップS4に進む。ステップS4において、制御部201は、ステップS2で通信確認用コマンドを送信した後、所定の時間(数100ミリ秒乃至数秒)が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過していないと判定した場合、ステップS3に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0081】
ステップS4において、ステップS2で通信確認用コマンドを送信した後、所定の時間が経過したと判定された場合、非接触ICカード146が現在の出力インピーダンスにおけるヌル点に位置していると判断されて、処理はステップS5に進む。ステップS5において、増幅部204は、出力特性調整部205からの指示に従い、出力インピーダンスをもう一方(いまの場合、出力インピーダンスB)に切り替える。この後、処理はステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0082】
以上説明した出力インピーダンス調整処理によれば、図7に示された出力インピーダンスAの状態における通信可能な領域内に存在するヌル点が、出力インピーダンスBに切り替えられたことにより図8に示された通信可能となる。これらの状態が交互に繰り返されるので、実質的に、図12に示すように、通信可能な領域内に存在していたヌル点(図中に空欄で示す)が減少されることになる。したがって、非接触ICカード146との通信の成功率を向上させることができる。
【0083】
なお、上述した一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムがPDA1に、ネットワークや記録媒体からインストールされる。ただし、記録媒体は、PDA1に直接装着される場合のみならず、必要に応じて他の装置に装着される場合もある。この場合、他の装置とPDA1が相互に通信を行うことで、プログラムがPDA1にインストールされる。
【0084】
この記録媒体は、図5に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを供給するために配布される、プログラムが記憶されているメモリカード143といった半導体メモリのみならず、図示は省略するが、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、もしくは光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)などよりなるパッケージメディアにより構成されることができる。さらに、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに供給される、プログラムが記憶されているROM132や、ハードディスクとしての記憶部139などで構成される。
【0085】
なお、以上においては、各フローチャートに示される処理は、ソフトウェアにより実行するようにしたが、各処理を実行するハードウェアを用意するようにして、ハードウェアにより実行されるようにすることも、もちろん可能である。
【0086】
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0087】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0088】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、通信可能な領域内に存在するヌル点を回避してICカードと非接触通信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるPDAの正面の構成例を示す斜視図である。
【図2】図1のPDAのLCDに表示される画像の例を示す斜視図である。
【図3】図1のPDAのLCDの文字入力エリアに表示される画像の例を示す図である。
【図4】図1のPDAの裏面の構成例を示す斜視図である。
【図5】図1のPDAの内部の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5のリーダデバイスの詳細な構成例を示すブロック図である。
【図7】ヌル点の例を示す図である。
【図8】ヌル点の他の例を示す図である。
【図9】図5のリーダデバイスに対応する非接触ICカードの構成例を示すブロック図である。
【図10】図7の非接触ICカードの仕様の例を示す図である。
【図11】リーダデバイスの出力インピーダンス調整処理を説明するフローチャートである。
【図12】出力インピーダンス調整処理により、ヌル点が減少したことを示す図である。
【符号の説明】
1 PDA , 13 本体部, 37 リーダデバイス, 146 非接触ICカード, 201 制御部, 204 増幅部, 205 出力特性調整部,206 アンテナ

Claims (4)

  1. 情報の記録が可能なICカードと非接触方式で通信を行い、前記ICカードに記憶されている情報を読み出す読み出し手段を備え、バッテリによって駆動される携帯型の情報処理装置において、
    前記読み出し手段は、
    前記ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドを送信する送信手段と、
    送信された前記通信確認用コマンドに対する前記ICカードからの応答を受信する受信手段と、
    前記ICカードからの前記応答が受信されない期間、前記送信手段の出力インピーダンスを、予め用意されている2種類の値に交互に変更する処理を繰り返す変更手段とを含み、
    前記予め用意されている2種類の値の一方は、前記ICカードとの通信可能な領域が最も広くなる値である
    情報処理装置。
  2. 前記読み出し手段を備えた情報処理装置の筐体は、金属製である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 情報の記録が可能なICカードと非接触方式で通信を行い、前記ICカードに記憶されている情報を読み出す読み出し手段を備え、バッテリによって駆動される携帯型の情報処理装置の制御方法において、
    前記読み出し手段による、
    前記ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドを送信する送信ステップと、
    送信された前記通信確認用コマンドに対する前記ICカードからの応答を受信する受信ステップと、
    前記ICカードからの前記応答が受信されない期間、前記送信ステップの出力インピーダンスを、予め用意されている2種類の値に交互に変更する処理を繰り返す変更ステップとを含み、
    前記予め用意されている2種類の値の一方は、前記ICカードとの通信可能な領域が最も広くなる値である
    制御方法。
  4. 情報の記録が可能なICカードと非接触方式で通信を行い、前記ICカードに記憶されている情報を読み出す読み出し手段を備え、バッテリによって駆動される携帯型の情報処理装置の制御用のプログラムであって、
    前記読み出し手段に、
    前記ICカードに対して通信可能であることを確認するための通信確認用コマンドを送信する送信ステップと、
    送信された前記通信確認用コマンドに対する前記ICカードからの応答を受信する受信ステップと、
    前記ICカードからの前記応答が受信されない期間、前記送信ステップの出力インピーダンスを、予め用意されている2種類の値に交互に変更する処理を繰り返す変更ステップと
    を含む処理を実行させ
    前記予め用意されている2種類の値の一方は、前記ICカードとの通信可能な領域が最も広くなる値である
    プログラム。
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