JP4196051B2 - 多灯閃光制御システム及びスレーブ閃光器、閃光器 - Google Patents

多灯閃光制御システム及びスレーブ閃光器、閃光器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の閃光発光器の発光量を最適量に制御する多灯閃光制御システム及びスレーブ閃光器、閃光器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の多灯閃光制御システムは、複数の閃光発光器を用いて撮影を行う、いわゆる多灯撮影を行うときに、それら複数の閃光発光器(以後、SBと呼ぶ)のそれぞれの発光量を最適に制御する多灯制御を行うシステムであり、以下のような様々な例が知られている。
【0003】
例えば、特開2000―89308号公報の装置は、図25に示すように、主灯(以後、マスターSBと呼ぶ)72、副灯(以後、スレーブSBと呼ぶ)73,74の全ての発光量を、カメラ71からの指示値によって制御している。図25のように、全てのSB72,73,74が同一被写体75を照明している場合には、それら照明光の合計が適正露出を与えるように、カメラ71で測光して発光量を算出してやれば良い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図23のように、各SB72,73,74が別々の被写体75,76,77を照明している場合には、各SB72,73,74は、被写界上の一部分しか照明していないために、カメラ側で各SB72,73,74の適正発光量を算出するのが困難である。
【0005】
更に、図24のように、スレーブSB74をカメラに向けて正対させた場合には、カメラにSB光が直接入射するために、適正発光量を演算することが不可能となる。
そのような場合の対策として、スレーブSB73,74を、SB自身に内蔵された外部調光センサによって調光させるというやり方がある。その場合には、各スレーブSB73,74は、自身の照明範囲のみを外部調整センサによって調光するので、各SB73,74の発光量は適正に制御される。
【0006】
しかし、その場合には、マスターSB72とスレーブSB73,74を別々に発光させなければ、お互いの光を測光してしまい、適正光量に制御されない場合があった。また、別々に発光させるために時分割で制御させると、発光制御にかかる時間が長くなるため、シャッタータイムが長くなってしまい、速いシャッタータイムで撮影することができないという問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、上述したように複数の閃光発光器が別々の被写体を照明しているシーンにおいても、適正光量に制御することが可能で、かつ、発光制御時間を短く押さえ、速いシャッタータイムで撮影可能な多灯閃光制御システム及びスレーブ閃光器、閃光器を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、予備発光及び本発光を行う第1閃光発光部と、前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1閃光測光部と、前記第1閃光測光部の出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部と、予備発光及び本発光を行う第2閃光発光部と、前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、を含む多灯閃光制御システムである。
【0009】
請求項2の発明は、マスタ閃光器と、スレーブ閃光器と、カメラ本体内に設けられ、閃光器の発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1閃光測光部と、を含むカメラの多灯閃光制御システムであって、前記マスタ閃光器は、予備発光及び本発光を行う第1閃光発光部と、前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記第1閃光測光部で測光した出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部と、を備え、前記スレーブ閃光器は、予備発光及び本発光を行う第2閃光発光部と、前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、を備えることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0010】
請求項3の発明は、マスタ閃光器と、スレーブ閃光器と、カメラ本体内に設けられ、閃光器の発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1閃光測光部と、を含むカメラの多灯閃光制御システムであって、第1の閃光器グループは、予備発光及び本発光を行う少なくとも1つの閃光発光器を有する第1閃光発光部と、前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記第1閃光測光部で測光した出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部と、を備え、第2の閃光器グループは、予備発光及び本発光を行う少なくとも1つの閃光発光器を有する第2閃光発光部と、前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、を備えることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0011】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第1閃光発光部と前記第2閃光発光部とは、前記予備発光が別々に行われ、前記本発光が同時に行われることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0012】
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第2閃光測光部は、前記第2閃光発光部の光軸と略同じ方向から測光することを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0013】
請求項6の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の灯閃光制御システムにおいて、前記第2閃光発光部の予備発光は、単発の発光により行われることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0014】
請求項7の発明は、請求項6に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第2閃光測光部は、測光値が所定量になると予備発光を停止させる調光機能を有し、前記第2閃光発光部の予備発光は、前記調光機能により光量制御されることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0015】
請求項8の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第1閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、前記複数の閃光発光器は同時に予備発光を行うことを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0016】
請求項9の発明は、請求項8に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第1閃光発光部の予備発光は、所定発光量の小発光を繰り返して行うことを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0017】
請求項10の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第2閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、前記複数の閃光発光器は同時に予備発光を行うことを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0018】
請求項11の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第2閃光発光部は、前記第1閃光発光部からの指示信号に従って、予備発光及び本発光を開始することを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0019】
請求項12の発明は、請求項1に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部を備えることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0020】
請求項13の発明は、請求項2に記載の多灯閃光制御システムにおいて、予備発光及び本発光を行い、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部,前記第3閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第3閃光測光部、及び、前記第3閃光測光部の出力に基づいて、前記第3閃光発光部の本発光量を算出する第3発光量算出部を備える他のスレーブ閃光器とを含むこと特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0021】
請求項14の発明は、請求項3に記載の多灯閃光制御システムにおいて、予備発光及び本発光を行い、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う、少なくとも1つの閃光発光器を有する第3閃光発光部,前記第3閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第3閃光測光部、及び、前記第3閃光測光部の出力に基づいて、前記第3閃光発光部の本発光量を算出する第3発光量算出部を備える第3の閃光器グループとを含むこと特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0022】
請求項15の発明は、請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第3閃光発光部の予備発光は、単発の発光により行われることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0023】
請求項16の発明は、請求項15に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第3閃光測光部は、測光値が所定量になると予備発光を停止させる調光機能を有し、前記第3閃光発光部の予備発光は、前記調光機能により光量制御されることを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0024】
請求項17の発明は、請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、前記第3閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、前記複数の閃光発光器は、同時に予備発光を行うことを特徴とする多灯閃光制御システムである。
【0025】
請求項18の発明は、カメラ本体内に設けられ且つ閃光器の発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1の閃光測光部と、予備発光及び本発光を行う第1閃光発光部、及び前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記第1閃光測光部で測光した出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部を備えるマスタ閃光器と共に使用されるスレーブ閃光器であって、予備発光及び本発光を行う第2閃光発光部と、前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、を備えることを特徴とするスレーブ閃光器である。
【0026】
請求項19の発明は、請求項18に記載のスレーブ閃光器を用いるカメラの多灯閃光制御システムであって、予備発光及び本発光を行い、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部と、前記第3閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第3閃光測光部と、前記第3閃光測光部の出力に基づいて、前記第3閃光発光部の本発光量を算出する第3発光量算出部と、を備える他のスレーブ閃光器を含むこと特徴とする多灯閃光制御システムである。
請求項20の発明は、撮影時に撮影レンズが装着されたカメラ本体と共に使用される閃光器であって、予備発光及び本発光を行う閃光発光部と、前記閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する閃光測光部と、前記閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、前記閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記閃光発光部の本発光量を算出する発光量算出部と、を備えることを特徴とする閃光器である。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わるカメラの多灯閃光制御システムの光学系を示した図である。
この多灯閃光制御システムは、カメラ本体30,撮影レンズ本体40,マスターSB50及びスレーブSB60等によって構成される。
【0028】
撮影時以外でSBが発光していない状況では、いわゆる周囲光は、撮影レンズ1を通過し、メインミラー2によって上方に反射され、拡散スクリーン3上にいったん結像する。その後に、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、接眼レンズ6を通って、撮影者の目に到達する。
【0029】
一方、拡散スクリーン3によって拡散された光束の一部は、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、測光用プリズム7、測光用レンズ8を通して定常光用の測光素子9上へ再結像される。
【0030】
測光素子9は、例えば、CCD(チャージ・カップルド・デバイス)等の受光素子が用いられており、図3(a)に示すように、被写界を22×15の330領域に分割して測光し、それぞれの測光値を出力可能な構造になっている。
また、それぞれの領域は、図3(b)に示すように、R(赤)G(緑)B(青)の3色の測光セルを持ち、それぞれの色に分解して測光可能になっている。
【0031】
撮影時には、まず、絞り10が所定値まで絞られると同時に、メインミラー2が跳ね上げられる。その後に、予備発光としてマスターSB50の閃光発光部17から発した光束は被写体によって反射され、撮影レンズ1によってシャッター11上に略結像される。
シャッター11で反射、拡散された一部の光束を調光用レンズ14を通して調光素子15へ再結像させて、閃光測光を行う。本発光時には、シャッター11を開き、例えば、CCD(チャージ・カップルド・デバイス)等によって構成される撮像素子12の受光面上に光束を結像させる。
【0032】
調光素子15は、SPDとSPDからの光電流を蓄積するコンデンサ、増幅アンプ等によって構成され、図5に示すように、領域S1〜S5に5分割されており、それぞれ図3のB1〜B5と対応している。
【0033】
また、メインミラー2は、一部の光を透過するハーフミラーになっており、透過した光束の一部は、サブミラー13によって下へ折り曲げられ、例えば、CCD(チャージ・カップルド・デバイス)等によって構成される焦点検出部16へ導かれる。焦点検出部16では、図4に示す被写界の焦点検出領域F1〜F5についての焦点状態を検出し、その何れかの領域の焦点が合焦状態になるまで撮影レンズ1を駆動する。どの焦点検出領域を合焦させるかは、撮影者による手動選択、至近選択等がある。
【0034】
マスターSB50は、閃光発光部17と、自身の発光量をモニターする発光モニター部18とから構成される。
また、スレーブSB60は、第2閃光発光部19と、自身の発光量をモニターする第2発光モニター部20と、適正光量への制御を行う調光制御部21とから構成される。
【0035】
図2は、本発明の実施形態の概略の構成を示すブロック図である。
カメラ本体30内の制御は、全てマイクロプロセッサであるカメラマイコン31によって行われる。この制御は、以下に示す、測光・露出関連、オートフォーカス関連、マスターSB制御関連、スレーブSB制御関連に大別される。
【0036】
(測光・露出関連)
定常光測光部32は、図3に示したように、被写界を22×15の330領域に分割して測光する回路であり、その測光出力は、カメラマイコン31へ出力される。カメラマイコン31は、定常光測光部32からの出力と、撮影レンズ40に設けられたレンズマイコン41内に格納された撮影レンズ(レンズ光学系)1の開放F値、焦点距離、射出瞳位置などのレンズ情報、感度設定部34からの撮像素子12の感度情報等に基づいて、定常光露出に関する適正露出値を算出し、それを絞り値とシャッター値とに分解して、絞り制御部37やシャッター11へ出力する。絞り制御部37は、レリーズスイッチ35からのレリーズ信号に応じて、絞り10の絞り込み/復帰の制御を行う。
【0037】
(オートフォーカス関連)
焦点検出部16は、図4に示したように、被写界の5領域についての焦点状態を検出する。その情報は、カメラマイコン31で処理され、レンズ駆動量となってレンズ駆動部36へ出力され、更に、レンズ本体40内のレンズ光学系1を合焦状態まで駆動する。
【0038】
(マスターSB制御関連)
カメラマイコン31は、測光値、絞り値、感度値、距離値、閃光発光部のバウンス状態などに基づいて、閃光測光部33の設定ゲインを算出してゲイン設定を行う。その後に、カメラマイコン31は、マスターSB50本体内のSBマイコン51を通じて閃光発光部17を予備発光させ、閃光測光部33は、その被写体反射光量に応じた光電流を積分する。カメラマイコン31は、その積分値を基にして、本発光量指示値を算出し、再び、SBマイコン51へ本発光指示値を出力する。
【0039】
SBマイコン51は、その本発光量指示値と自らの発光モニター部18によって測光した予備発光値とから本発光量を算出し、撮影時の発光トリガ信号(X信号)によって発光し、発光量を適正光量に制御する。
データ設定部53には、撮影者により多灯制御のモード(後述する)が設定される。送信部52は、スレーブSB60に対してコード信号を発信する。尚、信号を閃光発光によるパルス発光で行う場合には、発信部52と閃光発光部17とを兼用することが可能である。
【0040】
(スレーブSB制御関連)
第2SBマイコン61は、受信部62で予備発光指示と絞り値、感度値、調光補正値などが考慮された調光パラメータの信号を受信すると、調光制御部21に予備発光に必要な調光パラメータを設定して、第2閃光発光部19を発光させ予備調光を行う。その際に、第2発光量モニター部20により自身の発光量を測定しておき、その測定値と設定した調光パラメータとから、最適な本発光量を算出する。その後に、受信部62に本発光指示のトリガ信号を受信すると、所定の時間を計時した後に、算出された発光量に基づいた本発光制御を行う。尚、信号を調光制御部21のセンサによって受信する場合には、受信部62と調光制御部21とを兼用することが可能である。
【0041】
図3(a)は、測光素子9の分割状態を被写界に照らし合わせて示した図である。測光素子9は、被写界のほぼ全面を330分割して測光し、それぞれの測光値を出力できるようになっている。また、測光領域を閃光測光部33の分割形状に合わせて平均化した領域B1〜B5の測光値を出力可能になっている。
図3(b)は、それぞれの測光領域がRGBの3色の測光領域に分割されているところを示した図である。
【0042】
図4(a)は、焦点検出部16の検出領域を被写界に照らし合わせて示した図である。F1〜F5の5領域についての焦点状態をそれぞれ検出可能になっている。
図4(b)は、焦点検出部16の光学系を詳しく示した図である。撮影レンズ1、視野マスク16a、フィールドレンズ16b、セパレータレンズ16c、AF用センサ16dからなる。
【0043】
図5は、閃光測光部33の光学系と測光領域の分割形状を示した図である。シャッター面に入射し結像した被写体像を、3連の調光用レンズ14により調光素子15上に再結像させ、S1〜S5の5領域に分割してそれぞれ光電変換された電荷を蓄積する構成になっている。ここで、S1〜S5の各領域と番号の関係は、図3(a)における測光領域B1〜B5の各領域の番号と対応している。また、絞りマスク15aは、隣のレンズからの入射光がセンサ上に迷光として入らないようにカットする。
【0044】
図6(a)は、調光素子15の端子とその役割をわかりやすく説明した図である。C1〜C5は、それぞれ領域S1〜S5の光電流を蓄積する外付けコンデンサ、SCは、ストップ信号を出すためにS1〜S5の光電流を加算して蓄積する外付けコンデンサ、Vrefは温度比例電圧出力端子、stopは、ストップ信号出力端子、CSR,CSG,CLKは、アンプ・ゲインと読み出しチャンネルの設定を切り替えるための端子であり、設定方法は、それぞれ図6(b)および(c)の所で説明する。
ISは、蓄積開始/終了を行う端子、DAは、各領域のアンプ・ゲインを入力する端子、ADは、各領域の測光積分値の出力端子である。
【0045】
図6(b)は、調光素子15の各領域のアンプ・ゲインの設定方法を示した図である。CSG端子をHレベルにしたまま、CSR端子をLレベルに下げ、その後にCLK端子にクロック信号を入力すると、Lレベルへの立ち下がりに同期してチャンネルが切り替わる。CLK端子がLレベルの間に、DA端子を設定ゲインに応じた電圧レベルにすることによって、そのチャンネルのゲインが設定される。Ch1〜Ch5は、それぞれS1〜S5に対応している。
【0046】
図6(c)は、調光素子15の各領域の測光積分値の読み出し方法を示した図である。CSR及びCSG端子をLレベルに下げた後に、CLK端子にクロック信号を入力すると、Lレベルへの立ち下がりに同期してチャンネルが切り替わり、各領域の測光積分値が測光値に応じた電圧レベルとなってAD端子に出力される。
【0047】
図7は、レリーズ時の基本動作をわかりやすく説明したタイミングチャートである。話を簡単にするために、マスターSBのみが装着された1灯制御の場合について説明する。
レリーズ信号が入力されて絞り込みが完了すると、閃光測光部33のゲイン設定(ゲイン設定1)が行われる。ゲインの算出方法は後で詳しく説明する。その後、閃光発光部17及び閃光測光部33のウォーム・アップのために、小発光のカラ打ちが2発行われた後に、IS端子が立ち下げられて積分(積分1)が開始されると同時に予備発光が行われる。
【0048】
測光積分値が適当なレベルに達したか、小発光の回数が最大数(例えば、16回程度)になったところで予備発光が終了し、積分値の読み出し(読み出し1)が行なわれた後に、IS端子を立ち上げ、積分値のリセットを行う。予備発光時の積分値には、SB光の反射光の他に定常光成分も含まれているため、予備発光終了後に定常光のみの積分を行い、後の演算処理において、定常光成分を予備発光積分値から差し引く演算を行う。
【0049】
ゲイン設定2において、定常光積分のためのゲイン設定を行い、その後、予備発光のときと同様にIS端子を立ち下げ、定常光積分(積分2)を行う。定常光積分のゲイン設定と積分時間については後述する。定常光積分が終了したら積分値を読み出し(読み出し2)た後に、IS端子を立ち上げて、積分値をリセットする。その後に、後述するアルゴリズムによって、本発光量を算出してその値をSBマイコン51を通じて閃光発光部17へ通信し、撮影と同時に、本発光制御を行い撮影が完了する。
【0050】
本実施形態の多灯制御では、原理的には、増やせるスレーブSBの個数に制限はない。また、各SBは、最大A,B,Cの3グループにグループ分けされ、各グループに所属しているSBは、同一の動作をする。スレーブSBをどのグループに所属させるかは、スレーブSB本体にスイッチを設けて設定するようにすればよい。一方、マスターSBは、必ず、Aグループに所属するものとする。また、各グループ毎に調光補正量などを設定することができ、その設定は、マスターSBに設けられたデータ設定部53によって設定するものとする。
【0051】
図8は、マスターSBにスレーブSBを1つ追加した場合のタイミングチャートを簡単に示した図である。この場合は、マスターSB、スレーブSB共にAグループの場合であり、これをマスター(A)、スレーブ(A)と表すことにする。まず、図7で示した予備発光の最初のカラ打ち2発の時間間隔で、これからどの多灯制御モードを行うかを宣言する。
【0052】
多灯制御モードには、設定されているグループ数に応じて、図15に示すように、スレーブA、スレーブB、スレーブC、スレーブAB、スレーブAC、スレーブBC、スレーブABCの7モードがある。これらのモードに対して、カラ打ち2発の時間間隔が100〜160μsまで10μs刻みで定義されている。スレーブSBは、予備発光を図1に示す調光制御部21の受光センサでモニターしており、この時間間隔によって、これから行われる多灯制御モードを識別し、自身の所属するグループと照らし合わせて所定の制御を行う。
【0053】
図8の場合、マスター(A)となるマスターSBの他には、スレーブ(A)しか存在しないので、多灯制御モードは、スレーブA、即ち時間間隔は100μsである。カラ打ち2発が終わると、マスター(A)は、測光積分値が適当なレベルに達するか、小発光の回数が最大数(16回程度)になるまで小発光の予備発光を行う。
このとき、スレーブ(A)は、マスター(A)の予備発光に追従して自身も小発光による予備発光を行う。小発光のガイドナンバーは、そのSBそれぞれに応じて予め定められているものである。スレーブ(A)は、小光量の予備発光の間隔を計時しておき、所定値(400μs程度)以上の時間が経っても次の小発光が来ない場合には、予備発光が終了したと判定する。
【0054】
閃光測光部33は、マスター(A)とスレーブ(A)の予備発光によって照明された被写体を測光しており、その測光結果から、例えば本出願人による特開平11−183978号公報などの手法により適正本発光量を求め、それを予備発光量の倍数値Kに換算してマスター(A)にマイコン間通信により伝達する。
マスター(A)は、倍数値Kをコード化したパルス発光により、その値をスレーブ(A)に伝達する(Aデータ)。
コード化は、図15に示すように、8ビット数を所定の時間間隔(200μs〜2750μs)に割り当て、2発の小発光の時間間隔として表す。
【0055】
スレーブ(A)は、2発の小発光の時間間隔を計測して倍数値Kを読みとり、自身の予備発光量に乗じて本発光量GNAを算出する。その後、マスター(A)から本発光を指示するコード信号(本発光トリガ)を発信する。
【0056】
図15に示すように、本発光トリガ信号は、時間間隔が190μsの2発の小発光によって定義されている。カメラは、この本発光トリガ信号を発信した後に、シャッターを開き始める。なぜなら、このトリガー発光が撮影されないためである。通常、シャッターが開ききるまでには、約3ms程度の時間を有する。従って、本発光トリガ受信後、3ms後に本発光を開始するように定義しておく。本発光トリガ信号から3ms後に、マスター(A)は、カメラ本体30からのX接点信号により、また、スレーブ(A)は、自身のタイマーにより3msを計時して、同時に本発光を行い制御が完了する。
【0057】
図9は、マスター(A)とスレーブ(B)による多灯制御の場合を簡単に示した図である。まず、図8と同様に、カラ打ち2発の時間間隔(この場合は、110μs)によって、スレーブBモードを宣言する。その後、マスター(A)は、予備発光を行うが、スレーブ(B)は追従しない。予備発光が終了すると、カメラ本体内では、マスター(A)の本発光量の倍数値Kを算出する。
【0058】
その後、マスター(A)は、スレーブ(B)の予備発光を指示するコード信号(=Bトリガ、時間間隔170μsの発光)とBグループに対して設定されている調光補正量(Bデータ)を発信する。Bデータの形式は、Aデータと同様の8ビット信号である。Bトリガを受信したスレーブ(B)は、その後のBデータを解読して予備調光パラメータに設定した後、直ちに予備調光を行う。
【0059】
予備調光は、自身に設けられた調光制御部21により行い、同時に、第2発光モニター部20により、自身が発光した予備発光量をモニターしておく。そして、調光制御部21の出力とモニターした予備発光量とから適正の本発光量GNBを算出する。通常、予備発光時には、調光制御部21のアンプゲインは高めに設定しておき、比較的小発光量で調光動作が終了するようにして、本発光時のエネルギーを温存しておく。
その後に、図8と同様に、本発光トリガが発信され、所定の時間後にマスター(A)とスレーブ(B)が同時に本発光を行い制御が完了する。
【0060】
図10は、マスター(A)とスレーブ(C)による多灯制御の場合を簡単に示した図であるが、モード指定信号がスレーブC(120μs間隔)であることと、Bトリガの代わりにCトリガ(180μs間隔)、Bデータの代わりにCデータ(形式は同様)になっていること以外は、図9と同様であるので、説明は省略する。
【0061】
図11は、マスター(A)とスレーブ(A)とスレーブ(B)による多灯制御の場合を簡単に示した図であるが、制御内容は、図8と図9の組み合わせであるので説明を省略する。
【0062】
以下同様に、各モードでの制御を簡単に示した図であるが、内容は上述のものから類推可能であるので詳細な説明は省略する。
図12は、マスター(A)とスレーブ(A)とスレーブ(C)による多灯制御の場合を簡単に示した図である。
図13は、マスター(A)とスレーブ(B)とスレーブ(C)による多灯制御の場合を簡単に示した図である。
図14は、マスター(A)とスレーブ(A)とスレーブ(B)とスレーブ(C)による多灯制御の場合を簡単に示した図である。
【0063】
図15は、2パルスの発光時間間隔によって示す信号の意味を分かりやすくまとめた表である。
但し、時間間隔の数値は一例であって、制御の都合で自由に設計してかまわない。また、カメラのシャッター走行時間は機種により異なるので、機種に応じて本発光トリガ時間を複数定義しておくことも可能である。
【0064】
図16は、カメラマイコン31のプログラムを示したフローチャートである。カメラのレリーズスイッチ35が半押しされることによって、カメラの電源が入り、本プログラムが実行される。以下ステップ毎に説明する。
S101では、カメラの撮影前処理を行う。詳細は後述する。
S102では、レリーズが全押しされたか否かを判定する。肯定の場合には、S103へ進み、否定の場合には、S115へジャンプする。
S103では、ミラーアップ、絞り込みを行う。
S104では、マスターSBを2発カラ打ちさせ、その時間間隔によって多灯制御モードをスレーブSBに宣言する。
S105では、予備発光処理Aを行う。詳細は後述する。
【0065】
S106では、スレーブ(B)が設定されているか否かを判定する。肯定の場合には、S107へ進み、否定の場合には、S108へ進む。
S107では、スレーブ(B)に予備発光をさせるためのBトリガ、Bデータを発信する。
S108では、スレーブ(C)が設定されているか否かを判定する。肯定の場合には、S109へ進み、否定の場合には、S110へ進む。
S109では、スレーブ(C)に予備発光をさせるためのCトリガ、Cデータを発信する。
S110では、マスター(A),スレーブ(A)に対する倍数値K(Aデータ)を発信する。
【0066】
S111では、本発光トリガ信号を発信する。
S112では、シャッターを開く。必要ならば、本発光までの時間を計時してタイミングを合わせ込む。
S113では、X接点を閉じて本発光を行うと同時に、撮像素子12への露出を行う。
S114では、シャッター、絞り、ミラーを初期位置に復帰させる。
S115では、半押しタイマー起動後所定時間経過したか否かを判別し、所定時間内であれば、ステップS101へ戻って処理を繰り返し、タイマー切れであれば、処理を終了する。
【0067】
図17は、撮影前処理の制御内容を示したサブルーチンフローチャートである。図16のS101が実行されると本サブルーチンが呼び出されて実行される。以下、ステップ毎に説明する。
S201では、カメラの諸設定(感度、測光モード、露出モードなど)を読み出す。
S202では、レンズ通信により、撮影レンズの焦点距離、開放F値、射出瞳距離、距離データなどを読み出す。
S203では、SB通信により、マスターSBの予備発光1発当たりの光量、最大本発光量、SBの状態(バウンス状態か否か)等を読み出す。
S204では、定常光測光を行い、B1〜B5の測光値等を算出する。
【0068】
S205では、測光値を基に公知の手法により適正露出値を算出し、露出モードに応じて絞り値、シャッター値を算出する。
S206では、焦点検出を行う。
S207では、焦点検出の状態に応じてデフォーカス量が0になるまでレンズを駆動し、ピントを合わせる。
S208では、合焦位置での撮影レンズのピント距離を被写体距離と見なし、その値をレンズマイコン41から読み出す。
【0069】
図18は、予備発光処理Aの制御内容を示したサブルーチンフローチャートである。図16のS105が実行されると、本サブルーチンが呼び出されて実行される。以下、ステップ毎に説明する。
S301では、閃光測光部33のICに設定するゲイン値を算出する。算出する方法としては、本出願人による特願平11−153253号公報などの手法がある。
S302では、図7に説明した手順で予備発光積分を行う。
S303では、図7に説明した手順で定常光積分を行う。
S304では、予備発光積分値と定常光積分値とに基づいて、そのシーンでの標準露光量を与える発光量に関連する値であるGV値を算出する。GV値の詳細については、本出願人による特願平11−153253号公報に詳しく記載してあるのでここでは説明を省略する。
S305では、GV値などを基に各調光領域の重みwt[i] とレベル補正値deltaYを算出する。算出方法は、本出願人による特願2001−119962号公報に詳しく記載してあるので、ここでは説明を省略する。
S306では、撮影時の本発光倍数値Kを算出する。この算出方法も、上記公報に詳しく記載してあるのでここでは説明を省略する。
【0070】
図19はスレーブSB50内のSBマイコン51の制御内容を示したフローチャートである。以下、ステップ毎に説明する。
S401では、データ設定部53から設定されたスレーブモード(A、B、C等)を読み込む。
S402では、メインコンデンサの充電が完了したか否かを判定する。
S403では、充電が完了していれば、充電完了ランプを点灯する。
S404では、充電が未完了であれば、充電完了ランプを消灯する。
S405では、マスターSBからのモード指定信号を受信したか否かを判定する。
S406では、モード指定信号に応じた制御を行う。詳細は後述する。
【0071】
図20は、スレーブSBの設定モードがスレーブAであった場合の制御内容を示したフローチャートである。図19のS406に対応する。以下、ステップ毎に説明する。
S501では、自身の発光量をモニターする動作を開始する。
S502では、マスターSBの予備発光パルスを受信したかを判定する。
S503では、マイコン内の不図示のタイマをリセットして、計時を開始する。
S504では、所定のガイドナンバー(GNp1)での小発光を行う。
S505では、計時時間が所定時間以上(例として、400μs)経過したか否かを判定し、そうであれば予備発光が終了したと見なす。
S506では、発光モニターを終了する。
【0072】
S507では、実行中の多灯制御モードにスレーブBが含まれるか否か(例えば、スレーブABモードなど)を判定する。
S508では、Bトリガ、Bデータを受信しても動作せず見送る。
S509では、実行中の多灯制御モードにスレーブCが含まれるか否か(例えばスレーブACモードなど)を判定する。
S510では、Cトリガ、Cデータを受信しても動作せず見送る。
S511では、Aデータ(本発光倍数値K)を受信する。
S512では、Aデータを基に、自身の本発光量GNAを算出する。
S513では、本発光トリガを受信したか否かを判定する。
S514では、本発光までの時間(例えば、3ms)を計時する。
S515では、GNAで本発光し、処理を終了する。
【0073】
図21は、スレーブSBの設定モードがスレーブBであった場合の制御内容を示したフローチャートである。図19のS406に対応する。以下、ステップ毎に説明する。
S601では、Bトリガ信号を受信したか否かを判定する。
S602では、Bデータ(調光パラメータ)を受信する。
S603では、調光パラメータを調光制御部21へ設定する。
S604では、単発発光による予備調光を行う。
S605では、本発光量GNBを算出する。
S606では、本発光トリガを受信したか否かを判定する。
S607では、本発光までの時間(例えば、3ms)を計時する。
S608では、GNBで本発光し、処理を終了する。
【0074】
図22は、スレーブSBの設定モードがスレーブCであった場合の制御内容を示したフローチャートであり、図19のS406に対応すが、変数名が異なる(スレーブB→スレーブC,Bトリガ→Cトリガ,Bデータ→Cデータ,GNB →GNC)以外の制御内容は、図21と同様であるので説明は省略する。
【0075】
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
本実施形態では、マスターSBからスレーブSBへのコードやデータを、図15に示すように、2個のパルス発光の間隔によって伝えるようにしている。例えば、図15でいうと、2つのパルス発光の時間を計って、それがBトリガ、Bデータなどであることを伝える。
【0076】
しかし、図15の左欄のように、コードの場合には、10種類程度であるので、それほど間隔が長くならないが、図15の右欄のように、データを1バイト伝えようとすると、256通りの時間間隔をもたなければならず、かなり長くなる。例えば、一番長い「255」のデータでは、間隔2750μs、即ち、3ms近くの時間がかかってしまう。
【0077】
そこで、3個のパルス発光を用いて、第1、第2の間隔によって、1の位、10の位、100の位を表すようにしてもよい。このとき、10の位及び100の位は、1つの間隔で兼用してもよい。
また、4個のパルス発光を用いて、第1〜第3の間隔で、それぞれ、1の位(0〜9)、10の位(0〜9)、100の位(0〜2)を表すようにしてもよい。この場合には、発光回数は増えるけれども、時間間隔が短縮できるというメリットがある。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、以下の効果が奏することができる。
(1)第2閃光発光部によって予備発光を行い、第2閃光測光部によってその予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光するので、第2閃光発光部で照明される範囲が、第1閃光測光部とは独立して制御され、第1及び第2閃光発光部の照明範囲がそれぞれ適正光量となるような撮影が可能となる。
【0079】
(2)スレーブ閃光器の第2閃光測光部によってその予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光するので、第2閃光発光部で照明される範囲が、マスタ閃光器の第1閃光測光部とは独立して制御され、マスタ閃光器の第1閃光発光部及びスレーブ閃光器の第2閃光発光部の照明範囲がそれぞれ適正光量となるような撮影が可能となる。
【0080】
(3)第2の閃光器グループの第2閃光測光部によってその予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光するので、第2閃光発光部で照明される範囲が第1の閃光器グループの第1閃光測光部とは独立して制御され、第1の閃光器グループの第1閃光発光部及び第2の閃光器グループの第2閃光発光部の照明範囲がそれぞれ適正光量となるような撮影が可能となる。
【0081】
(4)第1閃光発光部と第2閃光発光部とは、予備発光を別々に行うので、他の光に邪魔されずに調光でき、本発光を同時に行うので、速いシャッタスピードに対応することができる。
【0082】
(5)第2閃光測光部は、第2閃光発光部の光軸と略同じ方向から測光するので、第2閃光発光部のみの適正光量が得られる。
【0083】
(6)第2閃光発光部の予備発光は、単発の発光により行われるので、エネルギーの無駄がなくなる。特に、閃光発光部と閃光測光部とが同じ閃光器又はグループである場合には、単発の方が自身で制御できて、好ましい。
【0084】
(7)第2閃光測光部は、測光値が所定量になると予備発光を停止させる調光機能を有し、第2閃光発光部の予備発光は、その調光機能により光量制御されるので、適正な光量を得ることができる。
【0085】
(8)第1閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、複数の閃光発光器は同時に予備発光を行うので、撮影レンズを通した調光を複数行うことができ、多彩な多灯調光が可能となる。
【0086】
(9)第1閃光発光部の予備発光は、所定発光量の小発光を繰り返して行うので、第1発行量算出部での算出が容易に行える。
【0087】
(10)第2閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、複数の閃光発光器は同時に予備発光を行うので、光量不足を補ったり、被写体に合わせた複数の角度から閃光発光することができる。
【0088】
(11)前記第2閃光発光部は、前記第1閃光発光部からの指示信号に従って、予備発光及び本発光を開始するので、第1閃光発光部の影響を受けることなく、閃光測光ができ、しかも、同時に本発光を行うことができる。
【0089】
(12)第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部を備えるので、第1及び第2閃光発光部の影響を受けることなく、異なる被写体又は同じ被写体を異なる角度から閃光測光することができる。
【0090】
(13)第2のスレーブ閃光器を設けたので、マスタ閃光器や第1のスレーブ閃光器の影響を受けることなく、異なる被写体又は同じ被写体を異なる角度から照明することができる。
【0091】
(14)第3の閃光器グループを設けたので、第1及び第2の閃光器グループの影響を受けることなく、異なる被写体又は同じ被写体を異なる角度から閃光測光して照明することができる。
【0092】
(15)前記第3閃光発光部の予備発光は、単発の発光により行われるので、エネルギーの無駄がなくなる。
【0093】
(16)第3閃光測光部は、測光値が所定量になると予備発光を停止させる調光機能を有し、第3閃光発光部の予備発光は、調光機能により光量制御されるので、適正な光量を得ることができる。
【0094】
(17)第3閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、複数の閃光発光器は、同時に予備発光を行うので、第2閃光発光部とは別に、光量不足を補ったり、被写体に合わせた複数の角度から閃光発光することができる。
【0095】
(18)スレーブ閃光器の第2閃光測光部によってその予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光するので、第2閃光発光部で照明される範囲が、マスタ閃光器の第1閃光測光部とは独立して制御され、マスタ閃光器の第1閃光発光部及びスレーブ閃光器の第2閃光発光部の照明範囲がそれぞれ適正光量となるような撮影が可能となる。
【0096】
(19)スレーブ閃光器において、第2のスレーブ閃光器を設けたので、マスタ閃光器や第1のスレーブ閃光器の影響を受けることなく、異なる被写体又は同じ被写体を異なる角度から照明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多灯閃光制御システムの実施形態の光学系を示した図である。
【図2】本発明の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の定常光測光部の分割形状を示す図である。
【図4】本実施形態の焦点検出部の領域と光学系を示す図である。
【図5】本実施形態の閃光測光部の光学系及び分割形状を示す図である。
【図6】本実施形態の調光素子の端子とその動作をわかりやすく示した図である。
【図7】本実施形態のマスターSBの発光動作をわかりやすく説明した図である。
【図8】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図9】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図10】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図11】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図12】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図13】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図14】多灯制御の動作を簡潔に示した図である。
【図15】発光間隔とデータの意味について説明した図である。
【図16】本実施形態の制御を示すフローチャートである。
【図17】本実施形態の制御(撮影前処理)を示すフローチャートである。
【図18】本実施形態の制御(予備発光処理A)を示すフローチャートである。
【図19】本実施形態の制御(スレーブSBの処理)を示すフローチャートである。
【図20】本実施形態の制御(スレーブA処理)を示すフローチャートである。
【図21】本実施形態の制御(スレーブB処理)を示すフローチャートである。
【図22】本実施形態の制御(スレーブC処理)を示すフローチャートである。
【図23】多灯撮影のシーン例を示した図である。
【図24】多灯撮影のシーン例を示した図である。
【図25】従来技術を示した図である。
【符号の説明】
1 撮影レンズ
2 メインミラー
3 拡散スクリーン
4 コンデンサレンズ
5 ペンタプリズム
6 接眼レンズ
7 測光用プリズム
8 測光用レンズ
9 測光素子
10 絞り
11 シャッター
12 撮像素子
13 サブミラー
14 調光用レンズ
15 調光素子
16 焦点検出部
17 閃光発光部
18 発光モニター部
19 第2閃光発光部
20 第2発光モニター部
21 調光制御部
30 カメラ本体
31 カメラマイコン
32 定常光測光部
33 閃光測光部
34 感度設定部
35 レリーズ・スイッチ
36 レンズ駆動部
34 感度設定部
37 絞り制御部
40 撮影レンズ本体
41 レンズマイコン
42 距離エンコーダ
50 マスターSB本体
51 SBマイコン
52 送信部
53 データ設定部
60 スレーブSB本体
61 第2SBマイコン
62 受信部

Claims (20)

  1. 予備発光及び本発光を行う第1閃光発光部と、
    前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1閃光測光部と、
    前記第1閃光測光部の出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部と、
    予備発光及び本発光を行う第2閃光発光部と、
    前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、
    前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、
    前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、
    を含む多灯閃光制御システム。
  2. マスタ閃光器と、スレーブ閃光器と、カメラ本体内に設けられ、閃光器の発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1閃光測光部と、を含むカメラの多灯閃光制御システムであって、
    前記マスタ閃光器は、
    予備発光及び本発光を行う第1閃光発光部と、
    前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記第1閃光測光部で測光した出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部と、を備え、
    前記スレーブ閃光器は、
    予備発光及び本発光を行う第2閃光発光部と、
    前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、
    前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、
    前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、を備えること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  3. マスタ閃光器と、スレーブ閃光器と、カメラ本体内に設けられ、閃光器の発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1閃光測光部と、を含むカメラの多灯閃光制御システムであって、
    第1の閃光器グループは、
    予備発光及び本発光を行う少なくとも1つの閃光発光器を有する第1閃光発光部と、
    前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記第1閃光測光部で測光した出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部と、を備え、
    第2の閃光器グループは、
    予備発光及び本発光を行う少なくとも1つの閃光発光器を有する第2閃光発光部と、
    前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、
    前記第2閃光発光部の自身の発光量を測光する発光モニター部と、
    前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、を備えること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第1閃光発光部と前記第2閃光発光部とは、前記予備発光が別々に行われ、前記本発光が同時に行われること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第2閃光測光部は、前記第2閃光発光部の光軸と略同じ方向から測光すること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  6. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の灯閃光制御システムにおいて、
    前記第2閃光発光部の予備発光は、単発の発光により行われること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  7. 請求項6に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第2閃光測光部は、測光値が所定量になると予備発光を停止させる調光機能を有し、
    前記第2閃光発光部の予備発光は、前記調光機能により光量制御されること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  8. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第1閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、前記複数の閃光発光器は同時に予備発光を行うこと
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  9. 請求項8に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第1閃光発光部の予備発光は、所定発光量の小発光を繰り返して行うこと
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  10. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第2閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、前記複数の閃光発光器は同時に予備発光を行うこと
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  11. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第2閃光発光部は、前記第1閃光発光部からの指示信号に従って、予備発光及び本発光を開始すること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  12. 請求項1に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部を備えること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  13. 請求項2に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    予備発光及び本発光を行い、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部,前記第3閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第3閃光測光部、及び、前記第3閃光測光部の出力に基づいて、前記第3閃光発光部の本発光量を算出する第3発光量算出部を備える他のスレーブ閃光器と
    を含むこと特徴とする多灯閃光制御システム。
  14. 請求項3に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    予備発光及び本発光を行い、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う、少なくとも1つの閃光発光器を有する第3閃光発光部,前記第3閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第3閃光測光部、及び、前記第3閃光測光部の出力に基づいて、前記第3閃光発光部の本発光量を算出する第3発光量算出部を備える第3の閃光器グループと
    を含むこと特徴とする多灯閃光制御システム。
  15. 請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第3閃光発光部の予備発光は、単発の発光により行われること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  16. 請求項15に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第3閃光測光部は、測光値が所定量になると予備発光を停止させる調光機能を有し、
    前記第3閃光発光部の予備発光は、前記調光機能により光量制御されること
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  17. 請求項12から請求項14までのいずれか1項に記載の多灯閃光制御システムにおいて、
    前記第3閃光発光部は、複数の閃光発光器からなり、
    前記複数の閃光発光器は、同時に予備発光を行うこと
    を特徴とする多灯閃光制御システム。
  18. カメラ本体内に設けられ且つ閃光器の発光の被写体反射光を撮影レンズを通して測光する第1の閃光測光部と、予備発光及び本発光を行う第1閃光発光部、及び前記第1閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記第1閃光測光部で測光した出力に基づいて、前記第1閃光発光部の本発光量を算出する第1発光量算出部を備えるマスタ閃光器と共に使用されるスレーブ閃光器であって、
    予備発光及び本発光を行う第2閃光発光部と、
    前記第2閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する第2閃光測光部と、
    前記第2閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、
    前記第2閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記第2閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記第2閃光発光部の本発光量を算出する第2発光量算出部と、
    を備えることを特徴とするスレーブ閃光器。
  19. 請求項18に記載のスレーブ閃光器を用いるカメラの多灯閃光制御システムであって、
    予備発光及び本発光を行い、前記第1及び第2閃光発光部と異なる時刻に予備発光を行う第3閃光発光部と、
    前記第3閃光発光部の予備発光の被写体反射光を撮影レンズを通さないで測光する第3閃光測光部と、
    前記第3閃光測光部の出力に基づいて、前記第3閃光発光部の本発光量を算出する第3発光量算出部と、
    を備える他のスレーブ閃光器を含むこと
    特徴とする多灯閃光制御システム。
  20. 撮影時に撮影レンズが装着されたカメラ本体と共に使用される閃光器であって、
    予備発光及び本発光を行う閃光発光部と、
    前記閃光発光部の予備発光の被写体反射光を前記撮影レンズを通さないで測光する閃光測光部と、
    前記閃光発光部の自身の発光量を測定する発光モニター部と、
    前記閃光発光部が前記予備発光を行ったときに得られた、前記閃光測光部の出力及び前記発光モニター部の出力に基づいて、前記閃光発光部の本発光量を算出する発光量算出部と、
    を備えることを特徴とする閃光器。
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