JP4195594B2 - オフセット補正用ベクトル切替方法およびx線ct装置 - Google Patents

オフセット補正用ベクトル切替方法およびx線ct装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフセット補正用ベクトル切替方法およびX線CT(Computed Tomograhy)装置に関し、さらに詳しくは、オフセット補正に係る処理時間を短縮することが出来るオフセット補正用ベクトル切替方法およびX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のX線CT装置では、X線を照射しないで収集したデータからオフセット補正用ベクトルを算出し、そのオフセット補正用ベクトルを用いて画像再構成の対象となるデータをオフセット補正している。
【0003】
オフセット補正については、例えば特開2000−189411号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のX線CT装置では、画像再構成のたびにオフセット補正用ベクトルを算出している。
しかし、画像再構成のたびにオフセット補正用ベクトルを算出する処理を行うと、それだけオフセット補正に係る処理時間が長くなる問題点がある。
そこで、本発明の目的は、オフセット補正に係る処理時間を短縮することが出来るオフセット補正用ベクトル切替方法およびX線CT装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の観点では、本発明は、X線CT装置でX線を照射しない期間に収集したデータから算出したオフセット補正用ベクトルを用いて、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに、今回の画像再構成の対象となるデータが、前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否かを判定し、その判定結果に応じてオフセット補正用ベクトルを新たに算出するか前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替えることを特徴とするオフセット補正用ベクトル切替方法を提供する。
上記第1の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法では、今回の画像再構成の対象となるデータが、前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否かを判定する。つまり、今回の画像再構成のときに使うオフセット補正用ベクトルとして、前回の画像再構成のときに使ったオフセット補正用ベクトルを流用可能か否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するか、前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える。これにより、オフセット補正に係る処理時間を短縮できる。
【0006】
第2の観点では、本発明は、上記構成のオフセット補正用ベクトル切替方法において、今回の画像再構成に用いるソフトウエアが、前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否かを判定し、その判定結果に応じてオフセット補正用ベクトルを新たに算出するか前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替えることを特徴とするオフセット補正用ベクトル切替方法を提供する。
今回の画像再構成の対象となるデータが、前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータであっても、画像再構成ソフトが異なれば、オフセット補正用ベクトルを流用しないほうが安全である。
そこで、上記第2の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法では、今回の画像再構成に用いるソフトウエアが、前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するか、前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える。これにより、安全性を担保できる。
【0007】
第3の観点では、本発明は、上記構成のオフセット補正用ベクトル切替方法において、前回の画像再構成が中断されたか否かを判定し、その判定結果に応じてオフセット補正用ベクトルを新たに算出するか前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替えることを特徴とするオフセット補正用ベクトル切替方法を提供する。
今回の画像再構成の対象となるデータが、前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータであっても、前回の再構成が中断された場合はオフセット補正用ベクトルが壊された可能性があり、オフセット補正用ベクトルを流用しないほうが安全である。
そこで、上記第3の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法では、前回の画像再構成が中断されたか否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するか、前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える。これにより、安全性を担保できる。
【0008】
第4の観点では、本発明は、X線CT装置でX線を照射しない期間に収集したデータから算出したオフセット補正用ベクトルを用いて、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに、今回の画像再構成の対象となるデータが前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否か、今回の画像再構成に用いるソフトウエアが前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否か、前回の画像再構成が中断されたか否かを判定し、同一のスキャンにより得られたデータであり且つソフトウエアが同一であり且つ前回の画像再構成が中断されていない場合には、前回のオフセット補正用ベクトルを流用し、そうでない場合には、オフセット補正用ベクトルを新たに算出することを特徴とするオフセット補正用ベクトル切替方法を提供する。
上記第4の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法では、今回の画像再構成の対象となるデータが、前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否かを判定する。つまり、今回の画像再構成のときに使うオフセット補正用ベクトルとして、前回の画像再構成のときに使ったオフセット補正用ベクトルを流用可能か否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するか、前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える。また、今回の画像再構成に用いるソフトウエアが、前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するか、前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える。さらに、前回の画像再構成が中断されたか否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するか、前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える。これにより、オフセット補正に係る処理時間を短縮できると共に安全性を担保できる。
【0009】
第5の観点では、本発明は、X線管と、検出器と、X線を照射せずに前記検出器で収集したデータからオフセット補正用ベクトルを算出するオフセット補正用ベクトル算出手段と、画像再構成の対象となるデータを前記オフセット補正用ベクトルによりオフセット補正するオフセット補正手段と、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに今回の画像再構成の対象となるデータが前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータと同じか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて前記オフセット補正用ベクトル算出手段でオフセット補正用ベクトルを新たに算出するか前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える切替手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第5の観点によるX線CT装置では、上記第1の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法を好適に実施できる。
【0010】
第6の観点では、本発明は、上記構成のX線CT装置において、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに今回の画像再構成に用いるソフトウエアが前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて前記オフセット補正用ベクトル算出手段でオフセット補正用ベクトルを新たに算出するか前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える切替手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第6の観点によるX線CT装置では、上記第2の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法を好適に実施できる。
【0011】
第7の観点では、本発明は、上記構成のX線CT装置において、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに前回の画像再構成が中断されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に応じて前記オフセット補正用ベクトル算出手段でオフセット補正用ベクトルを新たに算出するか前回のオフセット補正用ベクトルを流用するかを切り替える切替手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第7の観点によるX線CT装置では、上記第3の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法を好適に実施できる。
【0012】
第8の観点では、本発明は、X線管と、検出器と、X線を照射せずに前記検出器で収集したデータからオフセット補正用ベクトルを算出するオフセット補正用ベクトル算出手段と、画像再構成の対象となるデータを前記オフセット補正用ベクトルによりオフセット補正するオフセット補正手段と、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに今回の画像再構成の対象となるデータが前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否か及び今回の画像再構成に用いるソフトウエアが前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否か及び前回の画像再構成が中断されたか否かを判定する判定手段と、同一のスキャンにより得られたデータであり且つソフトウエアが同一であり且つ前回の画像再構成が中断されていないと判定した場合は前回のオフセット補正用ベクトルを流用すると共にそうでない場合は前記オフセット補正用ベクトル算出手段でオフセット補正用ベクトルを新たに算出するように切り替える切替手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第8の観点によるX線CT装置では、上記第4の観点によるオフセット補正用ベクトル切替方法を好適に実施できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態にかかるX線CT装置のブロック図である。
【0015】
このX線CT装置100は、操作コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガントリ20とを具備している。
【0016】
前記操作コンソール1は、操作者の入力を受け付ける入力装置2と、本発明に係るオフセット補正用ベクトル切替処理や画像再構成処理などを実行する中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得したデータを収集するデータ収集バッファ5と、前記データから再構成したCT画像を表示するCRT6と、プログラムやデータやCT画像を記憶する記憶装置7とを具備している。
【0017】
前記撮影テーブル10は、被検体を乗せて前記走査ガントリ20のボア(空洞部)に入れ出しするクレードル12を具備している。クレードル12は、テーブル装置10に内蔵するモータで駆動される。
【0018】
前記走査ガントリ20は、X線管21と、X線コントローラ22と、コリメータ23と、検出器24と、DAS(Data Acquisition System)25と、被検体の体軸の回りにX線管21などを回転させる回転コントローラ26と、制御信号などを前記操作コンソール1や撮影テーブル10とやり取りする制御インタフェース29とを具備している。
【0019】
図2は、X線CT装置100の画像再構成処理の流れを示すフロー図である。ステップS1では、オフセット補正用ベクトル切替処理を行う。このオフセット補正用ベクトル切替処理については、図3を参照して後述する。
ステップS2では、データに対して、前処理(オフセット補正,対数補正,レファレンス補正,感度補正)を行う。この前処理の要部については、図4を参照して後述する。
【0020】
ステップS3では、FBP(Filterd Back Projection)処理を行い、CT画像を生成する。
ステップS4では、表示に適するようにCT画像に後処理を施す。
ステップS5では、CT画像をCRT6に表示する。
【0021】
図3は、オフセット補正用ベクトル切替処理S1を示すフロー図である。
ステップK1では、今回の画像再構成の対象となるデータが、前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否かを判定し、同一のスキャンならステップK2へ進み、同一のスキャンでないならステップK4へ進む。
【0022】
ステップK2では、今回の画像再構成に用いるソフトウエアが、前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否かを判定し、同一のソフトウエアならステップK3へ進み、同一のソフトウエアでないならステップK4へ進む。
【0023】
ステップK3では、前回の画像再構成が中断されたか否かを判定し、前回の画像再構成が中断された場合はステップK4へ進み、中断されてない場合はステップK5へ進む。
【0024】
ステップK4では、オフセット補正フラグを「0」にする。そして、図2のステップS2へ進む。
【0025】
ステップK5では、オフセット補正フラグを「1」にする。そして、図2のステップS2へ進む。
【0026】
図4は、前処理S2の要部ステップを示すフロー図である。
ステップP1では、オフセット補正フラグが「0」か「1」かを判定し、「0」ならステップP2へ進み、「1」ならステップP3へ進む。
【0027】
ステップP2では、今回の画像再構成の対象となるデータを収集する直前に、X線を照射しないで収集したデータからオフセット補正用ベクトル(f1,f2,…,fi,…)を算出する。すなわち、第iチャネルのX線を照射しない複数のビューのデータを平均してfiを算出する。そして、ステップP4へ進む。
【0028】
ステップP3では、前回のオフセット補正用ベクトル(f1,f2,…,fi,…)を流用する。そして、ステップP4へ進む。
【0029】
ステップP4では、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正する。すなわち、今回の画像再構成の対象となるデータ(D1j,D2j,…,Dij,…)からオフセット補正用ベクトル(f1,f2,…,fi,…)を減算する。ここで、Dijは、第iチャネルの第jビューのデータである。
【0030】
なお、前処理では、上記ステップの外に、参照チャネルデータを用いて今回の画像再構成の対象となるデータを補正するレファレンス補正などが行われる。
【0031】
図5,図6は、オフセット補正用ベクトルの算出と流用の切替を示す説明図である。
【0032】
すなわち、図5に示すように、X線照射がオフのときに収集したデータDoff_1からオフセット補正用ベクトルを算出し、このオフセット補正用ベクトルを用いてX線照射がオンのときに収集したデータDon_1をオフセット補正し、画像再構成ソフトgによりCT画像G1を再構成する。
データDon_1からCT画像G2を再構成するとき、データDon_1からCT画像G3を再構成するとき、及び、データDon_1からCT画像G4を再構成するときは、CT画像G1を再構成するときに算出したオフセット補正用ベクトルを流用し、このオフセット補正用ベクトルを用いてデータDon_1をオフセット補正する。
次に、X線照射がオフのときに収集したデータDoff_2からオフセット補正用ベクトルを算出し、このオフセット補正用ベクトルを用いてX線照射がオンのときに収集したデータDon_2をオフセット補正し、画像再構成ソフトgによりCT画像G5を再構成する。
データDon_2からCT画像G6を再構成するとき、データDon_2からCT画像G7を再構成するとき、及び、データDon_2からCT画像G8を再構成するときは、CT画像G5を再構成するときに算出したオフセット補正用ベクトルを流用し、このオフセット補正用ベクトルを用いてデータDon_2をオフセット補正する。
【0033】
ただし、図6に示すように、画像再構成ソフトgを画像再構成ソフトhに変更した場合、何らかの原因でCT画像H4の再構成を中断し次いでCT画像H5の再構成を再開するような場合には、X線照射がオフのときに収集したデータからオフセット補正用ベクトルを改めて算出し、このオフセット補正用ベクトルを用いて今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正する。
【0034】
上記X線CT装置100によれば、次の効果が得られる。
(1)前回のオフセット補正用ベクトルを流用できる場合には、前回のオフセット補正用ベクトルを流用し、オフセット補正用ベクトルを新たに算出しないから、処理時間を短縮できる。
(2)画像再構成ソフトを変更した場合は、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するから、安全性を担保できる。
(3)前回の画像再構成が中断された場合は、オフセット補正用ベクトルを新たに算出するから、安全性を担保できる。
【0035】
【発明の効果】
本発明のオフセット補正用ベクトル切替方法およびX線CT装置によれば、オフセット補正に係る処理時間を短縮できる。また、画像再構成ソフトを変更した場合と前回の画像再構成が中断された場合の安全性を担保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るX線CT装置のブロック図である。
【図2】本発明に係る画像再構成処理の流れを示すフロー図である。
【図3】本発明に係るオフセット補正用ベクトル切替処理を示すフロー図である。
【図4】本発明に係る前処理の要部ステップを示すフロー図である。
【図5】本発明に係るオフセット補正用ベクトルの算出と流用の切替(ソフト変更および中断なし)を示す説明図である。
【図6】本発明に係るオフセット補正用ベクトルの算出と流用の切替(ソフト変更および中断あり)を示す説明図である。
【符号の説明】
1 操作コンソール
3 中央処理装置
20 走査ガントリ
21 X線管
24 検出器

Claims (2)

  1. X線CT装置でX線を照射しない期間に収集したデータから算出したオフセット補正用ベクトルを用いて、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに、今回の画像再構成の対象となるデータが前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否か、今回の画像再構成に用いるソフトウエアが前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否か、前回の画像再構成が中断されたか否かを判定し、同一のスキャンにより得られたデータであり且つソフトウエアが同一であり且つ前回の画像再構成が中断されていない場合には、前回のオフセット補正用ベクトルを流用し、そうでない場合には、オフセット補正用ベクトルを新たに算出することを特徴とするオフセット補正用ベクトル切替方法。
  2. X線管と、検出器と、X線を照射せずに前記検出器で収集したデータからオフセット補正用ベクトルを算出するオフセット補正用ベクトル算出手段と、画像再構成の対象となるデータを前記オフセット補正用ベクトルによりオフセット補正するオフセット補正手段と、今回の画像再構成の対象となるデータをオフセット補正するときに今回の画像再構成の対象となるデータが前回の画像再構成の対象となったデータと同一のスキャンにより得られたデータか否か及び今回の画像再構成に用いるソフトウエアが前回の画像再構成に用いたソフトウエアと同一か否か及び前回の画像再構成が中断されたか否かを判定する判定手段と、同一のスキャンにより得られたデータであり且つソフトウエアが同一であり且つ前回の画像再構成が中断されていないと判定した場合は前回のオフセット補正用ベクトルを流用すると共にそうでない場合は前記オフセット補正用ベクトル算出手段でオフセット補正用ベクトルを新たに算出するように切り替える切替手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置。
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