JP4195193B2 - ダイレクト・コンバージョン受信機用のひずみ補正回路 - Google Patents

ダイレクト・コンバージョン受信機用のひずみ補正回路 Download PDF

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Description

【0001】
本発明は、ホモダイン受信機のようなダイレクト・コンバージョン受信機に関し、特に、かかる受信機におけるDCオフセットおよび二次相互変調ひずみの補正用の回路に関する。
【0002】
ダイレクト・コンバージョン受信機に影響する主な問題の1つは、ベースバンド同相および直交出力ラインのDCオフセットの存在である。保存しなければならないDC成分をほとんどのデジタル変調は有するので、除去することは困難である。DCオフセットは、端子のアンテナ・ポートへの局部発振器リークおよび回路アンバランスによって生じる。ACカップリングはDCオフセットをブロックするのに使用できるが、かかるカップリングは、信号に生じる付加的群遅延により復調の有効性を低下する。所望チャンネルの受信成分がDC成分を有しないように通常低周波数オフセットをダウン・コンバートされたチャンネルが有する中間周波数(IF)変換と共にACカプリングを使用できるが、これらの方式は隣接チャンネル選択度を得ることが困難である。
【0003】
無線周波数入力から局部発振器ポートへの信号リークと、ミキサーおよび/または回路の他の部品(例えば、アンプおよびフィルタ)内の非線形性と組み合わされた回路アンバランスとは、第2のよりダメージを与える形態のDCオフセットを生じさせる。これら双方の効果は、無線周波数信号をそれ自体と混合させたり、入力信号の振幅の二乗で変化するDC成分を発生させる。この形態のDCオフセットは、ミキサーおよび/または他の部品内の二次相互変調ひずみの結果である。したがって、ダイレクト・コンバージョン受信機による復調ベースバンド信号の再生は、その周波数に関係なく、任意の大きいオフチャンネル妨害信号によって妨害され得る。TDMAシステムでは、このひずみはDCオフセットを強力近接送信信号の送信バーストと脈動させる。非定数エンベロープ変調を使用する送信については、追加のオフセット変調が行われるが、これらのオフセット変調は1チャンネル・バンド幅を越えるバンド幅をもつスペクトル成分を有することが多いので、低IFモードで作動するシステムに妨害を生じさせ得る。著しいひずみを受ける前に妨害信号がある所定の周波数関係を有しなければならない三次相互変調効果と異なり、大きな信号が存在するときはいつもダイレクト・コンバージョン受信機に二次相互変調ひずみがあることが判っている。
【0004】
DCオフセットおよび二次相互変調によりダイレクト・コンバージョン受信機に生じるひずみを効果的に補正する必要性が、現在、存在している。
【0005】
このことを念頭に、本発明はダイレクト・コンバージョン受信機用のひずみ補正回路を提供する。ここで、ダイレクト・コンバージョン受信機は、局部発振器信号を発生する局部発振器と、無線周波数信号と局部発振器信号とを乗算し、得られたミキサー出力信号を復調信号パスに供給するミキサーとを備え、復調信号パスが、第1のフィルタ出力端子でベースバンド信号を選択する第1のローパス・フィルタを含み、また、ひずみ補正回路は、ミキサー出力信号を二乗し、得られた二乗出力信号をひずみ推定信号パスに供給する二乗回路と、復調信号パスの減算ポイントで、ひずみ推定信号パスに二乗出力信号が供給されることにより発生したひずみ推定信号を減算する信号減算手段と、ひずみ推定信号パスの伝達関数とミキサー出力と減算ポイントとの間の復調信号パスの伝達関数とを等化する適応処理手段とを含む。
【0006】
ダイレクト・コンバージョン受信機が直交復調器を使用するならば、同相および直交アームの各々にひずみ補正回路を応用できる。
【0007】
本発明の一実施の形態では、信号減算ポイントはミキサーと第1のローパス・フィルタとの間にある。
【0008】
別の実施の形態では、ひずみ推定信号パスは第2のローパス・フィルタを更に含み、信号減算ポイントは第1のフィルタ出力端子にある。
【0009】
好ましくは、減算ポイントにおけるひずみ推定信号の減算はエラー信号を発生し、また、適応処理手段は、エラー信号を最小にすることによって前記伝達関数を等化するように働く。
【0010】
適応処理手段は、nタップ適応リニア結合器でもよい。
【0011】
nタップ適応リニア結合器は、好ましくは、最小二乗平均エラー・アルゴリズムを実施する。
【0012】
適応処理手段は、デジタル信号処理によって実現できる。
【0013】
ひずみ補正回路は、減算ポイントの前で復調信号パスに遅延を導入する遅延手段を更に含んでもよい。
【0014】
適応リニア結合器は、複数の前記タップの重みを調節するための少なくとも1つの第1の重み更新係数を含んでもよい。
【0015】
適応リニア結合器は、復調信号パスのDCオフセットを最小にするためにDCタップを含んでもよい。
【0016】
この場合には、適応リニア結合器は、DCタップの重みを別個に調節するための第2の重み更新係数を更に含んでもよい。
【0017】
下記の説明では、本発明のひずみ補正回路の種々の特徴についてより詳細に説明する。本発明の理解を容易にするために、説明は、ひずみ補正回路が好ましい実施の形態で示されている添付図面を参照してなされる。本発明のひずみ補正回路は添付図面に示された好ましい実施の形態のみに限定されるものではないことが理解されるべきである。
【0018】
図1を参照すると、局部発振器2とミキサー3とそれに続くローパス・フィルタ4とを含むダイレクト・コンバージョン受信機1の全体が示されている。ダイレクト・コンバージョン受信機は、ミキサー入力端子の第1の端子で変調無線周波数キャリア信号を受信するようになっている。局部発振器2によって発生された局部発振器信号は、ミキサー入力端子の他方の端子へ印加される。ミキサー3は、変調無線周波数キャリア信号と局部発振器信号とを乗算し、得られた乗算信号vをミキサー出力端子に供給する。ローパス・フィルタ4は、ミキサー3の出力に接続された入力を有する。局部発振器信号と変調無線周波数キャリア信号との乗算は、キャリア信号の周波数シフトをもたらし、その周波数が局部発振器信号周波数とキャリア周波数との和である信号成分と、その周波数が局部発振器信号周波数とキャリア周波数との差である信号成分とを発生する。ホモダイン受信機では、局部発振器周波数とキャリア周波数とはほぼ同じであるので、「差」信号成分はキャリア信号から変調を有効に取り除く。「差」信号は、所望チャンネルの再生ベースバンド信号である。ローパス・フィルタ4は、ベースバンドで所望チャンネルを通過させ、「和」信号成分を除去し、混合プロセスでダウンコンバートされた他の隣接および近接チャンネルを除去する。そうする際に、ローパス・フィルタ4は、ダイレクト・コンバージョン受信機のチャンネル選択度条件のいくつかを満たす。
【0019】
バンド内ひずみ積またはDCレベル変化は、再生ベースバンド信号のひずみとなる。すべての周波数変換された妨害信号は、ローパス・フィルタ4より前に存在する。これらの妨害信号は、ひずみ、特に、この場合には二次相互変調妨害を生じさせる極めて大きい信号を含む。これらの極めて大きい信号のエンベロープおよび変調成分は、ミキサー3によって実行されるダウンコンバージョンで保存される。
【0020】
このひずみを最小にするために、ひずみ補正回路5が設けられている。主ひずみ特性をほぼ再現する非線形回路を予めフィルタ処理された信号vが通過することにより、オフセット補正回路は補正信号wまたはxを発生する。二次相互変調ひずみの推定を発生するために、ミキサー出力信号を二乗する二乗回路6が使用される。二乗回路の出力は、望ましくない妨害の効果をキャンセルするために復調信号パスから減算される前に、適当な利得スケーリング手段7を通過するようにフィード・フォーワードされる。
【0021】
ミキサー3からの出力信号vは、ミキサー出力信号vから不要バンド外信号を除くローパス・フィルタ4を含む復調信号パス8に供給される。同様に、二乗出力信号v2はひずみ推定信号パス9に供給される。
【0022】
本発明の第1の実施の形態では、ひずみ推定信号wはミキサー3と第1のローパス・フィルタ4との間のポイントで復調信号パス8から減算される。この例では、減算手段10はローパス・フィルタ4の入力の前でひずみ推定信号wをミキサー出力信号vから減算する。このような構造は、有利なことに、ローパス・フィルタ4がチャンネル選択とひずみ推定信号wの二乗処理からの不要バンド外積の除去との両方のタスクを実行することを可能にする。
【0023】
しかしながら、多くのホモダイン構造の受信機はミキサーの直後にフィルタを置いており、この場合には、ひずみ推定信号は、フィード・フォーワードされ、ローパス・フィルタ4の後で復調ベースバンド信号から減算される。この場合には、ひずみ推定信号wから不要な積および高調波を除くとともに、第1のローパス・フィルタ4の伝達関数をひずみ推定信号パス9に導入するために、ひずみ推定信号パス9に第2のローパス・フィルタ11を設けてもよい。
【0024】
ダイレクト・コンバージョン受信機の利得,周波数応答およびひずみ特性は、温度とともにかつ回路ごとに変わり得るので、利得スケーリング手段およびローパス・フィルタ11がダイレクト・コンバージョン受信機の作動中に適応的に調節されることが望ましい。したがって、利得スケーリング手段7および/またはローパス・フィルタ11の調節は、ミキサー3の出力とひずみ推定信号が復調ベースバンド信号から減算される点との間でひずみ推定信号パス9の伝達関数と復調信号パス8の伝達関数とを等化するように働く適応処理手段によって実現され得る。TDMAシステムでは、2つのフィルタ間のミスマッチングが、ひずみ推定信号パスの遅延および立上り時間ミスマッチによる妨害信号によって生じるバーストの立上りおよび立下り時間に短期間スプラッシュをもたらすことに留意すべきである。次に、オフセット補正回路5の作動の分析を行う。
【0025】
ダイレクト・コンバージョン受信機1の入力信号は、無線周波数変調ベースバンド信号m(t)cos(ωct)とある周波数オフセットω0のジャミング信号a(t)cos((ωc+ω0)t)とからなる。a(t)のスペクトルは、m(t)のスペクトルにオーバーラップしない。通常、a(t)は隣接チャンネルの1つまたは受信機フロントエンド選択度回路を通過する任意の他の強力な信号であろう。したがって、入力信号uは次の式で表示される。
【0026】
【数1】
Figure 0004195193
【0027】
ミキサー3を通過した後、それは局部発振器(LO)のポートで信号r(t)と乗算される。信号r(t)は、コサイン波とLOパスにリークされた入力信号u(t)の一部とからなる。リーク・パスは、利得k2<<1を有し、二次相互変調(IM2)ひずみを生じさせ得る原因の1つである。したがって、信号rは次のように示される。
【0028】
【数2】
Figure 0004195193
【0029】
ミキサー3の出力での信号は次のようになる。
【0030】
【数3】
Figure 0004195193
【0031】
ここで、ωcよりも高い周波数を有する項はフィルタによって除かれたものと仮定する。第1項はミキサーからの所望信号であり、第2項は、ω0のキャリア周波数における妨害信号であり、通常はローパス・フィルタ4によるその後のフィルタリングによって除去される。第3項および第4項は、m(t)のバンド幅の2倍までのバンド幅を有するベースバンド信号であり、したがって、それらはジャミングの潜在的発生源である。最終項は、項2の同じ周波数での所望信号と妨害信号との間のクロス変調を示す。
【0032】
(0.5k2|a(t)|2)によって支配される二次相互変調ジャミング信号が復調ベースバンド信号(Re(m(t)))と同じような大きさとなるようなm(t)が小さくa(t)が大きいときに、ジャミングが生じる。ジャミング効果は、妨害信号の振幅の二乗で増加する。
【0033】
v(t)における主要信号は第2項であるので、ジャミング信号のキャンセルが可能である。したがって、二乗回路の主出力は次のようになる。
【0034】
【数4】
Figure 0004195193
【0035】
ひずみ推定信号がローパス・フィルタ4によるフィルタリングの後に減算される本発明の実施の形態では、第2のローパス・フィルタ11によってフィルタリングし、ジャミング信号をキャンセルするようにフィード・フォワードしてg2だけスケーリングされ得る第1項を残すことによって、オフセット周波数の2倍での第2項を除くことができる。
【0036】
【数5】
Figure 0004195193
【0037】
したがって、信号xを減算した後のローパス・フィルタ4の出力は次のとおりである。
【0038】
【数6】
Figure 0004195193
【0039】
2と等しくなるようにg2を調節すると、k2m(t)2は他の項と比較してかなり小さいので、上記のような式が得られる。
【0040】
利得スケーリング手段7の係数g2は、デジタル信号処理を使って実行され得る適応処理手段によって実現できる。これらの重みを変更するのに使用された信号は、ひずみ推定信号と復調ベースバンド信号との間の二乗平均誤差から考えられる。これらの重みは、この誤差を最小にするように調節される。
【0041】
図2は、かかる装置の第1の実施の形態を示す。この図では、図1に示された回路と動作的に同じである、局部発振器22,ミキサー23およびローパス・フィルタ24を有するダイレクト・コンバージョン受信機21が示されている。ミキサー23の出力に接続された二乗回路26を含むひずみ補正回路25が示されている。ローパス・フィルタ27がミキサー26の出力に接続されている。
【0042】
利得スケーリング手段7の係数g2は相関技術を使って調節できる。ローパス・フィルタ27の出力でのひずみ推定信号は、調節が完全であるとき、減算されたひずみ推定値で復調ベースバンド信号と相関されるべきでない。残留相関を使って係数g2を調節し、キャンセルが完全なときにダイレクト・コンバージョン受信機の出力信号yの平均二乗値が最小となることに着目することにより、ひずみ推定信号パスの伝達関数とミキサー出力と減算点との間の復調信号パスの伝達関数とを等化することができる。最小二乗,RLSおよびLMSアルゴリズムを含む多数の調節方法がこのタイプの問題に対して可能である。しかしながら、ひずみ推定信号パスにDCオフセットが存在し、(無線周波数入力ポートへの局部発振器リークによって生じる)ミキサー出力信号にDCが存在する場合には、相関は誤った出力を発生することがある。二次相互変調ひずみを最小にするようにg2を最適に調節することは、DC成分を除去する最適調節に対応しにくい。最小二乗平均アルゴリズムは、妥協した解決案を提供し、一部のDCおよび一部の二次相互変調ひずみがダイレクト・コンバージョン受信機の出力信号yに残留し得ることが判っている。DCおよび二次相互変調ひずみの双方をキャンセルすべき場合には、別個のDCキャンセル係数が必要である。DCオフセットを補正する他の方法も可能である。
【0043】
図2に示された適応処理手段28は、LMSアルゴリズムを使った適応リニア結合器によって実現される。この図示した例では、適応リニア結合器28は、ローパス・フィルタの出力に直列に接続された6つの遅延素子29〜34を含む。7つの別個の入力サンプル値35〜41が適応リニア結合器からタップ出力されている。各タップにおける信号の利得すなわち重みは係数42〜48によって決定される。タップ出力された信号は加算器49によって加算される。適応リニア結合器28はまた、変調信号パスのDCオフセットを最小にするためにDCタップ50を含むとともに、DCタップ信号の利得を調節する係数すなわち重み51を含む。DCタップ50からの信号も、加算器49によって他のタップ信号と加算される。重み42〜48およびDC重み51にそれぞれ小さい調節値を加えるために、2つの等化器係数μx,μdcが提供される。更新係数のステップサイズは、適応リニア結合器の収束レートだけでなくその安定性および精度も決定する。
【0044】
加算器49の出力に発生されたひずみ推定信号は、減算回路52によって、ローパス・フィルタ24の出力における復調ベースバンド信号から減算される。
【0045】
減算中にひずみ推定信号と復調ベースバンド信号とを同期化するために、ひずみ推定信号の減算点の前で、復調信号パスに遅延手段53を導入してもよい。好ましくは、復調信号パス内に導入された遅延は、等化器28によってひずみ推定信号パスに導入された遅延のほぼ半分に等しい。換言すれば、等化器28にある遅延素子の数の約半分の数の遅延素子を復調信号パスに導入する。
【0046】
図3は、図2に示された等化器28のより詳細な図を示す。ローパス・フィルタ27の出力からのひずみ推定信号xは、理想的には、良好にキャンセルするためには復調ベースバンド信号sのひずみと一致する振幅および位相を有するべきである。nタップ等化器28は、図1に示された利得スケーリング回路7の機能と、ひずみ推定信号パスの伝達関数とミキサーの出力と減算ポイントとの間の復調信号パスの伝達関数との必要な等化とを有効に組み合わせる。一般的に言えば、ミスマッチがローパス・フィルタ24とローパス・フィルタ27との間で生じ、ミスマッチが悪くなればなるほど、等化器にはより多くのタップが必要となる。他方、2つの信号パスの伝達関数が利得を除いて等しければ、1つのタップだけが必要であり、これは図1の利得スケーリング回路7の機能および動作だけを実行する。
適応リニア結合器28によって実行されるLMSアルゴリズムは、次の演算を行うことによってダイレクト・コンバージョン受信機出力信号yの値を計算して進行する。
【0047】
【数7】
Figure 0004195193
【0048】
等化器係数を次に示すように更新する。
【0049】
【数8】
Figure 0004195193
【0050】
次に、遅延素子29〜34の下方へ順にデータをシフトし、新しい入力サンプルを取り込む。
【0051】
アナログひずみ推定信号xおよびローパス・フィルタ24の出力にある復調ベースバンド信号をアナログ/デジタル・インターフェース54にあるアナログ/デジタル・コンバータによってデジタル化し、デジタル信号処理を使って適応リニア結合器の機能を実行すると理解すべきである。しかしながら、本発明の他の実施の形態では、アナログ手段によって等化機能を実現できる。
【0052】
本発明の1つの実験例では、2つのローパス・フィルタ24,27は20kHzのカットオフ周波数を有し、また、DSPサンプル・レートは48kHzに設定された。受信機出力信号yのサンプルを記憶したのち、解析およびFFT処理のためにパソコンにダウンロードした。ギルバート・セル・デバイスが二乗関数を実行した。最初のテストでは、所望チャンネルから6MHzだけ離間した、uに対する2トーン妨害信号を使用した。これらトーンは、4kHzのビート周波数を与えるように、2kHzだけ分離されていた。図4は、4kHz二次相互変調(IM2)ひずみ信号(入力と称する。)の振幅と2トーン妨害信号のピーク強度との関係をプロットしたものである。4次相互変調(IM4)(8kHz)および6次相互変調(IM6)(12kHz)の項もプロットされており、これらの項は、妨害が極めて大きいとき(このデバイスでは−23dBm)に、支配的になった。キャンセラーを附勢すると、図5から判るように、IM2信号はキャンセルされてノイズ・フロアに近くなる。ジャミング・マージンの増加は所望信号のバンド幅に依存する。例えば、DAMPS信号は15kHzのベースバンド・バンド幅(30kHzのRFバンド幅)を必要とし、この実験的セットアップの使用は−115.5dBm(入力と呼ぶ。)のノイズ・パワーを発生するであろう。−35dBmの妨害信号は、キャンセラー(図3の上部)なしでは同じパワー(−115.5dB)のジャミング信号を発生するが、キャンセラー(図3の底部)を用いると−23dBmの妨害信号を許容できる。これは12dB(すなわち、100kHzGSMバンド幅に対し8dB)の改善である。より狭いバンド送信すなわち低ノイズ指数を有する受信機フロント・エンドに対しては、より大きい改善が得られるであろう。
【0053】
しかしながら、単一セット周波数に対してキャンセルをセットアップすることは容易であるので、2トーン妨害信号はダイナミック変化を良好にテストしない。IM2信号でより高いスペクトル内容を発生するテスト信号が望ましい。実施された次のテストは、TDMA環境を真似て、推奨されたGSM時間長,立上り時間および立下り時間を使用したキャリアのバーストの使用を含む。波形図は、バーストが存在するときのDCレベルでのIM2発生変化を示す。図6は、補正しない場合の受信機出力信号y(図2)の波形を示し、DCオフセットおよびIM2変化の双方が存在する。このシステムでは、IM2はDCレベルを負に変化させる。図7はDCレベルの補正しか示しておらず、バーストが存在するときにはDCレベルのディップが顕著なままである。図8は、1タップだけを使ったDCおよびIM2補正を示す。立上りおよび立下り時間が生じるときのようなジャミング信号が高速の変化をする場合はいつでも、非等化パスはひずみのスプラッシュを生じさせる。7タップ等化器を追加すると、これらのスプラッシュは図9に示されるように低減するが、キャリア・バーストが存在するときには、ノイズ・レベルの若干の増加がまだ明らかである。このことは、アナログ・フロント・エンド回路からのノイズ指数の増加によって生じるようである。タップ数を多くするにつれ、等化性能は高まるが、既知のLMS理論と一致して適応係数μを低減しなければならないので、収束はより低速となる。
【0054】
図10を参照すると、本発明によるひずみ補正回路を用いたダイレクト・コンバージョン受信機の別の例が示されている。ダイレクト・コンバージョン受信機60は、RF増幅器61と、受信機入力信号の2つのコピーを発生する信号分割器62とを含む。各分割信号はミキサー63,64に供給される。局部発振器65は90度分割器66に信号を供給され、分割器66は位相が直交する局部発振器信号をミキサー63,64の各々に供給する。図示した例では、ミキサー63の出力は直交出力信号パスを画定し、一方、ミキサー64の出力は同相出力信号パスを画定する。ローパス・フィルタ67,68がミキサー63,64の出力端子にそれぞれ接続されている。図10に示された直交復調器の各アームは図1のダイレクト・コンバージョン受信機1と同じように作動する。
【0055】
ひずみ補正回路69がミキサー63の出力と直交アームの信号減算ポイント71との間に接続されている。同様に、ひずみ補正回路70がミキサー64の出力と同相アームの信号減算ポイント72との間に接続されている。ひずみ補正回路69,70はともに、先に述べたように機能する。
【0056】
本発明はダイレクト・コンバージョン受信機のひずみ性能を改善する上で有効なポストひずみキャンセルを提供することが、上記記載から理解できよう。本発明のひずみ補正回路は、復調ベースバンド信号パスとひずみ推定信号パスとがダイナミック条件下で良好な性能を示すように等化された伝達関数を有することを条件に、ホモダイン受信機で顕著な二次相互変調ひずみをキャンセルするのに二乗関数を使用する。
【0057】
最後に、特許請求の範囲に記載した本発明の範囲から逸脱することなくオフセット補正回路について種々の変形および/または追加を行うことができると理解すべきである。例えば、先に述べた本発明の実施の形態はダイレクト・コンバージョン受信機におけるひずみを補正するように働くが、本発明は、二次相互変調ひずみ信号が中間周波数信号に影響を与えるような低中間周波数を使用する受信機での使用にも適する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるひずみ補正回路を含むダイレクト・コンバージョン受信機の第1の実施の形態の略図である。
【図2】 本発明によるひずみ補正回路を含むダイレクト・コンバージョン受信機の第2の実施の形態の略図である。
【図3】 図2に示されたひずみ補正回路のnタップ適応リニア結合器の詳細図である。
【図4】 本発明のひずみ補正回路によって提供される二次相互変調ひずみ補正を行わないときの、ダイレクト・コンバージョン受信機の、入力信号に関連した相互変調信号強度と妨害信号ピーク・パワーとの関係を示すグラフである。
【図5】 本発明のひずみ補正回路によって提供される二次相互変調ひずみ補正を行うときの、ダイレクト・コンバージョン受信機の、入力信号に関連した相互変調信号強度と妨害信号ピーク・パワーとの関係を示すグラフである。
【図6】 TDMA環境におけるキャリアのバーストによって生じるダイレクト・コンバージョン受信機におけるDCレベルの二次相互変調ひずみによって発生される変化を示すグラフである。
【図7】 TDMA環境におけるキャリアのバーストによって生じるダイレクト・コンバージョン受信機におけるDCレベルの二次相互変調ひずみによって発生される変化を示すグラフである。
【図8】 TDMA環境におけるキャリアのバーストによって生じるダイレクト・コンバージョン受信機におけるDCレベルの二次相互変調ひずみによって発生される変化を示すグラフである。
【図9】 TDMA環境におけるキャリアのバーストによって生じるダイレクト・コンバージョン受信機におけるDCレベルの二次相互変調ひずみによって発生される変化を示すグラフである。
【図10】 ベースバンドへのダイレクト・コンバージョンまたは低中間周波数へのコンバージョンのいずれかに使用できる、本発明によるオフセット補正回路を含む直交復調器を使用した受信機の略図である。

Claims (11)

  1. ダイレクト・コンバージョン受信機が、局部発振器信号を発生する局部発振器と、無線周波数信号と局部発振器信号とを乗算し、得られたミキサー出力信号を復調信号パスに供給するミキサーとを備え、前記復調信号パスが、第1のフィルタ出力端子におけるベースバンド信号を選択する第1のローパス・フィルタを含む、ダイレクト・コンバージョン受信機用のひずみ補正回路であって、
    前記ひずみ補正回路が、
    前記ミキサー出力信号を二乗し、得られた二乗出力信号をひずみ推定信号パスに供給する二乗回路と、
    前記復調信号パスの減算ポイントで、前記ひずみ推定信号パスに前記二乗出力信号が供給されることにより発生したひずみ推定信号を減算する信号減算手段と、
    前記ひずみ推定信号パスの伝達関数と前記ミキサー出力と前記減算ポイントとの間の前記復調信号パスの伝達関数とを等化する適応処理手段と、
    を備える、
    ひずみ補正回路。
  2. 前記信号減算ポイントが、前記ミキサーと前記第1のローパス・フィルタとの間にある、請求項1記載のひずみ補正回路。
  3. 前記ひずみ推定信号パスが、第2のローパス・フィルタを更に含み、前記信号減算ポイントが、前記第1のフィルタ出力端子にある、請求項1記載のひずみ補正回路。
  4. 前記減算ポイントにおける前記ひずみ推定信号の減算が、エラー信号を発生し、前記適応処理手段が、前記エラー信号を最小にすることによって前記伝達関数を等化するように働く、請求項1から3のいずれかに記載のひずみ補正回路。
  5. 前記適応処理手段が、nタップ適応リニア結合器である、請求項1から4のいずれかに記載のひずみ補正回路。
  6. 前記nタップ適応リニア結合器が、最小二乗平均エラー・アルゴリズムを実行する、請求項5記載のひずみ補正回路。
  7. 前記適応処理手段が、デジタル信号処理によって実現される、請求項5または請求項6記載のひずみ補正回路
  8. 前記減算ポイントの前で、前記復調信号パスに遅延を導入する遅延手段を更に含む、請求項5〜7のいずれかに記載のひずみ補正回路。
  9. 前記適応リニア結合器が、複数の前記タップの重みを調節する少なくとも1つの第1の重み更新係数を含む、請求項5〜8のいずれかに記載のひずみ補正回路。
  10. 前記適応リニア結合器が、前記復調信号パスのDCオフセットを最小にするためにDCタップを含む、請求項5〜8のいずれかに記載のひずみ補正回路。
  11. 前記適応リニア結合器が、複数の前記タップの重みを調節する少なくとも1つの第1の重み更新係数と、前記復調信号パスのDCオフセットを最小にするためのDCタップと、前記DCタップにおける前記重みを別々に調節する第2の重み更新係数を含む、請求項5から8いずれかに記載のひずみ補正回路。
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