JP4194204B2 - Dcブラシレスモータ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、DCブラシレスモータの回転子の位置検出を行って得られる位置検出信号によりインバータ回路の駆動を制御するようにしたDCブラシレスモータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
こうしたDCブラシレスモータ装置の構成として、例えば、図5のような構成が特開平8−182378号公報により開示されている。図5において、電源部1は直流電源であって、後記のパルス変調電圧を得るためのインバータ回路2の母線電圧Vccを得ている部分であり、例えば、交流電源を整流平滑して直流電源を得ている。
【0003】
インバータ回路2は、ドライブ回路4からの駆動信号によって、トランジスタTrU〜TrZ、例えば、電力用トランジスタ、IGBT素子などを制御することにより、複数相、例えば、U相・V相・W相による3相のパルス幅変調電圧を発生して、DCブラシレスモータ3の各固定子巻線3U・3V・3Wに与えることにより回転磁界を作り、回転子3Rを回転している。なお、図示していないが、回転子3Rには、複数の着磁した着磁極、例えば、2対のN極・S極を設けてある。
【0004】
ドライブ回路4によるトランジスタTrU〜TrZの駆動は、図6の[トランジスタ駆動波形]ようになっており、細かいパルス波形の部分がチョッピンク部分であり、U相の端子Rと、V相の端子Sと、W相の端子Tに出力される電圧は、例えば、図6・図7の[端子電圧の分圧波形]の分圧前の波形になって現れる。
【0005】
ここで、U相・V相・W相は交流なので、時系列的にみるとU相→V相→W相→U相→V相→W相……という繰返を行っているため、V相に対しては、U相が先順の相、W相が後順の相になっており、また、W相に対しては、V相が先順の相、U相が後順の相になっており、さらに、U相に対しては、W相が先順の相、V相が後順の相になっている。
【0006】
したがって、抵抗Rau・Rbuの分圧回路、抵抗Rav・Rbvの分圧回路、抵抗Raw・Rbwの分圧回路で分圧して、コンパレータCPu・コンパレータCPv・コンパレータCPwの各正端子、すなわち、各+端子に入力している各電圧の波形は、図6の[端子電圧の分圧波形]のU相・V相・W相のような波形をもつU相分圧電圧Ua・V相分圧電圧Va・W相分圧電圧Waになっている。
【0007】
母線電圧Vccを抵抗Rd・Rcによる分圧回路で分圧して、抵抗コンパレータCPu・コンパレータCPv・コンパレータCPwの各負端子、すなわち、−端子に入力している仮想中性点電圧E0の電圧の波形は、図8の[電源電圧の分圧波形(中性点電圧)]のようになっている。なお、抵抗Rd・Rcを、U相・V相・W相の各分圧回路における各抵抗Ra〜Rdに対して、[Rb/(Ra+Rb)]=[2Rd/(Rc+Rd)]になるように設定することにより、仮想中性点電圧E0がU相分圧電圧Ua・V相分圧電圧Va・W相分圧電圧Waの振幅の中心に位置付けられるようにしている。
【0008】
そして、コンパレータCPuはU相位置検出コンパレータ、コンパレータCPvはV相位置検出コンパレータ、コンパレータCPwはW相位置検出コンパレータになっており、各コンパレータCPu・CPv・CPwで検出して得られる位置検出信号Su・Sv・Swを、マイクロコンピュータを主体にした制御処理部分、すなわち、マイコン5に与え、マイコン5が所定の制御によりドライブ回路4を制御することにより、インバータ回路2の各トランジスタTrU〜TrZを駆動している。
【0009】
回転子3Rが回転すると、固定子巻線3U・3V・3Wのうちのパルス幅変調電圧を通電していない相の固定子巻線に誘起電圧が現れるので、同図のように、各スパイク電圧に続いて「立上り誘起電圧」と「立ち下り誘起電圧」とが現れる。
【0010】
そして、各コンパレータCPu・CPv・CPwでは、これらの電圧の比較により、「立上り誘起電圧」・「立ち下り誘起電圧」の部分における上記の仮想中性点電圧E0との交点P、すなわち、ゼロクロス点を検出することにより、この検出信号を位置検出信号Su・Sv・Swとして出力している。
【0011】
例えば、コンパレータCPuでの比較検出状態を例にとると、図7の[U相位置検出コンパレータ正負端子入力電圧(重ね書き)]のようになっており、ゼロクロス点Pを検出して、図7の[U相位置検出コンパレータ出力電圧]のように、「U相立ち上り位置検出ポイント」と「U相立ち上り位置検出ポイント」とを位置検出信号として出力する。なお、他の相のコンパレータCPv・CPwでの比較検出状態は、図8の[U相位置検出コンパレータ正、負入力電圧(重ね書き)]の波形を120°分の位相ずつ、ずらせた波形状態になっている。
【0012】
この検出において、マイコン5は、前回の通電パターンにおけるスパイク電圧が終了する時間の経過後に、U相位置検出コンパレータCPuの出力が、最初に、LowからHighへの立ち上りエッジを検出して得られる信号を位置検出信号Su1として取り込み、回転子3Rが一定角度分回転する時間だけ経過した後に、次のトランジスタTrUからトランジスタTrYへの通電パターンによる通電に切り換える。
【0013】
そして、マイコン5は、前回のトランジスタTrUからトランジスタTrYへの通電パターンにおけるスパイク電圧が終了する時間だけ経過した後、W相コンパレータ出力CPwが、最初に、HighからLowへの立ち下りエッジを検出して得られる信号を位置検出信号(図示せず)として取り込み、回転子3Rが一定角度分回転する時間だけ経過した後に、次のトランジスタTrUからトランジスタTrZへの通電パターンによる通電に切り換える。
【0014】
同様にして、トランジスタTrUからトランジスタTrZへの通電時にはV相コンパレータCPvの出力の立ち上りエッジを検出した位置検出信号(図示せず)により、トランジスタTrVからトランジスタTrZへの通電に切換を行い。
【0015】
トランジスタTrVからトランジスタTrZへの通電時にはU相コンパレータCPvの出力の立ち下りエッジを検出した位置検出信号Su2により、トランジスタTrVからトランジスタTrXへの通電に切換を行い。
【0016】
トランジスタTrVからトランジスタTrXへの通電時にはW相コンパレータCPwの出力の立ち上りエッジを検出した位置検出信号(図示せず)により、トランジスタTrWからトランジスタTrXへの通電に切換を行い。
【0017】
トランジスタTrWからトランジスタTrXへの通電時にはV相コンパレータCPvの出力の立ち下りエッジを検出した位置検出信号(図示せず)により、トランジスタTrWからトランジスタTrYへの通電に切換を行うように動作する。
【0018】
このようにして、マイコン5は、各コンパレータCPu・CPv・CPwの出力波形にもとづいて、回転子3Rの位置情報を得ながら、回転子3Rが回転し続けられるようにインバータ回路2を駆動している。
【0019】
そして、図7では、「U相立ち上り位置検出ポイント」と「U相立ち下り位置検出ポイント」との2箇所での位置検出部分しか示していないが、他のV相・W相についても、同様に、2箇所の位置検出部分が現れる。そして、上記のように、回転子3Rに2対のN極・S極、すなわち、2対極を着磁したものでは、(3相×2箇所)×2対極の数の箇所、すなわち、12箇所の位置検出部分が現れることになる。
【0020】
つまり、図6の[R・S・T端子電圧の分圧波形]において、回転子3Rが1回転する間に、回転子3Rの1対の磁極に対して、位置検出信号がSu1→Sw2→Sv1→Su2→Sw1→Sv2が、回転子3Rの速度変化に応じた時間間隔で循環しながら検出され、各位置検出信号の間の時間t1は、多少の変動はあるが、ほぼ同一の時間になっている。
【0021】
そして、こうしたDCブラシレスモータ装置の構成において、回転子3Rとの同期運転の関係上、位置検出信号Su・Sv・Swの検出位置を、図9のように、交点Paまたは交点Pbのように、誘起電圧の前方または後方にずらせるために、仮想中性点電圧E0を得ている分圧回路または各相分圧電圧Ua・Va・Waを得ている分圧回路の分圧比を変更することにより、仮想中性点電圧E0を図9のE01・E02のように上下にずらせて検出する構成が周知である。
【0022】
なお、図6・図7では、チョッピング部分の細かいパルス、すなわち、チョッピングパルスの数を少なく画いてあるが、実際には、図8のように、細かいパルス周期の波形になっており、さらに、パルス幅変調のためのチョッピングによって、各パルスの先端部分に、細いひげ状の切換スパイクパルスj1〜j5が付属して生ずる。
【0023】
なお、この切換スパイクパルスjは、図7のスパイク電圧と名称が似ているが、全く異なるものてせあり、スパイク電圧は、図8に点線で示したように、各相の通電の切換時点に現れるものである。
【0024】
上記の切換スパイクパルスjがあると、位置検出を行う交点Pの付近では、図9のように、正規のチョッピングパルスhと仮想中性点電圧E0の交点Pよりもチョッピングパルスhの1〜2周期分だけ早い時点Pzで交差するために、この時点Pzを検出位置と間違えて検出してしまう。
【0025】
さらに、切換スパイクパルスjは振幅が不定なため、常に、確実に時点Pzで位置検出を行うとはかぎらず、位置検出がP点になったり、Pz点になったりするので、位置検出が漂動して、駆動の乱調や脱調を招く原因になるという不都合がある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
上記の切換スパイクパルスjは、各コンパレータCpu・Cpv・CPwの各相の入力部分または分圧回路の要所箇所をコンデンサで接地することにより除去することもできるが、一般に、チョッピングパルスhの周波数は1〜20kHz程度の範囲で大幅に変化するため、高い周波数で取り除ける程度のコンデンサにした場合には、低い周波数の場合には除去できず、低い周波数で取り除けるコンデンサにした場合には高い周波数でチョッピングパルスhの波形が鈍ってしまい、位置検出が正確に行えなくなるという不都合が生ずる。
【0027】
このため、こうした切換スパイクパルスjを残したままで、位置検出を行えるようにしたDCブラシレスモータ装置の提供が望まれているという課題がある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記のような
複数の着磁極を有する回転子と、通電時に上記の回転子に回転磁界を与えるように配置された複数相の固定子巻線とを設けたDCブラシレスモータにおける所定の上記の固定子巻に、インバータ回路で発生したパルス幅変調電圧の通電を行って回転磁界を形成するとともに、上記の回転子の回転によって上記の通電を行っていない相の上記の固定子巻線に生じる誘起電圧と、所定の電圧とを上記の複数相の各相ごとに比較検出して得られる位置検出信号にもとづいて上記の通電を行う時点を制御するようにしたDCブラシレスモータ装置において、
【0029】
上記の位置検出信号ごとに前回の上記の位置検出信号が得られた時点から今回の上記の位置検出信号が得られた時点までの時間を位置検出間隔時間として得るとともに、今回の上記の位置検出信号の時点までに得られた過去の所定回数分の上記の位置検出間隔時間と上記のチョッピングの周期とにもとづいて、上記の位置検出間隔時間の基準時間値を得る間隔基準時間値手段と、
【0030】
今回の上記の位置検出間隔時間が上記の基準時間値よりも短いときは、再度、上記の比較検出を行って得られる上記の位置検出信号、または、今回の上記の位置検出信号から所定時間の後に上記の比較検出して得られる上記の位置検出信号を上記の制御を行うための上記の位置検出信号として得る補正時間手段と
を設ける第1の構成と、
【0031】
上記の第1の構成における補正時間手段に代えて、
今回の上記の位置検出間隔時間が、上記の基準時間値から予め上記の回転子の負荷条件に対応する所定時間値を差し引いた低減基準時間値よりも短いときは、再度、上記の比較検出を行って得られた上記の位置検出信号、または、今回の上記の位置検出信号から所定時間の後に上記の比較検出して得られる上記の位置検出信号を上記の制御を行うための上記の位置検出信号として得る補正時間手段
を設ける第2の構成と、
【0032】
上記の第1の構成・第2の構成における上記の所定時間を上記のチョッピングの周期の1周期分から2周期分までの時間とした第3の構成と、
【0033】
上記の第1の構成と同様のDCブラシレスモータ装置において、
上記の位置検出信号を検出した時点からこの検出を行った上記のチョッピングのパルスの終縁までの時間が所定時間以上あるときの上記の位置検出信号を上記の制御を行うための上記の位置検出信号として得る時間検出手段
を設ける第4の構成と、
【0034】
上記の第4の構成において、
上記の所定時間を上記のチョッピングのパルスの幅の1/4以上の時間とした第5の構成
により上記の課題を解決したものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態として、上記の従来技術の構成に、この発明を適用した実施例を図1〜図4により説明する。図1〜図4において、図5〜図9の符号と同一符号とで示す部分は、図5〜図9で説明した同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。図1〜図4において同一符号で示す部分は図1〜図6のいずれかにおいて説明する同一符号の部分と同一の機能をもつ部分である。
【0036】
【実施例】
〔第1実施例〕
以下、図1〜図3により第1実施例を説明する。この第1実施例の構成は、概括的には、上記の第1の構成を構成しているものであり、図1のように、マイコン5に設けた処理用メモリ5Aとデータ用メモリ5Bとに、所要の制御処理フローのプログラムと、制御処理の基準に用いるデータとを予め記憶しておくとともに、マイコン5に設けた時計回路から所要の計時データを得ることによって、以下のような制御処理を行うほか、処理して得られたデータをデータ用メモリ5Bに以後のの基準に用いるデータとして記憶するものである。なお、制御処理が定型的な制御処理で済む部分は、ディスクリートな回路構成に変更して構成し得ることは言うまでもない。
【0037】
図2は、図8と同様の位置検出部分の波形、例えば、U相分圧電圧Uaにおける誘起電圧の立上り側の部分であり、誘起電圧の各チョッピングパルスh1〜h5の立上りエッジ、すなわち、始縁にのみ、切換スパイクパルスj1〜j5が現れており、立下りエッジ、すなわち、終縁には現れない。各チョッピングパルスh1〜h5の上辺は誘起電圧Mmの立上り傾斜になっている。
【0038】
したがって、位置検出信号Su1を得るための正規の箇所は、チョッピングパルスh4の始縁の上部と仮想中性点電圧E0との交点Pの箇所であるにもかかわらず、その前のチョッピングパルスh3の切換スパイクパルスj3が先に仮想中性点電圧E0と交点Pzで交差しているために、交点Pzの箇所で偽の位置検出信号Suzが検出されてしまうため、インバータ回路2の駆動が乱されて乱調や脱調の原因になっている。
【0039】
ここで、留意すべきことは、切換スパイクパルスj1〜j5が仮想中性点電圧E0と交差する偽の交点Pzの位置は、常に、正規の交点Pよりも前の位置になって現れることである。
【0040】
そして、正規の交点Pであれば、図3の各位置検出信号Su1〜Sw2の箇所に相当する各交点Pになり、各時間間隔t1で現れることになるが、切換スパイクパルスj1〜j5は場合によっては、現れないこともあるので、図3の各交点Pのうちの全て、または、不特定のものが、偽の交点Pzになったり正規の交点Pになったりするため、その箇所の時間間隔t1が変動するほか、回転子3Rで駆動する負荷の変動によっても、時間間隔t1が変動する。
【0041】
また、駆動構成の種類によっては、図8で述べたように、点線で画いた箇所にスパイク電圧Psが現れるが、この発明の動作には無関係なので、ここでは、説明を省略する。
【0042】
そして、この交点Pの時点Cが位置検出点になる。この位置検出C点から適正な時間(例えば電気角15度分)後のB点で次の通電に切り替える。これを各相で順番に行うことにより、モータ3を駆動している。
【0043】
マイコン5は、第1には、図2の交点Pまたは偽の交点Pzでの位置検出信号Su1〜Sw2が得られるたびごとに、例えば、時計回路の計時データによって、位置検出信号ごとに前回の位置検出信号、例えば、Sv2が得られた時点から今回の位置検出信号、例えば、Su1が得られた時点までの時間を位置検出間隔時間t1として得るとともに、今回の位置検出信号、例えば、Su1の時点までに得られた過去の所定回数分の、例えば、回転子3Rの1回転分に相当する12回分の位置検出間隔時間Tt1、すなわち、t1の12回分とチョッピングの周期tpとにもとづいて、位置検出間隔時間t1の基準時間値Tsを得る処理を行う。
【0044】
ここでの具体的な処理は、例えば、12回分の位置検出間隔時間Tt1を算術平均して、1回分の位置検出間隔時間t1の平均値を求めるとともに、平均演算によって生ずる端数をチョッピングの周期tpの整数倍に一致させるように修正する演算処理を行うことにより、基準時間値Tsを、次に得られるべき位置検出信号、例えば、Sw1の出現予測時点としているものである。
【0045】
また、第2には、
今回の上記の位置検出間隔時間t1が基準時間値Tsよりも短いときは、再度、コンパレータCPu・CPv・CPwによる比較検出を行って得られる位置検出信号をインバータ回路2の駆動を制御をするための位置検出信号Su1とするようにしている。
【0046】
ここでの処理は、得られた位置検出信号Su1の時点が出現予測時点とする基準時間値Tsの時点よりも短い時点、つまり、出現予測よりも早い時点に得られたときは、偽の交点Pzを検出したことになるので、図2から分かるように、コンパレータCPu・CPv・CPwで、再度、位置検出を行うことによって、偽の交点Pzに続く正規の交点Pでの位置検出信号を得るように処理する。
【0047】
さらに、第3には、
今回の位置検出間隔時間t1が、例えば、偽の交点Pzで検出したなとどのために、基準時間値Tsよりも短いときは、今回の位置検出信号Su1から所定時間△ts、例えば、チョッピング周期tpの1周期分の後に、コンパレータCPu・CPc・CPwにより、比較検出して得られる位置検出信号Su1を、インバータ回路2の制御を行うための位置検出信号、例えば、正規のSu1として得る処理を行って、インバータ回路2の駆動を制御する。なお、上記の所定時間△tsを、具体的には、上記のチョッピング周期tpの1周期分から2周期分までの時間とするように処理する。
【0048】
ここでの処理は、得られた位置検出信号Su1の時点が出現予測時点とする基準時間値Tsの時点よりも短い時点、つまり、出現予測よりも早い時点に得られたときは、偽の交点Pzを検出したことになるので、それより後の正規の交点Pの箇所までの時間、つまり、チョッピング周期の1周期分から2周期分までの時間までに、検出されたもの位置検出信号を正規の位置検出信号Su1としてインバータ回路2の駆動を制御するように処理するものである。
【0049】
上記の処理における各時間値は、インバータ回路2の駆動周波数の変化に伴って変化する値なので、これらの時間値のデータは、電気的な位相角度に換算したデータによって演算処理し、または、その位相角度のデータを時間的なデータに換算したデータによって演算処理することを含むものであり、後記の第2実施例〜第4実施例においても、同様である。
【0050】
なお、上記の第1〜第3の処理は、コンパレータCPu・CPv・CPwから得られる位置検出信号Su1〜Sw2が得られた時点をマイコン5内の時計回路で計時し得られたデータと、データ用メモリ5Bに予め記憶してあるチョッピング周期tpとにもとづいて、基準時間値Tsを演算してデータ用メモリ5Bに記憶するとともに、これらの時間データによって、大小比較して所定側の結果を得るための判別とを行って得られた処理結果をドライブ回路4に与えてインバータ回路2の駆動を制御するだけのごく簡単な制御処理を行う構成なので、ここでは処理フローによる説明を省略する。
【0051】
〔第2実施例〕
以下、図1〜図3により第2実施例を説明する。この第2実施例は、概括的には、上記の第2の構成・第3の構成を構成しているものであり、上記の第1実施例の構成と異なる箇所は、上記の第1実施例における基準時間値Tsによる検出処理を、次のように変更して構成したものである。
【0052】
第1には、回転子3Rの負荷条件によって、位置検出を行う時点を早めるような回転変動が生ずる場合があるので、予め装置を運転して実験的に求めた所定時間値△trをデータ用メモリ5Bに記憶させておき、基準時間値Tsから所定時間値△trを差し引いた低減基準時間値Tssを用いて、上記と同様の検出を行い、今回の位置検出間隔時間t1が、低減基準時間値Tssよりも短いときは、再度、コンパレータCPu・CPv・CPwにより比較検出を行って得られた位置検出信号、または、今回の位置検出信号t1から所定時間△ts、例えば、チョッピング周期tpの1周期分の後に、コンパレータCPu・CPc・CPwにより、比較検出して得られる位置検出信号、例えば、偽のSu1を、インバータ回路2の制御を行うための位置検出信号、例えば、正規のSu1として得る処理を行って、インバータ回路2の駆動を制御する。なお、上記の所定時間△tsを、具体的には、上記のチョッピング周期tpの1周期分から2周期分までの時間とするように処理する。
【0053】
なお、ここでの処理は、上記の実験にもとづくデータの記憶に加えて、上記の第1実施例と同様のごく簡単な制御処理を行う構成なので、ここでは処理フローによる説明を省略する。
【0054】
第1参考例
以下、図1〜図3により第1参考例を説明する。この第1参考例は、上記の第1実施例〜第2実施例の構成と異なる箇所は、上記の偽の交点Pzか、正規の交点pかの判別を、チョッピングを行っている範囲の時間内での判別処理のみで可能にした箇所である。
【0055】
つまり、この構成では、図3において、チョッピングの開始時点、例えば、先行側の転流時点Aから所定時間tfを、例えば、電気的な位相角度45°に相当する時間とすれば、正規の交点Pの位置に相当するとともに、切換スパイク電圧j3による偽の交点Pzを超えた時点になるので、正規の交点Pは、時間tfからチョッピングの終了時点、すなわち、転流時点Bまでの間の時間fgの中に存在することになるので、この時間fg内に、コンパレータCPu・CPv・CPwの比較検出により得られる位置検出信号Su1〜Sw2を、インバータ回路2の制御を行うための位置検出信号Su1〜Sw2として得るように処理する。
【0056】
なお、ここでの処理は、正規の交点Pと転流時点A・Bと計時に加えて上記の第1実施例と同様のごく簡単な制御処理を行う構成なので、ここでは処理フローによる説明を省略する。
【0057】
第3実施例
以下、図1・図2・図4により第3実施例を説明する。この第3実施例は、概括的には、上記の第4の構成・第5の構成を構成しているものであり、上記の第3実施例の構成と同様に、上記の偽の交点Pzか、正規の交点pかの判別を、チョッピングを行っている範囲の時間内での判別処理のみで可能にした箇所であるが、つぎの点が異なっている。
【0058】
図4において、正規の交点Pで位置検出信号Su・Sv・Swを検出したとすると、この検出を行った時点からこの検出を行ったチョッピングパルスh4の立下りエッジ、すなわち、終縁までの時間Mn、つまり、パルス幅の残りの幅の時間Mnが、所定時間、例えば、チョッピングパルス幅の1/4以上の所定時間、例えば、チョッピングパルス幅の1/2以上あるときは、その位置検出信号Su・Sv・Swをインバータ回路2の制御を行うための位置検出信号Su・Sv・Swとする処理を行うものである。
【0059】
なお、ここでの処理は、正規の交点Pと転流時点Bと計時に加えて上記の第1実施例と同様のごく簡単な制御処理を行う構成なので、ここでは処理フローによる説明を省略する。
【0060】
なお、ディスクリートな回路、例えば、パルス発生回路(図示せず)と、AND回路(図示せず)とによる構成にする場合は、図4のように、マスク用パルス信号Smを、チョッピングパルスh4と同一周波数でパルス幅を1/2にして発生させるとともに、このマスク用パルスSmと、位置検出用コンパレータ、例えば、コンパレータCPuの出力SuとをAND回路を通して得られた信号Sunを位置検出信号とすることにより、正規の交点Pの位置のチョッピングパルスh4の前半分tjをマスクしたエッジの位置を検出位置とした後半分Mnの幅をもつパルスによって、上記の処理と同様の処理を行った新たな位置検出信号SU1を得ることができる。
【0061】
〔変形実施〕
この発明は次のように変形して実施することを含むものである。
(1)図5〜図7の従来技術と同様のスパイク電圧を設けた構成のものに適用して構成する。
(2)図7により述べた仮想中性点電圧E0をE01・E02のように上下に移動させて位置検出を行う構成のものに適用して構成する。
(3)電圧Vccが低電圧の構成であって、各端子出力U・V・Wを分圧せずにコンパレータCPu・CPv・CPwに入力するようにした構成に適用して構成する。
【0062】
【発明の効果】
この発明によれば、以上のように、チョッピングパルスに付随する切換スパイクパルスがある場合でも、各位置検出間隔時間の検出と、それにもとづく基準時間値、チョッピングの開始点・周期などによる時間から、特別のハード的な構成部分を付加することなしに、切換スパイク電圧を避けた正規の位置検出時点による位置検出信号を得ることができるので、回転子負荷の変動などに対しても、安定に運転できるようにしたDCブラシレスモータ装置を簡便安価な構成で提供し得るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図4はこの発明の実施例を、また、図5〜図9は従来技術を示し、各図の内容は次のとおりである。
【図1】全体ブロック構成図
【図2】要部信号波形図
【図3】要部信号波形図
【図4】要部信号波形図
【図5】全体ブロック構成図
【図6】要部信号波形図
【図7】要部信号波形図
【図8】要部信号波形図
【図9】要部信号波形図
【符号の説明】
1 電源部
2 インバータ回路
3 DCブラシレスモータ
3R 回転子
3U〜3W 固定子巻線
4 ドライブ回路
5 マイコン
5A 処理用メモリ
5B データ用メモリ
A 転流時点
B 転流時点
C 検出時点
CPu〜CPw コンパレータ
E0 仮想中性点電圧
h1〜h5 チョッピングパルス
j1〜j5 切換スパイクパルス
Mm 誘起電圧
Mn 後半分
P 交点・ゼロクロス点
Pz 偽の交点
R U相端子
Rau〜Rbw 抵抗
S V相端子
Sm マスク用パルス
Su〜Sw 位置検出信号
Su1〜Sw2 位置検出信号
Sun AND信号
T W相端子
TrU〜TrZ トランジスタ
Ts 基準時間
Tss 低減基準時間
Tt1 所定回数分位置検出間隔回数
t1 位置検出間隔時間
tf 所定時間
tg 時間
tj 前半分
tp チョッピング周期
U U相
Ua〜Wa 相分圧電圧(正端子入力電圧)
V V相
Vcc 母線電圧
W W相
△tr 所定時間
△ts 所定時間

Claims (5)

  1. 複数の着磁極を有する回転子と、通電時に前記回転子に回転磁界を与えるように配置された複数相の固定子巻線とを設けたDCブラシレスモータにおける所定の前記固定子巻に、インバータ回路で発生したパルス幅変調電圧の通電を行って回転磁界を形成するとともに、前記回転子の回転によって前記通電を行っていない相の前記固定子巻線に生じる誘起電圧と、所定の電圧とを前記複数相の各相ごとに比較検出して得られる位置検出信号にもとづいて前記通電を行う時点を制御するようにしたDCブラシレスモータ装置であって、
    前記位置検出信号ごとに前回の前記位置検出信号が得られた時点から今回の前記位置検出信号が得られた時点までの時間を位置検出間隔時間として得るとともに、今回の前記位置検出信号の時点までに得られた過去の所定回数分の前記位置検出間隔時間と前記パルス幅変調のためのチョッピングの周期とにもとづいて、前記位置検出間隔時間の基準時間値を得る間隔基準時間値手段と、
    今回の前記位置検出間隔時間が前記基準時間値よりも短いときは、再度、前記比較検出を行って得られた前記位置検出信号、または、今回の上記の位置検出信号から所定時間の後に上記の比較検出して得られる上記の位置検出信号を前記制御を行うための前記位置検出信号として得る補正時間手段と
    を具備することを特徴とするDCブラシレスモータ装置。
  2. 複数の着磁極を有する回転子と、通電時に前記回転子に回転磁界を与えるように配置された複数相の固定子巻線とを設けたDCブラシレスモータにおける所定の前記固定子巻に、インバータ回路で発生したパルス幅変調電圧の通電を行って回転磁界を形成するとともに、前記回転子の回転によって前記通電を行っていない相の前記固定子巻線に生じる誘起電圧と、所定の電圧とを前記複数相の各相ごとに比較検出して得られる位置検出信号にもとづいて前記通電を行う時点を制御するようにしたDCブラシレスモータ装置であって、
    前記位置検出信号ごとに前回の前記位置検出信号が得られた時点から今回の前記位置検出信号が得られた時点までの時間を位置検出間隔時間として得るとともに、今回の前記位置検出信号の時点までに得られた過去の所定回数分の前記位置検出間隔時間と前記チョッピングの周期とにもとづいて、前記位置検出間隔時間の基準時間値を得る間隔基準時間値手段と、
    今回の前記位置検出間隔時間が、前記基準時間値から予め前記回転子の負荷条件に対応する所定時間値を差し引いた低減基準時間値よりも短いときは、再度、前記比較検出を行って得られた前記位置検出信号、または、今回の上記の位置検出信号から所定時間の後に上記の比較検出して得られる上記の位置検出信号を前記制御を行うための前記位置検出信号として得る補正時間手段と
    を具備することを特徴とするDCブラシレスモータ装置。
  3. 前記所定時間を前記チョッピングの周期の1周期分からの2周期分まで間の時間としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のDCブラシレスモータ装置。
    を具備することを特徴とするDCブラシレスモータ装置。
  4. 複数の着磁極を有する回転子と、通電時に前記回転子に回転磁界を与えるように配置された複数相の固定子巻線とを設けたDCブラシレスモータにおける所定の前記固定子巻に、インバータ回路で発生したパルス幅変調電圧の通電を行って回転磁界を形成するとともに、前記回転子の回転によって前記通電を行っていない相の前記固定子巻線に生じる誘起電圧と、所定の電圧とを前記複数相の各相ごとに比較検出して得られる位置検出信号にもとづいて前記通電を行う時点を制御するようにしたDCブラシレスモータ装置であって、
    前記位置検出信号を検出した時点からこの検出を行った前記チョッピングのパルスの終縁までの時間が所定時間以上あるときの前記位置検出信号を前記制御を行うための前記位置検出信号として得る時間検出手段
    を具備することを特徴とするDCブラシレスモータ装置。
  5. 前記所定時間を前記チョッピングのパルスの幅の1/4以上の時間としたことを特徴とする請求項4記載のDCブラシレスモータ装置。
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