JP4192852B2 - 車載通信端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、有料道路の出入口を車両が通過する際にその車両と車外との通信により料金の収受を行なう自動料金収受システムにおける車両側に搭載する車載通信端末装置に関するものである。
高速道路等の有料道路の出入口を車が通過し、料金を支払うシステムにおいて、従来のチケットに代えて車の入路・通過・出路の情報を搭載した送受信装置と料金所に設置された据置形送受信装置(路側機)との間でやりとりして、料金の計算・請求・支払い・記録を電子的に自動化し、料金所をノンストップで通過し、時間と人件費を節約する自動料金収受システム(ETC)が実用化され、普及しつつある。
自動料金収受システムにおける車載側の通信端末装置(ETC車載器)は、図7のように、料金所と通信するためのアンテナは路側機との通信を確実に行なうことができるインパネ(計器パネル)上部9,フロントウィンドゥ2の中央上部8に取り付けられている。インパネ上部9,フロントウィンドゥ2の中央上部8は電波の障害になるものが少なく、料金所のアンテナと通信するために好適な位置になっている。
しかし、上記のような取り付け位置は乗員の目につき易いため、車室内の意匠を損なうというデメリットがあるとともに、車外からもETC車載器とが装着されていることが一目瞭然であるため、ETC車載器が盗難に遭う危険性がある。また、エアバックシステム等の安全設備を考慮すると車両室内前方にETC車載機とアンテナ設備を配置することは困難となりつつある。そこで、ルームミラーの取り付け位置にアンテナパターンを設けるETC車載器が考案されている(特許文献1参照)。
また、車両用ワイヤレスドアロック装置においては、車両の車室外から見易い位置にあるサンバイザの活用に工夫を凝らすことにより、指向特性を良好に維持しかつ見栄えのよい安価な車両のワイヤレスドアロック装置用受信アンテナ及び当該ワイヤレスドアロック装置が考案されている(特許文献2参照)。
また、サンバイザにおいては、車両への入射光の量に応じて自動的に排出/格納を行なうサンバイザ装置が考案されている(特許文献3参照)。
特開2001−044730号公報 特開平09−310548号公報 特開平11−170864号公報
特許文献1の例では、ルームミラーの取付部の形状に合わせてアンテナパターンを設けなければならない制約があり、十分な受信感度を得ることができないという問題点がある。また、車両あるいは車種によってルームミラーの取付部の形状は多種多様となるため、アンテナパターンの製作コストひいては車両の製造コストの上昇を招くという問題点もある。
特許文献2の例は、適用範囲が車両用ワイヤレスドアロック装置に限定されている。しかし、サンバイザはミラーを内蔵したり、小物ホルダが備えられるなど、サンバイザ本来の役割以外にも活用されている。
上記問題を背景として、本発明の課題は、路側機との通信が必要でない場合は、アンテナを車外から見えない状態にするとともに、路側機との通信が必要な場合は確実に路側機との通信が可能になる車載通信端末装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明は、上記課題を解決するための車載通信端末装置を提供するものである。即ち、請求項1によれば、有料道路の出入口を車両が通過する際にその車両と車外との通信により料金の収受を行なう自動料金収受システムにおける車両側に搭載する車載通信端末装置において、車外との通信を行なうためのアンテナが、太陽の光を遮光する目的で車両に取り付けられている遮光装置(サンバイザ)の遮光板に一体的に取り付けられて、そのアンテナが車載通信端末装置の本体と接続され、また遮光装置は、アンテナが取り付けられた遮光板を、遮光機能を有する遮光位置と、そこから退避した格納位置との間で移動させる移動手段を備え、アンテナを介して車載通信端末装置が車外との通信を行なう際に、アンテナが取り付けられた遮光板を移動手段により格納位置から遮光位置の側へ移動させることを特徴とする車載通信端末装置として構成される。
本発明は、スライド式サンバイザ内に車載通信端末装置のアンテナを内蔵し、料金所のゲートを通過する直前で、アンテナの送受信機能が発揮される位置までサンバイザを移動することで、料金所との通信を可能とするものである。上記構成では、アンテナの大きさはサンバイザの遮光板の大きさに比べて十分小さいため、アンテナパターンの設計に関する制約はなく最適なアンテナを設計することができ、十分な受信感度を得ることができる。また、車両あるいは車種によってサンバイザの遮光板の形状は多種多様となるが、アンテナパターンは同一のものを使用することができるので、量産効果によりアンテナパターンの製作コストを低減することができる。また、室内の意匠を損なうこともなく、車外から車載通信端末装置が装着されていることが分からないため、車載通信端末装置が盗難に遭う危険性もなくなる。
請求項2によれば、本発明の車載通信端末装置における遮光板の移動手段は、遮光板を格納位置と遮光位置との間で移動可能に案内して支持するガイド部と、遮光板を格納位置と遮光位置との間で駆動する駆動装置とを含む構成をとることができる。本構成によって、料金所との通信が必要なときは駆動装置によって自動的に遮光板がガイド部により支持されつつ通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。また、料金所のゲート通過後は遮光板を格納することで、料金所通行時における運転者の視界の妨げになることを抑制できる。また、室内の意匠を損なうこともなく、車外から車載通信端末装置が装着されていることが分からないため、車載通信端末装置が盗難に遭う危険性もなくなる。
請求項3によれば、本発明の車載通信端末装置における遮光板の移動手段は車両のルーフ前部の下側に遮光板を格納するスペースを備え、その移動手段のガイド部はその遮光板をルーフ前部の下側に納まる格納位置から、その遮光板がルーフの前端から車両のフロントガラス側にせり出した遮光位置までスライド可能にガイドし、駆動装置としてその遮光板を格納位置から遮光位置までを最大範囲として駆動するモータが設けられ、さらに遮光板のアンテナを車外と送受信可能な位置に移動させる前提信号を受けて、そのモータが遮光板を格納位置から遮光位置までの範囲内においてアンテナの送受信可能位置まで移動させる構成をとることができる。本構成によって、料金所との通信が必要なときは自動的に遮光板が通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。また、室内の意匠を損なうこともなく、車外から車載通信端末装置が装着されていることが分からないため、車載通信端末装置が盗難に遭う危険性もなくなる。
請求項4によれば、本発明の車載通信端末装置におけるアンテナは、ガイド部により遮光板が移動可能に案内されるその遮光板の移動方向の先頭側端部に取り付けられている構成をとることができる。本構成によって、料金所との通信を行なう場合の遮光板のフロントガラス側へのせり出しを最小限にすることができ、料金所通行時における運転者の視界の妨げになることを抑制できる。また、本構成においても、料金所との通信が必要なときは自動的に遮光板が通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。
請求項5によれば、本発明の車載通信端末装置における遮光板には、先頭側の端からさらに移動方向前方に突出するようにアンテナ設置用の延長部または凸片部が形成され、その延長部または凸片部にアンテナが取り付けられている構成をとることができる。本構成によって、料金所との通信を行なう場合の遮光板のフロントガラス側へのせり出しは該延長部または凸片部のみとなるため、料金所通行時における運転者の視界の妨げになることをさらに抑制できる。また、該延長部または凸片部も遮光板格納時には室内の意匠を損なうこともなく、車外から車載通信端末装置が装着されていることが分からないため、車載通信端末装置が盗難に遭う危険性もなくなる。本構成においても、料金所との通信が必要なときは自動的に遮光板が通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。
請求項6によれば、本発明の車載通信端末装置における遮光板のアンテナを送受信可能な位置に移動させる前提信号は、当該車両が料金所のゲートを通過することを予測する予測信号とされ、車載通信端末または別途設けられた制御部がその予測信号を受け、この予測信号により駆動装置またはモータが駆動して遮光板を移動させる構成をとることができる。本構成によって、料金所との通信が必要なとき(即ち、前提信号受信時)は自動的に遮光板が通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。また、料金所への接近を検出してから遮光板が移動するため、運転者の視界の妨げとなる時間を最小限にすることができる。本構成においても、料金所との通信が必要なときは自動的に遮光板が通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。
請求項7によれば、本発明の車載通信端末装置における車両が料金所のゲートを通過することを予測する予測信号は、その車両が料金所のゲート付近から発信される電波を受信したことによる出力される信号、もくしは車両のナビゲーション装置における電子地図データに記憶されている料金所の位置データと該車両に設けられた位置認識手段により与えられる当該車両の現在位置データとの距離演算値が一定の値以下であると判定されたことにより出力される信号、または車両に搭載された前方監視カメラの画像が画像認識手段により料金所のゲート付近の画像であると判定されたことにより出力される信号、あるいは車載通信端末装置に料金自動収受システムの利用者を特定する認証媒体が挿入されたことにより出力される信号の、少なくとも一つの信号とされ、それらの少なくとも一つの信号に基づいて駆動装置またはモータがアンテナを備える遮光板を移動させる構成をとることができる。本構成においても、料金所との通信が必要なときは自動的に遮光板が通信可能な位置に移動するので運転者の操作負荷は増えない。
上記構成によって、上記信号のいずれか一つを用いれば、料金所のゲートを通過することを精度よく予測することが可能となる。上記信号の二つ以上を組み合わせて用いれば、料金所のゲートを通過することをさらに精度よく予測することが可能となる。また、料金所のゲート通過に伴って遮光板が移動することによる、運転者の視界の妨げとなる時間を最小限にすることができる。
路側機との通信が必要でない場合は、アンテナを車外から見えない状態にするとともに、路側機との通信が必要な場合は確実に路側機との通信が可能になる車載通信端末装置を提供するという目的を、該車載通信端末装置のアンテナを電動サンバイザに内蔵することにより実現した。
以下、本発明の実施の形態である車載通信端末装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の車載通信端末装置を示す模式図である。本構成では運転席側のサンバイザ3(本発明の遮光装置,遮光板)の先頭側端部に車載通信端末装置(以下、ETC車載器という)11(図5参照)のアンテナ4が内蔵されていて、ETC車載器11の本体とは図示しないワイヤハーネスで接続されている。このワイヤハーネスは、例えばフロントウィンドウ2の取り付け枠に沿って配される。ETC車載器11の取り付け位置は、車両の外部から見えない位置にあれば特に制約はなく、サンバイザ3に内蔵してもよいし、ダッシュボード下部やセンターコンソール等に取り付けてもよい。
なお、ETC車載器の構成および料金所における料金収受方法については周知であるため、詳細な説明は割愛する。
サンバイザ3は車両の前後方向に排出/格納される構成となっていて、図1ではサンバイザ3が全排出位置にある状態である。なお、助手席側にもサンバイザ3が装着されるが、ETC車載器11のアンテナ4は内蔵されない。また、助手席側のサンバイザにETC車載器11のアンテナ4を内蔵して運転席側のサンバイザ3にはETC車載器11のアンテナを内蔵しない構成を採ってもよい。さらに、運転席側および助手席側の両方のサンバイザ3にETC車載器11のアンテナ4を内蔵して、受信感度を向上させるようにしてもよい。
図2から図4に運転席側のサンバイザ3を助手席側から見た側面図を示す。図2はサンバイザ3が車両の後ろ方向に移動して完全に格納された場合,図3はサンバイザ3が車両の前方向に移動して料金所のゲートに設置されたETC路側機と通信可能な位置に排出された場合,図4はサンバイザ3が図3よりもさらに車両の前方向に移動して完全に排出された場合を表している。
自動車の天井部1(成形天井等)が天井全体にわたり、あるいは天井の一部に固定配設されている。天井部1は、前席(運転席および助手席)の上方位置の部分が6のように低くなっており、屋根外板の下面との間に車両幅方向に延在する空間6a(スペース)が形成されている。
空間6a内には、運転席および助手席上方位置に、車両前後方向に延在するレール5,50(本発明のガイド部,図9参照)が前下がり状態に固定配設されている。レール5,50にはサンバイザ3が移動可能に支持されている。サンバイザ3は不透明な遮光板あるいは半透明の減光板(透過型の防眩バイザ)等で構成することができる。サンバイザ3はそれぞれ駆動部16(後述)で駆動されてレール5,50に沿って移動する。
サンバイザ3はスライドバイザSW(スイッチ)14の操作に応じて車両前方向に移動することにより、天井部1の前端部付近に車両幅方向に延在して形成されたスリット状の開口部6b(図2参照)から排出されて、フロントウィンドウ2と乗員(運転者、助手)の視点との間に配置された使用時の状態(排出位置)に位置決めされる。また、サンバイザ3は車両後方向に移動することにより、空間6a内に収容された非使用時の状態(格納位置)に位置決めされる。空間6a内には、サンバイザ3の位置を検出するためのサンバイザ位置検出器18(詳細は後述)がレール5,50等に固定配設して設けられている。
図5にサンバイザ3の駆動制御を行なう制御部15(本発明の遮光装置)およびその周辺機器の構成図を示す。制御部15は通常のコンピュータとして構成されており、図示しない周知のCPU,ROM,RAM,入出力回路およびこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。CPUは、ROMおよびRAMに記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行なう。ROMは、プログラム格納領域とデータ記憶領域とを有している。プログラム格納領域には駆動制御プログラムが格納される。データ記憶領域には駆動制御プログラムの動作に必要なデータが格納されている。また、制御部15の動作に必要な情報を記憶する不揮発メモリ15aも有している。
制御部15にはETC車載器(本体部)11からの作動許可信号,車両の現在位置を検出し電子地図データ上に表示したり目的地までの経路を案内する周知のナビゲーション装置13からのゲート確認信号およびゲート通過信号が入力される。また、制御部15にはイグニッションスイッチ12の状態を表すIG信号,サンバイザ3を駆動させるためのスライドバイザSW(スイッチ)14の状態を表すスイッチ信号が入力される。これらの信号の詳細については後述する。
制御部15は、空間6a内でサンバイザ3の動作の妨げにならない場所に駆動部16と一体的に配置してもよいし、ダッシュボート下部に配置してもよい。
ナビゲーション装置13は、図10のように、周知の地磁気センサ92,ジャイロスコープ93,距離センサ94,および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPSのためのGPS受信機95を有する位置検出器91(本発明の位置認識手段)、位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ,道路の接続を表した道路データを含む各種データをCD−ROMやDVD等を用いた記憶媒体118から入力するための地図データ入力器96、操作スイッチ群97、リモートコントロール(以下リモコンと称する)センサ111、音声案内などを行なうスピーカ115、外部メモリ99、表示装置100、これらの接続された制御回路80、リモコン端末112を備えている。
制御回路80は通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU81,ROM82,RAM83,入出力回路であるI/O84およびこれらの構成を接続するバスライン85が備えられている。CPU81は、ROM82およびRAM83に記憶されたプログラムおよびデータにより制御を行なう。ROM82は、プログラム格納領域82aとデータ記憶領域82bとを有している。プログラム格納領域82aにはナビゲーションプログラム(以下、ナビプログラムと称する)82pが格納される。データ記憶領域82bにはナビプログラム82pの動作に必要なデータが格納されている。また、ナビプログラム82pは、RAM83上にてナビプログラム用ワークメモリ83wを作業領域とする形で作動する。
このような構成を持つことにより、ナビゲーション装置13は、制御回路のCPU81に含まれるナビゲーションプログラム82pが起動されると、運転者が操作スイッチ97あるいはリモコン端末112の操作によって、表示装置上に表示されるメニューから目的地経路を表示装置100に表示させるための経路案内処理を選択した場合、次のような処理を実施する。即ち、運転者が表示装置100上の地図に基づいて目的地を入力すると、GPS受信機95から得られる衛星のデータに基づき車両の現在位置が求められ、現在位置から目的地までの最適な経路を求める処理が行われる。そして、表示装置100上の道路地図に誘導経路を重ねて表示し、運転者に適切な経路を案内する。このような自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。また、表示装置100およびスピーカ115によって、操作時のガイダンスや動作状態に応じたメッセージの送出を行なう。
また、ナビゲーション装置13(即ち、記憶媒体118)に含まれる道路データにはETC料金所の位置データが含まれている。車両の現在位置とETC料金所の位置との距離が所定の距離以内に接近したと判定された場合、ゲート確認信号(本発明の前提信号,予測信号)を制御部15に送る。また、車両の現在位置とETC料金所の位置との距離が所定の距離以内に接近したと判定された後に、車両の現在位置とETC料金所の位置との距離が所定の距離以上に離れた場合、ゲート通過信号(本発明の前提信号,予測信号)を制御部15に送る。
16はサンバイザ3を駆動するための駆動部(本発明の遮光装置,移動手段)で、駆動部16はモータ17(本発明の遮光装置,駆動装置)とサンバイザ位置検出器18(本発明の遮光装置)を含み構成され、サンバイザ3とともに空間6a(図2参照)に設置される。モータ17は特に種類を問わず、制御部15からの制御信号により駆動される。サンバイザ位置検出器18はサンバイザ3の排出位置によって抵抗値が変化する構成になっていて、制御部15で該抵抗値により発生する電圧値を検出することでサンバイザ3の位置を検出する。例えば、検出された電圧値が0Vの場合はサンバイザ3が完全に格納されている状態で、検出された電圧値が5Vの場合はサンバイザ3が完全に排出されている状態というように、検出された電圧値によってサンバイザ3の位置を特定できる構成となっている。
モータ17の回転回数からサンバイザ3の排出位置を検出する方法を採ってもよい。伝達機構76およびピニオン72,74(図9参照)に用いられる歯車のギヤ比から、モータ17の1回転あたりのサンバイザ3の移動距離を算出することが可能である。サンバイザ3が完全に格納された位置をゼロ点とし、サンバイザ3の移動距離(即ち、サンバイザ3の現在位置)をゼロ点を基準としたモータ17の回転回数で表すものである。
サンバイザ3の駆動部16の具体例を図9に示す。サンバイザ3は、車両幅方向に延在して配設された支持部材54の、車両幅方向に延在して形成された回転軸56の回り方向に回転自在に連結されている。支持部材54の両側端部近傍には、ラック58,60が車両後方向に延在して固定連結されている。支持部材54の両側端部にはローラ62,64が回転自在に取り付けられている。ローラ62,64はレール5,50の溝66,68内に回転自在に収容されている。
レール5,50の後端部には、レール5,50に直角にロッド70が回転自在に取り付けられている。ロッド70の両端部近傍にはピニオン72,74が連結され、ラック58,60にそれぞれ噛み合っている。ロッド70には、モータ17の回転が伝達機構76を介して伝達される。モータ17を駆動することによりラック58,60がレール5,50に沿って移動して、サンバイザ3が格納方向あるいは排出方向に移動する。図9では矢印Aの方向が排出方向である。なお、駆動部16はモータ17で駆動される構成であれば、その構成に特に制約を設けるものではない。
次に、図6を用いて、ETC料金所に接近した際のサンバイザ3の駆動制御処理について説明する。なお、本処理は制御部15に含まれる図示しない周知のCPUにより実行される駆動制御プログラムにおいて他の処理とともに繰り返し実行される。
まず、IG信号の状態を監視する。本IG信号は、例えば、CPUの入力ポートに入力され、IG信号がある場合は該入力ポートでHレベルを検出し、IG信号がない場合は該入力ポートでLレベルを検出するものである。IG信号がない(イグニッションスイッチがオフ状態)場合(S1:No)は、イグニッションスイッチがオン状態となるまで待機するか、駆動制御プログラム駆動制御処理の他の処理を実行した後に本駆動制御処理を実施する。
IG信号がある(イグニッションスイッチがオン状態)場合(S1:Yes)は、ETC車載器11からの作動許可信号の有無を調べる。本作動許可信号は、例えば、制御部15の図示しないCPUの入力ポートに入力され、作動許可状態の場合は該入力ポートでHレベルを検出し、作動不許可状態の場合は該入力ポートでLレベルを検出するものである。作動不許可状態の場合(S2:No)は、作動許可状態となるまで待つ。
一方、作動許可状態の場合(S2:Yes)は、ETC料金所に接近しているかどうかを判定する。即ち、ナビゲーション装置13からのゲート確認信号の有無を検出する。ゲート確認信号がない場合(S3:No)にはステップS2へ戻り、ETC車載器11からの作動許可信号の有無を調べる。一方、ゲート確認信号を検出した場合(S3:Yes)には、サンバイザ位置検出器18の電圧からサンバイザ3の位置を検出する。
サンバイザ3に内蔵されるアンテナ4がどの位置にあれば、即ちサンバイザ3の排出位置がどこにあればアンテナ4がETC料金所の路側機と通信可能となるかは、アンテナ4とETC料金所の路側機の電波特性から前もって算出できる。サンバイザ3の路側機と通信可能な位置についての情報は、制御部15の不揮発メモリ15aに記憶される。
サンバイザ位置検出器18により検出された位置がETC料金所の路側機と通信可能な位置よりも外側(フロントウィンドウ2側)に排出されていれば(S4:Yes)、サンバイザ3の位置は現状のままとしモータ17を駆動しない(S5)。
一方、検出されたサンバイザ3の現在位置がETC料金所の路側機と通信可能な位置より外側(図9のA方向)に排出されていなければ(S4:No)、サンバイザ3の現在位置を移動前の位置として不揮発メモリ15aに記憶する。そして、サンバイザ3の排出方向(図5:正転)へモータ17を駆動する(S8)。サンバイザ位置検出器18によりサンバイザ3が通信可能な位置に到達したことを検出したら(S4:Yes)、モータ17の駆動を停止する(S5)。
モータ17の駆動を停止した後は、ETC料金所を通過したことを示すナビゲーション装置13からのゲート通過信号の有無を検出する。ゲート通過信号を検出しない場合(S6:No)は、ゲート通過信号を検出するまで待つ。一方、ゲート通過信号を検出した場合(S6:Yes)は、サンバイザ3の現在位置が不揮発メモリ15aに記憶されている移動前の位置と異なる場合には、サンバイザ3を該移動前の位置へ戻すためにモータ7を駆動し、サンバイザ位置検出器18によりサンバイザ3が該移動前の位置に到達したことを検出したら、モータ17の駆動を停止する(S7)。
(変形例1)
上述した実施の形態ではETC料金所への接近および通過の判定をナビゲーション装置からの情報に基づいて行なっていたが、車両に該車両の前方を監視する前方監視カメラ19(図5ではカメラ)を搭載し、該前方監視カメラ19で撮影した画像データを、周知の画像認識処理を用いた画像認識部20(本発明の画像認識手段)によってETC料金所への接近および通過の判定を行なう方法を用いてもよい。図6では、ステップS3およびステップS6の内容が以下のようになる。
制御部15の不揮発メモリ15aには、ETC料金所を認識するための基準画像データが記憶されている。即ち、予め該車載カメラでETC料金所を撮影して該撮影した画像からETC料金所の特徴を抽出して基準画像データとして記憶するものである。前方監視カメラ19で撮影した画像データを画像認識部20によって画像認識処理を行なった結果にETC料金所の特徴が所定の数より多く含まれている場合に、ETC料金所に接近したと判断して制御部15にその旨の信号(本発明の前提信号,予測信号)を送る。(S3に相当)。該信号は、例えば、制御部15の図示しないCPUの入力ポートに入力され、ETC料金所に接近した場合は該入力ポートでHレベルを検出し、ETC料金所を通過した場合は該入力ポートでLレベルを検出するものである。制御部15はETC料金所に接近した旨の信号を受けた場合(S3:Yes)はステップS4へ進む。
また、ETC料金所に接近したと判断した後に、前方監視カメラ19で撮影した画像データを画像認識部20によって画像認識処理を行なった結果にETC料金所の特徴が所定の数含まれていない場合に、ETC料金所を通過したと判断して制御部15にその旨の信号(本発明の前提信号,予測信号)を送る(S6に相当)。制御部15はETC料金所を通過した旨の信号を受けた場合(S6:Yes)はステップS7へ進む。
上述したETC料金所への接近およびETC料金所の通過の判断方法以外の構成については本発明の実施の構成と同様のため、詳細な説明は割愛する。
(変形例2)
ETC料金所には通行料金の収受を行なう路側機の他に、ETC料金所の存在を示すための電波発信機が設置されている。この電波発信機の電波の受信強度を検出することでETC料金所への接近およびETC料金所の通過の判断を行なう構成を採ってもよい。この場合、制御部15には受信機21(図5参照)が接続されていて、この受信機21は電波発信機の電波を受信可能となっていて、該受信した電波の強度を電圧信号に変換して制御部15に送る。図6では、ステップS3およびステップS6の内容が以下のようになる。
受信機21から取り込んだ該電圧信号が所定の値を上回る場合に、ETC料金所に接近したと判断して制御部15にその旨の信号(本発明の前提信号,予測信号)を送る(S3に相当)。該信号は、例えば、制御部15の図示しないCPUの入力ポートに入力され、ETC料金所に接近した場合は該入力ポートでHレベルを検出し、ETC料金所を通過した場合は該入力ポートでLレベルを検出するものである。制御部15はETC料金所に接近した旨の信号を受けた場合(S3:Yes)はステップS4へ進む。また、制御部15が受信機21受信した電波の強度を電圧信号に変換したものを直接取り込み、制御部15において該電圧信号を予め不揮発メモリ15aに記憶された閾値と比較することにより、ETC料金所への接近あるいは通過を判定する方法をとってもよい。
また、ETC料金所に接近したと判断した後に、受信機21から取り込んだ該電圧信号が所定の値を下回る場合に、ETC料金所を通過したと判断して制御部15にその旨の信号(本発明の前提信号,予測信号)を送る(S6に相当)。制御部15はETC料金所を通過した旨の信号を受けた場合(S6:Yes)はステップS7へ進む。
上述したETC料金所への接近およびETC料金所の通過の判断方法以外の構成については本発明の実施の構成と同様のため、詳細な説明は割愛する。
(変形例3)
ETC車載器には、通常、車両,車両の所有者,および通行料金決済方法に関する情報が含まれたETCカード(本発明の認証媒体)を挿入して使用する構成となっている。そのため、ETCカードの挿入および排出を検出することでETC料金所への接近およびETC料金所の通過の判断を行なう構成を採ってもよい。この場合、制御部15にはETC車載器11からETCカードの挿入および排出を検出する信号(本発明の前提信号,予測信号)が送られてくる。該信号は、例えば、制御部15の図示しないCPUの入力ポートに入力され、ETCカードの挿入を検出した場合は該入力ポートでHレベルを検出し、ETCカードの排出を検出した場合は該入力ポートでLレベルを検出するものである。図6では、ステップS4およびステップS6の内容が以下のようになる。
制御部15はETC車載器11からのETCカードの挿入を検出する信号の有無を監視する(S3に相当)。制御部15はETCカードの挿入を検出した旨の信号を受けた場合(S3:Yes)は、ETC料金所に接近したと判断しステップS4へ進む。また、ETC料金所に接近したと判断した後は、ETC車載器11からETCカードの挿入を排出する信号の有無を監視する(S6に相当)。制御部15はETCカードの挿入を検出した旨の信号を受けた場合(S6:Yes)はETC料金所を通過したと判断しステップS7へ進む。
上述したETC料金所への接近およびETC料金所の通過の判断方法以外の構成については本発明の実施の構成と同様のため、詳細な説明は割愛する。
上述したETC料金所への接近およびETC料金所の通過の判断方法は、ナビゲーション装置13を用いるもの,前方監視カメラ19を用いるもの(変形例1),および受信機21を用いるもの(変形例2),ETCカードの挿入/排出を検出するもの(変形例3)のうちの、いずれか一つ、あるいは少なくとも2つ以上の組み合わせを用いる構成をとってもよい。
本発明の構成例で用いたサンバイザ3の形状は略長方形であるが、図8のように、サンバイザ3の排出方向(矢印Aの方向)前方側の長辺部に凸形状部(本発明の延長部または凸片部)3aを設け、該凸形状部3aにアンテナ4を内蔵する構成を採ってもよい。なお、凸形状部3aの形成位置はサンバイザ3の排出方向前方側の長辺部であればどこでもよく、凸形状部3aの大きさにも制約を設けない。
本構成の場合、サンバイザ3の排出および格納は以下のように行なう。サンバイザ3の完全格納時の状態は、凸形状部3aを含む全ての部分が空間6a(図2参照)に格納される。制御部15がETC料金所に接近したと判断したとき、サンバイザ3が完全に格納されている場合には、凸形状部3aのみが排出される。凸形状部3aのみが排出された場合にフロントウィンドウ2の視界を遮る面積は、図9の構成のサンバイザが通信可能位置に排出された場合にフロントウィンドウ2の視界を遮る面積よりも小さく、運転者の視界を妨げず運転時の安全確保に寄与する。
なお、サンバイザ3が図8の構成をとる場合のサンバイザおよび車載通信端末装置のその他の構成および動作については、上述の実施の形態に準ずるものであるため、詳細な説明は割愛する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
サンバイザの構成を示す模式図。 サンバイザの全格納状態を示す図。 サンバイザが受信可能な位置に排出された状態を示す図。 サンバイザの全排出状態を示す図。 制御部およびその周辺部の構成を説明するためのブロック図。 サンバイザの駆動制御処理について説明するためのフロー図。 従来技術によるETC車載器(アンテナ)の取り付け位置を示す図。 凸形状部を有するサンバイザの構成を説明するための図。 駆動部の構成の一例を示す図。 ナビゲーション装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
1 天井部
2 フロントウィンドウ
3 サンバイザ(遮光板,遮光装置)
3a 凸形状部(延長部または凸片部)
4 アンテナ
5,50 レール(ガイド部)
11 車載通信端末装置(ETC車載器)
12 イグニッションスイッチ
13 ナビゲーション装置
14 スライドバイザSW
15 制御部(遮光装置)
16 駆動部(遮光装置,移動手段)
17 モータ(遮光装置,駆動装置)
18 サンバイザ位置検出器(遮光装置)
19 前方監視カメラ
20 画像認識部(画像認識手段)
21 受信機
96 位置検出器(位置認識手段)

Claims (7)

  1. 有料道路の出入口を車両が通過する際にその車両と車外との通信により料金の収受を行なう自動料金収受システムにおける車両側に搭載する車載通信端末装置において、
    車外との通信を行なうためのアンテナが、太陽の光を遮光する目的で車両に取り付けられている遮光装置(サンバイザ)の遮光板に一体的に取り付けられて、そのアンテナが前記車載通信端末装置の本体と接続され、
    また前記遮光装置は、前記アンテナが取り付けられた遮光板を、遮光機能を有する遮光位置と、そこから退避した格納位置との間で移動させる移動手段を備え、
    前記アンテナを介して前記車載通信端末装置が車外との通信を行なう際に、前記アンテナが取り付けられた前記遮光板を前記移動手段により前記格納位置から前記遮光位置の側へ移動させることを特徴とする車載通信端末装置。
  2. 前記遮光板の移動手段は、前記遮光板を前記格納位置と前記遮光位置との間で移動可能に案内して支持するガイド部と、前記遮光板を前記格納位置と前記遮光位置との間で駆動する駆動装置とを含む請求項1に記載の車載通信端末装置。
  3. 遮光板の移動手段は車両のルーフ前部の下側に前記遮光板を格納するスペースを備え、その移動手段の前記ガイド部はその遮光板を前記ルーフ前部の下側に納まる格納位置から、その遮光板が前記ルーフの前端から車両のフロントガラス側にせり出した遮光位置までスライド可能にガイドし、前記駆動装置としてその遮光板を前記格納位置から遮光位置までを最大範囲として駆動するモータが設けられ、さらに前記遮光板のアンテナを車外と送受信可能な位置に移動させる前提信号を受けて、そのモータが前記遮光板を前記格納位置から遮光位置までの範囲内において前記アンテナの送受信可能位置まで移動させる請求項2に記載の車載通信端末装置。
  4. 前記アンテナは、前記ガイド部により前記遮光板が移動可能に案内される、その遮光板の移動方向の先頭側端部に取り付けられている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車載通信端末装置。
  5. 前記遮光板には、前記先頭側の端からさらに移動方向前方に突出するようにアンテナ設置用の延長部または凸片部が形成され、その延長部または凸片部に前記アンテナが取り付けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車載通信端末装置。
  6. 前記遮光板のアンテナを送受信可能な位置に移動させる前提信号は、当該車両が料金所のゲートを通過することを予測する予測信号とされ、前記車載通信端末または別途設けられた制御部がその予測信号を受け、この予測信号により前記駆動装置またはモータが駆動して前記遮光板を移動させる請求項2ないし5のいずれか1項に記載の車載通信端末装置。
  7. 前記車両が料金所のゲートを通過することを予測する予測信号は、その車両が料金所のゲート付近から発信される電波を受信したことによる出力される信号、もくしは車両のナビゲーション装置における電子地図データに記憶されている料金所の位置データと該車両に設けられた位置認識手段により与えられる当該車両の現在位置データとの距離演算値が一定の値以下であると判定されたことにより出力される信号、または車両に搭載された前方監視カメラの画像が画像認識手段により料金所のゲート付近の画像であると判定されたことにより出力される信号、あるいは前記車載通信端末装置に料金自動収受システムの利用者を特定する認証媒体が挿入されたことにより出力される信号の、少なくとも一つの信号とされ、それらの少なくとも一つの信号に基づいて前記駆動装置またはモータが前記アンテナを備える遮光板を移動させる請求項6に記載の車載通信端末装置。
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