JP4192825B2 - 内燃機関用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関における各気筒の行程判別状態に応じた燃料噴射・点火制御を実施する内燃機関用制御装置に関するものである。
従来、内燃機関用制御装置に関連する先行技術文献としては、特開平10−27252号公報にて開示されたものが知られている。このものでは、クランクシャフトの位相と吸気圧との相互関係から各気筒の行程判別を行う技術が示されている。
特開平10−227252号公報(第2頁)
ところで、前述のものでは、吸気圧を用いて行程判別する際に、スロットルバルブが開き気味であると負圧変動が小さいため、行程判別の精度が低下するという不具合があった。
そこで、この発明はかかる不具合を解決するためになされたもので、スロットルバルブの開き度合いの影響を受け難くして、吸気圧を用いた行程判別の精度を向上可能な内燃機関用制御装置の提供を課題としている。
請求項1の内燃機関用制御装置によれば、独立吸気の複数気筒からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関において、クランク角検出手段によるクランク角信号に基づく基準位置判別手段での内燃機関のクランクシャフトの1回転毎の基準位置の判別後では、行程判別手段によって内燃機関の吸気行程中の機関回転速度が速くなる気筒として予め特定されている気筒の吸気通路に配設されたスロットルバルブの下流側に導入される吸気圧検出手段で検出される吸気圧により行程判別が実施される。この気筒における吸気圧によれば、スロットルバルブが開き気味であっても検出圧変動が大きいという特性を有する。このため、クランクシャフトの1回転毎の基準位置の判別後、内燃機関の吸気行程中の機関回転速度が速くなる気筒における吸気圧を用いれば、スロットルバルブの開き度合いの影響を受け難くなり、行程判別の精度が向上される。
請求項2の内燃機関用制御装置によれば、独立吸気の複数気筒からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関において、クランク角検出手段によるクランク角信号に基づく基準位置判別手段での内燃機関のクランクシャフトの1回転毎の基準位置の判別後では、行程判別手段によって各気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒として予め特定されている気筒の吸気通路に配設されたスロットルバルブの下流側に導入される吸気圧検出手段で検出される吸気圧により行程判別が実施される。この気筒における吸気圧によれば、スロットルバルブが開き気味であっても検出圧変動が大きいという特性を有する。このため、クランクシャフトの1回転毎の基準位置の判別後、内燃機関の各気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒における吸気圧を用いれば、スロットルバルブの開き度合いの影響を受け難くなり、行程判別の精度が向上される。
請求項3の内燃機関用制御装置では、内燃機関が2気筒からなることで、吸気行程中の機関回転速度が速くなる気筒または吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒が特定し易く、行程判別の精度が向上される。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関用制御装置が適用されたV型4サイクル2気筒からなる内燃機関及びその周辺機器を示す概略構成図である。
図1において、内燃機関1は独立吸気のV型4サイクル2気筒の火花点火式として構成されている。なお、本実施例においては、内燃機関1を構成する2気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒を第1気筒1a、また、2気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの後側の気筒を第2気筒1bとし、それぞれの気筒に対応する構成部品等には“a”,“b”をそれぞれ必要に応じて添えて区別する。
エアクリーナ2から導入された吸入空気は、吸気通路3a,3b、スロットルバルブ4a,4bを通過して吸気通路3a,3b内でインジェクタ(燃料噴射弁)5a,5bから噴射された燃料と混合され、所定空燃比の混合気として吸気ポート6a,6bから各気筒内に分配供給される。また、内燃機関1のシリンダヘッドには気筒毎に点火プラグ7a,7bが配設され、点火タイミング毎に点火コイル8a,8bから高電圧が各気筒の点火プラグ7a,7bに印加され、各気筒内の混合気に点火される。そして、内燃機関1の各気筒で燃焼された排気ガスは排気ポート11a,11bから排気通路12a,12bの下流側に配設された三元触媒13a,13bを通過して大気中に排出される。
エアクリーナ2内には吸気温センサ21が配設され、吸気温センサ21によってエアクリーナ2内に流入される吸気温THA〔℃〕が検出される。また、吸気通路3a,3bには吸気圧センサ22a,22bが配設され、吸気圧センサ22a,22bによってスロットルバルブ4a,4bの下流側の吸気圧PMa,PMb〔kPa:キロパスカル〕が検出される。そして、スロットルバルブ4a,4bには1つのスロットル開度センサ23が配設され、スロットル開度センサ23によってスロットルバルブ4a,4bのスロットル開度TA〔°〕が検出される。
また、内燃機関1の第1気筒1aのシリンダブロックには1つの水温センサ24が配設され、水温センサ24によって内燃機関1内の冷却水温THW〔℃〕が検出される。そして、内燃機関1のクランクシャフト10にはクランク角センサ25が配設され、クランク角センサ25によってクランクシャフト10の回転に伴い単位時間当たりに発生されるパルス数からなるクランク角〔°CA(Crank Angle)〕信号に基づく機関回転速度NE〔rpm〕が検出される。
一方、燃料タンク31内から燃圧を調整するプレッシャレギュレータ(図示略)を内蔵した燃料ポンプ32で汲上げられた燃料は、燃料配管33、燃料フィルタ34、燃料配管35、デリバリパイプ36の順に圧送され、各気筒のインジェクタ5a,5bに分配供給される。
内燃機関1の運転状態を制御するECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)40は、周知の各種演算処理を実行する中央処理装置としてのCPU41、制御プログラムや制御マップ等を格納したROM42、各種データを格納するRAM43、B/U(バックアップ)RAM44等を中心に論理演算回路として構成され、上述の各種センサからの検出信号やバッテリ29からの電源電圧VB 〔V:ボルト〕を入力する入力ポート45及び各種アクチュエータとしてのインジェクタ5a,5bに燃料噴射時間(燃料噴射量に相当)TAUa,TAUb、点火コイル8a,8bに点火信号Iga,Igbや燃料ポンプ32に駆動信号Ipを出力する出力ポート46に対しバス47を介して接続されている。なお、バッテリ29からの電源電圧VB は、そのままECU40内に入力され、分圧されたのちA/D変換ポート(図示略)に入力され、その電圧レベルが検出される。
次に、本発明の一実施例にかかる内燃機関用制御装置で使用されているECU40内のCPU41における燃料噴射・点火制御の処理手順を示す図2のフローチャートに基づき、図3及び図4を参照して説明する。ここで、図3は図2の処理に対応する各種センサ信号の遷移状態を示すタイムチャートである。また、図4は本実施例の内燃機関における各気筒のスロットルバルブ4a,4bのスロットル開度TA〔°〕に対する各気筒の吸気行程中における最小検出圧(最小負圧)としての吸気圧PMa,PMb〔kPa:キロパスカル〕との関係を示す特性図である。なお、この燃料噴射・点火制御ルーチンはクランク角信号入力毎にCPU41にて繰返し実行される。
図2において、ステップS101では、基準位置判別が終了しているかが判定される。このクランクシャフト10の基準位置は、周知のように、クランクシャフト10に接続された複数の等角度からなる歯部と欠歯部とを有するクランクロータ26に応じてクランク角センサ25から出力されるクランク角信号のパルス間隔時間が異なることにより欠歯位置が分かることで判別される。ステップS101の判定条件が成立せず、即ち、基準位置判別が未だ終了していないときには、燃料噴射・点火制御処理を実施することなく本ルーチンを終了する。なお、内燃機関1の始動状態が判定されたときには、各気筒に対する燃料噴射を1回だけ許可するようにしてもよい。
一方、ステップS101の判定条件が成立、即ち、基準位置判別が既に終了しているときにはステップS102に移行する。ステップS102では、行程判別が終了しているかが判定される。ステップS102の判定条件が成立せず、即ち、後述の行程判別終了フラグが「OFF(オフ)」であり、各気筒に対する行程判別が未だ終了していないときにはステップS103に移行し、このとき基準位置判別が終了しているので所定クランク角位置における第1気筒1aの吸気圧PMaとして例えば、図3に示す吸気圧PMa1 が吸気圧センサ22aにより検出される。次にステップS104に移行して、ステップS103での吸気圧PMa1 の検出タイミングから360〔°CA〕後における第1気筒1aの吸気圧PMaとして例えば、図3に示す吸気圧PMa2 が吸気圧センサ22aにより検出される。
ここでは、図3に示すように、内燃機関1の2気筒のうち、特性上、スロットルバルブ4a,4bを所定スロットル開度TA〔°〕とするクランキング中における吸気行程中で機関回転速度NE〔rpm〕が速くなる方、即ち、吸気行程中のクランク角信号の間隔時間〔ms:ミリ秒〕が速くなる方の気筒としての第1気筒1aが予め特定されており、この第1気筒1aにおける吸気圧PMaが用いられる。
この理由としては、図4に示すように、各気筒のスロットルバルブ4a,4bのスロットル開度TA〔°〕を全開付近にすると、吸気圧センサ22a,22bによる検出圧としての吸気圧PMa,PMbは、大気圧とほぼ等しくなってしまう。しかしながら、内燃機関1の2気筒のうち、吸気行程中のクランク角信号の間隔時間が速くなる方の気筒として予め特定されている第1気筒1aにおける吸気圧PMaを用いることで、スロットル開度TAを開側としたときの検出圧が大気圧とほぼ等しくなる範囲を狭めることができ、スロットルバルブ4a,4bの開き度合いの影響を受け難くして、吸気圧を用いた行程判別の精度を向上することができる。
なお、クランク角信号の間隔時間は、クランクシャフト10の角速度〔m/s:メートル毎秒〕に置換えることもできる。また、吸気行程期間中におけるクランク角信号の間隔時間の平均値が速くなる方の気筒における検出圧を用いることもできる。これにより、後述するクランクシャフト10の2回転(720〔°CA〕毎)に1回とする燃料噴射・点火制御処理に素早く移行させることもできる。
また、図3に示すように、内燃機関1の2気筒のうち、特性上、スロットルバルブ4a,4bを所定スロットル開度TA〔°〕とするクランキング中における吸気行程中では、吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒として第1気筒1aが予め特定されていてもよく、この第1気筒1aにおける吸気圧PMaを用いることで、同様に、スロットルバルブ4a,4bの開き度合いの影響を受け難くして、吸気圧を用いた行程判別の精度を向上することができる。
次にステップS105に移行して、PMa2 −PMa1 >αの不等式が成立するかが判定される。ステップS105の判定条件が成立せず、即ち、吸気圧PMa2 から吸気圧PMa1 が減算された圧力が所定圧α以下と小さいときにはステップS106に移行する。ステップS106では、各気筒に対する行程判別が未だ終了していないとして、クランクシャフト10の毎回転(360〔°CA〕毎)に1回とする燃料噴射・点火制御処理が実行され、本ルーチンを終了する。この所定圧αは、図4に示すように、スロットル開度TAが所定開度以下のとき、第1気筒1aの吸気圧センサ22aで検出される吸気行程中の吸気圧PMa(図3に示すPMa1 に相当)が所定圧以下となり大気圧(図3に示すPMa2 に相当)との差圧により行程判別する際、誤判別を生じることのない閾値に予め設定される。
一方、ステップS105の判定条件が成立、即ち、吸気圧PMa2 から吸気圧PMa1 が減算された圧力が所定圧αを越え大きいときにはステップS107に移行する。ステップS107では、図3に示すように、同一クランク角〔°CA〕での吸気圧PMa1 ,PMa2 のうち低い方が吸気行程であり高い方が燃焼(膨張)行程であると分かることで、各気筒に対する行程判別が終了したとして行程判別終了フラグが「ON(オン)」とされる。
ステップS102の判定条件が成立、行程判別終了フラグが「ON」であり、各気筒に対する行程判別が既に終了しているとき、またはステップS107で行程判別終了フラグが「ON」とされたときにはステップS108に移行する。ステップS108では、各気筒に対する行程判別が既に終了しているとして、クランクシャフト10の2回転(720〔°CA〕毎)に1回とする燃料噴射・点火制御処理が実行され、本ルーチンを終了する。
なお、燃料噴射制御では、ECU40によって各気筒に配設された吸気圧センサ22a,22bからの吸気圧PMa,PMbとクランク角センサ25からのクランク角信号とに基づく機関回転速度NEに応じた基本燃料噴射量に、吸気温センサ21や水温センサ24等からの出力信号による各種補正係数、更に、インジェクタ5a,5bの動作遅れを補償する無効燃料噴射時間を反映して燃料噴射時間TAUa,TAUbが算出される。また、点火制御では、ECU40によって通電時間と点火時期とが考慮された点火信号Iga,Igbが各気筒に配設された点火コイル8a,8bに出力され、点火コイル8a,8bからの2次発生電圧が各気筒の点火プラグ7a,7bに出力される。
このように、本実施例の内燃機関用制御装置は、独立吸気のV型4サイクル2気筒(第1気筒1a及び第2気筒1b)からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関1であって、内燃機関1の気筒毎の吸気通路3a,3bに配設されたスロットルバルブ4a,4bの下流側に導入される吸入空気の圧力である吸気圧PMa,PMbをそれぞれ検出する吸気圧検出手段としての吸気圧センサ22a,22bと、内燃機関1のクランクシャフト10の回転に伴うクランク角信号を検出するクランク角検出手段としてのクランク角センサ25と、クランク角センサ25で検出されるクランク角信号に基づきクランクシャフト10の1回転毎の基準位置を判別するECU40にて達成される基準位置判別手段と、前記基準位置判別手段による基準位置の判別後、内燃機関1の吸気行程中の機関回転速度NEが速くなる気筒として予め特定されている第1気筒1aにおける吸気圧PMaに基づき行程判別するECU40にて達成される行程判別手段とを具備するものである。
つまり、クランク角センサ25によるクランク角信号に基づく内燃機関1のクランクシャフト10の1回転毎の基準位置の判別後では、内燃機関1の吸気行程中の機関回転速度NEが速くなる気筒として第1気筒1aが予め特定されており、この第1気筒1aにおける吸気圧センサ22aで検出される吸気圧PMaによって行程判別が実施される。この第1気筒1aにおける吸気圧センサ22aで検出される吸気圧PMaは、第2気筒1bにおける吸気圧センサ22bで検出される吸気圧PMbに比べ、スロットルバルブ4a(4b)が開き気味であっても検出圧変動が大きいという特性を有する。このため、クランクシャフト10の1回転毎の基準位置の判別後、内燃機関1の吸気行程中の機関回転速度NEが速くなる第1気筒1aにおける吸気圧PMaを用いれば、スロットルバルブ4a(4b)の開き度合いの影響を受け難くでき、行程判別の精度を向上することができる。
また、本実施例の内燃機関用制御装置は、独立吸気のV型4サイクル2気筒(第1気筒1a及び第2気筒1b)からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関1であって、内燃機関1の気筒毎の吸気通路3a,3bに配設されたスロットルバルブ4a,4bの下流側に導入される吸入空気の圧力である吸気圧PMa,PMbをそれぞれ検出する吸気圧検出手段としての吸気圧センサ22a,22bと、内燃機関1のクランクシャフト10の回転に伴うクランク角信号を検出するクランク角検出手段としてのクランク角センサ25と、クランク角センサ25で検出されるクランク角信号に基づきクランクシャフト10の1回転毎の基準位置を判別するECU40にて達成される基準位置判別手段と、前記基準位置判別手段による基準位置の判別後、各気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒として予め特定されている第1気筒1aにおける吸気圧PMaに基づき行程判別するECU40にて達成される行程判別手段とを具備するものである。
つまり、クランク角センサ25によるクランク角信号に基づく内燃機関1のクランクシャフト10の1回転毎の基準位置の判別後では、内燃機関1の各気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒として第1気筒1aが予め特定されており、この第1気筒1aにおける吸気圧センサ22aで検出される吸気圧PMaによって行程判別が実施される。この第1気筒1aにおける吸気圧センサ22aで検出される吸気圧PMaは、第2気筒1bにおける吸気圧センサ22bで検出される吸気圧PMbに比べ、スロットルバルブ4a(4b)が開き気味であっても検出圧変動が大きいという特性を有する。このため、クランクシャフト10の1回転毎の基準位置の判別後、内燃機関1の各気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の第1気筒1aにおける吸気圧PMaを用いれば、スロットルバルブ4a(4b)の開き度合いの影響を受け難くでき、行程判別の精度を向上することができる。
ところで、上記実施例では、独立吸気のV型4サイクル2気筒からなる内燃機関1を想定した行程判別について述べたが、本発明を実施する場合には、これに限定されるものではなく、独立吸気の複数気筒または独立吸気の2気筒からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関に適用することで、同様の作用・効果が期待できる。
図1は本発明の一実施例にかかる内燃機関用制御装置が適用されたV型4サイクル2気筒からなる内燃機関及びその周辺機器を示す概略構成図である。 図2は本発明の一実施例にかかる内燃機関用制御装置で使用されているECU内のCPUにおける燃料噴射・点火制御の処理手順を示すフローチャートである。 図3は図2の処理に対応する各種センサ信号の遷移状態を示すタイムチャートである。 図4は本発明の一実施例にかかる内燃機関用制御装置が適用された内燃機関におけるスロットル開度と各気筒の吸気圧との関係を示す特性図である。
符号の説明
1 内燃機関
1a 第1気筒
1b 第2気筒
3a,3b 吸気通路
4a,4b スロットルバルブ
10 クランクシャフト
22a,22b 吸気圧センサ
25 クランク角センサ
40 ECU(電子制御ユニット)

Claims (3)

  1. 独立吸気の複数気筒からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関において、 前記内燃機関の気筒毎の吸気通路に配設されたスロットルバルブの下流側に導入される吸入空気の圧力である吸気圧をそれぞれ検出する吸気圧検出手段と、
    前記内燃機関のクランクシャフトの回転に伴うクランク角信号を検出するクランク角検出手段と、
    前記クランク角検出手段で検出されるクランク角信号に基づき前記クランクシャフトの1回転毎の基準位置を判別する基準位置判別手段と、
    前記基準位置判別手段による基準位置の判別後、前記内燃機関の吸気行程中の機関回転速度が速くなる気筒として予め特定されている気筒における前記吸気圧に基づき行程判別する行程判別手段と
    を具備することを特徴とする内燃機関用制御装置。
  2. 独立吸気の複数気筒からなり各気筒の燃焼行程が不等間隔に発生する内燃機関において、 前記内燃機関の気筒毎の吸気通路に配設されたスロットルバルブの下流側に導入される吸入空気の圧力である吸気圧をそれぞれ検出する吸気圧検出手段と、
    前記内燃機関のクランクシャフトの回転に伴うクランク角信号を検出するクランク角検出手段と、
    前記クランク角検出手段で検出されるクランク角信号に基づき前記クランクシャフトの1回転毎の基準位置を判別する基準位置判別手段と、
    前記基準位置判別手段による基準位置の判別後、各気筒のうち吸気行程が短い間隔となるときの前側の気筒として予め特定されている気筒における前記吸気圧に基づき行程判別する行程判別手段と
    を具備することを特徴とする内燃機関用制御装置。
  3. 前記内燃機関は、2気筒からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関用制御装置。
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