JP4191176B2 - トラフ又はピット蓋の連結構造 - Google Patents

トラフ又はピット蓋の連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4191176B2
JP4191176B2 JP2005242171A JP2005242171A JP4191176B2 JP 4191176 B2 JP4191176 B2 JP 4191176B2 JP 2005242171 A JP2005242171 A JP 2005242171A JP 2005242171 A JP2005242171 A JP 2005242171A JP 4191176 B2 JP4191176 B2 JP 4191176B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
pit
edge
lid
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005242171A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007060786A (ja
Inventor
裕 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2005242171A priority Critical patent/JP4191176B2/ja
Publication of JP2007060786A publication Critical patent/JP2007060786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4191176B2 publication Critical patent/JP4191176B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

本発明は、トラフ又はピットの上面開口部に被せる蓋連結構造に関するものである。
図5にトラフ蓋の使用状態を示す。図において、10は所要の区間に敷設されたトラフ、12はトラフ10の上面開口部に被せたトラフ蓋、14は敷設されたトラフ10の両サイドに埋め戻した土(又はコンクリート)である。トラフ蓋12は作業性等を考慮して一定の長さに製作されているため、トラフ10に被せるときは、多数のトラフ蓋12を隣り同士で端面を突き合わせるようにして敷設される。
ピット蓋の場合も同様である(特許文献1参照)。
登録実用新案第3045816号公報
トラフ蓋は前述のように隣り同士端面を突き合わせて敷設されるため、図5のように、トラフ蓋の上面が地表レベルとなるように土を埋め戻すと、トラフ蓋の開閉が困難になる。
またトラフ蓋は敷設後の移動や跳ね上がりを防止するため、動きにくくする必要がある。特に合成樹脂製のトラフ蓋はコンクリート製のトラフ蓋に比べ軽量であるため、移動防止対策が必要である。特許文献1では、逆U字形の連結金具を使用し、その連結金具の2本の脚部を、隣り合うピット蓋に片方ずつ挿入し、隣り合うピット蓋を連結することで、ピット蓋を動きにくくしている。しかしこの構造では、ピット蓋の開閉が困難になる。
本発明の目的は、トラフ又はピット蓋を敷設後に動きにくくすることができ、しかも容易に開閉することが可能なトラフ又はピット蓋連結構造を提供することにある。
本発明に係るトラフ又はピット蓋の連結構造は、
トラフ又はピットの開口部に被せられる四角形の蓋であって、その長さ方向の一端側の上面に、当該一端側の端縁から長さ方向に2本の縦溝部を形成すると共に、この2本の縦溝部の前記端縁から離れた位置をつなぐように横溝部を形成し、かつ長さ方向の他端側の上面に、当該他端側の端縁から前記一端側の2本の縦溝部と端縁での位置が同じになるように長さ方向に2本の縦溝部を形成すると共に、この2本の縦溝部内の前記他端側の端縁から離れた位置に下面まで貫通する2つの穴を形成してなるトラフ又はピット蓋と、
前記トラフ又はピット蓋を、隣り同士で前記横溝部を形成した方の端縁と穴を形成した方の端縁とが突き合わさるように敷設したときに、隣り合う蓋同士を連結する金具であって、隣り合うトラフ又はピット蓋の縦溝部に跨って嵌め込まれる2本の縦棒部と、一方のトラフ又はピット蓋の横溝部に嵌め込まれる横棒部と、他方のトラフ又はピット蓋の2つの穴に挿入される2本の鉤部とを、一体に形成してなる連結金具とを用い、
前記トラフ又はピット蓋を、隣り同士で前記横溝部を形成した方の端縁と穴を形成した方の端縁とが突き合わさるように敷設し、隣り合うトラフ又はピット蓋の横溝部及び縦溝部に、前記連結金具の横棒部及び縦棒部を嵌め込むと共に、トラフ又はピット蓋の穴に前記連結金具の鉤部を挿入したことを特徴とする。
削除
上記連結金具の2本の鉤部は、その上端部よりも下端部の方が間隔が広く又は狭くなるようにハの字形又は逆ハの字形に形成されていることが好ましい。
削除
本発明によれば、トラフ又はピット蓋を、隣り同士で横溝部を形成した方の端縁と穴を形成した方の端縁とが突き合わさるように敷設すると、隣り合うトラフ又はピット蓋の縦溝部が連続するので、この状態で、連結金具の鉤部をトラフ又はピット蓋の穴に挿入すると共に、連結金具の横棒部及び縦棒部をトラフ又はピット蓋の横溝部及び縦溝部に嵌め込むだけで、簡単に隣り合うトラフ又はピット蓋を連結することができる。したがってトラフ又はピット蓋を動き難くすることができる。
またトラフ又はピット蓋を開くときは、連結金具の横棒部を持って鉤部が穴から抜け出ないように連結金具を立ち上げると、連結金具の鉤部がトラフ又はピット蓋の下面に引っ掛かるので、この状態で、連結金具を引き上げれば、トラフ又はピット蓋を容易に開くことができる。トラフ又はピット蓋を再び閉じるときは、この逆の手順を踏めばよい。
なお、連結金具の2本の鉤部を、平行ではなく、ハの字形又は逆ハの字形に形成しておくと、鉤部をトラフ又はピット蓋の穴に挿入したときに、縦棒部が捻られ、その弾性反発力で鉤部が穴内面に押し付けられるため、トラフ又はピット蓋を連結する連結金具が外れにくくなるという利点がある。
図1は本発明に用いるトラフ蓋の一実施形態を示す。この実施形態ではトラフ蓋として説明するが、ピット蓋の場合も同じである。このトラフ蓋12には、その長さ方向の一端側(図で左端側)の上面に、当該一端側の端縁から長さ方向に2本の縦溝部16Aが、蓋幅方向に適当な間隔をおいて形成され、この2本の縦溝部16Aの前記端縁から離れた位置(図示の例では先端)をつなぐように横溝部18が形成されている。縦溝部16Aと横溝部18は同じ深さで連続している。横溝部18の中間には溝幅の広い拡幅部20が設けられている。
また、トラフ蓋12の長さ方向の他端側(図で右端側)の上面には、当該他端側の端縁から長さ方向に2本の縦溝部16Bが形成されている。この2本の縦溝部16Bは、前記一端側の2本の縦溝部16Aと端縁での位置が同じになるように形成されている。また、この2本の縦溝部16Bの前記他端側の端縁から離れた位置(図示の例では先端)には、トラフ蓋12の下面に達する穴22が形成されている。
また、トラフ蓋12の一端側の下部には、張り出し部24が形成され、他端側の下部には、トラフ蓋12を敷設したとき、隣りのトラフ蓋の張り出し部が入る凹部26が形成されている。この凹部26を形成したことにより、縦溝部16B及び穴20を形成した部分は厚さが他の部分よりも薄くなっている。なお、張り出し部24の上面Pのレベルは凹部26の天井面Q(トラフ蓋12の他端側の下面)のレベルよりも低く設定されている(理由は後述)。
また、トラフ蓋12の下面には、長さ方向に、トラフの両側壁の内側に落ち込む2条のガイド突条28が形成されている。
次に図2を参照して本発明に用いるトラフ蓋連結金具の一実施形態を説明する。この連結金具30は、1本の金属棒を折り曲げて、平行な2本の縦棒部32と、2本の縦棒部32の一端側をつなぐ横棒部34と、2本の縦棒部32の他端側から下向きに折れ曲がった鉤部36を一体に形成したものである。2本の縦棒部32は、トラフ蓋を敷設したときに、隣り合うトラフ蓋の縦溝部16A、16Bに跨って嵌め込まれる部分であり、横棒部34は一方のトラフ蓋の横溝部18に嵌め込まれる部分であり、鉤部36は他方のトラフ蓋の2つの穴22に挿入される部分である。
図3は本発明に用いるトラフ蓋連結金具の他の実施形態を示す。この連結金具30が図2のものと異なる点は、2本の鉤部36が、その上端部よりも下端部の方が間隔が広くなるようにハの字形に形成されていることである(図3C参照)。それ以外の構成は図2の実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図4(A)、(B)は上記トラフ蓋12及び連結金具30を用いたトラフ蓋の連結構造を示す。複数のトラフ蓋12を、隣り同士で横溝部18を形成した方の端縁と穴22を形成した方の端縁とが突き合わさるように敷設すると、隣り合うトラフ蓋12の縦溝部16A、16Bが連続するので、横溝部18及び縦溝部16A、16Bに、連結金具30の横棒部34及び縦棒部32を嵌め込むと共に、トラフ蓋12の穴22に連結金具30の鉤部36を挿入する。これにより、隣り合うトラフ蓋12が連結金具30によって連結された状態となるので、トラフ蓋13を動きにくくすることができる。
また、この状態でトラフ蓋12を開く必要が生じたときは、連結金具30の横棒部34を持って鉤部36が穴22から抜け出ないように連結金具30を図4(C)のように立ち上げる。すると、連結金具30の鉤部36がトラフ蓋12の下面Qに引っ掛かるので、この状態で、連結金具30を引き上げれば、トラフ蓋12を容易に開くことができる。トラフ蓋12を再び閉じるときは、上記と逆の手順を踏めばよい。
前述のように、張り出し部22の上面Pのレベルを、凹部26の天井面Qのレベルよりも低く設定したのは、この二つの面P、Qの間に連結金具30の鉤部36が入り込むスペースを作るためである。また横溝部18の中間に拡幅部20を設けたのは、連結金具30を立ち上げるときに、横溝部18内に落ち込んでいる横棒部34を手指でつまんで引き出しやすくするためである。
なお、連結金具30の2本の鉤部36を、図3のように、ハの字形に形成しておくと、鉤部36をトラフ蓋12の穴22に挿入したときに、縦棒部32が捻られるので、その弾性反発力で鉤部36が穴22内面に押し付けられるようになる。このため、トラフ蓋12、12を連結する連結金具30が外れにくくなるという利点がある。鉤部36を逆ハの字形にしても同様の効果が得られる。
本発明に用いるトラフ蓋の一実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は左側面図、(C)は右側面図、(D)は正面図、(E)は(A)のE−E線断面図、(F)は底面図。 本発明に用いるトラフ蓋連結金具の一実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図。 本発明に用いるトラフ蓋連結金具の他の実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図。 本発明に係るトラフ蓋連結構造の一実施形態を示す、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)はトラフ蓋を開くときの状態を示す断面図。 トラフ蓋の使用状態を示す説明図。
符号の説明
10:トラフ
12:トラフ蓋
14:土
16A、16B:縦溝部
18:横溝部
20:拡幅部
22:穴
24:張り出し部
26:凹部
28:ガイド突条
30:連結金具
32:縦棒部
34:横棒部
36:鉤部

Claims (2)

  1. トラフ又はピットの開口部に被せられる四角形の蓋であって、その長さ方向の一端側の上面に、当該一端側の端縁から長さ方向に2本の縦溝部を形成すると共に、この2本の縦溝部の前記端縁から離れた位置をつなぐように横溝部を形成し、かつ長さ方向の他端側の上面に、当該他端側の端縁から前記一端側の2本の縦溝部と端縁での位置が同じになるように長さ方向に2本の縦溝部を形成すると共に、この2本の縦溝部内の前記他端側の端縁から離れた位置に下面まで貫通する2つの穴を形成してなるトラフ又はピット蓋と、
    前記トラフ又はピット蓋を、隣り同士で前記横溝部を形成した方の端縁と穴を形成した方の端縁とが突き合わさるように敷設したときに、隣り合う蓋同士を連結する金具であって、隣り合うトラフ又はピット蓋の縦溝部に跨って嵌め込まれる2本の縦棒部と、一方のトラフ又はピット蓋の横溝部に嵌め込まれる横棒部と、他方のトラフ又はピット蓋の2つの穴に挿入される2本の鉤部とを、一体に形成してなる連結金具とを用い、
    前記トラフ又はピット蓋を、隣り同士で前記横溝部を形成した方の端縁と穴を形成した方の端縁とが突き合わさるように敷設し、隣り合うトラフ又はピット蓋の横溝部及び縦溝部に、前記連結金具の横棒部及び縦棒部を嵌め込むと共に、トラフ又はピット蓋の穴に前記連結金具の鉤部を挿入したことを特徴とするトラフ又はピット蓋の連結構造
  2. 前記連結金具の2本の鉤部は、その上端部よりも下端部の方が間隔が広く又は狭くなるようにハの字形又は逆ハの字形に形成されていることを特徴とする請求項1記載のトラフ又はピット蓋の連結構造
JP2005242171A 2005-08-24 2005-08-24 トラフ又はピット蓋の連結構造 Active JP4191176B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005242171A JP4191176B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 トラフ又はピット蓋の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005242171A JP4191176B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 トラフ又はピット蓋の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007060786A JP2007060786A (ja) 2007-03-08
JP4191176B2 true JP4191176B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=37923748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005242171A Active JP4191176B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 トラフ又はピット蓋の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4191176B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007060786A (ja) 2007-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4989211B2 (ja) 電気接続箱
KR200476580Y1 (ko) 비계발판
CN104395528A (zh) 格栅板的固定装置及用于设置其的固定结构
KR100947365B1 (ko) 케이블 트레이의 슬라이드 조립구조
JP2011072085A (ja) ワイヤハーネス用のプロテクタ
KR100888209B1 (ko) 알루미늄폼 거푸집 지지용 지지바 고정장치
JP4191176B2 (ja) トラフ又はピット蓋の連結構造
JP2017070268A (ja) 植物の結果枝補強具
JP2015068093A (ja) けらば部材の接続構造
KR101000572B1 (ko) 배선 분기구
KR200461558Y1 (ko) 전주 완철의 새 둥지 방지용 커버
KR200461640Y1 (ko) 도난방지구조를 갖는 배수덮개장치
JP4845019B2 (ja) トラフ
KR101105569B1 (ko) 건축용 블록
JP5379925B1 (ja) 壁板材
US855652A (en) Drain-tile.
KR101738450B1 (ko) 공동주택용 케이블 안내판 체결장치
JP2006006024A (ja) トラフ用蓋とこのトラフ用蓋の連結部材、これらを用いたトラフ及びトラフ用蓋の布設方法
JP5859068B2 (ja) 植物の結果枝補強具
JP3189263U (ja) 床排水用水切板
JP4865215B2 (ja) トラフ用蓋固定部材とトラフの固定構造及びトラフ用蓋固定部材の着脱方法
JPH0415804Y2 (ja)
JP5305517B2 (ja) トラフ蓋の固定構造及び固定方法
KR101215224B1 (ko) 콘크리트 타설용 레벨 타이
US20200232220A1 (en) A roof tile clip

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4191176

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350