JP4190839B2 - 低スキュークロック分配回路、及び、低スキュークロック分配方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クロックスキューを低減する低スキュークロック分配回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
LSI(Large−Scale Integrated circuit)プロセスばらつき、電源電圧変動、周囲温度変化等の使用環境に起因する出力の遅延変動(クロックスキュー)を低減するような回路が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。そこで、LSIと汎用ICとの同期インタフェースにおいて、クロックスキューを低減するための低スキュークロック分配回路100を図4に示す。
【0003】
図4に示されるように、従来の低スキュークロック分配回路100は、LSI110と、汎用IC108−1〜108−n(nは正数)とを具備する。汎用IC108−1〜108−nとしてはフリップフロップ、メモリ等が例示される。LSI110は、入力バッファ101、104、109、LSI内PLL(Phase Locked Loop)回路102、107、LSI内IC103、出力バッファ105、106−1〜106−nを備えている。LSI内IC103としてはフリップフロップが例示される。
【0004】
LSI内PLL回路102は、入力バッファ101の出力端子と、LSI内IC103の入力端子とに接続されている。LSI内PLL回路107は、入力バッファ104の出力端子と、入力バッファ109の出力端子と、出力バッファ105の入力端子と、出力バッファ106−1〜106−nの入力端子とに接続されている。出力バッファ106−1〜106−nの出力端子には、汎用IC108−1〜108−nの入力端子が接続されている。
【0005】
入力バッファ101、109には、外部からのリファレンスクロックRCK100が入力される。LSI内PLL回路102は、入力バッファ101からのリファレンスクロックRCK100をLSI内IC103に出力し、LSI内フィードバッククロックFCK101を自己に帰還させる。LSI内PLL回路107は、入力バッファ109からのリファレンスクロックRCK100を出力バッファ106−1〜106−nに出力し、入力バッファ104からのLSI内フィードバッククロックFCK102を出力バッファ105に出力する。出力バッファ106−1〜106−nは、LSI内PLL回路107からのリファレンスクロックRCK100を汎用IC108−1〜108−nに出力し、出力バッファ105は、LSI内PLL回路107からのLSI内フィードバッククロックFCK102を入力バッファ104に出力する。
【0006】
LSI内PLL回路102は、入力バッファ101からのリファレンスクロックRCK100とLSI内フィードバッククロックFCK101との位相を調整し、LSI内PLL回路107は、入力バッファ109からのリファレンスクロックRCK100と入力バッファ104からのLSI内フィードバッククロックFCK102との位相を調整する。これにより、従来の低スキュークロック分配回路100では、汎用IC108−1〜108−nへのリファレンスクロックRCK100と、LSI内IC103へのリファレンスクロックRCK100との位相を合わせることができる。
【0007】
しかしながら、従来の低スキュークロック分配回路100では、リファレンスクロックRCK100を分配すべき汎用IC108−1〜108−nが多数ある場合(nが2以上ある場合)、リファレンスクロックRCK100を汎用IC108−1〜108−nに出力するためのLSI110のピン数がn本必要になる。すなわち、このLSI110のピン数とは、出力バッファ106−1〜106−nの出力端子に対応する。そこで、LSI110のピン数を削減するために、クロック部品としてクロックバッファ206を用いた低スキュークロック分配回路200を図5に示す。
【0008】
図5に示されるように、従来の低スキュークロック分配回路200は、LSI210と、クロックバッファ206と、汎用IC208−1〜208−n(nは正数)とを具備する。汎用IC208−1〜208−nとしてはフリップフロップ、メモリ等が例示される。LSI210は、入力バッファ201、204、209、LSI内PLL回路202、207、LSI内IC203、出力バッファ205を備えている。LSI内IC203としてはフリップフロップが例示される。
【0009】
LSI内PLL回路202は、入力バッファ201の出力端子と、LSI内IC203の入力端子とに接続されている。LSI内PLL回路207は、入力バッファ204の出力端子と、入力バッファ209の出力端子と、出力バッファ205の入力端子とに接続されている。出力バッファ205の出力端子には、汎用IC208−1〜208−nの入力端子が接続されている。
【0010】
入力バッファ201、209には、外部からのリファレンスクロックRCK200が入力される。LSI内PLL回路202は、入力バッファ201からのリファレンスクロックRCK200をLSI内IC203に出力し、LSI内フィードバッククロックFCK201を自己に帰還させる。LSI内PLL回路207は、入力バッファ209からのリファレンスクロックRCK200と入力バッファ204からのLSI内フィードバッククロックFCK202とを入力し、リファレンスクロックRCK200を出力バッファ205に出力する。出力バッファ205は、LSI内PLL回路207からのリファレンスクロックRCK200をクロックバッファ206に出力する。クロックバッファ206は、出力バッファ205からのリファレンスクロックRCK200を汎用IC208−1〜208−nと入力バッファ204とに出力する。入力バッファ204に出力されるリファレンスクロックRCK200は、入力バッファ204へのLSI内フィードバッククロックFCK202として使われる。
【0011】
LSI内PLL回路202は、入力バッファ201からのリファレンスクロックRCK200とLSI内フィードバッククロックFCK201との位相を調整し、LSI内PLL回路207は、入力バッファ209からのリファレンスクロックRCK200と入力バッファ204からのLSI内フィードバッククロックFCK202との位相を調整する。これにより、従来の低スキュークロック分配回路200では、汎用IC208−1〜208−nへのリファレンスクロックRCK200と、LSI内IC203へのリファレンスクロックRCK200との位相を合わせることができる。
【0012】
従来の低スキュークロック分配回路200では、リファレンスクロックRCK200を分配すべき汎用IC208−1〜208−nが多数ある場合(nが2以上ある場合)でも、リファレンスクロックRCK200を汎用IC208−1〜208−nに出力するためのLSI210のピン数が1本あればよい。すなわち、このLSI210のピン数とは、出力バッファ205の出力端子に対応する。このように、従来の低スキュークロック分配回路200では、上記のLSI110のピン数に比べて、LSI210のピン数を削減できる。
【0013】
しかし、従来の低スキュークロック分配回路200では、LSI内IC203へのリファレンスクロックRCK200と汎用IC208−1〜208−nへのリファレンスクロックRCK200との位相を合わせるためのLSI内PLL回路207がLSI210内に内蔵されている必要がある。このため、従来の低スキュークロック分配回路200では、アナログ回路(LSI内PLL回路207)が依然必要になり、LSI210のチップ面積は、上記のLSI110のチップ面積に比べて、大きいものになってしてしまう。
【0014】
【特許文献1】
特開2000−347764号公報
【特許文献2】
特開平11−110066号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、LSIのピン数の低減とチップ面積の縮小とを実現することができる低スキュークロック分配回路、及び、低スキュークロック分配方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0017】
本発明の低スキュークロック分配回路(10)は、PLL回路(7)と、LSI(11)とを具備する。PLL回路(7)は、n個(nは正数)の汎用IC(8−1〜8−n)に接続されている。LSI(11)は、リファレンスクロック(RCK)とフィードバッククロック(FCK2)とをPLL回路(7)に出力する。PLL回路(7)は、LSI(11)からのリファレンスクロック(RCK)を分配してn個の汎用IC(8−1〜8−n)に出力し、LSI(11)からのフィードバッククロック(FCK2)をLSI(11)に出力する。PLL回路(7)からn個の汎用IC(8−1〜8−n)に出力されるリファレンスクロック(RCK)は、n個の汎用IC(8−1〜8−n)へのクロックとして使われる。
本発明の低スキュークロック分配回路(10)では、リファレンスクロックRCKを分配すべき汎用IC(8−1〜8−n)が多数ある場合(nが2以上ある場合)でも、リファレンスクロック(RCK)を汎用(IC8−1〜8−n)に出力するためのLSI(11)のピン数が1本あればよい。このように、本発明の低スキュークロック分配回路(10)では、従来の低スキュークロック分配回路(100)のLSI(110)のピン数に比べて、LSI(11)のピン数を削減できる。
また、本発明の低スキュークロック分配回路(10)では、PLL回路(7)がLSI(11)の外に設けられている。このため、低スキュークロック分配回路(10)では、PLL回路(7)を外付けにすることにより、アナログ回路{LSI内PLL回路(207)}がLSI(11)内に不要になる。すなわち、本発明の低スキュークロック分配回路(10)では、従来の低スキュークロック分配回路(100)のLSI(110)のチップ面積や、従来の低スキュークロック分配回路(200)のLSI(210)のチップ面積に比べて、LSI(11)のチップ面積を縮小することができる。
【0018】
このように、本発明の低スキュークロック分配回路(10)は、LSI(11)のピン数の削減とチップ面積の縮小とを実現することができる。
【0019】
本発明の低スキュークロック分配回路(10)において、LSI(11)は、第1入力バッファ(1)と、第1出力バッファ(6)と、LSI内PLL回路(2)と、第2入力バッファ(4)と、第2出力バッファ(5)とを備えている。LSI内PLL回路(2)は、LSI(11)内に設けられたLSI内IC(3)に接続されている。第1入力バッファ(1)は、外部からのリファレンスクロック(RCK)を入力する。第1出力バッファ(6)は、第1入力バッファ(1)からのリファレンスクロック(RCK)をPLL回路(7)に出力する。LSI内PLL回路(2)は、第1入力バッファ(1)からのリファレンスクロック(RCK)をLSI内IC(3)に出力し、LSI内フィードバッククロック(FCK1)を自己に帰還させる。第2入力バッファ(4)は、PLL回路(7)からのフィードバッククロック(FCK2)を入力する。第2出力バッファ(5)は、第2入力バッファ(4)からのフィードバッククロック(FCK2)をPLL回路(7)に出力する。LSI内PLL回路(2)からLSI内IC(3)に出力されるリファレンスクロック(RCK)は、LSI内IC(3)へのクロックとして使われる。
本発明の低スキュークロック分配回路(10)において、上述のLSI(11)のピン数とは、出力バッファ(6)の出力端子に対応する。また、本発明の低スキュークロック分配回路(10)では、LSI内IC(3)へのリファレンスクロック(RCK)と汎用IC(8−1〜8−n)へのリファレンスクロック(RCK)との位相を合わせるためのPLL回路(7)がLSI(11)の外に設けられているため、LSI(11)のピン数の削減とチップ面積の縮小とを実現することができる。
【0020】
本発明の低スキュークロック分配方法は、n個(nは正数)の汎用IC(8−1〜8−n)に接続されたPLL回路(7)と、LSI(11)とを具備する低スキュークロック分配回路(10)を用いた方法である。本発明の低スキュークロック分配方法では、LSI(11)が、リファレンスクロック(RCK)とフィードバッククロック(FCK2)とをPLL回路(7)に出力するステップと、PLL回路(7)が、LSI(11)からのリファレンスクロック(RCK)を分配するステップと、分配されたリファレンスクロック(RCK)をn個の汎用IC(8−1〜8−n)に出力し、LSI(11)からのフィードバッククロック(FCK2)をLSI(11)に出力するステップとを具備する。PLL回路(7)からn個の汎用IC(8−1〜8−n)に出力されるリファレンスクロック(RCK)は、n個の汎用IC(8−1〜8−n)へのクロックとして使われる。
本発明に用いられる低スキュークロック分配回路(10)では、リファレンスクロックRCKを分配すべき汎用IC(8−1〜8−n)が多数ある場合(nが2以上ある場合)でも、リファレンスクロック(RCK)を汎用(IC8−1〜8−n)に出力するためのLSI(11)のピン数が1本あればよい。このように、低スキュークロック分配回路(10)では、従来の低スキュークロック分配回路(100)のLSI(110)のピン数に比べて、LSI(11)のピン数を削減できる。
また、本発明に用いられる低スキュークロック分配回路(10)では、PLL回路(7)がLSI(11)の外に設けられている。このため、低スキュークロック分配回路(10)では、PLL回路(7)を外付けにすることにより、アナログ回路{LSI内PLL回路(207)}がLSI(11)内に不要になる。すなわち、低スキュークロック分配回路(10)では、従来の低スキュークロック分配回路(100)のLSI(110)のチップ面積や、従来の低スキュークロック分配回路(200)のLSI(210)のチップ面積に比べて、LSI(11)のチップ面積を縮小することができる。
【0021】
このように、本発明の低スキュークロック分配方法は、LSI(11)のピン数の削減とチップ面積の縮小とを実現することができる。
【0022】
本発明の低スキュークロック分配方法において、LSI(11)は、第1入力バッファ(1)と、第1出力バッファ(6)と、LSI内PLL回路(2)と、第2入力バッファ(4)と、第2出力バッファ(5)とを備えている。LSI内PLL回路(2)は、LSI(11)内に設けられたLSI内IC(3)に接続されている。本発明の低スキュークロック分配方法では、第1入力バッファ(1)が、外部からのリファレンスクロック(RCK)を入力するステップと、第1出力バッファ(6)が、第1入力バッファ(1)からのリファレンスクロック(RCK)をPLL回路(7)に出力するステップと、LSI内PLL回路(2)が、第1入力バッファ(1)からのリファレンスクロック(RCK)をLSI内IC(3)に出力し、LSI内フィードバッククロック(FCK1)を自己に帰還させるステップと、第2入力バッファ(4)が、PLL回路(7)からのフィードバッククロック(FCK2)を入力するステップと、第2出力バッファ(5)が、第2入力バッファ(4)からのフィードバッククロック(FCK2)をPLL回路(7)に出力するステップとを備えている。LSI内PLL回路(2)からLSI内IC(3)に出力されるリファレンスクロック(RCK)は、LSI内IC(3)へのクロックとして使われる。
本発明の低スキュークロック分配方法において、上述のLSI(11)のピン数とは、出力バッファ(6)の出力端子に対応する。また、本発明に用いられる低スキュークロック分配回路(10)では、LSI内IC(3)へのリファレンスクロック(RCK)と汎用IC(8−1〜8−n)へのリファレンスクロック(RCK)との位相を合わせるためのPLL回路(7)がLSI(11)の外に設けられているため、LSI(11)のピン数の削減とチップ面積の縮小とを実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明による低スキュークロック分配回路の実施の形態を以下に説明する。
【0024】
図1は、本発明の低スキュークロック分配回路10の構成を示す。図1に示されるように、低スキュークロック分配回路10は、LSI(Large−Scale Integrated circuit)11と、PLL(Phase Locked Loop)回路7と、n個(nは正数)の汎用IC8−1〜8−nとを具備する。汎用IC8−1〜8−nとしてはフリップフロップ、メモリ等が例示される。LSI11は、入力バッファ1、4、LSI内PLL回路2、LSI内IC3、出力バッファ5、6を備えている。LSI内IC3としてはフリップフロップが例示される。
【0025】
LSI内PLL回路2は、入力バッファ1の出力端子と、LSI内IC3の入力端子とに接続されている。出力バッファ6の入力端子には、入力バッファ1の出力端子が接続されている。出力バッファ5の入力端子には、入力バッファ4の出力端子が接続されている。PLL回路7は、出力バッファ5、6の出力端子と、入力バッファ4の入力端子と、汎用IC8−1〜8−nの入力端子とに接続されている。
【0026】
低スキュークロック分配回路10では、リファレンスクロックRCKを分配すべき汎用IC8−1〜8−nが多数ある場合(nが2以上ある場合)でも、リファレンスクロックRCKを汎用IC8−1〜8−nに出力するためのLSI11のピン数が1本あればよい。すなわち、このLSI11のピン数とは、出力バッファ6の出力端子に対応する。このように、低スキュークロック分配回路10では、従来の低スキュークロック分配回路100のLSI110のピン数に比べて、LSI11のピン数を削減できる。
【0027】
また、低スキュークロック分配回路10では、LSI内IC3へのリファレンスクロックRCKと汎用IC8−1〜8−nへのリファレンスクロックRCKとの位相を合わせるためのPLL回路7がLSI11の外に設けられている。このため、低スキュークロック分配回路10では、PLL回路7を外付けにすることにより、アナログ回路(LSI内PLL回路207)がLSI11内に不要になる。すなわち、低スキュークロック分配回路10では、従来の低スキュークロック分配回路100のLSI110のチップ面積や、従来の低スキュークロック分配回路200のLSI210のチップ面積に比べて、LSI11のチップ面積を縮小することができる。
【0028】
このように、低スキュークロック分配回路10は、LSIのピン数の低減とチップ面積の縮小とを実現することができる。
【0029】
次に、低スキュークロック分配回路10の動作を説明する。入力バッファ1には、外部からのリファレンスクロックRCKが入力される。LSI内PLL回路2は、入力バッファ1からのリファレンスクロックRCKをLSI内IC3に出力し、LSI内フィードバッククロックFCK1を自己に帰還させる。LSI内PLL回路2からLSI内IC3に出力されるリファレンスクロックRCKは、LSI内IC3へのクロックとして使われる。出力バッファ6は、入力バッファ1からのリファレンスクロックRCKをPLL回路7に出力する。入力バッファ4は、PLL回路7からのフィードバッククロックFCK2を入力し、出力バッファ5は、入力バッファ4からのフィードバッククロックFCK2をPLL回路7に出力する。PLL回路7は、出力バッファ6からのリファレンスクロックRCKを分配して汎用IC8−1〜8−nに出力し、出力バッファ5からのフィードバッククロックFCK2を入力バッファ4に出力する。PLL回路7から汎用IC8−1〜8−nに出力されるリファレンスクロックRCKは、汎用IC8−1〜8−nへのクロックとして使われる。
【0030】
いま、入力バッファ1の入力端子をa点とし、LSI内IC3の入力端子をb点とし、出力バッファ6の出力端子をc点とし、入力バッファ4の入力端子をd点とし、出力バッファ5の出力端子をe点とし、汎用IC8−1〜8−nの入力端子をf点として、低スキュークロック分配回路10の動作について図2を参照して詳細に説明する。
【0031】
まず、a点でのリファレンスクロックRCK{図2(a)参照}を基準に考える。LSI内PLL回路2は、入力バッファ1からのリファレンスクロックRCKとLSI内フィードバッククロックFCK1との位相を調整する。これにより、b点でのリファレンスクロックRCK{図2(b)参照}と、a点でのリファレンスクロックRCKとの位相を合わせることができる。このb点でのリファレンスクロックRCKには、クロックスキューとしてLSI内遅延ばらつきX1が含まれる。LSI内遅延ばらつきX1としては、LSI内PLL回路2の調整ばらつき、LSI内PLL回路2からLSI内IC3にリファレンスクロックRCKを出力するまでの遅延ばらつき、が挙げられる。
【0032】
そして、c点でのリファレンスクロックRCK{図2(c)参照}は、a点でのリファレンスクロックRCKに比べて、時間t1だけ遅れることとなる。この時間t1は、入力バッファ1と、入力バッファ1と出力バッファ6とを接続する経路と、出力バッファ6とによって、a点に対してリファレンスクロックRCKが遅れた時間である。このc点でのリファレンスクロックRCKには、クロックスキューとして遅延ばらつきX2が含まれる。このc点での遅延ばらつきX2としては、入力バッファ1から出力バッファ6を介してPLL回路7にリファレンスクロックRCKを出力するまでの遅延ばらつき、が挙げられる。
【0033】
e点でのフィードバッククロックFCK2{図2(d)参照}は、d点でのフィードバッククロックFCK2{図2(e)参照}に比べて、時間t2だけ遅れることとなる。この時間t2は、入力バッファ4と、入力バッファ4と出力バッファ5とを接続する経路と、出力バッファ5とによって、d点に対してフィードバッククロックFCK2が遅れた時間である。このe点でのフィードバッククロックFCK2には、クロックスキューとして遅延ばらつきX3が含まれる。ここで、入力バッファ1と入力バッファ4とを同一部品にし、出力バッファ6と出力バッファ5とを同一部品にし、入力バッファ1と出力バッファ6とを接続する経路の第1伝搬遅延と、入力バッファ4と出力バッファ5とを接続する経路の第2伝搬遅延とを同一にした場合、時間t1と時間t2とは同一である。また、この場合、このe点での遅延ばらつきX3には、c点と同じ遅延ばらつきX2が含まれる。この遅延ばらつきX3としては、遅延ばらつきX2(入力バッファ4から出力バッファ5を介してPLL回路7にフィードバッククロックFCK2を出力するまでの遅延ばらつき)、PLL回路7の調整ばらつき、が挙げられる。
【0034】
PLL回路7は、出力バッファ6からのリファレンスクロックRCKと出力バッファ5からのフィードバッククロックFCK2との位相を調整する。これにより、低スキュークロック分配回路10では、c点でのリファレンスクロックRCKとe点でのフィードバッククロックFCK2との位相を合わせることができる。
【0035】
ここで、PLL回路7が出力バッファ6からのリファレンスクロックRCKと出力バッファ5からのフィードバッククロックFCK2との位相を調整し、LSI内PLL回路2が入力バッファ1からのリファレンスクロックRCKとLSI内フィードバッククロックFCK1との位相を調整することにより、低スキュークロック分配回路10では、a点でのリファレンスクロックRCKとd点でのフィードバッククロックFCK2との位相を合わせることができる。このd点でのフィードバッククロックFCK2には、クロックスキューとして遅延ばらつきX4が含まれる。このd点での遅延ばらつきX4には、e点と同じ遅延ばらつきX2と遅延ばらつきX3とが含まれる。この遅延ばらつきX4としては、遅延ばらつきX3{遅延ばらつきX2(入力バッファ4から出力バッファ5を介してPLL回路7にフィードバッククロックFCK2を出力するまでの遅延ばらつき)、PLL回路7の調整ばらつき}、フィードバック遅延ばらつき(PLL回路7から入力バッファ4にフィードバッククロックFCK2を出力するまでの遅延ばらつき)、が挙げられる。
【0036】
また、PLL回路7が出力バッファ6からのリファレンスクロックRCKと出力バッファ5からのフィードバッククロックFCK2との位相を調整し、LSI内PLL回路2が入力バッファ1からのリファレンスクロックRCKとLSI内フィードバッククロックFCK1との位相を調整することにより、低スキュークロック分配回路10では、d点でのフィードバッククロックFCK2とf点でのリファレンスクロックRCK{図2(f)参照}との位相を合わせることができる。このf点でのリファレンスクロックRCKには、クロックスキューとして遅延ばらつきX5が含まれる。このf点での遅延ばらつきX5としては、入力バッファ1から出力バッファ6を介してPLL回路7にリファレンスクロックRCKを出力するまでの遅延ばらつき、PLL回路7の調整ばらつき、PLL回路7から汎用IC8−1〜8−nにリファレンスクロックRCKを出力するまでの遅延ばらつき、が挙げられる。
【0037】
また、PLL回路7と汎用IC8−1〜8−nとを接続する経路の第3伝搬遅延と、PLL回路7と入力バッファ4とを接続する経路の第4伝搬遅延とを同一にすれば、d点での遅延ばらつきX4(クロックスキュー)とf点での遅延ばらつきX5(クロックスキュー)とが同一になる。このため、低スキュークロック分配回路10は、LSI11と汎用IC8−1〜8−nとの同期インタフェースにおいて、クロックスキューを低減することができる。
【0038】
また、第3伝搬遅延と第4伝搬遅延とを同一にした場合、PLL回路7が出力バッファ6からのリファレンスクロックRCKと出力バッファ5からのフィードバッククロックFCK2との位相を調整し、LSI内PLL回路2が入力バッファ1からのリファレンスクロックRCKとLSI内フィードバッククロックFCK1との位相を調整することにより、低スキュークロック分配回路10では、b点でのフィードバッククロックFCK2とf点でのリファレンスクロックRCKとの位相を合わせることができる。このため、低スキュークロック分配回路10は、外付けのPLL回路7により、LSI内IC3、汎用IC8−1〜8−nへのリファレンスクロックRCKを低スキューで分配することができる。
【0039】
このように、低スキュークロック分配回路10は、LSIのピン数の低減とチップ面積の縮小とを実現し、且つ、クロックスキューを低減することができる。
【0040】
なお、リファレンスクロックRCKを分配すべき汎用IC8−1〜8−nが更に多数ある場合、低スキュークロック分配回路10’として、外付けのPLL回路7を増やしてリファレンスクロックRCKを多数の汎用IC8−1〜8−nに分配することができる。この場合、図3に示されるように、低スキュークロック分配回路10’は、LSI11’と、上述のPLL回路7と同じPLL回路7−1〜7−m(mは正数)と、m個の汎用IC群とを具備する。汎用IC群とは、上述のn個の汎用IC8−1〜8−nである。LSI11’は、入力バッファ1、上述の入力バッファ4と同じ入力バッファ4−1〜4−m、LSI内PLL回路2、LSI内IC3、出力バッファ5−1〜5−m、6−1〜6−mを備えている。
【0041】
LSI内PLL回路2は、入力バッファ1の出力端子と、LSI内IC3の入力端子とに接続されている。出力バッファ6−1〜6−mの入力端子には、入力バッファ1の出力端子が接続されている。出力バッファ5−1〜5−mの入力端子には、入力バッファ4−1〜4−mの出力端子が接続されている。PLL回路7−1〜7−mは、出力バッファ5−1〜5−m、6−1〜6−mの出力端子と、入力バッファ4−1〜4−mの入力端子とに接続されている。PLL回路7−1〜7−mの各々には、汎用IC8−1〜8−nの入力端子が接続されている。この場合、低スキュークロック分配回路10’の動作、効果については、上述の低スキュークロック分配回路10と同様である。
【0042】
【発明の効果】
本発明の低スキュークロック分配回路10は、LSIのピン数の低減とチップ面積の縮小とを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の低スキュークロック分配回路の構成を示す。
【図2】図2は、本発明の低スキュークロック分配回路のタイミングチャートを示す。
【図3】図3は、本発明の低スキュークロック分配回路の構成を示す。
【図4】図4は、従来の低スキュークロック分配回路の構成を示す。
【図5】図5は、従来の低スキュークロック分配回路の構成を示す。
【符号の説明】
1 入力バッファ
2 LSI内PLL回路
3 LSI内IC
4 入力バッファ
5 出力バッファ
6 出力バッファ
7 PLL回路
8−1〜8−n 汎用IC
10、10’ 低スキュークロック分配回路
11、11’ LSI
100 低スキュークロック分配回路
101 入力バッファ
102 LSI内PLL回路
103 LSI内IC
104 入力バッファ
105 出力バッファ
106−1〜106−n 出力バッファ
107 LSI内PLL回路
108−1〜108−n 汎用IC
109 入力バッファ
110 LSI
200 低スキュークロック分配回路
201 入力バッファ
202 LSI内PLL回路
203 LSI内IC
204 入力バッファ
205 出力バッファ
206 クロックバッファ
207 LSI内PLL回路
208−1〜208−n 汎用IC
209 入力バッファ
210 LSI
Claims (2)
- 複数の汎用ICに接続されたPLL回路と、
第1リファレンスクロックと第1フィードバッククロックとを前記PLL回路に出力するLSIとを具備し、
前記PLL回路は、
前記LSIからの前記第1リファレンスクロックを分配し、複数の外部クロックとしてそれぞれ前記複数の汎用ICに出力し、
前記LSIからの前記第1フィードバッククロックを前記第2フィードバッククロックとして前記LSIに出力し、
前記LSIは、
外部クロックである第2リファレンスクロックを入力する第1入力バッファと、
前記第1入力バッファの出力を前記第1リファレンスクロックとして前記PLL回路に出力する第1出力バッファと、
前記LSI内に設けられたLSI内ICに接続され、前記第1入力バッファの出力を内部クロックとして前記LSI内ICに出力し、LSI内フィードバッククロックを自己に帰還させるLSI内PLL回路と、
前記第2フィードバッククロックを入力する第2入力バッファと、
前記第2入力バッファの出力を前記第1フィードバッククロックとして前記PLL回路に出力する第2出力バッファとを備え、
前記第1入力バッファの入力から第1出力バッファの出力までの第1伝播遅延と、前記第2入力バッファの入力から第2出力バッファの出力までの第2伝播遅延とが等しく、
前記PLL回路の出力から前記複数の汎用ICの入力までの第3伝播遅延と、前記PLL回路の出力から前記第2入力バッファの入力までの第4伝播遅延とが等しい
低スキュークロック分配回路において、
前記PLL回路は、前記第1出力バッファからの前記第1リファレンスクロックと、前記第2出力バッファからの前記第1フィードバッククロックとの位相を調整し、
前記LSI内PLL回路は、前記第1入力バッファからの前記第1リファレンスクロックと、前記LSI内フィードバッククロックとの位相を調整する
低スキュークロック分配回路。 - 複数の汎用ICに接続されたPLL回路と、LSIとを具備し、前記LSIは、第1入力バッファと、第1出力バッファと、前記LSI内に設けられたLSI内ICに接続されたLSI内PLL回路と、第2入力バッファと、第2出力バッファとを備えた低スキュークロック分配回路を用いた方法であって、
前記LSIが、第1リファレンスクロックと第1フィードバッククロックとを前記PLL回路に出力するLSI動作ステップと、
前記PLL回路が、前記LSIからの前記第1リファレンスクロックを分配し、複数の外部クロックとしてそれぞれ前記複数の汎用ICに出力すると共に、前記LSIからの前記第1フィードバッククロックを前記第2フィードバッククロックとして前記LSIに出力するPLL動作ステップとを具備し、
前記LSI動作ステップは、
前記第1入力バッファが、外部クロックである第2リファレンスクロックを入力する第1入力ステップと、
前記第1出力バッファが、前記第1入力バッファの出力を前記第1リファレンスクロックとして前記PLL回路に出力する第1出力ステップと、
前記LSI内PLL回路が、前記第1入力バッファの出力を内部クロックとして前記LSI内ICに出力し、LSI内フィードバッククロックを自己に帰還させるLSI内PLL動作ステップと、
前記第2入力バッファが、前記第2フィードバッククロックを入力する第2入力ステップと、
前記第2出力バッファが、前記第2入力バッファの出力を前記第1フィードバッククロックとして前記PLL回路に出力する第2出力ステップとを備え、
前記第1入力バッファの入力から第1出力バッファの出力までの第1伝播遅延と、前記第2入力バッファの入力から第2出力バッファの出力までの第2伝播遅延とが等しく、
前記PLL回路の出力から前記複数の汎用ICの入力までの第3伝播遅延と、前記PLL回路の出力から前記第2入力バッファの入力までの第4伝播遅延とが等しい
低スキュークロック分配方法において、
前記PLL動作ステップは、
前記PLL回路が、前記第1出力バッファからの前記第1リファレンスクロックと、前記第2出力バッファからの前記第1フィードバッククロックとの位相を調整するステップを含み、
前記LSI内PLL動作ステップは、
前記LSI内PLL回路が、前記第1入力バッファからの前記第1リファレンスクロックと、前記LSI内フィードバッククロックとの位相を調整するステップを含む
低スキュークロック分配方法。
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