JP4190587B2 - トランスポンダ通信装置 - Google Patents
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Description
本発明は、モバイルトランスポンダ(mobile transponder)との非接触的な通信のためのトランスポンダ通信装置に関するものであり、活性状態にあり且つ当該トランスポンダ通信装置の入力範囲内に配置される当該モバイルトランスポンダが、それによって、応答情報を生成して送信することを各々に要求される、少なくとも1種類の呼掛け情報(interrogation information)を生成するための呼掛け手段と、当該入力範囲内に配置されるモバイルトランスポンダに呼掛け情報を送信するための送信手段と、少なくとも1種類の当該呼掛け情報に応答して当該入力範囲内におけるモバイルトランスポンダによって生成され送信された応答情報を入力するための入力手段と、当該入力範囲内におけるモバイルトランスポンダの存在が、その支援を受けて、少なくとも1種類の応答情報の出現に応じて検出されるようにした、応答情報検出手段とを有する、当該トランスポンダ通信装置に関する。
本発明は、更には、トランスポンダ通信装置との非接触的な通信のためのトランスポンダに関するものであり、当該トランスポンダは、活性状態にあるとき、トランスポンダ通信装置との通信を可能にし、トランスポンダ通信装置によって送信された少なくとも1種類の呼掛け情報を入力するための入力手段と、入力された少なくとも1種類の呼掛け情報を検出するための呼掛け情報検出手段と、当該呼掛け情報検出手段によって検出された入力呼掛け情報に応答して応答情報を生成すべく当該呼掛け情報検出手段によって制御される応答手段と、当該応答手段によって生成された応答情報を送信するための送信手段とを包含する当該トランスポンダに関するものである。
背景技術
第1段落で規定された形式のそのようなトランスポンダ通信装置及び第2段落で規定された形式のそのようなトランスポンダは、例えば、米国特許出願第5,345,231号の文献から公知である。前記文献において述べられたように、公知のトランスポンダ通信装置及び公知のトランスポンダは、料金徴収システム、アクセス制御システム、工具交換システムなどでありるようにしたトランスポンダシステムの部分であることが可能である。特には、例えば統合的なトランスポンダ通信装置を有する公衆電話回線の場合のように、当該トランスポンダ通信装置又は当該トランスポンダ通信装置を包含する装置が公衆にアクセス可能にした、当該トランスポンダシステムにおいては、そのような当該トランスポンダシステムの中に包含されるトランスポンダ通信装置の適切な作動順位をチェックし或いはテストすることが必要である。今までのところ、そのようなテストは、このために訓練された有資格者本人が当該トランスポンダ通信装置に関する現場での検査を実施するような方法において実行されるものであり、それは、労力と経費が掛るものである。
発明の開示
本発明の目的は、第1段落で規定された形式のトランスポンダ通信装置及び第2段落で規定された形式のトランスポンダを改良することであり、更には、そのようなトランスポンダ通信装置の適切な作動順位が簡単且つ安価な方法において定期的な間隔でテストされることを可能にした、改良されたトランスポンダ及び改良されたトランスポンダ通信装置を提供することである。更になお、本発明は、特には、この定期的なテストのために必要とされる手段を、簡単なだけでなく、特に確実で、故障を免れて、破損に耐えるようなものとして形成することを目的とする。
前述の目的を達成するため、本発明に従って、第1段落で規定された形式のトランスポンダ通信装置は、当該トランスポンダ通信装置が、機能テストを実施するための手段を包含し、当該トランスポンダ通信装置は、当該トランスポンダ通信装置の当該入力範囲内に配置されて、モバイルトランスポンダが当該トランスポンダ通信装置の当該入力範囲内に配置されるときに当該トランスポンダ通信装置と通信する機能テストトランスポンダを包含し、当該トランスポンダ通信装置の当該入力手段によって入力される機能テスト情報を生成するための手段及び送信するための手段をも包含し、当該トランスポンダ通信装置は、当該入力手段に接続されて、これもまたモバイルトランスポンダが当該トランスポンダ通信装置の当該入力範囲内に配置されるときに当該機能テストトランスポンダによって送信された当該入力機能テスト情報を検出するようにした機能テスト情報検出手段を有し、エラー情報が、当該機能テスト情報検出手段の支援を受けて、有効な機能テスト情報から逸脱する情報が検出されるときに生成されることを特徴とする。本発明の手段によれば、トランスポンダ通信装置の適切な作動順位の定期的なテストが本発明に従って簡単な方法で実行可能であるということが達成される。更になお、本発明の手段は、テストプロセス即ち機能テストの間において、テストされるべきトランスポンダ通信装置から初めにもう1つのモバイルトランスポンダを取り除くことが不要であり、その他の多数のモバイルトランスポンダさえも、本発明に従って、機能テストが影響を受けることなく或いはそれによって不可能にされることなく、当該トランスポンダ通信装置の入力範囲内に配置されることが可能であり、テストプロセスを実行するために機械的に移動される部分が全く必要とされないようにして、低い製造コスト、高い信頼性及び機能の確実性を導くようにした、特には、簡単なだけでなく、非常に確実で、故障を免れて、破損に耐えるような構造を導くものである。
非定常的なデータメモリ、即ち例えばクレジットカードのようなモバイルデータメモリのための読取り装置は、WO89/07802A1号の文献から公知であるということが留意されるべきである。この公知の装置は、標準機能において外部モバイルデータメモリを走査する公知の装置の読取りヘッドが、そのような外部モバイルデータメモリの不在において定常的なテストデータメモリに対するアクセスを付与され、当該定常的なテストデータメモリが、モバイルデータメモリと同様な方法で公知の装置の当該読取りヘッドによって走査されるようにして、その適切な作動順位に関して継続的にチェックされテストされる。この公知の装置では、当該読取りヘッドは、モバイルデータメモリ又は非定常的なデータメモリのいずれかを走査することだけが可能である。テストデータメモリがテストの目的のために走査されるためには、公知の装置の中に存在するモバイルデータメモリを初めに取り除くことが必要である。更になお、公知の装置の場合には、当該読取りヘッドとテストデータメモリを互いに走査係合させるべく、当該読取りヘッド又はテストデータメモリのいずれかを機械的に移動させることが必要である。これは、機械的に移動可能である部分を必要として、比較的非常に高い製造コスト、減少した信頼性及び機能の確実性を導くことになる。それに対比して、本発明によるトランスポンダ通信装置は、機能テストトランスポンダと、任意の個数のモバイルトランスポンダとの両者が、それによって機能テストのプロセスに何らかの制限を課することなく、当該トランスポンダ通信装置の入力範囲内において同時に存在することを可能にする。何故なら、その呼掛け手段の支援を受けて、当該トランスポンダ通信装置は、機能テストを実施するための適切な呼掛け情報を生成することが可能であり、当該呼掛け情報によれば、機能テストトランスポンダのみが、機能テスト情報を供給するために呼掛けられることになり、その場合には、当該トランスポンダ通信装置と当該トランスポンダ通信装置の入力範囲内に配置されるその他のすべてのモバイルトランスポンダとの間において通信が全く発生しないからである。
請求項1で記載されるような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、従属請求項2で規定される手段が更に加えられるならば、有益であることが判明している。これは、機能テストトランスポンダによって送信された当該入力機能テスト情報の特に簡単で確実な検出のために有益であることが判明している。
請求項1に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、従属請求項3で規定される手段が更に加えられるならば、有益であることもまた判明している。このようにすれば、機能テストトランスポンダのハードウェアインプリメンテーションは、モバイルトランスポンダのハードウェアインプリメンテーションと全く同一であり得るということが達成される。従属請求項3で規定された手段は、従属請求項2に記載されたような特性を有するトランスポンダ通信装置に対しても有益に与えられるということが留意されるべきである。
請求項1に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、従属請求項4で規定される手段が更に加えられるならば、有益であることもまた判明している。このようにすれば、機能テストトランスポンダは、容易に使用禁止にされることが可能であり、従って、当該トランスポンダ通信装置とモバイルトランスポンダの間の標準的な通信モードにおける通信品質に対して不都合に影響し得るものではないということが達成される。従属請求項4で規定された手段は、従属請求項2及び3に記載されたような特性を有するトランスポンダ通信装置に対しても有益に与えられるということが留意されるべきである。
請求項4に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、スイッチング手段は、例えば、独立した制御手段の作動によって、切り換えられることが可能である。本発明による統合的なトランスポンダ通信装置を包含する電話装置の場合には、これらの制御手段は、例えば、電話装置のいわゆるクレードルスイッチによって形成されることが可能であり、当該スイッチは、受話器が持ち上げられるときに作動され、その結果として、当該機能テストトランスポンダは、受話器が持ち上げられる度に当該スイッチング手段を介して作動させられ、機能テストは、標準モードにおける実際の作動に先立って実行されることが可能であることになる。しかしながら、請求項4に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、従属請求項5で規定される手段が更に加えられるならば、非常に有益であることも判明している。結果として、当該機能テストトランスポンダは、定期的な時間間隔で機能テストを実施すべく、自動的に作動させられるということが達成されるのである。
請求項1に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置は、トランスポンダ通信装置に固定して接続される機能テストトランスポンダを有益に有することが可能である。しかしながら、請求項1に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、従属請求項6で規定される手段が更に加えられるならば、有益であることもまた判明している。このようにすれば、トランスポンダ通信装置の中に搭載される機能テストトランスポンダは、もう1つの機能テストトランスポンダと容易に取り換えられるということが簡単な方法で達成されるのである。これは、例えば、搭載された機能テストトランスポンダの中に包含されるEEPROMが、既に多数のアクセスサイクルに曝されているか、或いは機能テスト状態に容易に適応させる目的のために種々の新しい状況に曝されている場合に、実行可能である。従属請求項6で規定された手段は、従属請求項2から5に記載されたような特性を有するトランスポンダ通信装置に対しても有益に与えられることが留意されるべきである。
請求項1に記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダ通信装置では、従属請求項7で規定される手段が更に加えられるならば、非常に有益であることもまた判明している。そのような実施例は、実際の使用のために非常に適切且つ有益であることが判明している。従属請求項7で規定された手段は、従属請求項2から6に記載されたような特性を有するトランスポンダ通信装置に対しても有益に与えられるということが留意されるべきである。
本発明によれば、前述の目的を達成するために、第2段落で規定された形式のトランスポンダは、当該トランスポンダが、機能テストトランスポンダによって形成されるようにし、送信手段によって当該トランスポンダ通信装置に送信される機能テスト情報を生成するための手段を有することを特徴とする。このようにすれば、本発明によるそのようなトランスポンダは、適切なトランスポンダ通信装置における機能テストトランスポンダとして使用され、機能テストトランスポンダとして構想された本発明によるそのようなトランスポンダは、トランスポンダ通信装置の適切な作動順位が非常に簡単な方法でテストされることが達成されるのである。
独立請求項8で記載されるような特性を有する本発明によるトランスポンダでは、従属請求項9で規定される手段が更に加えられるならば、非常に有益であることもまた判明している。これは、機能テストトランスポンダとして使用される本発明によるトランスポンダのハードウェアインプリメンテーションが、モバイルトランスポンダのハードウェアインプリメンテーションと全く同一であり得るという利点を有する。
独立請求項8で記載されたような特性を有する本発明によるトランスポンダでは、従属請求項10で規定される手段が更に加えられるならば、非常に有益であることもまた判明している。結果として、機能テストトランスポンダとして構想されたトランスポンダは、簡単且つ本質的に任意な方法で作動状態及び非作動状態にされることが簡単な方法で達成されるのである。
本発明の上述の特徴及び更なる特徴は、具体例としてのみ以下で説明される実施例から明白になり、これらの実施例によって解明されることになる。
本発明は、ここでは、本発明がそれに対して限定されるものではない2つの実施例を示している図面を参照して更に詳細に説明されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例に従ってトランスポンダ通信装置と連結された電話設備の電話装置を示している概略的な斜視図であり、当該トランスポンダ通信装置は、当該電話設備を制御すべく適応されていて、機能テストトランスポンダを包含する。
第2図は、第1図よりも大きな縮尺で第1図の電話装置を示す概略的な断面図。
第3図は、第1図及び2図の電話装置のトランスポンダ通信装置の電気回路構成だけでなく、このトランスポンダ通信装置と協働すべく適応されるモバイルトランスポンダの電気回路構成をも概略的に示すブロック図。
第4図は、第3図と同様に、本発明の第2の実施例に従ったトランスポンダ通信装置の回路構成を示す。
発明を実施するための最良の形態
第1図は、壁(図示せず)に取り付けられた電話装置1を示し、当該電話装置は、その背面2によって壁に取り付けられる。電話装置1は、金属ハウジング3を有するものであり、当該金属ハウジングは、背面2に対して傾斜される正面壁部4を含む。キーボード5は、正面壁部4の領域内に配置されるものであり、所望の電話番号が電話装置1の電話設備に入力される。キーボード5は、第2図で概略的に示されるように、プリント回路基板6の上に配置され、電話設備7、即ち電子的な電話設備を担持する。
第1図及び第2図で示される電話装置1では、プリント回路基板6は、これもまた第2図で概略的に示されるように、トランスポンダ通信装置8、即ち電子的なトランスポンダ通信設備をも担持している。トランスポンダ通信装置8は、モバイルトランスポンダ9との非接触的な通信として役立つものである。そのようなモバイルトランスポンダ9との非接触的な通信のために、トランスポンダ通信装置8は、送信コイル10を包含するコイルステージを含み、当該送信コイルは、本事例では、プリント回路基板6の上に形成されるエッチングされたコイルによって非常に簡単に形成される。
第2図に見られるように、モバイルトランスポンダ9を受け入れるために、電話装置1がプラスチックホルダ11を含み、当該プラスチックホルダが実質的にL字形状であり、その中には、カード形状のモバイルトランスポンダ9が、第2図で示されるような方法で装填される。
以下に、トランスポンダ通信装置8の回路構成を第3図を参照して更に詳細に説明する。
トランスポンダ通信装置8は、多数の手段及び機能がそれによって実現されるマイクロコンピュータ12を有し、それらの手段及び機能の幾つかだけが以下により詳細に説明される。以下では、マイクロコンピュータ12によって実現されるそれらの機能及び手段は、本文脈に関連するものだけが説明されるだろう。
マイクロコンピュータ12によれば、活性状態にあり且つトランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配置されるモバイルトランスポンダ9の個別的な選択として役立つようにした選択手段が実現される。当該選択手段13は、少なくとも1種類の呼掛け情報AFIを生成するのに適した呼掛け手段14を含み、それによって、活性状態にあり且つトランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配置される各々のモバイルトランスポンダ9は、応答情報AWIを生成して送信すべく呼び掛けられる。呼掛け手段14によって生成された少なくとも1種類の呼掛け情報AFIは、マイクロコンピュータ12の出力15に与えられる。
呼掛け手段14は、第1のタイミングステージ17によって制御され得る第1の呼掛けステージ16を包含する。第1のタイミングステージ17は、例えば100ミリ秒毎又は1秒毎という一定の時間間隔で第1の種類の制御情報STI1を供給するものであり、第1の呼掛けステージ16は、当該制御情報によって、起動されるのであり、その後、第1の呼掛けステージ16は、少なくとも1種類の呼掛け情報AFIを生成して、それをマイクロコンピュータ12の出力15に供給する。
呼掛け手段14は、第2のタイミングステージ19によって制御され得る第2の呼掛けステージ18をも更に包含する。第2のタイミングステージ19は、例えば1時間毎、10時間毎又は20時間毎というこれもまた一定の時間間隔で第2の種類の制御情報STI2を供給し、それによって、当該制御情報は、第2の呼掛けステージ18に与えられ、その後、第2の呼掛けステージ18は、その度に、機能テスト呼掛け情報BTAFIを生成して、それをマイクロコンピュータ12の出力15に供給する。
呼掛け手段14によって生成された2種類の呼掛け情報AFI及びBTAFIの各々は、呼掛け情報AFI又はBTAFIを入力範囲内に配置されたモバイルトランスポンダ9に送信すべく設けられて適応される送信手段に与えることが可能である。当該送信手段20は、パルス幅変調器として公知の方法で構築される変調器21を包含する。しかしながら、代替的に、当該変調器は、位相変調器又は周波数変調器であることも可能である。クロック信号TSは、変調器21に与えられ、トランスポンダ通信装置8は、この信号の生成のためのクロック信号発生器22を含む。変調器21によって変調された呼掛け情報AFI又はBTAFIは、送信増幅器23に与えられ、当該送信増幅器は、この増幅器によって増幅された変調呼掛け情報AFI又はBTAFIをコイルステージ24に与えられ、当該コイルステージは、前述の送信コイル10を包含するのであり、当該送信コイルは、モバイルトランスポンダ9の中に包含される送信コイルと公知の方法で誘導的に協働することになる。
トランスポンダ通信装置8は、応答情報AWIを入力すべく設けられる入力手段25をも更に包含するものであり、当該応答情報は、トランスポンダ通信装置8によって先に送信された呼掛け情報に応答して、トランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配置されたモバイルトランスポンダ9によって生成されて送信される。入力手段25は、送信コイル10を含むコイルステージ24をも包含するものであり、それによって、モバイルトランスポンダ9の送信コイルによって送信された応答情報AWIは、入力モードで入力されることになる。送信コイル10によって入力された応答情報AWIは、入力手段25の入力増幅器26に与えられる。入力増幅器26によって増幅された変調応答情報AWIは、復調器27に与えられ、当該復調器は、例えば同期的な復調器であり、それに与えられる標準的な振幅変調応答情報AWIを復調することが可能である。クロック信号発生器22からのクロック信号TSは、変調器21と同じやり方で、復調器27に与えられる。その上、送信方式に応じて、もう1つの復調器が使用されることも可能である。更になお、クロック信号TSは、マイクロコンピュータ12の第1の入力28に与えられ、結果として、クロック信号TSは、マイクロコンピュータ12の中においても利用可能であるが、これは、本文脈に関係するものではないので、更に詳細には議論されない。復調器27によって復調された応答情報AWIは、マイクロコンピュータ12の第2の入力部29に与えられる。
マイクロコンピュータ12は、応答情報検出手段30も更に形成するものであり、それによって、入力範囲内におけるモバイルトランスポンダ9の存在は、少なくとも1種類の応答情報AWIの出現に応じて検出される。応答情報検出手段30は、復調された応答情報AWIを第2の入力部29から入力すべく配置される応答情報検出ステージ31を包含する。モバイルトランスポンダ9によって供給された応答情報AWIは、応答情報検出ステージ31によって検出され、その後、トランスポンダ通信装置8は、トランスポンダ通信装置8において周知であるように、当該特定のモバイルトランスポンダ9と通信状態になる。応答情報検出ステージ31が所定の種類の応答情報AWIを検出し、トランスポンダ通信装置8が、結果として、それが通信する当該特定のモバイルトランスポンダ9を検出してしまうや否や、応答情報検出ステージ31は、通信開始情報KSIを供給する。
通信開始情報KSIは、データ通信手段33の制御入力部32に与えられる。データ通信選択手段の支援を受けたモバイルトランスポンダ9の選択の後、この選択されたトランスポンダ9によるデータ通信は、データ通信手段33の支援を受けて実施される。そのようなデータ通信を実施するために、データ通信手段33は、マイクロコンピュータ12の第1の出力部15に接続される出力部34を有し、データ通信手段33によって供給された情報データIDAは、それを介して、送信手段20に送信されるべく与えられる。選択されたモバイルトランスポンダ9によって入力された情報データIDAは、入力手段25からマイクロコンピュータ12の第2の入力部29を介してデータ通信手段33の入力部35に与えられる。データ通信手段33は、情報データメモリ36と協働するものであり、当該メモリの中には、情報データIDAがデータ通信手段33の支援を受けて書き込まれ、当該メモリからは、情報データIDAがデータ通信手段33の支援を受けて読み取られ得る。
本事例では、データ通信手段33は、モバイルトランスポンダ9の選択の後、データ通信手段33の支援を受けて実施されたこの選択されたトランスポンダ9のデータ通信手段33によるデータ通信が終了したときに生成されるように成して、通信終了情報KEIを生成すべく補足的に与えられるものであり、従って、通信終了情報KEIは、データ通信が完了されたことを示すことになる。
マイクロコンピュータ12は、不活性化手段37も更に形成するものであり、通信終了情報KEIは、それに与えられる。通信終了情報KEIは、通信終了情報KEIの入力時に、不活性化手段37が不活性化情報DAIを生成して供給し、当該不活性化情報がマイクロコンピュータ12の第1の出力部15に供給されるようにした方法に従って、不活性化手段37を制御することが可能である。不活性化情報DAIの支援を受け、先行して選択されたモバイルトランスポンダ9は、それが以前に選択されていたものであって、その選択の後にデータ通信処理が実施されて完了されることになったその活性状態から、待機状態即ち待ち状態である非活性状態へとセットされる。
トランスポンダ通信装置8又はそのマイクロコンピュータ12に関して、応答情報検出手段30は、機能テスト情報検出ステージ38をも更に包含することが留意されるべきである。この機能テスト情報検出ステージ38は、これ以降、更に詳細に説明されることになる。機能テスト情報検出ステージ38と協働するために、トランスポンダ通信装置8又はそのマイクロコンピュータ12は、名目的な機能テスト情報がその中に記憶されて、当該情報が機能テスト情報検出手段に与えられるようにした、メモリ手段39を包含する。機能テスト情報検出ステージ38は、与えられた名目的な機能テスト情報をこれもまたそれに与えられる機能テスト情報と比較される。上述の機能テスト情報の応用は、これ以降、更に詳細に説明されることになる。
ここで、第3図で示されたトランスポンダ通信装置8の中に設けられたモバイルトランスポンダ9の回路構成が、これ以降、図3を参照して更に詳細に説明されることになる。
モバイルトランスポンダ9は、トランスポンダ通信装置8によって生成され送信されるある少なくとも1種類の呼掛け情報AFIを入力するための入力手段40を包含する。入力手段40は、送信コイル42を有するコイルステージ41を包含する。送信コイル42によって入力された呼掛け情報AFIは、入力増幅器43に与えられる。入力増幅器43によって増幅された情報及びデータは、電源手段44に与えることが可能であり、当該電源手段は、電源手段44の出力部45において供給電圧Vを形成すべく、入力された情報及びデータの信号から電力を引き出すものであり、当該電圧は、供給電圧を必要とするモバイルトランスポンダ9のすべての部分に電力を供給する。電源手段44は、休止ステージ46に接続されるそれらの出力部45を有するものであり、当該休止ステージは、電源手段44によって引き出された電圧Vが十分に高いときに休止情報RIを生成することが可能である。これを必要とするモバイルトランスポンダ9の該当部分は、リセット情報RIによって、所定の機能状態にリセットされる。これは、周知の手段に関わるものであり、これらは、説明されないことになる。
入力手段40の支援を受けて入力された呼掛け情報AFI及びその他のデータは、クロック再生ステージ47にも更に与えられ、クロック信号TSは、当該クロック再生ステージによって、入力された応答情報及びデータから再生され、当該クロック信号は、クロック再生ステージ47によって供給され、トランスポンダ通信装置8の中におけるクロック信号TSと同期状態にある。
入力手段40は、パルス幅復調器によって形成される復調器48を含む。当該復調器は、代替的に、位相復調器又は周波数復調器であることも可能である。再生されたクロック信号TSは、復調器48に与えられる。復調された呼掛け情報AFI及びその他の復調された何らかのデータは、復調器48からモバイルトランスポンダ9のマイクロコンピュータ50の第1の入力部49に与えられる。マイクロコンピュータ50によれば、多数の手段及び機能が実現されるが、これ以降、それらの幾つかだけが更に詳細に説明されることになる。
マイクロコンピュータ50によれば、モバイルトランスポンダ9の呼掛け情報検出手段51が、少なくとも1種類の呼掛け情報AFIを検出するのに実現される。呼掛け情報AFIの検出の後、当該呼掛け情報検出手段は、起動情報AKTIを生成して供給することが可能になる。
マイクロコンピュータ50は、応答手段52をも更に形成するものであり、当該応答手段は、呼掛け情報検出手段51の支援を受けて検出された呼掛け情報AFIに対する応答を形成する応答情報AWIを生成する。従って、当該応答手段は、起動情報AKTIが呼掛け情報検出手段51から起動入力53に与えられるときに、応答情報AWIを生成する。応答手段52によって生成された応答情報AWIは、マイクロコンピュータ50の出力部54に供給され、この出力部54からモバイルトランスポンダ9の送信手段55に与えられる。
送信手段55は、応答手段52によって生成された応答情報AWIを送信すべく機能するものであり、そのように送信される。送信手段55は、変調器56を包含するものであり、当該変調器に対しては、再生されたクロック信号TSが同様に与えられ、当該変調器によれば、それに与えられた応答情報AWI及びそれに与えられたその他のデータに応じて、トランスポンダ通信装置8に対して供給されていた未変調クロック信号TSのいわゆる負荷変調は、モバイルトランスポンダ9の送信コイル42と、前述の送信コイルに対して誘導的に結合されるトランスポンダ通信装置8の送信コイル10とを介して与えられ、モバイルトランスポンダ9からトランスポンダ通信装置8へのデータ通信は、この負荷変調によって実施される。
更になお、不活性化情報検出手段57は、モバイルトランスポンダ9のマイクロコンピュータ50によって実現されるものであり、当該検出手段は、トランスポンダ通信装置8によって送信された不活性化情報DAIを検出すべく機能するものであり、そのように検出される。不活性化情報手段57は、不活性化情報DAIの各々の検出において、抑止情報BLIを生成して供給することが可能である。生成された抑止情報BLIは、応答手段52の抑止入力部58に与えられる。応答手段52は、抑止情報BLIに反応して、応答手段52による応答情報AWIの生成を抑止することになる。
モバイルトランスポンダ9に関しては、モバイルトランスポンダ9が、マイクロコンピュータ50によって実装されるデータ通信手段59を包含するものであり、当該データ通信手段は、マイクロコンピュータ50の第1の入力部49に接続され、この第1の入力部49を介して入力手段40にも接続される入力部60を有し、マイクロコンピュータ50の出力部54に接続され、この出力部54を介して送信手段55にも接続される出力部61をも有することが留意されるべきである。モバイルトランスポンダ9のデータ通信手段59は、情報データメモリ62と協働するものであり、当該メモリの中には、情報データIDAがデータ通信手段59の支援を受けて書き込まれ、当該メモリからは、情報データIDAがデータ通信手段59の支援を受けて読み取られる。
更になお、モバイルトランスポンダ9に関しては、再生されたクロック信号TSが、マイクロコンピュータ50の第2の入力部63を介してマイクロコンピュータ50に与えられ、結果として、再生されたクロック信号TSは、マイクロコンピュータ50の中においても利用可能であるが、本事例に関係するものではないので、これに関して更なる引用はなされないということもまた留意されるべきである。
これで、第3図で示されたトランスポンダ通信装置8は、機能テストを実施するための手段を有益に包含するのである。機能テストを実施するためのこれらの手段は、第2のタイミングステージ19、機能テスト呼掛け情報BTAFIの生成のための第2の呼掛けステージ18、送信手段20、入力手段25、機能テスト検出手段38、及び機能テスト情報検出手段38と協働するメモリ手段39を有し、最後に、機能テストトランスポンダ9’をも更に有する。
機能テストトランスポンダ9’に関しては、そのハードウェアとしてのその回路構成が、モバイルトランスポンダ9の回路構成と全く同一であることが留意されるべきである。このため、機能テストトランスポンダ9’及び機能テストトランスポンダ9’の各部分は、モバイルトランスポンダ9及びモバイルトランスポンダ9の各部分と同じ参照符号を有するものであるが、機能テストトランスポンダ9’及び機能テストトランスポンダ9’の各部分の参照符号には、ダッシュ符号(’)が付けてある。
トランスポンダ通信装置8の機能テストトランスポンダ9’は、第2図において見られるように、ホルダ11の内部に取外し可能に取り付けられるので、機能テストトランスポンダ9’は、交換可能である。これもまた第2図から明白であるように、機能テストトランスポンダ9’は、トランスポンダ通信装置8の送信コイル10に直接に隣接して配設されるので、機能テストトランスポンダ9’は、常にトランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配置されている。機能テストトランスポンダ9’は、モバイルトランスポンダ9がトランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配置されるとき、トランスポンダ通信装置8と通信可能にもする。
機能テストトランスポンダ9’は、機能テスト情報BTIを生成するための手段及び送信するための手段を包含する。トランスポンダ通信装置8の機能テストトランスポンダ9’の機能テスト情報BTIを生成するための手段は、モバイルトランスポンダ9の応答手段52に対応する機能テストトランスポンダ9’の応答手段52’によって形成される。しかしながら、機能テストトランスポンダ9’の場合には、応答手段52’は、機能テスト情報BTIだけを供給するものであり、応答情報AWIを供給するものではない。このことは、ソフトウェアの支援を受けて容易に達成される。
機能テスト情報BTIの生成のための手段52’は、モバイルトランスポンダ9の呼掛け情報検出手段51に対応する機能テスト呼掛け情報検出手段51’によって起動される。呼掛け手段14の第2の呼掛けステージ18によって生成された機能テスト呼掛け情報BTAFIは、機能テスト呼掛け情報検出手段51’に与えられる。そのような機能テスト呼掛け情報BTAFIを入力した後、機能テスト呼掛け情報検出手段51’は、機能テスト情報BTIを生成すべく手段52’に起動情報AKTIを供給するものであり、その後、手段52’が機能テスト情報BTIを生成し、当該機能テスト情報は、入力手段25を介して機能テスト情報検出手段38に送信されるべく、マイクロコンピュータ50’の出力部54’及び送信手段55’に与えられる。機能テストトランスポンダ9’によって送信された入力機能テスト情報BTIもまた、モバイルトランスポンダ9がトランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配されるとき、機能テスト情報検出手段38によって検出されることが可能である。
手段52’が機能テスト情報BTIを送信手段55’及び入力手段25を介して機能テスト情報検出手段38に与えるとき、前記手段38は、それに与えられた機能テスト情報BTIをメモリ手段39によってそれに供給された名目的な機能テスト情報と比較する。与えられた機能テスト情報BTIが有効であると検出されると、機能テスト情報検出手段38は、妥当性情報KIを供給し、当該妥当性情報は、マイクロコンピュータ12の更なる出力部64に与えられ、当該妥当性情報は、更なる出力部64からトランスポンダ通信装置8の出力部65に送信される。機能テスト情報検出手段38が有効な機能テスト情報BTIから逸脱する情報を検出すると、それらは、マイクロコンピュータ12の更なる出力部64にエラー情報FIを供給し、当該エラー情報は、妥当性情報KIと同様にして、トランスポンダ通信装置8の出力部65に与えられる。機能テスト情報検出手段38によって有効な機能テスト情報BTIから逸脱すると判断される情報は、例えば、混乱したか又は誤った機能テスト情報であるが、それは、情報の完全な欠落であることもある。
本事例では、トランスポンダ通信装置8の出力部65に現れる情報KI又はFIは、第1図及び2図で示された電話装置1の電話設備7を制御するために使用される。機能テスト情報検出手段38が有効な機能テスト情報BTIを検出し、その結果として、妥当性情報KIがトランスポンダ通信装置8の出力部65に現れると、この妥当性情報KIは、電話装置1の電話設備7が使用されることを可能にする。逆に、機能テスト情報検出手段38が、有効な機能テスト情報BTIから逸脱する情報のみを検出して、有効な機能テスト情報BTIを検出しないならば、その場合には、エラー情報FIがトランスポンダ通信装置8の出力部65に現れることになり、このエラー情報FIは、電話装置1の電話設備7を使用不能にして、その結果、電話使用が禁止されるのである。このことは、電話装置1の光学的な警告手段によって表示されることもまた可能である。更になお、トランスポンダ通信装置8の出力部65におけるエラー情報FIの出現は、電話装置1が接続される電話ネットワークによって、エラーメッセージ情報を中央の電話サービスステーションに送信すべく有益に使用されるものであり、当該中央の電話サービスステーションは、事前に行われた機能テストによって検出された故障状態がトランスポンダ通信装置8を包含する電話装置1で起こったことを自動的に通報されることになる。そのような機能テストは、自己検査とも呼ばれる。
第3図で示されたようなトランスポンダ通信装置8では、そのような機能テスト即ち自己検査は、例えば10時間毎という所定の時間間隔の後に自動的に起動される。当該機能テストは、制御情報STI2を10時間毎に呼掛け手段13の第2の呼掛けステージ18に供給するようにした、第2のタイミングステージ19によって起動される。続いて、第2の呼掛けステージ18は、機能テスト呼掛け情報BTAFIを生成し、当該機能テスト呼掛け情報は、送信手段20及び入力手段40’を介して機能テストトランスポンダ9’に送信される。生成された機能テスト呼掛け情報BTAFIは、これもまたトランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配置されるモバイルトランスポンダ9にも、送信手段20及び入力手段40を介して送信されるが、このモバイルトランスポンダ9においては何の効果も持たないことが自明である。機能テストトランスポンダ9’では、この機能テスト呼掛け情報BTAFIは、機能テスト呼掛け情報検出手段51’によって検出されるものであり、その結果、機能テスト情報を生成するための手段52’が、そのような機能テスト情報BTIを生成するのである。生成された機能テスト呼掛け情報BTAFIは、続いて、機能テストトランスポンダ9’の送信手段55’及び入力手段25を介して機能テスト情報検出手段38に送信されるものであり、当該検出手段が、検出を実施した後に、妥当性情報KI又はエラー情報FIのいずれかを供給することになる。
これまでに説明された電話装置1に関しては、即ち、どちらかと言えば、この電話装置1の中に包含されたトランスポンダ通信装置8に関しては、トランスポンダ通信装置8の適切な作業順位が簡単な方法で定期的にテストされるという有益な方法で達成される。更になお、詳細には、テストプロセス即ち機能テストの間において、テストされるべきトランスポンダ通信装置8から初めに1つのモバイルトランスポンダ9を取り除くことが不要であり、その他の多数のモバイルトランスポンダ9さえも、機能テストが影響を受けることなく或いはそれによって不可能にされることなく、本発明に従う当該トランスポンダ通信装置8の入力範囲内に配されることが可能であるようにして、非常に確実で、故障を免れて、破損に耐える簡単な構造が得られることが達成される。更になお、テストプロセスを実行するために電話装置1即ちそのトランスポンダ通信装置8において機械的に移動される部分が全く必要とされないということが特に有益であり、それは、電話装置1の低い製造コスト、電話装置1及びその中に包含されるトランスポンダ通信装置8の高い信頼性及び機能の確実性という利点を有するものである。
第4図は、本発明の第2の実施例に従うトランスポンダ通信装置8を示している。このトランスポンダ通信装置8の回路構成は、第3図で示された本発明の第1の実施例によるトランスポンダ通信装置8の回路構成と本質的に一致するものである。しかしながら、第4図で示されたトランスポンダ通信装置では、機能テストトランスポンダ9’は、スイッチング手段66’を包含するものであり、機能テストトランスポンダ9’は、それによって、起動されたり不活性化される。スイッチング手段66’は、コイルステージ41’と直列に配置されて概略的に示された2つの電子的なスイッチ67’及び68’を有し、それらのスイッチは、コイルステージ41’と機能テストトランスポンダ9’のその他の回路部分との間の接続が遮断されることを可能にする。2つの電子的なスイッチ67’及び68’は、制御ステージ69によって制御され、当該制御ステージもまた、第2のタイミングステージ19によって制御される。既に述べたように、タイミングステージ19は、一定の時間間隔で制御情報STI2を生成することが可能であり、当該制御情報によって、機能テストトランスポンダ9’のスイッチング手段66’即ち2つのスイッチ67’及び68’は、機能テストトランスポンダ9’を使用不能にすべく、切り換えられることが可能なのである。
機能テストトランスポンダ9’のスイッチング手段66’は、必ずしもトランスポンダ通信装置によって制御可能なものである必要はなく、代替的に、トランスポンダ通信装置を包含する何らかの装置によって、例えばトランスポンダ通信装置を包含する電話装置によって、制御され得るものであることも可能であるということが留意されるべきである。
第4図で示されたトランスポンダ通信装置8では、トランスポンダ通信装置8それ自体と機能テストトランスポンダ9’は、共通のプリント回路基板の上に有益に収容されるものであり、コイルステージ69と2つの電子的なスイッチ67’及び68’との間の導電的な接続は、導体トラックによって簡単に形成されることが可能である。
スイッチング手段66’を設ければ、機能テストトランスポンダ9’は、容易に使用不能にされ、従って、トランスポンダ通信装置8とモバイルトランスポンダ9の間の標準的な通信モードにおける通信品質に不都合に影響し得ないということが簡単に達成されるのである。このもう1つの利点は、機能テストトランスポンダ9’が、機能テストを実施すべく、定期的な時間間隔で自動的に起動されるということである。
本発明は、電話装置の中に包含されたトランスポンダ通信装置に関連するようにした、これまでに説明された2つの実施例に限定されるものではない。本発明に係る手段は、その他の装置、器具又はシステムの一部を形成するようにしたトランスポンダ通信装置においてもまた、有益に使用されることが可能なのである。2つの実施例の説明では、トランスポンダの個別的な選択は、詳細に説明されるものではなかったので、ここで、トランスポンダ通信装置とトランスポンダとの間の協働の間にいわゆる衝突防止プロトコルを実行して、各々のトランスポンダが個別的に選択され、即ち、本事例では機能テストトランスポンダをも選択され得るようにすることは、周知であり慣習的であるということが述べられるものとする。
Claims (5)
- モバイルトランスポンダとの非接触的な通信のためのトランスポンダ通信装置であり、
少なくとも1種類の呼掛け情報を生成するための呼掛け手段であって、活性状態にあり且つ前記トランスポンダ通信装置の入力範囲内に配置される当該モバイルトランスポンダが、それによって、応答情報を生成して送信することを各々に要求する当該呼掛け手段と、
前記入力範囲内に配置されるモバイルトランスポンダに呼掛け情報を送信するための送信手段と、
少なくとも1種類の当該呼掛け情報に応答して、前記入力範囲内におけるモバイルトランスポンダによって生成され送信された応答情報を入力するための入力手段と、
応答情報検出手段であって、前記入力範囲内におけるモバイルトランスポンダの存在が、その支援を受けて、少なくとも1種類の応答情報の出現に応じて検出される応答情報検出手段とを有するトランスポンダ通信装置において、
当該トランスポンダ通信装置が、機能テストを実施するための手段を包含し、当該トランスポンダ通信装置は、当該トランスポンダ通信装置の当該入力範囲内に配置され、当該トランスポンダ通信装置と通信する機能テストトランスポンダを包含し、当該トランスポンダ通信装置の当該入力手段によって入力される機能テスト情報を生成するための手段及び送信するための手段をも包含し、当該トランスポンダ通信装置は、当該入力手段に接続された機能テスト情報検出手段であって、モバイルトランスポンダが当該トランスポンダ通信装置の当該入力範囲内に配置されて、当該機能テストトランスポンダによって送信された当該機能テスト情報を受信して検出する機能テスト情報検出手段を有し、エラー情報が、当該機能テスト情報検出手段の支援を受けて、有効な機能テスト情報から逸脱する情報が検出されるときに生成されるとともに、
前記機能テストトランスポンダは、スイッチング手段を包含し、当該機能テストトランスポンダは、前記スイッチング手段の支援を受けて、起動されたり不活性化されたりし、
タイミングステージが設けられ、起動情報が、当該タイミングステージによって、連続的に生成され、前記機能テストトランスポンダの前記スイッチング手段は、当該タイミングステージの支援を受けて、当該機能テストトランスポンダを起動させるべく、切り換えられるようにした、ことを特徴とするトランスポンダ通信装置。 - 前記トランスポンダ通信装置が名目的な機能テスト情報が記憶されるメモリ手段を包含し、当該情報は、機能テスト情報検出手段に与えられ、当該機能テスト情報検出手段は、与えられた名目的な機能テスト情報を前記機能テストトランスポンダによって送信されて受信した機能テスト情報と比較することを特徴とする請求項1に記載のトランスポンダ通信装置。
- 機能テスト情報を生成するのに適する前記トランスポンダ通信装置の前記機能テストトランスポンダの手段は、前記機能テストトランスポンダの応答手段によって形成され、当該応答手段は、前記モバイルトランスポンダの応答手段と対応することを特徴とする請求項1に記載のトランスポンダ通信装置。
- 前記トランスポンダ通信装置は、交換可能な機能テストトランスポンダを包含することを特徴とする請求項1に記載のトランスポンダ通信装置。
- 前記トランスポンダ通信装置は、電話装置を形成すべく電話設備と連結され、当該電話設備を制御するのに適することを特徴とする請求項1に記載のトランスポンダ通信装置。
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