JP4189876B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板処理装置に関し、特に半導体ウエハ等の基板の表面に設けた配線用の微細な凹部に、銅や銀等の導電体を埋め込んで埋め込み配線を形成したり、このようにして形成した配線の表面を保護する保護膜を形成したりするのに使用される無電解めっき装置や、この無電解めっきに先だって行われる、前洗浄処理、触媒付与処理及び中和処理等のめっき前処理に使用されるめっき前処理装置、更には電解めっき装置やエッチング装置として使用される基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、無電解めっきは、外部から電気を流すことなく、めっき液中の金属イオンを化学的に還元して被処理材の被めっき面にめっき膜を形成するようにした方法であり、耐食、耐摩耗性のニッケル−りん,ニッケル−硼素めっき、プリント配線基板用銅めっきなどに広く用いられている。
【0003】
この無電解めっき装置としては、無電解めっき液を保持するめっき槽と、このめっき槽の上部に配置され、基板等の被処理材を保持する上下動自在な保持部とを有し、この保持部で保持した被処理材をめっき槽内のめっき液に浸漬させるようにしたもの等が一般に知られている。この種のめっき装置にあっては、めっき液の温度や成分等を管理するめっき液管理装置が別途設けられ、めっき槽をオーバーフローしためっき液は、このめっき液管理装置でその温度と成分等が管理されてめっき槽に供給される(戻される)ようになっている。
【0004】
近年、半導体チップの高速化、高集積化に伴い、半導体基板上に配線回路を形成するための金属材料として、アルミニウムまたはアルミニウム合金に代えて、電気抵抗率が低くエレクトロマイグレーション耐性が高い銅(Cu)を用いる動きが顕著になっている。この種の銅配線は、基板の表面に設けた微細凹みの内部に銅を埋め込むことによって一般に形成される。この銅配線を形成する方法としては、CVD、スパッタリング及びめっきといった手法があるが、めっきが一般的である。いずれにしても、基板の表面に銅層を成膜した後、その表面を化学的機械的研磨(CMP)により平坦に研磨するようにしている。
【0005】
この種の配線にあっては、平坦化後、その配線の表面が外部に露出しており、この上に埋め込み配線を形成する際、例えば次工程の層間絶縁膜形成プロセスにおけるSiO形成時の表面酸化やコンタクトホールを形成するためのSiOエッチング等に際して、コンタクトホールの底に露出した配線のエッチャントやレジスト剥離等による表面汚染、更には銅配線にあっては銅の拡散が懸念されている。また、銅配線と上層の層間絶縁膜との密着性が問題となり、エレクトロマイグレーションの発生原因になると思われる。
【0006】
このため、銀や銅等の配線材料との接合が強く、しかも比抵抗(ρ)が低い、例えばNi−B合金膜等からなる保護膜(めっき膜)で配線の表面を選択的に覆って保護することが考えられる。ここで、Ni−B合金膜は、例えばニッケルイオン、ニッケルイオンの錯化剤、ニッケルイオンの還元剤としてのアルキルアミンボランまたは硼素化水素化合物等を有する無電解めっき液を使用した無電解めっきを施すことによって、銅等の表面に選択的に形成することができる。
【0007】
この無電解めっきに際しては、CMP処理を施した基板Wを、例えば液温が25℃で、希釈したHSO等の酸溶液に接触させて、絶縁膜等の表面に残った銅等のCMP残さ等を除去する前洗浄処理、例えば、液温が25℃で、0.005g/LのPdClと0.2ml/LのHCl等の混合溶液に基板Wを接触させて、配線の表面に触媒としてのPd等を付着させて配線の露出表面を活性化させる活性化処理を施し、しかる後、無電解めっき処理が施される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
無電解めっきの適用箇所は、銅配線の主たる埋め込み材(Cu)、バリアメタル上のシード層の形成、またはシードの補強(Cu)、更にはバリアメタルそのものの形成、銅配線材の蓋材形成(いずれもNi−P,Ni−B,Co−P,Ni−W−P,Ni−Co−P,Co−W−P,Co−W−B,Co−Mo−P,Co−Mo−B)などがあるが、いずれの無電解めっきプロセスでも基板の全面に亘る膜厚の均一性が要求される。
【0009】
ここで、無電解めっきにあっては、基板の表面(被めっき面)が無電解めっき液と接触すると同時に基板表面にめっき金属が析出し、めっき液の温度によってめっき金属の析出速度が異なる。このため、基板の表面に均一な膜厚のめっき膜を形成するためには、常に一定の温度に制御しためっき液に基板を接触させ、めっき処理中に亘ってめっき液の温度を一定に保持することが要求される。
【0010】
しかしながら、従来の無電解めっき装置は、一定の温度に加熱しためっき液をめっき槽や基板の表面に供給するようにしているため、このめっき液の移送やめっきの進行の過程でめっき液の温度が変動(低下)し、保持部内に内蔵したヒータ等によって、めっき槽内のめっき液を加熱したとしても、めっき処理中におけるめっき槽内のめっき液を常に一定の温度に制御することが困難であった。更に、めっきの面内均一性を確保するためには、めっき温度の均一性と共に、めっき槽内におけるめっき液の流れを均一にすることが要求されるが、めっき槽内のめっき液を常に循環または攪拌させると、基板の表面に均一なめっき液の流れを形成することが困難で、逆にめっき槽内のめっき液を循環または攪拌させないと、めっき槽内のめっき液の温度をその全域に亘って均一に維持することが困難となる。
【0011】
無電解めっきのレートやめっき膜の膜質は、無電解めっき液の温度に依存するところが大きく、めっき膜の膜厚や膜質の均一性を確保するためには、めっき処理中におけるめっき液の温度を常に±1℃の範囲でコントロールすることが望まれる。しかし、従来の無電解めっき装置では、めっき処理の過程でめっき液の温度が変動しやすくなって、めっき処理中におけるめっき槽内のめっき液に±5℃程度の温度のばらつきが生じ、この要求に応えることが困難であった。更に、めっき装置は、めっき槽とめっき液管理装置とを有しているため、フットプリントが大きくなってしまうばかりでなく、装置としてかなり複雑化してしまう。このことは、電解めっき装置、無電解めっきに先だって行われる、前洗浄処理、活性化処理に使用されるめっき前処理装置、更にはエッチング装置等にあっても同様であった。
【0012】
本発明は上記に鑑みてなされたもので、例えば、めっき処理中におけるめっき液等の処理液の温度をより均一に制御して、基板の表面により均一な処理を行い、しかも装置として比較的簡単で、フットプリントを小さく抑えることができるようにした基板処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基板を保持する基板ホルダと、該基板ホルダで保持した基板の下方に位置して回転する攪拌部とを有する上下動自在な処理ヘッドと、前記処理ヘッドの下方に配置され、内部に処理液を保持する上方に開口した処理槽と、前記処理槽の外周部に配置され該処理槽内の処理液を加熱する加熱部と、前記処理槽内の処理液を循環させる処理液循環系とを有することを特徴とする基板処理装置である。
【0014】
このように、処理槽の外周部に該処理槽内の処理液を加熱する加熱部を配置することで、構造を簡素化するとともに、フットプリントを小さくし、しかも、処理液の循環量を少なくしても、処理槽内の処理液の温度をより一定に維持することができる。また、基板ホルダで保持した基板の下方に位置して回転する攪拌部を備え、めっき処理中にこの攪拌部を回転させて処理槽内の処理液を攪拌することで、処理液中に含まれる物質の拡散を促進して、反応し易くするとともに、熱対流による温度むらを小さくして、基板の全面に亘ってより均一に反応するようにすることができる。更に、基板ホルダに回転機構を備える必要をなくして、基板ホルダの構造の簡素化を図ることができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、前記加熱部は、内部に熱媒体を流して加熱する加熱チューブを有することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記加熱部は、内部に熱媒体を導入して加熱する液体ジャケット構造を有することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。
【0016】
請求項4に記載の発明は、前記攪拌部は、前記基板ホルダで保持した基板の直径方向の全長に亘って延びる平板状の攪拌板からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板処理装置である。これにより、攪拌板を回転させて処理液を攪拌することで、基板ホルダで保持した基板の全面に亘る、より均一な処理液の流れを形成することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、前記処理槽の内部には、この内部に導入される処理液の流れを基板表面に対して整流する整流板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板処理装置である。これにより、処理槽内に導入される処理液を整流板で整流して、処理槽内を処理液がより均一に流れるようにすることができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、基板を保持する上下動自在な基板ホルダと、前記基板ホルダの下方に配置され、内部に処理液を保持する上方に開口した処理槽とを備え、前記基板ホルダは、該基板ホルダで保持した基板を加熱する熱媒体を流す第1の熱媒体流路と、該基板ホルダで保持した基板を冷却する熱媒体を流す第2の熱媒体流路が形成されるように構成され、熱媒体を流して基板を冷却する前記第2の熱媒体流路は、熱媒体を流して基板を加熱する前記第1の熱媒体流路より基板ホルダで保持した基板により近い位置に設けられることを特徴とする基板処理装置である。これにより、基板ホルダで基板を保持した状態で、第1の熱媒体流路内に熱媒体(加熱媒体)を導入することで基板を加熱し、第2の熱媒体流路内に熱媒体(冷却媒体)を導入することで基板を冷却することができる。
【0019】
しかも、基板ホルダで基板を保持した状態で、第2の熱媒体流路内に熱媒体(冷却媒体)を導入することで、基板を素早く冷却することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、半導体装置における銅配線形成例を工程順に示すもので、先ず、図1(a)に示すように、半導体素子を形成した半導体基材1上の導電層1aの上にSiOからなる絶縁膜2を堆積し、この絶縁膜2の内部に、例えばリソグラフィ・エッチング技術によりコンタクトホール3と配線用の溝4を形成し、その上にTaN等からなるバリア層5、更にその上に電解めっきの給電層としての銅シード層6をスパッタリング等により形成する。
【0024】
そして、図1(b)に示すように、半導体基板Wの表面に銅めっきを施すことで、半導体基板Wのコンタクトホール3及び溝4内に銅を充填させるとともに、絶縁膜2上に銅層7を堆積させる。銅層7の熱処理により銅層7の抵抗を下げ、その後、化学的機械的研磨(CMP)により、絶縁膜2上の銅層7を除去して、コンタクトホール3及び配線用の溝4に充填させた銅層7の表面と絶縁膜2の表面とをほぼ同一平面にする。これにより、図1(c)に示すように、絶縁膜2の内部に銅シード層6と銅層7からなる配線8を形成する。次に、基板Wの表面に、例えば無電解Ni−Bめっきを施して、図1(d)に示すように、配線8の露出表面にNi−B合金膜からなる保護膜(めっき膜)9を選択的に形成して配線8を保護する。
【0025】
図2乃至図5は、無電解めっき装置に適用した本発明の実施の形態の基板処理装置を示す。この無電解めっき装置(基板処理装置)は、例えば、図1におけるバリア層5の形成、銅シード層6の補強、銅層7の堆積、更には、保護膜(めっき膜)9の形成に使用される。
【0026】
この無電解めっき装置10は、上方に開口し、内部にめっき液(処理液)12を保持してめっき処理を施すめっき槽(処理槽)14と、このめっき槽14の上端開口部に配置され、半導体ウエハ等の基板Wを該基板Wの表面(被めっき面)を下向き(フェースダウン)にして保持する基板ホルダ16を備えた処理ヘッド18を有している。
【0027】
めっき槽14は、内壁20で区画形成され、この内壁20の側部及び底部は、所定間隔離間して配置された外壁22で覆われており、これによって、内壁20と外壁22との間に外槽24が区画形成されている。内壁20には、めっき槽14と外槽24とを連通させる多数の連通孔20aがその全面に亘って形成され、これによって、めっき槽14内のめっき液12と外槽24内のめっき液12が直に連通して、これらのめっき液12の水位が常に同じになるようになっている。
【0028】
外槽24の内部には、この例では、温水ヒータ26から供給される熱媒体(温水)を内部に通して、外槽24内のめっき液12を外槽24内において、例えば70℃に加熱し、これによって、めっき槽14内のめっき液12も同時に加熱する加熱チューブ28を有する加熱部30が配置されている。
【0029】
更に、めっき槽14内のめっき液12を循環させるめっき液循環系(処理液循環系)32が備えられている。このめっき液循環系32は、循環ポンプ34と、この循環ポンプ34の吐出し口とめっき槽14とを接続する、内部にフィルタ36を介装しためっき液吐出し管38と、循環ポンプ34の吸込口と外槽24とを接続するめっき液吸込管40とを有している。これにより、循環ポンプ34の駆動に伴って、外槽24内のめっき液12を循環ポンプ34で吸込み、フィルタ36を通過させてめっき槽14に戻すことで、めっき槽14内のめっき液12を循環させて、めっき槽14内のめっき液12の温度を均一に維持できるようになっている。
【0030】
そして、このめっき液12の循環の過程で外槽24の内部に配置した加熱チューブ28を有する加熱部30でめっき液12を加熱し、特に、めっき槽14内のめっき液12を外槽24内のめっき液12で遮断することで、めっき液12の昇温及び保温を容易に行って、めっき槽14内のめっき液12の温度を一定に制御することができる。このめっき液12の温度は、例えば25〜90℃、好ましくは55〜85℃程度であり、更に好ましくは60〜80℃程度である。
【0031】
処理ヘッド18には、基板ホルダ16の周囲を囲繞して下方に延びるハウジング42が備えられ、このハウジング42の下端の基板ホルダ16の下方に位置して、板状の攪拌板から構成された攪拌部44が取付けられている。このハウジング42は、中空の回転軸46に取付けられて、この回転軸46と一体に回転するように構成されている。この回転軸46の内部に固定軸48が挿通されており、この固定軸48の下端に基板ホルダ16が連結されている。ここで、回転軸46は固定軸48とは独立に回転し、固定軸48は回転軸46と一体に昇降するように構成されている。
【0032】
基板ホルダ16の下面周縁部は、図5に示すように、基板Wの裏面(上面)に接触した時に、該基板Wの裏面との間にリング状の密封空間50が区画形成されるように構成されており、真空通路52を介して密封空間50内を真空引きすることで、基板Wを吸着保持するようになっている。更に、基板ホルダ16の内部には、この基板ホルダ16で保持した基板Wの裏面に沿って熱媒体(加熱媒体)を流して基板Wを加熱するボックス状の第1の熱媒体流路54aが設けられ、更に、この第1の熱媒体流路54aの下方に位置して、基板ホルダ16で基板Wを保持した時に、この基板Wの裏面との間に、基板の裏面に沿って熱媒体(冷却媒体)を流して基板を冷却する第2の熱媒体流路54bが区画形成されるよう構成されている。これらの各熱媒体流路54a,54bは、熱媒体導入管56a,56b及び熱媒体排出管58a,58bにそれぞれ連通している。
【0033】
これにより、ロボットハンド等で基板Wを保持して該基板Wをハウジング42内の基板ホルダ16の下方に挿入し、ロボットハンドを上昇させて基板Wの裏面を基板ホルダ16の下面に接触させて基板ホルダ16と基板Wの裏面との間に密封空間50を形成し、密封空間50を真空引きすることで基板Wを基板ホルダ16に吸着保持して、ロボットハンドを引き抜く。そして、基板Wを保持した状態で、処理ヘッド18、すなわち基板ホルダ16と攪拌部44を取付けたハウジング42とを一体に昇降させ、またハウジング42と攪拌部44を基板ホルダ16とは独立に回転させることができる。
【0034】
また、基板ホルダ16で基板Wを保持した状態で、第1の熱媒体流路54a内に熱媒体(加熱媒体)を導入することで基板Wを加熱、または保温し、第2の熱媒体流路54b内に熱媒体(冷却媒体)を導入することで基板Wを冷却することができる。特に、熱媒体(冷却媒体)を導入する第2の熱媒体流路54bを基板W側に設けるようにすることで、めっき処理完成後基板Wを素早く冷却することができる。
【0035】
なお、この例では、基板ホルダ16で保持した基板Wの全長に亘って直線状に延び、幅(高さ)が一定の平板状の板体で攪拌部44を構成した例を示しているが、図6(a)に示すように、中心から円周方向に沿って幅(高さ)が徐々に増加するように直線状に延びる平板状の板体で攪拌部44を構成したり、図6(b)に示すように、長さ方向に沿った所定間隔毎に溝44a設けた直線状に延びる板体で攪拌部44を構成したりしてもよい。更に、図6(c)に示すように、十字状に配置した板体で攪拌部44を形成したり、図6(d)に示すように、複数の板体(図示では3枚)を放射状に配置して攪拌部44を構成したり、或いはこれらの組合せによって攪拌部を構成したりしてもよい。
【0036】
また、図7(a)に示すように、基板Wの裏面に沿って熱媒体(冷却媒体)を流して基板Wを冷却する第2の熱媒体流路54bとして、隔壁59でボックス状に仕切られたものを使用して、この熱媒体(冷却媒体)が基板Wの裏面に直接接触しないようにしてもよい。更に、図7(b)に示すように、基板ホルダ16aを、基板Wの周縁部下面に当接して基板Wを載置保持する爪部60aを備えた保持部60と、上下動自在な押圧部62とを有し、この爪部60aと押圧部62で周縁部を挟持して基板を保持するように構成したものを使用し、押圧部62の内部に、熱媒体導入管56c及び熱媒体排出管58cにそれぞれ連通し、熱媒体、つまり加熱媒体または冷却媒体の一方を導入して基板ホルダ16aで保持した基板を加熱または冷却する中空ボックス状の熱媒体流路54cを設けるようにしてもよい。
【0037】
この実施の形態の無電解めっき装置10にあっては、循環ポンプ34を駆動させてめっき槽14内のめっき液12を循環させ、同時に加熱チューブ28内に熱媒体(温水)を導入することで、めっき液12を外槽24の内部で加熱し、更にこの加熱しためっき液12をめっき槽14内に導入することで、めっき槽14内のめっき液12を、例えば70℃の一定の温度に制御する。一方、処理ヘッド18の基板ホルダ16で基板Wを吸着保持する。そして、基板ホルダ16の第1の熱媒体流路54a内に熱媒体(加熱媒体)を導入し、この熱媒体を基板Wの裏面に沿って流すことで、基板Wを所定の温度に加熱しておく。
【0038】
そして、加熱チューブ28内に熱媒体を導入することでめっき液12の加熱を継続したまま、循環ポンプ34の駆動を停止させて、めっき槽14内のめっき液12の循環を止め、この状態で、基板ホルダ16とハウジング42とを下降させ、この基板ホルダ16で保持した基板W及びハウジング42の下端に取付けた攪拌部44をめっき槽14内のめっき液12に浸漬させて、基板Wの表面(被めっき面)に、例えば数分間のめっきを行う。この時、基板ホルダ16を停止させたまま、攪拌部44を低速(例えば、60rpm以下、好ましくは1〜20rpm)で回転させる。このように、例えば数分間の無電解めっきを行っても、めっき液12の加熱を継続することで、めっき処理中におけるめっき液12の温度を常に±1℃の範囲でコントロールできることが確かめられている。
【0039】
無電解めっきは、めっき液の流れに敏感に依存し、このめっき液の流れを均一にすることが困難であるが、前述のように、めっき進行時にめっき槽14内のめっき液12の循環による流れを停止させることで、めっきのでき具合がめっき液の流れに依存しないようにすることができる。しかも、基板ホルダ16で保持した基板Wの下方において、攪拌部44を低速で回転させてめっき液12を攪拌することで、めっき液中に含まれる物質の拡散を促進して、反応し易くするとともに、めっき時におけるめっき槽14内の熱対流によるめっき液12の温度むらを小さくして、めっき液の流れに依存しない、均一なめっき膜を成膜することができる。
【0040】
なお、この例によれば、めっき槽14として、その容積が5L程度の小容量のものを使用しても、めっき時におけるめっき槽14内の熱対流によるめっき液12の温度むらを小さくして、めっき液の流れに依存しない、均一なめっき膜を成膜することができる。
【0041】
めっき処理が完了した後、攪拌部44の回転を停止させ、ハウジング42と基板ホルダ16を上昇させて、基板ホルダ16を洗浄位置等に搬送し、洗浄液ノズル(図示せず)から洗浄液を基板Wの被めっき面に向けて噴射して、被めっき面を冷却すると同時に希釈化・洗浄することで無電解めっき反応を停止させる。この時、基板ホルダ16と基板Wの裏面との間に区画形成された第2の熱媒体流路54b内に熱媒体(冷却媒体)を導入し、この熱媒体を基板の裏面に沿って流すことで、基板Wを急速に冷却する。
そして、基板ホルダ16で保持しためっき処理後の基板Wをロボットハンド等に受渡して、めっき後の基板を次工程に搬送する。
【0042】
図8は、本発明の他の実施の形態の無電解めっき装置10aを示す。この無電解めっき装置10aの前述の無電解めっき装置10と異なる点は、めっき槽14aの外周部に配置される加熱部30aとして、ジャケット構造を有するものを使用した点にある。つまり、この例は、めっき槽14aを区画形成する内壁20bと該内壁20bの側部及び底部を覆う外壁22aの間に密閉流路64を形成し、この密閉流路64の内部に、温水ヒータ26aから熱媒体(加熱媒体)を導入することで、めっき槽14a内のめっき液12を加熱する加熱部30aを構成している。まためっき液循環系32のめっき液戻り管38は、めっき槽14aに直接接続されている。その他の構成は、前述の例と同様である。
【0043】
図9及び図10は、無電解めっき装置に適用した本発明の更に他の実施の形態の基板処理装置の処理ヘッドを省略した状態を示す。すなわち、この例は、めっき槽14bとして、下方に縮径部を有する内壁20cで区画形成され、この縮径部の上端に整流板66を配置したものを使用し、更に、このめっき槽14bの側部のみに外壁22bとの間に挟まれた外槽24aを形成し、この外槽24a内に加熱チューブ28bと温水ヒータ26bとを有する加熱部30bを配置したものである。
【0044】
この整流板66は、めっき槽14bの内部にこの下方から導入されるめっき液12の流れを整流するためのものであり、この整流板66として、この例では、図10に示すように、内部に放射状に等間隔で延び、幅の等しい3本のスリット66aを設けられたものを使用している。このように、めっき槽14bの内部に整流板66を配置することで、めっき槽14b内をめっき液12がより均一に流れるようにすることができる。
なお、この整流板66としては、図11に示すように、例えば半径方向に徐々に拡がるようなスリット66bを設けたもの等、めっき槽14b内をめっき液12がより均一に流れるように、任意の形状を有するものを使用するようにしてもよい。
【0045】
図12は、前述の無電解めっき装置10によって一連のめっき処理を行うめっき処理装置の全体構成を示す。このめっき処理装置は、各一対の無電解めっき装置10、ロード・アンロード部70、例えばPd触媒を付与する触媒付与処理や露出配線表面に付着した酸化膜を除去する酸化膜除去処理等のめっき前処理を行うめっき前処理装置72、粗洗浄可能な仮置き部74及び後洗浄装置76を有し、更にロード・アンロード部70、後洗浄装置76及び仮置き部74の間で基板Wを搬送する第1搬送装置78aと、無電解めっき装置10、めっき前処理装置72及び仮置き部74の間に基板Wを搬送する第2搬送装置78bが備えられている。
【0046】
ここで、めっき前処理装置72として、前述した無電解めっき装置10と同じ構成で、めっき槽14を処理槽として、この処理槽(めっき槽)14及び外槽24内にめっき液12とは異なる所望の処理液を導入するようにしたものを使用してもよい。
【0047】
次に、上記のように構成しためっき処理装置による一連のめっき処理の工程について説明する。まず、ロード・アンロード部70に保持された基板Wを第1搬送装置78aにより取出し、仮置き部74に置く。第2搬送装置78bは、これをめっき前処理装置72に搬送し、ここでPdCl液等の触媒による触媒付与処理や露出配線表面に付着した酸化膜を除去する酸化膜除去処理等のめっき前処理を行い、しかる後リンスする。
【0048】
第2搬送装置78bは、基板Wをさらに無電解めっき装置10に運び、ここで所定の還元剤と所定のめっき液を用いて無電解めっき処理を行う。次に、第2搬送装置78bでめっき後の基板を無電解めっき装置10から取出して仮置き部74に運ぶ。仮置き部74では、基板の粗洗浄を行う。そして、第1搬送装置78aは、この基板を後洗浄装置76に運び、この後洗浄装置76でペンシル・スポンジによる仕上げの洗浄とスピンドライによる乾燥を行って、ロード・アンロード部70へ戻す。基板は後にめっき装置や酸化膜形成装置に搬送される。
【0049】
図13は、図1に示す保護膜9を形成する一連のめっき処理(蓋めっき処理)を行うめっき処理装置の全体構成を示す。このめっき処理装置は、ロード・アンロード部80、無電解めっき装置10及び洗浄・乾燥処理部88を有している。また、めっきに先立って行われる、前洗浄処理、触媒付与処理及び中和処理等のめっき前処理に使用されるめっき前処理装置としての前洗浄処装置82、触媒付与装置84、及び中和処理装置86が備えられて、更に、搬送経路90に沿って走行自在で、これらの間で基板の受渡しを行う搬送装置92が備えられている。
【0050】
ここで、前述と同様に、めっき前処理装置82,84,86として、前述した無電解めっき装置10と同じ構成で、めっき槽14を処理槽として、この処理槽(めっき槽)14及び外槽24内にめっき液12とは異なる所望の処理液を導入するようにしたものを使用してもよい。
【0051】
次に、上記のように構成しためっき処理装置による一連のめっき処理(蓋めっき処理)の工程について説明する。まず、ロード・アンロード部80に保持された基板Wを搬送装置92により取出し、前洗浄装置(めっき前処理装置)82に搬送し、ここで、基板に例えば基板表面を再度洗浄する前処理を施す。そして、銅層7(図1参照)の表面に触媒付与装置(めっき前処理装置)84でPd等の触媒を付着させて銅層7の露出表面を活性化させ、しかる後、中和処理装置(めっき前処理装置)86で中和処理を施す。次に、前処理後の基板Wを無電解めっき装置10に搬送し、ここで、活性化した銅層7の表面に、例えばCo−W−Pによる選択的な無電解めっきを施し、これによって、図1(d)に示すように、銅層7の露出表面をCo−W−P膜(保護膜)9で保護する。この無電解めっき液としては、例えば、コバルトの塩とタングステンの塩に、還元剤、錯化剤、pH緩衝剤及びpH調整剤を添加したものがあげられる。
【0052】
なお、研磨後に露出した表面に、例えば無電解Ni−Bめっきを施して、配線8の外部への露出表面に、Ni−B合金膜からなる保護膜(めっき膜)9を選択的に形成して配線8を保護するようにしてもよい。この保護膜9の膜厚は、0.1〜500nm、好ましくは、1〜200nm程度である。
【0053】
この保護膜9を形成する無電解Ni−Bめっき液としては、例えばニッケルイオン、ニッケルイオンの錯化剤、ニッケルイオンの還元剤としてのアルキルアミンボランまたは硼素化水素化合物を含有し、pH調整にTMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)を使用して、pHを5〜12に調整したものが使用される。
次に、この蓋めっき処理後の基板Wを洗浄・乾燥処理部88に搬送して洗浄・乾燥処理を行い、この洗浄・乾燥後の基板Wを搬送装置92でロード・アンロード部80のカセットに戻す。
【0054】
なお、この例では、蓋めっき処理として、Co−W−P無電解めっき処理を施す前に、Pdを付着することによって活性化させた銅層7の露出表面をCo−W−P膜で選択的に被覆するようにした例を示しているが、これに限定されないことは勿論である。
【0055】
また、上記の各例は、無電解めっき装置に適用した例を示しているが、前述のように、めっき前処理装置としての前洗浄処装置、触媒付与装置、更にはめっき液中に浸漬させたアノードとカソードとの間にめっき電流を流してめっき膜を成膜するようにした電解めっき装置やエッチング装置にも適用できることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、構造を簡素化するとともに、フットプリントを小さくし、しかも、処理液の循環量を少なくしても、処理槽内の処理液の温度をより一定に維持することができる。また、めっき処理中に、基板ホルダで保持した基板の下方に配置した攪拌部を回転させて処理槽内の処理液を攪拌することで、処理液中に含まれる物質の拡散を促進して、反応し易くするとともに、熱対流による温度むらを小さくして、基板の全面に亘ってより均一に反応するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】銅めっきにより銅配線を形成する例を工程順に示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の無電解めっき装置に適用した基板処理装置の非めっき時(待機時)における断面図である。
【図3】同じく、無電解めっき装置に適用した基板処理装置のめっき時における断面図である。
【図4】同じく、無電解めっき装置に適用した基板処理装置のハウジング及び攪拌部を示す裏面図である。
【図5】同じく、無電解めっき装置に適用した基板処理装置の基板ホルダの断面図である。
【図6】それぞれ攪拌部の変形例を示す図である。
【図7】それぞれ異なる基板ホルダの変形例を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態の無電解めっき装置に適用した基板処理装置の断面図である。
【図9】本発明の更に他の実施の形態の無電解めっき装置に適用した基板処理装置の処理ヘッドを省略した断面図である。
【図10】図9に示す整流板の平面図である。
【図11】整流板の他の例を示す平面図である。
【図12】図2乃至図5に示す無電解めっき装置を備えためっき処理装置を示す平面配置図である。
【図13】図2乃至図5に示す無電解めっき装置を備えた他のめっき処理装置を示す平面配置図である。
【符号の説明】
10,10a 無電解めっき装置(基板処理装置)
12 めっき液(処理液)
14,14a,14b めっき槽(処理槽)
16,16a 基板ホルダ
18 処理ヘッド
20,20b,20c 内壁
22,22a 外壁
24,24a 外槽
26,26a,26c 温水ヒータ
28,28a 加熱チューブ
30,30a,30b 加熱部
32 めっき液循環系(処理液循環系)
34 循環ポンプ
36 フィルタ
44 攪拌部
46 回転軸
48 固定軸
50 密封空間
52 真空通路
54a,54b,54c 熱媒体流路
56a,56b,56c 熱媒体導入管
58a,58b,58c 熱媒体排出管
64 密閉流路
66 整流板

Claims (6)

  1. 基板を保持する基板ホルダと、該基板ホルダで保持した基板の下方に位置して回転する攪拌部とを有する上下動自在な処理ヘッドと、
    前記処理ヘッドの下方に配置され、内部に処理液を保持する上方に開口した処理槽と、
    前記処理槽の外周部に配置され該処理槽内の処理液を加熱する加熱部と、
    前記処理槽内の処理液を循環させる処理液循環系とを有することを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記加熱部は、内部に熱媒体を流して加熱する加熱チューブを有することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記加熱部は、内部に熱媒体を導入して加熱する液体ジャケット構造を有することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  4. 前記攪拌部は、前記基板ホルダで保持した基板の直径方向の全長に亘って延びる平板状の攪拌板からなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記処理槽の内部には、この内部に導入される処理液の流れを基板表面に対して整流する整流板が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 基板を保持する上下動自在な基板ホルダと、
    前記基板ホルダの下方に配置され、内部に処理液を保持する上方に開口した処理槽とを備え、
    前記基板ホルダは、該基板ホルダで保持した基板を加熱する熱媒体を流す第1の熱媒体流路と、該基板ホルダで保持した基板を冷却する熱媒体を流す第2の熱媒体流路が形成されるように構成され、熱媒体を流して基板を冷却する前記第2の熱媒体流路は、熱媒体を流して基板を加熱する前記第1の熱媒体流路より基板ホルダで保持した基板により近い位置に設けられることを特徴とする基板処理装置。
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