JP4187587B2 - 発泡体の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、発泡体の製造方法に関し、ことに感触性及び保水性に優れた発泡体の製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】
皮膚に潤いを与えたり、荒れた皮膚を改善させる目的で化粧品を含ませた親水性シートによりパックすることが近年盛んに行われるようになっている。その他にエステ等で肌の脱毛処理をした後や屋外での日焼けにより痛んだ肌を回復させるために、消炎効果のある化粧水を親水性シートに含ませてパックすることも行われている。
【0003】
化粧水を含浸させるシートとしては、パルプをシート状に加工したものやセルロースの不織布が一般的であり、感触を重要視したものとして牛由来コラーゲンを凍結乾燥法により発泡させたスポンジ状のシート等が知られる。
パルプやセルロースを主成分としたシートは安価ではあるが、ごわごわした感触のため商品性が劣る。一方、狂牛病等で騒がれているように、哺乳動物を原料とした素材も商品性に劣る傾向にある。
【0004】
そこで近年、牛や豚等の哺乳動物由来コラーゲンに替わるものとして、魚類の皮や鱗から抽出した海洋性コラーゲンのような天然ポリペプチドや肌への親和性が高いキトサンのような天然多糖類を主成分としたスキンケア用発泡体シートが検討され始めている。
【0005】
上述の凍結乾燥法により発泡体を得るには、一般に素材を水に溶解あるいは懸濁状態にした粘稠物をショックフリーザーや氷点下に冷却したアルコール等の不凍液に浸漬することで急速に凍結させた後、真空乾燥を行っており、これにより凍結時の氷結晶部分を気泡とした発泡体を得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上述の真空乾燥方法による方法では、表面付近の水分と中心部の水分が氷になる時間に差があり、表面付近で形成された氷結晶が成長し、中心付近は水分が少ない状態で凍結が行われる。こうした凍結物をその後真空乾燥して氷結晶を昇華させると、不均一で大きな気泡が形成され、外観の好ましくない発泡体となる。特に、海洋性のコラーゲンやキトサンは、哺乳動物由来コラーゲンに比べて構造的に脆弱なため、粘稠物の粘度が低く、そのため凍結時に氷結晶の成長が著しく、真空乾燥後に均一な気泡構造を有する発泡体を得ることが困難である。
【0007】
従って本発明の目的は、海洋性のコラーゲンやキトサンのように粘度の低い親水性の天然ポリペプチド、又は/及び親水性の天然多糖類の粘稠物を用い、均一な気泡を有して外観に満足でき、感触性および保水性に優れた発泡体の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題の解決手段】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、海洋性のコラーゲンやキトサンのような粘度の低い親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の粘稠物を撹拌しながら氷点下に冷却することにより微細な氷結晶を得ることができ、これを凍結処理して凍結した後、真空乾燥すると、均一な気泡構造の発泡体が得られることを見出した。
【0009】
具体的には、コラーゲンやキトサンのような親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液を撹拌しながら冷却してシャーベット状とした後、成形型に充填して圧縮成形を行い、ついで−20℃以下の冷凍庫内で凍結させたのち、成形型から取り外したブロック状の凍結物を真空乾燥すると均一な気泡構造を有する発泡体が得られることを見出した。
【0010】
本発明は、こうした知見に基づいてなされたもので、海洋性のコラーゲンやキトサンのような親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液を撹拌しながら冷却し、シャーベット状にしたのち、型に充填して成型し、凍結処理後、真空乾燥することを特徴とする。
【0011】
本発明方法により得られた発泡体は、均一な気泡構造を有するため、スキンケア用の発泡体に好適であるが、これ以外にも例えばグルコマンナンを主成分とする体洗い用のスポンジや、コラーゲンを主成分とする細胞培養用のスポンジとしても使用が可能である。
【0012】
本発明方法により得られた発泡体を水に不溶化させるには、コラーゲンやキトサンのような親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液に予め架橋成分を添加しておき、上記の方法により真空乾燥後、加熱処理するとよい。またコラーゲンやキトサンのようにpHの変化により、水への溶解性が変化するものでは、水溶液或いは懸濁液のpHを変化させることにより、水不溶性の含水ゲル状物とした後、上記の方法で水不溶性の発泡体を得ることができるし、コラーゲンやキトサンのような親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液を上記の方法により真空乾燥して得た発泡体を適当な架橋成分或いは水不溶化成分を含有させた非水溶液に浸漬させた後、乾燥することによっても水不溶性発泡体を得ることができる。
【0013】
ここで親水性の天然ポリペプチドとしては、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、エラスチン、絹タンパク等を挙げることができ、親水性の多糖類としては、キトサン、セルロース、セルロース誘導体、コンドロイチン硫酸、アルギン酸、グルコマンナン、ペクチン等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
【0014】
本発明には添加剤を加えることもできる。こうした添加剤としては、例えば発泡体の商品性を向上させるための可塑剤、香料等を挙げることもでき、また撹拌冷却のときに添加される氷結晶の成長防止効果のあるキサンタンガム、カラギーナン、ガラクトマンナン等の増粘剤、ポリエチレングリコールラウリルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルエーテル、ショ糖脂肪酸エステル等の乳化剤、パラチノース、マルトース、ラクトース等のオリゴ糖、グリセロール、エリスリトール、ソルビトール、マルチトール等の糖アルコール等を挙げることができる。とくに後者の増粘剤や乳化剤、オリゴ糖、糖アルコールは、凍結後、微細な氷結晶を得るのに有効である。
【0015】
【実施例】
実施例1
鮭皮を脱脂後、酢酸抽出により得られた酸可溶性コラーゲン溶液(pH=3.1、固形分濃度=0.7%)1800gに乳化剤として、ポリエチレングリコールステアリルエーデル(Brij78、HLB=15.3:シグマアルドリッチジャパン株式会社製)5.4gを加え、5℃の冷却水により容器を冷却しながら気泡の混入を防止するため10torr以下に減圧した状態で、ホモジナイザーにより7000rpm、10分間撹拌混合を行ってコラーゲン溶液を得た。得られたコラーゲン溶液の温度は7℃であった。このコラーゲン溶液600gを−20℃に保冷した容器の中に注入し、100rpmで20分間撹拌しながら冷却を行った。冷却されたコラーゲン溶液はシャーベット状で均一な氷結晶を有するものであった。
【0016】
次にこうして得られたシャーベット状のコラーゲン溶液を150mm×150mm×10mm厚のステンレス製金型に流し込み、2mm厚のアルミ板で上から圧縮して金型に完全に充填した。充填した金型を素早く−60℃に調整したショックフリーザー内に入れ、3時間放置し完全に凍結させた。その後、金型から凍結物を取り出し、凍結乾燥機により乾燥した後、1torr、105℃の真空オーブン内で48時間の脱水架橋を行い、コラーゲン発泡体を得た。得られた発泡体の断面は図1に示すように、均一で微細な気泡を有する良好なものであった。なお、図は発泡体の厚さ方向の断面を示すもので、矢印の区間で示す長さが1mmを示す。以下の図2に示すものにおいても同様である。
【0017】
実施例2
平均粒形100μm、脱アセチル化率85%のカニ由来キトサン20g、乳化剤としてポリエチレングリコールステアリルエーデル(Brij78、HLB=15.3、融点44〜46℃:シグマアルドリッチジャパン株式会社製)2g、乾燥時の可塑剤としてグリセリン3gを蒸留水1000gに添加してよく分散させ、60℃の湯浴上で1時間、撹拌混合した。次に1Nの塩酸を徐々に加えてpHを5.3に調整した後、エチレングリコールジグリシジルエーテル(エポキシ当量=113)を計算値としてキトサンに対して架橋度が5%となるように加えて素早く撹拌し混合した後、60℃の湯浴上で3時間加熱し、室温で放冷してエポキシ架橋されたキトサンの含水ゲル化物を得た。
【0018】
得られたキトサンの含水ゲル化物を冷蔵庫中で5℃まで冷却したのち、この含水ゲル化物の600gを−20℃に保冷した容器の中に注入し、100rpmで20分間撹拌しながら冷却を行った。冷却されたゲル化物はシャーベット状で均一な氷結晶を有するものであった。次にこのシャーベット状のゲル化物を150mm×150mm×10mm厚のステンレス製金型に流し込み、2mm厚のアルミ板で上から圧縮して金型に充填した。そして充填した金型を素早く、−60℃に調整したショックフリーザー内に入れ、3時間放置して完全に凍結させた。その後、金型から凍結物を取り出し、凍結乾燥機により乾燥を行ってキトサン発泡体を得た。得られた発泡体の断面は均一で、微細な気泡を有する良好なものであった。またこのキトサン発泡体をカッターナイフを用いて約1mmにスライスした発泡体シートは、見掛け密度=0.03g/cm3で、吸水量が自重の15倍をもつ、表面状態の滑らかな感触のよい保水性に優れたものであった。
【0019】
比較例1
実施例1のコラーゲン溶液をシャーベット状にすることなく金型に注入した以外は、実施例1と同様に行った。得られた発泡体の断面は図2に示すように、氷結晶が針状に成長した気泡構造であり、不均一で粗大な気泡を有する粗悪なものであった。
【0020】
比較例2
実施例1のコラーゲン溶液をシャーベット状にすることなく金型に注入し、ショックフリーザーに代えて−40℃に冷却したエタノールに浸漬させた以外は、実施例1と同様に行った。得られた発泡体の断面は、比較例1と同様に氷結晶が針状に成長した気泡構造であり、不均一な気泡を有する粗悪なものであった。
【0021】
また、本発明の実施形態では、発泡体を製造するための材料として、親水性天然ポリペプチドの一例である海洋性コラーゲンを取り上げた例と、親水性天然多糖類の一例であるキトサンを取り上げた例のみを示したが、材料はこれに限定されず、また材料は2種類以上を使用して発泡体を製造することができる。
【0022】
【発明の効果】
請求項1に係わる発明によると、親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の粘度の低い粘稠物から均一な気泡構造を有する感触性及び保水性に優れ、外観の良好な発泡体を得ることができる。
【0023】
請求項2ないし4に係わる発明により、水に不溶化した発泡体を得ることができ、請求項5に係わる発明により、商品性の高い発泡体を得ることができる。
また請求項6に係わる発明により、凍結後、微細な氷結晶を得ることができる。
【0024】
請求項7及び8に係わる発明によると、感触性に優れていて、かつ肌への適合性がよい発泡体が得られることができ、しかも海洋性のコラーゲンやキトサンは、他の材料と比較して材料が入手しやすいという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の断面を示す写真。
【図2】比較例1の断面を示す写真。

Claims (8)

  1. 親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液を撹拌しながら冷却し、シャーベット状にしたのち、型に充填して成型し、凍結処理後、真空乾燥することを特徴とする発泡体の製造方法。
  2. 親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液に予め架橋成分を添加しておき、加熱架橋して水不溶性の含水ゲル状物としたのち、これを撹拌しながら冷却し、シャーベット状にしたのち、型に充填して成型し、凍結処理後、真空乾燥するか、或いは真空乾燥後、加熱処理して架橋することを特徴とする請求項1記載の発泡体の製造方法。
  3. 親水性の天然ポリペプチド又は/及び親水性の天然多糖類の水溶液或いは懸濁液のpHを変化させて水不溶性の含水ゲル状物としたのち、これを撹拌しながら冷却することを特徴とする請求項1記載の発泡体の製造方法。
  4. 真空乾燥後、架橋成分或いは水不溶化成分を含有させた非水溶液に浸漬させ、その後乾燥することを特徴とする請求項1記載の発泡体の製造方法。
  5. 可塑剤又は香料が添加される請求項1ないし4のいずれかの請求項に記載の発泡体の製造方法。
  6. 撹拌冷却中に氷結晶の成長防止効果のある増粘剤又は乳化剤の添加が行われる請求項1ないし5のいずれかの請求項に記載の発泡体の製造方法。
  7. 親水性の天然ポリペプチドが海洋性のコラーゲンである請求項1ないし6のいずれかの請求項に記載の発泡体の製造方法。
  8. 親水性の天然多糖類がキトサンである請求項1ないし6のいずれかの請求項に記載の発泡体の製造方法。
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