JP4187527B2 - シールされた窓ガラスユニット - Google Patents

シールされた窓ガラスユニット Download PDF

Info

Publication number
JP4187527B2
JP4187527B2 JP2002557608A JP2002557608A JP4187527B2 JP 4187527 B2 JP4187527 B2 JP 4187527B2 JP 2002557608 A JP2002557608 A JP 2002557608A JP 2002557608 A JP2002557608 A JP 2002557608A JP 4187527 B2 JP4187527 B2 JP 4187527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boss
window glass
unit
component
sealed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002557608A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004525285A (ja
Inventor
ジョン モーガン ティモシー
ローランド エリック
ヘンリー ブラント ウィリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilkington Group Ltd
Original Assignee
Pilkington PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilkington PLC filed Critical Pilkington PLC
Publication of JP2004525285A publication Critical patent/JP2004525285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4187527B2 publication Critical patent/JP4187527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/88Curtain walls
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/54Fixing of glass panes or like plates
    • E06B3/5436Fixing of glass panes or like plates involving holes or indentations in the pane

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Optical Head (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【0001】
本発明は、周縁部のシール材によって空間を有して離間する、シールされた窓ガラスユニット、当該ユニットの製造方法および、これら新規のユニットおよび方法に有用な固定用組立体に関するものである。
【0002】
一体型のガラス壁の外見を形成するための、周縁部のシール材によって空間を有して離間する二重窓ガラスユニットを多数、互いに突き合わせて取り付けた、固定した組立体は建物にますます使用されるようになっている。英国特許第2171137号明細書(特許文献1)には、二重窓ガラスユニットの列を具えるこうした組立体が記載されており、各ユニットは、一枚のガラスに取り付けた固定用組立体を具え、この組立体は当該ユニットを、そのシールを損なうこと無しに撓むことができるように取り付けられている。
【0003】
公知のフレームレスシステムは全て二重窓ガラスユニットを基礎としている。建物に対する規制がより厳しくなると共に、これらユニットの性能、特に、その熱保持特性をより小さくすることが、規制により必要とされ、あるいは建築家によって望まれている。従来のフレーム付の窓の熱保持特性を改善する一つの方法は、二重窓ガラスユニットを三重窓ガラスユニットに交換することである。しかしながら、三重窓ガラスユニットの設計は、三枚目の窓ガラスによる追加の重量を支持する必要があることにより、また窓ガラスが風力荷重で破損しないことが必要であることにより複雑なものとなる。
【0004】
本願出願人は、内側窓ガラスと外側窓ガラスとの間で荷重を分担するための固定用組立体を取り付け、またユニット内部の気室をシールすることにより、こうした問題を解消し得ることを見出した。
【0005】
したがって、本発明の第一の特徴により、周縁部のシール材によって相互に空間を有して離間する少なくとも三枚の窓ガラスを具え、前記周縁部のシール間に少なくとも一箇所の固定位置を有し、当該固定位置には内側窓ガラスおよび外側窓ガラスに取り付け、中央窓ガラスの孔を貫通する固定用組立体を有する、シールされた多重窓ガラスユニットが提供される。
【0006】
ユニットの気室間のシールは完全に気密である必要はない。しかしながら、好適な実施形態においては、シールは溶接による密封である。二つの気室間のあらゆる通路はユニットの保温特性を減少させる。さらに、シールが気密である場合、風力荷重で外側窓ガラスが撓んだとき、空気が圧縮されて力が内側窓ガラスへ伝達され、それによってユニットの各窓ガラスが撓み、これら窓ガラス間の気室が減少して両窓ガラスが接触することとなり得る。
【0007】
固定用組立体はブシュ、ボス、固定部材および、固定部材と係合する固定用ナットを具えることが望ましい。固定位置を規定するために、各窓ガラスを貫通させてドリルで孔開けを行う。こうした孔は略円形であり、ボスは略円筒形であることが望ましい。ボスは単一の部品として形成するか、あるいはボスを形成する二つの部品を連結して形成しても良い。
【0008】
ボスは二つの連結した部品を具えることが望ましく、これらの部品は中央窓ガラスの両面と係合する対向した面を有し、それによって中央窓ガラスを所定の位置に保持する助けとなる。シール用リングはナイロン、ネオプレンゴムまたはシリコーンゴムのような適切な材料から形成し、これらリングをボスの対向する面のそれぞれに配置しても良く、それによって中央窓ガラスを気密にする。
【0009】
固定用組立体において、ボスは二つの連結した部品を具え、これら部品は新規なものと信じられており、それゆえ本願発明のもう一つの特徴から、少なくとも三枚の窓ガラスを具えるシールされた窓ガラスユニットのための固定用組立体が提供され、この組立体はボスおよび、このボスを貫通する固定部材とを具え、ボスを二つの連結した部品から形成することを特徴とする。好適な実施形態において、ボスは、二つの連結した部品が、これら部品を連結したときに窓ガラス表面と係合するように適合させた対向する面を有することを特徴とする。
【0010】
通常、シールされたユニットは矩形であり、それぞれ隅の領域に固定位置を有する。固定用組立体は、望ましくはユニットの最も内側の窓ガラスに締結し、より望ましくはユニットの最も外側の窓ガラスにも締結し、最も望ましくは中央窓ガラスにも締結することとする。固定用組立体が貫通する最内側および最外側の窓ガラスの孔はユニットの一体化を維持するために緊密にシールしなければならない。中央窓ガラスの孔は、ユニット内部の二つの気室を互いに独立させるために緊密にシールすることが望ましい。
【0011】
固定用組立体をユニットの窓ガラスに締結する、これら好適な実施形態において、ユニットは窓ガラスと接触する当該組立体のこれら表面上に設けたシール用リングでシールしても良い。このシール用リングとして、Oリングを組立体表面に設けた環状の溝内に配置し、このOリングが組立体表面からわずかに突出させることが好都合である。このシール用リングは、ナイロン、シリコーンゴムまたはネオプレンゴムのような種々の圧縮性材料から形成することができる。ユニットを組み立てたとき、これらリングは圧縮され、シールを形成する。より好適な実施形態においては、このシールを、組立体の接触面とユニットの窓ガラスとの間の隙間に第二のシリコーン製シール用化合物を充填することにより形成した第二のシール材で補強する。
【0012】
種々の固定用組立体が既存のフレームレス型の窓ガラスユニットに利用される固定用組立体の一部として使用されている。これらの固定用組立体はいずれも本発明による三重窓ガラスユニットにおいても潜在的に有用である。本発明によるユニットに有用な固定用組立体の好適なクラスのものは、英国特許第2171137号明細書に記載の固定用ボルトを含み、このボルトは外側窓ガラスの外面に設けた皿状の孔と係合する皿頭を有する。また米国特許第4793112号明細書(特許文献2)に記載の形式の固定用ボルトもまた有用であり、このボルトは層状の外側窓ガラスの内側ガラスに設けた皿状の孔と係合する皿頭を有する。欧州特許第201212号明細書(特許文献3)に記載の第三の形式の固定用組立体はボール部材およびソケット部材を具え、ソケットは外側窓ガラスの孔に固定され、ボール部材はユニットを貫通して延在する細長の部材である。
【0013】
【特許文献1】
英国特許第2171137号明細書
【特許文献2】
米国特許第4793112号明細書
【特許文献3】
欧州特許第201212号明細書
【0014】
固定用組立体は建物に取り付けた支持部材に固定される。通常、支持部材はばね板とすることができる。建物に支持部材の列を設けることは、対応する窓ガラスユニットの列を、一体物のガラス壁の外見を提供するために縁部同士を接触させて建物に取り付けることを可能とする。組立体は本発明の他の特徴を提供する新規なユニットを具える列を具備する。
【0015】
本発明によるユニットは三枚の窓ガラスを具えることが望ましい。最も一般的な、厚さが2〜20mm、より好ましくは4〜12mmのソーダライムフロートガラスを用いることとする。荷重を受けるガラスには強化ガラスを用いることが望ましい。この場合、強化プロセスに先立ってガラスに孔開けをしなければならない。少なくとも一つの面に低放射性の被覆を有する窓ガラスを使用しても良い。特に外側窓ガラスとして積層ガラスを用いることもできる。好適な実施形態においては、固定用組立体を外側窓ガラス中の、積層体の内側シートに切り込みを入れて設けたハウジング内に配置する。積層体の外側シートは連続した表面を提供し、この表面は建物の外側から見たときに美的な好感を与えうるものである。こうした積層体の外側シートはまた、特別な外観を提供するために装飾した、あるいはパターン形成したガラスから形成することとしても良い。着色ガラスもまた、特別な外観を有するユニットを提供するために用いても良い。
【0016】
ポリカーボネートのような透明プラスチック材料から形成した窓ガラスもまた、本発明によるユニットに使用することができる。こうしたプラスチック製窓ガラスは、ガラスの幾つか、あるいは全てと置き換えることが可能である。好適な実施形態においては、少なくとも最も外側の窓ガラスおよび、より望ましくは最も内側および最も外側の双方の窓ガラスをガラス製とする。プラスチック製窓ガラスの使用が好適であるのは中央窓ガラスを形成した場合であり、ここではプラスチック表面が引っ掻き傷から保護される。
【0017】
各ユニットの窓ガラスの厚さは同一である必要はない。各窓ガラスは、取り付けたときの荷重に耐え得る十分な厚さと、それによる十分な強度を有していなければならない。しかしながら過度に厚い窓ガラスの使用は望ましくない。それによってユニットの寸法および重量が増加するからである。
【0018】
本発明によるユニットの熱保持特性(単位W/m2KのU値で示す)は、望ましくは3.0以下、より望ましくは2.0、さらに1.0以下が最も望ましい。全てのユニットのU値は、窓ガラスの厚さ、窓ガラス間の間隔および、ガラスの少なくとも一面に形成した熱反射被覆の存在とユニット内での被覆の位置を含む多数の因子によって決定される。ユニットのU値を改善するために使用する被覆ガラスの位置は、ユニットの面3(すなわち、外側窓ガラスの外側の面を面1、内側の面を面2、等とする従来の命名法による番号付けを用いた場合の中央窓ガラスの外側の面)とすることが望ましい。
【0019】
本発明によるユニットは外側窓ガラスに設けた皿頭状の孔内に固定用ブシュを固定し、また、外側窓ガラスの内側の面とブシュが接触するように、このブシュ内にボスを配置することにより組み立てることができる。次いでブチルを主成分とするシール剤を担持したスペーサ用棒材を窓ガラスの外縁に沿って固定する。その後中央窓ガラスをボス上に固定し、スペーサ用棒材と係合するように配置する。中央窓ガラスはブチルを主成分とするシール剤との接着によって所定の位置に緩やかに保持される。さらに第二のスペーサ用棒材を中央窓ガラスの外縁に沿って固定し、内側窓ガラスをブチルを主成分とするシール剤との接着によって所定の位置に緩やかに保持する。そしてシールを形成するようにユニット全体を加圧することが可能である。
【0020】
この組立作業では、中央窓ガラスおよび内側窓ガラスの孔が、ボスを収容するのに十分な大きさであることが必要である。ボスの直径は外側窓ガラスの孔よりも大きくなるため、それよりも小さな直径の孔を有する窓ガラスを利用することができるようにボスを先細形状にしても良く、その大きさは外側窓ガラスの孔の直径と等しいか、これに近いものとしても良い。こうしたボスは二つの部分を具え、その一方の部分の直径は他方よりも小さい。中央窓ガラスの孔はボスの径が大きい側ではなく小さい側の部分が嵌め込まれるだけの大きさとする。それによって中央窓ガラスは固定用組立体上に位置することとなる。ボスの底部もまた同様に先細形状とし、この先細部分を内側窓ガラスに固定するようにしても良く、それによって内側窓ガラスが固定用組立体上に位置することとなる。
【0021】
本発明の好適な実施形態において、ボスは、連結して当該ボスを形成する二つの部品を具える。こうした好適なユニットは上述した工程の変形例を用いて組み立てることができ、この工程は同一寸法の孔を有する窓ガラスを用いることを許容し、中央窓ガラスの孔に収容したボスのシールを容易なものとする。
【0022】
こうした二部品型のボスは二つの構成部品を具え、これら各部品は最も外側の窓ガラスまたは最も内側の窓ガラスのいずれか一方の内側の面と接触し、また、これらの面と対向する中央窓ガラスの面と接触する。好ましくは、ボスの各部品は中央窓ガラスの孔を貫通する延長部を有し、これら部品の延長部は互いに連結してボスを形成する。ボスはまた、最も内側の窓ガラスの孔を貫通するが、この窓ガラスを越えて突出しないことが望ましい。
【0023】
中央窓ガラスの孔を貫通するこれら延長部は中空円筒形状を取り、一方の部品の延長部の内径が他方の部品の延長部の外径にほぼ等しいことが好都合である。これら延長部の長さは、小さい外径を有する方の延長部が大きい外径を有する方の延長部と押し込みによる固定を形成することにより相互に重なり合って連結するようなものとする。
【0024】
大きい外径を有する方の延長部は、中央窓ガラスの孔の直径よりもわずかに小さい直径を有することが望ましい。好適な実施形態において、大きい外径を有する方の延長部は、外側窓ガラスの内側の面と接触するボスの部分の部品である。内側窓ガラスの孔を貫通して延在するボスの全ての部分が、当該孔の直径よりもわずかに小さい直径を有することが望ましい。好適な実施形態において、延長部の直径と窓ガラスの孔の直径とのわずかな差は、ユニットの組立を容易なものとする。さらに、延長部側面とガラス縁部との間の空間には、ボスと中央窓ガラスとの間のシールを改善する第二のシリコーンシール剤を充填することができる。
【0025】
本願発明の好適な実施形態においては、第一のシール用リングに加えて、本ユニットの窓ガラスと接触するボスのこれら表面に第二のシリコーンシール剤を設ける。この表面にはシリコーンを配置することが可能な環状の溝を設ける。これら表面の溝は互いに接続し、またシリコーンを注入可能とする入口通路および、シール剤によって溝内の空気を排出可能とする出口通路を設けることが望ましい。入口通路はボスの内部通路と接続しても良く、それによって(当該通路に固定用部材を挿入するのに先立って)適切な注入器を接続することができ、当該通路を通してシリコーンが注入される。シール剤が通過可能な通路は、通路内で空気の泡が取り込まれることを防ぐように設計するべきである。ボスを二つの連結する部品で形成する場合、これら部品には位置決め手段を設けるべきであり、それによってこれら部品の相対位置を固定し、注入するシール剤が妨害されること無しに通過することが保証される。ボスの二つの部分の間の連結は、これら部分の間の隙間にシール剤が入り込まないようなものとすべきである。
【0026】
これら二部品型のボスはまた、新規な方法を用いたユニットの組み立てをも容易にし、この方法は上述したもの以外の変形例である。これらの方法は、(a)ブシュを外側窓ガラスの皿状の孔へ固定する工程、(b)ブシュ内のボスの第一の構成部品を、前記外側窓ガラスの内面と接触するように配置する工程、(c)前記外側窓ガラスの周縁部周りにスペーサ用の棒材を嵌め込む工程、(d)中央窓ガラスを前記ボスの第一の構成部品上に固定する工程、(e)前記ボスの第二の構成部品を、前記第一の構成部品と連結するように配置する工程、(f)前記中央窓ガラスの周縁部周りにスペーサ用の棒材を嵌め込む工程、(g)内側窓ガラスを、前記ボスの第二の構成部品の表面と接触するように配置する工程および、(h)当該ユニットを加圧する工程を具える。好適な実施形態においては、中央窓ガラスをボスの第一の構成部品の延長部上に配置し、ボスの第二の構成部品を、その延長部で第一の構成部品の延長部と係合させることにより両者を連結する。
【0027】
より好適な実施形態においては、本方法は、(i)第二のシリコーンシール剤を、前記各窓ガラスと、これら窓ガラスと接触する前記ボスの表面との間の空間内の入口通路を通して注入する追加の工程を具える。ここで本発明の一実施形態を、添付図面を参照して説明する。
【0028】
図1に示すように、本ユニットは外側窓ガラス1、中央窓ガラス3および内側窓ガラス5を具える。外側窓ガラス1は孔7を有し、孔7は、その外面に隣接した皿状部9を有する。中央窓ガラス5は環状の孔11を有し、また内側窓ガラス5は環状の孔13を有する。孔7,11および13は共通の軸線に沿って位置合わせされている。固定用ボルト15がこれら孔7,11および13を貫通し、これら孔に共通の軸線に沿って位置している。固定用ボルト15の皿頭は孔7内でワッシャー17およびブシュ19と係合し、外側窓ガラス1の外表面と面一になっている。
【0029】
外側ボス21は略円筒形状をなす。外側ボス21の上面は外側窓ガラス1の内面と係合し、外側ボス21の下面は中央窓ガラス3の上面と係合する。外側ボス21の上部はブシュ19と噛み合っている。外側ボスの下部は延長部23を具え、この延長部は孔11を貫通して中央窓ガラス3の内表面と面一になっている。
【0030】
内側ボス25もまた略円筒形状をなす。内側ボス25の上面は中央窓ガラス3の下面と係合し、内側ボス25の下面は内側窓ガラス5の内面と係合する。内側ボス25は上側延長部27を具え、この上側延長部は中央窓ガラス3の孔11を貫通して外側ボス21の延長部23と緊密に嵌め合う。内側ボス25はまた内側窓ガラス5の孔13を貫通して延在し、内側窓ガラス5の内面と面一になっている。
【0031】
外側ボス21および内側ボス25双方の上面および下面は、それぞれの面に機械加工した環状の溝31,33,35および37を有する。これらの溝はシール用のOリング39,41,43および45を収容している。
【0032】
外側ボス21および内側ボス25双方の上面および下面は、それぞれの面に機械加工した第二の環状の溝47,49,51および53を有する。これらの溝にはシリコーンシール剤を充填している。外側ボス21は溝47と当該ボスの内面とを接続する孔55を有する。孔55の半径方向のほぼ反対側に位置する通路57が溝47と溝49とを接続する。外側ボス21の延長部27と中央窓ガラス3の縁部との間の通路59が溝49と溝51とを接続する。通路61が、通路57の半径方向のほぼ反対側の位置で溝51と溝53を接続する。孔55、溝47、通路57、溝49、通路59、溝51、通路61および溝53は通路を規定し、この通路を通して窓ガラス内部にシリコーンシール剤を注入できるようにしている。通路57の半径方向反対側にある通路61の位置決めは、シール剤を孔55内へ注入するとき、通路57を通してシール剤が溝49へ入り、その後シール剤が通路61へ進入可能となる前に、環状の溝49および51の両側および環状の通路59を通過することを確実なものとする。
【0033】
ワッシャー63はフランジ付き栓67上に嵌め込まれ、当該ワッシャー63のシートを提供する前記フランジの内面に対向して位置する。ナット65を、これらユニットを一体に締結するために固定用ボルト15に締結する。結合金具69がボス内部へと延在し、ユニットのさらなる支持を提供する。この結合金具は、公知の種々の固定部材を用いて建物の壁に取り付ける。
【0034】
本発明のこの実施形態のユニットは、以下の新規な方法を用いて組み立てることとしても良い。外側窓ガラス1にブシュ19を嵌め込み、外側ボス21をこのブシュ19と係合させて外側窓ガラス1の内面と接触させるようにする。次いでスペーサ用棒材を外側窓ガラス1の周囲に嵌め込む。その後中央窓ガラス3を外側ボス21の延長部23上に位置決めする。中央窓ガラス3をスペーサ用棒材と係合させ、スペーサ用棒材上に塗布したブチルを主成分とするシール剤と接着させることにより所定の位置に大まかに保持する。さらに内側ボス25を所定の位置に押し込み、それによって延長部27を外側ボスの延長部23と連結する。その後第二のスペーサ用棒材を中央窓ガラスの周囲に嵌め込む。さらに内側窓ガラス5を、その内面を内側ボス25の下面と接触させて内側ボス25上に位置決めする。内側窓ガラス5を第二のスペーサ用棒材上に塗布したブチルを主成分とするシール剤と接着させることにより所定の位置に大まかに保持する。そしてユニット全体を、ボス21および25と窓ガラス1,3および5の内側部分および外側部分を緊密に位置合わせするように加圧することとしても良い。その後適切な注入器をボス内部へ導入し、第二のシリコーンシール剤を孔55へと注入しても良い。シール剤の注入は、シール剤が充填されて孔13から漏出するまで続ける。そして本ユニットを第二のシール剤が硬化できるように放置することとしても良い。こうしたユニットは商品として販売しても良く、このユニット自体、本発明のさらなる特徴を具える。
【0035】
図2は、外側窓ガラス1、中央窓ガラス3および内側窓ガラス5を具えるユニットを示すものである。固定ボルト15が孔7,11および13を通過し、これら孔に共通の軸線に沿って位置している。固定ボルト15の皿頭がワッシャー17およびブシュ19と係合し、外側窓ガラス1の外表面と面一になっている。
【0036】
ボス20は略円筒形状をなす。ボス20の上面は外側窓ガラス1の内面と係合する。ボス20の下面は内側窓ガラス5の上面と係合する。ボス20は表面22が中央窓ガラス3の外面と係合するように先細となっている。ボス20の上面および下面は、それぞれの面に機械加工した環状の溝32および34を有する。これらの溝はシール用のOリング40および42の収容部を提供する。シリコーンシール剤を中央窓ガラス3の縁部とボス20との間の環状の隙間44内へ注入し、また内側窓ガラス5の縁部とボス20との間の環状の隙間46内へも注入する。
【0037】
ワッシャー63がフランジ付き栓67上に配置され、当該ワッシャー63のシートを提供する前記フランジの内面に対向して位置する。ナット65を、これらユニットを一体に締結するために固定用ボルト15に締結する。結合金具69が、ユニットのさらなる支持を提供するためにボス内部へと延在する。
【0038】
図3は、外側窓ガラス1、中央窓ガラス3および内側窓ガラス5を具えるユニットを示すものである。固定ボルト15が孔7,11および13を通過し、これら孔に共通の軸線に沿って位置している。固定ボルト15の皿頭がワッシャー17およびブシュ19と係合し、外側窓ガラス1の外表面と面一になっている。
【0039】
ボス22は略円筒形状である。ボス22の上面は外側窓ガラス1の内面と係合する。ボス22の下面は内側窓ガラス5の上面と係合する。ボス22の上面および下面は、それぞれの面に機械加工した環状の溝36および38を有する。これらの溝はシール用のOリング40および42の収容部を提供する。
【0040】
ボス22の上面および下面はそれぞれの面に機械加工した第二の溝48および50を有する。通路56がこれら溝48および50を接続する。孔56が溝47とボス内部とを接続する。
【0041】
中央窓ガラス3は、周縁部のシール(図示せず)により、外側窓ガラス1と中央窓ガラス3との間および、内側窓ガラス5と中央窓ガラス3との間の所定位置に保持される。中央窓ガラス3は、本ユニットの空間内にある空気の通路を許容できる水準まで減少させるためにボス22周りに緊密に嵌め込まれる。
【0042】
ワッシャー63がフランジ付き栓67上に配置され、当該ワッシャー63のシートを提供する前記フランジの内面に対向して位置する。ナット65を、これらユニットを一体に締結するために固定用ボルト15に締結する。結合金具69が、ユニットのさらなる支持を提供するためにボス22内部へと延在する。
【0043】
図2および図3に示すユニットは、図1に関連して述べた方法に類似した方法を用いて組み立てることができる。
【0044】
これらユニットは、これを取り付ける建物への輸送が可能である。この点において、固定用ボルトは、組立体の固定を完全なものとするためにボスを貫通して嵌め込まれ、また組立体の固定を完全なものとするために固定用ナットと係合する。本ユニット自体は建物に取り付けるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による三重式の窓ガラスユニットの部分断面図であり、本ユニットでは最外部の窓ガラスと中央部の窓ガラスとの間の空間が、中央部の窓ガラスと内側の窓ガラスとの間の空間から密封するようにシールされており、また、図では二つの部分ボスを具える固定用組立体を詳細に示す。
【図2】 先細状のボスを用いた本発明による三重式の窓ガラスユニットの部分断面図である。
【図3】 円筒状のボスを用いた本発明による三重式の窓ガラスユニットの部分断面図であり、このボスは中央部の窓ガラスの孔に緊密に嵌め込まれている。

Claims (19)

  1. 周縁部のシール材によって相互に空間を有して離間する少なくとも三枚の窓ガラスを具え、前記周縁部のシール間に少なくとも一箇所の固定位置を有し、当該固定位置には、内側窓ガラスおよび外側窓ガラスに取り付けられ、中央窓ガラスの孔を貫通する固定用組立体を有前記固定用組立体は、ブシュ、内側窓ガラスおよび外側窓ガラスに取り付けると共に中央窓ガラスのシールした孔を貫通させたボスおよび、前記ボスを貫通し、前記外側窓ガラス内のブシュと当該ブシュ内部で係合する頭部を有する固定部材を具え、前記ボスは、前記内側窓ガラスの内面に係合する部分を有する構成部品と、前記外側窓ガラスの内面に係合する部分を有する構成部品との2個の構成部品よりなり、これら2個の構成部品を相互連結することにより当該ボスを形成するものとした、シールされた多重窓ガラスユニット。
  2. 請求項1記載のユニットにおいて、
    三枚の窓ガラスを具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  3. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記ボスが前記内側窓ガラスおよび外側窓ガラスと、荷重を支持するように接触することを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  4. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記ボスが略円筒形状であることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  5. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記ボスが前記窓ガラス表面と接触する複数の表面を有し、当該複数の表面に、それぞれ環状の溝および、第一のシール材として当該溝内に配置したOリングを具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  6. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記窓ガラス表面と接触する複数の表面を有する前記ボスの当該表面が、第二のシール材であるシリコーンシール剤を収容する第二の環状の溝を、ボスの中心孔と前記Oリング用の前記複数の溝との間、それぞれ具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  7. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記外側窓ガラスに係合する前記ボスの表面における前記第二の溝と、前記ボスの中心孔とを相互に接続し、前記ボスの中心孔から前記シリコーンシール剤を注入可能な入口通路、および順次隣接する前記第二の溝相互間をそれぞれ接続する通路を設けたことを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  8. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記ボスの第一の構成部品における一方の面が前記外側窓ガラスの内面と接触し、前記ボスの第一の構成部品における反対側の面が前記中央窓ガラスの前記外側窓ガラスの内面と対向する面と接触し、前記ボスの第二の構成部品における一方の面が前記内側窓ガラスの内面と接触し、前記ボスの第二の構成部品における反対側の面が前記中央窓ガラスの前記内側窓ガラスの内面と対向する面と接触することを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  9. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記ボスの前記第一の構成部品が、前記中央窓ガラスの孔を貫通する第一の中空円筒形延長部を具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  10. 請求項記載のユニットにおいて、
    前記ボスの前記第二の構成部品が、中央窓ガラスの孔を貫通し、かつ、前記ボスの前記第一の構成部品における前記第一の中空円筒形延長部と連結する第二の中空円筒形延長部を有することを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  11. 請求項10記載のユニットにおいて、
    前記第二の中空円筒形延長部の外径が、前記第一の円筒形延長部の内径に等しいことを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  12. 請求項11記載のユニットにおいて、
    前記第二の円筒形延長部を前記第一の円筒形延長部に押し嵌めすることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  13. 請求項12のいずれか1項記載のユニットにおいて、
    前記ボスの前記第二の構成部品が、前記ボスの前記第一の構成部品と係合し、これら二つの構成部品間における長手方向軸線周りの相対回転を防ぐ位置決め手段を具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  14. 請求項のいずれか1項記載のユニットにおいて、
    前記ボスの前記第一の構成部品の外径が前記中央窓ガラスの孔の直径よりも大きく、前記第一の中空円筒形延長部の外径が前記中央窓ガラスの孔の直径よりも小さいボスであることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニット。
  15. 請求項14記載のユニットにおいて、
    前記ボスの前記第二の構成部品が前記内側窓ガラスの孔の直径よりも大きく、前記第二の中空円筒形延長部の外径が前記内側窓ガラスの孔の直径よりも小さい、シールされた多重窓ガラスユニット。
  16. 請求項13のいずれか1項記載のユニットの組み立て方法であって、
    (a)ブシュを外側窓ガラスの皿状の孔へ配置する工程と、
    (b)ボスの第一の構成部品を、前記外側窓ガラスの内面と接触するように配置する工程と、
    (c)前記外側窓ガラスの周縁部周りにスペーサ用の棒材を嵌め込む工程と、
    (d)中央窓ガラスを前記ボスの第一の構成部品上に配置する工程と、
    (e)前記ボスの第二の構成部品を、前記第一の構成部品と連結するように配置する工程と、
    (f)前記中央窓ガラスの周縁部周りにスペーサ用の棒材を嵌め込む工程と、
    (g)内側窓ガラスを、前記ボスの第二の構成部品における表面と接触するように配置する工程と、
    (h)当該ユニットを加圧する工程と、
    を具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニットの組方法。
  17. 請求項16記載の方法において、
    前記中央窓ガラスの孔に、前記ボスの第一の構成部品における第一の中空円筒形延長部を貫通させ、前記ボスの第二の構成部品における第二の中空円筒形延長部前記第一の構成部品における第一の中空円筒形延長部と係合することにより配置することを特徴とするシールされた多重窓ガラスユニットの組み立て方法。
  18. 請求項16または17記載の方法において、
    (i)第二のシリコーンシール剤を、前記各窓ガラスと、これら窓ガラスと接触する前記ボスの表面との間の空間内の入口通路を通して注入する追加の工程をさらに具えることを特徴とする、シールされた多重窓ガラスユニットの組方法。
  19. 相互に空間を有して離間する少なくとも三枚の窓ガラスを具えるフレームレス型の窓ガラスユニットのための固定用組立体であって、
    ボス、このボスを貫通する固定用部材、およびこの固定用部材に締結される固定用ナットを具え、
    前記ボスは、前記窓ガラスユニットにおける中央窓ガラスの孔に貫通可能な部分および前記中央窓ガラスの前記一方の表面に係合可能な部分を有する第一の構成部品と、
    前記中央窓ガラスの孔に貫通可能な部分および前記中央窓ガラスの他方の表面に係合可能な部分を有する第二の構成部品とを相互連結して構成した
    ことを特徴とする固定用組立体。
JP2002557608A 2001-01-18 2002-01-18 シールされた窓ガラスユニット Expired - Lifetime JP4187527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB0101280.6A GB0101280D0 (en) 2001-01-18 2001-01-18 Sealed glazing units
PCT/GB2002/000204 WO2002057558A1 (en) 2001-01-18 2002-01-18 Sealed glazing units

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004525285A JP2004525285A (ja) 2004-08-19
JP4187527B2 true JP4187527B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=9907030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002557608A Expired - Lifetime JP4187527B2 (ja) 2001-01-18 2002-01-18 シールされた窓ガラスユニット

Country Status (14)

Country Link
US (1) US7213375B2 (ja)
EP (1) EP1354103B3 (ja)
JP (1) JP4187527B2 (ja)
KR (2) KR20030078885A (ja)
CN (1) CN1215238C (ja)
AT (1) ATE359412T1 (ja)
CA (1) CA2435119C (ja)
DE (1) DE60219420T3 (ja)
DK (1) DK1354103T6 (ja)
ES (1) ES2284846T3 (ja)
GB (1) GB0101280D0 (ja)
NO (1) NO328307B1 (ja)
PL (1) PL209537B1 (ja)
WO (1) WO2002057558A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7856770B2 (en) * 2004-08-31 2010-12-28 Hussmann Corporation Multi-pane glass assembly for a refrigerated display case
US7555818B2 (en) * 2004-09-20 2009-07-07 Taylor Made Group, Inc. Releasable fastener assembly affixable through a panel
DE102005003300B4 (de) * 2005-01-24 2007-04-05 Dorma Gmbh + Co. Kg Punkthalter für die biegemomentfreie Halterung von Glasscheiben
FR2886322B1 (fr) * 2005-05-27 2008-11-28 Saint Gobain Dispositif de fixation pour substrats, en particulier des substrats verriers
DE202006003150U1 (de) * 2006-03-01 2006-06-01 Feigl, Bernhard Vorrichtung zur Halterung einer Glasscheibe
US20080005983A1 (en) * 2006-07-10 2008-01-10 Epco Architecture Hardware (Taiwan) Corp. Glass curtain fixing device
US20080010921A1 (en) * 2006-07-12 2008-01-17 Epco Architecture Hardware (Taiwan) Corp. Glass curtain supporting device
WO2008110021A1 (de) 2007-03-15 2008-09-18 Vetrotech Saint-Gobain (International) Ag Brandschutzverbundglas für bauelemente wie türen, wände oder fenster
US8171690B2 (en) * 2008-05-28 2012-05-08 3Form, Inc. Countersunk fastener assemblies, panel mounting systems, and methods
GB0902627D0 (en) * 2009-02-17 2009-04-01 Pilkington Group Ltd Improvements in or relating to structural glass assemblies
BE1019123A3 (fr) * 2009-12-23 2012-03-06 Agc Glass Europe Systeme de fixation, isolant, d'un vitrage sur une structure porteuse.
US8381382B2 (en) 2009-12-31 2013-02-26 Cardinal Ig Company Methods and equipment for assembling triple-pane insulating glass units
US8776439B2 (en) 2010-06-09 2014-07-15 Hill Phoenix, Inc. Modular door system for refrigerated case
US8845045B2 (en) 2010-06-09 2014-09-30 Hill Phoenix, Inc. Door closing control and electrical connectivity system for refrigerated case
US9157675B2 (en) 2010-06-09 2015-10-13 Hill Phoenix, Inc. Insulated case construction
US8393130B2 (en) * 2010-06-09 2013-03-12 Hill Phoenix, Inc. Door module for a refrigerated case
FI125910B (fi) 2013-05-21 2016-04-15 Jaakko Soini Monikerroslasisovitelma ja monikerroslasisovitelmista muodostettu julkisivun ulkopinta
US9657509B2 (en) * 2014-01-30 2017-05-23 Krueger International, Inc. Arrangement and method for retrofitting glass wall panel system with glass wall panel
US10562274B1 (en) 2016-02-22 2020-02-18 Apple Inc. Glass fastening and sealing systems
KR102245491B1 (ko) * 2019-05-24 2021-04-30 (주)한테크 방화성능을 향상시킨 건축물용 스텝 타입 복층유리 시스템

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1798015A (en) * 1929-05-11 1931-03-24 Dury August Windshield
US2406939A (en) * 1942-01-27 1946-09-03 Libbey Owens Ford Glass Co Laminated glass glazing unit
US3910254A (en) * 1973-11-28 1975-10-07 Dearborn Glass Co. Oven door construction
US4333282A (en) * 1978-06-30 1982-06-08 Medlin Richard C Multi-layered bulletproof window
US4459789A (en) * 1982-05-20 1984-07-17 Ford Donald F Window
GB8504275D0 (en) * 1985-02-19 1985-03-20 Pilkington Glass Ltd Sealed double glazing unit
FR2580342B1 (fr) 1985-04-16 1988-05-13 Dutton Hugh Attache mecanique de materiaux en plaques a une structure de support vertical desdits materiaux
US5138804A (en) * 1985-07-31 1992-08-18 Pilkington Plc. Structural glass unit
DE8701693U1 (de) 1987-02-05 1987-04-02 Flachglas AG, 8510 Fürth Fassadenplatte in Form einer Verbundglasscheibe
SE461235B (sv) * 1988-01-19 1990-01-22 Swedal System Hb Anordning vid yttervaeggar eller -tak
US4960631A (en) * 1988-12-30 1990-10-02 Ppg Industries, Inc. Moisture seal for aircraft windows
DE4311442C1 (de) * 1993-04-07 1994-07-07 Ver Glaswerke Gmbh Verfahren zur Schraubbefestigung eines Befestigungs- oder Halteelements an einer Verbundglasscheibe und Anwendung des Verfahrens
FR2713258B1 (fr) * 1993-11-30 1996-02-09 Saint Gobain Vitrage Liaison mécanique entre un élément vitré et une structure porteuse.
US5636484A (en) * 1994-08-11 1997-06-10 Odl Incorporated Hurricane door light
FR2732730B1 (fr) * 1995-04-06 1997-06-13 Hey Rene Dispositif d'attache pour la fixation d'un panneau en verre feuillete a une structure portante
GB9517639D0 (en) * 1995-08-30 1995-11-01 Pilkington Glass Ltd Multiple glazing units
US5802783A (en) * 1995-12-04 1998-09-08 Bayha; Charles E. Hurricane resistant/security windows/doors
EP0965721A1 (de) * 1998-06-17 1999-12-22 Glas Trösch Holding AG Befestigung für Isolierglaselement
DE29921128U1 (de) * 1999-12-01 2000-01-20 Bangratz, Renè, Dipl.-Ing., 74861 Neudenau Lochabdichtung von Durchgangsöffnungen von Mehrscheiben-Isolierglas

Also Published As

Publication number Publication date
EP1354103A1 (en) 2003-10-22
US20040068943A1 (en) 2004-04-15
DE60219420T2 (de) 2008-01-03
NO328307B1 (no) 2010-01-25
NO20033168L (no) 2003-07-10
CN1484725A (zh) 2004-03-24
DE60219420D1 (de) 2007-05-24
NO20033168D0 (no) 2003-07-10
US7213375B2 (en) 2007-05-08
KR20030078885A (ko) 2003-10-08
KR100949054B1 (ko) 2010-03-25
CA2435119C (en) 2010-05-18
ATE359412T1 (de) 2007-05-15
GB0101280D0 (en) 2001-02-28
DK1354103T3 (da) 2007-08-27
DE60219420T3 (de) 2015-02-19
KR20090035747A (ko) 2009-04-10
CN1215238C (zh) 2005-08-17
DK1354103T6 (en) 2014-12-01
ES2284846T3 (es) 2007-11-16
EP1354103B3 (en) 2014-10-08
CA2435119A1 (en) 2002-07-25
EP1354103B1 (en) 2007-04-11
JP2004525285A (ja) 2004-08-19
WO2002057558A1 (en) 2002-07-25
PL209537B1 (pl) 2011-09-30
PL362028A1 (en) 2004-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4187527B2 (ja) シールされた窓ガラスユニット
JP3483851B2 (ja) 組立用複層ガラス
US5636484A (en) Hurricane door light
AU716709B2 (en) Multiple glazing units
US7681369B2 (en) Double pane window construction
US4893443A (en) Sealed double glazing unit
JPH10331305A (ja) 高い遮断力をもつガラスを嵌めた要素
EP2188462A1 (en) A pane module for use in a window
US6216417B1 (en) Glazed element having a high insulating power provided with a plastic profile
JP4572771B2 (ja) 合わせ板状部材の支持構造及び支持方法
US20050188634A1 (en) Laminate suspension system
JP3426515B2 (ja) 複層ガラスおよびその支持構造
JP3120960B2 (ja) 複層ガラス板およびその支持構造
KR101652751B1 (ko) 도어 기구물의 접착이 용이한 복층유리 도어
JP3152384B2 (ja) 複層ガラスおよびその支持構造
JPH0721824Y2 (ja) サッシ付複層ガラス
GB2245300A (en) Architectural units eg for glazing
SK130895A3 (en) Sash with a panel, especially window sash or door leaf, and process for its manufacture
JPH0721822Y2 (ja) サッシ付複層ガラス
JPH0721823Y2 (ja) サッシ付き複層ガラス
JP3152383B2 (ja) 複層ガラス板およびその支持構造
KR101650157B1 (ko) 홀이 구비된 복층유리 도어
JPH0725426Y2 (ja) 複層ガラス並びにその取付け構造
JP2001329758A (ja) 複層ガラスおよび複層ガラス支持構造
WO2016205464A1 (en) Insulated glass, through-glass handle mounting spacer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071128

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071228

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080416

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080611

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4187527

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term