JP4187056B2 - シート後処理装置 - Google Patents
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Description
(本発明の課題)図20(b)はシートが多数枚のときの整合状態を示す整合手段の断面図である。中間スタッカ22上に積載されるシートPがある枚数を越えた多数枚になると、シートPのコシの強さにより、可動整合部材24A、24Bが前記整合位置A3まで駆動しようとしても、A3位置まで到達せず、駆動源ステッピングモータは脱調して、可動整合板2A、2Bは前記シート幅位置A2で停止して、この位置A2で整合が行われる。整合後、可動整合部材24A、24Bは反転復帰するが、待機位置A1からステッピングモータ脱調のため、最初の待機基準位置A1より後退した位置B1になる。この待機位置B1から同一のストロークで、以降のシートPの整合が継続して行われる。シート束の整合がすべて終わりステープル等のシート後処理が行われ、すべてのシート束のシート後処理装置終了後、可動整合部材24A、24BをホームポジションHPに戻すことにより、上述の待機位置B1および整合位置A2の位置ずれを修正している。しかし、整合動作はステッピングモータを使用しているので、可動整合部材24A、24Bがシート側端を押圧する整合時に、脱調を起こした場合、同じステップ数でステッピングモータを動作させると、脱調以後のシート側端の押圧が弱くなり、シート幅方向の整合性が低下するという問題がある。
1.
画像形成装置から搬出されたシートを導入して搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されたシートを所定位置に積載して一時収納する中間スタッカと、該中間スタッカ上のシートをシート搬送方向に直交する方向に整合する整合手段と、前記中間スタッカ上に積載され整合されたシート束を綴じ合わせるステイプル手段と、該綴じ合わされたシート束を移送、排出する排出手段と、該排出手段により排出されたシート束を収納する排紙トレイとから構成したシート後処理装置において、
前記整合手段が、シート搬送方向と直交する幅方向に移動可能に設けられ、シートの少なくとも一方の幅方向の側端面に当接して整合する可動整合部材と、ステッピングモータを有し、前記可動整合部材をシート幅方向に往復動させる駆動手段と、前記駆動手段による可動整合部材の往復動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記ステッピングモータの駆動パルス数を前記可動整合部材の整合動作の所定回数毎に所定パルス数増加させる制御を行うことを特徴とするシート後処理装置。
2.
前記制御手段は、前記可動整合部材の整合動作の1〜15回数毎に、前記駆動パルス数を1〜5パルス数増加させることを特徴とする前記1に記載のシート後処理装置。
(1)第1搬送路100(プリンタモード、画像面下向き排紙)
図2(a)において、画像形成装置本体から画像面上向きで排出されたシートPは、前記入口部ローラ対1により搬送されて、上方の第1の切り替えゲートG1の下方の通路11を通過して、搬送ローラ対2に挟持されて第2搬送路200である斜め下方の第2の切り替えゲートG2の上方の通路12を通過して、搬送ローラ対3、通路13、搬送ローラ対4を経て、一旦停止した後、逆転駆動に変換された搬送ローラ対2、3、4によりスイッチバックして、第1の切り替えゲートG1の上方の通路15、さらに上方の通路16を通過して、排出ローラ対7により機外上部の排紙トレイ8上に画像面下向き(フェースダウン)で排出され、頁順に載置される。
(2)第2搬送路200(コピーモード、画像面上向き排紙、オフセット排紙を含むノンステイプルモード)
図2(b)において、画像形成装置本体から画像面上向き(フェースアップ)で排出されたシートPは、前記入口部ローラ対1により搬送されて、上方の第1の切り替えゲートG1の下方の通路11を通過して、搬送ローラ対2に挟持されて第2搬送路200である斜め下方の第2の切り替えゲートG2の上方の通路12を通過して、搬送ローラ対3、通路13、搬送ローラ対(シフトローラ対)4、通路14を経て、排出ローラ対(挟持排出手段)5により機外の排紙トレイ6上に画像面上向きで排出、載置される。なお、前記画像形成装置に接続された自動原稿送り装置(ADF)では、最終原稿から露光処理され、画像形成処理された最終頁のコピーから順次シート後処理装置に送り込まれて、画像面上向きで排紙トレイ6上に頁順に積載される。
(3)第3搬送路300(コピーモード、画像面上向き排紙、ステイプルモード)
図3(a)において、画像形成装置本体内で画像形成処理された最終頁のコピーから画像面上向き(フェースアップ)で排出されて、順次、シート後処理装置に送り込まれたシートPは、前記入口部ローラ対1により搬送されて、上方の第1の切り替えゲートG1の下方の通路11を通過して、搬送ローラ対2に挟持されて、第3搬送路300である斜め下方の第3の切り替えゲートG3の下方の通路18を通過して、搬送ローラ対9、通路19を経て、ステイプル処理部20に送り込まれる。
(4)第4搬送路400(コピーモード、画像面上向き排紙)
図3(b)において、画像形成装置本体から画像面上向きで排出されたシートPは、前記入口部ローラ対1により搬送され、ほぼ垂直上方に搬送されて、前記切り替えゲートG1の背面の通路(第4搬送路)400を通過して、さらに上方の通路16を経て、排出ローラ対7により機外上部の排紙トレイ8上に画像面上向き(フェースアップ)で排出される。
(1)画像形成装置からシートサイズ信号及びシート後処理指定信号が、シート後処理装置の制御手段70に入力されると、前記シート整合用モータM6の駆動開始により、可動整合部材24A、24BがホームポジションHPから第1の位置K1に移動する。このときの可動整合部材24A、24Bの間隔W1は、例えば、シート幅+20mm(片側10mm)である(図12(a)、(b)及び図13(a)、(b)参照)。
(2)シート後処理装置に導入されたシートの先端部が、PS3スタッカ入口部センサを通過してスイッチオンしてから所定時間t0経過すると、前記シート整合用モータM6の駆動により可動整合部材24A、24Bが第2の位置K2に移動する。このときの可動整合部材24A、24Bの間隔W2は、例えば、シート幅W+aである。このaは例えば6mm(片側3mm)である(図12(c)及び図13(c)参照)。
(3)前記画像形成装置から入力されたシートサイズ信号により、制御手段70は、搬送されるシートが予め設定された大サイズシートグループAか小サイズシートグループBかを比較判断し、大サイズシートグループAならタイマーt1を設定し、小サイズシートグループBならタイマーt2を設定する。前記所定時間t0の経過後、タイマーt1またはタイマーt2をスタートさせる(図12(c)及び図13(c)参照)。
(4)タイマーt1またはタイマーt2が所定時間をカウントアップすると、モータ制御、駆動手段71により、シート整合用モータM6が駆動回転を開始し、可動整合部材24A、24Bを第3の位置K4に移動させ、シートPの幅方向の変動を緩く規制する。この第3の位置K4はシート幅Wより両側で2〜5mm広い位置(W+b)である。このbは、例えばシート幅W+3mm(片側1.5mm)の位置に設定されている。この第3の位置K4では、中間スタッカ22上を滑落してきたシートPの後端が、ステイプラ30の近傍に設けたストッパ部材31の突き当て面に当接するときに、シートPの両側端はシート幅Wよりやや広い位置に移動した可動整合部材24A、24Bにより規制されて、シートPの幅方向変動がこの範囲内に押さえられて予備的にシート揃えされる(図12(d)及び図13(d)参照、ペーパー整合)。
(5)モータM6への整合パルスがカウントアップすると、モータM6は逆転駆動して可動整合部材24A、24Bを移動させ、前記第1の位置K1に戻す。
(6)前記中間スタッカ22にシートPが1枚ずつ搬送される都度、可動整合部材24A、24Bを往復移動させ、N枚のシートPが搬送される毎に、前記第1の位置K1、第2の位置K2 第3の位置K4の各位置を往復移動させ、これをN回繰り返す。このシート枚数Nは、5〜15枚(例えばN=10枚)に設定した。
(7)所定の複数シート枚数Nが中間スタッカ22上に積載されると、モータ制御、駆動手段71により、シート整合用モータM6が駆動回転し、可動整合部材24A、24Bを第4の位置K5に移動させ、シートPを整合する。この第4の位置K5はシート幅Wよりやや狭い位置(W=W−c)である。このcは、例えばシート幅W−3mm(片側1.5mm)に設定されている。この第4の位置K5では、中間スタッカ22上を滑落してきたN枚目のシートPの後端は、ステイプラ30の近傍に設けたストッパ部材31の突き当て面に当接するとともに、N枚のシート束Pの両側端は可動整合部材24A、24Bにより軽打、押圧されて、幅揃えが行われる(図12(e)及び図13(e)参照、ラスト整合)。
(8)第1部に相当するシート束のラスト整合が行われた後、該シート束の後端部にステイプル処理がされ、中間スタッカ22上から排出され、代わりに第2部の1頁目のシートが中間スタッカ22に搬入され、前記と同様な可動整合部材24A、24Bによる整合(K1→K2→K4)が繰り返し行われる。すべてのシート束にステイプル処理が行われたのち、可動整合部材24A、24BはホームポジションHPに復帰する。
(ロ)N枚の整合を行った後、可動整合部材24A、24Bは、第1の位置K1に戻り、シートPのN+1枚目から2N−1枚目までは、前記シートPの1枚目からN−1枚目までの動作(K1、K2、K4)を繰り返す。そして2N枚目(例えば20枚目)になったら、前記可動整合部材24A、24Bは第5の位置K6に移動し、N枚目の整合(K5)と同様の整合を行い、2N枚のシート束を整合する。この第5の位置K6は前記第4の位置K5よりさらに狭い位置(W5=W−d)である。このW5は、前記W4より狭く、例えばシート幅W−3mm(片側1.5mm)−2.4mm(片側1.2mm)に設定されている。このようにdをcより大きく設定した理由は、前記可動整合部材24A、24Bによる最初のN枚目の整合時に、シートPの両側端押圧によりステッピングモータM6が脱調することがあり、この脱調を補正するために、2回目の整合開始からのストロークを1回目のストロークより大きくして脱調の補正を行った(図17(c)参照)。
(ハ)同様にして、2N+1枚目から3N−1枚目までを前記シートPの1枚目からN−1枚目までの動作(K1、K2、K4)を繰り返す。そして3N枚目(例えば30枚目)になったら、前記可動整合部材24A、24Bは第6の位置K7に移動し、N枚目の整合(K5)と同様の整合を行い、3N枚のシート束を整合する。この第6の位置K7はシート幅Wよりさらに狭い位置(W−e)である。このeは、例えばシート幅W−3mm−2.4mm−2.4mmに設定されている。以下、同様にして上記の整合を繰り返し行う。この3N枚のシート束整合時にも、可動整合部材24A、24Bの2N枚目のストロークより大きく設定し、前記ステッピングモータM6の脱調を補正する(図17(d)参照)。
2、3、4、5、9 搬送ローラ対
5、7 排出ローラ対
6、8 排紙トレイ
11、12、13、14、15、16、17、18、19 通路
20 ステイプル処理部
21 搬送ローラ対(中間スタッカ入口部ローラ対)
22 中間スタッカ
24、24A、24B 可動整合部材
27 排出ベルト
28 排出爪
30 ステイプラ
31 ストッパ部材
70 制御手段
100 第1搬送路
200 第2搬送路
300 第3搬送路
400 第4搬送路
M1、M2、M3、M4、M5、M6 モータ
P シート、シート束
PS1 入口部センサ
PS2 排紙センサ
PS3 スタッカ入口部センサ
PS8 ホームポジション検出用センサ
Claims (2)
- 画像形成装置から搬出されたシートを導入して搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されたシートを所定位置に積載して一時収納する中間スタッカと、該中間スタッカ上のシートをシート搬送方向に直交する方向に整合する整合手段と、前記中間スタッカ上に積載され整合されたシート束を綴じ合わせるステイプル手段と、該綴じ合わされたシート束を移送、排出する排出手段と、該排出手段により排出されたシート束を収納する排紙トレイとを備えたシート後処理装置において、
前記整合手段が、シート搬送方向と直交する幅方向に移動可能に設けられ、シートの少なくとも一方の幅方向の側端面に当接して整合する可動整合部材と、ステッピングモータを有し、前記可動整合部材をシート幅方向に往復動させる駆動手段と、前記駆動手段による可動整合部材の往復動を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記ステッピングモータの駆動パルス数を前記可動整合部材の整合動作の所定回数毎に所定パルス数増加させる制御を行うことを特徴とするシート後処理装置。 - 前記制御手段は、前記可動整合部材の整合動作の1〜15回数毎に、前記駆動パルス数を1〜5パルス数増加させることを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2008020538A JP4187056B2 (ja) | 2008-01-31 | 2008-01-31 | シート後処理装置 |
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