JP4186791B2 - 内燃機関用スタータジェネレータ - Google Patents

内燃機関用スタータジェネレータ Download PDF

Info

Publication number
JP4186791B2
JP4186791B2 JP2003370920A JP2003370920A JP4186791B2 JP 4186791 B2 JP4186791 B2 JP 4186791B2 JP 2003370920 A JP2003370920 A JP 2003370920A JP 2003370920 A JP2003370920 A JP 2003370920A JP 4186791 B2 JP4186791 B2 JP 4186791B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
internal combustion
combustion engine
circuit
voltage
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003370920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005133646A (ja
Inventor
秀一 村松
豊 稲葉
昌紀 中川
秀彰 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusan Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP2003370920A priority Critical patent/JP4186791B2/ja
Publication of JP2005133646A publication Critical patent/JP2005133646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4186791B2 publication Critical patent/JP4186791B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

本発明は、内燃機関のクランク軸に回転子が取りつけられた回転電機を備えて、機関の始動時には該回転電機を電動機として機能させることにより機関を始動させ、機関が始動した後は、該回転電機を発電機として機能させて、該回転電機の出力でインバータを介して電気負荷を駆動するようにした内燃機関用スタータジェネレータに関するものである。
内燃機関用スタータジェネレータは、特許文献1に示されているように、内燃機関のクランク軸に取り付けられる磁石回転子と、該磁石回転子の磁極に対向する磁極部を有する電機子鉄心にn相(nは2以上の整数)の電機子コイルを巻回して該n相の電機子コイルから入出力端子を導出してなる固定子と、該固定子の各相の電機子コイルに対して磁石回転子の回転角度位置を検出する位置センサとを備えて、内燃機関の始動時には内燃機関を始動する電動機として機能し、内燃機関が始動した後は負荷を駆動する発電機として機能する回転電機と、この回転電機を電動機として機能させるために必要な駆動電流を直流電源から電機子コイルに供給する動作と回転電機が発電機として機能するときに該回転電機が出力する交流電圧を一定周波数の交流電圧に変換する動作とを行う駆動変換回路部と、内燃機関を始動する際に回転電機に駆動電流を流し、内燃機関が始動した後に回転電機が出力する交流電圧を一定周波数の交流電圧に変換するように駆動変換回路部を制御するコントローラとにより構成される。
特許文献1に示されたスタータジェネレータでは、上記駆動変換回路部が、スイッチ素子と帰還用ダイオードとの逆並列回路によりブリッジの各辺を構成したブリッジ形のドライブ回路からなっていて、内燃機関の始動時には、バッテリからドライブ回路を通して回転電機の電機子コイルに駆動電流を流し、内燃機関が始動した後は、回転電機の電機子コイルから得られる交流出力をドライブ回路内の帰還用ダイオードにより構成される整流回路を通してバッテリに供給することにより、バッテリを充電するようにしている。
特許文献1に示されたスタータジェネレータでは、内燃機関の運転中バッテリにより直流負荷を駆動することができるが、商用周波数の交流負荷を駆動することはできない。商用周波数の交流負荷を駆動する必要がある場合には、回転電機の交流出力を一旦直流出力に変換した後、インバータ回路により一定の周波数(商用周波数)の交流電圧に変換する必要がある。特許文献1に示されたようなスタータジェネレータにおいて、交流負荷を駆動するためにインバータ回路を付加した場合の回路構成は図7に示すようになる。
図7において、1は内燃機関、2は回転電機、3はドライブ回路4とインバータ回路5とからなる駆動変換回路、6は電動機駆動用の直流電源、7はコントローラである。
図示の回転電機2は、内燃機関のクランク軸に取りつけられた磁石回転子(図示せず。)と、磁石回転子の磁極に対向する磁極部を有する電機子鉄心(図示せず。)に3相の電機子コイルLu,Lv及びLwを巻回して該3相の電機子コイルから入出力端子2u,2v及び2wを導出してなる固定子と、固定子側で各相の電機子コイルに対して磁石回転子の回転角度位置を検出する位置センサHuないしHwとにより構成されている。
図示の位置センサHuないしHwはホールICからなっていて、各相の電機子コイルの磁極の中心位置に対して所定の位相角を有する位置で磁石回転子の磁極を検出して、検出している磁極がS極であるときとN極であるときとで異なるレベル示す位置検出信号huないしhwを出力する。
ドライブ回路4は、ブリッジの各アームをスイッチと帰還用ダイオードとの逆並列回路により構成した公知のブリッジ形の回路からなっている。図示の例では、一端が共通接続されたスイッチSuないしSwとこれらのスイッチに逆並列接続された帰還用ダイオードDfuないしDfwとによりブリッジの上辺が構成され、スイッチSuないしSwのそれぞれの他端に一端が接続され、他端が共通接続されたスイッチSxないしSzと、これらのスイッチの両端に逆並列接続された帰還用ダイオードDfxないしDfzとによりブリッジの下辺が構成されている。
図示の例では、スイッチSuないしSw及びSxないしSzがMOSFETにより構成され、スイッチSuないしSw及びSxないしSzをそれぞれ構成するMOSFETのドレインソース間に形成された寄生ダイオードが帰還用ダイオードDfuないしDfw及びDfxないしDfzとして用いられている。このドライブ回路においては、スイッチSuないしSwの一端の共通接続点及びスイッチSxないしSzの他端の共通接続点からそれぞれ直流側端子4a及び4bが引き出され、スイッチSuないしSwの他端とスイッチSxないしSzの一端との接続点からそれぞれ交流側端子4uないし4wが導出されている。交流側端子4uないし4wはそれぞれ電機子コイルLuないしLwから引き出された3相の入出力端子2uないし2wに接続されている。
インバータ回路5は、一端が共通接続されたスイッチSa及びSbと、これらのスイッチに逆並列接続された帰還用ダイオードDfa及びDfbと、スイッチSa及びSbの他端に一端が接続され、他端が共通接続されたスイッチSc及びSdと、これらのスイッチSc及びSdにそれぞれ逆並列接続された帰還用ダイオードDfc及びDfdとを備えて、スイッチSa,Sbの一端の共通接続点及びスイッチSc,Sdの他端の共通接続点から直流側端子5a及び5bが導出され、スイッチSaの他端とスイッチScの一端との接続点及びスイッチSbの他端とスイッチSdの一端との接続点からそれぞれ交流側端子5c及び5dが導出されたブリッジ形のスイッチ回路5Aと、このスイッチ回路の交流側端子5c,5dと負荷接続端子5e,5fとの間に設けられたフィルタ回路5Bとを備えた周知の回路からなっている。スイッチ回路5Aの直流側端子5a,5bはそれぞれドライブ回路4の直流側端子4a,4bに接続され、負荷接続端子5e,5f間には交流負荷8が接続されている。またスイッチ回路の直流側端子5a,5b間には平滑用コンデンサCdが接続されている。
電動機駆動用の直流電源6は通常バッテリからなっており、その定格出力電圧は例えば12[V]である。機関の始動時には、直流電源6からドライブ回路4を通して大きな駆動電流を流すため、ドライブ回路4を構成するスイッチ素子としては、電流容量が十分に大きいものを用いる必要がある。また定格電圧が100[V]または200[V]の交流負荷8を駆動する場合、交流負荷駆動時に回転電機2からドライブ回路4内の整流回路を通してインバータ回路5の直流側端子5a,5b間に印加される電圧は140〜600[V]になるため、ドライブ回路4を構成するスイッチ素子としては耐電圧性能が十分に高いものを用いる必要がある。
更に出力電圧が12Vの直流電源6を直接ドライブ回路4の入力端子4a,4b間に接続すると、該電源部が破損してしまうため、図示のように、直流電源6をダイオードD1を通してドライブ回路4の直流側端子4a,4b間に接続して、ドライブ回路4からインバータ回路5に給電する電源ライン9の電圧がバッテリに印加されないようにする必要がある。
コントローラ7は、マイクロコンピュータ及び(または)ハードウェア回路からなっていて、位置センサHuないしHwの出力huないしhwを入力として、内燃機関1を始動する際に機関を始動させる方向に磁石回転子を回転させるべく、回転電機2の電機子コイルに駆動電流を流すようにドライブ回路4を制御し、内燃機関が始動した後はインバータ回路5から一定周波数の交流電圧が得られるようにインバータ回路5を制御する。
特開2003−184712号公報
スタータジェネレータを図7に示したように構成した場合には、上記のように、ドライブ回路4を構成するスイッチ素子SuないしSw及びSxないしSzとして高耐圧で、電流容量が大きいものを用いる必要がある。しかしながら、高耐圧で電流容量が大きいスイッチ素子は大形で、しかも高価であり、また該スイッチ素子を取りつけるヒートシンクとしても大形のものを用いる必要があるため、上記のように構成した場合には、装置が大形になる上に、そのコストが高くなるのを避けられなかった。また高耐圧のスイッチ素子(特にMOSFETの場合)は、損失が大きいため、図7に示したように構成した場合には、電源装置として交流負荷を駆動する際の効率が低下するという問題があった。
本発明の目的は、内燃機関に取りつけた回転電機を機関の始動時に電動機として動作させて機関を始動させ、機関が始動した後は、回転電機の出力を一定の周波数の交流出力に変換して交流負荷を駆動するようにした内燃機関用スタータジェネレータにおいて、コストの低減と損失の低減とを図り、装置の小形化を図ることができるようにすることにある。
本発明は、内燃機関のクランク軸に取り付けられる磁石回転子と、該磁石回転子の磁極に対向する磁極部を有する電機子鉄心にn相(nは2以上の整数)の電機子コイルを巻回して該n相の電機子コイルから入出力端子を導出してなる固定子と、固定子の各相の電機子コイルに対して磁石回転子の回転角度位置を検出する位置検出手段とを備えて、内燃機関の始動時には内燃機関を始動する電動機として機能し、内燃機関が始動した後は負荷を駆動する発電機として機能する回転電機と、回転電機を電動機として機能させるために必要な駆動電流を直流電源から電機子コイルに供給する動作と回転電機が発電機として機能するときに該回転電機が出力する交流電圧を一定周波数の交流電圧に変換する動作とを行う駆動変換回路部と、内燃機関を始動する際に回転電機に駆動電流を流し、内燃機関が始動した後に回転電機が出力する交流電圧を一定周波数の交流電圧に変換するように駆動変換回路部を制御するコントローラとを備えた内燃機関用スタータジェネレータを対象とする。上記位置検出手段は、磁石回転子の磁極の極性を検出して、検出している磁極の極性に応じて異なるレベルの信号を出力するホールICなどの位置センサや、フォトエンコーダなどの位置センサでもよく、電機子コイルに流れる電流または電機子コイルの誘起電圧から回転子の位置を推測して検出する位置検出手段でもよい。
本発明においては、上記駆動変換回路部が、直流電源の出力が入力される入力端子と回転電機の固定子の入出力端子に接続される出力端子とを有して直流電源から電機子コイルに駆動電流を供給するドライブ回路と、n相の電機子コイルに誘起する交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、整流回路の出力電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、固定子の入出力端子とドライブ回路の出力端子及び整流回路の入力端子との間に設けられて回転電機の固定子の入出力端子をドライブ回路の出力端子に接続した状態にする第1の状態と固定子の入出力端子を整流回路の入力端子に接続した状態にする第2の状態とに切り換わる切換スイッチとを備えている。
またコントローラは、内燃機関を始動する際に該内燃機関の始動が完了したか否かを判定する始動判定部と、該始動判定部により始動が完了していないと判定されているときに切換スイッチを第1の状態にして回転電機に前記駆動電流を流すように位置検出手段による検出結果に応じてドライバ回路を制御するドライバ回路制御部と、始動判定部により始動が完了したと判定されたときに切換スイッチを第2の状態にしてインバータ回路から一定周波数の交流電圧を出力させるようにインバータ回路を制御するインバータ制御部とを備えている。
上記のように、直流電源から回転電機の電機子コイルに駆動電流を流すドライブ回路と、電機子コイルに誘起する交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、整流回路の出力電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とを設けて、回転電機の固定子の入出力端子を切換スイッチによりドライブ回路の出力端子と整流回路の入出力端子とに切換接続するように構成すると、ドライブ回路を構成するスイッチ素子は、駆動電流を流し得る電流容量を有している必要があるが、該スイッチ素子に印加される電圧は電動機を駆動するための直流電源の出力電圧(通常12V)であるので、ドライブ回路のスイッチ素子として低耐圧の素子を用いることができる。従って、ドライブ回路は、耐圧が低く、小形で安価なスイッチ素子を用いて構成することができ、その小形化とコストの低減とを図ることができる。
上記のように構成すると、図7に示した構成に比べて、整流回路と切換スイッチとを余分に必要とするが、整流回路は、基本的に整流素子のみにより構成することができ、整流素子としては、高耐圧で安価な小形の素子を容易に入手することができる。また切換スイッチも高価なものではないため、整流回路及び切換スイッチを余分に設けても、図7に示した構成を有する装置に比べて小形でかつ安価に構成することができる。
上記始動判定部は、内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出部と、この回転速度検出部により検出された回転速度と設定値とを比較して検出された回転速度が設定値未満のときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された回転速度が設定値以上になっているときに内燃機関の始動が完了していると判定する比較判定手段とにより構成することができる。
上記始動判定部はまた、電機子コイルの誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、この誘起電圧検出部により検出された誘起電圧と設定値とを比較して検出された誘起電圧が設定値未満のときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された誘起電圧が設定値以上になったときに内燃機関の始動が完了したと判定する比較判定手段とにより構成することができる。
上記始動判定部はまた、ドライブ回路を通して流れる駆動電流を検出する駆動電流検出部と、この駆動電流検出部により検出された駆動電流を設定値と比較して検出された駆動電流が設定値を超えているときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された駆動電流が設定値以下になったときに内燃機関の始動が完了したと判定する比較判定部とにより構成することもできる。
上記のように、駆動電流が設定値以下になったときに機関の始動が完了したと判定して、切換スイッチを切り換えるようにすると、切換スイッチが有接点スイッチからなっている場合に、該スイッチの遮断電流を小さくすることができるため、切換スイッチの接点の消耗を少なくすることができる。
以上のように、本発明によれば、直流電源から回転電機の電機子コイルに駆動電流を流すドライブ回路と、電機子コイルに誘起する交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、整流回路の出力電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とを設けて、回転電機の固定子の入出力端子を切換スイッチによりドライブ回路の出力端子と整流回路の入出力端子とに切換接続するように構成したので、耐圧が低く、小形で安価なスイッチ素子を用いてドライブ回路を構成して、スタータジェネレータの小形化とコストの低減とを図ることができる。
以下図1ないし図6を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態の構成を示した回路図で、同図において図7に示したスタータジェネレータの各部と同等の部分にはそれぞれ図7に用いた符号と同一の符号を付してある。
図1において、1は内燃機関、2は回転電機、4はドライブ回路、5はインバータ回路、6は電動機駆動用の直流電源、7はコントローラ、10は整流回路、11は切換スイッチであり、本発明においては、ドライブ回路4とインバータ回路5と、整流回路10と切換スイッチ11とにより駆動変換回路部が構成されている。
回転電機2は、図7に示したものと同様に、内燃機関のクランク軸に取りつけられた磁石回転子(図示せず。)と、磁石回転子の磁極に対向する磁極部を有する電機子鉄心(図示せず。)に3相の電機子コイルLu,Lv及びLwを巻回して構成した固定子と、固定子側で各相の電機子コイルに対して磁石回転子の回転角度位置を検出する位置センサHuないしHwとにより構成されている。電機子コイルLuないしLwは星形結線され、これらの電機子コイルの中性点と反対側の端子からそれぞれ固定子の入出力端子2uないし2wが導出されている。
ドライブ回路4は、ブリッジの各アームをスイッチと帰還用ダイオードとの逆並列回路により構成したブリッジ形の回路で、図示のドライブ回路においては、一端が共通接続されたスイッチSuないしSwとこれらのスイッチに逆並列接続された帰還用ダイオードDfuないしDfwとによりブリッジの上辺が構成され、スイッチSuないしSwのそれぞれの他端に一端が接続され、他端が共通接続されたスイッチSxないしSzと、これらのスイッチの両端に逆並列接続された帰還用ダイオードDfxないしDfzとによりブリッジの下辺が構成されている。本実施形態においては、スイッチSuないしSw及びSxないしSzがMOSFETにより構成され、スイッチSuないしSw及びSxないしSzをそれぞれ構成するMOSFETのドレインソース間に形成された寄生ダイオードが帰還用ダイオードDfuないしDfw及びDfxないしDfzとして用いられている。
図示のドライブ回路においては、スイッチSuないしSwの一端の共通接続点及びスイッチSxないしSzの他端の共通接続点からそれぞれ直流側端子4a,4bが引き出され、スイッチSuないしSwの他端とスイッチSxないしSzの一端との接続点からそれぞれ交流側端子4uないし4wが導出されている。直流側端子4a及び4bはそれぞれ直流電源6の正極側端子及び負極側端子に接続されている。
インバータ回路5は、一端が共通接続されたスイッチSa及びSbと、これらのスイッチに逆並列接続された帰還用ダイオードDfa及びDfbと、スイッチSa及びSbの他端に一端が接続され、他端が共通接続それたスイッチSc及びSdと、これらのスイッチSc及びSdにそれぞれ逆並列接続された帰還用ダイオードDfc及びDfdとを備えたブリッジ形のスイッチ回路5Aと、フィルタ回路5Bとからなっている。スイッチ回路5Aのブリッジの上辺を構成するスイッチSa,Sbの一端の共通接続点及びブリッジの下辺を構成するスイッチSc,Sdの他端の共通接続点からそれぞれ直流側端子5a及び5bが導出され、スイッチSaの他端とスイッチScの一端との接続点及びスイッチSbの他端とスイッチSdの一端との接続点からそれぞれ交流側端子5c及び5dが導出されている。
フィルタ回路5Bは、スイッチ回路5Aの交流側端子5cと負荷接続端子5eとの間及び交流側端子5dと負荷接続端子5fとの間にそれぞれ接続されたコイルL1及びL2と、負荷接続端子5e,5f間に接続されたコンデンサCfとからなる低域通過フィルタで、スイッチ回路5Aから出力される交流電圧から高調波を除去するために設けられている。スイッチ回路5Aの直流側端子5a,5b間には平滑用コンデンサCdが接続され、負荷接続端子5e,5f間には負荷8が接続されている。
整流回路10は、ダイオードDu,Dv,Dw及びDx,Dy,Dzのブリッジ回路からなる全波整流回路で、その直流出力端子10a,10bがそれぞれインバータ回路のスイッチ回路5Aの直流側端子5a,5bに接続されている。
切換スイッチ11は、固定子の入出力端子2uないし2wとドライブ回路4の出力端子4uないし4w及び整流回路10の入力端子10uないし10wとの間に設けられて回転電機2の固定子の入出力端子2uないし2wをそれぞれドライブ回路4の出力端子4uないし4wに接続した状態にする第1の状態と、固定子の入出力端子2uないし2wをそれぞれ整流回路10の入力端子10uないし10wに接続した状態にする第2の状態とに切り換わるスイッチである。
図示の切換スイッチ11は、固定接点auないしaw及びbuないしbwと、図示しない励磁コイルにより駆動されて固定接点auないしawにそれぞれ接触する状態と固定接点buないしbwにそれぞれ接触する状態とに切り換えられる可動接点cuないしcwとを備えている。切換スイッチ11の固定接点auないしawはそれぞれドライブ回路4の交流側端子4uないし4wに接続され、固定接点buないしbwはそれぞれ整流回路10の交流側端子10uないし10wに接続されている。また可動接点cuないしcwはそれぞれ電機子コイルLuないしLwから導出された入出力端子2uないし2wに接続されている。切換スイッチ11は、励磁コイルが非励磁のときに可動接点cuないしcwがそれぞれ固定接点auないしawに接触子、励磁コイルが励磁されたときに可動接点cuないしcwがそれぞれ固定接点buないしbwに接触するように構成されたリレーを用いることができる。
コントローラ7は、マイクロコンピュータ及び(または)ハードウェア回路からなっていて、内燃機関を始動する際に該内燃機関の始動が完了したか否かを判定する始動判定部と、始動判定部で始動が完了していないと判定されたときに切換スイッチに励磁電流を流さずに該切換スイッチを第1の状態とし、始動判定部により機関の始動が完了したと判定されたときに切換スイッチに励磁電流を流して該切換スイッチを第2の状態とするように切換スイッチを制御する切換スイッチ制御手段と、切換スイッチ11が第1の状態にあるときに回転電機2に駆動電流を流すように位置センサHuないしHwの出力huないしhwに応じてドライバ回路4を制御するドライバ回路制御部と、切換スイッチ11が第2の状態に切り換えられたときにインバータ回路5から一定周波数の交流電圧を出力させるようにインバータ回路5を制御するインバータ制御部とを構成する。
上記ドライブ回路制御部は、一般のブラシレス直流電動機に駆動電流を供給するために設けられているブリッジ形のドライブ回路を制御する制御部と同様に構成される。
またインバータ制御部は、交流発電機の整流出力を交流電圧に変換するインバータ発電装置において、インバータ回路を制御するために設けられる制御部と同様に構成される。
本発明においては、切換スイッチ11を制御するために、内燃機関の始動が完了したか否かを判定する始動判定部を設けるが、機関の始動が完了したか否かの判定は、回転電機2の電機子コイルの誘起電圧、電機子コイルに流れる駆動電流または機関の回転速度を検出することにより行うことができる。
機関の回転速度から始動完了を検出する場合、上記始動判定部は、内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出部と、回転速度検出部により検出された回転速度と設定値とを比較して検出された回転速度が設定値未満のときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された回転速度が設定値以上になっているときに内燃機関の始動が完了していると判定する比較判定手段とにより構成することができる。
上記の始動判定部をハードウェア回路により構成した例を図4に示した。図4においてCP1は比較器で、比較器CP1の反転入力端子には、図示しない直流電源の出力電圧Vccを抵抗器R1及びR2からなる抵抗分圧回路により分圧して得た基準電圧Vrが入力されている。また位置センサHvの出力hvが抵抗値が比較的小さい抵抗器R3を通してコンデンサC1の両端に印加され、コンデンサC1の両端の電圧が比較器CP1の非反転入力端子に入力されている。比較器CP1の出力端子は抵抗器R4を通して直流電源の正極側出力端子に接続されている。
図4に示した回路において、位置センサ(ホールIC)Hvが出力する位置検出信号hvは、ハイレベルを示す期間とローレベルを示す期間とが交互に現れる矩形波信号で、機関の回転速度の上昇に伴ってその周波数が高くなっていく。コンデンサC1は位置検出信号hvがハイレベルになっている期間充電され、位置検出信号hvがローレベルになったときに位置センサHv内の回路を通して放電させられる。機関の回転速度が低いときには、位置検出信号hvがハイレベルになっている期間が長く、コンデンサC1を充電する時間が長いため、コンデンサC1の両端の電圧Vcは位置検出信号hvの波高値まで上昇するが、機関の回転速度が高くなっていくと、位置検出信号hvがハイレベルになっている期間が短くなっていき、コンデンサC1を充電する時間が短くなっていくため、コンデンサC1の両端の電圧Vcは回転速度の上昇にともなって低くなっていく。基準電圧Vrは、機関の回転速度が、始動完了時の回転速度(始動完了速度)に達したときのコンデンサC1の両端の電圧(始動完了速度に相当する設定値)に等しく設定されている。
機関の回転速度が設定値(始動完了速度)未満のときには、Vc>Vrであるため、比較器CP1の出力端子の電位がハイレベルになっており、機関の回転速度が設定値以上になると、比較器CP1の出力端子の電位がローレベルに反転する。従って、比較器CP1の出力がハイレベルになっているときに機関の始動が完了していないと判定することができ、比較器CP1の出力がローレベルになったときに機関の始動が完了したと判定することができる。
図4に示した例では、位置センサHvと、抵抗器R3と、コンデンサC1とにより、回転速度検出部が構成されている。また比較器CP1と、抵抗器R1,R2及びR4とにより、回転速度検出部により検出された回転速度と設定値とを比較して検出された回転速度が設定値未満のときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された回転速度が設定値以上になっているときに内燃機関の始動が完了していると判定する比較判定手段が構成されている。
なお図4に示した例では、位置センサHvの出力から回転速度を検出しているが、回転速度検出部は、機関の回転速度の情報を含む信号から回転速度と一定の相関関係を有する回転速度検出信号を得るように構成すればよく、上記の例に限定されない。またコントローラにマイクロコンピュータが設けられる場合には、機関の回転速度の情報を含む信号、例えば位置センサHvの出力信号の立上がり(ローレベルからハイレベルへの立上がり)が検出される周期をタイマにより計測して、その計測値から機関の回転速度を求めるようにしてもよい。
磁石界磁回転形の回転電機においては、該回転電機を電動機として運転したときに、その回転速度と電機子コイルの誘起電圧との間に図2に示すような関係がある。図2においてNsは機関の始動完了速度であり、回転速度がこの始動完了速度Ns以上になったときに機関の始動が完了したと判定することができる。図2から明らかなように、機関の回転速度が始動完了回転速度Nsに達したときの電機子コイルの誘起電圧を設定値Vsとして、該誘起電圧が設定値Vsよりも高いか低いかを見ることにより、機関の始動が完了しているか否かを判定することができる。
即ち始動判定部は、電機子コイルLuないしLwの誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、この誘起電圧検出部により検出された誘起電圧と設定値とを比較して、検出された誘起電圧が設定値未満のときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された誘起電圧が設定値以上になったときに内燃機関の始動が完了したと判定する比較判定手段とにより構成することができる。
図5は、電機子コイルの誘起電圧から機関の始動が完了したか否かを判定する始動判定部を、ハードウェア回路により構成した例を示したもので、この例では、回転電機の固定子の入出力端子2u,2v間の電圧が誘起電圧検出回路12に入力されている。誘起電圧検出回路12は、端子2u,2v間の電圧に比例した電圧検出信号Veを出力するように構成されていて、この誘起電圧検出回路から得られる電圧検出信号が、比較器CP1の反転入力端子に入力されている。比較器CP1の非反転入力端子には、設定値Vs(機関の回転速度が始動回転速度に達したときの誘起電圧)に相当する値に設定された基準電圧Vrが入力されている。
図5に示した始動判定部においては、機関の回転速度が始動完了速度未満のときに電圧検出信号Veが基準電圧Vr未満になっているため、比較器CP1の出力はハイレベルの状態にあり、回転速度が始動完了速度以上になると、電圧検出信号Veが基準電圧Vr以上になるため比較器CP1の出力がローレベルに反転する。従って、比較器CP1の出力がハイレベルになっているときに機関の始動が完了していないと判定することができ、比較器CP1の出力がローレベルになったときに機関の始動が完了したと判定することができる。
上記のように電機子コイルの誘起電圧から始動が完了したか否かを判定する場合も、始動判定部は、ソフトウェア的に構成することができる。例えば、誘起電圧検出回路12と該検出回路から得られる電圧検出信号をデジタル値に変換するA/D変換器とにより誘起電圧検出部を構成し、該A/D変換器から得られる誘起電圧のデジタル値を設定値と比較して誘起電圧が設定値よりも高いか低いかの判定を行う処理をマイクロコンピュータに行わせることにより比較判定部を構成することができる。
磁石界磁回転形の電動機においては、その回転速度と電機子コイルを流れる駆動電流との間に図3に示すような関係がある。従って、機関の回転速度が始動完了回転速度Nsに達したときの電機子コイルの駆動電流を設定値Isとして、駆動電流がこの設定値Isよりも大きいか小さいかを見ることにより、機関の始動が完了しているか否かを判定することができる。
即ち始動判定部は、ドライブ回路4を通して流れる駆動電流を検出する駆動電流検出部と、駆動電流検出部により検出された駆動電流を設定値と比較して検出された駆動電流が設定値を超えているときに内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された駆動電流が設定値以下になったときに内燃機関の始動が完了したと判定する比較判定部とにより構成することができる。
上記の始動判定部をハードウェア回路により構成した例を図6に示した。図6に示した例では、ドライブ回路4を通して流れる電流を検出する変流器CTが設けられ、変流器CTの両端の電圧が電流検出回路13に入力されている。電流検出回路13は、例えば変流器CTの両端に接続された抵抗器と、該抵抗器の両端に得られる信号を増幅する増幅器とからなっていて、ドライブ回路4を通して電機子コイルに供給される駆動電流に比例した電流検出信号Viを出力する。この電流検出信号は比較器CP1の非反転入力端子に抵抗器R3を通して入力され、比較器CP1の反転入力端子には、設定値Isに相当する値に設定された基準電圧Vrが入力されている。
図6に示した始動判定部においては、機関の回転速度が始動完了速度未満のときに電流検出信号Viが基準電圧Vrを超えているため、比較器CP1の出力はハイレベルの状態にある。回転速度が始動完了速度以上になると、電流検出信号Viが基準電圧Vr以下になるため比較器CP1の出力がローレベルに反転する。従って、比較器CP1の出力がハイレベルになっているときに機関の始動が完了していないと判定することができ、比較器CP1の出力がローレベルになったときに機関の始動が完了したと判定することができる。
上記のように電機子コイルを流れる駆動電流から始動が完了したか否かを判定する場合も、始動判定部をソフトウェア的に構成することができる。例えば、変流器CT及び電流検出回路と、電流検出回路の出力(駆動電流の検出値)をデジタル値に変換するA/D変換器とにより駆動電流検出部を構成し、該A/D変換器から得られる駆動電流のデジタル値を設定値と比較して駆動電流が設定値より大きいか小さいかを判定する処理をマイクロコンピュータに行わせることにより比較判定部を構成することができる。
切換スイッチ11として、励磁コイルにより駆動される有接点スイッチ(リレー)を有するものを用いる場合には、励磁コイルが非励磁のときに可動接点cuないしcwがそれぞれ固定接点auないしawに接触し、励磁コイルが励磁されたときに可動接点cuないしcwがそれぞれ固定接点buないしbwに接触するように切換スイッチ11を構成しておいて、図4ないし図6に示した比較器CP1の出力がハイレベルのときに切換スイッチ(リレー)の励磁コイルを非励磁とし、比較器CP1の出力がローレベルのときに切換スイッチの励磁コイルを励磁するように、比較器CP1の出力に応じて切換スイッチの励磁電流を制御する回路(比較器CP1の出力に応じて励磁電流をオンオフするスイッチ回路)を、比較器CP1と切換スイッチの励磁回路との間に設けることにより、機関の始動が完了していないときに切換スイッチ11を第1の状態とし、機関の始動が完了したときに切換スイッチ11を第2の状態とするように、切換スイッチを制御することができる。
なお切換スイッチ11は、トランジスタ等のオンオフ制御が可能な半導体スイッチを用いて構成することもできる。
上記の実施形態では磁石回転子の回転角度位置を検出する位置検出手段として位置センサHu〜Hwを用いたが、この位置検出手段は、電機子コイルに流れる電流または電機子コイルの誘起電圧から磁石回転子の位置を検出するようにしたものでもよい。
本発明の一実施形態の構成を示した回路図である。 本発明の実施形態で用いる回転電機の回転速度と電機子コイルの誘起電圧との関係を概略的に示したグラフである。 本発明の実施形態で用いる回転電機の回転速度と電機子コイルの駆動電流との関係を概略的に示したグラフである。 本発明の実施形態で用いる始動判定部の構成例を示した回路図である。 本発明の実施形態で用いる始動判定部の他の構成例を示した回路図である。 本発明の実施形態で用いる始動判定部の更に他の構成例を示した回路図である。 従来技術により構成されたスタータジェネレータの構成を示した回路図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 回転電機
4 ドライブ回路
5 インバータ回路
6 電動機駆動用の直流電源
7 コントローラ
8 交流負荷

Claims (4)

  1. 内燃機関のクランク軸に取り付けられる磁石回転子と、前記磁石回転子の磁極に対向する磁極部を有する電機子鉄心にn相(nは2以上の整数)の電機子コイルを巻回して該n相の電機子コイルから入出力端子を導出してなる固定子と、前記固定子の各相の電機子コイルに対して前記磁石回転子の回転角度位置を検出する位置検出手段を備えて、前記内燃機関の始動時には前記内燃機関を始動する電動機として機能し、内燃機関が始動した後は負荷を駆動する発電機として機能する回転電機と、前記回転電機を電動機として機能させるために必要な駆動電流を直流電源から前記電機子コイルに供給する動作と前記回転電機が発電機として機能するときに該回転電機が出力する交流電圧を一定周波数の交流電圧に変換する動作とを行う駆動変換回路部と、前記内燃機関を始動する際に前記回転電機に前記駆動電流を流し、前記内燃機関が始動した後に前記回転電機が出力する交流電圧を一定周波数の交流電圧に変換するように前記駆動変換回路部を制御するコントローラとを備えた内燃機関用スタータジェネレータにおいて、
    前記駆動変換回路部は、前記直流電源の出力が入力される入力端子と前記回転電機の固定子の入出力端子に接続される出力端子とを有して前記直流電源から前記電機子コイルに駆動電流を供給するドライブ回路と、前記n相の電機子コイルに誘起する交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、前記固定子の入出力端子と前記ドライブ回路の出力端子及び整流回路の入力端子との間に設けられて前記回転電機の固定子の入出力端子を前記ドライブ回路の出力端子に接続した状態にする第1の状態と前記固定子の入出力端子を前記整流回路の入力端子に接続した状態にする第2の状態とに切り換わる切換スイッチとを具備し、
    前記コントローラは、前記内燃機関を始動する際に該内燃機関の始動が完了したか否かを判定する始動判定部と、前記始動判定部により始動が完了していないと判定されているときに前記切換スイッチを第1の状態にして前記回転電機に前記駆動電流を流すように前記位置検出手段による検出結果に応じて前記ドライバ回路を制御するドライバ回路制御部と、前記始動判定部により始動が完了したと判定されたときに前記切換スイッチを前記第2の状態にして前記インバータ回路から前記一定周波数の交流電圧を出力させるように前記インバータ回路を制御するインバータ制御部とを備えている内燃機関用スタータジェネレータ。
  2. 前記始動判定部は、前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出部と、前記回転速度検出部により検出された回転速度と設定値とを比較して検出された回転速度が設定値未満のときに前記内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された回転速度が前記設定値以上になっているときに前記内燃機関の始動が完了していると判定する比較判定手段とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スタータジェネレータ。
  3. 前記始動判定部は、前記電機子コイルの誘起電圧を検出する誘起電圧検出部と、前記誘起電圧検出部により検出された誘起電圧と設定値とを比較して、検出された誘起電圧が設定値未満のときに前記内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された誘起電圧が前記設定値以上になったときに前記内燃機関の始動が完了したと判定する比較判定手段とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スタータジェネレータ。
  4. 前記始動判定部は、前記ドライブ回路を通して流れる駆動電流を検出する駆動電流検出部と、前記駆動電流検出部により検出された駆動電流を設定値と比較して検出された駆動電流が設定値を超えているときに前記内燃機関の始動が完了していないと判定し、検出された駆動電流が前記設定値以下になったときに前記内燃機関の始動が完了したと判定する比較判定部とにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用スタータジェネレータ。
JP2003370920A 2003-10-30 2003-10-30 内燃機関用スタータジェネレータ Expired - Fee Related JP4186791B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003370920A JP4186791B2 (ja) 2003-10-30 2003-10-30 内燃機関用スタータジェネレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003370920A JP4186791B2 (ja) 2003-10-30 2003-10-30 内燃機関用スタータジェネレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005133646A JP2005133646A (ja) 2005-05-26
JP4186791B2 true JP4186791B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=34647783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003370920A Expired - Fee Related JP4186791B2 (ja) 2003-10-30 2003-10-30 内燃機関用スタータジェネレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4186791B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4359760B2 (ja) * 2003-10-31 2009-11-04 国産電機株式会社 磁石発電機を備えた発電装置
US7009311B1 (en) * 2004-08-24 2006-03-07 Delphi Technologies, Inc. Method for minimizing generator load on internal combustion engine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005133646A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6787931B2 (en) Starter generator for internal combustion engine
JP4256392B2 (ja) 車両用発電電動機の制御装置
KR100404782B1 (ko) 모터구동방법및그것을사용한전기기기
US8810051B2 (en) Inverter generator
US20110018485A1 (en) Apparatus and method for driving synchronous motor
WO2012153637A1 (ja) ブラシレスモータ制御装置、およびブラシレスモータ制御方法
JP4023353B2 (ja) 車両用三相回転電機用インバータ回路装置
US8497654B2 (en) Single phase AC synchronized motor
JP2009219282A (ja) ブラシレスdcモータの駆動回路
JP6825961B2 (ja) エンジン発電機
JP2002369568A (ja) スイッチトリラクタンスモータの励磁
JP4578142B2 (ja) ブラシレスdcモータの駆動装置
JP2005137164A5 (ja)
JP2007318824A (ja) 電動圧縮機駆動装置
JP4539237B2 (ja) インバータ装置
JP4186791B2 (ja) 内燃機関用スタータジェネレータ
JP2004320861A (ja) 車両用3相電動発電機の制御装置
JP4078890B2 (ja) 内燃機関用スタータジェネレータの制御装置
US7928676B2 (en) Vehicle motor control apparatus
JP4736155B2 (ja) インバータ装置
KR100936019B1 (ko) 트레드밀의 모터 구동 장치 및 방법
JP4487736B2 (ja) バッテリ充電装置
JP2019110623A (ja) 電力変換器の制御装置
JP4329527B2 (ja) 車両用発電電動装置
KR20070083439A (ko) 단상 유도전동기의 기동용 계전기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees