JP4186576B2 - 内燃機関の排気系におけるセンサ取付構造 - Google Patents

内燃機関の排気系におけるセンサ取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の排気系におけるセンサの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から排気系に用いる種々のセンサ、例えば酸素濃度センサやノックスセンサの取り付け位置、取り付け構造は、センサを正確に作動させるためのみならず、耐久性やメンテナンス性といった点からも重要視されてきた。特に問題となるのは、内燃機関が停止した後、排気系に存在した水蒸気が凝縮して溜まる凝縮水への対策である。動作条件が高温であるためにヒータにより加熱して用いられるセンサでは、排気管中の凝縮水がセンサに流れつくと、センサ素子の温度が低下して測定結果に影響を及ぼすほか、凝縮水によりセンサ素子が急冷された場合には、素子に損傷を生じることもあった。このため、凝縮した凝縮水が直接センサに触れないように、センサは排気管の上側(少なくとも床部より高い位置)に配置するのが一般的であった。こうしたセンサの取付位置を示す文献としては、下記のものがある。
【特許文献1】
実開昭62−18319号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかるセンサ構造を採用しても、内燃機関の再始動時に排気管内を流れる高圧の排気ガスにより、この凝縮水が飛散してセンサに付着し、検出精度の低下や耐久性の悪化といった問題を生じることがあった。内燃機関の運転に伴い、排気ガスは、排気管内を高速かつ圧力の変化を伴って流れるので、排気管下側に溜まった凝縮水は巻き上げられ、排気管上側に設置されたセンサに付着する可能性があった。従って、センサの取り付け位置を排気管の上側にする程度の対応では、かかる問題は解決することができなかった。
【0004】
本発明のセンサの取付構造は、こうした問題を解決し、排気系に設けられたセンサの検出精度や耐久性などを確保することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するため、以下の構成をとった。すなわち、本発明は、内燃機関の排気系にセンサを取り付けるセンサの取付構造であって、前記内燃機関の排気を外部に導く排気管の一部を、少なくともその上流側より低く形成し、該低く形成された排気管の床部より高い位置に前記センサを取り付け、前記低く形成された排気管の床部より低い位置に、所定容積の貯留部を設け、該貯留部と前記排気管とを、前記センサの取付位置より上流側と下流側の2箇所で連通したことを要旨としている。
【0006】
本発明の第1のセンサの取付構造によれば、内燃機関停止後にセンサの取付位置より上流側で生じた凝縮水は、低く形成された側に集まり、低く形成された排気管の床部より低く形成された貯留部に、センサの取付位置より上流側の連通箇所から流れ込んで蓄えられる。したがって、内燃機関の再始動後の排気により、センサ取付位置より上流側の凝縮水が、飛散してセンサに付着する可能性を低減することができる。この貯留部は、排気管床部によりセンサから隔てられており、内部に溜まった凝縮水は、内燃機関再始動後の排気により、センサ取付位置下流側の連通箇所から、排出される。なお、貯留部の大きさは内燃機関の運転状況や放置時間によって変化する凝縮水の発生量を勘案して定めれば良い。また、貯留部自体の形状は、排気管の設置個所や、部品加工の条件など、種々の要因を検討して定めればよい。
【0007】
センサの取付位置に対応した排気管の床部は、貯留部との連通箇所の少なくとも一箇所に向けて下りの勾配を有する形状で構成することができる。下りの勾配にしておけば、センサの取付位置に対応した排気管の床部近傍で生じた凝縮水は、貯留部に導かれやすくなる。床部の勾配を、凝縮水が流れる程度の傾きとすることは有効である。こうした床部の形状としては、例えば、全体が上流側の連通箇所に向けて下り勾配、全体が下流側の連通箇所に向けて下り勾配、センサの取付位置に対応する箇所近傍が最も高く両方の連通箇所に向けて下り勾配などの態様が考えられる。こうした形状にしておけば、センサの取付位置に対応した排気管の床部に付着するわずかな凝縮水も、下り勾配により貯留部へ流れ込み、センサへの被水対策に一層効果がある。
【0008】
また、貯留部と排気管とを連通する2箇所の連通箇所における排気管の断面積を、センサの上流側より下流側で狭く形成する構造とすることもできる。排気管断面積の減少によって、下流側の排気ガスの流速が上がり、圧力差が生じるため、貯水部の凝縮水を効率よく吸い出す効果が得られるからである。
【0009】
あるいは、貯留部と排気管との2箇所の連通箇所の各々に連通路を設け、センサの下流側に設けた連通路の断面積を上流側に設けた連通路の断面積より狭く形成する構造とすることも可能である。内燃機関停止時に連通路に溜まった凝縮水の液面高さは、各連通路で同じになるが、高圧の排気ガスが入り込むと、断面積の狭い下流側連通路の液面はより高くなり、凝縮水の排出に一層効果がある。
【0010】
本発明の第2のセンサの取付構造は、内燃機関の排気系にセンサを取り付けるセンサの取付構造であって、前記内燃機関の排気を外部に導く排気管の床部より高い位置にセンサを取り付け、該排気管の前記センサとの取付位置より低く、かつ該センサの取付位置より下流側に、所定容積の貯留部を設ける構成としたことを要旨としている。かかる構造を採用すると、センサの上流側で生じた凝縮水は、内燃機関が停止してる間に、センサの取付位置の下流側に設けた貯留部に貯まるため、内燃機関の再始動時にセンサが被水する可能性は低下する。また、一旦、貯留部に貯まった凝縮水は、内燃機関の運転時には排気ガスと共に外部に排出される。この構造では、貯留部とセンサを隔てる排気管の床部は必ずしも必要なく、製作コストの低減という面からも効果がある。
【0011】
本発明の第1,第2のセンサの取付構造において用いられるセンサとしては、ヒータ付きセンサを考えることができる。ヒータ付きセンサの場合、センサはヒータにより加熱されるので、被水対策が施されることで、ヒータ付きセンサの誤動作や破損を防ぐことができ、その効果は大きい。
【0012】
更に、本発明の第1,第2の取付構造において用いられるセンサとしては、排気管を流れる排気中の所定成分の濃度を検出する濃度センサを想定することができる。濃度センサは、排気中の所定成分の濃度を検出するため、排気管に露出して設置される。したがって、その被水対策が重要だからである。
【0013】
こうした濃度センサとしては、様々な種類のものがあるが、特に、酸素濃度センサ、ノックス濃度センサ、炭化水素濃度センサ、一酸化炭素濃度センサの少なくともひとつを想定することができる。例えば、酸素濃度センサを採用した場合、内燃機関の再始動時などにおける被水の可能性が低減できるので、再始動の後、正確な検出が可能となり、排気系の触媒の浄化能力を充分に引き出す制御が可能となる。また、センサの検出精度、耐久性の観点からも効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施例としてのセンサの取付構造が採用された排気ガス清浄システムの全体構成図である。このシステムは自動車に搭載されており、自動車の内燃機関(以下、エンジン70という)からの排気ガスを外部に排出する排気管30、排気管30に設けられた酸素濃度センサ20、排気ガスを浄化する触媒コンバータ80,81、排気ガスを消音するマフラ90等を備えている。更に、このシステムには、酸素濃度センサ20からの信号等を受けてエンジン70の燃焼を制御する電子制御部110、電子制御部110からの指令を受けて燃料噴射を行なう燃料噴射装置100を備えている。
【0015】
この実施例で用いた酸素濃度センサ20は、動作温度が400[℃]程度のセンサであり、加熱用ヒータ22を備えている。加熱用ヒータ22は、エンジン70の始動と共に通電され、酸素濃度センサ20のセンサ素子21の温度を速やかに動作温度まで上昇させる。なお、触媒コンバータ80,81とは、排気ガス中の有害成分、例えばHC、CO、NOx等を除去するための触媒で、三元触媒が広く知られている。
【0016】
エンジン70を始動させると、エンジン70からの排気ガスは排気管30の内部を通過し、触媒コンバータ80,81で浄化されマフラ90から外部へ排出される。この過程で排気管30に設けられた酸素濃度センサ20が排気ガス中の酸素濃度を検出し、酸素濃度がリッチかリーンかの検出信号を電子制御部110に送る。電子制御部110では、酸素濃度センサ20の検出値を基に、触媒コンバータ80,81の浄化能力を充分に引き出すために最適な空燃比が得られるよう燃料噴射量を計算する。その上で、この燃料噴射量が実現されるように、燃料噴射装置100に燃料噴射の指令を出す。こうした一連の制御を繰り返すことによって、様々な運転状態に対応した最適な排気ガスの浄化が行われている。
【0017】
次に、こうしたシステムに採用されたセンサの取付構造について説明する。図2は、本発明の第1の実施例におけるセンサ取付部近傍の拡大断面図である。図示するように、排気管30における酸素濃度センサ20の取付箇所近傍(以下、センサ部排気管31という)は、その上流側の排気管より低く配置されている。酸素濃度センサ20は、センサ部排気管31の上側に取り付けた。酸素濃度センサ20の取付位置に対応する位置には排気管床部50を設け、排気管床部50より低い位置に貯留部60を備えた。貯留部60とセンサ部排気管31は酸素濃度センサ20の取付位置より上流側と下流側の2箇所で連通する構成とした。
【0018】
したがって、エンジン70停止後に上流側の排気管中で生じた凝縮水は、自重により、下流側にあるセンサ部排気管31側に流れ、2箇所ある連通箇所の内、酸素濃度センサ20の取付位置上流側から貯留部60に流れ込み、ここに貯まる。そのため酸素濃度センサ20の上流側に留まる凝縮水は低減される。更に、排気管床部50近傍で生じた凝縮水の少なくとも一部は、下流側に流れ、同様に貯留部60に溜まる。こうして貯留部60に溜まった凝縮水と酸素濃度センサ20とは排気管床部50により隔てられている。このため、エンジン70の再始動により、高圧の排気ガスが上流から下流に流れて、センサ取付部近傍に到達しても、酸素濃度センサ20が被水する可能性はほとんど無い。
【0019】
よって、酸素濃度センサ20が、エンジン70の再始動後に被水して、その検出精度が低下したり、あるいは凝縮水により高温の酸素濃度センサ20が急冷されて、損傷を被るといった可能性は著しく低減される。センサの検出精度や耐久性などを確保できる結果、センサの検出精度が向上し、かつこれを維持することができるので、排気ガスの浄化触媒の浄化性能を充分に引き出して、排気ガスの浄化を行なうことができる。
【0020】
なお、排気ガスは、酸素濃度センサ20の上流側連通箇所から貯留部60にも入り込み、貯留部60の内部の凝縮水を下流側連通箇所から押し出す。この結果、貯留部60に溜まっていた凝縮水は、センサ部排気管31から更に下流へと排出され、最終的に外部に排出される。
【0021】
次に本発明の第2の実施例について説明する。図3は、本発明の第2実施例としてのセンサの取付構造を示す説明図である。このセンサの取付構造を採用したシステム全体構造は図1に示した通りであり、センサの取付構造のみが異なる。図3に示した第2実施例では、第1実施例の酸素濃度センサ20取付位置に対応する排気管床部50に代えて、酸素濃度センサ20の上流側と下流側に設けた連通箇所へ下り勾配を持った凸形状の排気管床部250を備えた。したがって、凸形状の排気管床部250に付着したわずかな凝縮水も貯留部260へと効率よく流れ込む。よって、第1実施例と同様の効果を奏する他、酸素濃度センサ20の取付位置に対応する排気管床部250上の凝縮水を効率よく貯留部260に集めることができ、酸素濃度センサ20に対する一層の被水防止を図ることができる。
【0022】
次に本発明の第3の実施例について説明する。図4は、本発明の第3実施例としてのセンサの取付構造を示す説明図である。このセンサの取付構造を採用したシステム全体構造は図1に示した通りであり、センサの取付構造のみが異なる。図4に示した第3実施例では、第1実施例の酸素濃度センサ20取付位置に対応する排気管床部50に代えて、センサ下流側の連通箇所の排気管断面積を狭くする下り勾配を持った排気管床部350を備えた。したがって、下流側の連通箇所近郊では圧力が下がり、貯留部360に貯まった凝縮水を効率よく吸い出す。よって、第一実施例と同様の効果を奏する他、貯留部360に貯まった凝縮水を一層外部へ排出しやすくし、排気管の耐久性向上を図ることができる。なお、第3実施例では、排気管床部350の形状が酸素濃度センサ20の上流側の連通箇所へ向かって下り勾配を有しているため、第2実施例と同様の効果も奏することとなる。
【0023】
次に本発明の第4の実施例について説明する。図5は、本発明の第4実施例としてのセンサの取付構造を示す説明図である。このセンサの取付構造を採用したシステム全体構造は図1に示した通りであり、センサの取付構造のみが異なる。図5に示した第4実施例では、第1実施例のセンサ取付位置の上流側と下流側の2箇所の連通箇所に代えて、連通路61,62を設け、酸素濃度センサ20の上流側の連通路61より断面積が狭い連通路62を下流側に備えた。したがって、エンジン70再始動時の高圧の排気ガスが、連通路61に入り込むと、連通路62の凝縮水の液面は上流側より高く上がる。よって、第一実施例と同様の効果を奏する他、貯留部460の凝縮水を排出しやすくする効果がある。
【0024】
次に本発明の第5の実施例について説明する。図6は、本発明の第5実施例としてのセンサの取付構造を示す説明図である。このセンサの取付構造を採用したシステム全体構造は図1に示した通りであり、センサの取付構造のみが異なる。図示するように、センサ部排気管31の上側に酸素濃度センサ20を取り付け、酸素濃度センサ20の取付位置より低く、かつ下流側に貯留部560を備えた。また貯留部560は、センサ部排気管31に対して凝縮水が下流側へ排出されやすい傾斜を有している。
【0025】
したがって、センサ部排気管31より上流側の凝縮水は酸素濃度センサ20に流れ着くことなく、センサ部排気管31の下側を通って下流側の貯留部560に流れ込み、一旦貯留され、エンジン70の運転時に排気ガスと共に排出される。よって、第1実施例と同様の効果を奏する他、非所望の場所、例えば触媒コンバータなどに流れ込むことがない。また、貯留部560の耐久性向上にも効果がある。更には、第5実施例では、第1実施例に示す排気管床部50が必ずしも必要とはならないため、コスト低減に効果がある。
【0026】
また、第1実施例から第5実施例までに示したセンサは、ヒータ付きのセンサとしたが、ヒータのないセンサでも、被水対策としては有効である。更に、第1実施例から第5実施例では、酸素濃度センサ20をセンサの例として用いたが、センサとしては酸素濃度センサに限られるものではなく、ノックス濃度センサ、炭化水素濃度センサ、一酸化炭素濃度センサなどを用いることもできる。また、排気系に2以上のセンサを取り付ける場合にも、同様に本発明を適用することができる。
【0027】
以上説明した実施例では、センサの被水対策として、センサに凝縮水よけのガイドを設けたりカバーを設けると言った構成を採用していないので、ガイドやカバーにより排気ガスの流れが変化して、センサの検出精度に影響を与えるといった問題を生じることがない。もとより、こうした影響が無視できる場合などには、被水対策としてのガイドやカバーと、本発明の取付構造とを併用することも差し支えない。
【0028】
なお、本実施例では、センサは、排気管上部に取り付けたが、床部より高い位置に設けられれば良く、メンテナンス性等の要請から、排気管の横方向に取り付けることも差し支えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例が採用された排気ガス清浄システムの全体構成図である。
【図2】 本発明の第1の実施例におけるセンサ取付部近傍の拡大断面図である。
【図3】 本発明の第2実施例におけるセンサ取付部近傍の拡大断面図である。
【図4】 本発明の第3実施例におけるセンサ取付部近傍の拡大断面図である。
【図5】 本発明の第4実施例におけるセンサ取付部近傍の拡大断面図である。
【図6】 本発明の第5実施例におけるセンサ取付部近傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
20…酸素濃度センサ
21…センサ素子
22…加熱用ヒータ
30…排気管
31…センサ部排気管
50…排気管床部
60…貯留部
61…連通路
62…連通路
70…エンジン(内燃機関)
80…触媒コンバータ
81…触媒コンバータ
90…マフラ
100…燃料噴射装置
110…電子制御部
250…排気管床部
260…貯留部
350…排気管床部
360…貯留部
460…貯留部
560…貯留部

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気系にセンサを取り付けるセンサの取付構造であって、
    前記内燃機関の排気を外部に導く排気管の一部を、少なくともその上流側より低く形成し、
    該低く形成された排気管の床部より高い位置に前記センサを取り付け、
    前記低く形成された排気管の床部より低い位置に、所定容積の貯留部を設け、
    該貯留部と前記排気管とを、前記センサの取付位置より上流側と下流側の2箇所で連通した
    センサの取付構造。
  2. 前記センサの取付位置に対応した前記排気管の床部は、前記貯留部との連通箇所の少なくとも一箇所に向けて下りの勾配を有する請求項1記載のセンサの取付構造。
  3. 請求項1記載のセンサの取付構造であって、
    前記貯留部との2箇所の連通箇所における排気管の断面積が、前記センサの上流側より下流側で狭く形成されているセンサの取付構造。
  4. 請求項1記載のセンサの取付構造であって、
    前記貯留部と前記排気管との2箇所の連通箇所の各々に連通路を設け、
    前記センサの下流側に設けた連通路の断面積を上流側に設けた連通路の断面積より狭く形成した
    センサの取付構造。
  5. 前記センサは、ヒータ付きセンサである請求項1記載のセンサの取付構造。
  6. 前記センサは、排気管を流れる排気中の所定成分の濃度を検出する濃度センサである請求項1記載のセンサの取付構造。
  7. 前記濃度センサは、酸素濃度センサ、ノックス濃度センサ、炭化水素濃度センサ、一酸化炭素濃度センサの少なくともひとつである請求項記載のセンサの取付構造。
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