JP4184934B2 - 日時確定音声記録システム及び日時確定音声データ認証システム - Google Patents

日時確定音声記録システム及び日時確定音声データ認証システム Download PDF

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Description

本発明は、通話による取引を録音して、この録音内容の日時を確定する日時音声記録システム及び確定した日時の証明を公証する日時確定音声データ認証システムに関する。
従来より、ヘルプデスク、カスタマーサービス及びお客様相談窓口等のコールセンタや、銀行、証券、保険及びクレジットカード等の金融機関などの場で電話を介して通話による取引が行われている。この通話による取引では、通話内容の再確認、クライアント側からのクレーム確認、オペレータの対応状況及びスキルレベルの確認等のために通話内容を録音する音声録音システムが用いられている。
音声記録システムとしては、録音したアナログ音声記録をデジタル変換してデジタル音声記録として記録媒体に高速に記録するものがある(例えば、非特許文献1参照)。
ログイット株式会社、NiceLog(製品名:Nice System Ltd.製)、第1頁、[online]、[平成11年11月19日検索]、インターネット<URL : http://www.logit.co.jp/products/index.html>
しかしながら、上述した音声録音システムを用いた証券取引などでは、音声データのみを記録することから、音声録音システムを導入した利用者とクライアント側とでの時刻の差異、誤解、急激な株価変更等の影響から利用者とクライアントとの意見が相違し、訴訟問題に発展する場合などがあり、このときの音声データの録音日時の証明が困難であるという問題がある。
また、従来の音声録音システムでは、音声録音システムを有する音声録音装置内で音声データの記録開始時刻等をローカル時刻として記録しており、このローカル時刻の記録は音声録音システムを導入した当事者が行うため、取引を行う両当事者の間で取引成立時刻に差異が生じる虞がある。このようなローカル時刻の記録は、利用者が改ざんできることから、客観性が無く、証拠能力が弱いため、公証となり得ないという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、公証となり得る日時を記録した日時確定音声記録システム及び日時確定音声データ認証システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、電話交換器を介して公衆電話網と接続した電話の通話音声記録および/またはファクシミリデータをデジタル変換してデジタル音声記録として記録する音声デジタル録音装置を用い、電子データの一方向関数値からなる電子情報に時刻情報を付加してデジタル署名したデジタル証明書を発行するタイムスタンプサーバへ前記デジタル音声記録を送って前記デジタル証明書を取得することにより日時確定音声記録を保存する日時確定音声記録システムであって、前記音声デジタル録音装置がデジタル変換する前の前記通話音声記録および/またはファクシミリデータに前記タイムスタンプサーバから取得した時刻信号を一定間隔で埋め込んで時刻信号埋め込み通話音声記録とする時刻信号埋め込み手段を具備して当該時刻信号埋め込み通話音声記録を前記音声デジタル録音装置がデジタル変換してデジタル音声記録として記録するようにする一方、前記電話交換器が保有する前記通話音声記録および/またはファクシミリデータに関する交換記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する交換記録データ保有手段と、前記電話を介して通話しているオペレータが使用する電子計算機端末の操作記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する端末操作記録手段と、前記デジタル音声記録を取得すると共に当該デジタル音声記録に関連する前記交換記録データ及び前記操作記録データを取得し且つこれら全てのデータの一方向関数値を前記タイムスタンプサーバへ送って前記デジタル証明書を取得して保管するタイムスタンプ取得手段とを具備するようにしたことを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記タイムスタンプ取得手段は、前記音声デジタル録音装置から前記デジタル音声記録の一方向関数値を取得することを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第3の態様は、第1又は2の態様において、前記タイムスタンプサーバは、前記音声デジタル録音装置と離れた場所に載置され、両者がネットワークを介して接続されていることを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第4の態様は、第1又は2の態様において、前記タイムスタンプサーバは、前記音声デジタル録音装置と隣接する場所に載置されているが、前記利用者とは独立する第3者に管理されていることを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第5の態様は、第1〜4の何れかの態様において、前記タイムスタンプサーバの時刻情報は、協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基準時刻を刻む基準時刻手段を有する時刻公証センターにより定期的に校正されていることを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第6の態様は、第5の態様において、前記時刻公証センターは、ネットワークを介して前記タイムスタンプサーバにアクセスして当該タイムスタンプサーバのID及び特定情報を取得することを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第7の態様は、第5又は6の態様において、前記時刻公証センターは、時刻校正を行う際に時刻校正証明書を前記タイムスタンプサーバに送信し、当該タイプスタンプサーバは、この時刻校正証明書を含めて前記デジタル証明書を発行することを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第8の態様は、第6又は7の態様において、前記特定情報は、前記タイムスタンプサーバが使用する秘密鍵と対をなす公開鍵の公開鍵証明書であることを特徴とする日時確定音声記録システムにある。
本発明の第9の態様は、電話交換器を介して公衆電話網と接続した電話の通話音声記録および/またはファクシミリデータをデジタル変換してデジタル音声記録として記録する音声デジタル録音装置を利用者が使用する一方、電子データの一方向関数値からなる電子情報に時刻情報を付加してデジタル署名したデジタル証明書を発行するタイムスタンプサーバを保有する内容公証センターと、前記タイムスタンプサーバの時刻情報を校正する時刻公証センターと、前記デジタル証明書の妥当性を検証する内容検証センターとを設けて、相互にネットワークを介して接続するようにし、前記音声デジタル録音装置がデジタル変換する前の前記通話音声記録および/またはファクシミリデータに前記タイムスタンプサーバから取得した時刻信号を一定間隔で埋め込んで時刻信号埋め込み通話音声記録とする時刻信号埋め込み手段を具備して当該時刻信号埋め込み通話音声記録を前記音声デジタル録音装置がデジタル変換してデジタル音声記録として記録するようにする一方、前記電話交換器が保有する前記通話音声記録および/またはファクシミリデータに関する交換記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する交換記録データ保有手段と、前記電話を介して通話しているオペレータが使用する電子計算機端末の操作記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する端末操作記録手段とを設け、前記デジタル音声記録を取得すると共に当該デジタル音声記録に関連する前記交換記録データ及び前記操作記録データを取得し且つこれら全てのデータの一方向関数値を前記タイムスタンプサーバへ送って前記デジタル証明書を取得して保管するタイムスタンプ取得手段を具備するようにし、前記時刻公証センターは、協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基準時刻を刻むと共に前記タイムスタンプサーバの時刻校正を行う時刻校正手段と、前記タイムスタンプサーバが固有に使用する秘密鍵と対をなす公開鍵の情報若しくは当該公開鍵を特定するための情報であって前記電子証明書に含まれる特定情報を当該タイムスタンプサーバのIDと共に蓄積する管理手段とを具備し、前記内容検証センターは、前記デジタル証明書の妥当性を検証する検証手段を具備するようにしたことを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記タイムスタンプ取得手段は、前記音声デジタル録音装置から前記デジタル音声記録の一方向関数値を取得することを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
本発明の第11の態様は、第9又は10の態様において、前記時刻公証センターは、前記デジタル証明書に基づいた検証要求を受け付けて前記管理手段が蓄積した情報に基づいて時刻検証を行う時刻検証手段を具備することを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
本発明の第12の態様は、第9〜11の何れかの態様において、前記検証手段は、前記デジタル証明書と共に前記デジタル音声記録などの当該デジタル証明書の作成に用いたデータを用いて検証することを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
本発明の第13の態様は、第12の態様において、前記検証手段は、前記タイムスタンプ手段から、前記タイムスタンプサーバへ送った一方向関数値と同一のデータを予め取得して保管しておくことを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
本発明の第14の態様は、第9〜13の何れかの態様において、前記タイムスタンプサーバを前記利用者の音声デジタル録音装置に近接して載置して、前記内容公証センターが管理することを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
本発明の第15の態様は、第9〜14の何れかの態様において、前記内容公証センターと前記内容検証センターが一体的に存在することを特徴とする日時確定音声データ認証システムにある。
かかる本発明では、デジタル音声記録、交換記録データ及び端末記録データの一方向関数値からデジタル証明書を取得して保管することで、デジタル音声記録、交換記録データ及び端末記録データのデジタル証明書に含まれる時刻情報の改ざんを防止することができる。また、タイムスタンプサーバを利用者と離れた場所に載置することで、タイムスタンプサーバ内での改ざんを確実に防止して客観性を持たせることができ、公証となり得るデータとすることができる。
さらに、利用者とは独立した内容検証センターによりデータを検証することで、さらなる客観性を持たせて、公証となり得るデータとすることができる。
以上説明したように、本発明の日時確定音声記録システム及び日時確定音声データ認証システムによれば、通話内容および/またはファクシミリの記録に公証となり得るタイムスタンプ情報を含むデジタル証明書を発行することができる。
以下に、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、日時確定音声記録システムの概要を示す図であり、図2は、日時確定音声記録の概要を示す図である。
図1及び図2に示すように、利用者となる企業内には、公衆電話網に接続されると共にオペレータ2に接続された電話交換器50と、電話交換器50を介して交わされたクライアント1とオペレータ2との通話やファクシミリデータなどをタイムスタンプ情報の付与されたデジタル証明書と共に日時確定音声記録として記録する日時確定音声記録センター100とを具備し、さらに、利用者とは独立した第3者機関に、日時確定音声記録センター100の時刻情報を校正する時刻公証センター200が設けられている。
電話交換器50は、構内交換(PBX)設備であり、多数の電話回線を有する企業内に設置されて、企業内の内線相互間または公衆網や専用線の局線と内線間を接続する。
また、電話交換器50内では、図2に示すように、電話が着信した時刻である着信時刻、通話が終了した時刻である終了時刻、接続した内線番号、発信者番号等の交換記録データ14が保管される。
日時確定音声記録センター100は、電話交換器50を介して交わされたクライアント1とオペレータ2との通話音声記録10やファクシミリデータをデジタル変換したデジタル音声記録13、電話交換器50の交換記録データ14及びオペレータ2の端末記録データ15等のデジタル記録データ16を記録する記録手段110と、アナログの通話音声記録10に時刻信号11を埋め込むと共に、クライアント1とオペレータ2との通話音声記録10またはファクシミリデータに関連するデジタル記録データ16に対して、タイムスタンプ情報の付与されたデジタル証明書17を取得して保管するアプリケーションサーバ120と、アプリケーションサーバ120の通話音声記録10またはファクシミリデータに埋め込む時刻信号11及びデジタル証明書17を発行するタイムスタンプサーバ130と、アプリケーションサーバ120の取得したデジタル記録データ16と共にこれに関連するデジタル証明書17を日時確定音声記録として保管する保管サーバ140とを具備する。
また、記録手段110は、デジタル音声記録手段111と、交換記録データ保有手段112と、端末操作記録手段113とを具備する。
デジタル音声記録手段111は、電話交換器50を介して交わされたクライアント1とオペレータ2との通話音声記録10またはファクシミリでータに詳しくは後述するアプリケーションサーバ120により時刻信号11が埋め込まれた時刻信号埋め込み通話音声記録12をデジタル変換してデジタル音声記録13として記録する。
このデジタル音声記録手段111によるデジタル変換は、音質を低下させずに高圧縮で行うのが好ましく、例えば、アナログデータを一定周期でA/D変換することによりデジタルデータとするPCM(Pulse Code Modulation)や、アナログデータを一定周期でサンプリング(標本化)し、サンプリングされた直前のデータとの差を取り、これをさらに圧縮してデータ量を減らしたデジタルデータとするADPCM(Adaptive Differentia Pulse Code Modulation)などを挙げることができる。
また、交換記録データ保有手段112は、電話交換器50を介して交わされたクライアント1とオペレータ2との通話またはファクシミリデータの交換に関するデジタル音声記録13と関連づけて上述した電話交換器50が保有する交換記録データ14を記録する。
さらに、端末操作記録手段113は、オペレータ1がクライアント2との通話により操作した電子計算機端末の端末記録データ15を記録する。この操作記録データ15は、例えば、電子計算機端末に表示された画面をキャプチャした画像データや、オペレータ2により電子計算端末に入力された数値データなどを挙げることができる。
一方、アプリケーションサーバ120は、内蔵された時計121と、クライアント1とオペレータ2との通話した通話音声記録10またはファクシミリデータに時計121から取得した時刻信号11を埋め込んで時刻信号埋め込み通話音声記録12とする時刻信号埋め込み手段122と、デジタル音声記録13、交換記録データ14及び操作記録データ15に関連するデジタル証明書17をタイムスタンプサーバ130から取得し、保管サーバ140へ格納するタイムスタンプ取得手段123とを具備する。
時刻信号埋め込み手段122は、電話交換器50を介して接続されたクライアント1とオペレータ2とのアナログデータからなる通話音声記録10に所定の間隔で時計121から取得した時刻信号11を埋め込む。
詳しくは、時刻信号埋め込み手段122は、図3に示すように、アナログデータである通話音声記録10またはファクシミリデータに、通話開始時、通話終了時及びこれらの間の一定周期でデジタルデータである時刻信号11を埋め込んで時刻信号埋め込み通話音声記録12とする。
このように時刻信号埋め込み手段122により、所定間隔で時刻信号11が埋め込まれた時刻信号埋め込み通話音声記録12は、上述したように、記録手段110のデジタル音声記録手段111によりデジタル変換されてデジタル音声記録13として記録される。
このとき、時刻信号11が埋め込まれたアナログデータである時刻信号埋め込み通話音声記録12をデジタル音声記録13にデジタル変換するので、時刻信号11の埋め込み状態を検証することによりデジタル音声記録手段111によって記録されたデジタル音声記録13の改ざんを看過することができる。
また、タイムスタンプ取得手段123は、上述した記録手段110によって記録されたデジタル音声記録13を取得すると共に、当該デジタル音声記録13に関連する交換記録データ14及び端末記録データ15を取得し、これら全ての一方向関数値16Aをタイムスタンプサーバ130に送り、且つタイムスタンプサーバ130からデジタル証明書17を取得し保管する。
このように、タイムスタンプ取得手段123により取得されたデジタル記録データ16及びデジタル証明書17は、保管サーバ140に日時確定音声記録18としてデータベース化されて保管される。
ここで、図2を参照して、日時確定音声記録センター100及び時刻公証センター200により作成されるデジタル記録データ16について詳細に説明する。
まず、図2に示すように、電話交換器50を介して交わされたクライアント1とオペレータ2との通話音声記録10またはファクシミリデータは、アプリケーションサーバ120の時刻信号埋め込み手段122により時刻信号埋め込み通話音声記録12として記録される。この時刻信号埋め込み通話音声記録12は、記録手段110のデジタル音声記録手段111によってデジタル音声記録13として記録される。
また、電話交換器50を介して交わされたオペレータ1とクライアント2との通話またはファクシミリ通信に対する電話交換器50の各種データは、記録手段110の交換記録データ保有手段112によって交換記録データ14として記録される。
さらに、オペレータ1のクライアント2との通話またはファクシミリ通信による端末操作は、記録手段110の端末操作記録手段113によって端末記録データ15として記録される。
このように記録されたデジタル音声記録13と、これに関連する交換記録データ14及び端末記録データ15とからなるデジタル記録データ16は、アプリケーションサーバ120のタイムスタンプ取得手段123により、一方向関数値16Aとしてタイムスタンプサーバ130へ渡される。ここで、一方向関数値16Aは、例えば、ハッシュ(HASH)値、メッセージダイジェストとも呼ばれるもので、ハッシュ関数などの不可逆な一方向関数により生成された、例えば、固定長の疑似乱数である。同一のデータからは同一の一方向関数値が得られるが、一方向関数値から元のデータを再現することはできない。そして、タイムスタンプサーバ130は、タイムスタンプ取得手段123からのデジタル記録データ16の一方向関数値16Aを受け取り、これにタイムスタンプ情報を付加したデジタル証明書17を作成する。なお、デジタル証明書17の詳細は後述するが、所定の手順により暗号化・署名されているのが好ましい。
また、タイムスタンプ取得手段123は、デジタル音声記録13、交換記録データ14及び端末記録データ15に関連づけてタイムススタンプサーバ130から発行されたデジタル証明書17を取得し、保管サーバ140へ格納する。
すなわち、日時確定音声記録センター100の保管サーバ140は、デジタル音声記録13とこれに関連する交換記録データ14及び端末記録データ15とからなるデジタル記録データ16と、このデジタル記録データ16に関連するデジタル証明書17とを日時確定音声記録18としてデータベース化する。このようにデータベース化された日時確定音声記録18及びこれに関連するデジタル音声記録13は、日時確定音声記録センター100に接続された図示しない検索端末などから、例えば、着信時刻、終了時刻、内線番号、発信者番号等の交換記録データ14や、通話開始時刻及び通話終了時刻や、端末記録データ15などの各種データから検索して容易に取り出すことができる。
ここで、タイムスタンプサーバ130の時刻校正を行う時刻公証センター200は、時刻校正手段201を具備し、時刻校正手段201は、例えば、セシウム原子時計202から時刻ソースが供給されるマスタークロック203及びマスタークロック203から時刻配信される時刻配信サーバ204を具備し、時刻配信サーバ204がタイムスタンプサーバ130に内蔵されて時刻情報を出力する時計を定期的に校正する。ここで、マスタークロック203及び時刻配信サーバ204は、協定世界時又は日本標準時等と直接又は間接的に別途監査を受けているものとする。
時刻公証センター200は、定期的にタイムスタンプサーバ130にアクセスし、内蔵される時計の校正を行うと共に、タイムスタンプサーバ130の固有ID20及び当該タイムスタンプサーバ130が使用する公開鍵の公開鍵証明書22を取得し、当該公開鍵証明書の一方向関数値であるハッシュ値を含む時刻校正証明書を発行する。
ここで、上述したようなタイムスタンプサーバ130の一例及びこのタイムスタンプサーバ130により発行されるデジタル証明書の一例を図4を参照しながらさらに詳細に説明する。なお、図4は、本発明の実施形態1に係るタイムスタンプサーバ及びデジタル証明書を説明する図である。
図4に示すように、タイムスタンプサーバ130は、時刻公証センター200により管理された固有ID20を有すると共に時計131を内蔵し、デジタル証明書作成手段132を具備する。また、デジタル証明書17を作成する際に暗号化に使用する秘密鍵21及びこの秘密鍵21と対をなす公開鍵の公開鍵証明書22を有する。また、タイムスタンプサーバ130の時計131は、上述したように、時刻公証センター200の時刻校正手段201により定期的に所定のタイミングで校正されており、この校正時に時刻校正証明書30を受信し、これを保管している。
デジタル証明書作成手段132は、タイムスタンプ取得手段123から取得した一方向関数値16Aに時計131から取得した時刻情報を付加したタイムスタンプ情報23を作成すると共に、このタイムスタンプ情報23を秘密鍵21で暗号化すると共に署名した電子署名24を作成し、デジタル証明書17として出力する。従って、デジタル証明書17はタイムスタンプ情報23及び電子署名24を具備し、さらにタイムスタンプ用秘密鍵の公開鍵証明書22及び時刻校正証明書30を含むものである。なお、デジタル証明書17はこれに限定されるものではなく、少なくともタイムスタンプ情報23及び電子署名24を含むものであればよい。
このようにデジタル音声記録13にデジタル変換する前のアナログデータである通話音声記録10またはファクシミリデータに時刻信号11を埋め込むと共に、デジタル音声記録13、交換記録データ14及び端末記録データ15の、デジタル証明書17を第3者機関である時刻公証センター200に認証されたタイムスタンプサーバ130から発行することにより、デジタル記録データ16及びデジタル音声記録13の時刻情報の改ざんを不可能とすると共に、公証された時刻を保有するものとするので、デジタル記録データ16に客観性を持たせて、公証となり得るデータとすることができる。
図5は、本発明の実施形態2に係る日時確定音声記録システムの概要を示す図である。なお、上述した実施形態1と同様の構成には、同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図5に示すように、日時確定音声記録システムは、利用者となる企業内に設けられた電話交換器50と、日時確定音声記録センター100Aとを具備し、この利用者とは独立した第3者機関に、時刻公証センター200が設けられ、さらに、時刻公証センター200とは独立した第3者機関にタイムスタンプサーバ130Aを具備する内容公証センター135が設けられている。
日時確定音声記録センター100Aは、記録手段110、アプリケーションサーバ120及び保管サーバ140を具備する。
また、内容公証センター135は、日時確定音声記録センター100Aが設けられた利用者とは独立した第3者機関であり、タイムスタンプサーバ130Aを具備する。このタイムスタンプサーバ130Aも、上述した実施形態1の日時確定音声記録センター100に隣接して設けられたタイムスタンプサーバ130と同様にアプリケーションサーバ120から一方向関数値16Aを取得して、デジタル証明書17を発行するものである。
さらに、時刻公証センター200は、上述した実施形態1と同様に、日時確定音声記録センター100A及び内容公証センター135のそれぞれと独立した第3者機関に設けられている。
この時刻公証センター200も、上述した実施形態1と同様に、タイムスタンプサーバ130Aに内蔵されて時刻情報を出力する時計を定期的に校正する。
そして、日時確定音声記録センター100Aと内容公証センター135とは、インターネット、専用線等のネットワークを介して相互に接続され、タイムスタンプサーバ130Aと時刻公証センター200とも、インターネット、専用線等のネットワークを介して相互に接続されている。
このように、タイムスタンプサーバ130Aを利用者となる企業とは独立した第3者機関である内容公証センター135に設けて相互にネットワークを介して接続することで、タイムスタンプサーバ130Aにより発行されたデジタル証明書17の客観性を更に高めた公証となり得るデジタル証明書17とすることができる。
図6は、本発明の実施形態3に係る日時確定音声データ認証システムの概要を示す図である。なお、上述した実施形態1及び2と同様の構成には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
日時確定音声データ認証システムは、図6に示すように、利用者となる企業内に設けられた電話交換器50及び日時確定音声記録センター100Aと、日時確定音声記録センター100Aとは独立した第3者機関である内容公証センター135に設けられたタイムスタンプサーバ130Aと、さらに、日時確定音声記録センター100A及び内容公証センター135とはそれぞれと独立した第3者機関に設けられた時刻公証センター200Aと、さらに、日時確定音声記録センター100A、内容公証センター135及び時刻公証センター200Aのそれぞれと独立した第3者機関に設けられた内容検証センター300とを具備する。
日時確定音声記録センター100Aは、上述した実施形態2と同様に、記録手段110、アプリケーションサーバ120及び保管サーバ140を具備する。
また、時刻公証センター200Aは、時刻校正手段201と、管理手段210と、時刻検証手段211とを具備する。
時刻公証センター200Aは、時刻校正手段201による時刻校正時に管理手段210がタイムスタンプサーバ130Aの固有ID20及び公開鍵証明書22を取得すると共に、タイムスタンプサーバ130Aへ時刻校正証明書30を発行する。したがって、タイムスタンプサーバ130Aが発行したデジタル証明書17に包含される時刻校正証明書30により、時刻検証手段211はタイムスタンプサーバ130Aが適正なデジタル証明書17を生成しているかどうかを監視し、検証することができる。
また、時刻公証センター200Aは、タイムスタンプサーバ130Aに内蔵されて時刻情報を出力する時計を定期的に校正する。
一方、内容検証センター300は、デジタル証明書17の作成に用いたデジタル記録データ16の一方向関数値16Aを取得し、保管すると共にデジタル証明書17の内容の妥当性を検証する検証手段301を具備する。
検証手段301は、タイムスタンプサーバ130Aが発行したデジタル証明書17を受け付け、これを検証し、その結果を検証証明書等として発行する。
ここで、図7を参照して、時刻公証センター200A及び内容検証センター300について説明する。なお、図7は、時刻公証センター及び内容検証センターの詳細を示す図である。
図7に示すように、時刻公証センター200A又は内容検証センター300には、日時確定音声記録センター100Aを利用している利用者又は、クライアント1、裁判所等の第3者からデジタル証明書17及び必要に応じてデジタル音声記録13等のデータが送られる。
時刻公証センター200Aの時刻検証手段211は、受け付けたデジタル証明書17に含まれる時刻校正証明書30及びタイムスタンプ情報23と、管理手段210が保管する固有ID20及び公開鍵証明書22とから、デジタル証明書17の時刻校正証明書30及びタイムスタンプ情報23が改ざんされていないかどうかを検証する。そしてこの検証結果を時刻検証証明書40としてデジタル証明書17の送付元に発行する。これにより、デジタル証明書17のタイムスタンプ情報23の公証性を高めることができる。
一方、内容検証センター300の検証手段301は、受け付けたデジタル証明書17のタイムスタンプ情報23に含まれる一方向関数値16Aと、このデジタル証明書17の作成に用いたデジタル記録データ16の一方向関数値16Aとを比較することで、受け付けたデジタル証明書17の改ざんなどのさらに高精度な検証を行う。また、内容検証センター300に保管された一方向関数値16Aと、日時確定音声記録センター100Aに保管されたデジタル音声記録13等のデータとを比較検証することにより、保管サーバ140に保管されたデジタル音声記録13等の改ざんがないことを検証し、これを証明する。このような検証結果は、検証証明書41としてデジタル証明書17の送付元に発行する。これにより、デジタル証明書17及びデジタル音声記録13等の公証性を高めることができる。
なお、日時確定音声記録センター100Aに保管されたデジタル音声記録13の改ざんを検証するには、例えば、記録手段110に保管されたデジタル音声記録13と、これに関連する交換記録データ14及び端末記録データ15とからなるデジタル記録データを再度取得し、取得したデジタル記録データから新たに一方向関数値を生成し、生成した一方向関数値と、内容検証センター300に保管されたデジタル証明書17の作成に用いた一方向関数値16Aとを比較することで行うことができる。また、デジタル音声記録13の検証は、デジタル音声記録13に埋め込まれた時刻信号11の乱れ等を確認することにより行うこともできる。
このように、本実施形態では、日時確定音声記録センター100A及び内容公証センター135とは独立した第3者機関に設けられた時刻公証センター200Aがタイムスタンプサーバ130Aの生成するデジタル証明書17を監視し、検証するため、客観性を高めることができる。また、日時確定音声記録センター100A、内容公証センター135及び時刻公証センター200Aのそれぞれと独立した第3者機関に設けられた内容検証センター300により、デジタル証明書17の妥当性を検証することにより、さらに客観性を高めて、デジタル記録データ16及びデジタル証明書17の公証性を証明することができる。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は上述したものに限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態1〜3では、デジタル記録データ16と共にデジタル証明書17をデータベース化して蓄積するようにしたが、これに加えて、デジタル証明書17に含まれるタイムスタンプ情報23をクライアント1に伝えるようにしてもよい。これにより、クライアント1は、オペレータ2に伝えた通話音声の保管状況を把握することができる。なお、クライアント1へのタイムスタンプ情報23の通知は、電子メールなどにより行うことができる。
また、例えば、上述した実施形態1〜3では、公衆電話網に接続された電話交換器50を介してクライアント1とオペレータ2とが通話した通話音声記録10やファクシミリデータを記録するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、通話音声記録とファクシミリデータの両方を記録し取引の記録の精度を高めることも可能であり、この他クライアント1が自動音声案内に応じて通話を行うようにしてもよい。この場合にも、クライアント1と自動音声案内との間に上述した実施形態1〜3の日時確定音声記録システム又は日時確定音声記録データ認証システムを用いることで、上述した実施形態1〜3と同様の効果を得ることができる。
さらに、上述した実施形態1〜3では、アプリケーションサーバ120に内蔵された時計121の時刻信号11を通話音声記録10に埋め込むようにしたが、この時計121の時刻信号11をタイムスタンプサーバ130から取得するようにしてもよい。
本発明の実施形態1に係る日時確定音声記録システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態1に係る日時確定音声記録の概要を示す図である。 本発明の実施形態1に係る時刻信号埋め込み通話音声記録を模式的に示す図である。 本発明の実施形態1に係るタイムスタンプサーバ及びデジタル証明書を示す図である。 本発明の実施形態2に係る日時確定音声記録システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態3に係る日時確定音声データ認証システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態3に係る時刻公証センター及び内容検証センターの詳細を示す図である。
符号の説明
1 クライアント
2 オペレータ
10 通話音声記録
11 時刻信号
12 時刻埋め込み通話音声記録
13 デジタル音声記録
14 交換記録データ
15 端末記録データ
50 電話交換器
100、100A 日時確定音声記録センター
110 記録手段
111 デジタル音声記録
112 交換記録データ保有手段
113 端末操作記録手段
120 アプリケーションサーバ
121 時計
122 時刻信号埋め込み手段
123 タイムスタンプ取得手段
130、130A タイムスタンプサーバ
135 内容公証センター
200、200A 時刻公証センター
300 内容検証センター

Claims (15)

  1. 電話交換器を介して公衆電話網と接続した電話の通話音声記録および/またはファクシミリデータをデジタル変換してデジタル音声記録として記録する音声デジタル録音装置を用い、電子データの一方向関数値からなる電子情報に時刻情報を付加してデジタル署名したデジタル証明書を発行するタイムスタンプサーバへ前記デジタル音声記録を送って前記デジタル証明書を取得することにより日時確定音声記録を保存する日時確定音声記録システムであって、
    前記音声デジタル録音装置がデジタル変換する前の前記通話音声記録および/または前記ファクシミリデータに、前記タイムスタンプサーバから取得した時刻信号を所定の間隔で埋め込み、時刻信号埋め込み通話音声記録とする時刻信号埋め込み手段と、
    前記時刻信号埋め込み通話音声記録をデジタル変換して、デジタル音声記録として記録するデジタル音声記録手段と、
    前記電話交換器が保有する前記通話音声記録および/または前記ファクシミリデータに関する交換記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する交換記録データ保有手段と、
    前記電話を介して通話しているオペレータが使用する電子計算機端末の操作記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する端末操作記録手段と、
    前記デジタル音声記録を取得すると共に当該デジタル音声記録に関連する前記交換記録データ及び前記操作記録データを取得し且つこれら全てのデータの一方向関数値を前記タイムスタンプサーバへ送って前記デジタル証明書を取得して保管するタイムスタンプ取得手段と、を具備するようにしたことを特徴とする日時確定音声記録システム。
  2. 請求項1記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記タイムスタンプ取得手段は、前記音声デジタル録音装置から前記デジタル音声記録の一方向関数値を取得することを特徴とする日時確定音声記録システム。
  3. 請求項1又は2記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記タイムスタンプサーバは、前記音声デジタル録音装置と離れた場所に載置され、両者がネットワークを介して接続されていることを特徴とする日時確定音声記録システム。
  4. 請求項1又は2記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記タイムスタンプサーバは、前記音声デジタル録音装置と隣接する場所に載置されているが、前記利用者とは独立する第3者に管理されていることを特徴とする日時確定音声記録システム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記タイムスタンプサーバの時刻情報は、協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基準時刻を刻む基準時刻手段を有する時刻公証センターにより定期的に校正されていることを特徴とする日時確定音声記録システム。
  6. 請求項5記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記時刻公証センターは、ネットワークを介して前記タイムスタンプサーバにアクセスして当該タイムスタンプサーバのID及び特定情報を取得することを特徴とする日時確定音声記録システム。
  7. 請求項5又は6記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記時刻公証センターは、時刻校正を行う際に時刻校正証明書を前記タイムスタンプサーバに送信し、当該タイプスタンプサーバは、この時刻校正証明書を含めて前記デジタル証明書を発行することを特徴とする日時確定音声記録システム。
  8. 請求項6又は7記載の日付確定音声記録システムにおいて、前記特定情報は、前記タイムスタンプサーバが使用する秘密鍵と対をなす公開鍵の公開鍵証明書であることを特徴とする日時確定音声記録システム。
  9. 電話交換器を介して公衆電話網と接続した電話の通話音声記録および/またはファクシミリデータをデジタル変換してデジタル音声記録として記録する音声デジタル録音装置を利用者が使用する一方、電子データの一方向関数値からなる電子情報に時刻情報を付加してデジタル署名したデジタル証明書を発行するタイムスタンプサーバを保有する内容公証センターと、前記タイムスタンプサーバの時刻情報を校正する時刻公証センターと、前記デジタル証明書の妥当性を検証する内容検証センターとを設けて、相互にネットワークを介して接続するようにし、
    前記音声デジタル録音装置がデジタル変換する前の前記通話音声記録および/または前記ファクシミリデータに、前記タイムスタンプサーバから取得した時刻信号を所定の間隔で埋め込み、時刻信号埋め込み通話音声記録とする時刻信号埋め込み手段と、
    前記時刻信号埋め込み通話音声記録をデジタル変換して、デジタル音声記録として記録するデジタル音声記録手段と、
    前記電話交換器が保有する前記通話音声記録および/または前記ファクシミリデータに関する交換記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する交換記録データ保有手段と、
    前記電話を介して通話しているオペレータが使用する電子計算機端末の操作記録データを前記デジタル音声記録と関連づけて記録する端末操作記録手段と、を設け、
    前記デジタル音声記録を取得すると共に当該デジタル音声記録に関連する前記交換記録データ及び前記操作記録データを取得し且つこれら全てのデータの一方向関数値を前記タイムスタンプサーバへ送って前記デジタル証明書を取得して保管するタイムスタンプ取得手段を具備するようにし、
    前記時刻公証センターは、協定世界時に基づいて校正されている信頼できる基準時刻を刻むと共に前記タイムスタンプサーバの時刻校正を行う時刻校正手段と、前記タイムスタンプサーバが固有に使用する秘密鍵と対をなす公開鍵の情報若しくは当該公開鍵を特定するための情報であって前記電子証明書に含まれる特定情報を当該タイムスタンプサーバのIDと共に蓄積する管理手段とを具備し、
    前記内容検証センターは、前記デジタル証明書の妥当性を検証する検証手段を具備するようにしたことを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
  10. 請求項9記載の日付確定音データ認証システムにおいて、前記タイムスタンプ取得手段は、前記音声デジタル録音装置から前記デジタル音声記録の一方向関数値を取得することを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
  11. 請求項9又は10記載の日付確定音データ認証システムにおいて、前記時刻公証センターは、前記デジタル証明書に基づいた検証要求を受け付けて前記管理手段が蓄積した情報に基づいて時刻検証を行う時刻検証手段を具備することを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
  12. 請求項9〜11の何れか記載の日付確定音データ認証システムにおいて、前記検証手段は、前記デジタル証明書と共に前記デジタル音声記録などの当該デジタル証明書の作成に用いたデータを用いて検証することを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
  13. 請求項12に記載の日付確定音データ認証システムおいて、前記検証手段は、前記タイムスタンプ手段から、前記タイムスタンプサーバへ送った一方向関数値と同一のデータを予め取得して保管しておくことを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
  14. 請求項9〜13の何れか記載の日付確定音データ認証システムにおいて、前記タイムスタンプサーバを前記利用者の音声デジタル録音装置に近接して載置して、前記内容公証センターが管理することを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
  15. 請求項9〜14の何れか記載の日付確定音データ認証システムにおいて、前記内容公証センターと前記内容検証センターが一体的に存在することを特徴とする日時確定音声データ認証システム。
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