Patents
Search within the title, abstract, claims, or full patent document: You can restrict your search to a specific field using field names.
Use TI= to search in the title, AB= for the abstract, CL= for the claims, or TAC= for all three. For example, TI=(safety belt).
Search by Cooperative Patent Classifications (CPCs): These are commonly used to represent ideas in place of keywords, and can also be entered in a search term box. If you're searching forseat belts, you could also search for B60R22/00 to retrieve documents that mention safety belts or body harnesses. CPC=B60R22 will match documents with exactly this CPC, CPC=B60R22/low matches documents with this CPC or a child classification of this CPC.
Learn MoreKeywords and boolean syntax (USPTO or EPO format): seat belt searches these two words, or their plurals and close synonyms. "seat belt" searches this exact phrase, in order. -seat -belt searches for documents not containing either word.
For searches using boolean logic, the default operator is AND with left associativity. Note: this means safety OR seat belt is searched as (safety OR seat) AND belt. Each word automatically includes plurals and close synonyms. Adjacent words that are implicitly ANDed together, such as (safety belt), are treated as a phrase when generating synonyms.
Learn MoreChemistry searches match terms (trade names, IUPAC names, etc. extracted from the entire document, and processed from .MOL files.)
Substructure (use SSS=) and similarity (use ~) searches are limited to one per search at the top-level AND condition. Exact searches can be used multiple times throughout the search query.
Searching by SMILES or InChi key requires no special syntax. To search by SMARTS, use SMARTS=.
To search for multiple molecules, select "Batch" in the "Type" menu. Enter multiple molecules separated by whitespace or by comma.
Learn MoreSearch specific patents by importing a CSV or list of patent publication or application numbers.
ガス中のナノ粒子計測装置及び方法
JP4183668B2
Japan
- Other languages
English - Inventor
祥啓 出口 浩平 川添 伸幸 田中 - Current Assignee
- Central Research Institute of Electric Power Industry
- Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Description
translated from
また、複数に分割した減圧室の減圧度を異なるようにし、減圧度の低い減圧室でプラズマ化することで、ナノ粒子のみをプラズマ化させることができる。
また、同位体ガス成分などの当該試料に含まれていないガス成分を混入させ、該ガス成分のピークが出ないような範囲で計測することで、ガス成分の影響を受けることなく、ナノ粒子由来の揮発性有機化合物の分析が可能となる。
本発明による参考例1に係るガス中の微量成分計測装置について、図面を参照して説明する。
図1は、参考例1に係るガス中の微粒子成分計測装置を示す概念図である。図1に示すように、ガス中の微粒子成分計測装置10−1は、ガス中の微粒子成分を計測するガス中の微粒子成分計測装置であって、複数の減圧度の異なる第1の減圧室11−1と第2の減圧室11−2からなる減圧チャンバ11と、減圧度の高い第1の減圧室11−1に設けられ、微粒子成分を含むガス12を導入するガス導入部13と、減圧度の高い第1の減圧室11−1と減圧度の低い第2の減圧室11−2とを連通すると共に、導入された微粒子成分を含むガス12を構成するガス成分12aと微粒子成分12bとを分離する分離部14と、減圧度の低い第2の減圧室11−2内に導入された微粒子成分12bをプラズマ化させるプラズマ化装置であるレーザ装置(図示せず)から照射されるレーザ光Lと、該レーザ光Lにより発生したプラズマ16を計測する検出装置である光検出器17とを具備してなるものである。
また、ガス導入部13内において、図示しないスプリッタにより、減圧室11内に導入するガス量を調整しており、スプリット比を90:10〜99.9:0.1となるようにしている。
また、この光検出器としては、例えば分光器とICCDカメラ(イメージ・インテンシファイアとCCD素子をファイバー・カップリングしたカメラ)とから構成されるようにしてもよい。
図2は、参考例2に係るガス中の微粒子成分計測装置を示す概念図である。本参考例のガス中の微粒子成分計測装置10−2は、参考例1の装置において、ガス中に同位体ガスを導入するようにしており、その他の構成は参考例1と同様であるので、同一部材については、同一符号を付してその説明は省略する。図2に示すように、ガス中の微粒子成分計測装置10−2は、ガス導入部13に導入するガス12に同位体ガス31を混入するようにしたものである。
本発明による参考例3に係るガス中の微粒子成分計測装置について、図面を参照して説明する。
図3は、参考例3に係るガス中の微粒子成分計測装置を示す概念図である。なお、図1にかかる微粒子成分計測装置と同一部材については、同一符号を付してその説明は省略する。
本参考例では、参考例1において用いたレーザ照射装置によるプラズマ化の代わりに、放電電極によりプラズマ化を行うものである。
図3に示すように、本参考例のガス中の微粒子成分計測装置10−3にかかるプラズマ化装置は、放電40を発生させる電極41,41と、該電極41,41間に電圧を供給する放電ユニット42とから構成されている。ここで、放電パルス幅は1μs以下とすることが好ましい。
本発明による参考例4に係るガス中の微粒子成分計測装置について、図面を参照して説明する。
図4は、参考例4に係るガス中の微粒子成分計測装置を示す概念図である。なお、図3にかかる微粒子成分計測装置と同一部材については、同一符号を付してその説明は省略する。
本参考例では、参考例3の装置において、減圧チャンバ11内に複数の分離部14−1,14−2を設け、減圧チャンバ11内を減圧度の異なるようにしたものである。
図5は、参考例5に係るガス中の微粒子成分計測装置を示す概念図である。本参考例のガス中の微粒子成分計測装置10−5では、参考例4において、第3の減圧室11−3内にイオンを加速するイオン加速電極51を設け、加速したイオンを質量分析管52に送り、イオン検出器53で質量を検出するようにしている。
すなわち、図5に示すように、第1の分離部14−1でガス成分12aを分離して微粒子成分12bとし、放電40によりプラズマ16を発生し、該プラズマを第2の分離部14−2を通過させて、イオン加速電極51で加速させ、飛行時間型質量分析計(TOFMS:Time−of−flight mass spectrometry)のイオン検出器53で分析するようにしている。
図6は、参考例6に係るガス中の微粒子成分計測装置を示す概念図である。本参考例のガス中の微粒子成分計測装置10−6は、参考例5において、第2の分離部14−2を設けず、しかもイオン加速電極51内において、レーザ光Lを照射するようにしている。
すなわち、図6に示すように、ガス中の微粒子成分計測装置10−6にかかる分離部14でガス成分12aを分離して微粒子成分12bとし、レーザ光Lにより微粒子成分12bをプラズマ化させ、該プラズマイオンを加速電極51で加速させ、飛行時間型質量分析計(TOFMS:Time−of−flight mass spectrometry)のイオン検出器53で分析するようにしている。
すなわち、図7に示すように、第1の分離部14−1でガス成分12aを分離して微粒子成分12bとし、ここに第1のレーザ光L−1を照射させて、微粒子成分12bの揮発性有機化合物(VOC)をプラズマ化させ、微粒子成分12bの核の部分を第2の分離部14−2を通過させて、第3の減圧装置11−3に導入し、イオン加速電極51内にて第2のレーザ光L−2を照射させて微粒子成分12bの核部分又は揮発性有機化合物(VOC)をプラズマ化させ、該プラズマイオンを加速電極51で加速させ、飛行時間型質量分析計(TOFMS:Time−of−flight mass spectrometry)のイオン検出器53で分析するようにしている。
これにより、揮発性有機化合物以外の核部分全体をイオン化することとなり、核部分全体の質量分析が可能となる。
図9は揮発性有機化合物の成分のみ計測したものであり、レーザ光の波長は266nm、レーザ出力は2mJ/pであり、レーザ光を集光しない場合である。
なお、測定においては、第3の減圧室11−3内の減圧度を10-3torrとし、質量分析管52内の減圧度を10-5〜10-6torrとした。
レーザ光の波長は1064nmであり、レーザ出力は500mJ/pであり、レーザを集光させた場合である。この結果より、微粒子成分であるナノ粒子の核部分であるNa成分とS成分の分析ができた。
11 減圧チャンバ
11−1 第1の減圧室
11−2 第2の減圧室
11−3 第3の減圧室
12 微粒子成分を含むガス
13 ガス導入部
14 分離部
14−1 第1の分離部
14−2 第2の分離部
16 プラズマ
17 光検出器
L レーザ光
Claims (14)
Hide Dependent
translated from
- 計測対象ガス中の微粒子成分から、粒径が100nm以下のナノ粒子を分離して計測するガス中のナノ粒子計測装置であって、
粒径が100nm以下のナノ粒子を分級する粒径分級部と、
複数の減圧度の異なる減圧室からなる減圧チャンバと、
減圧度の高い減圧室に設けられ、ナノ粒子を含むガスを導入するガス導入部と、
減圧度の高い減圧室と減圧度の低い減圧室とを連通すると共に、導入されたガス成分とナノ粒子とを分離する分離部と、
減圧度の低い減圧室内に導入されたナノ粒子をプラズマ化させるプラズマ化装置と、
該プラズマ化装置により発生したプラズマを計測する検出装置とを具備してなると共に、
前記減圧チャンバが分離部により少なくとも三分割されてなり、減圧度の高い第1の減圧室と減圧度の低い第2の減圧室と第2の減圧室よりもさらに減圧度の低い第3の減圧室とを備え、
前記第2の減圧室でナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させると共に、前記第3の減圧室でナノ粒子を計測してなることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1において、
前記第2の減圧室のプラズマ化装置が波長180〜400nmの範囲のレーザ光をナノ粒子に照射してナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させるレーザ装置であり、第3の減圧室のプラズマ化装置が180〜400nmの範囲のレーザ光を気化した揮発性有機化合物に照射してイオン化させるレーザ装置であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1において、
前記第2の減圧室のプラズマ化装置が波長180〜400nmの範囲のレーザ光をナノ粒子に照射してナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させるレーザ装置であり、第3の減圧室のプラズマ化装置が400〜2000nmの範囲のレーザ光をナノ粒子の核に照射してイオン化させるレーザ装置であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1乃至3の何れか一つにおいて、
前記ガス導入部の圧力が大気圧であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1乃至4の何れか一つにおいて、
前記粒径分級部に導入する同伴ガスが不活性ガスであることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1乃至5の何れか一つにおいて、
計測対象ガスに同位体ガス成分を混入してなることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1乃至6の何れか一つにおいて、
ガス導入部と第1の減圧室と第2の減圧室の圧力比が10倍以上であり、
第1の減圧室と第2の減圧室の圧力比が2倍以上であり、且つ
第2の減圧室と第3の減圧室の圧力比が10倍以上であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項1乃至7の何れか一つにおいて、
前記プラズマを計測する検出装置が質量分析装置であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項8において、
イオン化したプラズマを濃縮するトラップを設けてなることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 請求項2又は3において、
前記ナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させるレーザがパルスレーザであり、そのパルス幅は10ns以下であり、レーザ出力が1mJ/p以上500mJ/p以下であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測装置。 - 計測対象ガス中の微粒子成分から、粒径が100nm以下のナノ粒子を分離して計測するガス中のナノ粒子計測方法であって、
粒径が100nm以下のナノ粒子を分級し、
分離部により少なくとも三分割された複数の減圧度の異なる第1〜第3の減圧室を有する減圧チャンバ内に、ナノ粒子を含むガスを導入し、
減圧度の高い減圧室から順に減圧度の低い減圧室へガスを分離しつつナノ粒子を分離し、
第2の減圧室でナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させると共に、第3の減圧室でナノ粒子を計測することを特徴とするガス中のナノ粒子計測方法。 - 請求項11において、
前記第2の減圧室で波長180〜400nmの範囲のレーザ光をナノ粒子に照射してナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させると共に、第3の減圧室で波長180〜400nmの範囲のレーザ光を気化した揮発性有機化合物に照射してイオン化させることを特徴とするガス中のナノ粒子計測方法。 - 請求項11において、
前記第2の減圧室で波長180〜400nmの範囲のレーザ光をナノ粒子に照射してナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させると共に、第3の減圧室で波長400〜2000nmの範囲のレーザ光をナノ粒子の核に照射してイオン化させることを特徴とするガス中のナノ粒子計測方法。 - 請求項12又は13において、
前記ナノ粒子の揮発性有機化合物を気化させるレーザがパルスレーザであり、そのパルス幅は10ns以下であり、レーザ出力が1mJ/p以上500mJ/p以下であることを特徴とするガス中のナノ粒子計測方法。