JP4181564B2 - 横穴空洞部の充填方法 - Google Patents

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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

本発明は、廃坑や防空壕などの横穴空洞部を発泡モルタルで充填する方法に関する。
従来、防空壕や採鉱坑跡などの廃坑の空洞部を充填する際には、エアーミルクや、流動化処理土貧配合コンクリートによる埋め戻しが行われている。
この場合、注入材が流失しないように、開口部にセメントミルクのようなセメント系注入材料を数回に分けて打設し、徐々に高さを増して該開口を塞いでいる。
一方、地中にある空洞部にセメント系注入材料を充填する工法として、特開2003−293691号の空洞部の限定注入工法では、炭坑跡等のトンネル状の地下空洞の所定領域を注入材により充填するのに、該領域の端部に仕切壁を作成し、仕切られた領域に注入材を充填するという施工を地上から行うものである。
即ち、この工法では、仕切壁を設けたい個所の真上に縦穴を掘り、該縦穴から空洞部内に塊状物(砂利や砕石、瓦礫、土嚢袋でもよい)を投下し、これを所定の高さまで積み上げて仕切壁を作成する。
次いで、仕切壁の上方からセメント系注入材料を注入して仕切壁の表層部に付加して仕切壁を緻密にする。
そして、前記縦穴とは別に経路を掘り、該経路を介して仕切壁によって仕切られた空洞部の内側にセメントミルクなどの注入材を注入している。
そのため地上から空洞部の所定個所に向かって縦穴や経路を掘る必要があるが、位置決めを正しく行わなければならず、また、空洞部が地中深く設けられている場合には穴を掘る作業のための機械が必要となる。
また、いずれの工法も、常設プラント、または現場プラントで製作された注入材をポンプにて注入個所に圧送するもので、施工位置付近に約50〜80m2の施工ヤードを必要としており、密集地等での施工が困難であり、また配管距離が長くなると、埋め戻し材料の分離など品質が不安定となるという問題点もあった。
特開2003−293691号公報
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、発泡ウレタンを充填材として用いることで充填材の製作スペースを狭めることができると共に、横穴空洞部の内部で簡単に埋め戻し作業が行えるようにした横穴空洞部の全断面の充填方法を提供することにある。
この発明は、上記課題を解決するために、請求項1の横穴空洞部の充填方法の発明では、
横孔空洞部を施工現場で発泡ウレタンを製造しながら略隙間無く充填する充填方法であって、
ブロック型枠に発泡ウレタンを注入して硬化させウレタンブロックを製作するブロック製作工程と、
横孔空洞部の充填対象となる区画空間に前記ウレタンブロックを積み重ねて空洞部を埋める積重ね工程と
前記空洞部の壁面と積み重ねられたウレタンブロックとの間に形成された隙間の手前側の開口を隙間用型枠で覆って仕切る隙間用型枠組立工程と、
ウレタン注入装置により発泡ウレタンを前記隙間用型枠で仕切られた区画空間の隙間に注入して硬化させる隙間用注入工程とを有し、
前記隙間用型枠組立工程と隙間用注入工程とが、横孔空洞部と、積み重ねられたウレタンブロックとの左右側方の隙間空間の手前側の開口を、発泡ウレタン充填用の注入孔を有しない側方型枠で覆う隙間用側方型枠組立工程と、
上記側方型枠で仕切られた隙間に発泡ウレタンを注入して硬化させる側方隙間用注入工程と、
横孔空洞部と積み重ねられたウレタンブロックの上方の隙間空間の手前側の開口を発泡ウレタン充填用の注入孔を有する上方型枠で覆う隙間用上方型枠組立工程と、上記注入孔から発泡ウレタンを注入して硬化させる上方隙間用注入工程とからなることを特徴とする。
次ぎに、請求項2の発明では、
横孔空洞部を施工現場で発泡ウレタンを製造しながら略隙間無く充填する充填方法であって、
ブロック型枠に発泡ウレタンを注入して硬化させウレタンブロックを製作するブロック製作工程と、
横孔空洞部の閉塞端面から充填対象となる区画空間を設定し、該区画空間に前記ウレタンブロックを積み重ねて空洞部を埋める積重ね工程と
前記空洞部の壁面と前記積み重ねられたウレタンブロックとの間に形成された隙間空間の手前側の開口部分を隙間用型枠で仕切る隙間用型枠組立工程と、
ウレタン注入装置により発泡ウレタンを前記隙間用型枠で仕切られた区画空間の隙間に注入して硬化させる隙間用注入工程と、
前記隙間用型枠を撤去して新たな閉塞端面を形成する隙間用型枠撤去工程とからなって、
該新たな閉塞端面を基に前記ブロック製作工程または前記積重ね工程から隙間用型枠撤去工程までの工程を1回または複数回繰り返して横穴空洞部を積み重ねられたウレタンブロックと隙間に充填された発泡ウレタンとで埋め戻してなり、
前記隙間用型枠組立工程と隙間用注入工程とが、横孔空洞部と、積み重ねられたウレタンブロックとの左右側方の隙間空間の手前側の開口を、発泡ウレタン充填用の注入孔を有しない側方型枠で覆う隙間用側方型枠組立工程と、
上記側方型枠で仕切られた隙間に発泡ウレタンを注入して硬化させる側方隙間用注入工程と、
横孔空洞部と積み重ねられたウレタンブロックの上方の隙間空間の手前側の開口を発泡ウレタン充填用の注入孔を有する上方型枠で覆う隙間用上方型枠組立工程と、上記注入孔から発泡ウレタンを注入して硬化させる上方隙間用注入工程とからなることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前記ブロック型枠工程が、上面が開放されて、ウレタンブロックを取り出し可能な開閉部を設けたボックス状のブロック型枠と、該ブロック型枠の内壁面に沿って広げられる合成樹脂製の袋状シートまたは袋体を用い、
該袋状シートまたは袋体の内部に発泡ウレタンを注入して硬化させブロック型枠の内周面に沿ったウレタンブロックを成形し、
ブロック型枠の開閉部を開いて該型枠からウレタンブロックを取り出して使用に供することを特徴とする。
請求項4の発明では、
前記隙間空間に充填される発泡ウレタンは、発泡率がウレタンブロックよりも低い原料を用いたことを特徴とする。
この発明は、発泡ウレタンを充填材として用いることで、充填材の製作スペースを狭めることができ、横穴空洞部の内部で行うことができる。
また、横穴空洞部の現場で発泡ウレタンを充填しながら空洞部を埋めていくので、簡単且つ確実に空洞部の充填作業を行うことができる。
空洞部が長くても、複数の区画に仕切り、奥側から開口側に向かって順番に充填することができる。
また、空洞部内をウレタンブロックを積み重ねて塞ぎ、該ウレタンブロックと空洞部の内壁との隙部は発泡ウレタンで充填する場合は、空洞部内の危険個所での作業時間を大きく低減できる。
また、隙間に充填する発泡ウレタンの発泡率をウレタンブロックより低くすることで、周辺の緩んだ地山に浸透効果による改良、強化が図れると共に、梁硬化により、効率よく全体の強度を高めることができる。
更に、ウレタンブロックの製造に際しては、型枠に離型材の代わりとして合成樹脂製の袋状シートや袋体を用いることで作業の効率化が図れる。
この発明は、廃坑などの横穴空洞部内にウレタン注入装置を搬送しておき、横孔空洞部を区画空間に仕切り、型枠を用いて区画空間にウレタンブロックを積み重ねて隙間に発泡ウレタンを充填することで簡単で効率のよい横穴空洞部の充填を実現した。
ここで、図2から図5に横穴空洞部の充填方法の参考例1について説明する。
横穴空洞部1の充填方法は、充填材に発泡ウレタンを用いるので、空洞部内に充填材を製造するウレタン注入装置10と、これを駆動する発電機(図示せず)を搬送しておくことができ、施工ヤードを必要としない。
また、原材料は小口に分けて搬送しうるので、住宅密集地においても交通に与える影響は少ない。
[ウレタン注入装置]
この一例を示すウレタン注入装置10の概略構成は、図1で示すように、A液(ポリオール)を充填した第1タンク11と、B液(イソシアネート)を充填した第2タンク12と、第1タンク11および第2タンク12を注入ホースHを介してそれぞれミキシングユニット15に導入させる第1ポンプ13、第2ポンプ14と、前記ミキシングユニット15に連結された注入管16とからなっている。
なお、図中、符号17は圧力計、18、19はストップバルブである。
[発泡ウレタン]
発泡ウレタンの原料液は、前述のようにポリオールとイソシアネートを主成分とした2液混合のものを用いており、例えば特開2000−281742の空洞充填組成物を用いることが好ましい。
この原料液は、発泡倍率を変えることができ、対象となる地山あるいは現場状況に応じて、10倍(圧縮強度1N/mm2)から50倍(圧縮強度0.1N/mm2)の設定を行うことができる。
上記は原材料は、缶(18リットル)またはコンテナ(1m3)で2液別々に搬送し、現地にて前記ウレタン注入装置10により混合し、所定の倍率に発泡、固化させる。
[型枠組立工程]
そして、充填方法の第1工程として、型枠2を組立て、横孔空隙部1の充填個所を間仕切りして、密閉された区画空間1Aを形成する。
この型枠2は、図2で示すように、横孔空洞部1の閉塞端面、例えば先端の閉塞された個所、あるいは、貫通孔の場合は砕石やコンクリート等で塞がれた個所や、反対側に固定した型枠(図示せず)を閉塞端面として所定間隔だけ離間した位置に前記型枠2を設けて横孔空洞部1を区切り、密閉された第1の区画空間1Aを形成するものである。
この型枠2は、図2(a)で示すように、型枠となる板材の内面側に養生シート(図示せず)を固着した構成からなっており、上部両側に一対の確認孔2aを形成し、上部中央には注入孔2bを穿設している。
そして、この型枠2は、所定位置で横孔空洞部1の縦断面に整合して略隙間無く塞ぐように、型枠2の外形を形成し、図2(b)に示すように前記位置に型枠2を仮設する。
[ウレタン注入工程]
次に、第2工程として、前記注入孔2bに、ウレタン注入装置10の注入管16を挿入し、型枠2で仕切られた第1の区画空間1Aに隙間無く発泡ウレタン液を充填する。
そして、発泡ウレタンを発泡させ、硬化させる。
[型枠撤去工程]
次に、第3工程として、発泡ウレタンの注入が完了し、硬化すると型枠2を脱型・撤去する。
そして、第1の区画空間1Aに充填された発泡ウレタンに、温度センサとして熱電対3を差し込んで、養生を続け、固化するまで発熱温度の計測を行う(図3参照)。
前記区画空間1Aに充填された発泡ウレタンの温度が所定値以下に下がると、次に上記発泡ウレタンの端面を新しい閉塞端面とし、前記第1工程に戻り、新しい閉塞端面から所定間隔離間した位置に型枠2を仮設する(図4参照)。
この際に、型枠2の外形と横孔空隙部1の断面とが異なる場合には、型枠2の外形を横孔空隙部1の断面形状に揃うように修正して、隙間無く塞ぐように組立て仮設する(第2工程)。
これにより、前記区画空間1Aに充填された発泡ウレタンの表面を閉塞端面として、型枠2との間に第2の区画空間1Bが形成される。
そして、前記第2工程により、ウレタン注入装置10の注入管16を型枠2の注入孔2bに挿入し、型枠2で仕切られた区画空間1Bに発泡ウレタン液を注入する(図4参照)。
区画空間1Bに充填された発泡ウレタンは発泡し、硬化する。
そして、第3工程で、型枠2を脱型・撤去し、第2の区画空間1Bに充填された硬化した発泡ウレタンに熱電対3を差し込み、温度を計測する(図5参照)。
第2の区画空間1Bに充填された発泡ウレタンの温度が一定温度以下になると、更に新しい閉塞端面が形成されるので、前記第1工程から第3工程を繰り返し、次ぎの区画空間に発泡ウレタンを充填し、このようにして、横穴空洞部1を埋め戻すことができる。
次に、図6(a)に示す参考例2の充填方法では、第1工程として、第1ウレタン注入工程が行われる。
即ち、充填予定空間としての区画空間1Aに、前記発泡ウレタンを一定量充填し、これが硬化して第1ウレタン層51が形成されると、続いてその上に発泡ウレタンを一定量充填して第2ウレタン層52を形成する。
このように繰り返して複数のウレタン層51、52、53、54、55・・を堆積していき、横穴空洞部1を発泡ウレタンで埋める構成からなっている。
次に、図6(b)に示す別の参考例3の充填方法では、前記参考例1と同様に第1工程として、第1ウレタン注入工程が行われる。
これが硬化して第1ウレタン層51が形成されると、続いてその上に発泡ウレタンを一定量充填して第2ウレタン層52を形成する。
このように繰り返して複数のウレタン層51、52、53、54、55・・を堆積していく。
次いで、第2工程として型枠組立工程が行われる。
即ち、前記区画空間1Aの発泡ウレタン注入側で区画空間1Aを塞ぐ型枠2を組み立て、密閉された区画空間1Aを形成する。
この型枠2の構造は前記参考例1で用いたものと同様であるので、その説明を省略する。
次いで、第3工程として第2ウレタン注入工程が行われ、区画空間1A内の堆積したウレタン層51、52、53・・の上に隙間無く発泡ウレタン液を充填し、発泡ウレタンを発泡させて、硬化させる。
そして、第4工程として、上記発泡ウレタンが硬化してから、前記型枠2を解体・撤去する型枠撤去工程を行う。
これは、発泡ウレタンの注入が完了し、硬化してから型枠2を脱型・撤去するもので、前記参考例1と同様である。
上記工程を1回または必要に応じて複数回繰り返して横穴空洞部1を埋めることができる。
次に、図7以降に示す充填方法は、ウレタンブロックを用いたものである。
この発明の実施例1の横穴空洞部の充填方法では、予め空洞部1内に充填材を製造するウレタン注入装置10を搬送しておく。
[ウレタンブロック製作工程]
第1工程として、現場でウレタンブロック5を製作する。本実施例1では立方体または直方体のブロックからなっており、本実施例1では、少なくとも、1つの区画空間を充填するのに必要な数のウレタンブロックを製作する。
ここでウレタンブロック5の形状は、現場において最適な寸法、形状とすればよい。
上記工程は、以下の手順からなっている。
第1に、空洞部1内で、ブロック作成用の型枠8を組み立てる。
第2に、組み立てられた型枠8内に前記ウレタンを注入し、発泡、硬化させる。
第3に、型枠8から脱型し、立方体または直方体のブロックが作成される。
第4に、作成されたブロックを養生(例えば1日放置)して完成させる。
上記型枠8の一例として、図7(a)を示す。
この型枠8は、横置き式のウレタンブロックを成型するものであり、上面が開放されて、ウレタンブロックを取り出し可能な開閉部を設けたボックス状からなっている。
即ち、型枠8は、左右の側板部8a、8bを有しており、その上部前面側に側板部8a、8bの前面側を塞ぐ前面板部8cの基端を開閉自在に枢着している。
8eは左右の側板部8a、8bに固定された底板部である。
また、左右の側板部8a、8bの上部後面側に側板部8a、8bの後面側およびこれと直交して底面側を塞ぐアングル状の後・底面板部8dの基端を開閉自在に枢着している。ここで、後・底面板部8dは、後面板部と底面板部とが一体に形成され、あるいは屈曲可能に枢着された構成であってもよい。
これにより、左右の側板部8a、8bに、前面板部8cと後・底面板部8dを閉じることにより上面が開放されたボックス状のブロック型枠8が形成され(図7(a)参照)、前面板部8cと後・底面板部8dを開くことで、型枠8は上面を含めて四方が開放されるので、ウレタンブロック5を容易に取り出すことができる。なお、開閉部は閉じられた際には図示しないロック装置で分離しないように拘束される。
また、該ブロック型枠8には、 図7(a)に示すように型枠8の内壁面に沿って広げられる合成樹脂製の袋体9を設けることが好ましい。
この袋体9の内部に発泡ウレタンを注入してブロック型枠8の内周面に沿ったウレタンブロック5を成形すると、袋体9が素材の潤滑性により離型材として作用する。
そこで、図7(b)のように型枠の開閉部を開いて、ウレタンブロック5をブロック型枠8から容易に取り出すことができる。
上記実施例では袋体9を用いたが、合成樹脂シートをブロック型枠8の内壁面に沿って袋状に敷いた袋状シートを用いるものでもよい。
図7(c)(d)には、縦置き式のウレタンブロック製作用のブロック型枠8’を示す。
この場合、一方の側板部8a’と底板部8e’とが一体に固定されており、前記側板部8a’の両側には、それぞれヒンジHを介して前面板部8c’と後面板部8d’が枢着されている。
また、後面板部8d’の他側には、ヒンジHを介して他方の側板部8b’が枢着されている。
これにより、固定された一方の側板部8a’を中心にして前面板部8c’と後面板部8d’とを開き、また他方の側板部8b’も枢動して開くことができる。
なお、図中Lは、分離された他方の側板部8b’と前面板部8c’とが分離しないように取り付けられたロック装置であって、発泡ウレタン注入時には閉じ、硬化したウレタンブロックを取り出す際にはロックを解除するようになっている。
また、図示しないが、ウレタンブロックの離型材として合成樹脂製のシートを袋状にしたり、袋体9を用いてもよい点は、図7(a)(b)の場合と同様である。
[ウレタンブロックの積重ね工程]
次に、第2工程として、空洞部1の閉塞端面に沿って、一定範囲の第1の区画空間1Aを設定し、該第1の区画空間1Aを塞ぐように、上下且つ縦横にウレタンブロック5を揃えて積み重ねる(図8参照)。
また空洞部1の内壁面の形状に対応して、ウレタンブロック5の一部を切除するなど修正してもよい。
[側方隙間部のウレタン充填]
次に、第2工程として、前記積み重ねられたウレタンブロック5群と空洞部1との左右の側方の隙間空間21に発泡ウレタンを充填する(図9)。
上記工程は次の手順からなる。
第1に側方型枠6を組み立てる(隙間用側方型枠組立工程)。
この側方型枠6は、型枠となる板材の内面側に養生シートを固着した構成からなっており、本実施例1では側方型枠6の上端が、積み重ねられたウレタンブロックの最上端と一致する高さに設定している。
そして、側方型枠6は、一端がウレタンブロック群の側方と一部重なりながら上記側方の隙間空間21を覆うように組み立てられる。
第2に発泡ウレタン液を注入し、発泡、硬化させる(側方隙間用注入工程)。
注入に際しては、ウレタン注入装置10の注入管16を側方型枠6の上端の上の隙間から挿入し、発泡ウレタン液を内部に注入し、発泡、硬化させる。
また、側方の隙間空間21への充填確認は、目視による手前へのリーク確認で行うことができる。
そのため、側方型枠6には、注入管16を挿入する孔や確認用の孔を設ける必要がない。
第3に、前記側方型枠6を脱型・撤去し、充填された発泡ウレタンを固化させる(隙間用側方型枠撤去工程)。
上記手順は、左右の側方隙間にそれぞれ行う。
これにより、ウレタンブロックが積み重ねられた区画空間において、ウレタンブロックの側方が発泡ウレタンで覆われると共に、側方の隙間空間21が隙間無く発泡ウレタンで充填される。
[上方隙間部のウレタン充填]
次に、第3工程として、前記積み重ねられたウレタンブロック5群と空洞部1の天端との間の上方の隙間空間22に発泡ウレタンを充填する(図10参照)。
上記工程は次の手順からなる。
第1に上方型枠7を組み立てる(隙間用上方型枠組立工程)。
この上方型枠7は、型枠となる板材の内面側に養生シートを固着した構成からなっている。
そして、上方型枠7は、下端がウレタンブロック群の上部と一部重なりながら上記天端側の隙間空間22を覆うように組み立てられる。
第2に発泡ウレタン液を注入し、発泡、硬化させる(上方隙間用注入工程)。
上記上方型枠7には、上端の左右に確認孔7aが形成されており、上部中央に注入孔7bが穿設されている。
そこで、上記注入孔bに、前記ウレタン注入装置10の注入管16を挿入して、上方の隙間空間22に発泡ウレタン液を注入し、発泡、硬化させる。
第3に、前記上方型枠7を脱型・撤去し、充填された発泡ウレタンを固化させる(隙間用上方型枠撤去工程)。
これにより、ウレタンブロックが積み重ねられた区画空間において、ウレタンブロックの上方の隙間空間22(空洞部の天壁との隙間)が発泡ウレタンで充填される。
そして、上記区画空間は、ウレタンブロック5と、左右側方および上方の隙間空間21、22に充填された発泡ウレタンによって隙間無く埋め戻しされる。
次に、第2の区間空間1Bを設定し、前記第1工程から第3工程を繰り返し、第2の区画空間をウレタンブロックと発泡ウレタンで充填し、このようにして、横穴空洞部1を埋め戻すことができる(図11参照)。
上記実施例1で、ウレタンブロック5と隙間空間21、22に充填される発泡ウレタンは、同一のものを用いても良いが、側方や上方に充填する発泡ウレタンとして、ウレタンブロックよりも発泡率が低い原料を用いることが好ましい。
これによれば、高発泡率のウレタンブロックの外周を、注入された抵発泡率の発泡ウレタンで覆うので、効率よく充填材全体としての強度を高めることができる。
上記実施例1では、ウレタンブロックと空洞部との隙間空間は、左右側方と上方にある場合を例示したが、空洞部の形状によっては、左または右側のいずれか一方、あるいは上方だけの場合もあり、それらの場合には、対応する隙間空間だけを発泡ウレタンで充填すればよい。
また、参考例4として、空洞部を完全に塞ぐようにウレタンブロックの外周形状を形成することで、ウレタンブロックの積み重ねだけで空洞部に隙間無く充填させることもできる(図12参照)。
その場合には、隙間空間が生じないので、発泡ウレタンの注入が不要となる。
図13に示す参考例5は、(a)から(c)に示すように、ウレタンブロック5を順番に階段状に積み重ね、ウレタンブロック5、5相互および横穴空洞部1の壁面との隙間に接着剤として発泡ウレタンまたはウレタンをノズル付きのウレタン注入装置10で注入し、硬化させる。
これにより横穴空洞部1に充填されたウレタンブロック5を安定させて固着することができる。
この参考例5では型枠を用いる必要はなく、ウレタンブロック5を順次に階段状に積み重ねて、横穴空洞部1を埋めることができる。
ウレタン注入装置の模式図である。(実施例1) (a)は型枠の正面図、(b)は型枠の組立状態を示す側面から見た断面図である。(参考例1) 第1の区画区間への充填後の型枠撤去および発熱温度測定を示す断面図である(参考例1)。 第2の区画空間での注入工程を示す断面図である(参考例1)。 第2の区画空間での充填後の型枠撤去および発熱温度測定を示す断面図である(参考例1)。 (a)は、参考例2の横穴空洞部の充填方法を示す断面図、(b)は参考例3の横穴空洞部の充填方法を示す断面図である。 (a)は型枠に袋体を取り付けた状態を示す斜視図、(b)は型枠の開閉部を開いた状態の斜視図、(c)は縦向き用の型枠を示す斜視図、(d)は(c)の型枠の開閉部を開いた状態の斜視図である(実施例1)。 (a)はウレタンブロックの積重ね状態を示す正面図、(b)は同側面から見た断面図である(実施例1)。 (a)は側方の隙間空間への発泡ウレタンの注入を示す正面図、(b)は同側面から見た断面図である(実施例1)。 (a)は上方の隙間空間への発泡ウレタンの注入を示す正面図、(b)は同側面から見た断面図である(実施例1)。 第1、第2の区画空間が充填された状態の側方から見た断面図である(実施例1)。 ウレタンブロックだけで充填する場合の説明図である(参考例4)。 (a)から(c)はウレタンブロックを階段状に積み重ねて充填する状態を時系列に示す説明図である(参考例5)。
符号の説明
1 横穴空洞部
2 型枠
2a 確認孔
2b 注入孔
3 熱電対
5 ウレタンブロック
6 側方型枠
7 上方型枠
7a 確認孔
7b 注入孔
8 型枠
9 袋体
10 ウレタン注入装置
16 注入管
21 側方の隙間空間
22 上方の隙間空間

Claims (4)

  1. 横孔空洞部を施工現場で発泡ウレタンを製造しながら略隙間無く充填する充填方法であって、
    ブロック型枠に発泡ウレタンを注入して硬化させウレタンブロックを製作するブロック製作工程と、
    横孔空洞部の充填対象となる区画空間に前記ウレタンブロックを積み重ねて空洞部を埋める積重ね工程と、
    前記空洞部の壁面と積み重ねられたウレタンブロックとの間に形成された隙間の手前側の開口を隙間用型枠で覆って仕切る隙間用型枠組立工程と、
    ウレタン注入装置により発泡ウレタンを前記隙間用型枠で仕切られた区画空間の隙間に注入して硬化させる隙間用注入工程とを有し、
    前記隙間用型枠組立工程と隙間用注入工程とが、横孔空洞部と、積み重ねられたウレタンブロックとの左右側方の隙間空間の手前側の開口を、発泡ウレタン充填用の注入孔を有しない側方型枠で覆う隙間用側方型枠組立工程と、
    上記側方型枠で仕切られた隙間に発泡ウレタンを注入して硬化させる側方隙間用注入工程と、
    横孔空洞部と積み重ねられたウレタンブロックの上方の隙間空間の手前側の開口を発泡ウレタン充填用の注入孔を有する上方型枠で覆う隙間用上方型枠組立工程と、上記注入孔から発泡ウレタンを注入して硬化させる上方隙間用注入工程とからなることを特徴とする横穴空洞部の充填方法。
  2. 横孔空洞部を施工現場で発泡ウレタンを製造しながら略隙間無く充填する充填方法であって、
    ブロック型枠に発泡ウレタンを注入して硬化させウレタンブロックを製作するブロック製作工程と、
    横孔空洞部の閉塞端面から充填対象となる区画空間を設定し、該区画空間に前記ウレタンブロックを積み重ねて空洞部を埋める積重ね工程と、
    前記空洞部の壁面と前記積み重ねられたウレタンブロックとの間に形成された隙間空間の手前側の開口部分を隙間用型枠で仕切る隙間用型枠組立工程と、
    ウレタン注入装置により発泡ウレタンを前記隙間用型枠で仕切られた区画空間の隙間に注入して硬化させる隙間用注入工程と、
    前記隙間用型枠を撤去して新たな閉塞端面を形成する隙間用型枠撤去工程とからなって、
    該新たな閉塞端面を基に前記ブロック製作工程または前記積重ね工程から隙間用型枠撤去工程までの工程を1回または複数回繰り返して横穴空洞部を積み重ねられたウレタンブロックと隙間に充填された発泡ウレタンとで埋め戻してなり、
    前記隙間用型枠組立工程と隙間用注入工程とが、横孔空洞部と、積み重ねられたウレタンブロックとの左右側方の隙間空間の手前側の開口を、発泡ウレタン充填用の注入孔を有しない側方型枠で覆う隙間用側方型枠組立工程と、
    上記側方型枠で仕切られた隙間に発泡ウレタンを注入して硬化させる側方隙間用注入工程と、
    横孔空洞部と積み重ねられたウレタンブロックの上方の隙間空間の手前側の開口を発泡ウレタン充填用の注入孔を有する上方型枠で覆う隙間用上方型枠組立工程と、上記注入孔から発泡ウレタンを注入して硬化させる上方隙間用注入工程とからなることを特徴とする横穴空洞部の充填方法。
  3. ブロック型枠工程が、上面が開放されて、ウレタンブロックを取り出し可能な開閉部を設けたボックス状のブロック型枠と、該ブロック型枠の内壁面に沿って広げられる合成樹脂製の袋状シートまたは袋体を用い、
    該袋状シートまたは袋体の内部に発泡ウレタンを注入して硬化させブロック型枠の内周面に沿ったウレタンブロックを成形し、
    ブロック型枠の開閉部を開いて該型枠からウレタンブロックを取り出して使用に供することを特徴とする請求項1または2に記載の横穴空洞部の充填方法。
  4. 隙間空間に充填される発泡ウレタンは、発泡率がウレタンブロックよりも低い原料を用いたことを特徴とする請求項1または2に記載の横穴空洞部の充填方法。
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