JP2017096074A - 消雪用送水管の保護ブロックとこれを用いた接続構造及び接続方法 - Google Patents

消雪用送水管の保護ブロックとこれを用いた接続構造及び接続方法 Download PDF

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優介 小林
Yusuke Kobayashi
優介 小林
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Abstract

【課題】既設のコンクリート部分を斫って送水管の管端を露出する必要がなく、送水管の接続部分の施工が容易な保護ブロックを提供する。【解決手段】地中コンクリート部32に埋設した消雪用送水管31の管端31Tを保護する保護ブロック1である。管端31Tを保護する保護ブロック本体2は、プレキャスト製からなる上,下ブロック4,3と、管端31Tに連通する収納空間11とを備え、複数の上,下ブロック4,3の間に収納空間11が設けられているから、管端31Tを収納空間11に連通状態で保護ブロック1を敷設したり、送水管31の管端31T又は管端31Tに接続した接続管52を保護ブロック1の収納空間11に収納して保護ブロック1を敷設した後、道路等を復旧すれば、従来の現場打ちコンクリートの養生なしに、直ぐに復旧することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、消雪用送水管の保護ブロックとこれを用いた接続構造及び接続方法に関するものである。
従来、消雪ノズルにおいては、道路に掘削孔を形成し、この掘削孔内に送水管を配置し、この送水管に間隔を置いて複数の消雪ノズルを立設し、送水管の周囲に鉄筋を配置した後、現場打ちコンクリートを打設して、送水管をコンクリートで覆うと共に、消雪ノズルの上面をコンクリートの上面に露出するものが知られている。
また、現場施工を軽減するために、コンクリート二次製品からなる消雪用ブロックが用いられており、ブロック本体の内部に送水管を埋設し、このブロック本体の上面にノズル上面が所定間隔をおいて設けられた複数個の散水ノズルを前記送水管と連通状態に設けた道路等消雪用ブロック(例えば特許文献1)や、コンクリートブロックに通水管を長手方向に内装すると共に該通水管に連通して複数個の消雪ノズル体を配列し、両端部に接続部を形成してなる複数個のブロック体を備えた路面消雪装置(例えば特許文献2)などがある。
ところで、上記現場打ちコンクリートを用いたものを、プレキャスト製消雪用ブロックに取り替える際などに、工事区間が長いなどの理由により、区間を区切って何回かに分けて工事を行うことがある。この場合、所定の区間を掘削して既設のコンクリート部を撤去し、この撤去した掘削孔に、送水管同士を接続しながら消雪用ブロックを連続して埋設する。
また、図13に示すように、既設のコンクリート部101と、既設のコンクリート部101を取り換えた新設のプレキャスト製消雪用ブロック102との接続箇所においては、既設のコンクリート部101を斫って既設の送水管103の管端104を露出させ、工事区間の端部の消雪用ブロック102の送水管105の管端106と既設の送水管103の管端104とを、接続管107とソケット108,108を用いて接続し、この後、接続管107の周囲に鉄筋109を配置し、現場打ちコンクリート110により、接続管107及びソケット108,108を覆うと共に、既設のコンクリート部101と消雪用ブロック102とを連結する。このため接続箇所の施工に手間が掛かる上に、現場打ちコンクリートの養生が終わるまで、通行を再開できないという問題がある。
さらに、次回の工事を開始する際には、接続管107及びソケット108を覆うコンクリート110を斫って消雪用ブロック102の送水管105の管端106を露出する必要があり、作業に手間が掛かっていた。
特開平6−88306号公報 特開平11−247121号公報
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、送水管の接続部分の施工が容易な消雪ノズル用送水管の保護ブロックとこれを用いた接続構造及び接続方法を提供することを目的とし、加えて、既設のコンクリート部分を斫って送水管の管端を露出する必要がない送水管の接続部分の施工が容易な消雪ノズル用送水管の保護ブロックとこれを用いた接続構造及び接続方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、地中コンクリート部に埋設した消雪用送水管の管端を保護する消雪用送水管の保護ブロックであって、前記管端を保護する保護ブロック本体は、プレキャスト製からなる複数の分割ブロック本体と、前記管端を収納する又は管端に連通する収納空間とを備え、前記複数の分割ブロック本体の間に前記収納空間が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、前記複数の分割ブロック本体が、下ブロックと、両側板部と上板部とを一体に有する上ブロックであり、前記収納空間の上下寸法が前記管端の外形寸法より大きなことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の保護ブロックを用いた消雪用送水管の接続構造であって、前記地中コンクリート部に埋設した前記消雪用送水管の管端同士を接続部により接続し、前記接続部を前記保護ブロック本体の前記収納空間に収納したことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1又は2記載の保護ブロックを用いた消雪用送水管の接続方法であって、既設の前記地中コンクリート部に埋設した消雪用送水管の管端を露出し、
この既設の消雪用送水管の管端と、新設の前記地中コンクリート部に埋設した新設の消雪用送水管の管端とを接続部により接続し、前記既設の地中コンクリート部と前記新設の地中コンクリート部との間に前記保護ブロック本体を配置すると共に前記接続部を前記収納空間に収納することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1又は2記載の保護ブロックを用いた消雪用送水管の接続方法であって、既設の地中コンクリート部に埋設した既設の消雪用送水管の途中を露出し、露出した前記既設の消雪用送水管の途中を部分的に撤去して一方と他方の管端を形成し、これら一方と他方の管端を接続部により接続し、前記既設の地中コンクリートの前記途中に前記保護ブロック本体を配置すると共に、前記接続部を前記収納空間に収納することを特徴とする。
請求項1の構成によれば、管端を収納空間に連通状態で保護ブロックを敷設したり、消雪用送水管の管端又は管端に接続した接続部を保護ブロックの収納空間に収納して保護ブロックを敷設した後、道路等を復旧すれば、従来の現場打ちコンクリートの養生なしに、直ぐに復旧することができる。また、工事を再開する場合も、保護ブロックの周囲を掘削し、分割ブロック本体の少なくとも一方を取り外すことにより収納空間を開き、掘削孔内で既設の管端に、新設の消雪用送水管の管端を接続する作業を行うことができ、接続後は、接続に用いた接続部を収納空間内に収納することができる。
また、新設の消雪用送水管の管端を保護し、次回の工事における前記消雪用送水管の管端への接続を簡便に行うことができる。
請求項2の構成によれば、収納空間内において消雪用送水管の管端同士の接続を行う場合、管端同士の高さ位置にずれがあっても、収納空間の上下寸法が大きいため、管端同士の接続を行うことができる。また、上ブロックは、両側板部と上板部とを一体に有するから、上ブロックを取り外すことにより、下ブロックの上が全面的に開放されるため、広い空間で接続部による接続作業を行うことができる。
請求項3の構成によれば、接続部における現場打ちコンクリートの打設及び養生が不要な接続構造を提供できる。
請求項4の構成によれば、既設の消雪用送水管と新設の消雪用送水管の管端同士の接続作業を簡便に行うことができ、しかも、接続部における現場打ちコンクリートの打設及び養生が不要となり早期に復旧することができる。
請求項5の構成によれば、既設の地中コンクリート部又は送水管に不具合が生じた場合、不具合の箇所を保護ブロックに置き換えると共に、消雪用送水管の途中を接続部により接続することにより、消雪用送水管の接続作業を容易に行うことができると共に、接続部における現場打ちコンクリートの打設及び養生が不要となり、早期に復旧することができ、補修工事を簡便に行うことができる。
本発明の実施例1を示す断面図である。 同上、分割ブロック本体の正面図である。 同上、ブロック本体の側面図である。 同上、消雪用ブロックの断面図である。 同上、接続区間周りの断面図である。 同上、道路等の平面図である。 本発明の実施例2を示す平断面図であり、図7(A)は工事前、図7(B)は工事後を示す。 同上、施工方法を説明する断面図である。 本発明の実施例3を示す接続区間周りの断面図である。 同上、断面図である。 本発明の実施例4を示す断面図である。 本発明の実施例5を示す断面説明図である。 従来例を示す一部を断面にした平面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図6は実施例1を示しており、同図に示すように、消雪ノズル用送水管の保護ブロック1の保護ブロック本体2は、略平板状の下ブロック3と、下部が開口した断面略コ型の上ブロック4とを備えるコンクリート二次製品である。前記下ブロック3の上面部3Jの両側には、係合部たる外突条5,5が長さ方向全長に突出形成されている。また、前記上ブロック4は、左右の側板部6,6と、これら左右の側板部6,6の上部を連結する上板部7とを一体に備える。
そして、前記保護ブロック本体2は内部が中空である。また、前記下ブロック3と上ブロック4が、保護ブロック1の保護ブロック本体2を上下方向又は左右方向等で分割した一方と他方の分割ブロック本体である。
前記左右の側板部6,6の下縁6S,6Sの内側には、係合部たる内突条8,8が長さ方向全長に形成され、図1に示すように、下ブロック3に上ブロック4を重ねて組み立てた状態で、外突条5が側板部6の下縁6Sに当接すると共に、内突条8,8が、外突条5,5間において下ブロック3の上面部3Jに当接する。尚、図3に示すように、前記上,下ブロック4,3は長さが略等しい。そして、前記外突条5と内突条8とにより上,下ブロック4,3の接合箇所の位置決め構造9を構成し、この例では位置決め構造9により上,下ブロック4,3の左右方向の位置決めがなされる。
前記上ブロック4の内部には、収納空間11を構成する凹所12が設けられ、この凹所12の上部は前記上板部7の下面に形成した凹状湾曲面部13と、この凹状湾曲面部13の下端から下方に向かって形成された側板部6,6の内面部6N,6Nとを有し、両側板部6,6の内面部6N,6Nの間隔は下方に向かって僅かに広がるテーパー状に形成されている。尚、前記収納空間11は、保護ブロック1の長さ方向の両端面1T,1Tにおいて開口している。また、この例では、上ブロック4が収納空間11の開閉部である。
そして、図1に示すように、下ブロック3に上ブロック4を重ねて組み立てた状態で、前記凹状湾曲面部13と、両側板部6,6の内面部6N,6Nと、下ブロック3の上面部3Jにより閉塞された前記収納空間11が形成され、両側板部6,6の内面部6N,6Nの上端の間隔Kは後述する接続部の外形より大きい。
また、収納空間11の高さ寸法は後述する接続部の外形より大きく、消雪用ブロック21や消雪装置34の高さの違いにより生じる管端の高さの差を吸収できるものである。「前記高さの違い」を言い換えると、掘削孔16の深さの違いである。これを図4の消雪用ブロック21を例に説明すると、現在、消雪用ブロック21には、例えば高さHが300mm、350mm、400mm、450mm、500mm、550mm、600mmと、50mm刻みの高さHで標準品が用意されており、各高さH毎に異なる径の送水管23が用いられている。そして、既設の消雪用ブロック21に、高さHの異なる新設の消雪用ブロック21,21を接続する場合、送水管23は、消雪用ブロック21の高さHの中央に位置する場合が多いから、高さHが50mm異なる消雪用ブロック21,21を接続すると、送水管23,23の中心の高さ差H1が25mmになり、高さが100mm異なる消雪用ブロック21,21を接続すると、送水管23の高さ差が50mmになり、このように高さ差H1の2分の1だけ送水管23,23の高さがずれる。具体的に、高さHが300mmで送水管23が高さ方向中央では上面から管端中央の寸法は150mmとなり、高さHが350mmで高さ方向中央では上面から管端中央の寸法は175mmとなり、高さ差H1は25mmとなる。
そして、最低高さピッチである50mmの差がある消雪用ブロック21,21同士を接続するには、高さ差H1の25mmと、ソケット53と送水管23の寸法差及び下ブロック3上においてソケット53の接続作業を可能とする隙間が必要であるから、前記寸法差と隙間を考慮した寸法を50mmとし、収納空間11の高さ寸法H2を管端23Tの外形寸法より75mm(25mm+50mm)以上、好ましくは高さ寸法Hが100mm異なる消雪用ブロック21,21同士も接続可能とするために、100mm(50mm+50mm)以上とし、さらに、好ましくは高さ寸法Hが150mm異なる消雪用ブロック21,21同士も接続可能とするために、125mm(75mm+50mm)以上としており、125mmの場合は、高さ差H1が25mm,50mm,75mmの場合に対応可能となる。また、掘削孔16の深さを考慮すると、高さ寸法H2は好ましくは1000mm以下であり、理由は、掘削孔16が深くなると、掘削施工及び埋戻し施工に経費が掛かるからである。
図4は道路等消雪用ブロック21の断面図を示し、コンクリート製二次製品である消雪用ブロック本体22の内部に消雪用送水管(以下、送水管という)23を埋設し、この送水管23に所定間隔で立上り管24を立設し、この立上り管24の上端に散水ノズル25を連結し、この散水ノズル25の上面と消雪用ブロック本体22の上面とを面一に形成している。尚、前記消雪用ブロック本体22が消雪用ブロック21における地中コンクリート部である。
前記保護ブロック1の上板部7の中央には、凸部14が長さ方向全長に設けられ、この凸部14の両側には段差部15,15が設けられている。そして、凸部14の幅は前記消雪用ブロック本体22の上面部26の幅と同一であり、消雪用ブロック本体22の隣に保護ブロック1を設けることにより、消雪用ブロック本体22の上面部26と、該上面部26と同幅の前記凸部14の上面が連続する。
図1は保護ブロック1の標準的な施工断面の一例を示し、地中の掘削孔16の底面に砕石などの基礎材により基礎版部17を形成し、この基礎版部17の上に下ブロック3を設置し、この下ブロック3の上に上ブロック4を設置し、前記掘削孔16を埋戻し、凸部14の両側の上面に下舗装層41の上面を合わせて該下舗装層41を設け、この下舗装層41の上に上舗装層42を設け、この上舗装層42の上面は凸部14の上面に合わせて形成される。尚、凸部14の高さ寸法が大きい場合や舗装層の厚さ寸法が小さい場合などには、凸部14の高さ範囲内に前記下舗装層42と上舗装層41を設けることができる。即ち、上,下舗装層42,41を合わせた厚さと、凸部14の高さとを等しくすることができる。
図5の左側に示すように、既設の消雪用の送水管31は、現場打ちコンクリートにより形成された地中コンクリート部32内に埋設され、前記消雪用ブロック本体22と同様に、既設の送水管31には所定間隔で立上り管(図示せず)を設け、この立上り管の上部に散水ノズル33を接続し、この散水ノズル33の上面を前記地中コンクリート部32の上面と面一に形成している。尚、地中コンクリート部32の幅方向の断面形状は略四角形である。そして、送水管31,地中コンクリート部32,立上り管及び散水ノズル33により、既設の消雪装置34を構成している。
次に、前記保護ブロックを用いた施工方法に一例について説明する。施工現場である道路の中央に埋設された既設の消雪装置34を、消雪用ブロック21に交換する工事では、図5中の右側の既設の消雪装置34を撤去し、既設の送水管31の管端31Tは、地中コンクリート部32を斫ることにより、既設の地中コンクリート部32の端面32Tから外部に突出して露出させる。また、既設の消雪装置34を撤去した掘削孔16には、複数の消雪用ブロック21,21・・・を接続しながら埋設する。尚、道路勾配によっては、道路の幅方向端部に消雪装置34が設けられている場合もあり、この場合は道路の端部で施工を行う。
そして、工事区間の端部の消雪用ブロック21と、既設の地中コンクリート部32の端面32Tとに間に、前記保護ブロック1に対応した長さの間隔を設ける。この間隔が保護ブロック1の長さに対応した接続区間51である。あるいは、既設の地中コンクリート部32の端面32Tに対して、前記接続区間51に対応した間隔を開けて消雪用ブロック21を敷設し、具体的には図5中の消雪用ブロック21の右隣りに消雪用ブロック21を敷設し、さらに、その右隣りに消雪用ブロック21を敷設するようにしてもよい。すなわち、この場合は、接続区間51を始点として消雪用ブロック21を順次敷設していく。尚、消雪用ブロック21の両端部には、それぞれテーパー状の収納孔部27,27が設けられており、この収納孔部27内に送水管23の管端23Tが露出する。また、隣り合う消雪用ブロック21,21の管端23T,23T同士をソケット28により接続し、ソケット28は隣り合う消雪用ブロック21,21の前記収納孔部27,27内に収納される。尚、ソケット28は筒状をなし、ソケット28内に管端23Tを挿入して接続する。
前記接続区間51の掘削孔16には、接続区間51に隣り合う消雪用ブロック21を据付ける前に、掘削孔16の底部の基礎版部17の上に下ブロック3を据付ける。尚、後述する実施例2のように、消雪用ブロック21を据付けた後に下ブロック3を据付けてもよい。そして、接続区間51に隣り合う消雪用ブロック21を据付けたら、既設の送水管31の管端31Tと、消雪用ブロック21の送水管23の管端23Tとを、接続管52及び対をなすソケット53,53により接続する。これら接続管52及び対をなすソケット53,53により接続部54を構成している。そして、この例では、間隔Kはソケット53の外径より大きく、また、収納空間11の高さ寸法はソケット53の外径より大きい。
この場合、収納空間11は縦長に形成されているから、既設の送水管31の管端31Tと新設の送水管23の管端23Tとに間に高さのずれがあっても、接続管52を斜めに接続し、下ブロック3に上ブロック4を組み付けることにより、その接続部54を収納空間11内に収納することができる。尚、前記高さのずれが大きい場合は、管端23T,31Tの抜け止め効果を有するソケット53を使用することが好ましい。また、保護ブロック1の端面1Tと消雪用ブロック21の長さ方向端面の間の目地部36には目地材を設けると共に、保護ブロック1の端面1Tと地中コンクリート部32の端面との間の目地部36には目地材を設ける。
保護ブロック1を敷設した後、掘削孔16を埋戻し、下舗装層41と上舗装層42の施工が完了すれば、保護ブロック1を埋設した道路の通行が可能となり、従来の現場打ちコンクリートの養生期間が不要となり、早期の通行が可能となる。
また、次回の工事の際には、既設の舗装層を撤去すると共に、保護ブロック1の周囲を掘削し、上ブロック4を撤去した後、接続管52と対をなすソケット53,53を取り外し、下ブロック3を撤去し、図5で左側の既設の地中コンクリート部32の周囲を掘削して掘削孔16を形成すると共に、地中コンクリート部32を撤去し、撤去した掘削孔16に消雪用ブロック21を敷設すると共に、この消雪用ブロック21を接続区間51に位置する既設の消雪用ブロック21に接続する。尚、消雪用ブロック21の接続とは、消雪用ブロック21,21同士を隣り合って配置すると共に、隣り合う消雪用ブロック21,21の端面間の目地部36に目地材を設けて接続し、さらに、それぞれの送水管23,23の管端23T,23Tをソケット28などにより接続することを言う。
従って、次回の工事では、従来の接続区間51の地中コンクリート部32を斫って既設の消雪用ブロック21(図5中で、接続区間51の右隣りの消雪用ブロック21)の送水管23の管端23Tを露出させる作業が不要となり、既設の消雪用ブロック21と新設の消雪用ブロック21との接続作業を簡便に行うことができる。
尚、前記次回の工事の際、保護ブロック1を撤去し、図5で右側の既設の消雪用ブロック21の左に、新設の消雪用ブロック21を直接接続するようにしてもよく、この場合は、隣り合う既設,新設の消雪用ブロック21,21の収納孔部27,27内において、管端23T,23T同士をソケット28により接続する。
このように本実施例では、請求項1に対応して、地中コンクリート部32に埋設した消雪用送水管31の管端31Tを保護する消雪用送水管の保護ブロック1であって、管端31Tを保護する保護ブロック本体2は、プレキャスト製からなる複数の分割ブロック本体たる上,下ブロック4,3と、前記管端31Tを収納する収納空間11とを備え、複数の上,下ブロック4,3の間に収納空間11が設けられているから、管端31Tを収納空間11に連通状態で保護ブロック1を敷設したり、送水管31の管端31T及び/又は管端31Tに接続した接続部たる接続管52を保護ブロック1の収納空間11に収納して保護ブロック1を敷設した後、この例では送水管31の管端31Tを収納空間11に収納し、送水管23の管端23Tは収納空間11に連通し、道路等を復旧すれば、従来の現場打ちコンクリートの養生なしに、直ぐに復旧することができる。また、工事を再開する場合も、保護ブロック1の周囲を掘削し、上,下ブロック4,3の少なくとも一方を取り外し、この例では上ブロック4を取り外すことにより収納空間11を開き、掘削孔16内で、既設の管端31Tに、新設の送水管23の管端23Tを接続する作業を行うことができ、接続後は、接続に用いた接続管52を収納空間11内に収納することができる。
このように本実施例では、請求項2に対応して、複数の分割ブロック本体が、下ブロック3と、両側板部6,6と上板部7とを一体に有する上ブロック4であり、収納空間11の上下寸法が接続部54の外形寸法より大きいから、収納空間11内において送水管23,31の管端23T,31T同士の接続を行う場合、管端23T,31T同士の高さ位置にずれがあっても、収納空間11の上下寸法が大きいため、管端23T,31T同士の接続を良好に行うことができる。
また、上ブロック4は、両側板部6,6と上板部7とを一体に有するから、上ブロック4を取り外すことにより、下ブロック3の上が全面的に開放されるため、広い空間で接続部54による接続作業を行うことができる。
このように本実施例では、請求項3に対応して、保護ブロック1を用いた消雪用送水管の接続構造であって、地中コンクリート部32及び地中コンクリート部たる消雪用ブロック本体22に埋設した消雪用送水管31,23の管端31T,23T同士を接続部54の接続管52などにより接続し、接続部54を消雪用ブロック本体22の収納空間11に収納したから、接続管52における現場打ちコンクリートの打設及び養生が不要な接続構造を提供できる。また、収納空間11内に現場打ちコンクリートを打設充填する場合も、養生期間の前に埋め戻して通行を確保することができる。
このように本実施例では、請求項4に対応して、保護ブロック1を用いた消雪用送水管の接続方法であって、既設の地中コンクリート部32に埋設した既設の消雪用送水管31の管端31Tを露出し、この既設の消雪用送水管31の管端31Tと、新設の地中コンクリート部たる消雪用ブロック本体22に埋設した新設の消雪用送水管23の管端23Tとを接続部54により接続し、既設の地中コンクリート部32と新設の消雪用ブロック本体22との間に保護ブロック本体2を配置すると共に接続管52を収納空間11に収納するから、既設の送水管31と新設の送水管23の管端31T,23T同士の接続作業を簡便に行うことができると共に、接続管52周りにおける現場打ちコンクリートの打設及び養生が不要となり、早期に復旧することができる。
また、実施例上の効果として、位置決め構造9により上,下ブロック4,3の接合箇所の位置決めがなされる。さらに、凹状湾曲面部13の下端から下方に向かって形成された側板部6,6の内面部6N,6Nを有し、両側板部6,6の内面部6N,6Nの間隔は下方に向かって僅かに広がるテーパー状に形成されており、これにより上板部7と両側板部6,6の内面形状がアーチ型となるから、上からの荷重に対して強度的に優れたものとなる。しかも、上からの荷重を受けても、位置決め構造9により両側板部6,6の下縁6S,6S間が開くことを防止でき、上からの荷重に対して優れた構造となる。
図7及び図8は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。同図は既設の消雪装置34の途中に不具合が発生し、その不具合の部分を補修する例を示している。
前記不具合の発生した部分を含んで、保護ブロック1と目地部の長さ分だけ、即ち接続区間51分だけ消雪装置34の途中を掘削し、地中コンクリート部32を撤去し、既設の送水管31を残す。既設の送水管31の途中を切断して除去し、両側の地中コンクリート部32,32の端面32T,32Tから既設の送水管31,31の管端31T,31Tを所定寸法だけ露出させておく。
地中コンクリート部32を撤去し、既設の送水管31を接続区間51に露出させた後、又は、送水管31の途中を撤去して管端31T,31Tを露出させた後、掘削孔16の底面に下ブロック3を敷設する。すなわち、接続区間51において、少なくとも既設の送水管31の下方の地中コンクリート部32を斫るなどして撤去し、下ブロック3を敷設するスペースを形成した後、下ブロック3を掘削孔16の底部に敷設する。
この場合、掘削孔16の幅方向一側16Aを広く形成し、図8に示すように、幅方向一側16Aから下ブロック3を斜めにして掘削孔16に入れ、送水管31の位置より下の掘削孔16の底面に下ブロック3を敷設してもよい。
また、新しい接続管52を用意し、この接続管52の両端をソケット53,53により両側の管端31T,31Tに接続し、この後、下ブロック3に上ブロック4を据付けて接続部54を収納空間11内に収納する。尚、この後、下ブロック3を取り外したり、上,下ブロック4,3を取り外したりする必要が無い場合、即ち保護ブロック1の周囲を再度掘削しない場合などでは、収納空間11内に現場打ちコンクリート(図示せず)を打設充填してよく、他の実施例においても、同様の場合には、収納空間11内に現場打ちコンクリートを打設充填してよい。
このように保護ブロック1を組み立てた後、舗装層42,41の施工が終われば、保護ブロック1を敷設した道路などの通行を再開することができる。
このように本実施例では、上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
このように本実施例では、請求項5に対応して、保護ブロック1を用いた消雪用送水管の接続方法であって、既設の地中コンクリート部32に埋設した既設の消雪用送水管31の途中を露出し、露出した既設の消雪用送水管31の途中を部分的に撤去して一方と他方の管端31T,31Tを形成し、これら一方と他方の管端31T,31Tを接続部54により接続し、既設の地中コンクリート部32の途中に保護ブロック本体2を配置すると共に、接続管52を収納空間11に収納するから、既設の地中コンクリート部32又は送水管31に不具合が生じた場合、不具合の箇所を保護ブロック1に置き換えると共に、送水管31の途中を接続管52により接続することにより、送水管31の接続作業を容易に行うことができると共に、接続管52周りにおける現場打ちコンクリートの打設及び養生が不要となり、早期に復旧することができると共に、補修工事を簡便に行うことができる。
実施例上の効果として、掘削孔16の幅方向一側16Aを広く形成することにより、幅方向一側16Aから下ブロック3を斜めにして掘削孔16に入れ、送水管31の位置より下の掘削孔16の底面に下ブロック3を敷設することができる。
図9及び図10は、本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。同図は、工事区間の全長において、工事の途中で道路を復旧する場合などの送水管23の管端23Tの処理構造を示し、復旧後、所定期間を置いた後、次の工事を行う場合に適した例を示している。
新設の工事などで、消雪用ブロック21及び保護ブロック1を敷設する箇所を掘削して掘削孔16を形成し、次に今回の工事の終点又は始点となる消雪用ブロック21の隣りに、前記保護ブロック1を敷設し、終点又は始点となる消雪用ブロック21の送水管23の管端23Tを収納空間11に連通した状態で臨ませる。そして、前記管端23Tに、閉塞部材を兼用する止水部材62を着脱可能に設ける。この止水部材62は、送水管23と同径の短い端末管63を備え、この端末管63の管端に止水キャップ64を取り付けて管端を止水し、前記端末管63と前記管端23Tとを前記ソケット28により接続する。尚、管端23Tを、閉塞部材たる開閉バルブ付ブロックにより止水してもよい。また、管端23Tを臨ませた端面1Tと反対側(接続区間51の一側)の端面1Tには蓋体61を設け、この蓋体61により端面1Tに開口する収納空間11の端部を閉塞する。尚、蓋体61は後で取外し可能になるように保護ブロック1の端面1Tに設ける。尚、蓋体61を設けるから、止水部材62を用いずに、管端23Tを露出した状態としてもよい。
この後、保護ブロック1の周囲の掘削孔16を埋戻し、舗装層41,42の施工を施して保護ブロック1の上部の通行止めを解除して通行を可能とする。
次回の工事(新規工事)を再開する際には、保護ブロック1の周囲及び新規工事箇所を掘削して掘削孔16を形成し、上ブロック4を取り外した後、止水部材62を取り外し、接続区間51の他側に敷設した消雪用ブロック21の管端23Tと、前回の工事で施工した接続区間51の一側の管端23Tとを、接続管52と対をなすソケット53,53により接続し、この後、上ブロック4を下ブロック3に取付け、掘削孔16の埋戻しと、舗装層41,42の施工を行う。
尚、前記次回の工事(新規工事)の際、保護ブロック1を撤去し、図9で右側の既設の消雪用ブロック21の左に、新設の消雪用ブロック21を直接接続するようにしてもよく、この場合は、隣り合う既設,新設の消雪用ブロック21,21の収納孔部27,27内において、管端23T,23T同士をソケット28により接続する。
このように本実施例では、収納孔部27内に露出状態で管端23Tが収納され、その管端23Tが連通する収納空間11とを備えるから、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
このように本実施例では、保護ブロック1の一方の端面1Tの開口部を塞ぐ蓋体61を用いることにより、保護ブロック1をそのまま埋設することができる。
図11は、本発明の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。同図に示すように、この例の保護ブロック1には凸部14が設けずに、上ブロック4の上板部7の上面が平坦に形成しており、上ブロック4の上に舗装層42が設けられて道路面を構成している。
また、前記保護ブロック1には、図示しない消雪用ブロック21が接続され、この消雪用ブロック21には、前記立上り管24と散水ノズル25が設けられておらず、消雪用ブロック21の上面部26を保護ブロック1の上面部と面一とし、また、消雪用ブロック21の上面部26上に上舗装層42が設けられている。尚、前記立上り管24と散水ノズル25がない前記消雪用ブロック21は、これに直接又は間接的に接続した送水管に散水ノズルが設けられている。
このように本実施例では、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
また、このように保護ブロック1を、散水ノズルの無い消雪用ブロック21の管端等の保護に用いることができる。
図12は、本発明の実施例5を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。同図は、保護ブロック1の分割ブロック本体の変形例を示し、図12(A)は上記実施例の保護ブロック1の説明図である。
図12(B)では、一方と他方の分割ブロック本体は、平板状で保護ブロック本体2の左の側板部を構成する左ブロック71と、保護ブロック本体2の上板部72Aと右の側板部72Bと底板部72Cとを一体に形成した右ブロック72であり、左,右ブロック71,72の間に前記収納空間11が形成される。また、左,右ブロック71,72の接合箇所にはそれぞれ突条を設けて前記位置決め構造9を構成するようにしてもよい。
この場合は、掘削孔16の左ブロック71側を幅広に掘削し、左ブロック71を取り外して収納空間11を開き、掘削孔16の左側から接続部54による接続作業を行うことができる。
図12(C)では、一方と他方の分割ブロック本体は、平板状で保護ブロック本体2の上板部を構成する上ブロック73と、保護ブロック本体2の左右の側板部74A,74Aと底板部74Bとを一体に形成した下ブロック74であり、上,下ブロック73,74の間に前記収納空間11が形成される。また、上ブロック73に前記内突条8,8を設けると共に、下ブロック74に前記外突条5,5を設けて前記位置決め構造9を設けるようにしてもよい。
この場合、略平板状の上ブロック73を取り外せばよく、収納空間11を開く作業が容易となる。
図12(D)では、一方と他方の分割ブロック本体は、保護ブロック本体2の上板部75Aと左の側板部75Bと底板部75Cとを一体に形成した左ブロック75と、平板状で保護ブロック本体2の右の側板部を構成する右ブロック76であり、左,右ブロック75,76の間に前記収納空間11が形成される。また、左,右ブロック75,76の接合箇所にはそれぞれ突条を設けて前記位置決め構造9を構成するようにしてもよい。
この場合は、掘削孔16の右ブロック76側を幅広に掘削し、右ブロック76を取り外して収納空間11を開き、掘削孔16の右側から接続部54による接続作業を行うことができる。
図12(E)では、一方と他方の分割ブロック本体は、実施例1の保護ブロック本体2を上下(高さ方向)で分割した形状を有し、保護ブロック本体2の上板部77Aと左右の側板部の一部を構成する分割上側板部77B,77Bを有する上ブロック77と、保護ブロック本体2の底板部78Aと左右の側板部の一部を構成する分割下側板部78B,78Bとを一体に形成した下ブロック78であり、上,下ブロック77,78の間に前記収納空間11が形成される。また、上ブロック77に前記内突条8,8を設けると共に、下ブロック78に前記外突条5,5を設けて前記位置決め構造9を設けるようにしてもよい。
図12(F)では、一方と他方の分割ブロック本体は、実施例1の保護ブロック本体2を左右(幅方向)で分割した形状を有し、保護ブロック本体2の左の側板部79Aと上板部,底板部の一部を構成する分割上板部79B,分割底板部79Cを有する左ブロック79と、保護ブロック本体2の右の側板部80Aと上板部,底板部の一部を構成する分割上板80B,分割底板部80Cを有する右ブロック80であり、左,右ブロック79,80の間に前記収納空間11が形成される。また、左,右ブロック79,80の接合箇所にはそれぞれ突条を設けて前記位置決め構造9を構成するようにしてもよい。
このように本実施例では、上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、送水管の材質は、合成樹脂製や金属製などの各種のものを用いることができる。また、送水管は地中コンクリート部の端面から管端が突出するに限らず、特許文献2のように、送水管の管端が挿入される接続部を備えた送水管の管端が、収納空間を連通するように保護ブロック本体を敷設してもよい。また、実施例では、施工現場である道路の中央や端部に埋設された既設の消雪装置34を、プレキャスト製の消雪用ブロック21に交換する工事の例を説明したが、施工現場である道路の中央に埋設された既設のプレキャスト製消雪用ブロックが老朽化した場合などに、既設の消雪用ブロックを新しい消雪用ブロックに交換する施工に本発明を用いることができることは言うまでもない。また、実施例では、一例として25mmの高さ差H1を吸収することができると、説明したが、25mm未満の施工誤差等による高さ差を、吸収することができることは言うまでもない。
1 管端収納ブロック
2 保護ブロック本体
3 下ブロック(分割ブロック本体)
4 上ブロック(分割ブロック本体)
11 収納空間
21 消雪用ブロック
22 消雪用ブロック本体(地中コンクリート部)
23 送水管(消雪用送水管)
23T 管端
31 送水管(消雪用送水管)
31T 管端
32 地中コンクリート部
33 散水ノズル
51 接続区間
52 接続管(接続部)
71,75,79 左ブロック(分割ブロック本体)
72,76,80 右ブロック(分割ブロック本体)
73,77 上ブロック(分割ブロック本体)
74,78 下ブロック(分割ブロック本体)
78 下ブロック(分割ブロック本体)

Claims (5)

  1. 地中コンクリート部に埋設した消雪用送水管の管端を保護する消雪用送水管の保護ブロックであって、
    前記管端を保護する保護ブロック本体は、プレキャスト製からなる複数の分割ブロック本体と、前記管端を収納する又は管端に連通する収納空間とを備え、
    前記複数の分割ブロック本体の間に前記収納空間が設けられていることを特徴とする消雪用送水管の保護ブロック。
  2. 前記複数の分割ブロック本体が、下ブロックと、両側板部と上板部とを一体に有する上ブロックであり、
    前記収納空間の上下寸法が前記管端の外形寸法より大きなことを特徴とする請求項1記載の消雪用送水管の保護ブロック。
  3. 請求項1又は2記載の保護ブロックを用いた消雪用送水管の接続構造であって、
    前記地中コンクリート部に埋設した前記消雪用送水管の管端同士を接続部により接続し、前記接続部を前記保護ブロック本体の前記収納空間に収納したことを特徴とする消雪用送水管の接続構造。
  4. 請求項1又は2記載の保護ブロックを用いた消雪用送水管の接続方法であって、
    既設の前記地中コンクリート部に埋設した消雪用送水管の管端を露出し、
    この既設の消雪用送水管の管端と、新設の前記地中コンクリート部に埋設した新設の消雪用送水管の管端とを接続部により接続し、
    前記既設の地中コンクリート部と前記新設の地中コンクリート部との間に前記保護ブロック本体を配置すると共に前記接続部を前記収納空間に収納することを特徴とする消雪用送水管の接続方法。
  5. 請求項1又は2記載の保護ブロックを用いた消雪用送水管の接続方法であって、
    既設の地中コンクリート部に埋設した既設の消雪用送水管の途中を露出し、
    露出した前記既設の消雪用送水管の途中を部分的に撤去して一方と他方の管端を形成し、
    これら一方と他方の管端を接続部により接続し、
    前記既設の地中コンクリートの前記途中に前記保護ブロック本体を配置すると共に、前記接続部を前記収納空間に収納することを特徴とする消雪用送水管の接続方法。
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