JP4180846B2 - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示装置およびその製造方法に関し、特に回路基板上に実装されたEEPROMへの情報の書き込みまたは読み出し、または回路基板の電圧をモニタできる液晶表示装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電源が切れても記憶情報が破壊されない不揮発性メモリを搭載した液晶表示装置の開発が行なわれている。この不揮発性メモリは、例えばその液晶表示装置自体が映像処理を行なって、高品位な映像を再生するためのパラメータを記憶するのに使用される。ここでいう映像処理とは、液晶表示パネルに入力するディジタル映像信号を適切なアルゴニズムにより処理することであって、例えば液晶の実効的な応答速度や色空間の改善などを行なう処理である。
【0003】
不揮発性メモリの一つであるEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)は、情報が書き込まれていない「白地」の状態で製造されるPROMの仲間であり、情報の書き込み時には高電圧が必要であるが、昇圧回路を内蔵し、外部からは読み出しと同じ電圧で書き換えできるものが一般的である。書き込み情報の消去には紫外線等を必要とせず、液晶表示装置に組み込んだ状態で電気的に書き換えが行える。
【0004】
液晶表示装置においては、液晶表示パネルの周辺に接続される回路基板上にEEPROMを実装する。EEPROMへの情報の書き込みおよび読み出しは、通常、液晶表示装置の信号入力コネクタに書き込み用信号端子を割り当て、ケーブルあるいはフレキシブル配線板等を介してEEPROM書き込み用システム装置と接続することにより行われる。図6(a)は、液晶表示装置においてよく使用されるSPWG(Standard Panels Working Group)に準拠した日本航空電子工業株式会社製コネクタ;FI-XB30S-HF10を示す上面図、図6(b)はその嵌合面図、図7(a)は、図6に示すコネクタに嵌合する相手側の一例であるFI-X30Mを示す上面図、図7(b)はその嵌合面図、図7(c)はそれに挿入されるFPC(Flexible Printed Circuit)である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、SPWGでは、コネクタピンの割り当てが明確に決められており、液晶表示装置供給側において自由に使用できる端子すなわち空き端子は1個しかない。このため、定められた信号以外の信号を空き端子に割り当てる場合には、EEPROMへの書き込み用信号端子として用いるコネクタピンが不足する。このような場合の対策としては、別途、EEPROM書き込み専用のコネクタを設けるという方法があるが、新たにコネクタを配置するための空きスペースを確保することが構造上困難であったり、部品数、工程数等の増加によりコストが上昇するという問題があった。
【0006】
上記のような理由でEEPROM書き込み専用のコネクタを設けることが困難な場合には、EEPROMが実装された回路基板にプローブを直接接続し、EEPROM書き込み用システム装置により情報の書き込みを行なわざるを得ない。
しかしプローブを使用する場合にも、回路基板側に工夫が必要となる。液晶表示装置の製造工程において回路基板の電気検査等を行うために通常使用されている従来のプローブは、高価で精密なものであるが、回路基板単独の状態において使用されるものであり、液晶表示パネルとバックライトユニットと回路基板を組み立てた状態での使用は困難である。この従来のプローブを、液晶表示パネルとバックライトユニットと回路基板の組立て状態で使用するためには、液晶表示パネル、バックライトユニットの構成部材の精度、組立精度および位置決め精度等を考慮して接続用治工具を作成する必要がある。
【0007】
一方、液晶表示装置の客先毎にEEPROMに書き込む情報が変更されることが多い。回路基板単独の状態でEEPROMの書き込みを行えば、組立て時に客先に応じて回路基板の種類が複数発生し、液晶表示パネル、バックライト、回路基板を組み合わせる面倒な作業が必要となるので、液晶表示パネル、バックライトユニット、回路基板を組み立てた状態で、EEPROMに情報の書き込みを行うことが望ましい。このため、嵌合タイプのコネクタや従来の高価なプローブを用いずに、液晶表示パネル、バックライト、回路基板を組み立てた状態で、EEPROMへの情報の書き込みまたは読み出しが行える手段が求められていた。
【0008】
本発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、嵌合タイプのコネクタを用いずに、回路基板上に搭載されたEEPROMへの情報の書き込みまたは読み出しを容易に行うことが可能な液晶表示装置およびその製造方法を得ることを目的とする。
また、回路基板の電圧を有効にモニタすることが可能な液晶表示装置およびその製造方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による液晶表示装置は、相対向する前面と後面を有し、周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備え、前記回路基板上に不揮発性メモリを実装した液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された前記液晶表示装置の組立状態において、前記回路基板の外部から接触可能な位置に、前記不揮発性メモリに接続されたランドを設け、前記ランドに対応するプローブにより、前記ランドを介して、前記不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは前記不揮発性メモリから情報の読み出しができるようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明による液晶表示装置は、相対向する前面と後面を有し周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備え、前記回路基板上に不揮発性メモリを実装した液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された前記液晶表示装置の組立状態において、前記回路基板の外部から接触可能な位置に、前記不揮発性メモリに接続されたランドを設け、またこのランドに対応するプローブを有する接続用治工具を位置決めするための位置決め穴を前記回路基板に設け、前記ランドを介して、前記不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは前記不揮発性メモリから情報の読み出しができるようにしたことを特徴とする。
また、本発明による液晶表示装置は、好ましくは、前記組立状態において、前記回路基板が前記液晶表示パネルとの間に前記バックライトユニットを挟むように配置されたことを特徴とする。
また、本発明による液晶表示装置は、好ましくは、前記組立状態において、前記プローブに接触可能な状態で前記ランドが前記回路基板に設けられていることを特徴とする。
また、本発明による液晶表示装置は、好ましくは、前記ランドは、複数個設けられ、前記回路基板の端面近傍に配列されていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明による液晶表示装置は、好ましくは、前記接続用治工具に設けられた位置決めピンが、前記位置決め穴に挿入された状態で、前記プローブと前記ランドとの電気的接続が行なわれることを特徴とする。
また、本発明による液晶表示装置は、好ましくは、前記接続用治工具に設けられた位置決めピンの逃がし穴が、前記バックライトユニットに設けられていることを特徴とする。
また、本発明による液晶表示装置は、好ましくは、前記不揮発性メモリとして、EEPROMを搭載したことを特徴とする。
【0012】
また、本発明による液晶表示装置は、相対向する前面と後面を有し周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された組立状態における前記回路基板の露出部分に、ランドを設け、またこのランドに対応するプローブを有する接続用治工具を位置決めするための位置決め穴を前記回路基板に設け、前記回路基板における電圧をモニタできるようにしたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明による液晶表示装置の製造方法は、相対向する前面と後面を有する液晶表示パネルと、不揮発性メモリが実装され前記液晶表示パネルの周辺に接続された回路基板と、前記液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置の製造方法であって、
前記不揮発性メモリが実装されまたこの不揮発性メモリに接続されたランドが形成された前記回路基板を用意する工程、
前記ランドに対応するプローブを有し、書き込み用システム装置に接続される接続用治工具を用意する工程、
前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された組立状態において、前記接続用治工具の位置決めを行い、前記ランドに前記プローブを接触させて前記不揮発性メモリと前記書き込み用システム装置を接続し、前記不揮発性メモリに対し、情報の書き込みおよび読み出しの少なくとも一方を行う工程を含むことを特徴とする。
【0014】
また、本発明による液晶表示装置の製造方法は、好ましくは、前記接続用治工具が少なくとも2本の位置決めピンを有し、これらの位置決めピンを前記回路基板に設けられた位置決め穴に挿入することにより前記接続用治工具の位置決めを行うことを特徴とする。
また、本発明による液晶表示装置の製造方法は、好ましくは、前記位置決めピンを前記位置決め穴に挿入することにより、前記ランドと前記プローブとの電気的接続を行うことを特徴とする。
【0015】
また、本発明による液晶表示装置の製造方法は、相対向する前面と後面を有する液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの周辺に接続された回路基板と、前記液晶表示パネルの 前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置の製造方法であって、ランドが形成された前記回路基板を用意する工程、前記ランドに対応するプローブを有する接続用治工具を用意する工程、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルとの間に前記バックライトユニットを挟むように配置された組立状態において、前記接続用治工具の位置決めを行い、前記ランドに前記プローブを接触させて、前記回路基板の電圧をモニタする工程を含むことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1における液晶表示装置の構造を示す分解斜視図である。相対向する前面と後面を有する液晶表示パネル2は、複数の走査線、信号線及びスイッチング素子とこれに接続された画素電極が形成されたアレイ基板とカラーフィルタ基板の間に液晶を挟持したものである。この液晶表示パネル2の周辺には、駆動用ICが搭載されたゲートTCP3を介してゲート回路基板4が接続され、同様に駆動用ICが搭載されたソースTCP5を介してソース回路基板6が接続されている。また、液晶表示パネル2周辺にはFPC(フレキシブル回路基板)7も配置され、これらの液晶表示パネル2、ゲートTCP3及びゲート回路基板4、ソースTCP5及びソース回路基板6、FPC7等より液晶表示素子1が構成される。
【0017】
さらに、液晶表示パネル2の前面の周縁部をフロントフレーム8により覆い、またその後面にバックライトユニット9が配置され、本実施の形態の液晶表示装置が完成する。なお、液晶表示素子1の液晶表示ユニット2の前面側にフロントフレーム8が、またその後面側にバックライトユニット9がそれぞれ組み合わされ、さらにゲート回路基板4、ソース回路基板6が液晶表示ユニット2との間にバックライトユニット9を挟むように配置された組立状態に液晶表示装置を組み立てる際には、液晶表示パネル2の周辺にTCPを介して配置された回路基板4、6は、TCPの部分にて(ソース回路基板6の場合、図中矢印Aで示す方向に)折り曲げられ、バックライトユニット9の発光面9aの反対側に固定される。
【0018】
次に、本実施の形態における液晶表示装置の製造工程において、回路基板上に搭載された不揮発性メモリに情報の書き込みまたは読み出しを行う方法について図2および図3を用いて説明する。図2はフロントフレーム8と、バックライトユニット9と、ソース回路基板6との組立状態を上下方向に分解して示す分解斜視図である。なお、図2では図示を省略しているが、組立状態では、フロントフレーム8とバックライトユニット9の間には液晶表示素子1の液晶表示パネル2が配置されており、ソース回路基板6は液晶表示素子2にソースTCPを介して接続され、液晶表示パネル2の周囲で折り曲げられ、液晶表示パネル2との間にバックライトユニット9を挟むようにして、配置される。
【0019】
まず、図2に示すように、EEPROM(図示せず)が実装されると共にこのEEPROMに接続された複数のランド10が形成されたソース基板6を用意する。このランド10は、図2に示す組立状態において、ソース回路基板6の露出部分に設けられている。具体的には、図2の組立状態において、ソース回路基板6の上面は露出面となっており、この上面上に、その一端面6aに沿って5個のランド10が配置されている。すなわち、本実施の形態では、EEPROM書き込み用ランド10はソース回路基板6の端面6a近傍に配列されている。このEEPROM書き込み用ランド10は、図3に示すように、液晶表示パネル2の前面側にフロントパネル8が配置され、その後面側にバックライトユニット9が配置され、さらにソース回路基板6が液晶表示パネル2との間にバックライトユニット9を挟むように配置された組立状態において、外部からプローブが接触可能な位置に、プローブを接触可能な状態で設けられている。
【0020】
次に、図3に示すように、簡易な構造のEEPROM書き込み接続用治工具20(以後、接続用治工具20と略す)を用意する。接続用治工具20は、EEPROM書き込み用の5つのランド10のパターンに対応して配置されたプローブ21を有し、ケーブル23を介してEEPROMに情報を書き込むためのEEPROM書き込み用システム装置(図示せず)に接続されている。続いて、液晶表示素子1の液晶表示パネル2の前面側にフロントフレーム8を、その後面側にバックライトユニット9をそれぞれ所定位置に配置し、ソース回路基板6を液晶表示パネル2との間にバックライトユニット9を挟むように液晶表示装置を組み立てた組立状態において、この液晶表示装置に対して接続用治工具20の位置決めおよび固定を行う。
【0021】
本実施の形態における接続用治工具20には、少なくとも2本の位置決めピン22が設けられている。これらの位置決めピン22をソース回路基板6に設けられた2つの貫通穴である位置決め穴11に挿入することにより接続用治工具20の位置決めおよび固定を容易に行うことができる。なお、本実施の形態では、位置決め穴11をGNDとし、さらに位置決め穴11の周囲にGNDランド12を設けている。このため、位置決めピン22を位置決め穴11に差し込むことにより、ソース基板6と接続用治工具20との位置決めおよび固定と同時に電気的接続も行われる。また、バックライトユニット9には、位置決めピン22がソース回路基板6に設けられた位置決め穴11から突き抜けた部分を逃がすための位置決めピン逃がし穴13が設けられている。これにより、ソース回路基板6の板厚が薄い場合でも接続用治工具20の位置決めピン22を長く設定することができ、確実な位置決めおよび固定が行える。
このように位置決めピン22と位置決め穴11による位置決めおよび固定を行った後、EEPROM書き込み用ランド10に接続用治工具20のプローブ21を接触させてEEPROMとEEPROM書き込み用システム装置を接続し、EEPROMに情報の書き込みまたは読み出しを行う。
【0022】
本実施の形態によれば、EEPROMが実装されたソース回路基板6上にEEPROM書き込み用ランド10を設けたので、嵌合タイプのコネクタを用いずに、EEPROMへの情報の書き込みまたは読み出しを容易に行うことが可能である。また、EEPROM書き込み用ランド10は、液晶表示パネル2、フロントフレーム8およびバックライトユニット9をそれぞれ図2、3に示す所定の組立状態に配置して液晶表示装置を組み立てた状態でも、外部から接触可能な位置に、外部から接触可能な状態で設けられているため、液晶表示装置組み立て後にEEPROMに情報の書き込みおよび読み出しを行うことができる。これにより、客先毎にEEPROMに書き込む情報を変更する場合であっても取り扱う回路基板(ソース回路基板6)の種類が1つで済むため、管理、運営上好ましい。
【0023】
さらに、返品等により顧客Aのための情報を書き込んだ液晶表示装置が余った場合にも、液晶表示装置を分解することなくEEPROMへの情報の書き換えを行うことができるため、顧客B用の液晶表示装置に容易に作り替えることが可能である。さらに、EEPROM書き込み用ランド10をソース回路基板6の端面6a近傍に配列することにより、簡易な形状の接続用治工具20でソース回路基板6を挟み込むようにして位置決めおよび固定を容易に行うことができる。また、ソース回路基板6に設けられた位置決め穴11をGNDとすることにより、接続用治工具20との位置決めおよび固定と同時に電気的接続も行える。さらに、EEPROM書き込み用ランド10は、従来、液晶表示装置の信号入力コネクタの空き端子を使用して行っていたコモン電圧のモニターにも利用することができるため、信号入力コネクタの空き端子が無い場合、回路基板のコスト上昇を伴うことなく電圧モニターが行える有効な手段となりうる。
【0024】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、ソース基板6に設けられた位置決め穴11をGNDとし、接続用治工具20の位置決めピン22を位置決め穴11に差し込むことにより、ソース基板6と接続用治工具20との位置決めおよび固定と同時に電気的接続を行ったが、位置決め穴は非電気的接続穴であってもよい。例えばソース回路基板上のパッド等の寸法を測定するために予め設けられている寸法測定用位置決め穴を、EEPROM書き込み接続用治工具の位置決め穴として兼用することができる(図示は省略する)。このように、接続用治工具の位置決め穴として回路基板に予め設けられている寸法測定用位置決め穴を用いたり、または新たに位置決め穴を設けることにより、回路基板設計上の自由度が増す。
【0025】
なお、上記実施の形態1および実施の形態2では、ソース基板6に不揮発性メモリとしてEEPROMを搭載した場合を例に挙げて説明したが、不揮発性メモリはEEPROMに限定されるものではなく、また搭載される回路基板もソース基板6に限定されるものではない。
【0026】
実施の形態3.
実施の形態1は、ソース基板6を液晶表示パネル2の一方の長辺に接続したが、図4に示すように、その他方の長辺に接続することもある。この図4に示す実施の形態3においても、ソース基板6は組立状態において、矢印Aに示すように液晶表示パネル2との間に、バックライトユニット9を挟むように折り曲げられる。この実施の形態3においても、ソース基板6の端縁部に図2、3と同様に、不揮発性メモリに接続されたランド10が配置され、接続用治工具20を用いて、不揮発性メモリに対する書き込み、読み出しが行なわれる。
【0027】
実施の形態4.
実施の形態1から3は、ソース基板6を折り曲げるものであるが、図5のように、不揮発性メモリを搭載した回路基板30を折り曲げることなく、その接続端子30aをソース基板6に設けた接続端子31に挿入するものにおいても、この発明は同様に実施可能である。この実施の形態4では、ソース基板6には不揮発性メモリは搭載されず、回路基板30に搭載される。この実施の形態4でも、液晶表示パネル2の前面側にフロントフレーム8を、またその後面側にバックライトユニット9を組み合わせ、また接続端子30aを接続端子31に挿入した状態、即ち回路基板30を接続端子30a、31、およびソース基板6を介して、液晶表示パネル2に接続した状態で、不揮発性メモリに対する書き込み、読み出しを行なうことにより、実施の形態1から3と同様な効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、相対向する前面と後面を有し、周辺に回路基板が配置された液晶表示パネルと、この液晶表示パネル前面の周縁部を覆うフロントフレームと、液晶表示パネルの後部に配置されたバックライトユニットとを備え、回路基板上に不揮発性メモリを実装した液晶表示装置であって、液晶表示パネルの前面側にフロントフレームが、またその後面側にバックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに回路基板が液晶表示パネルに接続された液晶表示装置の組立状態において、回路基板の外部から接触可能な位置に、不揮発性メモリに接続されたランドを設け、このランドに対応するプローブにより、ランドを介して、不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは不揮発性メモリから情報の読み出しができるようにしたので、嵌合タイプのコネクタを用いずに、不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは読み出しを容易に行なうことができる。
また、ランドとともに、このランドに対応するプローブを有する接続治工具を位置決めするための位置決め穴を前記回路基板に設け、ランドを介して、不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは不揮発性メモリから情報の読み出しを行うようにしたので、嵌合タイプのコネクタを用いずに、不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは読み出しを容易に行うことが可能である。
【0029】
また、前記組立状態において、回路基板が液晶表示パネルとの間に、バックライトユニットを挟むように配置されたものでも、組立状態で嵌合タイプのコネクタを用いずに、不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは読み出しを容易に行うことが可能である。
【0030】
また、前記組立状態において、外部からプローブが接触可能な位置または接触可能な状態で設けられているので、液晶表示パネル、バックライトユニット、回路基板の組立状態において、EEPROMへの情報の書き込みまたは読み出しを行うことができる。これにより、客先毎にEEPROMに書き込む情報を変更する場合であっても取り扱う回路基板の種類が1つで済むため、管理、運営上好ましい。また、一旦情報が書き込まれたEEPROMに対する情報の書き換えも組立状態を分解することなく行えるため作業効率が向上する。
【0031】
さらに、ランドを回路基板の端面近傍に配列することにより、簡易な形状の接続用治工具で回路基板を挟み込むようにして位置決めを容易に行うことができる。
【0032】
また、回路基板は、ランドに対応するプローブを有し書き込み用システム装置に接続される接続用治工具を位置決めするための位置決め穴を有するので、接続用治工具に設けられた位置決めピンをこの位置決め穴に挿入することにより接続用治工具の位置決めを容易に行うことができる。
【0033】
また、位置決め穴に、接続用治工具に設けられた位置決めピンを挿入することによりプローブとランドとの電気的接続が行えるので、回路基板と接続用治工具にそれぞれ電気的接続のための手段を別途設ける必要がなく、簡易な構造で安価な接続用治工具が実現できる。
【0034】
さらに、バックライトユニットは、接続用治工具に設けられた位置決めピンの逃がし穴を有するので、回路基板の板厚が薄い場合でも接続用治工具の位置決めピンを長く設定することができ、確実な位置決めおよび固定が行える。
【0035】
また、不揮発性メモリとしてEEPROMを搭載することにより、液晶表示装置供給側において客先に応じた情報の書き込みを行うことができ、付加価値の高い高性能の液晶表示装置が得られる。
【0036】
また、本発明による液晶表示装置は、相対向する前面と後面を有し、周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された組立状態における前記回路基板の露出部分に、ランドを設け、またこのランドに対応するプローブを有する接続用治工具を位置決めするための位置決め穴を前記回路基板に設け、前記回路基板における電圧をモニタできるようにしたので、回路基板の電圧を有効にモニタすることができる。
【0037】
また、本発明による液晶表示装置の製造方法は、不揮発性メモリが実装されると共に不揮発性メモリに接続されたランドが形成された回路基板を用意する工程と、ランドに対応するプローブを有し、書き込み用システム装置に接続される接続用治工具を用意する工程と、液晶表示パネルの前面側にフロントフレームが、またその後面側にバックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに回路基板が液晶表示パネルとの間にバックライトユニットを挟むように配置された組立状態において、接続用治工具の位置決めを行い、ランドにプローブを接触させて不揮発性メモリと書き込み用システム装置を接続し、不揮発性メモリに対し、情報の書き込みおよび読み出しの少なくとも一方を行う工程を含んで製造するようにしたので、嵌合タイプのコネクタを用いずに、簡易な形状で安価な接続用治工具を用い、不揮発性メモリに情報の書き込みまたは読み出しを容易に行うことが可能である。
【0038】
また、前記組立状態において、回路基板が液晶表示パネルとの間に、バックライトユニットを挟むように配置されたものに対しても、組立状態で嵌合タイプのコネクタを用いずに、不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは読み出しを容易に行うことが可能である。
【0039】
また、接続用治工具には少なくとも2本の位置決めピンが設けられ、これらの位置決めピンを回路基板に設けられた位置決め穴に挿入することにより、接続用治工具の位置決めを容易に行うことができる。
【0040】
さらに、位置決めピンを位置決め穴に挿入することにより、ランドとプローブとの電気的接続が行われるので、回路基板と接続用治工具にそれぞれ電気的接続のための手段を別途設ける必要がなく、簡易な構造で安価な接続用治工具が実現できる。
【0041】
さらに、また本発明による液晶表示装置の製造方法は、相対向する前面と後面を有する液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの周辺に接続された回路基板と、前記液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置の製造方法であって、ランドが形成された前記回路基板を用意する工程、前記ランドに対応するプローブを有する接続用治工具を用意する工程、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルとの間に前記バックライトユニットを挟むように配置された組立状態において、前記接続用治工具の位置決めを行い、前記ランドに前記プローブを接触させて、前記回路基板の電圧をモニタする工程を含んで製造するようにしたので、有効に回路基板の電圧のモニタを行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1である液晶表示装置の構造を示す分解斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1である液晶表示装置の主要部分を示す分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における液晶表示装置に搭載されたEEPROMへのデータ書き込み方法を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態3である液晶表示装置の構造を示す分解斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態4である液晶表示装置の構造を示す分解斜視図である。
【図6】 (a)図は、液晶表示装置に使用されるSPWG準拠のJAE製コネクタ;FI-XB30S-HF10を示す上面図、(b)図はその嵌合面図である。
【図7】 (a)図は図6に示すJAE製コネクタ;FI-XB30S-HF10と嵌合する相手側の一例であるFI-X30Mを示す上面図、(b)図はその嵌合面図、(c)図は挿入されるFPCである。
【符号の説明】
1 液晶表示素子、2 液晶表示パネル、3 ゲートTCP、4 ゲート基板、5 ソースTCP、6 ソース基板、6a 端面、7 FPC、8 フロントフレーム、9 バックライトユニット、9a 発光面、10 EEPROM書き込み用ランド、11 位置決め穴、12 GNDランド、13 位置決めピン逃がし穴、20 EEPROM書き込み接続用治工具、21 プローブ、22 位置決めピン、23 ケーブル。
Claims (13)
- 相対向する前面と後面を有し、周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備え、前記回路基板上に不揮発性メモリを実装した液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された前記液晶表示装置の組立状態において、前記回路基板の外部から接触可能な位置に、前記不揮発性メモリに接続されたランドを設け、前記ランドに対応するプローブにより、前記ランドを介して、前記不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは前記不揮発性メモリから情報の読み出しができるようにしたことを特徴とする液晶表示装置。
- 相対向する前面と後面を有し、周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備え、前記回路基板上に不揮発性メモリを実装した液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された前記液晶表示装置の組立状態において、前記回路基板の外部から接触可能な位置に、前記不揮発性メモリに接続されたランドを設け、またこのランドに対応するプローブを有する接続用治工具を位置決めするための位置決め穴を前記回路基板に設け、前記ランドを介して、前記不揮発性メモリへの情報の書き込みまたは前記不揮発性メモリから情報の読み出しができるようにしたことを特徴とする液晶表示装置。
- 前記組立状態において、前記回路基板が前記液晶表示パネルとの間に前記バックライトユニットを挟むように配置されたことを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装置。
- 前記組立状態において、前記プローブに接触可能な状態で前記ランドが前記回路基板に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装置。
- 前記ランドは、複数個設けられ、前記回路基板の端面近傍に配列されていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
- 前記接続用治工具に設けられた位置決めピンが、前記位置決め穴に挿入された状態で、前記プローブと前記ランドとの電気的接続が行なわれることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
- 前記接続用治工具に設けられた位置決めピンの逃がし穴が、前記バックライトユニットに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
- 前記不揮発性メモリとして、EEPROMを搭載したことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
- 相対向する前面と後面を有し周辺に回路基板が接続された液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面側に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置であって、前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルに接続された組立状態における前記回路基板の露出部分に、ランドを設け、またこのランドに対応するプローブを有する接続用治工具を位置決めするための位置決め穴を前記回路基板に設け、前記回路基板における電圧をモニタできるようにしたことを特徴とする液晶表示装置。
- 相対向する前面と後面を有する液晶表示パネルと、不揮発性メモリが実装され前記液晶表示パネルの周辺に接続された回路基板と、前記液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置の製造方法であって、
前記不揮発性メモリが実装されまたこの不揮発性メモリに接続されたランドが形成された前記回路基板を用意する工程、
前記ランドに対応するプローブを有し、書き込み用システム装置に接続される接続用治工具を用意する工程、
前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルとの間に前記バックライトユニットを挟むように配置された組立状態において、前記接続用治工具の位置決めを行い、前記ランドに前記プローブを接触させて前記不揮発性メモリと前記書き込み用システム装置を接続し、前記不揮発性メモリに対し、情報の書き込みおよび読み出しの少なくとも一方を行う工程を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。 - 前記接続用治工具が少なくとも2本の位置決めピンを有し、これらの位置決めピンを前記回路基板に設けられた位置決め穴に挿入することにより前記接続用治工具の位置決めを行うことを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置の製造方法。
- 前記位置決めピンを前記位置決め穴に挿入することにより、前記ランドと前記プローブとの電気的接続を行うことを特徴とする請求項11記載の液晶表示装置の製造方法。
- 相対向する前面と後面を有する液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの周辺に接続された回路基板と、前記液晶表示パネルの前面の周縁部を覆うフロントフレームと、前記液晶表示パネルの後面に配置されたバックライトユニットとを備えた液晶表示装置の製造方法であって、
ランドが形成された前記回路基板を用意する工程、
前記ランドに対応するプローブを有する接続用治工具を用意する工程、
前記液晶表示パネルの前面側に前記フロントフレームが、またその後面側に前記バックライトユニットがそれぞれ組み合わされ、さらに前記回路基板が前記液晶表示パネルとの間に前記バックライトユニットを挟むように配置された組立状態において、前記接続用治工具の位置決めを行い、前記ランドに前記プローブを接触させて、前記回路基板の電圧をモニタする工程を含むことを特徴とする液晶表示装置の製造方法。
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