JP4180519B2 - トランスポンダの選択可能なメモリ領域によってトランスポンダを目録化する通信局 - Google Patents

トランスポンダの選択可能なメモリ領域によってトランスポンダを目録化する通信局 Download PDF

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Description

本発明は、トランスポンダとの非接触通信用の通信局であって、当該通信局が、目録化(inventorizing)手段を有し、当該目録化手段が、前記通信局と通信接続状態にあるトランスポンダを目録化するように設計されており、かつ、当該目録化手段が、目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されている目録化コマンド生成手段を有し、当該目録化コマンドデータブロックをトランスポンダにおいて評価することによって、前記トランスポンダのメモリの少なくとも1つのメモリ領域を見つけることができ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、中に識別データが格納されており、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダを目録化する目的のために前記トランスポンダから前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記トランスポンダの目録化に影響を与える、通信局、に関する。
本発明は、通信局との非接触通信用のトランスポンダであって、当該トランスポンダが、メモリを有し、当該メモリが、メモリ領域を有し、かつ、当該メモリにおいて、前記トランスポンダに割り当てられている第一識別データと前記トランスポンダに割り当てられている第二識別データそれぞれが少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納されている、トランスポンダにも関する。
本発明は、通信局との非接触通信用のトランスポンダの集積回路であって、当該集積回路が、メモリを有し、当該メモリが、メモリ領域を有し、かつ、当該メモリにおいて、前記集積回路に割り当てられている第一識別データと前記集積回路に割り当てられている第二識別データそれぞれを少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納することができる、集積回路にも関する。
上述されている通信局と、上述されているトランスポンダと、上述されている集積回路のコンテキストにおいては、例えば、国際規格ISO 14443およびISO 15693と、I-Code1という名称で出願人によって市販されているトランスポンダシステムとを参照することができる。従って、このような通信局と、このようなトランスポンダと、このような集積回路は、公知である。
公知の実施例のそれぞれにおいては、通信局と通信接続状態にある各トランスポンダの目録化動作は、これらのトランスポンダの同じメモリ領域を使用して常に実行され、その結果として、これらのメモリ領域に格納されている、該当トランスポンダの一意のシリアル番号、すなわち一意の識別データブロックを常に使用して実行される。すべてのトランスポンダの一意の識別データブロックは、トランスポンダのメモリの同じメモリ領域に常に格納されており、従って、常に同じアドレス下で見つけることができる。例えば、I-Code1という名称で市販されているトランスポンダシステムの場合、関連する一意のシリアル番号、すなわち一意の識別データブロックそれぞれは、すべてのトランスポンダにおいて、該当トランスポンダのメモリの2つの固定されたプリセットメモリ領域に格納されている。
この公知の解決策は、単純な設計を提供するが、目録化動作が、トランスポンダ内のメモリの固定されたプリセットメモリ領域に格納されているシリアル番号、すなわち一意の識別データブロックによってのみしか実行できないという問題がある。この結果として、トランスポンダの目録化の柔軟性が制限され、このことは望ましくない制約を意味する。なぜならば、トランスポンダおよびその集積回路と通信局の用途として、固定されたプリセットメモリ領域に格納されている一意の識別データブロックを利用して目録化動作を実行することが不利である用途が次々に登場しているためである。
国際規格ISO 14443およびISO 15693
本発明の目的は、上記の制約とその結果の不都合を取り除くことと、改良された通信局、改良されたトランスポンダ、および改良された集積回路を実現することである。
上述の目的を達成するため、本発明の通信局には、次のような発明の特徴が設けられている。すなわち、
トランスポンダとの非接触通信用の通信局であって、当該トランスポンダのそれぞれが、前記通信局との非接触通信用に設計されており、かつ、各トランスポンダが、アドレス指定可能メモリを有し、当該メモリが、それぞれがアドレスを有するメモリ領域を有し、かつ、当該メモリにおいて、前記トランスポンダに割り当てられている第一識別データと前記トランスポンダに割り当てられている第二識別データのそれぞれが、少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納されており、かつ、当該通信局が、目録化手段を有し、当該目録化手段が、前記通信局と通信接続状態にあるトランスポンダを目録化するように設計されており、かつ、当該目録化手段が、メモリ領域選択データブロックを有する目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されている目録化コマンド生成手段を有し、当該メモリ領域選択データブロックによって、トランスポンダにおいて前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域を見つけることができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データが格納されており、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダを目録化する目的のために前記トランスポンダから前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、通信局であって、少なくとも1つの目録化コマンドデータブロックを生成する前記目録化コマンド生成手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを用いるように設計されている通信局。
上述の目的を達成するため、本発明によるトランスポンダには、次のような発明の特徴が設けられている。すなわち、
通信局との非接触通信用のトランスポンダであって、当該通信局が、前記通信局と通信接続状態にある前記トランスポンダを目録化する目録化手段を有し、かつ、当該トランスポンダが、アドレス可能メモリを有し、当該メモリが、それぞれがアドレスを持つメモリ領域を有し、当該メモリ領域において、前記トランスポンダに割り当てられている第一識別データと前記トランスポンダに割り当てられている第二識別データそれぞれが少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納されており、かつ、当該トランスポンダが、制御情報の少なくとも1つの項目を認識する認識手段を有し、当該制御情報が、少なくとも1つのどのストレージ領域が前記トランスポンダの前記目録化に影響を与えるかを示し、かつ、当該トランスポンダが、前記認識手段と対話するメモリ領域選択手段を有し、当該メモリ領域選択手段によって、前記認識手段によって認識される前記制御情報に従って、前記少なくとも1つのメモリ領域を選択することができ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、中に識別データが格納されており、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダを目録化する目的のために前記トランスポンダから前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、トランスポンダ。
上述の目的を達成するため、本発明による集積回路には、次のような発明の特徴が設けられている。すなわち、
前記通信局との非接触通信用のトランスポンダの集積回路であって、当該通信局が、前記通信局と通信接続状態にある前記集積回路を目録化する目録化手段を有し、当該集積回路が、アドレス可能メモリを有し、当該メモリが、それぞれがアドレスを持つメモリ領域を有し、当該メモリ領域において、前記集積回路に割り当てられている第一識別データと前記集積回路に割り当てられている第二識別データそれぞれが少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納されており、かつ、当該集積回路が、制御情報の少なくとも1つの項目を認識する認識手段を有し、当該制御情報が、少なくとも1つのどのストレージ領域が前記集積回路の前記目録化に影響を与えるかを示し、かつ、当該集積回路が、前記認識手段と対話するメモリ領域選択手段を有し、当該メモリ領域選択手段によって、前記認識手段によって認識される前記制御情報に従って、前記少なくとも1つのメモリ領域を選択することができ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、中に識別データを格納することができ、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダを目録化する目的のために前記集積回路から前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記集積回路の前記目録化に影響を与える、集積回路。
本発明における特徴を設けることによって、本発明に従って設計されている通信局と、本発明に従って設計されているトランスポンダと、本発明に従って設計されている集積回路とを利用して、本発明によるそのようなトランスポンダの異なる目録化動作を随意に実行可能であるようにすることが、簡単かつわずかな追加コストによって可能になる。異なる目録化動作の間の違いは、これらの目録化動作が、トランスポンダまたは集積回路のアドレス可能メモリに設けられている関連するメモリの異なる選択可能メモリ領域と、必要な場合にはこれらの選択可能メモリ領域に格納されている識別データとを使用して実行されることである。これによって、トランスポンダまたは集積回路の一意のシリアル番号、すなわちトランスポンダまたは集積回路の一意の識別データブロックが格納されている少なくとも1つの選択可能メモリ領域を使用して、目録化動作を随意に実行するための、または、トランスポンダの典型的なユーザデータ、すなわち特徴的なユーザデータブロックが格納されている少なくとも1つの選択可能メモリ領域を使用して、目録化動作を随意に実行するための、単純な方法が可能になる。このことが特に有利であることの理由として、一意の識別データブロックは、トランスポンダ、またはそのようなトランスポンダの集積回路の製造業者によって製造時に割り当てられてトランスポンダまたは集積回路のメモリに格納され、また、特徴的なユーザデータブロックは、トランスポンダまたはトランスポンダの集積回路のユーザによってトランスポンダまたは集積回路のメモリ内に格納されるためである。従って、このことにより、製造業者によって割り当てられた識別データブロックを使用して、またはユーザによって割り当てられたユーザデータブロックを使用して、目録化動作を実行することが可能になるが、このことは有利である。ここで特に有利であると強調すべきこととして、トランスポンダから通信局へのデータの伝送に対して、伝送信号に関するいくつかのオプションから選択可能な伝送パラメータが、実行される目録化動作に従って、すなわち目録化動作に使用される選択可能メモリ領域またはこれらの選択可能メモリ領域に格納されている識別データ(一意の識別データブロックまたは典型的なユーザデータブロックのいずれか)に従って選択され、この選択可能伝送パラメータは、例えば、いくつかの可能な時間窓の開始時刻から、またはデータの符号化に使用される符号化のタイプから、または伝送信号を変調するための副搬送波信号の副搬送波周波数から、形成することが可能である。
本発明による通信局と、本発明によるトランスポンダと、本発明による集積回路の有利なさらなる実施例は、副請求項に特徴が記載されている。その結果の利点は、以下に記載されている実施例を参照しながらさらに説明されている。
上に記載されている観点と、本発明のさらなる観点は、以下に記載されている実施例から明らかになり、これらの実施例を参照して説明されている。
本発明は、図面に示されている実施例を参照してさらに説明されている。しかしながら、本発明はこれらの図面に限定されない。
図1は、通信局1を示す。通信局1は、トランスポンダとの非接触通信用に設計されて設けられている。図2は、そのようなトランスポンダ2を示す。トランスポンダ2の設計は、後に詳しく説明される。
通信局1は、マイクロコンピュータ3を有する。しかしながら、マイクロコンピュータ3の代わりに、配線による論理回路を設けてもよい。一連の手段と機能がマイクロコンピュータ3を利用して実施されているが、以下には、本コンテキストにおいて重要である手段と機能についてのみさらに説明されている。マイクロコンピュータ3は、データ接続4を介してホストコンピュータ(図示されていない)に接続されている。マイクロコンピュータ3は、多数のシーケンス、特にプログラムフローを制御するために使用することのできるシーケンス制御手段5を有する。マイクロコンピュータ3は、タイミング信号CLKを生成することのできるタイミング信号生成器6に接続されており、このタイミング信号CLKは、公知の目的のためにマイクロコンピュータ3に送られる。
マイクロコンピュータ3によって、目録化手段7が実現されている。目録化手段7は、通信局1と通信接続状態にあるトランスポンダ2を目録化するように設計されている。目録化とは、通信局1が、通信局1と通信接続状態にある各トランスポンダ2からの伝送信号を一意にかつ間違いなく受信し、従って各トランスポンダ2が一意に認識されて、認識された各トランスポンダ2について、受信された伝送信号と、従って好ましくは特徴的または典型的な識別データとが通信局1において利用可能である、ことを意味するものと理解すべきである。この場合における目録化手段7は、目録化コマンド生成手段8と、識別データ認識手段9と、識別データ処理手段10とを有する。
目録化コマンド生成手段8は、目録化コマンドデータブロックIVTDBを生成するように開発されている。このような目録化コマンドデータブロックIVTDBは、図3に示されている。目録化コマンドデータブロックIVTDBは、コマンドデータブロックCOMDBと、メモリ領域選択データブロックDSELDBと、マスクデータブロックMASKDBとを有する。コマンドデータブロックCOMDBは、通信局1と通信接続状態にある、すなわち通信局1の通信領域内のすべてのトランスポンダ2に、これらのトランスポンダ2を目録化する必要があることを通知する。メモリ領域選択データブロックDSELDBは、通信局1と通信接続状態にあるトランスポンダ2に制御情報項目を提供し、この制御情報項目によって、中に識別データが格納されておりかつトランスポンダ2の目録化に影響を与える、トランスポンダ2のメモリの少なくとも1つのメモリ領域を、トランスポンダ2において見つけることができる。
図1の通信局1は、以下のように有利に設計されている。すなわち、目録化コマンド生成手段8は、目録化コマンドデータブロックIVTDBを生成するように設計されている。この目録化コマンドデータブロックIVTDBは、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックDSELDBを有する。現在までに知られているトランスポンダシステムにおいては、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なこのようなメモリ領域選択データブロックDSELDBは、必要がないために目録化コマンドデータブロックIVTDBの中に含まれていない。なぜなら、現在までに知られているトランスポンダシステムにおいては、プリセットメモリ領域のみ、またはこのプリセットメモリ領域に格納されている内容、すなわち、識別データのみが目録化の目的に使用されていたためである。上述されている選択オプションによると、目録化コマンド生成手段8は、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックDSELDBを持つ、図3に示されているような目録化コマンドデータブロックIVTDBを生成するように設計されている。メモリ領域選択データブロックDSELDBは、トランスポンダのメモリのアドレスデータメモリ領域のアドレスB60を含んでいる。このアドレスデータメモリ領域には、トランスポンダ2のメモリの少なくとも1つのメモリ領域の少なくとも1つのアドレスが格納されている。この少なくとも1つのメモリ領域には、識別データが格納されており、かつこの少なくとも1つのメモリ領域は、トランスポンダ2の目録化に影響を与える。
一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックDSELDBに関連してさらに強調すべきことは、このような選択は、通信局1において、通信局1にデータ接続4を介して接続されているホストコンピュータからの対応する制御情報項目を入力することによって行うことができることである。これに代えて、このような選択は、通信局1に設けられている制御キーを利用して対応する制御情報を入力することによって行うこともできる。
マスクデータブロックMASKDBは、トランスポンダ2のメモリに格納されている識別データ、すなわち、例えば、一意の識別データブロック、またはトランスポンダ2のユーザのいくつかの典型的なユーザデータブロックのうちのどの部分が、目録化動作を実行するために使用されるかを、各トランスポンダ2に通知する。このマスクデータブロックMASKDBは、別の目的に使用することもでき、例えば、トランスポンダ2が通信局1に応答して伝送信号を伝送するタイムスロットを協力して確定するための、いわゆるタイムスロット目録化プロセスにおいてマスクデータブロックMASKDBを使用することができる。しかしながら、本発明による方策は、タイムスロット目録化プロセスにおいてのみならず、別の目録化プロセス、例えば、いわゆる識別データのビットごとの比較またはチェックが実行される目録化プロセスにおいても、有利に使用することができる。
目録化コマンド生成手段8からの出力は、符号化手段11に入力され、この符号化手段11によって、入力された目録化コマンドデータブロックIVTDBが符号化される。符号化手段11は、符号化の後、符号化された目録化コマンドデータブロックCIVTDBを出力する。符号化手段11からの出力は、変調手段12に入力され、この変調手段12には、符号化された目録化コマンドデータブロックCIVTDBを送ることができ、かつ、搬送波信号生成器13によって生成される搬送波信号CSをさらに送ることができる。変調手段12は、供給された搬送波信号CSを、同様に供給された符号化された目録化コマンドデータブロックCIVTDBに従って変調することができ、従って、変調手段12は、変調後、変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBを出力する。変調手段12からの出力は、増幅手段14に入力され、増幅手段14は、変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBを増幅する。増幅手段14からの出力は、整合手段15に入力され、ここから伝送手段16に入力される。伝送手段16は、伝送コイル17を有し、送信と受信の両方の手段として機能する。増幅手段14によって増幅された、変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBは、通信局1の通信領域内に存在する図2に示すようなトランスポンダ2すべてへの伝送を目的として、整合手段15を介して伝送手段16に送られる。
ここまでに説明されている回路部分は、通信局1から図2に示すようなトランスポンダ2に信号を伝送する役割りを果たす。通信局1には、図2に示すようなトランスポンダ2から通信局1への伝送信号の伝送のために機能する手段も設けられている。伝送手段16と整合手段15は、これらの手段にも含まれる。
伝送のための手段には、整合手段15に接続されているフィルター手段18も含まれる。このフィルター手段18には、変調された符号化された識別データMCIDと、本文書では詳しく説明されていない他の信号とをこの手段に送ることができる。フィルター手段18からの出力は、復調手段19に入力され、復調手段19からの出力が、復号手段20に入力される。特定の受信信号がフィルター手段18によってフィルター処理された後、この信号は復調手段19によって復調され、その後、復号手段20によって復号される。従って、変調された符号化された識別データMCIDが通信局1に伝送された場合には、復調手段19の後に、符号化された識別データCIDが現れ、復号手段20の後に、識別データIDが現れる。
復号手段20からの出力は、識別データ認識手段9に入力される。識別データ認識手段9は、1つのみのトランスポンダ2の識別データが伝送パラメータに従って通信局1におて受信された場合に、特定の伝送パラメータを持つ伝送信号の形式において通信局1に伝送された識別データIDを認識することができる。しかしながら、識別データ認識手段9は、2つ以上のトランスポンダ2の識別データが伝送パラメータに従って通信局1において受信されたとき、すなわち、いわゆる衝突が起きたときにも、認識することができる。この場合には、その後に少なくとも1つのさらなる目録化動作を実行する必要がある。識別データIDが明確に認識された後、認識された識別データIDは、識別データ処理手段20に送られ、この識別データ処理手段20は、認識された識別データIDを処理する。例えば、認識された識別データIDは、マイクロコンピュータ3のメモリに格納することができる。これに代えて、認識された識別データIDは、データ接続4を介してホストコンピュータ(図示されていない)に渡すことができる。認識された識別データIDは、さらに肯定応答信号生成手段に転送することができ、この肯定応答信号生成手段は、次いで、完了した目録化動作の間に目録化された、すなわち一意に認識されたトランスポンダ2に伝送される肯定応答信号の生成を行う。
以下には、トランスポンダ2が、図2を参照しながら説明されている。トランスポンダ2は、図1に示すような通信局1との非接触通信用に設計されている。この場合におけるトランスポンダ2は、製品に接続されているトランスポンダ2であり、その製品に関するデータ、例えば、製品のタイプ、販売価格、製造日、製造国、有効期限、同様の特性に関するデータと、各トランスポンダ2に一意な、従って有意なシリアル番号、すなわち特徴的な識別データブロックとが中に格納されている。格納されているデータは、例えば、いわゆるEPCコード(電子製品コード)またはいわゆるEANコードに対応させておくことができる。EPCコードは、全体で96ビットのデータワードであり、このコードによって世界中のすべての製品を有意かつ識別可能に標識付けすることができる。しかしながら、トランスポンダ2は、これに代えて、別の用途を目的として開発して設けることもできる。
トランスポンダ2は、集積回路21を有する。トランスポンダ2は、伝送手段22をさらに有する。伝送手段22は、集積回路21の外側に設けられている伝送コイル23と、集積回路21の中に実施されているコンデンサ24とで構成されている。伝送コイル23は、集積回路21の端子接点25に接続されている。伝送コイル23とコンデンサ24は、共振回路を形成し、この回路の共振周波数は、通信局1からトランスポンダ2に伝送される少なくとも1つの信号の動作周波数に一致するが、このことは必ずしも必須ではない。この場合にトランスポンダ2に伝送される信号は、振幅変調搬送波信号、例えば、変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBである。しかし、この信号は、別の伝送信号でもよい。
受信手段を形成する伝送手段22は、目録化コマンドデータブロックIVTDBを受信するように開発されて設けられており、この目録化コマンドデータブロックIVTDBは、振幅変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBの中に含まれている。振幅変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBは、図1に示すような通信局1によって生成することができ、通信局1によって生成されかつトランスポンダ2に影響している場(field)によってトランスポンダ2に非接触に伝送することができる。この場合における伝送は、誘導的手段、すなわちトランスによって行われる。しかしながら、伝送は、これに代えて、電磁気的手段によって実行してもよい。目録化コマンドデータブロックIVTBによって、通信局1の通信領域内に存在するトランスポンダ2または多数のトランスポンダ2に、これら1つ以上のトランスポンダ2が目録化動作に関与する必要があることの通知が渡される。
トランスポンダ2または集積回路21は、エネルギ供給回路26と、クロック回復段27と、復調段28とを有する。エネルギ供給回路26と、クロック回復段27と、復調段28は、それぞれ、端子接点25に接続されており、この結果として、これらの回路要素それぞれに、トランスポンダ2によって受信された信号と、従ってトランスポンダ2によって受信された振幅変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBとが供給される。
エネルギ供給回路26は、長い間公知であるように、ここに送られる信号を使用して直流供給電圧Vを生成するように開発されて設けられている。また、エネルギ供給回路26は、いわゆる「パワーオンリセット」信号PORを生成するようにも開発されて設けられている。この信号PORは、トランスポンダ2に十分なエネルギが供給され、その結果として十分に高い直流供給電圧Vがエネルギ供給回路26によって生成された場合に、生成される。
クロック信号回復段27は、振幅変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBなど、ここに送られる信号を使用してクロック信号CLKを回復するように開発されて設けられている。この方策も、長い間公知である。
復調段28は、振幅変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBを復調するように設計されて設けられている。振幅変調された符号化された目録化コマンドデータブロックMCIVTDBは、この復調段28に送ることができ、この結果として、復調段28は、復調された符号化された目録化コマンドデータブロックCIVTDBを生成して出力する。復調段28からの出力は、復号段29に入力され、この復号段29には、符号化された目録化コマンドデータブロックCIVTDBを送ることができる。この復号段29によって、まだ符号化されているデータブロックが復号される。このデータブロックの符号化は、前に通信局1において実行されたものである。復号段29は、復号の後、目録化コマンドデータブロックIVTDBを出力する。
ここまでに説明されている手段は、トランスポンダ2の受信モードにおいて機能する。しかし、トランスポンダ2を使用して、トランスポンダ2から通信局1への送信モードまたは伝送モードを実行することも可能である。このために、トランスポンダ2または集積回路21は、符号化段30と、符号化段30の後の変調段31と、変調段31に接続されている副搬送波信号生成器32とを有する。変調段31は、端子接点25の出力側に、従って、送信手段も形成している伝送手段22に接続されている。符号化段30には、識別データIDなどさまざまな信号を送ることができ、識別データIDの生成について後から詳しく説明されている。符号化段30は、識別データIDの符号化を可能にし、この符号化の後、符号化段30は、符号化された識別データCIDを出力する。符号化された識別データCIDは、変調段31に送ることができる。副搬送波信号生成器32によって生成された副搬送波信号SCSも、変調段31に送ることができる。変調段31は、副搬送波信号SCSを使用して、符号化された識別データCIDの振幅変調を実行し、従って、変調段31は、伝送手段22に、振幅について変調されておりさらに符号化されている識別データMCIDを供給する。伝送手段22は、通信局1への伝送を行う。しかしながら、振幅変調の代わりに、位相変調または周波数変調を実行することもできる。
トランスポンダ2またはトランスポンダ2の集積回路21は、マイクロコンピュータ33を有する。しかしながら、マイクロコンピュータ33の代わりに、配線による論理回路を設けてもよい。マイクロコンピュータ33には、「パワーオンリセット」信号PORおよびクロック信号CLKと、目録化コマンドデータブロックIVTDBを送ることができ、マイクロコンピュータ33は、識別データIDを出力する。
マイクロコンピュータ33は、ストレージ手段34と協力して動作する。ストレージ手段33は、RAMと、ROMまたはEEPROMとを有するが、このことも長い間公知である。ストレージ手段34は、アドレス指定可能メモリ35を有する。アドレス指定可能メモリ35は、多数のメモリ領域を有し、図2には、このうちのいくつかのメモリ領域に参照数字36、37、38、39、40、41が付されている。メモリ領域41は、いわゆるアドレスデータメモリ領域である。各メモリ領域は、アドレスを持っている。図2には、メモリ領域36〜41のアドレス、すなわちアドレスB01、B02、B10、B11、B12、B60が指定されている。
アドレス指定可能メモリ35においては、トランスポンダ2に割り当てられている第一識別データIDが、アドレスB01およびB02を持つ2つのメモリ領域36および37に格納されている(または格納させることができる)。この第一識別データIDは、いわゆるシリアル番号、すなわちトランスポンダ2の特徴的な一意の識別データブロックIUDDATAを含んでいる。アドレス指定可能メモリ35においては、トランスポンダ2に割り当てられている第二識別データIDが、メモリ領域38、39、および40に格納されている(または格納させることができる)。この第二識別データIDは、トランスポンダ2のユーザの典型的なユーザデータブロックUSERDATAを含んでいる。この場合には、メモリ領域38、39、および40の3つのアドレスB10、B11、およびB12は、アドレス指定可能メモリ35の中の、アドレスB60を持つアドレスデータメモリ領域41の中に格納されている。この理由は、本文書で想定されている場合においては、アドレスB10、B11、およびB12を持つ3つのメモリ領域38、39、および40がトランスポンダ2の目録化に影響を与えるためであり、すなわち、アドレスB10、B11、およびB12を持つ3つのメモリ領域38、39、および40に格納されている第二識別データID、すなわちユーザデータブロックUSERDATAを、トランスポンダ2を目録化する目的のために読み取ることができる。このことは、後に詳しく説明される。
マイクロコンピュータ33は、シーケンス制御手段42を有し、このシーケンス制御手段42は、多数のシーケンス、特にプログラムフローを制御するために使用することができる。
マイクロコンピュータ33によって、目録化コマンドデータブロックIVTDBを認識するための認識手段43が、さらに実施されている。復号段29によって出力される目録化コマンドデータブロックIVTDBは、認識手段43に送ることができる。認識手段43は、各目録化コマンドデータブロックIVTDB内のコマンドデータブロックCOMDBを認識することができる。認識手段43は、このようなコマンドデータブロックCOMDBを認識した後、制御信号CSを出力する。この信号は、シーケンス制御手段42に送られ、この結果として、シーケンス制御手段42が、目録動作を実行するために必要であるマイクロコンピュータ33におけるプログラムフローを制御する。
認識手段43は、制御情報を認識するように開発されて設けられているさらなる認識手段44を有する。この制御情報は、少なくとも1つのどのメモリ領域がトランスポンダ2の目録化に影響を与えるかと、少なくとも1つのどのメモリ領域から、中に格納されている識別データIDをトランスポンダ2を目録化する目的のために読み取ることができるかを示す。本文書に説明されている場合においては、制御情報は、メモリ領域選択データブロックDSELDBによって形成されている。このDSELDBは、目録化コマンドデータブロックIVTDBの中に含まれている(図3参照)。さらなる認識手段44は、このようなメモリ領域選択データブロックDSELDBを認識することができ、このようなメモリ領域選択データブロックDSELDBを認識した後に、認識されたメモリ領域選択データブロックDSELDBを出力することができる。本文書の場合においては、さらなる認識手段44は、このように、一連のメモリ領域選択データブロックから選択されたメモリ領域選択データブロックDSELDBを認識するように設計されている。メモリ領域選択データブロックDSELDBは、制御情報の項目を形成する。
マイクロコンピュータ33は、さらなる認識手段44と協力して動作するメモリ領域選択手段45を実施する役割も果たしている。メモリ領域選択手段45は、さらなる認識手段44によって認識された制御情報に従って、すなわちさらなる認識手段44によって認識されたメモリ領域選択データブロックDSELDBに従って、メモリ領域を選択することができる。この少なくとも1つのメモリ領域は、中に識別データが格納されており、中に格納されている識別データIDをトランスポンダ2を目録化する目的のために読み取ることができる。この少なくとも1つのメモリ領域は、トランスポンダ2を目録化するためにトランスポンダ2から通信局1に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータがこの少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、トランスポンダ2の目録化に影響を与える。本文書の場合においては、メモリ領域選択データブロックDSELDBは、トランスポンダ2のアドレス指定可能メモリ35のアドレスデータメモリ領域41のアドレスB60を含んでいる。このアドレスデータメモリ領域41には、トランスポンダ2のメモリ35の3つのメモリ領域38、39、および40のアドレスB10、B11、およびB12が格納されている。この3つのメモリ領域38、39、および40からは、中に格納されている識別データID、すなわちユーザデータブロックUSERDATAを、トランスポンダ2を目録化する目的のために読み取ることができる。メモリ領域選択手段45がさらなる認識手段44からメモリ領域選択データブロックDSELDBを受信すると、メモリ領域選択手段45は、アドレスデータメモリ領域41に格納されているデータの読み取り、すなわちアドレスB10、B11、およびB12の読み取りを行う。
マイクロコンピュータ33は、データ処理手段46を実施する役割りも果たしている。このデータ処理手段46は、メモリ領域選択手段45と協力して動作し、アドレスデータメモリ領域41から読み取られたデータを処理するように、すなわちアドレスB10、B11、およびB12を処理するように、設計されて設けられている。メモリ領域選択手段45によってアドレスデータメモリ領域41から読み取られたデータ、すなわちアドレスB10、B11、およびB12は、データ処理手段46に送られ、その後、データ処理手段46がこのアドレスB10、B11、およびB12をメモリ領域選択手段45に転送する。その結果として、メモリ領域選択手段45は、アドレスB10、B11、およびB12を持つメモリ領域38、39、および40に格納されている第二識別データID、すなわちユーザデータブロックUSERDATAの読み取りを行う。メモリ領域38、39、および40から読み取られたユーザデータブロックUSERDATAは、メモリ領域選択手段45に送られる。その後、このユーザデータブロックUSERDATAのうち、トランスポンダ2を目録化するために通信局1に識別データIDとして伝送される部分が、目録化コマンドデータブロックIVTDBに含まれているマスクデータブロックMASKDBを使用して確定される。このマスクデータブロックMASKDBは、認識手段43によって認識されてメモリ領域選択手段45に送られたものである。本文書の場合においては、第二識別データID全体、すなわちユーザデータブロックUSERDATA全体のうち、アドレスB11を持つメモリ領域39に格納されている第二識別データIDのみ、すなわちユーザデータブロックの一部USERDATA (B11)が、トランスポンダ2を目録化するために使用されるものと想定されている。この結果として、メモリ領域選択手段45は、アドレスB11を持つメモリ領域39に格納されているユーザデータブロックの一部USERDATA (B11)のみを選択し、その後、これを識別データIDとして符号化段30に送る。このことは、後に詳しく説明される。
トランスポンダ2またはトランスポンダ2の集積回路21は、メモリ領域選択手段45の後の伝送パラメータ確定手段47を有する。この伝送パラメータ確定手段47は、本文書の場合には、時間窓(time window)確定手段47によって形成されている。時間窓確定手段47は、マイクロコンピュータ33によって形成されている。メモリ領域選択手段45によって選択された識別データID、すなわちアドレスB11を持つメモリ領域39からのユーザデータブロックの一部USERDATA (B11)を、時間窓確定手段47に送ることができる。さらに、制御情報の項目CIMAを、メモリ領域選択手段45から時間窓確定手段47に送ることができ、この項目CIMAは、時間窓確定手段47に送られる識別データIDがどのメモリ領域から読み取られたものであるかを示す。時間窓確定手段47に送られる制御情報CIMAは、従って、各場合において処理される識別データIDが読み取られたメモリ35のメモリ領域を参照する(reference)情報を、時間窓確定手段47に提供する。この識別データIDは、トランスポンダ2の特徴的な一意の識別データブロックIUDDATAか、トランスポンダ2のユーザの典型的なユーザデータブロックUSERDATAか、またはこれらのデータブロックの一部でよい。時間窓確定手段47は、制御情報CIMAを使用してプリセットアルゴリズムを処理し、時間窓確定手段47に送られた識別データID、すなわちユーザデータブロックの一部USERDATA (B11)が符号化段30に転送される時間窓を確定する。時間窓確定手段47は、この場合には、図2に記号として示されているように、64個の異なる開始時刻に始まる合計64個の時間窓TWを定義するように開発されている。しかしながら、これに代えて、別の時刻に始まる別の数の時間窓を選択してもよい。例えば、32、または128、または256のみならず、2の倍数でない数でもよい。時間窓確定手段47によって選択されて特定の時間窓TWにおいて転送され、かつ、目録化の目的のために選択された識別データIDを形成する、ユーザデータブロックの一部USERDATA (B11)は、次いで、符号化段30によって符号化され、その後、変調段31によって変調される。この後、トランスポンダ2から通信局1への伝送を行うことができる。
選択された識別データIDがトランスポンダ2から通信局1に伝送された後、通信局1において目録化動作を公知の方法において実行することができる。
図1に示すような通信局1と図2に示すようなトランスポンダ2とから形成されているトランスポンダシステムにおいては、目録化動作のために使用される識別データIDを、アドレスデータメモリ領域41に格納されているアドレスデータB10、B11、およびB12を利用して定義するかまたは見つけることができるという重要な利点が得られる。このことは、アドレスデータメモリ領域41に格納されているアドレスデータを変更することによって、目録化動作のために使用される識別データIDを容易に変更することが可能であるという大きな利点を提供する。アドレスデータメモリ領域41に格納されている、または格納することのできるこのアドレスは、例えば、トランスポンダ2の伝送手段22を使用して非接触に変更させることができる。例えば、アドレスB60を持つアドレスデータメモリ領域41に格納されているアドレスデータB10、B11、およびB12をアドレスデータB01およびB02に変更することは、目録化の目的のためにユーザデータブロックUSERDATAの代わりに識別データブロックUIDDATAが使用されるようにする単純な方法である。アドレスB60を持つアドレスデータメモリ領域41の中のメモリ内容は、アドレスデータB10、B11、およびB12の代わりに、アドレスデータB10のみ、またはアドレスB11のみ、またはアドレスB12のみ、またはアドレスB10およびB11のみ、またはアドレスデータB10およびB12のみ、またはアドレスデータB10、B11、およびB12とさらに別のアドレスが格納されているように、変更することもできる。上述したような間接的なアドレス指定の場合には、通信局からトランスポンダに伝送されるアドレスデータメモリ領域のアドレスの代わりに、このようなアドレスデータメモリ領域用の固定されたプリセットアドレスをトランスポンダ内に設けることもできる点は、留意すべきである。
図1に示すような通信局1と図2に示すようなトランスポンダ2とから形成されているトランスポンダシステムにおいては、格納されている識別データ、すなわち、第二識別データを形成するユーザデータブロックUSERDATAをトランスポンダ2の目録化の目的のために読み取ることができるメモリ領域38、39、および40のアドレスデータメモリ領域41によって、間接アドレス指定が実行される。通信システム(図示されていない)とトランスポンダ(図示されていない)とを有する別のトランスポンダシステムにおいては、トランスポンダの目録化に影響を与え、かつ中に格納されている識別データをトランスポンダを目録化する目的のために読み取ることができるメモリ領域、の直接アドレス指定が行われる、解決策が提供されている。このトランスポンダシステムにおいては、表されていない通信局は、2つの異なる目録化コマンドデータブロックIVTDB1およびIVTDB2を生成するように開発されている目録化コマンド生成手段を有する。これらの異なる目録化コマンドデータブロックIVTDB1およびIVTDB2は、図4に概略的に表されている。これらの2つの異なる目録化コマンドデータブロックIVTDB1およびIVTDB2それぞれは、同じコマンドデータブロックCOMDBを有する。2つの目録化コマンドデータブロックIVTDB1およびIVTDB2のそれぞれは、一連のメモリ領域選択データブロックからそれぞれ選択可能なメモリ領域選択データブロックDSELDB1またはDSELDB2を有する。これら2つのメモリ領域選択データブロックDSELDB1およびDSELDB2は、構成が異なる。第一メモリ領域選択データブロックDSELDB1は、関連するトランスポンダの第一識別データ、すなわち識別データブロックUIDDATAが格納されている、表されていないトランスポンダのメモリの少なくとも1つのメモリ領域、の少なくとも1つのアドレスを含んでいる。第二メモリ領域選択データブロックDSELDB2は、第二識別データ、すなわちユーザデータブロックUSERDATAが格納されている、表されていないトランスポンダのメモリの少なくとも1つのメモリ領域、の少なくとも1つのアドレスを含んでいる。
この場合には、表されていないトランスポンダ2の認識手段は、図2に示すようなトランスポンダ2のさらなる認識手段44に相当し、一連のメモリ領域選択データブロックからそれぞれ選択可能な2つの異なるメモリ領域選択データブロックDSELDB1およびDSELDB2を認識するように設計されている。表されていない通信局1が、第一目録化コマンドデータブロックIVTDB1を表されていないトランスポンダ2に送る場合には、このトランスポンダのアドレス指定可能メモリに格納されておりかつ第一識別データを形成している識別データブロックUIDDATAが、その後に目録化の目的のために読み取られて、伝送信号として通信局に伝送される。伝送パラメータ(好ましくは時間窓の開始時刻)は、この第一識別データが読み取られるメモリ領域に従って指定される。これに対して、表されていない通信局が、第二メモリ領域選択データブロックDSELDB2を持つ第二目録化データブロックIVTDB2を、表されていないトランスポンダ2に送る場合には、このトランスポンダのメモリに格納されておりかつ第二識別データを形成しているユーザデータブロックUSERDATAが、その後に目録化の目的のために読み取られて、伝送信号として通信局に伝送される。伝送パラメータ(好ましくは時間窓の開始時刻)は、この第二識別データが読み取られるメモリ領域に従って指定される。従って、このトランスポンダシステムは、異なるメモリ領域、または異なるメモリ領域に格納されている異なる識別データを目録化の目的のために利用する単純な方法を提供する。これらの異なるメモリ領域または識別データは、異なる目録化データブロックIVTDB1またはIVTDB2を利用して呼び出すかまたは見つけることが可能である。
さらに言及すべき点として、異なる目録化データブロックIVTDB1およびIVTDB2は、異なるマスクデータブロックMASKDB1およびMASKDB2も含んでいる。従って、それぞれの場合において、異なる識別データの異なる部分を目録化の目的のために利用することができる。
本発明による通信局と本発明によるトランスポンダとを有するトランスポンダシステムにおいては、アドレス指定可能メモリの2つの異なるメモリ領域、またはこれらのメモリ領域に含まれている第一または第二識別データを、目録化の目的のために容易に利用することが可能である。この場合に、第一識別データを、一意の識別データブロックUIDDATAによって形成し、第二識別データを、典型的なユーザデータブロックUSERDATAによって形成することができる。しかしながら、第一識別データを一意の識別データブロックUIDDATAの第一部分によって形成し、かつ第二識別データを同じ一意の識別データブロックUIDDATAの第二部分によって形成させることも可能である。さらに、第一識別データを典型的なユーザデータブロックUSERDATAの第一部分によって形成し、かつ第二識別データを同じ典型的なユーザデータブロックUSERDATAの第二部分によって形成させることも可能である。
トランスポンダの目録化に影響を与えるべき少なくとも1つのメモリ領域を示している制御情報を、本発明によるトランスポンダに送ることも可能である点は、留意すべきである。この場合には、この領域に格納されている識別データがトランスポンダを目録化する目的のために読み取られる。この制御情報は、トランスポンダを目録化する目的のために読み取られる識別データのうちのどの部分を目録化の実行のために使用すべきかを決定する追加の情報を含んでいる。この追加の情報は、格納されている識別データのサイズの異なる部分を、トランスポンダを目録化する目的のために利用する単純な方法を提供する。使用される部分のサイズは、トランスポンダの用途によって決まる。例えば、相対的に小さな数のトランスポンダのみが目録化される場合には、格納されている識別データの相対的に小さな部分のみが目録化のために使用される。これに対し、相対的に大きな数のトランスポンダが目録化される場合には、格納されている識別データの相対的に大きな部分が目録化のために使用される。このような追加の情報は、マスク値とマスク長を持つマスクによってのみならず、いわゆるハッシュ値によっても形成することができる。
本発明による通信局と本発明によるトランスポンダの上記の実施例においては、トランスポンダの目録化に影響を与える必要がありかつ目録化の目的のために中の識別データを読み取る必要のあるメモリ領域、を定義または選択することを目的とする制御情報は、データブロックの形式において通信局から関連するトランスポンダに伝送される。しかしながら、これに代えて、このような制御情報は、例えば、トランスポンダの製造業者によって製造時に、またはユーザによってプログラムすることのできるフラグとして、トランスポンダのメモリ、またはトランスポンダの集積回路に直接格納することも可能である。このような制御情報は、いわゆる金属マスク(metal mask)または集積ヒューズ(integrated fuse)の開発を実現することによって、トランスポンダの集積回路の製造時に集積回路の中に実施することもできる。
本発明による上述されている通信局とトランスポンダとによって目録化動作が実行されるとき、トランスポンダから通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータとして、時間窓のそれぞれの開始時刻が、トランスポンダを目録化するために中の識別データが読み取られたかその後に読み取られる選択されたメモリ領域に従って、時間窓確定手段によって指定される。しかしながら、代替実施例においては、選択されたメモリ領域に従って伝送パラメータが指定されるということによってトランスポンダの目録化に影響を与える、選択されたメモリ領域に従って、伝送信号の符号化のタイプ、または伝送信号を変調するための副搬送波信号の符号化のタイプを、伝送パラメータとして導入することもできる。
上述されている実施例による通信局とトランスポンダにおいては、選択されたメモリ領域が、目録化動作においてトランスポンダから通信局に伝送される伝送信号の伝送パラメータを指定するために使用され、さらに、これらのメモリ領域に格納されている識別データは、その一部が通信局に伝送される。このことは必須ではなく、なぜなら、選択されたメモリ領域、またはこれらのメモリ領域に格納されている識別データを、伝送パラメータを指定するためにのみ利用し、格納されている識別データまたはその一部を目録化の目的のための伝送信号として利用せずに、トランスポンダのアドレス指定可能メモリに格納されている別のデータを代わりに使用することも可能であるためである。
図2を参照しながら説明されているトランスポンダにおいては、ストレージ手段34は、1つのストレージ装置として実現されているメモリ35を有する。しかしながら、このようなメモリ35は、これに代えて、個別の装置として実施されているいくつかのストレージレベルを有することができる。すなわち、アドレスB01およびB02によってアドレス指定されるメモリ領域が、例えば、1つのストレージレベルによって実施され、B10、B11、およびB12によってアドレス指定されるメモリ領域が、別のストレージレベルによって実施される。この場合、アドレスB01およびB02を持つメモリ領域は、例えば、いわゆる金属マスクによって形成することができ、これが1つのストレージレベルを形成する。
本発明の実施例による通信局の本コンテキストにおける重要な部分をブロック図の形式において概略的に示す。 本発明の実施例によるトランスポンダとこのトランスポンダの集積回路の本コンテキストにおける重要な部分をブロック図の形式において概略的に示す。 図1による通信局によって生成することができ、かつ図2によるトランスポンダによって処理することのできる目録化コマンドデータブロックを概略的に示す。 本発明によるさらなる実施例による通信局(図示されていない)によって生成することができ、かつ本発明によるさらなる実施例によるトランスポンダ(図示されていない)によって処理することのできる2つの異なる目録化コマンドデータブロックを示す。
符号の説明
1 通信局
2 トランスポンダ
3 マイクロコンピュータ
4 データ接続
5 シーケンス制御手段
6 タイミング信号生成器
7 目録化手段
8 目録化コマンド生成手段
9 識別データ認識手段
10 識別データ処理手段
11 符号化手段
12 変調手段
13 搬送波信号生成器
14 増幅手段
15 整合手段
16 伝送手段
17 伝送コイル
18 フィルター手段
19 復調手段
20 復号手段
21 集積回路
22 伝送手段
23 伝送コイル
24 コンデンサ
25 端子接点
26 エネルギ供給回路
27 クロック回復段
28 復調段
29 復号段
30 符号化段
31 変調段
32 副搬送波信号生成器
33 マイクロコンピュータ
34 ストレージ手段
35 アドレス指定可能メモリ
36、37、38、39、40、41 メモリ領域
42 シーケンス制御手段
43 認識手段
44 さらなる認識手段
45 メモリ領域選択手段
46 データ処理手段
47 時間窓確定手段
ID 識別データ
CID 符号化された識別データ
MCID 変調された符号化された識別データ
IVTDB、IVTDB1、IVTDB2 目録化コマンドデータブロック
CIVTDB 符号化された目録化コマンドデータブロック
MCIVTDB 変調された符号化された目録化コマンドデータブロック
COMDB コマンドデータブロック
DSELDB、DSELDB1、DSELDB2 メモリ領域選択データブロック
MASKDB マスクデータブロック
IUDDATA 識別データブロック
USERDATA ユーザデータブロック
TW 時間窓
CLK クロック信号
POR 「パワーオンリセット」信号
B01、B02、B10、B11、B12、B60 アドレス

Claims (11)

  1. トランスポンダとの非接触通信用の通信局であって、当該トランスポンダのそれぞれが、前記通信局との非接触通信用に設計されており、かつ、各トランスポンダが、アドレス指定可能メモリを有し、当該メモリが、それぞれがアドレスを有するメモリ領域を有し、かつ、当該メモリにおいて、前記トランスポンダに割り当てられている第一識別データと前記トランスポンダに割り当てられている第二識別データのそれぞれが、少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納されており、かつ、
    当該通信局が、目録化手段を有し、
    当該目録化手段が、前記通信局と通信接続状態にあるトランスポンダを目録化するように設計されており、かつ、
    当該目録化手段が、メモリ領域選択データブロックを有する目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されている目録化コマンド生成手段を有し、当該メモリ領域選択データブロックによって、トランスポンダにおいて前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域を見つけることができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データが格納されており、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダを目録化する目的のために前記トランスポンダから前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、通信局であって、
    少なくとも1つの目録化コマンドデータブロックを生成する前記目録化コマンド生成手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを用いるように設計されている、通信局。
  2. 前記目録化コマンド生成手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを持つ目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されており、前記メモリ領域選択データブロックが、前記トランスポンダの前記メモリのアドレスデータメモリ領域の前記アドレスを含んでおり、当該アドレスデータメモリ領域の中に、前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスが格納されており、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データが格納されており、かつ当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、請求項1に記載の通信局。
  3. 前記目録化コマンド生成手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックをそれぞれが持つ、2つの異なる目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されており、前記2つのメモリ領域選択データブロックが、異なっており、かつ、前記第一メモリ領域選択データブロックが、前記第一識別データが格納されている、前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域、の前記少なくとも1つのアドレスを有し、かつ、前記第二メモリ領域選択データブロックが、前記第二識別データが格納されている、前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域、の前記少なくとも1つのアドレスを有する、請求項1に記載の通信局。
  4. 通信局との非接触通信用のトランスポンダであって、当該通信局が、前記通信局と通信接続状態にある前記トランスポンダを目録化する目録化手段を有し、かつ、
    当該トランスポンダが、アドレス可能メモリを有し、当該メモリが、それぞれがアドレスを持つメモリ領域を有し、当該メモリ領域において、前記トランスポンダに割り当てられている第一識別データと前記トランスポンダに割り当てられている第二識別データそれぞれが少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納されており、かつ、
    当該トランスポンダが、制御情報の少なくとも1つの項目を認識する認識手段を有し、当該制御情報が、少なくとも1つのどのメモリ領域が前記トランスポンダの前記目録化に影響を与えるかを示し、かつ、
    当該トランスポンダが、前記認識手段と対話するメモリ領域選択手段を有し、当該メモリ領域選択手段によって、前記認識手段によって認識される前記制御情報に従って、前記少なくとも1つのメモリ領域を選択することができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データが格納されており、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダを目録化する目的のために前記トランスポンダから前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、
    トランスポンダ。
  5. 当該トランスポンダが、通信局との非接触通信用に設けられている、請求項4に記載のトランスポンダであって、前記目録化手段が、メモリ領域選択データブロックを有する目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されている目録化コマンド生成手段を有し、当該メモリ領域選択データブロックによって、トランスポンダにおいて前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域を見つけることができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データが格納されており、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、トランスポンダであって、前記目録化コマンド生成手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを持つ少なくとも1つの目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されており、かつ、
    当該トランスポンダにおいて、前記認識手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能な少なくとも1つのメモリ領域選択データブロックを認識するように設計されており、当該少なくとも1つのメモリ領域選択データブロックが、制御情報の前記少なくとも1つの項目を形成する、
    トランスポンダ。
  6. 前記認識手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを認識するように設計されており、前記メモリ領域選択データブロックが、前記トランスポンダの前記メモリのアドレスデータメモリ領域の前記アドレスを含んでおり、当該アドレスデータメモリ領域の中に、前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスが格納されており、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データが格納されており、かつ当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記トランスポンダの前記目録化に影響を与える、請求項5に記載のトランスポンダ。
  7. 前記認識手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能な2つの異なるメモリ領域選択データブロックを認識するように設計されており、前記第一メモリ領域選択データブロックが、前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスを含んでおり、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、前記第一識別データが格納されており、かつ、前記第二メモリ領域選択データブロックが、前記トランスポンダの前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスを含んでおり、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、前記第二識別データが格納されている、請求項5に記載のトランスポンダ。
  8. 通信局との非接触通信用のトランスポンダの集積回路であって、当該通信局が、前記通信局と通信接続状態にある前記集積回路を目録化する目録化手段を有し、当該集積回路が、アドレス可能メモリを有し、当該メモリが、それぞれがアドレスを持つメモリ領域を有し、当該メモリ領域において、前記集積回路に割り当てられている第一識別データと前記集積回路に割り当てられている第二識別データそれぞれを少なくとも1つのそれぞれのメモリ領域に格納することができ、かつ、
    当該集積回路が、制御情報の少なくとも1つの項目を認識する認識手段を有し、当該制御情報が、少なくとも1つのどのメモリ領域が前記集積回路の前記目録化に影響を与えるかを示し、かつ、
    当該集積回路が、前記認識手段と対話するメモリ領域選択手段を有し、当該メモリ領域選択手段によって、前記認識手段によって認識される前記制御情報に従って、前記少なくとも1つのメモリ領域を選択することができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データを格納することができ、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記集積回路を目録化する目的のために前記集積回路から前記通信局に伝送される伝送信号を伝送するための伝送パラメータが前記少なくとも1つのメモリ領域に従って指定されるということにおいて、前記集積回路の前記目録化に影響を与える、
    集積回路。
  9. 当該集積回路が、通信局との非接触通信用に設けられている、請求項8に記載の集積回路であって、前記目録化手段が、メモリ領域選択データブロックを有する目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されている目録化コマンド生成手段を有し、当該メモリ領域選択データブロックによって、前記集積回路において前記集積回路の前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域を見つけることができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データを格納することができ、かつ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記集積回路の前記目録化に影響を与える、集積回路であって、前記目録化コマンド生成手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを持つ少なくとも1つの目録化コマンドデータブロックを生成するように設計されており、かつ、
    当該集積回路において、前記認識手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能な少なくとも1つのメモリ領域選択データブロックを認識するように設計されており、当該少なくとも1つのメモリ領域選択データブロックが、制御情報の前記少なくとも1つの項目を形成する、
    集積回路。
  10. 前記認識手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能なメモリ領域選択データブロックを認識するように設計されており、当該メモリ領域選択データブロックが、前記集積回路の前記メモリのアドレスデータメモリ領域の前記アドレスを含んでおり、当該アドレスデータメモリ領域の中に、前記集積回路の前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスを格納することができ、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、識別データを格納することができ、当該少なくとも1つのメモリ領域が、前記集積回路の前記目録化に影響を与える、請求項9に記載の集積回路。
  11. 前記認識手段が、一連のメモリ領域選択データブロックから選択可能な2つの異なるメモリ領域選択データブロックを認識するように設計されており、前記第一メモリ領域選択データブロックが、前記集積回路の前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスを含んでおり、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、前記第一識別データを格納することができ、かつ、前記第二メモリ領域選択データブロックが、前記集積回路の前記メモリの前記少なくとも1つのメモリ領域の前記少なくとも1つのアドレスを含んでおり、当該少なくとも1つのメモリ領域の中に、前記第二識別データを格納することができる、請求項9に記載の集積回路。
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