JP4180205B2 - 粉塵除去フィルター及びその製造方法 - Google Patents

粉塵除去フィルター及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4180205B2
JP4180205B2 JP31609799A JP31609799A JP4180205B2 JP 4180205 B2 JP4180205 B2 JP 4180205B2 JP 31609799 A JP31609799 A JP 31609799A JP 31609799 A JP31609799 A JP 31609799A JP 4180205 B2 JP4180205 B2 JP 4180205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
weight
polymer substance
opening
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31609799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001129331A (ja
Inventor
修一 村上
福田  寛
俊司 菅野
伸也 北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Negami Chemical Industrial Co Ltd
Komatsu Seiren Co Ltd
Original Assignee
Negami Chemical Industrial Co Ltd
Komatsu Seiren Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Negami Chemical Industrial Co Ltd, Komatsu Seiren Co Ltd filed Critical Negami Chemical Industrial Co Ltd
Priority to JP31609799A priority Critical patent/JP4180205B2/ja
Publication of JP2001129331A publication Critical patent/JP2001129331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4180205B2 publication Critical patent/JP4180205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Materials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土埃、ハウスダスト、花粉等の粉塵の除去性能および通風性能に優れた粉塵除去フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、粉塵除去を目的としたフィルターとして、空気清浄機用フィルターが存在する。これは、目開きが1〜100μm程度の微細な網目を有する厚さ1〜5mm程度の不織布からなるものであり、これを用いることによって、ハウスダストや花粉などの粉塵を除去することが可能である。
【0003】
しかしながら、上記空気清浄機用フィルターには、通風性能が劣るという欠点がある。このため、これを用いて空気中の粉塵を除去するためには、強力な吸い込み能力が必要であり、エアコンや網戸など空気清浄機以外の用途に、これを転用することは不可能である。
【0004】
また、エアコン用フィルターや網戸用網等の網製品は、目開きが0.5〜3mm程度の網目を有するため、通風性能には優れているものの、土埃や花粉といった微細な粉塵の侵入を防ぐことはできなかった。仮に、微細な粉塵の侵入を防ぐことを目的として、上記エアコン用フィルターや網製品の目開きを小さくしたとしても、フィルターの目詰まりが起こりやすくなり、通風性能が損なわれるため、実用的なものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、通風性能及び粉塵の除去性能に優れ、エアコンや網戸など空気清浄機以外の用途にも転用することが可能である粉塵除去フィルターを得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる課題は、高分子物質からなる直径0.1〜100μmの糸が、目開き又は開口径が0.1mm以上の空孔を有するシート状物に、目開き1〜100μmの不定形クモの巣状の網目が前記空孔に形成されるように付着してなる粉塵除去フィルターを提供することによって解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について、詳しく説明する。
本発明は、本発明者らの鋭意研究の結果、高分子物質を含む溶液を噴霧して糸状とし、0.1mm以上の目開き又は開口径を有するシート状物に、高分子物質からなる極細の糸を、不定形クモの巣状に付着させることによって、上記シート状物の有する通風性能が損なわれることなく、粉塵除去性能が著しく向上することを見出したことによってもたらされたものである。
【0008】
本発明で用いられるシート状物としては、織物、編物、不織布、紙、フィルム等、平面体の形状を有するものが挙げられ、有機物、無機物、金属等の材質から成るものが用いられる。
また、本発明では、目開き又は開口径が0.1mm以上の空孔を有するシート状物を用いる。ここで目開き又は開口径とは、シート状物の表面に開いている空孔の大きさをいい、形状が四角形の場合はその一辺の長さ、円形の場合はその直径、それ以外の形状の場合は、内接する円の直径を表すものとする。
【0009】
本発明で用いられる高分子物質は、天然又は合成高分子物質であり、分子量が1000〜200万程度、好ましくは、1万〜100万程度のものが用いられる。具体的には、スチレンブタジエンゴム、ニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、イソプレンゴム等の合成ゴム、天然ゴム、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、もしくはこれらの混合物等が好適に用いられる。また、上記高分子物質は粘着性を有しているものが好ましい。これらの高分子物質を用いることにより、粉塵がフィルターに捕捉されやすくなり、フィルターの粉塵除去性能が向上する。
また、高分子物質に、正又は負のイオン性を付与することにより、これとは逆のイオン性物質を選択的に捕捉するフィルターを得ることができる。
【0010】
上記高分子物質は、溶剤によって溶解され、溶液として使用される。本発明で用いられる溶剤としては、沸点が100℃以下、好ましくは30〜90℃程度のものであることが好ましく、アセトン、ヘキサン、メチルエチルケトン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、もしくはこれらの混合物等が用いられる。ただし、沸点が100℃以上のものであっても、高分子物質が極細の糸となってクモの巣状に付着することを妨げないものであれば、溶剤中に含まれていても構わない。
また、高圧ガスを封入できる容器を用いた場合には、沸点が30℃以下であり、常圧では気体状であるジメチルエーテル、プロパン等を用いることもできる。
【0011】
溶液中における高分子物質および溶剤の配合量は、高分子物質100重量部に対して、溶剤が50〜10000重量部程度とされる。
溶剤の配合量が50重量部未満では、高分子物質が、溶液中に均一に分散することができず、均一な組成でクモの巣状に付着することができず、10000重量部を越えると、揮発できずに残留する溶剤が過剰量となるため、高分子物質がクモの巣状に付着することができない。
【0012】
上記溶液の粘度は、10〜10000mPa・s程度、好ましくは、15〜1000mPa・s程度であるのが好ましい。溶液の粘度が10mPa・s未満では、噴霧された溶液は霧状となり、高分子物質からなる極細の糸をクモの巣状に付着させることができず、10000mPa・sを越えると、溶液噴霧時に非常な高圧が必要となり、噴霧された溶液は高圧ガスによって吹き散らされてしまい、高分子物質からなる極細の糸をクモの巣状に付着させることができない。
また、上記溶液中には、添加剤が含まれていても構わない。例えば、粘着付与剤、着色剤、劣化防止剤、界面活性剤、紫外線吸収剤等が目的に応じて使用できる。
【0013】
上記溶液は、シート状物に対して、1〜100cm程度、好ましくは5〜50cm程度離れた位置から、自動車塗装用エアーガン等を用いて0.01〜10kgf/cm2程度の圧力で噴霧される。噴霧された溶液は、空気中を飛散している間に溶剤が揮発し、高分子物質が、直径0.1〜100μm程度の極細の糸となって、シート状物に付着する。この時、高分子物質からなる極細の糸の付着量は、シート状物1m2あたり1〜100g程度であり、シート状物には、目開きが1〜100μm程度の不定形クモの巣状の微細な網目が形成される。
【0014】
また、上記溶液を噴霧して糸状とし、シート状物に付着させる以外の方法であってもよく、高分子物質からなる極細の糸が、不定形クモの巣状にシート状物に付着することができる方法であれば、何ら限定されるものではない。
また、高分子物質からなる極細の糸を、不定形クモの巣状にシート状物に付着させた後、必要に応じて熱処理等を加えてもよい。
【0015】
このような粉塵除去フィルターにあっては、目開き又は開口径が0.1mm以上の空孔を有するシート状物に、高分子物質からなる極細の糸が、不定形クモの巣状に付着したものであるため、ハウスダスト、花粉など微細な粉塵をフィルター上に捕捉することができる。また、高分子物質からなる極細の糸は、シート状物の目開き又は開口径に比べて遥かに細いものであるため、これを付着させて得られるフィルターの通風性能は、損なわれることなく維持されている。
さらに、高分子物質の種類や付与量の組み合わせにより、捕捉された粉塵のみを流水による水洗いで除去し、粉塵除去性能を再生させることも可能である。
【0016】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明を、より具体的に説明する。かかる実施例は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲で任意に変更が可能である。
(実施例1)
アクリル樹脂の酢酸エチル溶液(根上工業株式会社製パラクロンME−20000、固形分濃度20重量%)100重量部を、酢酸エチル200重量部で希釈した。希釈して得られた溶液を、自動車塗装用エアーガンを用いて、1kgf/cm2の圧力で、図1に拡大して示すような目開き1.2mmのポリプロピレン製網戸用網に対して、30cm程度離れた位置から噴霧した。噴霧した溶液中に含まれていた酢酸エチルは揮発し、アクリル樹脂が極細の糸となってポリプロピレン製網戸用網にクモの巣状に付着して、図2に拡大して示すようなフィルターが得られた。
次に、12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけた。この時のフィルターの形状を拡大して図3に示す。図3において、クモの巣状に張りめぐらされたアクリル樹脂からなる極細の糸に捕捉されている円形状の物質は、フィルターに捕集されたスギ花粉である。この時、フィルターを通過した花粉量は7mgで、フィルターのスギ花粉捕捉率は83%であった。
【0017】
(実施例2)
アクリル樹脂の酢酸エチル溶液(根上工業株式会社製パラクロンME−20000、固形分濃度20重量%)100重量部を、ジメチルエーテルガス300重量部と共に、4kgf/cm2の圧力でスプレー缶に充填し、目開き1.0mmのポリプロピレン製エアコン用フィルターに対して、30cm程度離れた位置から噴霧した。噴霧した溶液中に含まれていた酢酸エチルおよびジメチルエーテルは揮発し、アクリル樹脂が極細の糸となって、ポリプロピレン製エアコン用フィルターにクモの巣状に付着して、フィルターが得られた。
次に、12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は81%であった。
【0018】
(実施例3)
アクリル樹脂の酢酸エチル溶液(根上工業株式会社製パラクロンME−20000、固形分濃度20重量%)100重量部を、酢酸エチル200重量部で希釈した。希釈して得られた溶液を、トリガー式噴霧器に詰め、図4に拡大して示すような目開き0.3mmのポリエチレン製平織布帛に対して、15cm程度離れた位置から噴霧した。噴霧した溶液中に含まれていた酢酸エチルは揮発し、アクリル樹脂が極細の糸となって、ポリエチレン製平織布帛にクモの巣状に付着して、図5に拡大して示すようなフィルターが得られた。
次に、12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけた。この時のフィルターの形状を拡大して図6に示す。図6において、クモの巣状に張りめぐらされたアクリル樹脂からなる極細の糸に捕捉されている円形状の物質は、フィルターに捕集されたスギ花粉である。フィルターのスギ花粉捕捉率は、70%であった。
【0019】
(実施例4)
クロロプレンゴムのn−ヘキサン溶液(固形分濃度30重量%)100重量部を、n−ヘキサン100重量部で希釈した。希釈して得られた溶液を、自動車塗装用エアーガンを用いて、1kgf/cm2の圧力で、目開き1.2mmのポリプロピレン製網戸用網に対して、30cm程度離れた位置から噴霧した。噴霧した溶液中に含まれていたn−ヘキサンは揮発し、アクリル樹脂が極細の糸となって、ポリプロピレン製網戸用網にクモの巣状に付着して、フィルターが得られた。
次に、12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は75%であった。
【0020】
(実施例5)
天然ゴムのn−ヘキサン溶液(固形分濃度30重量%)100重量部を、n−ヘキサン100重量部で希釈した。希釈して得られた溶液を、自動車塗装用エアーガンを用いて、1kgf/cm2の圧力で、目開き1.2mmのポリプロピレン製網戸用網に対して、30cm程度離れた位置から噴霧した。噴霧した溶液中に含まれていたn−ヘキサンは揮発し、天然ゴムが極細の糸となって、ポリプロピレン製網戸用網にクモの巣状に付着して、フィルターが得られた。
次に、12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は78%であった。また、花粉捕捉後のフィルターを水道水で10秒間水洗いしたところ、付着していた花粉は完全に除去され、花粉を捕捉させる前の状態に再生した。
【0021】
(実施例6)
ウレタン樹脂のメチルエチルケトン/ジメチルホルムアミド溶液(大日本インキ化学工業株式会社製クリスボン2016EL、固形分濃度30重量%)100重量部を、メチルエチルケトン200重量部で希釈した。希釈して得られた溶液を、自動車塗装用エアーガンを用いて、1kgf/cm2の圧力で、目開き1.0mmのポリプロピレン製エアコン用フィルターに対して、30cm程度離れた位置から噴霧した。噴霧した溶液中に含まれていたメチルエチルケトン/ジメチルホルムアミドは揮発し、ウレタン樹脂が極細の糸となって、ポリプロピレン製エアコン用フィルターにクモの巣状に付着して、フィルターが得られた。
次に、12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は72%であった。
【0022】
(比較例1)
目開き1.2mmのポリプロピレン製網戸用網をフィルターとした。
12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は0.3%であった。
【0023】
(比較例2)
目開き1.0mmのポリプロピレン製エアコン用フィルターをフィルターとした。
12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は0.5%であった。
【0024】
(比較例3)
目開き0.3mmのポリエチレン製平織布帛をフィルターとした。
12cm×12cmのフィルターを横置きにし、スギ花粉40mgを降りかけたところ、フィルターのスギ花粉捕捉率は1.5%であった。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の粉塵除去フィルターにおいては、目開き又は開口径が0.1mm以上の空孔を有するシート状物に、高分子物質からなる極細の糸が、不定形クモの巣状に付着したものであるため、粉塵の除去性能および通風性能に優れたものであり、捕捉された粉塵を水洗いにより除去することができ、粉塵除去性能を再生させることが可能なものであり、エアコンや網戸など空気清浄機以外の用途にも転用することが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1において、目開き1.2mmのポリプロピレン製網戸用網の形状を示す電子顕微鏡写真である。
【図2】 実施例1において、フィルターの形状を示す電子顕微鏡写真である。
【図3】 実施例1において、スギ花粉を降りかけた後のフィルターの形状を示す電子顕微鏡写真である。
【図4】 実施例3において、目開き0.3mmのポリエチレン製平織布帛の形状を示す電子顕微鏡写真である。
【図5】 実施例3において、フィルターの形状を示す電子顕微鏡写真である。
【図6】 実施例3において、スギ花粉を降りかけた後のフィルターの形状を示す電子顕微鏡写真である。

Claims (2)

  1. 高分子物質からなる直径0.1〜100μmの糸が、目開き又は開口径が0.1mm以上の空孔を有するシート状物に、目開き1〜100μmの不定形クモの巣状の網目が前記空孔に形成されるように付着してなる粉塵除去フィルターであって、
    前記不定形クモの巣状の網目は、分子量1万〜100万の高分子物質を含む溶液が、シート状物に対して1〜100cm離れた位置から0.01〜10kgf/cm の圧力で噴霧されて形成されたものであり、
    前記高分子物質を含む溶液は、溶剤配合量が高分子物質100重量部に対して50〜10000重量部で、粘度が15〜1000mPa・sであることを特徴とする粉塵除去フィルター。
  2. 高分子物質を含む溶を噴霧して、高分子物質を直径0.1〜100μmの糸状とし、目開き又は開口径が0.1mm以上の空孔を有するシート状物に、前記噴霧により得た高分子物質の糸を、目開き1〜100μmの不定形クモの巣状の網目前記空孔に形成されるように付着させる粉塵除去フィルターの製造方法であって、
    前記高分子物質を含む溶液を、溶剤配合量が高分子物質100重量部に対して50〜10000重量部で、粘度が15〜1000mPa・sのものとし、該溶液に含まれる高分子物質を、分子量が1万〜100万のものとし、
    前記噴霧を、シート状物に対して1〜100cm離れた位置から0.01〜10kgf/cm の圧力で行う噴霧とすることを特徴とする粉塵除去フィルターの製造方法。
JP31609799A 1999-11-05 1999-11-05 粉塵除去フィルター及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4180205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31609799A JP4180205B2 (ja) 1999-11-05 1999-11-05 粉塵除去フィルター及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31609799A JP4180205B2 (ja) 1999-11-05 1999-11-05 粉塵除去フィルター及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001129331A JP2001129331A (ja) 2001-05-15
JP4180205B2 true JP4180205B2 (ja) 2008-11-12

Family

ID=18073216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31609799A Expired - Fee Related JP4180205B2 (ja) 1999-11-05 1999-11-05 粉塵除去フィルター及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4180205B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1393709B1 (it) * 2009-04-29 2012-05-08 Saati Spa Struttura composita tessutale, particolarmente per l'uso quale mezzo filtrante.

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001129331A (ja) 2001-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101752019B1 (ko) 개선된 먼지 로딩 용량 및 다습 환경에 대한 개선된 저항을 갖는 공기 여과 매체
DE60019977T2 (de) Filtervorrichtungen mit kleberbefestigungssystemen
CA3060405C (en) Air filter media with post-pleat-deposited sorbent particles
KR101146573B1 (ko) 통합된 입자- 및/또는 연무질-여과 기능을 갖는 흡착 여과 재료 및 그것의 용도
US8091551B2 (en) Facemask with filtering closure
JP6141836B2 (ja) 不織布エレクトレット繊維ウェブ及びその製造方法
TW541200B (en) Filter element, process for producing it and filter using the element
DE112007002725T5 (de) Partikelfiltersystem, das Nanofasern enthält
WO2005037404A2 (en) Air filter for removing particulate matter and volatile organic compounds
JPS6342956A (ja) 活性粒子含有不織材及びその形成方法
JPH09501604A (ja) エレクトレット濾過材の荷電方法
DE202006019108U1 (de) Staubfilterbeutel
JP2009006298A (ja) 吸着用エアレイド不織布、およびその製造方法
CA2670607A1 (en) Abrasion resistant material for use in various media
US20040134355A1 (en) Filter material and method of making same
DE102012100168A1 (de) Filter mit Flusssteuerungseigenschaften
JP4180205B2 (ja) 粉塵除去フィルター及びその製造方法
DE202021001421U1 (de) Luftfiltergerät mit antimikrobiellen Filtermedien
CA2453247A1 (en) A filter and a method for making a filter
JP2001190915A (ja) 粉塵除去フィルターおよびその製造方法
DE7424655U (de) Staubfilter, insbesondere zur Verwendung als Beutelfilter für Staubsauger
CN1420977A (zh) 过滤器的化学升级
DE102007051041A1 (de) Filtermaterialien mit erhöhtem Staubabscheidegrad
JP6257547B2 (ja) 脱臭剤封入濾材
DE2930080C2 (de) Anlage zum Auffangen und Rückgewinnen von Spritzmitteln, die beim Spritzbeschichten an den zu beschichtenden Teilen vorbeigespritzt werden

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080812

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120905

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees