JP4180131B2 - 多段式の翼構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軸流タービン機械の多段式の翼構造に関する。また本発明は、特に、翼が存在する領域における通路輪郭の形状に関し、また先端シール部を備えた翼構造において、又はカバープレート或いはカバーストリップシールを備えた翼構造に適用できる。
【0002】
【従来の技術】
円筒形の翼を備えた、軸流タービン機械の、渦流にさらされる反応型翼構造(reaction blade system)においては、流過速度の交互の周方向成分によって、翼構造を通る作業媒体の質量微粒子の、子午面内に円筒形に投影される経路の蛇行状若しくは波状の運動が生ぜしめられる。この蛇行状若しくは波状の流れについては、“Walter Traupel, Thermisiche Turbomaschinen [Thermal Turbomaschines], 1.Band, Springer Verlag 1966, Kapital 7”(ワルター・トラウペル著「熱式タービン機械」、第1巻、シュプリンガー書店 1996年、第7章)に記載されている。翼構造と制限壁との間のギャップ損失を避けるために、このような波状の流れを維持しながら、流れが有しているのとほぼ同じ形状の波形を有するステータ側及びロータ側の制限面を備えることが公知である。この場合、ステータ側の波形状は、静翼のフットプレートの領域の輪郭が、機械長手方向軸線に向けられていて、動翼先端部の領域で機械長手方向軸線から離れた方向に向けられていることによって形成されている。それに応じて、ロータ側の波形形状は、静翼先端の領域の輪郭が機械長手方向軸線に向けられていて、動翼フットプレートの領域で機械長手方向軸線から離れた方向に向けられていることによって形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の翼構造で、幾何学的な手段によって段効率及び段負荷が高められるような通路輪郭形状を得るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決した本発明によれば、ロータ側及び/又はステータ側の、貫流通路の流れを制限する壁部が、動翼の出口で直接、曲がり角度を備えており、該曲がり角度は、動翼からの流出流が、全圧及び流出角度に関連して均一化されるように設計されており、前記壁部が、後続の段の静翼の少なくともほぼ入口領域で対抗曲がり角度を備えており、静翼の翼端部の先端が、貫流通路の流れを制限する壁部をシールするようになっており、曲がり角度及び対抗曲がり角度を備えた壁部が、ロータ側でロータ表面によって形成されており、曲がり角度を備えた壁部の長手方向が、当該の段の動翼出口においてまず半径方向で外方に延びており、対抗曲がり角度を備えた壁部が、対抗曲がり角度に続いて、当該の段の少なくともほぼ動翼入口の平面で、本来の真っ直ぐな通路輪郭を備えた共通の交点を有している
【0005】
【発明の効果】
本発明の手段による利点は特に、第1の段を含んで、翼構造全体内に少なくともほぼ準反復条件が得られるという点にある。
【0006】
動翼の翼端部がラビリンスを備えたカバープレートを介してステータをシールするようになっている翼構造においては、曲がり角度を備えた壁部が動翼の出口においてカバープレートの延長部として構成されるという利点を有している。これによって、勾配(pitch)に基づく圧力場によって生ぜしめられた、流動媒体の横方向変動が減少される。このような流動媒体の横方向変動は、翼の特に影響を受けやすい吸込み側における剥離の原因となる。
【0007】
次いで有利な形式で、対抗角度を備えた壁部は、下流側に配置された静翼のフット部の領域内で対抗曲がり角度に続いて再び半径方向内方に延びていて、静翼出口で延長されているので、これによって形成された、流れを制限する壁部(延長された静翼フット部とそれに続く動翼カバープレートとの間で軸方向ギャップによって中断されている)は、この後続の段のほぼ動翼入口の平面内で、本来の真っ直ぐに延びる通路輪郭との交点を有している。
【0008】
静翼の翼端部が、ラビリンスを備えたカバープレートを介してロータをシールする翼構造においては、有利な形式で、曲がり角度を備えた壁部が動翼の出口でフットプレートの延長部として構成される。
【0009】
次いで有利な形式で、入口領域において対抗曲がり角度を備えた壁部は、対抗曲がり角度に続く、下流に配置された静翼のカバープレートで、再び内方に延びていて、静翼出口で同様に延長されている。このようにして形成された、流れを制限する壁部(延長された静翼カバープレートとそれに続く動翼フットプレートとの間で軸方向で中断されている)は、この後続の段の少なくともほぼ動翼入口の平面で、本来の真っ直ぐに延びる通路輪郭との交点を有している。
【0010】
カバーリングストリップ若しくは翼フット部の延長部は、この箇所の空洞(キャビテーション)における流動材料の横方向変動を減少する。このような流動材料の横方向変動は、勾配に基づく圧力場によって生ぜしめられ、吸込み側で剥離が生じる原因となる。対抗曲がり角度は、マイナス圧力を上昇させる、若しくはラビリンスを介してプラス圧力を低下させる。これによって妨害的なギャップ質量流は低下される。
【0011】
ラビリンス内への流入を困難にするために、同じ段の静翼フット部と動翼カバープレートとの間のラビリンス入口、並びに1つの段の動翼フット部とそれに続く段の静翼カバープレートとの間のラビリンス入口が、一般的な流過方向に抗して通路内で斜めに向けられている。
【0012】
主通路内でのラビリンス質量流の再流入作用は、1つの段の動翼カバープレートとそれに続く段の静翼フット部との間、並びに同じ段の静翼カバープレートと動翼フット部との間の軸方向ギャップ内に開口するラビリンス出口は、一般的に、動翼通路内に形成された流れ方向に延びている。さらに、最後のシールギャップの後ろのラビリンス室は、付加的な損失を避けるために縮小されている。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を用いて詳しく説明する。
【0014】
図面には本発明による複数の実施例が、低圧蒸気タービン及び高圧蒸気タービンを用いて概略的に示されている。図面には、本発明を理解するために重要な部材だけが示されている。作業媒体の流過方向は矢印で示されている。
【0015】
図1には、それぞれ1つの静翼Leと動翼Laとから成る、低圧翼構造の第1の3段が示されている。動翼La1,La2はそのフットプレート21がロータ9の回転切削凹部内にはめ込まれていて、その翼端部でカバープレート16を備えている。カバープレートの半径方向外側の輪郭は、動翼に応じてそれぞれ種々異なって段付けされている。ラビリンス15を形成しながら、動翼は、その段部が、ステータ9内に適当な形式で配置されたシールストリップに押しつけられてシールされている。静翼Le1,Le2及びLe3はそのフットプレート13がステータ8の回転切削凹部内にはめ込まれていて、その翼端部でカバープレート20を備えている。カバープレートの半径方向内側の輪郭は、静翼列に応じて幾何学的に異なって段付けされている。静翼は、ラビリンス19を形成しながら、その段部が、ローラ9内に適当な形式で配置されているシールストリップに押しつけられてシールされている。第1段と第2段との間でステータ8に、半径方向外方に向けられた取り出し口30が設けられている。
【0016】
貫流通路50は、出口位置として、ステータで円すい形に延びる外側輪郭51と、ロータで円筒形に延びる内側輪郭52とを有している。これらの輪郭部はこれに限定されるものではない。いずれにしても、壁部の実際の形状とは無関係に、外側の流れを制限する輪郭部10は、動翼の領域内で、通路側に向いた、動翼La1,La2及びLa3のカバープレート16によって形成されていて、静翼の領域内では静翼Le1,Le2及びLe3の、通路側に向いたフットプレート13によって形成されている。同様に、動翼の領域内で、貫流通路の内側の流れ制限壁11が、通路側に向けられた、動翼La1,La2及びLa3のフットプレート21によって形成されていて、静翼の領域内では、通路側に向けられた、静翼Le,Le及びLe3のカバープレート20によって形成されている。カバープレート16,20の直接上流側には軸方向ギャップ18(ステータにおける)及び23(ロータにおける)が設けられており、これらの軸方向ギャップ18,23は、ラビリンスの入口40(ステータにおける)及び41(ロータにおける)を形成している。このカバープレート16,20の直接下流に、軸方向ギャップ26(ステータにおける)25(ロータにおける)が配置されており、これらの軸方向ギャップは、ラビリンスの出口42(ステータにおける)及び43(ローラにおける)を形成している。一般的に、前記ギャップは、他方側がステータ部分及びロータ部分によって制限されており、このステータ部分及びロータ部分は、翼の存在しない平面内での流れのガイドを行う。
【0017】
本発明によれば、ステータ及び/又はロータにおける通路50は、折れ曲がった輪郭形状を有して構成されており、この場合、この輪郭は次のように実現される。
【0018】
まず、流れを制限するロータ側の壁部も、また貫流通路のステータ側の壁部10も、動翼La1,La2及びLa3の出口で直接、曲がり角度A,AAを備えている。この曲がり角度は、動翼からの流出が、全圧及び流出角度に関連して均一化されるように設計されている。つまり例えば、ステータ側でもロータ側でも、図示の角度A及びAAはポジティブに規定されているということである。折れ曲がった壁部は、半径方向外方に、つまり図示していない機械軸線から離れる方向に延びている。
【0019】
曲がり角度の選択は、次のような考えに基づいている。つまり、動翼の出口には、場合によってはハブ(hub)における逆方向渦流及びシリンダにおける同方向流を伴った、分散した流れが存在する。少なくとも半径方向外側のゾーンにおける流れは、半径方向内側のゾーンにおけるよりも著しく強いエネルギーを有しており、これは、半径方向外側のゾーンにおける著しく強い全圧の形状で明らかになる。折れ曲がり角度の考え方によれば、翼高さに亙ってできるだけわずかな全圧非均一性及び流出角度非均一性を得るということである。半径方向での釣り合いのための方程式によれば、これが、まず第1に流れラインの子午面を介して得ることができるということが分かる。これは一次的に、曲がり角度に合わせることによって影響を受けなければならない。この考え方によって、内側の制限壁のポジティブな曲がり角度AAが原則的に規定され、この際に、この領域内での全圧の上昇が得られる。これと同じ考え方によって、外側の制限壁の曲がり角度Aが導きだされる。全圧の均一な分布は、通路の円すい形輪郭形状に対して、対応する曲がり角度Aが外方に開放している場合、つまり同様にポジティブな値を有する場合にだけ得られる。この場合、この領域内での全圧の所望の低下が得られる。
【0020】
この曲がり角度の考え方の完全な実行は、a/t=0.5の領域に亙って流れをスムーズにガイドすることを前提としている。この場合、aは、動翼出口と次の段の動翼入口との間の間隔であって、tは、翼のピッチである。これは、a/t=0.5において、翼の循環によって生ぜしめられる流れの均一性が全体的に損なわれるということである。従って、翼出口における流れのスムーズなガイドは困難である。何故ならば上記のように、カバープレート16の直接下流には一般的に、ラビリンス出口42の軸方向ギャップが配置されていて、またフットプレート21の下流には一般的に、ラビリンス入口41のための軸方向ギャップ23が配置されているからである。このために、一方では、曲がり角度Aを有する壁部が、動翼の出口においてカバープレート16の延長部として構成されている。他方では、曲がり角度AAを有する壁部が、動翼の出口において、フットプレート21の延長部として構成されている。この曲がり角度AAを有する壁部は、延長された動翼フットプレートとそれに続く静翼カバープレート20との間の軸方向ギャップ23内まで延びている。条件a/t=0.5が完全に実現されない場合でも、小さい値a/tを有する正しい角度選択においても、あらかじめ測定可能な結果が得られる。重要なことは何よりも、折れ曲がった壁部部分17及び22の連続的な金属的ガイド部が、できるだけ長く延びるように、つまり壁部部分に続く軸方向ギャップ26(外側)及び23(内側)が、動翼出口の下流のできるだけ離れた位置に設けられるようにするということである。これによって、特に動翼カバープレートの領域内では、非常に重要な流出流が、ダメージを与える横方向流に対して保護される。
【0021】
本発明によれば、ステータにおいてもロータにおいてもラビリンス流を避けるための特別な手段は、流れを制限する壁部10,11が少なくともほぼ、後続の段の静翼Le2,Le3の侵入領域内に対抗曲がり角度B,BBを備えているという点にある。この対抗曲がり角度は、有利にはそれぞれの軸方向ギャップ26(外側)及び23(内側)のギャップ中央に配置されている。この場合、その呼称「対抗曲がり角度」に応じて、2つの角度B及びBBの値はネガティブである。つまり、隣接する壁部部分は、ポジティブに曲げられた壁部部分17及び22に向かって内側に向けられている。この場合、ステータの外側では、ラビリンス15の出口42における圧力上昇が得られる。これに対して、ロータの内側では、ラビリンス19の入口41における圧力の低下が得られる。これらの2つの手段によれば、相応のラビリンスを介して圧力低下が得られ、ひいてはラビリンスの質量流量の減少が得られる。こうして、2回曲げられた壁部が再び最初の通路輪郭形状に戻る。この場合、ステータにおいてもロータにおいてもさらにラビリンス流を避けるために、別の手段が選択される。
【0022】
外側では、対抗曲がり角度Bを備えた壁部が、下流側に設けられた静翼Le2,Le3のフット領域(足部領域)で、対抗曲がり角度に続いて再び半径方向にガイドされている。さらに、静翼出口に延長部14が設けられている。半径方向内方に向けられたプロフィールは、形成された、流れを制限する壁部(延長された静翼フットとそれに続く動翼カバープレート16との間で軸方向ギャップ18によって中断されている)が、後続段の少なくともほぼ動翼入口の平面内で、本来の直線的な通路輪郭51を備えた交点Pを有するように選択されている。図示のように、本来の通路輪郭部51(後続の動翼のカバープレート16の、通路に向けられた側に存在する)を備えた延長部14が、やはり外方に向かって開放するポジティブな角度を形成している。有利には、この曲がり箇所も、軸方向ギャップ18の中央に配置されている。従ってラビリンス15の入口40で圧力の減少が得られる。ラビリンス入口における圧力の低下は、ラビリンス出口における圧力上昇と同様に、シール箇所に亙っての圧力低下が減少されるように作用する。
【0023】
相応のことは、内側でハブにおいても実施される。入口領域で対抗曲がり角度BBを備えた壁部は、静翼のカバープレート20において、対抗曲がり角度に続いて再び半径方向内方に向いている。この壁部は、静翼出口で延長部24を備えてもいる。延長された静翼カバープレートとそれに続く動翼フットプレート21との間で軸方向ギャップ25によって中断されている、流れを制限する形成された壁部は、少なくともほぼ動翼入口で、本来の直線的な通路輪郭形状52を備えた共通の交点PPを有するように向けられている。また図面から明らかなように、後続の動翼のフットプレート21の、通路に向けられた側に形成された本来の通路輪郭52を備えた延長部24は、やはり、外方に開放するポジティブな角度を形成している。この曲がり箇所も、有利には軸方向ギャップ25の中央に配置されている。これによって、ラビリンス19の出口43において圧力の上昇が得られる。ラビリンスの出口における、このような圧力の上昇は、ラビリンスの入口における圧力の低下と同様に、シール箇所に亙っての圧力低下を減少させるように作用する。
【0024】
以上述べた通路形状は、ラビリンス流をさらに減少させる可能性を提供する。
【0025】
ステータ側で、静翼のフットプレート13が延長部14を備えていることによって、同じ段の静翼のフットプレート13と動翼のカバープレート16との間のラビリンス入口40は、通路内での一般的な流れ方向に抗して斜めに向けられる。このためには、静翼のフットプレートを出口側で、また動翼のカバーストリップが入口側で相応に構成するだけでよい。このような入口の傾斜箇所によって、ラビリンス15への流入が困難になる。
【0026】
これと同様に、動翼のフットプレート21はロータ側で延長部22を備えているので、後続の段の、動翼のフットプレート21と静翼のカバープレート20との間のラビリンス入口41も、一般的な流れ方向に抗して通路内で斜めに向けられる。このためには、動翼のフットプレートを出口側で、また静翼のカバーストリップを入口側で相応に構成するだけでよい。このような入口の傾斜箇所によって、ラビリンス19への流入が困難になる。
【0027】
さらにまた、ラビリンス質量流量の再流入を著しく改善する手段が得られる。
【0028】
一方では、軸方向ギャップ26内に開口するラビリンス出口42は外側で、段の動翼のカバープレート16と、それに続く段の静翼のフットプレート13との間で、一般的に通路50内に形成された流れ方向延びる。ラビリンス出口42は、不必要なエネルギーの離散を避けるために、半径方向で可能な限り狭く維持されている。カバープレートの延長部17に従って、ラビリンスからの流出は、後続の静翼入口のできるだけ近くで行われる。
【0029】
同様に内側でも、軸方向ギャップ25内に開口するラビリンス出口43は、同じ段の動翼のフットプレート21と静翼のカバープレート20との間で、通路50内に形成された一般的な流れ方向で斜めに延びている。エネルギーが離散する可能性のある有害な渦室がラビリンス43の出口に形成されるのを避けるために、ロータ部分が相応の箇所で隆起部44を備えており、該隆起部44は、流れのために良好な出口を可能にする。
【0030】
前記取り出し口30の平面に特別な手段が設けられている。流れを制限する、ロータの壁部31は、静翼Le2の直接上流で、対抗曲がり角度Bを備えた壁部部分として構成されている。ロータ側では、取り出し口30の平面に、ローラ9の流れに制限された壁部32が、動翼La1の直接下流で、曲がり角度AAを備えた壁部として構成されている。
【0031】
このための変化実施例が図2に示されている。ロータ側では、取り出し口30の平面で、動翼La1が前記延長部22を備えており、これに対して下流側の静翼Le2のカバープレート20′は、侵入側の延長部33を備えており、該延長部33は、対抗曲がり角度BBを備えた部分でもある。
【0032】
図3には、本発明による装置を、カバープレートシールを備えた高圧翼構造において使用した実施例が示されている。この高圧翼構造では、貫流通路50は非常に弱い円すい形性を有している。図面では、それぞれ1つの静翼列Leと動翼列Laとを有する段が示されている。同じ作用を有する部材には、図1と同じ符号が記されている。図面で分かるように、3つの曲がり箇所Xがシリンダの外側にもまたハブの内側にも設けられている。曲がり箇所Xには、曲がり角度A若しくはAAを備えた壁部10及び11が延びていて、曲がり箇所Yには、曲がり角度B若しくはBBを備えた壁部が延びている。曲がり箇所Y及びZは、やはり有利にはそれぞれのギャップ中央に配置されている。さらにまた、その他の上記手段、例えば、このような翼構造における、図示していないラビリンス入口の傾斜平面及び、ラビリンス出口の流れ制御形状も実現できることが明らかである。
【0033】
図4には、本発明による構造を適用した翼構造が示されている。この翼構造においては、動翼La1,La2,La3の翼端部の先端が、貫流通路50の、流れを制限する壁部10に対してシールしている。翼構造領域の外側で、この壁部10はステータの通路側の内壁によって形成される。当該段部の動翼出口における、ポジティブな曲がり角度Aを備えた壁部は、その長手方向でまず半径方向外方に開放するように延びている。ネガティブな対抗曲がり角度Bを備えた壁部は、ステータ側で、後続の段部の静翼Le2、Le3,Le4の、貫流通路側に向けられたフットプレート13によって形成されている。次いで、対抗曲がり角度を備えた壁部部分で、壁部は半径方向内方に延びているので、この壁部は少なくともほぼ、その次の段の動翼入口の平面内で、本来の直線的に延びる外側の通路輪郭51を備えた共通の交点Pを有している。
【0034】
静翼Le2,Le3,Le4の翼端部もその先端が、貫流通路50の流れを制限する壁部11をシールする。ロータ側で、曲がり角度AA及び対抗曲がり角度BBを備えた壁部11は、ロータ表平面によって形成される。当該の段の動翼出口におけるポジティブな角度AAを備えた壁部は、その長手方向でまず半径方向外方に延びている。ネガティブな対抗曲がり角度BBを備えた壁部は、次いで対抗曲がり角度に延びているので、後続の段の少なくともほぼ動翼入口の平面において、本来の真っ直ぐに延びる通路輪郭52を備えた共通の交点PPを有している。
【0035】
図5には、図1に示したND(低圧)タービンの最後の段の、通路輪郭の変化実施例が示されている。対抗曲がり角度は、静翼の領域内に湾曲された輪郭部を導入したことによって減少されている。この湾曲された輪郭部によって、交点Pにおけるプラス圧力の減少並びに、交点PPにおけるマイナス圧力の上昇が得られる。
【0036】
本発明は図示の実施例にみに限定されるものではない。本発明による新規な思想は、例えばステータにおいてだけ、又は(カバーリングプレート翼構造;covering plate blade systemの場合には)、例えばスペース的な問題がある場合には、動翼列の後ろ側だけで実現することができる。基本的にはすべてのタービン機械において使用することができる。従来の例においては、全圧がハブからシリンダに向かって大きくなるように構成されている。翼構造を最適にするための基本的な構成若しくは運転時点に応じて、全圧のプロフィールを変えることができる。いずれの場合においても決定的なことは、正しい寸法で構成された正しく方向付けられた曲がり角度を動翼の後ろの子午面輪郭部に配置することによって、全圧プロフィール及び流過角度プロフィールがポジティブな影響を受けて、均一化のためにポジティブに作用するということである。この場合、a/t=0.5の最小長さを有するスムーズな壁平面が達成されなければならない。これが実現されると、得ようとする全圧の均一化の他に、循環のために動翼出口において強い非均一化が生じる流れ領域が、妨害的な横方向流に対して遮蔽される。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーリングプレートシールを備えた低圧蒸気タービンの概略的な部分縦断図面である。
【図2】ステータ内に配置された取り出し箇所の平面内でのロータ部分の変化実施例を示す概略的な縦断図面である。
【図3】カバーリングプレートシールを備えたタービンの概略的な部分縦断図面である。
【図4】先端シール部を備えたタービンの概略的な部分縦断図面である。
【図5】図1に示した低圧蒸気タービンの、通路輪郭形状の変化実施例を示す概略的な部分縦断図面である。
【符号の説明】
8 ステータ、 9 ロータ、 10 ステータ側の流れ制限壁、 11 ロータ側の流れ制限壁、 13 静翼Leのフットプレート、 14 フットプレート13の延長部、 15 動翼ラビリンス、 16 動翼Laのカバープレート、 17 カバープレート16の延長部、 18 14と16との間の軸方向ギャップ、 19 静翼ラビリンス、 20 静翼Leのカバープレート、 20′ 静翼Le2′のカバープレート、 21 Laのフットプレート、 2221の延長部、 23 22と20との間の軸方向ギャップ、 24 20の延長部、 25 20と21との間の軸方向ギャップ、 26 17と13との間の軸方向ギャップ、 30 取り出し口、 31 取り出し口の後ろのステータ側の、流れを制限する壁部、 32 取り出し口の後ろのロータ側の、流れを制限する壁部、 33 Leカバープレートの侵入側の延長部、 40 ラビリンス入口の内側、 41 ラビリンス入口の外側、 42 ラビリンス出口の外側、 43 ラビリンス出口の内側、 44 ロータの隆起部、 50 貫流通路、 51 外側の通路輪郭、 52 内側の通路輪郭、 La1,La2 動翼、 Le1,Le2 静翼、 A 外側の曲がり角度、 AA 内側の曲がり角度、 B 外側の対抗曲がり角度、 BB 内側の対抗曲がり角度、 P 真っ直ぐに延びる外側の通路輪郭との交点、PP 真っ直ぐに延びる内側の通路輪郭との交点

Claims (12)

  1. 軸流タービン機械の多段式の翼構造において、
    ロータ側及び/又はステータ側の、貫流通路の流れを制限する壁部(10,11)が、動翼(La1,La2,La3)の出口で直接、曲がり角度(A,AA)を備えており、該曲がり角度(A,AA)は、動翼からの流出流が、全圧及び流出角度に関連して均一化されるように設計されており、
    前記壁部(10,11)が、後続の段の静翼(Le2,Le3)の少なくともほぼ入口領域で対抗曲がり角度(B,BB)を備えており、
    静翼(Le2,Le3,Le4)の翼端部の先端が、貫流通路の流れを制限する壁部をシールするようになっており、
    前記曲がり角度(AA)及び前記対抗曲がり角度(BB)を備えた壁部(11)が、ロータ側でロータ表面によって形成されており、
    前記曲がり角度(AA)を備えた壁部の長手方向が、当該の段の動翼出口においてまず半径方向で外方に延びており、
    前記対抗曲がり角度(BB)を備えた壁部が、対抗曲がり角度に続いて、当該の段の少なくともほぼ動翼入口の平面で、本来の真っ直ぐな通路輪郭(52)を備えた共通の交点(PP)を有していることを特徴とする、多段式の翼構造。
  2. 動翼(La1,La2,La3)の翼端部の先端が、貫流通路(50)の流れを制限する壁部をシールしている形式のものにおいて、
    対抗曲がり角度(B)を備えた壁部が、ステータ側で、前記後続の段の静翼(Le2,Le3,Le4)の貫流通路側に向けられたフットプレート(13)によって形成されており、次いで対抗曲がり角度において、該後続の段の少なくともほぼ動翼入口の平面内で、本来の真っ直ぐに延びる外側の通路輪郭(51)との共通の交点(P)を有している、請求項1記載の多段式の翼構造。
  3. 動翼(La1,La2,La3)の翼端部が、ラビリンス(15)を備えたカバープレート(16)を介してステータ(8)をシールしており、貫流通路の流れを制限する輪郭が動翼の領域内で、通路側に向けられた、動翼( La1,La2,La3)によって、また静翼の領域内で、通路側に向けられた、静翼(Le2,Le3,Le4)のフットプレート(13)によって形成されており、
    曲がり角度(A)を備えた壁部(10)が、動翼の出口においてカバープレート(16)の延長部(17)として構成されている、請求項1記載の多段式の翼構造。
  4. 対抗曲がり角度(B)を備えた壁部が、下流に配置された静翼(Le2,Le3)のフット領域内で、対抗曲がり角度に続いて再び半径方向内方に延びていて、また静翼出口で延長部(14)を備えており、これによって、延長された静翼フット部とそれに続く動翼のカバープレート(16)との間で軸方向ギャップ(18)によって中断された、流れを制限する壁部が、この後続の段の少なくともほぼ動翼入口の平面内で、本来の真っ直ぐに延びる通路輪郭(51)を備えた共通の交点(P)を有している、請求項記載の多段式の翼構造。
  5. ステータ(8)の、1つの段の動翼とそれに続く段の静翼との間の領域内に、少なくともほぼ半径方向に延びる取り出し口(30)が配置されており、
    ステータの、流れを制限する壁部(31)が、静翼の直接上流で、対抗曲がり角度(B)を備えた壁部の部分として構成されている、請求項記載の多段式の翼構造。
  6. 静翼(Le2,Le3)の翼端部が、ラビリンス(19)を備えたカバープレート(20)を介してロータ(9)をシールしており、貫流通路の、流れを制限する輪郭が、動翼の領域内で、動翼( La1,La2,La3)の、通路側に向けられたフットプレート(21)によって、及び静翼の領域内で、静翼(Le2,Le3)の、通路側に向けられたカバープレート(20)によって形成されており、
    曲がり角度(AA)を備えた、動翼の出口における壁部が、フットプレート(21)の延長部(22)として構成されていて、動翼の延長されたフットプレートと下流側に配置された静翼のカバープレート(20)との間まで延びている、請求項1記載の多段式の翼構造。
  7. 入口領域で対抗曲がり角度(BB)を備えた壁部が、下流側に配置された静翼のカバープレート(20)内で対抗曲がり角度に続いて再び半径方向内方に延びていて、静翼出口において延長部(24)を備えており、これによって形成された、延長された静翼カバープレートとそれに続く動翼フットプレート(21)との間で軸方向ギャップ(25)によって中断された、流れを制限する壁部が、本来の真っ直ぐに延びる通路輪郭(52)を備えた共通の交点(PP)を有している、請求項記載の多段式の翼構造。
  8. ロータ側で取り出し口(30)の平面において、ロータ(9)の流れを制限する壁部(32)が、動翼の直接下流で、曲がり角度(AA)を備えた壁部として構成されている、請求項記載の多段式の翼構造。
  9. ロータ側で取り出し口(30)の平面に、下流に配置された静翼のカバープレート(20′)が、入口側で延長部(33)を備えている、請求項記載の多段式の翼構造。
  10. ラビリンス入口(40,41)が、静翼のフットプレート(13)と、同一段の動翼カバープレート(16)との間で、及び1つの段の動翼のフットプレート(21)とそれに続く段の静翼のカバープレート(20)との間で、一般的な流れ方向に抗して通路内で斜めに延びている、請求項記載の多段式の翼構造。
  11. 軸方向ギャップ(26,25)内に開口するラビリンス出口(42,43)が、1つの段の動翼カバープレート(16)とそれに続く段の静翼のフットプレート(13)との間で、及び同じ段の動翼のフットプレート(21)と静翼カバープレート(20)との間で、一般的に通路(50)内に形成される流れ方向に延びている、請求項記載の多段式の翼構造。
  12. ラビリンス出口(42,43)が狭められている、請求項11記載の多段式の翼構造。
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