JP4179209B2 - 家具用引き出しおよびこれを用いた収納家具 - Google Patents

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Description

本発明は、台所やリビングに設置されるシステムキッチン等のキッチンキャビネットや食器棚の下部、特にケコミ部に設置する引き出しに関するものである。
従来、この種のケコミ部の引き出しは連結具前端側に、前板下端が載置状態で取り付けられる前板取付部が一体形成される(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の引き出しの前板部分を示すものである。図10に示すように、前板1と、ケコミ2と、前板1を受ける前板取付部3を備えた連結具4から構成されている。
特開2001−186947号公報
しかしながら、前記従来の構成では、前板を載置状態で取り付けられる前板取付部が連結具に一体形成されているので、前方から前板取付部が見えるので見栄えが悪いという課題を有していた。また、連結具を例えばアルミや樹脂等の押し出し材で形成したとき、取付部が飛び出た形状のため成型性が悪いだけでなく、材料が余分に必要であるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ケコミ板と前板を連結部材を位置決め可能とすることにより前面部の組立を容易にするとともに、前板の前方からは連結部材は見えない見栄が良い家具用引き出しを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の家具用引き出しは、前面部はケコミ板と前板を連結部材を介して連結する構成とし、連結部材の両側端に取り付けたキャップの後端片をケコミ板の上面に載置し、前端片に前板を載置して位置決め可能とするようにしたものである。
本発明の家具用引き出しは、前面部の組立精度を向上するとともに組立を容易にすることができ、しかも見栄が良い家具用引き出しを提供することができる。
第1の発明は、前板と該前板よりも後方に配されるケコミ板を連結部材を介して連結した略クランク形状の前面部を備えた引き出しにおいて、連結部材の両側端にキャップを備え、該キャップは前記前板を下方から受ける前端片とケコミ板の上面に載置する後端片とを備え、後端片をケコミ板の上面に載置すると共に前端片に前板を載置して、前板とケコミ板とを上下方向に位置決め可能とすることにより、前面部の組立精度を向上するとともに組立を容易にすることができ、しかも前板の前方からは連結部材は見えない見栄が良い家具用引き出しを提供することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の連結部材の両側端に取り付けたキャップの前端片の両側端面間の寸法と前板の幅寸法を略同一とし、キャップの側面に設けた突出部の両側面間の寸法とケコミ板の幅寸法を略同一とすることにより、ケコミ板と連結部材、前板と連結部材の各々の横方向の位置決めが可能となり、組立精度をより向上するとともに組立をより容易にすることができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の前端片と突出部を一体に形成することにより、キャップを単純な形状にすることができるため、キャップの成型性を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明のキャップを左右対称形状とすることにより、両端のキャップを同一部品にすることができるため、部品の種類を減らし生産性を向上することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明の家具用引き出しをキャビネットの下部に備えた収納付家具とすることにより、収納性が良く見栄えの良い収納付家具を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における家具用引き出しをキャビネットに組み込んだ収納家具の斜視図を示し、図2は家具用引き出しの後方からの斜視図を示し、図3は家具用引き出しの断面図を示し、図4は家具用引き出しの前面部の要部詳細を示す斜視図である。
図において、前面開放のキャビネット5の下部に本発明の家具用引き出し6がレール(図示せず)を介して摺動自在に設置してあり、上部には扉7が開閉自在に設置してある。
キャビネット5の最下部は前面より後退しており、使用時に足のつま先が入り込む蹴込み部8を形成しており、家具用引き出し6の前面部9は蹴込み部8の形状に合わすため、奥行きの異なる略クランク形状を成している。
前面部9は、表面に化粧処理を施した板状の前板10とケコミ板11をアルミの押し出し成型材からなる連結部材12を介して結合した構成でり、連結部材12は図3に示すように奥行き方向に伸びる水平辺12aと、水平辺12aの前端に垂直方向に設け前板10を固定する前端辺12bと、水平辺12aの後端に起立した後端辺12cとにより連結部材12の上面は溝形状を形成しており小物の収納場所として使用できる。また水平辺12aの下方に垂下した下方辺12dはケコミ板11の前面に当接しケコミ板11の奥行き方向の取付位置を位置決めできる。
連結部材12と前板10の結合は前端辺12bの背面より複数のねじ(図示せず)を介して結合しており、連結部材12とケコミ板11の結合は水平辺12aの上面より複数のねじ(図示せず)を介して結合してある。図1に示すように前板10とケコミ板11はキャビネット5の幅寸法と略等しい幅寸法で、連結部材12はキャビネット5の内側の幅寸法より若干短い幅寸法となっている。
連結部材12の両側端には樹脂材料で一体成型したキャップ13が接着剤で接着してあり、キャップ13の前方下部には前板10を下方から受け前板の上下方向の位置決めができる前端片13aと後方にはケコミ板11に載置する後端片13bを備え、側面には連結部材12の端部を挿入できる溝形状を形成してあり、連結部材12とキャップ13を接着剤を介して強固に固定できる。
また、ケコミ板11の背面には複数の木製ダボを介して引き出し箱14が結合してあり物品を収納できる構成となっている。
以上のように構成された家具用引き出しについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、連結部材12の両側端にキャップ13を接着剤で接着したものを、キャップ13の前端片13aを前板10の下面に当接し、左右の取付位置が均等になるように位置決めをして連結部材12の裏面より複数のねじで固定する。
同様に、キャップ13の後端片13bをケコミ板11の前面に当接して、ケコミ板11の上面に載置し、左右の取付位置が均等になるように位置決めをして、連結部材12の上面より複数のねじで固定することにより家具用引き出し6の前面部9が完成し、その後ケコミ板11の裏面に引き出し箱14を結合することにより家具用引き出し6の組み立てが完了する。
以上のように本実施の形態における家具用引き出しは、前板と、接合部材と、ケコミ板の上下方向と奥行き方向の位置決めをキャップの前端部と後端部で容易に行うことができるので、前面部の組み立てを高い精度で短時間にできるものである。
なお、上記本実施の形態では横方向の位置決め手段は別途設けていたが、図5に示すようにキャップ15の前端片15aを横方向に突出し、後方には後端片15bを備え形状にし、キャップ15を連結部材12の両側端に取り付けた状態で、前端片15aの両側端面間の寸法と前板10の幅寸法を略同一となるように、前端片15aの突出寸法を設定することにより、前板と連結部材の横方向の位置決めが可能となり、組立精度をより向上するとともに組立をより容易にすることができる。
また、上記に加え図6に示すように、キャップ16の前端片16aに加え、後端片16bの前方の側面に突出部16cを設け、連結部材12の両側端に取り付けたキャップ16の突出部16cの両側面間の寸法とケコミ板の幅寸法を略同一とすることにより、ケコミ板と連結部材、前板と連結部材の各々の横方向の位置決めが可能となり、組立精度をより向上するとともに組立をより容易にすることができる。
しかも、図7に示すように、キャップ17の前端片17aと突出部17cを一体に形成し、後方に後端片17bを設けることにより、キャップを単純な形状にすることができるため、キャップの成型性を向上することができる。
また、図8、図9に示すように、キャップ18の前端片18aと突出部18c左右両側に形成し、後方に後端片17bを設けることにより、キャップ18の形状を左右対称形状とすることとなり、左右のキャップを同一部品にすることができるため、部品の種類を減らすことが可能となり生産性を向上することができる。
なお、本実施の形態では連結部材とキャップの固定方法としては接着剤で接着したが、これに限るものではなく、ねじを介して固定する方法、あるいはキャップの樹脂の弾性を利用した嵌合による固定の方法等が採用できる。
以上のように、本発明にかかる家具用引き出しは、奥行きの異なる前板の組み立て精度を高めることが可能となるので、家庭用あるいは工業用の収納設備等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における収納家具の斜視図 本発明の実施の形態1における家具用引き出しの斜視図 本発明の実施の形態1における家具用引き出しの断面図 本発明の実施の形態1における前板部の要部斜視図 本発明の実施の形態1における別の形状のキャップを使用した前板部の要部斜視図 本発明の実施の形態1における別の形状のキャップを使用した前板部の要部斜視図 本発明の実施の形態1における別の形状のキャップを使用した前板部の要部斜視図 本発明の実施の形態1における別の形状のキャップの斜視図 本発明の実施の形態1における別の形状のキャップを使用した前板部の要部斜視図 従来の家具用引き出し前板部の斜視図
符号の説明
5 キャビネット
9 前面部
10 前板
11 ケコミ板
12 連結部材
13、15、16、17、18 キャップ
13a、15a、16a、17a、18a 前端片
13b、15b、16b、17b、18b 後端片
16c、17c、18c 突出部

Claims (5)

  1. 前板と該前板よりも後方に配されるケコミ板を連結部材を介して連結した略クランク形状の前面部を備えた引き出しにおいて、連結部材の両側端にキャップを備え、該キャップは前記前板を下方から受ける前端片ケコミ板の上面に載置する後端片とを備え、後端片をケコミ板の上面に載置すると共に前端片に前板を載置して、前板とケコミ板とを上下方向に位置決め可能とすることを特徴とする家具用引き出し。
  2. 連結部材の両側端に取り付けたキャップの前端片の両側端面間の寸法と前板の幅寸法を略同一とし、キャップの側面に設けた突出部の両側面間の寸法とケコミ板の幅寸法を略同一としたことを特徴とする請求項1に記載の家具用引き出し。
  3. 前端片と突出部を一体に形成したことを特徴とする請求項2に記載の家具用引き出し。
  4. キャップを左右対称形状としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の家具用引き出し。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の家具用引き出しをキャビネットの下部に備えたことを特徴とする収納家具。
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