JP4178323B2 - 第何週目か分かるカレンダー。 - Google Patents

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Description

本発明は、カレンダーの日付表示部や日付表示部付近に週認識手段を設けることで、一目でその日付が当月第何週目であるか分かり、第何週の何曜日の日付を探す際、簡単で正確で早期に、目的の日付を探し出すことができる、カレンダーの週認識手段に関するものである。
月の第何週目の何曜日が、仕事の休日やゴミの日または美容院の営業日や休日などで、その日付をカレンダーから探す際、1ヶ月の日付表示部が4行から6行表示のカレンダーがあった。1ヶ月の日付表示部が横1行または縦1列表示のカレンダーあった。また、ページごとに1ヶ月表示のカレンダーが無い日めくりカレンダーがあった。
特許公開平11−268447号公報 特許公開平6−103273号公報 登録実用新案第3080689号公報
これは、次のような欠点があった。
イ.月の第何週目の何曜日が、仕事の休日やゴミの日、または美容院の営業日や休日などで、その日付をカレンダーから探す際、1ヶ月の日付表示部が4行から6行表示のカレンダーにおいては、まず、目的の曜日表示部を見つけ、その列の最初から第何週の数だけ、点を追うように日付表示部を数えねばならず、第何週の数え間違いや、数え間違いにより再度数え直す煩わしさや、日付表示部を数える煩わしさがあった。
ロ.また、日付表示部に個々に曜日表示部が併せて表示された、1ヶ月の日付表示部が横1行または縦1列表示のカレンダーにおいても、曜日表示部の行または列を初めから辿り、目的の曜日表示部を、探しながら第何週の数だけ点を追うように数えねばならず、曜日表示部の行または列を初めから辿り、目的の曜日表示部を探しながら第何週を数える手間や煩わしさがあった。
ハ.日付表示部と曜日表示部の表示された予定などを書き込む日付表示部欄が、ページごとに1ヶ月の1部ずつ表示されている手帳においては、何月の第何週何曜日の日付に予定を書き込みたい場合、その月の1ヶ月表示のカレンダーを別で見て、そこから第何週何曜日の日付を探し、それから、その月の日付表示部欄を探し予定を書き込まねばならず、探したい月の1ヶ月表示のカレンダーを探し第何週を数えて日付を探す煩わしさや、更にその日付の日付表示部欄を探さなければならない手間や煩わしさがあった。
ニ.1ヶ月表示のカレンダーが記載されていない日めくりカレンダーにおいては、1ヶ月表示のカレンダーを別で見て第何週を数えるか、探したい月の初めのページから、ページをめくりながら曜日表示部を探し数えねばならず、別のカレンダーを探す手間や、ページをめくりながら第何週を数える手間や煩わしさがあった。そして、探したい日付が当月の中旬や下旬で、既に日数が経過している場合は、初めからページをめくり曜日表示部を数えて日付を探すことができなかった。
ホ.第何週何曜日の日付を数え探すのは自らの労力で、第何週を数えた正確さや、認識した第何週が本当に正しいのかどうかに不安があり、例えば、1ヶ月の日付表示が4行から6行のカレンダーにおいて、第1週の月曜日を探す際、1行目の月曜日の部分が空白であれば、『今月は第1週目の月曜日が無い』と誤って認識するなど、行数を第何週と間違うことがあった。
ヘ.市販されている1枚の紙本体に12ヶ月表示されている多くのカレンダーは、1ヶ月の日付表示が4行から6行で各月列の上部に曜日表示部が表示されており、月後半の第何週何曜日の日付を探す際も、列の上から辿り探すしかなかった。
本発明はこれらの欠点を解決するために発明されたものである。
紙本体(1)と、この紙本体(1)に設けられ少なくとも1ヶ月以上の月単位で表示された日付表示部(2)と、第何週の数字(3)を併せて表示したり、第何週の数字(3)の集合により日付表示部(2)を表示したり、週ごとを色付けて表示し、週ごとに使用した色で週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に表示したり、週ごとに絵(39)を表示し、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に週ごとの絵(39)と週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)を併せて表示するなどの構造を用いた、この日付表示部(2)の日付が各月の1日から週単位で認識させるための週認識手段とよりなるカレンダー。
(イ)請求項1と請求項2の週認識手段をカレンダーに設けることで、仕事の休日やゴミの日、または美容院の営業日や休日などで、月の第何週何曜日の日付を探す際、これまでのように、自らの労力で日付表示部(2)や曜日表示部(4)を、第何週の数だけ点を追うように数える煩わしさや、第何週の数え間違いや、数え間違いにより再度数え直す煩わしさがなくなる。
また、早く正確に安心して目的の日付を見つけ出すことができるようになり、探した第何週の日付を自信を持って見ることができ、行数を第何週と間違うこともなくなる。
(ロ)請求項1と請求項2の週認識手段を、ページごとに1ヶ月表示のカレンダーが無い日めくりカレンダー(13)に設けた場合は、第何週何曜日の日付を別の1ヶ月表示のカレンダーで探す必要性や、月の最初のページが無くても第何週を数えられなくなるということが無くなり、これまで数え抜かりがないように1ページずつめくって曜日表示部(4)を数えていた手間も省け、大まかにページをめくりながら安心して探すことができるようになる。
(ハ)請求項2の週認識手段を、ページごとに月の1部の日付表示部欄(6)が表示された手帳などに設けた場合は、何月の第何週何曜日の日付表示部欄(6)に予定(5)を書き込む際、これまでのような、探したい月の1ヶ月表示のカレンダーを手帳内から探しそこで第何週の日付を探す手間が省け、早く目的の日付表示部欄(6)が探せるようになる。
(ニ)請求項1と請求項2の週認識手段をカレンダーに設けることで、第何週何曜日の日付を探す時だけでなく、当日付表示部(2)が第何週何曜日なのかを知りたい時は、当日付表示部(2)から曜日表示部(4)や第何週の数字(3)などの週認識手段を、逆方向に辿るだけで当日付が第何週の何曜日なのかを知ることができ、これまでのように、当日付表示部(2)からいったん視線をはずし、当日付表示部(2)を目指して改めて行や列の初めから日付表示部(2)や曜日表示部(4)を数える手間が無くなる。
(ヘ)請求項2の週認識手段をカレンダーに設けることで、全体の日付表示部(2)や曜日表示部(4)の周辺などに、各週の予定(5)を書き込む請求項3の週認識手段のあ メモ欄(28)を設けることができ、1枚の紙本体(1)に12ヶ月表示したカレンダーに各週のメモ欄(28)を設けた場合は、ゴミの日や美容院の営業日や休日、または仕事の休みなど、1年を通して第何週何曜日としてある予定(5)を書き込めば、これまでのように月が替わるごとにその予定(5)をカレンダーに書き込む必要がなくなり、その日付の確認も一目で確認できるようになる。
(ト)請求項2の週認識手段を、1ヶ月の日付表示部(2)が横1行や縦1列表示のカレンダーに設けた場合は、行や列の前後に月表示部(29)を表示することで、第4週や第5週など後半の第何週何曜日の日付を、後ろから更に早く探せるようになる。
紙本体(1)と、この紙本体(1)に設けられ少なくとも1ヶ月以上の月単位で表示された日付表示部(2)と、薄い色で色付け日付表示部(2)と違う字体で大きく表示した第何週の数字(3)を個々に併せて表示したり、小さい第何週の数字(3)の集合により個々の日付表示部(2)を表示したり、週ごとの日付表示部(2)や曜日表示部(4)などを複数のカラーで色付けて表示し、その週ごとに使用した色で週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺か、大きく薄く週ごとの日付表示部(2)と曜日表示部(4)などの背景に表示したり、週ごとの日付表示部(2)と曜日表示部(4)などの背景や個々の日付表示部(2)に、薄く色付けた絵(39)を表示し、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に週ごとの絵(39)と週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)を併せて表示するなどの構造を用いた、この日付表示部(2)の日付が各月の1日から週単位で認識させるための週認識手段とよりなるカレンダー。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
第1実施の形態は、請求項1の本発明の週認識手段の構造と使用の説明で、第2実施の形 態と第3実施の形態は、請求項2と請求項3の構造と使用の説明である。
第1実施の形態
図1から図6に示すような、第何週の数字(3)を個々の日付表示部(2)と併せて表示した、第何週の数字(3)を直接表示した週認識手段の構造を用いたカレンダー。
(イ)図1に示すように、1ヶ月の日付表示部(2)が4行から6行表示で予定(5)などを書き込める日付表示部欄(6)があるカレンダーの、個々の日付表示部欄(6)内に、日付表示部(2)と違う色と字体で背景の模様のように薄い色で塗りつぶし大きく表示した第何週の数字(3)を表示し、1週間の曜日表示部(4)上部右側に、第何週の数字(3)が第何週を示す数字であることが分かるように、第何週の数字(3)と同じ字体と色の薄さや色で「週」の週表示(7)をする。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、第何週の何曜日の日付を探す際、まず、1週間の曜日表示部(4)の中から目的の曜日表示部(4)を探し、その列の一番上の第何週の数字(3)に注目を移し、第何週の数字(3)を下に辿りながら目的の第何週の数字(3)を探し、見つけたらその付近にある日付表示部(2)に注目を移し日付を認識する。
例えば、図1で8月第4土曜日の日付を探す場合、まず、1週間の曜日表示部(4)の中から土曜日を探す。次に列の一番上にある第何週の数字(3)の1に注目を移し、その列の第何週の数字(3)を下に辿りながら4の第何週の数字(3)を探し見つけたら、その左上にある日付表示部(2)に注目を移し、それを日付の24日と認識する。
(ロ)そのほかの構造の例としては、図2に示すように、薄い色で塗りつぶし大きく表示した第何週の数字(3)の中に、第何週の数字(3)の色と字体が違う日付表示部(2)を小さく表示するか、図3に示すように、第何週の数字(3)内を塗りつぶさず、日付表示部欄(6)のように見立てて第何週の数字(3)の輪郭の線(8)のみを表示する構造もある。
(ハ)第何週の数字(3)とその他の着色については、第何週の数字(3)の場合は、全第何週の数字(3)を単色で薄く色付けるか、曜日表示部(4)から第何週の数字(3)の列を辿りやすいように、曜日表示部(4)や曜日表示部の背景(9)、または曜日表示部(4)を飾る囲み線(10)を曜日ごとに複数のカラーで色付け、その列の第何週の数字(3)を同色で薄く塗りつぶす。
その他の着色については、前記図1の場合は全日付表示部欄(6)内か、日付表示部欄(6)が無い前記図2の場合は第何週の数字(3)の背景全体を単色で薄く塗りつぶし、第何週の数字(3)は塗りつぶさない構造などがある。また、その日付表示部欄(6)内や第何週の数字(3)の背景を、列ごとに複数のカラーで塗りつぶす構造もある。そのほかの色使いとしては、土曜と日曜の列と平日の列を分けて3色の色使いにし、加えて祝日を日曜と同じ色にするなどの構造もある。
(ニ)日付表示部欄(6)内に予定(5)などを書き込むときは、前記図1と図2に示すように、薄い色で塗りつぶし表示した第何週の数字(3)の場合は第何週の数字(3)からはみ出すことを気にせずにその上に適当に書き込む。また、前記図3に示すように、輪郭の線(8)のみの場合はその輪郭の線(8)内に書き込むようにする。
(ホ)週表示(7)については、第何週の数字(3)が当月の第何週を示していることが分かるように、全体の曜日表示部(4)と日付表示部(2)の周辺に、第何週の数字(3)と同じ字体と色の薄さや同じ色で、「週」や「WEEK」などの週表示(7)を表示するか、『日付欄内の薄い数字は当日付が当月の第何週かを示しています。』などの説明を記す。また、加えてこの説明を第何週の数字(3)の色と同じ色で表示する構造もある。
(ヘ)前記図1・2・3に示すように、当月1ヶ月表示に加えて、前月や次月の日付表示部(11)と併せて前月や次月の第何週の数字(12)を表示する場合は、前月や次月の第何週の数字(12)は当月の第何週の数字(3)とは別色にし、やや小さめに表示する。
(ト)そのほかの第何週の数字(3)を直接表示する構造としては、図4に示すように、小さい第何週の数字(3)を多数用いて個々の日付表示部(2)の数字を形作る構造がある。この構造のカレンダーは、第何週の数字(3)が小さいことから卓上カレンダーなどの比較的近くで見ることの多いカレンダーや、図5に示すように、日付表示部(2)を大きく表示できる日めくりカレンダー(13)などに使用する。日めくりカレンダー(13)の場合は、曜日表示部(4)の字を小さい第何週の数字(3)で形作る構造もある。
(チ)日めくりカレンダー(13)に第何週の数字(3)を直接表示するそのほかの構造としては、図6に示すように、ページごとに直接第何週の字(14)を表示する構造もある。
(リ)第1実施の形態について、第何週の数字(3)を薄く表示する構造を取る場合は、煩雑になることを避けるため、その第何週の数字(3)は輪郭の線(8)だけで表示をしないで塗りつぶすようにする。また、その第何週の数字(3)の背景に模様などは入れないようにする。
第2実施の形態
図7から図23に示すように、日付表示部(2)や曜日表示部(4)などを週ごとに複数のカラーで色付け、その週ごとの色で表示した週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に表示する構造を用いた、色による週認識手段のカレンダー。
(イ)図7に示すように、1ヶ月の日付表示部(2)が4行から6行表示のカレンダーの、第1週の日付表示部(16)をピンク、第2週の日付表示部(17)をグリーン、第3週の日付表示部(18)をブルー、第4週の日付表示部(19)をイエロー、第5週の日付表示部(20)をパープルで、週ごとに個々に色付ける。そして、全体の曜日表示部(4)と日付表示部(2)の右側に、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を、第1週を示す数字(21)はピンク、第2週を示す数字(22)はグリーン、第3週を示す数字(23)はブルー、第4週を示す数字(24)はイエロー、第5週を示す数字(25)はパープルというふうに、週ごとの日付表示部(2)と同色のカラーで色付け、日付表示部(2)と違う字体と大きさで並べて表示し、その先頭に、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と同じ字体で「週」の週表示(7)を表示し、個々の日付表示部(2)の色が当月の第何週を示していることを表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、第何週の何曜日の日付を探す際、まず、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)から目的の第何週の数字(3)を探しその色を憶え、1週間の曜日表示部(4)から目的の曜日表示部(4)を探し、その列の日付表示部(2)を憶えた色まで下に辿り、見つけたらそれを日付として認識する。
例えば、図7で8月第4土曜日の日付を探す場合、まず、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)から、第4週を示す数字(24)を探し、その数字(24)のイエローの色を憶える。次に1週間の曜日表示部(4)の中から土曜日を探し、その列の日付表示部(2)をイエローの色まで辿り、イエローの色の日付表示部(2)を見つけたらそれを日付の24日として認識する。
(ロ)図7に示すように、1ヶ月の日付表示部(2)が4行から6行表示のカレンダーで、当月1ヶ月表示に加えて、前月や次月の日付表示部(11)を表示し、前月や次月の週ごとの色が第何週かを示す数字(26)を表示する場合は、前月や次月の日付表示部(11)と前月や次月の週ごとの色が第何週かを示す数字(26)は、当月の日付表示部(2)や第何週の数字(3)よりやや小さめで表示し、前月や次月の月表示(27)も小さめで併せて表示する。
(ハ)図7に示すように、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)には、週ごとの予定(5)を書き込むメモ欄(28)を併せて表示する構造もある。
(ニ)そのほかの構造の例として、図8に示すように、1ヶ月の日付表示部(2)に曜日表示部(4)が個々に表示されている横行表示のカレンダーに、色による週認識手段を用いた場合としては、前記(イ)図7の1ヶ月の日付表示部(2)が4行から6行表示のカレンダーが、日付表示部(2)を週ごとに色付けたことに対し、曜日表示部(4)を週ごとに複数のカラーで色付け、第何週何曜日と辿りやすいように、各月各週の上部に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を各週の曜日表示部(4)と同色で表示し、その先頭に「週」の週表示(7)を表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付を探す際、まず、探したい月表示部(29)を見つけ、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)から目的の第何週の数字(3)を探し、次にその第何週の数字(3)と同じ色で表示された下の曜日表示部(4)の中から目的の曜日表示部(4)を探し、見つけたらその下に表示されている日付表示部(2)に注目を移して、それを日付として認識する。
(ホ)図9に示すように、日付表示部(2)に曜日表示部(4)が個々に表示されていて予定などを書き込む日付表示部欄(6)がある、1ヶ月を縦1列で表示し3か月横に並べたカレンダーに、色による週認識手段を用いた場合の例としては、各月の曜日表示部(4)を週ごとに複数のカラーで色付け、全体の日付表示部欄(6)の左側に、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を各週の曜日表示部(4)と同色で縦に並べて表示し、その先頭に「週」の週表示(7)を表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付を探す際、まず、全体の日付表示部欄(6)の左側に表示された、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)から目的の第何週の数字(3)を探しその色を憶え、次に探したい月表示部(29)を見つけ、その列の曜日表示部(4)を憶えた色まで辿り見つけたら、その色の曜日表示部(4)の中から目的の曜日表示部(4)を探し、その左に表示されている日付表示部(2)を日付として認識する。
(ヘ)図9に示すように、週ごとに区切り線(30)を入れ、週ごとの範囲を見やすくする構造もある。
(ト)図10に示すように、前記(ホ)図9に示したような縦列の日付表示部欄(6)を、ページごとに月の1週ずつ表示した手帳のカレンダーに、色による週認識手段を用いた場合は、日付表示部欄(6)がある右ページ上部に、前記(イ)図7に示した形式のカレンダーを、日付表示部欄(6)の日付表示に合わせて2ページごとに各月表示する。そして、ページごとの日付表示部欄(6)内の曜日表示部(4)を、右ページ上部カレンダーの、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と同色で週ごとに色付ける。
本手帳のカレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付表示部欄(6)に予定を書き込む際、まず、適当な月の右ページ上部のカレンダーの週ごとの色が第何週かを示す数字(15)から、目的の第何週の数字(3)を探しその色を憶え、次に目的の月表示部(29)のページを探し、その月の日付表示部欄(6)内の曜日表示部(4)を憶えた色を追って辿り、見つけたらその色の曜日表示部(4)の中から目的の曜日表示部(4)を探し、隣の日付表示部(2)を日付として認識するとともにその日付表示部欄(6)内に予定を書き込む。
(チ)前記(ト)図10の手帳のカレンダーの構造のほかに、図11に示すように、ページ内に表示されている日付表示部欄(6)の週の週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と週表示(7)を表示する構造もある。
(リ)図12に示すように、横1行に表示された数週間の曜日表示部(4)に、対する曜日表示部(4)に合うように1ヶ月の日付表示部(2)を前後にずらしながらその上下に2ヶ月表示したカレンダーに、色による週認識手段を用いた場合の例としては、前記(ニ)図8の横行のカレンダーが曜日表示部(4)を色付けたことに対し、本カレンダーは、1つの曜日表示部(4)に対して2つの日付表示部(2)が設けられている形式のため、週ごとの日付表示部(2)を複数のカラーで色付け、その色の範囲内で曜日表示部(4)の行から目的の曜日を探すようにする。そして、曜日表示部(4)の各週中央に来るように、上部に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を各週の日付表示部(2)と同色で表示し、その先頭に「週」の週表示(7)を表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付を探す際、まず、探したい月表示部(29)を見つけ、その行の日付表示部(2)を辿り、もう一方で、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)から目的の第何週の数字(3)を探し色を憶えて下へ辿り、両者から辿りついた日付表示部(2)の行付近で第何週の数字(3)と同色で表示された日付表示部(2)を見つけ、その色の範囲内で曜日表示部(4)の行から目的の曜日表示部(4)を探し、見つけたら元の日付表示部(2)の行に視線を戻し、それを日付として認識する。
(ヌ)以下、色による週認識手段の、日付表示部(2)や曜日表示部(4)のこれ以外の表示構造について説明する。
前記(イ)図7に示すような4行から6行表示のカレンダーで、日付表示部(2)を色付ける以外の構造としては、日付表示部(2)の背景や、日付表示部欄(6)がある場合は、日付表示部欄(6)内や日付表示部欄(6)の枠を色付ける。
また、前記(ニ)図8や(ホ)図9で示した横行や縦列表示のカレンダーや、(ト)図10で示した1ヶ月の日付表示部欄(6)を数ページにわたり記載した手帳のカレンダーのように、曜日表示部(4)を色付けたカレンダーの場合は、加えて日付表示部(2)を色付けたり、曜日表示部の背景(9)を薄く塗りつぶしたり、加えて日付表示部の背景(32)を塗りつぶしたり、曜日表示部(4)や加えて日付表示部(2)を囲み線(10)や下線で飾り色付けたり、日付表示部欄(6)があるものは、日付表示部欄(6)の枠や、週ごとの日付表示部欄(38)内を薄く塗りつぶしたり、後記(ソ)図23に示すように週ごとの日付表示部欄(38)を囲み線(10)で飾り色付け表示する。また、図13に示す横行カレンダーのように、週ごとを認識できるような区切り線(30)を入れる構造などもある。
前記(リ)図12に示すような横行のカレンダーで、各月各週の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の範囲をわかりやすくする週認識手段の構造としては、図14に示すように上部表示月(31)の日付表示部の背景(32)と曜日表示部の上部背景(33)と、下部表示月(34)の日付表示部の背景(32)と曜日表示部の下部背景(35)を複数のカラーで各月各週薄く塗りつぶす構造もある。
また、この構造のほかの構造としては、下部表示月(34)の日付表示部の背景(32)と曜日表示部の下部背景(35)を上部表示月(31)で使用した色と重ならないよう、別のカラーで週ごとに薄く塗りつぶし、各月上下に週ごとの色で週ごとの色が第何週かを示す数字(15)をそれぞれ表示する構造もある。
(ル)図15に示すように、前記(リ)図12の横行カレンダーの形式を12ヶ月分表示した場合、日付表示部(2)と曜日表示部(4)が関連しやすいように数週間の曜日表示部(4)の行を数ヶ月ごとに表示し、各月の日付表示部の背景(32)を週ごとに複数のカラーで薄く塗りつぶし、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の上部に、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を各週の日付表示部の背景(32)と同色で大きく表示する。そして、後部からも第何週何曜日の日付を探せるように、月表示部(29)を各月の日付表示部(2)の行前後2箇所に表示する。
図15に示すように、行が複数になる場合は1週間ごとの曜日表示部(4)の間隔や、曜日表示部(4)と数ヶ月ごとの日付表示部(2)の行に、罫線(36)を入れて各月各週を見やすくする構造もある。
そのほかに、この12ヶ月の日付表示部(2)や曜日表示部(4)の横表示を、縦で表示する構造もある。
図15に示すように、数週間の曜日表示部(4)を、複数行表示する場合は、曜日表示部(4)の行は全行の表示を統一する。
(ヲ)以下、色による週認識手段の週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と週表示(7)の、これ以外の表示構造について説明する。
週表示(7)については、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)が、週ごとの日付表示部(2)や曜日表示部(4)の色が第何週かを示していることが分かるように、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)の先頭に、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と同じ字体で、「週」や「WEEK」などで表示する。また、後記の週ごとの背景に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を薄く表示する構造の場合は、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と同じ色や、色の薄さで週表示(7)を表示する。
この構造に加え、更に分かりやすいように、「カレンダー側部(または内部)に表示された週と数字の表示は、同色の日付(または曜日)が当月第何週目かを示しています。」などの説明をあわせて表示する構造もある。
(ワ)週ごとの色が第何週かを示す数字(15)の各第何週の数字(3)の字体については、日付表示部(2)と混乱しにくいように日付表示部(2)と違う字体と大きさにし、数字(3)内は基本的に塗りつぶすようにする。ただし、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に表示する構造で、日付表示部(2)や曜日表示部(4)を囲み線(10)や下線で飾ったり、日付表示部欄(6)の枠などの線類により週認識手段を設けた場合は、それと似たように、第何週の数字(3)を輪郭の線(8)のみ色付けて表示したり、囲み線(10)や下線などを入れて表示する構造などもある。
また、週ごとの背景を薄く塗りつぶし、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を表示する場合は、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)は、見やすいように濃い目に表示したり輪郭の線(8)を加えて表示してもかまわない。
週ごとの色が第何週かを示す数字(15)の大きさは、第何週何曜日の日付を探すときカレンダー全体から第何週の数字(3)、個々の日付表示部(2)へと視線を小さい範囲に移していくため、日めくりカレンダー(13)など日付表示部(2)が大きいカレンダーを除いては、その流れから日付表示部(2)より大きいほうが望ましい。
(カ)色による週認識手段を日めくりカレンダー(13)に応用した場合は、図16に示すように、各ページの曜日表示部(4)を各月週ごとに複数のカラーで色付け、週表示(7)と週ごとの色が第何週かを示す数字(15)は台紙(37)に表示するか、または各ページ内の隅などに表示する。
日めくりカレンダー(13)のこれ以外の構造としては、ページ内の隅か台紙(37)などに、前記(イ)図7に示した4行から6行形式のカレンダーや、(ニ)図8に示した横行形式のカレンダーなどを併せて表示し、そのカレンダーの週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と同色で、日めくりカレンダー(13)の曜日表示部(4)を週ごとに色付ける構造などもある。
(ヨ)週ごとの色が第何週かを示す数字(15)の表示する場所や並びに関しては、前記(ニ)図8や(リ)図12や(ホ)図9に示したように、第何週の数字(3)は、1ヶ月の日付表示部(2)が横1行のカレンダーなら横に並べ、縦1列なら縦に並べて、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の各週のすぐ側か、周辺に表示する。
(タ)そのほかの表示場所としては、前記横行表示の(ニ)図8と(リ)図12と、縦列表示の(ホ)図9や手帳の(ト)図10に示したカレンダーの形式は、図17に示すように、各週の日付表示部(2)や曜日表示部(4)の先頭に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を表示する構造もある。
(レ)また、前記横行形式の(ニ)図8(リ)図12に示したカレンダーと、縦列形式の(ホ)図9や手帳の(ト)図10に示したカレンダーは、煩雑になりにくいことから、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を各週の背景に大きく薄く表示する構造がある。
横行形式のカレンダーは、図18に示すように、日付表示部(2)と曜日表示部(4)をまたいだ背景に週ごとに大きく薄く表示し、縦列形式のカレンダーは、図19に示すように、週ごとの日付表示部欄(38)内の中央の背景に大きく薄く表示する。
この図19の縦列カレンダーのように各月がそろって並んでいるものは、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を、3ヶ月をまたいだ週ごとの日付表示部欄(38)に更に大きく表示する構造もある。
また、図19に示すように、第5週目などで表示する日付表示部(2)が少ない週は、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)をその範囲内で小さめに表示する。
図20に示すように、日付表示部(2)に対し個々に曜日表示部(4)が表示された横行形式のカレンダーで、日付表示部の背景(32)と曜日表示部の背景(9)を週ごとに複数のカラーで薄く塗りつぶし、その背景内に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を表示する場合は、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)をその背景中央に塗りつぶさずに表示する。また、前記(ホ)図9や(ト)図10に示した日付表示部欄(6)がある縦列形式のカレンダーでは、週ごとの日付表示部欄(38)内を複数のカラーで週ごとに薄く塗りつぶし、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を塗りつぶさずに、その背景中央に表示する。
前記(ト)図10に示した手帳のカレンダーの形式で、1ページに2週分表示された場合の週ごとの色が第何週かを示す数字(15)の表示については、週ごとの日付表示部欄(38)の範囲が狭い週は、その範囲内に小さめに表示するか、そのページ前後の同じ週の週ごとの日付表示部欄(38)のみの表示にし、週ごとの日付表示部欄(38)の範囲が狭い週は、曜日表示部(4)などの色付けのみの表示にする。
(ソ)色の使い方として、前記(ニ)図8や(ホ)図9に示すようなカレンダーは、日付表示部(2)に曜日表示部(4)が個々に表示され、1ヶ月が横1行や縦1列で煩雑になりにくいことから、前記(レ)で説明したように、週ごとの背景に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を表示するか、前記(ニ)図8に示したように、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を各週のすぐ側に幅広く表示する場合に限り、2色のカラーで各週交互に表示する構造もある。
このほか、色弱の人にも利用可能な、単色で表示する構造としては、図21に示すように1週目は週ごとの日付表示部欄(38)内を塗りつぶし週ごとの色が第何週かを示す数字(15)は塗りつぶさず、2週目は週ごとの日付表示部欄(38)内を塗りつぶさず週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を塗りつぶし、これを週ごとに交互に繰り返し表示する構造もある。この構造は前記(ト)図10に示したような日付表示部欄(6)がある形式の手帳にも使用できる。
また、この背景内に表示する構造に加えて、図22に示すように、週表示(7)や月表示部(29)を週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と併せて、週ごとの日付表示部欄(38)内の背景に表示する構造もある。
そのほかの単色で表示する構造としては、前記(ヌ)図13に示した横行カレンダーの区切り線(30)と週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を単色で色付けるか、図23に示すように、週ごとの日付表示部欄(38)を囲む囲み線(10)を色付け、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を週ごとの日付表示部欄(38)内の中央の背景に大きく薄く表示する構造もある。
(ツ)これまでのように、日曜祝日表示に日付表示部(2)や曜日表示部(4)を赤で色付け表示する構造に関しては、前記(レ)図19や(ル)図15に示すように、日付表示部(2)や曜日表示部(4)を週認識手段として色付けているときは、日付表示部の背景(32)や曜日表示部の背景(9)を赤く塗りつぶし、日付表示部の背景(32)や曜日表示部の背景(9)を週認識手段として塗りつぶしているときは、日付表示部(2)や曜日表示部(4)を赤く色付ける。そのほか、前記(レ)図18に示すように、週認識手段として日付表示部(2)を色付け、その背景に週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を薄く表示する場合は、日曜祝日の曜日表示部(4)や各月の日付表示部(2)を赤い囲み線(10)などで飾り色付ける構造にする。
(ネ)色による週認識手段の複数のカラーの使用については、当月各週の色が重ならないようにし、前記(イ)図7に示すように、前月や次月の日付表示部(11)と前月や次月の週ごとの色が第何週かを示す数字(26)を当月に加えて表示する場合は、当月の第1週や第4週や第5週の表示と重なることがあっても、前月や次月の日付表示部(11)と前月や次月の週ごとの色が第何週かを示す数字(26)は、当月とは別の色を使用する。
また、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)と週ごとの日付表示部(2)や曜日表示部(4)などに表示した色が同色にできない場合は、同系色の色を使用する。
(ナ)色による週認識手段のカレンダーで、週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を全体の日付表示部(2)や曜日表示部(4)の周辺に表示する場合の、全月を通して各週に表示する色の構造については、1枚の紙本体に12ヶ月表示したカレンダーや、日めくりカレンダー(13)や、12ヶ月を通して頻繁に見ることのある手帳のカレンダーなどの場合は、別月の週ごとの色が第何週かを示す数字(15)を見ても、探したい月の第何週何曜日の日付が探せるように、例えば、1月の第1週の日付表示部(2)をピンクで色付けた場合は、2月、3月の第1週の日付表示部(2)もピンクで色付けるなど、カレンダー全体を通して各月各週同じ色を使用する。
(ラ)色による週認識手段のカレンダーは、カレンダー内が複数の色により煩雑にならないよう、週認識手段と日曜祝日を赤などで表示する以外の色については、カレンダー全体を通して週認識手段と同じ色は使わず、シンプルに統一した色で表示する。
(ム)色による週認識手段で、各週の背景に薄く第何週の数字(3)表示する構造を取る場合は、煩雑になることを避けるため、第何週の数字(3)は輪郭の線(8)だけの表示はしないで塗りつぶすようにする。また、その第何週の数字(3)の背景に週認識手段の目的外の色や模様などは入れないようにする。
第3実施の形態
図24から図27に示すように、個々の日付表示部(2)や週ごとの日付表示部(2)と曜日表示部(4)に、週ごとに違う絵(39)を併せて表示し、その絵(39)と週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)を全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に表示する構造を用いた、絵(39)による週認識手段のカレンダー。
(イ)図24に示すように、1ヶ月の日付表示部(2)が4行から6行表示のカレンダーに、第1週の日付表示部(16)に花びらの絵(41)、第2週の日付表示部(17)に葉っぱの絵(42)、第3週の日付表示部(18)にイチョウの絵(43)、第4週の日付表示部(19)に四葉のクローバーの絵(44)、第5週の日付表示部(20)にイチゴの絵(45)を、個々の日付表示部(2)と併せて表示する。そして、全体の曜日表示部(4)と日付表示部(2)の右側に、各週で表示した絵(39)を、日付表示部(2)と違う色と字体と大きさの週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)の個々の第何週の数字(3)と併せて並べ表示する。そして、その先頭に週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)と同じ字体と色で「WEEK」の週表示(7)をし、個々の日付表示部(2)と併せて表示されている絵(39)が、当月の第何週を示していることを表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、第何週の何曜日の日付を探す際、まず、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)から目的の第何週の数字(3)を探し、それと併せて表示されている絵(39)を憶え、次に1週間の曜日表示部(4)の中から目的の曜日表示部(4)を探し、その列の絵(39)を憶えた絵(39)まで下に辿り、見つけたら絵(39)と併せて表示されている日付表示部(2)に注目を移し、それを日付として認識する。
例えば、図24で6月第3木曜日の日付を探す場合、まず、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)から、3の第何週の数字(3)を探し、その数字(3)と併せて表示されているイチョウの絵(43)を憶える。次に1週間の曜日表示部(4)の中から木曜日のthuを探し、その列の絵(39)を憶えたイチョウの絵(43)まで辿り、イチョウの絵(43)を見つけたら、それと併せて表示されている左上の日付表示部(2)に注目を移し、日付の20日として認識する。
(ロ)図24に示すように、1ヶ月の日付表示部(2)が4行から6行表示のカレンダーで、当月1ヶ月表示に加えて、前月や次月の日付表示部(11)を表示し、それに対する絵(39)と前月や次月の週ごとの絵が第何週かを示す数字(46)を表示する場合は、前月や次月の日付表示部(11)とそれに対する絵(39)と前月や次月の週ごとの絵が第何週かを示す数字(46)は、当月の日付表示部(2)と絵(39)と第何週の数字(3)よりやや小さめで表示し、前月や次月の週ごとの絵が第何週かを示す数字(46)に前月や次月の月表示(27)も併せて小さめに表示する。
(ハ)図24に示すように、当月の第4週目と第5週目の日曜日の日付表示部(2)のように日付表示部(2)を小さく2つ表示する場合は、併せて表示した絵(39)も小さく表示する。
(ニ)図24に示すように、絵(39)を薄く表示し、罫線(36)を入れてメモ欄(28)にする構造や、メモ欄等を設けずに、絵(39)を濃く表示する構造もある。
(ホ)図25に示すように、横1行に表示された数週間の曜日表示部(4)に、対する曜日表示部(4)に合うよう1ヶ月の日付表示部(2)を前後にずらしながらその上下に2ヶ月表示したカレンダーに、絵(39)による週認識手段を用いた場合の例としては、上下2ヶ月の日付表示部(2)を週ごとに複数のカラーで色付け、その日付表示部(2)と曜日表示部(4)をまたいだ週ごとの背景の中央に、週ごとに違う絵(39)を大きく薄く表示し、絵(39)が示す週の範囲が分かるように、各週の日付表示部(2)の色で各週表示の絵(39)の背景を薄く塗りつぶす。そして、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に、週表示(7)と、各週で表示した絵(39)を週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)の個々の第何週の数字(3)と併せて横並びに表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付を探す際、まず、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)から探したい第何週の数字(3)を見つけ、それと併せて表示されている絵(39)を憶える。そして、探したい月表示部(29)を見つけ、その月表示部(29)の日付表示部(2)の行を辿りながら憶えた絵(39)を探し、見つけたらその絵(39)の背景と同じ色の日付表示部(2)をその行から探し、その色の範囲内で曜日表示部(4)の行から目的の曜日表示部(4)を探し、見つけたら元の日付表示部(2)の行に視線を戻し、それを日付として認識する。
(ヘ)(ホ)の図25に示した構造は、1ヶ月の日付表示部(2)に個々に曜日表示部(4)が表示されている、1ヶ月横1行表示のカレンダーにも同様に設けることができる。その場合は、曜日表示部(4)を週ごとに複数のカラーで色付ける。この場合の絵(39)の背景を塗りつぶすことについては、週ごとの中央に絵(39)を表示することができるため、絵(39)の背景は塗りつぶさない。
(ト)1ヶ月の日付表示部(2)に曜日表示部(4)が個々に表示されていて、予定などを書き込む日付表示部欄(6)がある1ヶ月を縦1列で表示し、横に3ヶ月分並べて表示したカレンダーに、絵(39)による週認識手段を用いた場合としては、各月各週の週ごとの日付表示部欄(38)内の中央の背景に、週ごとに違う絵(39)を大きく薄く表示し、各月の曜日表示部(4)を週ごとに複数のカラーで色付ける。そして、全体の日付表示部欄(6)の周辺に、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)の第何週の数字(3)に各週の絵(39)を併せて表示し、その先頭に「WEEK」の週表示(7)を表示する。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付を探す際、まず、全体の日付表示部欄(6)の周辺に表示された週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)から目的の第何週の数字(3)を探し、それと併せて表示されている絵(39)を憶え、次に探したい月表示部(29)を見つけ、その列の絵(39)を憶えた絵(39)まで下に辿り見つけたら、その絵(39)のある週ごとの日付表示部欄(38)の曜日表示部(4)の色の中から目的の曜日表示部(4)を探し、見つけたらその隣に表示されている日付表示部(2)を日付として認識する。
(チ)図26に示すように、前記(ト)の絵(39)による週認識手段のカレンダーに、「第何週」の数字の呼び方と、絵の名前(47)を関連付けて辿る構造を設けた場合としては、例えば、各月の週ごとの日付表示部欄(38)内の中央の背景に、第1週の日付表示部欄(48)は1の呼び方に関連してイチゴの絵(45)、第2週の日付表示部欄(49)は2の呼び方に関連してニンジンの絵(50)、第3週の日付表示部欄(51)は3の呼び方に関連してサンマの絵(52)、第4週の日付表示部欄(53)は四葉のクローバーの絵(44)、第5週の日付表示部欄(54)はゴボウの絵(55)を大きく薄く表示する。そして、全体の日付表示部欄(6)の右側に、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)の個々の第何週の数字(3)に各週の絵(39)と絵の名前(47)を併せ縦に並べて表示し、その先頭に週表示(7)を表示する。そして、第1週の曜日表示部(56)をピンク、第2週の曜日表示部(57)をグリーン、第3週の曜日表示部(58)をブルー、第4週の曜日表示部(59)をイエロー、第5週の曜日表示部(60)をパープルで週ごとに色付ける。
本カレンダーは以上の構造で、これを使用するときは、何月の第何週何曜日の日付を探す際、まず、月表示部(29)から探したい月を見つけ、その列の絵(39)を絵の名前(47)を思い浮かべながら辿り、探したい第何週の数字(3)の呼び方と一致する絵(39)を見つけたら、その絵(39)が表示されている週ごとの日付表示部欄(38)内の曜日表示部(4)の色の中から目的の曜日表示部(4)を見つけ、その隣の日付表示部(2)に注目を移しそれを日付として認識する。例えば、図26で10月第3土曜日の日付を探す場合、まず、10月の月表示部(29)を見つけ、その列の絵(39)を(イチゴ、ニンジン)、と絵の名前(47)を思い浮かべながら辿り、探している週は第3週なので3の呼び方と一致するサンマの絵(39)を見つけたら、サンマの絵(39)がある第3週の日付表示部欄(51)内のブルーの曜日表示部(4)の中から土曜日のSATを見つけ、その左の日付表示部(2)に注目を移し、それを日付の19日として認識する。
本カレンダーは、それぞれの絵(39)の名前が分かるように、全体の日付表示部欄(6)の周辺に表示された週ごとの絵が第何週かを示す数字(62)と絵(39)に併せて、絵の名前(47)も表示する。
(リ)絵(39)による週認識手段のそのほかの構造としては、図27に示すように、横1行に表示された数週間の曜日表示部(4)に、対する曜日表示部(4)に合うよう1ヶ月の日付表示部(2)を前後にずらしながらその上下に2ヶ月表示し、各月の日付表示部(2)を週ごとに複数のカラーで色付け、日付表示部(2)と曜日表示部(4)をまたいだ週ごとの背景の中央に、各週の日付表示部(2)の色で第何週の数字の形に似せた絵(61)を大きく薄く表示し、その先頭の背景に第何週の数字の形に似せた絵(61)程度に薄い文字で週表示(7)を表示する。
本カレンダーは以上の構造で、何月の第何週何曜日の日付を探す際、第何週の数字の形に似せた絵(61)は、前記第2実施の形態(レ)図18で示した第何週の数字(3)のように数字の形として意識して見るようにする。そして、探したい月表示部(29)を見つけ、その月の日付表示部(2)の行を辿りながら、第何週の数字の形に似せた絵(61)から目的の第何週の数字(3)を探し、見つけたら第何週の数字(3)と同じ色の日付表示部(2)をその行から探し、その日付表示部(2)の色の範囲内で、曜日表示部(4)の行から目的の曜日表示部(4)を探し、見つけたら元の日付表示部(2)の行に視線を戻しそれを日付として認識する。
通常、第何週の数字の形に似せた絵(61)は、カレンダー内を楽しむためのただの絵(39)として見て、第何週何曜日の日付を探すときのみ数字として意識してみるようにする。
本カレンダーの構造は、第何週の数字の形に似せた絵(61)自体を第何週の数字(3)として見るため、前記に示したような、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)などの表示はしない。
(ヌ)(チ)図26に示すように、日曜祝日表示に日付表示部(2)や曜日表示部(4)を赤で色付け表示する構造に関しては、前記第2実施の形態(ツ)と同様に、日付表示部(2)や曜日表示部(4)を週認識手段として色付ける時は日付表示部の背景(32)や曜日表示部の背景(9)を塗りつぶし、日付表示部の背景(32)や曜日表示部の背景(9)を塗りつぶすときは日付表示部(2)曜日表示部(4)を赤で色付ける。そのほか、前記(ホ)図25や(リ)図27に示すように、日付表示部(2)を色付け、その背景に絵(39)や第何週の数字の形に似せた絵(61)を表示する場合は、日曜祝日の曜日表示部(4)や各月の日付表示部(2)を赤い囲み線(10)などで飾り色付ける。
(ル)週ごとの日付表示部(2)や曜日表示部(4)を色付けることについては、日付表示部(2)や曜日表示部(4)の背景に絵(39)の表示がない前記(ト)や(チ)図26で示した縦列カレンダーでは、曜日表示部(4)を色付ける以外にも、加えて日付表示部(2)も色付けたり、曜日表示部の背景(9)や日付表示部の背景(32)を色付けたり、日付表示部欄(6)の枠や週ごとの日付表示部欄(38)内の背景を週ごとに薄く色付けるなどの構造もある。
(ヲ)週ごとの日付表示部(2)や曜日表示部(4)の複数のカラー以外の色の使用については、日付表示部(2)や曜日表示部(4)の色付けが絵(39)の示す週の範囲がわかることが目的のため、前記(ト)や(チ)図26で示した縦列カレンダーや、日付表示部(2)に個々に曜日表示部(4)が表示されている1ヶ月を横1行で表示したカレンダーなどの場合は、煩雑になりにくいため2色交互で各週の範囲を表示する構造もある。
(ワ)そのほか、前記(ト)や(チ)図26で示した縦列カレンダーは、週ごとに区切り線(30)を入れて更に各週を認識しやすくする構造などもある。
(カ)前記(ホ)図25や(リ)図27に示すように、各週の日付表示部(2)の色で絵(39)の背景を塗りつぶしたり、第何週の数字の形に似せた絵(61)を塗りつぶす以外の構造としては、絵(39)や第何週の数字の形に似せた絵(61)に、各週の日付表示部(2)の色を多く組み入れるようにして表示する構造もある。
(ヨ)週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)や週表示(7)の字体については、前記第2実施の形態の色による週認識手段のカレンダーの(ヲ)(ワ)と同様に、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)が日付表示部(2)と混乱しにくいように日付表示部(2)と違う字体と大きさと色を使用し、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)と併せて表示された絵(39)が各週の第何週を示していることが分かるように、その先頭に、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)と同じ字体や色で、「週」や「WEEK」などの週表示(7)を表示する。
また、更に分かりやすいように、「カレンダー側部に表示された数字と絵は、絵の表示された日付が当月第何週目かを示しています。」などの説明をあわせて表示する構造もある。
(タ)前記(リ)図27に示したように、第何週の数字の形に似せた絵(61)の週表示(7)については、第何週の数字の形に似せた絵(61)程度の薄い文字で表示するか、それ以外に週表示(7)の「週」や「WEEK」の字に似せた絵(39)などを薄く表示する構造もある。
(レ)絵(39)以外に表示するものとしては、マンガのキャラクターや写真等もある。
(ソ)絵(39)の背景は、煩雑にならないように、週認識手段の目的外の色や模様などは入れないようにする。
(ツ)週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)や週表示(7)は、第何週何曜日の日付を探すとき、カレンダー全体から週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)と絵(39)見て、各週の絵(39)、日付表示部(2)へと小さい範囲へ視線を移していくため、その流れから、週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)の大きさは日付表示部(2)より大きいほうが望ましい。
(ネ)絵(39)による週認識手段の各週の絵(39)の使用については、当月各週の絵(39)が重ならないようにし、前記(イ)図24に示すように、前月や次月の日付表示部(11)とそれに対する絵(39)と、前月や次月の週ごとの絵が第何週かを示す数字(46)を当月に加えて表示する場合は、当月の第1週や第4週や第5週の表示が重なることがあっても、前月や次月の日付表示部(11)に対する絵(39)は、当月とは別の絵(39)を使用する。
(ナ)週ごとの絵が第何週かを示す数字(40)の表示する場所や並びに関しては、前記(ホ)図25や(チ)図26に示したように、第何週の数字(3)と絵(39)は、1ヶ月の日付表示部(2)が横1行のカレンダーなら横に並べ、縦1列なら縦に並べて、全体の日付表示部(2)と曜日表示部(4)の周辺に表示する。
本発明の第1実施の形態の正面図である。 本発明の第1実施の形態の別の実施例で上部を切り欠いた正面図である。 本発明の第1実施の形態の別の実施例で上部を切り欠いた正面図である。 本発明の第1実施の形態の別の実施例の斜視図である。 本発明の第1実施の形態の別の実施例の斜視図である。 本発明の第1実施の形態の別の実施例の斜視図である。 本発明の第2実施の形態の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の1部の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の1部の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で上部と1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で上部を切り欠き1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で上部を切り欠き1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の斜視図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で上部を切り欠き1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で上部を切り欠き1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で1部を省略した正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例の1部の正面図である。 本発明の第2実施の形態の別の実施例で1部を省略した正面図である。 本発明の第3実施の形態の正面図である。 本発明の第3実施の形態の別の実施例で上部を切り欠き1部を省略した正面図である。 本発明の第3実施の形態の別の実施例の正面図である。 本発明の第3実施の形態の別の実施例で上部を切り欠き1部を省略した正面図である。
符号の説明
1 紙本体
2 日付表示部
3 第何週の数字
4 曜日表示部
5 予定
6 日付表示部欄
7 週表示
8 輪郭の線
9 曜日表示部の背景
10 囲み線
11 前月や次月の日付表示部
12 前月や次月の第何週の数字
13 日めくりカレンダー
14 第何週の字
15 週ごとの色が第何週かを示す数字
16 第1週の日付表示部
17 第2週の日付表示部
18 第3週の日付表示部
19 第4週の日付表示部
20 第5週の日付表示部
21 第1週を示す数字
22 第2週を示す数字
23 第3週を示す数字
24 第4週を示す数字
25 第5週を示す数字
26 前月や次月の週ごとの色が第何週かを示す数字
27 前月や次月の月表示
28 メモ欄
29 月表示部
30 区切り線
31 上部表示月
32 日付表示部の背景
33 曜日表示部の上部背景
34 下部表示月
35 曜日表示部の下部背景
36 罫線
37 台紙
38 週ごとの日付表示部欄
39 絵
40 週ごとの絵が第何週かを示す数字
41 花びらの絵
42 葉っぱの絵
43 イチョウの絵
44 四葉のクローバーの絵
45 イチゴの絵
46 前月や次月の週ごとの絵が第何週かを示す数字
47 絵の名前
48 第1週の日付表示部欄
49 第2週の日付表示部欄
50 ニンジンの絵
51 第3週の日付表示部欄
52 サンマの絵
53 第4週の日付表示部欄
54 第5週の日付表示部欄
55 ゴボウの絵
56 第1週の曜日表示部
57 第2週の曜日表示部
58 第3週の曜日表示部
59 第4週の曜日表示部
60 第5週の曜日表示部
61 第何週の数字の形に似せた絵

Claims (3)

  1. 第何週の数字(3)を、日付表示部(2)付近か日付表示部の背景(32)に日付表示部 (2)の日付と違う大きさ・字体・色・薄さもしくは輪郭の線(8)により表示する、或 いは複数の第何週の数字(3)により日付表示部(2)の日付の数字を形作る、いずれか により各日付に表示した、第何週の数字(3)を介して各日付が当月の第何週かを認識させるための週認識手段を有してなるカレンダー
  2. 各日付表示部(2)や日付表示部の背景(32)やその周辺に週ごとに統一した色または 絵(39)または写真を設け、その色や絵(39)や写真を介して各日付が当月の第何週 かを認識させるための週認識手段を有してなるカレンダー
  3. 請求項2の週認識手段のある色または絵(39)または写真を設けた週認識手段のあるメ モ欄(28)を有するカレンダー
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