JP4176763B2 - カード読取装置 - Google Patents

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本発明は、磁気カードの磁気データを読み取ることができない場合に、磁気カードの表面に付したバーコードデータを読み取り、システムを停止することなく、運用することのできるカード読取装置に関するものである。
通常、磁気カードは、所定の情報を磁気データとしてカード本体の磁気記憶部に記憶させておき、使用時に磁気ヘッドで前記磁気データを読み取っている。
磁気カードには、磁気データの消去及び再度の書き込みが行えるリライトタイプのものもある。リライトカードは、磁気データを書き換えて使用する偽造行為が横行しており、これを防止するための対策が必要である。またリライトカードは、カード自体の化学構造をリライトできる特殊なものにする必要がある。本発明は、このようなリライトタイプのものではなく、安価で普及しやすい、リードオンリータイプの磁気カードを対象とするものである。
特許文献1に記載された技術は、磁気カードリーダを磁気カードの読み取り以外にも使用できるようにしたものである。具体的には、磁気カードリーダ内の磁気ヘッドの近くに電磁誘導用のコイルを設置し、このコイルに対して外部装置からのデーターを周波数または時間または振幅変調した電流を流し、このコイルから発生した電磁誘導を磁気カードリーダ内の磁気ヘッドで受信している。受信した磁気的なデーターは、磁気ヘッドで電圧となり、磁気カードリーダ内の電子回路でデーター処理される。
これにより、磁気カードリーダで、間接的に非接触カードまたはバーコードなど、他のメディアのデータを読み取る事が実現できるようにしている。
また特許文献2に記載された技術は、リライト磁気カードにバーコードを表示し、リーダライタプリンタの適所にバーコードセンサを内設することで、偽造リライト磁気カードの使用を抑止し処理スペードの遅れや装置の大型化なしに、セキュリティの向上を図るようにしたものである。
具体的には、リーダライタプリンタを用い、そのリライト磁気カードデータ読み取り書き込み部において、磁気ヘッドにより磁気データを読み込むのと併行して、近接のバーコードセンサによりリライト磁気カードに予め表示してあるバーコードのデータをも読み込ませるようにしている。そして、読み込んだ各データを夫々のメモリ回路に記憶させ、これらが予め定められた各情報と一致するか否かを演算処理回路により解析し、何れか一方のデータでも不一致の解析結果が認められれば、偽造カードであると判断し、そのリライト磁気カードをカード搬入路から搬出するようにしている。
特開2005−56540号 特開平9−251521号公報
ところで、前記特許文献1の技術においては、バーコードリーダで読み込んだバーコード情報をコイルを介して磁気カードリーダの磁気ヘッドに受信させたり、又は非接触式のカードリーダで読み込んだ情報を磁気カードリーダの磁気ヘッドに受信させて、多目的な利用ができるようにしているが、結局のところ、磁気カードリーダと、その他のメディアの読取手段とを別々に準備して別々に取り付ける必要があり、更にはそれぞれのカード読取装置でカードの挿入、読み込み、排出等の一連の動作を行う必要があり、全体としての操作も面倒であった。
また特許文献2の技術にあっては、偽造カードの使用を中止することが目的であり、偽造カードであることを発見するために磁気カードの磁気データと、磁気カードに付したバーコードデータとを読み取り、それぞれのカード情報を別途に確認することで、二重のセキュリティを実施するものである。
従って、特許文献1及び2のいずれの技術の場合も磁気カードの磁気データが消失した場合や磁気ヘッドが故障して磁気データの読取が行えなくなったような場合には対処できず、システム全体の使用を中止してその対策を実施する必要があった。つまり、故障時の対策は何ら施されていなかった。
本発明は従来の前記問題点に鑑みてこれを改良除去したものであって、磁気カードの磁気データが消失した場合や磁気ヘッドが故障した場合であっても、磁気カードのバーコード情報を読み込み、システムを停止させることなく運用することのできるカード読取装置を提供せんとするものである。
前記課題を解決するために本発明が採用した請求項1の手段は、カードリーダ本体内に挿入された磁気カードの磁気データを磁気ヘッドで読み取り、読み取った情報を出力するようにしたカード読取装置において、カードリーダ本体ケースの磁気カード移送経路途中に、幅広部と細幅部の矩形状が連続する開口を設けると共に、カードリーダ本体ケースの外部にステーを介してバーコードリーダを取り付けて該バーコードリーダの読取ヘッドが前記開口に臨むように配置して成り、前記バーコードリーダの読取ヘッドで読み取った情報は、前記磁気データと同じ情報であり、磁気カードの磁気データが消失したとき又は磁気ヘッドが故障したときに出力されるものであることを特徴とするカード読取装置である。
請求項1の発明にあっては、カードリーダ本体ケースの磁気カード移送経路途中に、幅広部と細幅部の矩形状が連続する開口を設けている。またカードリーダ本体ケースの外部にステーを介してバーコードリーダを取り付けて該バーコードリーダの読取ヘッドが前記開口に臨むように配置している。これにより、磁気カードの磁気データと当該磁気データと同じ情報を表したバーコードデータとの両方のデータを読み取ることが可能である。
従って、磁気カードの磁気データが消失した場合や磁気ヘッドが故障した場合であっても、磁気カードのバーコード情報を読み込み、システムを停止させることなく運用することが可能である。
以下に、本発明の構成を、図面に示す最良の一実施の形態によるカード読取装置を説明すると次の通りである。図1は、この発明の一実施形態による磁気カード1とカード読取装置2とを示す平面図、図2はカード読取装置2の主要部分を側面から見た概略透視図、図3はカード読取装置2を組み込んだ患者案内端末装置3の正面図である。図1及び図2に示す如く、磁気カード1は、カード本体1Aの片方寄りの位置に、長手方向の一方端から他方端まで所定幅をもって磁気媒体層4が形成されており、その近傍にはバーコード5が付されている。磁気媒体層4には、例えば患者の氏名、診察券番号等の情報が磁気データとして記録されており、またバーコード5は前記磁気データと同じ情報を表すように設定されている。
カード読取装置2は、カードリーダ本体のケース6内に電子部品、電子基盤、磁気カード1の駆動機構、読取ヘッドなどが実装されている。本体ケース6の正面側には、磁気カード1の挿入口7が設けられている。また本体ケース6内の磁気カード移送経路Lに沿って、手前部(挿入口側)と、中間部と、奥部とには、磁気カード1の両端側でこれに送りを与える駆動ローラ8A〜8Cが上下に二個づつ、合計十二個が配設されている。正逆回転が選択的に切り替えられる駆動モータ9は、中間部の駆動ローラ8Bのプーリに懸架されたベルトで連結されており、更に中間部の駆動ローラ8Bのプーリは前後の駆動ローラ8A及び8Cのプーリに懸架されたベルトで連結されている。従って、駆動モータ9の回転駆動力は、全ての駆動ローラ8A〜8Cへ伝達されるようになっている。
また本体ケース6内の挿入口側と、奥部側には移送経路Lに臨んで磁気カード1の位置を検出する位置センサ10A,10Bが配設されている。更に、中間部の駆動ローラ8Bの位置で且つ移送経路Lの上方であって、移送途中の磁気カード1に近接した位置には、磁気媒体層6に記録された磁気データを読み取る磁気ヘッド12が配設されている。
更にまた、本体ケース6の上面側で、且つ手前部と中間部の駆動ローラ8A,8Bの間には、幅広部(23mm)と細幅部(15mm)の矩形状が連続するバーコードリーダ設置用の開口13が切欠き形成されている。そして、この開口13に臨んでバーコードリーダ14がステー15を介して設置されている。なお、図1において、符号16は、バーコードリーダ14の赤外線が照射されるスキャニング部である。
このように構成されたカード読取装置2は、図3に示すように、患者案内端末装置3の中段部右上に設置されている。これは右利きの利用者が、磁気カード1を挿入口7へ挿入しやすい高さになるようにするためである。
この患者案内端末装置3は、上段部のテレビモニタ17と、中段部の操作部18と、下段部の収納庫19とで構成されている。テレビモニタ17は、中段部から切り離し自在であり、単独で使用することも可能である。中段部の操作部18は、タッチパネル部20と、操作押ボタン部21と、前述したカード読取装置2と、カード読取装置2の下方側に設置された受付票の発券機(プリンタ)22とで構成されている。下段部の収納庫19は、通常は開閉扉が開かないように鍵がかかっている。
そして、前記タッチパネル部20に表示されるタッチパネルのスイッチは、操作押ボタン部21と同じ操作機能を有するものが、同じ表示態様(色、模様等)で表示されている。従って、利用者がタッチパネルで操作した場合でも押ボタンで操作した場合であっても、同じ表示態様のものは同じ機能を操作したことが得られるように設定されている。また押ボタン部21の各押ボタンは、操作しない状態において、その上面が本体のパネル盤の表面と面一になるように埋め込まれている。これは突起物で不用意な怪我をしないための配慮である。
次に、このように構成された患者案内端末装置3の動作態様を、図1乃至図3を参照して説明する。先ず、利用者は病院の受付窓口に設置された患者案内端末装置3において、受付の手続を行う。受付は、利用者が患者自身のIDカードである磁気カード1をカード読取装置2の挿入口7へ挿入して開始される。読取装置2は、磁気カード1が差し込まれることによって、手前部の位置センサ10Aがこれを検知し、駆動モータ9を正方向へ回転させる。これにより、駆動ローラ8Aが磁気カード1を図2の右方向へ移送するようになり、磁気カード1はその先端部が中間部の駆動ローラ8Bと接触する。続いて、磁気カード1はこの中間部の駆動ローラ8Bにより、更に右方向へ移送され、その先端部が位置センサ10Bによって検出されると、駆動モータ9が切り換えられて逆転し、左方向(返却方向)へ移送される。
磁気カード1が右方向へ移送される過程において、磁気ヘッド12は磁気カード1の磁気媒体層4に記録された磁気データを読み取り、発券機22へ出力する。発券機22は、当日の受付状態を管理しており、受付順に受付番号を付与して、日付、受付番号、患者氏名等が記載された受付票を発券する。
一方、左方向へ移送された磁気カード1は、その後端部が位置センサ10Aによって検出されると、駆動モータ9が停止されるので、前記受付票が発券される間この手前部ローラ8Aと中間ローラ8Bとの間の位置でしばらく停止して待機する。図3は、この状態を示している。この待機位置において、バーコードリーダ14が赤外線をスキャニングして磁気カード1の表面に付したバーコードを読み取る。
このバーコード情報は、発券機22へ出力されるが、磁気ヘッド12が磁気データを正常に読み取っている場合は利用されることはない。但し、磁気カード1の磁気媒体層4の磁気データが消失している場合、又は磁気ヘッド12が何らかの原因で故障し、機能しなくなった場合は、発券機22へ磁気ヘッド12からの信号は出力されないので、バーコードリーダ14で読み取ったバーコード情報を発券機22へ出力し、受付票を発券させるようにしている。
このようにして発券が完了した後は、駆動モータ9が磁気カード1を返却する方向へ回転し、磁気カード1を挿入口7から排出する。利用者は受付票と磁気カード1とを受け取り、診療科の受付へ移動すればよい。そして、診療科で呼出表示されれば診察室へ入ればよい。
ところで、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、病院の受付以外の分野、例えば銀行などの金融機関における受付票の発券、研究所などの重要施設への入退室管理等、幅広い分野での応用が可能である。
本発明の一実施の形態に係るものであり、磁気カード及びカード読取装置を示す平面図である。 本発明の一実施の形態に係るものであり、カード読取装置を側面から見た概略透視図である。 本発明の一実施の形態に係るものであり、カード読取装置を組み込んだ患者案内端末装置の正面図である。
符号の説明
1…磁気カード、2…カード読取装置、3…患者案内端末装置、4…磁気媒体層、5…バーコード、6…カードリーダ本体、7…磁気カード挿入口、8A,8B,8C…駆動ローラ、9…駆動モータ、10A,10B…位置センサ、12…磁気ヘッド、13…バーコード設置用の開口、14…バーコードリーダ、16…スキャニング部、17…テレビモニタ、18…操作部、19…収納庫、20…タッチパネル部、21…押ボタン部、22…発券機

Claims (1)

  1. カードリーダ本体内に挿入された磁気カードの磁気データを磁気ヘッドで読み取り、読み取った情報を出力するようにしたカード読取装置において、カードリーダ本体ケースの磁気カード移送経路途中に、幅広部と細幅部の矩形状が連続する開口を設けると共に、カードリーダ本体ケースの外部にステーを介してバーコードリーダを取り付けて該バーコードリーダの読取ヘッドが前記開口に臨むように配置して成り、前記バーコードリーダの読取ヘッドで読み取った情報は、前記磁気データと同じ情報であり、磁気カードの磁気データが消失したとき又は磁気ヘッドが故障したときに出力されるものであることを特徴とするカード読取装置。
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