JP4176597B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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本発明の(a)成分である界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種が使用でき、非イオン界面活性剤及び陽イオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種が好ましく、油性汚れ洗浄力と風合い向上の観点から非イオン界面活性剤が特に好ましい。
〔式中、R1は、平均炭素数8〜22、好ましくは10〜18、更に好ましくは12〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、R2は炭素数2又は3のアルキレン基であり、好ましくはエチレン基である。jは平均0より大きく20以下、好ましくは0より大きく10以下の数を示す。Tは−O−、−CON−又は−N−であり、Tが−O−の場合はkは1であり、Tが−CON−又は−N−の場合はkは2である。〕
R6−(OR7)sGt (a1−2)
〔式中、R6は炭素数8〜18のアルキル基もしくはアルケニル基、又はアルキルフェニル基、R7は炭素数2〜4のアルキレン基、Gは炭素数5又は6の還元糖に由来する残基、sは平均値0〜6の数、tは平均値1〜10の数を示す。〕
一般式(a1−1)で表される化合物の具体例として以下の化合物を挙げることができる。
〔式中、R1は前記の意味を示す。mは平均0より大きく20以下、好ましくは0より大きく10以下の数である。〕
R1−O−(C2H4O)n1/(C3H6O)n2−H
〔式中、R1は前記の意味を示す。n1及びn2はそれぞれ独立に平均0より大きく20以下、好ましくは0より大きく10以下の数であり、エチレンオキシド(EO)とプロピレンオキシド(PO)はランダムあるいはブロック付加体であってもよく、EOとPOの付加順序も特に限定されない。〕
これら非イオン界面活性剤の中では、平均炭素数が8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するアルコールにEOを平均1〜20モル付加したポリオキシエチレンアルキル又はアルケニルエーテル、平均炭素数が8〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するアルコールにEO平均1〜15モル及びPOを平均1〜5モル付加したポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル(EO及びPOはランダム付加でもブロック付加でも何れでもよく、EOとPOの付加順序も特に限定されない。)が好ましく、アルキル基の炭素数8〜22、EOの平均付加モル数が12モル以下のポリオキシエチレンアルキルエーテルが特に好ましい。
これら陽イオン界面活性剤の中では、R3が炭素数15〜21のアルキル基又はアルケニル基である脂肪酸アミドアルキルジメチルアミンが特に好ましい。
(i)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有するアルキル(又はアルケニル)ベンゼンスルホン酸塩
(ii)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有するアルコール1モルに対し、平均0.5〜6モルのEOを付加したポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)エーテル硫酸塩
(iii)平均炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有するアルキル(又はアルケニル)硫酸塩
(iv)平均炭素数8〜20の脂肪酸塩
また、これらの陰イオン界面活性剤の対イオンとしては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム等のアルカリ土類金属、モノ、ジ、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、アンモニウム等が使用でき、特にナトリウム、カリウム、モノエタノールアミンが好ましい。
本発明の(b)成分は、繊維への吸着性を向上させる目的から、分岐ポリグリセロール変性シリコーンである。分岐ポリグリセロール変性シリコーンの好ましい具体例としては、シリコーンのケイ素原子に、連結基を介して、下記構造式(b1)で表される分岐グリセロール基を1個以上含有する分岐ポリグリセロール鎖が少なくとも1つ結合した、分岐ポリグリセロール変性シリコーンが挙げられる。
構造式(b2)の酸素原子には、前記構造式(b1)、上記構造式(b2)、(b3)又は(b4)で表されるグリセロール基又はグリシドール基が結合し、構造式(b3)の酸素原子には、前記構造式(b1)、上記構造式(b2)、(b3)又は(b4)で表されるグリセロール基又はグリシドール基が結合する。)
<I:分岐ポリグリセロール鎖>
分岐基として1個以上の構造式(b1)で表される分岐グリセロール基(以下、基(b1)という)を含有する分岐ポリグリセロール鎖の構造は、c個の基(b1)、d個の構造式(b2)で表されるグリシドール基(以下、基(b2)という)、e個の構造式(b3)で表されるグリセロール基(以下、基(b3)という)、及び末端基としてf個の構造式(b4)で表されるグリセロール基(以下、基(b4)という)が結合してなるものである(但し、cは1以上の整数、d及びeは0以上の整数、fは2以上の整数を示す。)。
分岐ポリグリセロール変性シリコーンにおける、シリコーンのケイ素原子と、前述の分岐ポリグリセロール鎖を結合する連結基は、エーテル基又はエステル基を有する基であることが好ましい。
(式中、R20は、置換基を有していてもよい、炭素数1〜22の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基、又は炭素数6〜28のアリーレン基、AOは炭素数1〜4のアルキレンオキシ基又は炭素数6〜10のアリーレンオキシ基、gは0又は1の数、hは0〜30の数を示し、h個のAOは同一でも異なっていてもよい。)
エステル基を有する基としては、一般式(b6)で表される基(以下、連結基(b6)という)が好ましい。なお、連結基(b6)は、R21がシリコーン鎖のケイ素原子に結合し、(AO)iが分岐ポリグリセロール鎖に結合する。
(式中、R21は、置換基を有していてもよい、炭素数1〜22の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基、アルケニレン基又は炭素数6〜28のアリーレン基、iは0〜30の数、AOは前記の意味を示し、i個のAOは同一でも異なっていてもよい。)
連結基(b5)及び(b6)において、R20及びR21中のアリーレン基は、アルキレンアリーレン基、アリーレンアルキレン基、アルキレンアリーレンアルキレン基を含む。R20及びR21としては、好ましくは炭素数1〜16のアルキレン基又はアルケニレン基、あるいは炭素数6〜28のアリーレン基である。 gは1が好ましい。h及びiは、0〜15が好ましく、0〜8が更に好ましい。h個のAO、i個のAOは、同一又は異なって、ランダム又はブロック何れの形態で結合していてもよい。好ましくはエチレンオキシ基、プロピレンオキシ基又はフェニレンオキシ基である。
連結基(b7)及び連結基(b8)に於いて、(R22)u及び(R23)zは、シリコーン鎖のケイ素原子と、連結基が含有するフェニレンオキシ基のフェニレン基とを結ぶ基であるが、R22及びR23は、好ましくは、炭素数1〜16、特に好ましくは1〜12のアルキレン基又はアルケニレン基であり、エチレン、プロピレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、ノナメチレン、デカメチレン、ウンデカメチレン、ドデカメチレン、トリデカメチレン、テトラデカメチレン、ペンタデカメチレン、ヘキサデカメチレン基等が挙げられる。これらの中ではエチレン、プロピレン又はトリメチレン基がさらに好ましく、合成の容易さの観点から、エチレン基又はトリメチレン基が特に好ましい。
u及びzは、0又は1であるが、合成の容易さの観点から何れも、1がより好ましい。
分岐ポリグリセロール変性シリコーンを形成するシリコーンは、ケイ素原子を2つ以上有するポリシロキサンから誘導されるものであり、ポリシロキサンの形状は直鎖状、分岐鎖状、環状の何れであってもよい。また、ポリシロキサンの数平均分子量は、好ましくは300〜70万、より好ましくは300〜20万、更に好ましくは1000〜2万である。数平均分子量は、後述するゲル・パーミエション・クロマトグラフ(以下、GPCという)法や、光散乱法等により求めることが出来る。
シリコーン(b10)において、R24、R25、R26、t個のR27、t個のR28、R29、R30、R31のうち分岐ポリグリセロール鎖が結合した連結基以外は、同一又は異なって、置換基を有していてもよく、フッソ原子で置換されていてもよい、炭素数1〜22の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアルコキシ基、あるいは炭素数6〜28のアリール基であり、炭素数1〜22のアルキル基としては、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、トリフルオロプロピル等が挙げられ、炭素数1〜22のアルケニル基としては、ビニル基やアリル基が挙げられ、炭素数1〜22のアルコキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、トリフルオロエトキシ基、フェノキシ基等が挙げられる。これらの中では、炭素数1〜12の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、ビニル基、アリル基、又は炭素数6〜12のアリール基が好ましく、更に好ましくは炭素数1〜3のアルキル基又はフェニル基であり、特に好ましくはメチル基、プロピル基又はフェニル基である。
分岐ポリグリセロール変性シリコーンの数平均分子量は、好ましくは500〜50万、更に好ましくは750〜20万、特に好ましくは1000〜10万である。この数平均分子量の測定方法は、後述するように、GPC(ポリスチレン又はポリエチレングリコール換算)による。
分岐ポリグリセロール変性シリコーンは、ヒドロキシ基、カルボキシ基、アミノ基、イミノ基、メルカプト基及びエポキシ基からなる群から選ばれる1つ以上の官能基を有するシリコーン(以下、前駆体シリコーンという)に、酸性又は塩基性触媒の存在下、2,3−エポキシ−1−プロパノール(以下、グリシドールという)を添加して反応させることにより得られる。
(式中、R20、g、h、AOは前記の意味を示す。)
−R21−COO−(AO)i−H (b12)
(式中、R21、i、AOは前記の意味を示す。)
−(R20)g−S−(AO)h−H (b14)
(式中、R20、g、h、AOは前記の意味を示す。)
一般式(b13)のアミノ基又はイミノ基を有するシリコーンにおいて、R32として、好ましくは炭素数1〜12のアルキレン基が挙げられ、例えばメチレン、エチレン、プロピレン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン基が挙げられる。
官能基(b17)に於いて、フェニレン基に結合した、酸素原子と(R22)u基(uが0の場合はシリコーン鎖上のケイ素原子)の結合様式は、互いにオルト位、メタ位、パラ位の何れであっても良く、又これらの混合であっても良い。また、官能基(b18)に於いて、フェニレン基に結合した、2個の酸素原子と(R23)z基(zが0の場合はシリコーン鎖上のケイ素原子)のうち何れの2個についても、その結合様式は、互いにオルト位、メタ位、パラ位の何れであっても良く、又これらの混合であっても良い。
本発明の洗浄剤組成物は、(a)成分及び(b)成分を含有するが、組成物中の(a)成分の含有量は3〜50質量%が好ましく、特に10〜50質量%が好ましい。また、(b)成分の含有量は、衣類の摩擦損傷を低減させる観点から、0.05〜5質量%が好ましく、0.1〜3質量%が更に好ましい。また、本発明の組成物中の(a)成分と(b)成分の質量比は、(a)/(b)=1〜1000が好ましく、5〜100が更に好ましい。
0.6−0.7ppm:Si−CH 2 −CH2−(4H)
1.5−1.7ppm:Si−CH2−CH 2 −(4H)
2.4−2.7ppm:Si−CH2−CH2−CH 2 −(4H)
3.3−4.0ppm:分岐ポリグリセロール鎖のH(末端ヒドロキシ基除く、5H×グリセロール基の数)
6.7−7.2ppm:フェノール(8H)
また、13C−NMRスペクトル中、分岐ポリグリセロール鎖を形成する基(b1)〜(b4)の各炭素由来のピークの帰属は、Macromolecules,1999,32,4240記載の値を参考にした。
東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製フェノール変性シリコーン BY16−752 1000gをフラスコに取り、カリウムメトキシド30%メタノール溶液46.8gを加え、攪拌しながら減圧下に60℃まで加温して、メタノールを全て留去し、黄色油状物としてカリウム化フェノール変性シリコーンを得た。95℃まで昇温し、激しく攪拌しながらアルゴン気流下にグリシドール148.1g(3.0当量)を定量液送ポンプを用いて4.3時間にわたり添加した。10分間さらに加熱攪拌後、室温まで放冷すると、淡黄色ペースト状生成物が得られた。得られたポリグリセロール変性シリコーンに、エタノール500mLを加えカチオン交換樹脂によりカリウムを除去後、濃縮して、微黄色油状物として分岐ポリグリセロール変性シリコーンAが得られた。収率99.7%。13C−NMRの測定により、基(b1)を有する分岐ポリグリセロール変性シリコーンであることが確認できた。また1H−NMRの測定により、G=6.2(片側3.1)、Si=32.3で、G/Si比は0.19であった。
信越化学工業(株)製フェノール変性シリコーン X−22−1821[両末端変性、比重=0.99g/mL、粘度=110cSt、水酸基当量=32mgKOH/g(平均分子量=3500相当)]200gをフラスコに取り、カリウムメトキシド30%メタノール溶液8.01gを加え、攪拌しながら減圧下に60℃まで加温して、メタノールを全て留去し、黄色油状物としてカリウム化フェノール変性シリコーンを得た。95℃まで昇温し、激しく攪拌しながらアルゴン気流下にグリシドール21.2g(2.5当量)を定量液送ポンプを用いて4時間にわたり添加した。15分間さらに加熱攪拌後、室温まで放冷すると、透明微黄色ペースト状生成物が得られた。得られたポリグリセロール変性シリコーンに、エタノール500mLを加えカチオン交換樹脂によりカリウムを除去後、濃縮して、高粘度微黄色油状物質として分岐ポリグリセロール変性シリコーンB(213g)を得た。収率96.2%。
下記(a)成分、(b)成分、及びその他の成分を用い、表2に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、下記方法で衣類間の摩擦力低減効果を評価した。結果を表2に示す。
・(a)成分
非イオン界面活性剤A:炭素数10〜14の1級アルコールにEOを平均8モル付加させたもの
非イオン界面活性剤B:炭素数12の1級アルコールにEOを平均12モル付加させたもの
非イオン界面活性剤C:炭素数12〜14の2級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの
非イオン界面活性剤D:炭素数16〜18の1級アルコールにEOを平均7モル付加させたもの
非イオン界面活性剤E:炭素数12〜14の1級アルコールにEOを平均7モル、POを平均2モル、EOを平均3モルの順にブロック付加させたもの
非イオン界面活性剤F:炭素数12〜14の2級アルコールにEOを平均9モル、POを平均1モルの順にブロック付加させたもの
陽イオン界面活性剤A:炭素数16〜18のモノ脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン
・(b)成分
シリコーンA:合成例1で製造した分岐ポリグリセロール変性シリコーンA
シリコーンB:合成例2で製造した分岐ポリグリセロール変性シリコーンB
・比較シリコーン
比較シリコーン1:特公昭62−34039号公報の実施例1の処方に従い得たアリル直鎖ポリグリセロールエーテル(1H及び13C−NMR解析により、非分岐のポリグリセロールユニット(平均付加モル数7.2)を有するアリル直鎖ポリグリセロールエーテルであることを確認した。)と、1,1,1,3,5,7,7,7−オクタメチルテトラシロキサン(信越化学工業(株)製LS−8630)を、同公報実施例8記載の方法で反応させて得られた、直鎖ポリグリセロール変性シリコーン
比較シリコーン2:市販側鎖アミノ変性シリコーン、GE東芝シリコーン(株)製 TSF4702;OH当量=1600、粘度=500mPa・s。
比較シリコーン3:市販両末端フェノール変性シリコーン:信越化学工業(株)製X−22−1821
比較シリコーン4:市販両末端ポリエーテル変性シリコーン、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 SF8427;OH当量=1200(平均分子量=2400相当)
比較シリコーン5:ジメチルシリコーン、GE東芝シリコーン(株)製 TSF451−1000;粘度=1000mPa・s
<評価方法>
(1)前処理布の調製
盥に水を5L入れ、合計1kgの木綿サテン、アクリルジャージを入れる。更に非イオン界面活性剤(炭素数12の直鎖第1級アルコールにEOを平均12モル付加させたもの)を0.5g添加して10分間浸漬した後、5分間流水濯ぎし、自動二槽式洗濯機(東芝銀河3.6VH−360S1)の脱水槽で1分間脱水する。
表面性試験機(HEIDON 14DR)を用い、(1)で調製した前処理布を用いて評価を行う。洗浄剤組成物の水溶液(g/L)を布の含水率が40%となるように全体に満遍なくスプレーする。準備した布について、表面性試験機(HEIDON 14DR)を用い、木綿、アクリルそれぞれの摩擦係数を測定し、下記の基準で評価する。
◎:摩擦係数がシリコーン未配合品を用いた場合と比較してかなり(0.1以上)小さい
○:摩擦係数がシリコーン未配合品を用いた場合と比較して小さい
△:摩擦係数がシリコーン未配合品を用いた場合と同等である
*1 LAS−S剤:炭素数10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
*2 脂肪酸:ルナックL−55(花王(株)製)
*3 香料:ヘキシルシンナミックアルデヒド(18)、ネロリンヤラヤラ(4)、トリシクロデセニルアセテート(4)、ベンジルアセテート(10)、ムスクケトン(5)、アニシルアセトン(2)、サンダルマイソールコア(2)、アルデヒドC14ピーチ(1)、リナロール(18)、ジヒドロキシミルセノール(8)、ボルネオール(4)、セドロール(4)、ムゴール(5)、ベンジルアルコール(5)、ジプロピレングリコール(10)の混合物:カッコ内は香料中の質量%
*4 蛍光染料:チノパールCBS−X(チバスペシャリティケミカルズ製)
*5 酵素:デュラザイム16.0L(プロテアーゼ、ノボノルディスクファーマ製)
表2の結果から、本発明の(b)成分を含む洗浄剤組成物は、比較のシリコーン化合物を含有する洗浄剤組成物に比べて衣類間の摩擦力低減効果の点で優れることがわかる。
Claims (4)
- 連結基がフェニレンオキシ基を含有するものである、請求項1記載の洗浄剤組成物。
- (a)成分が一般式(a1−1)で表される非イオン界面活性剤、一般式(a2−1)で表される陽イオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
R1−T−[(R2O)j−H]k (a1−1)
〔式中、R1は平均炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基、R2は炭素数2又は3のアルキレン基、jは平均0より大きく20以下の数、Tは−O−、−CON−又は−N−であり、Tが−O−の場合はkは1であり、Tが−CON−又は−N−の場合はkは2である。〕
- (a)成分と(b)成分の質量比が(a)/(b)=1〜1000である、請求項1〜3いずれかに記載の洗浄剤組成物。
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