JP4176372B2 - アライナ装置及びこれを備えるウエハ検査装置 - Google Patents

アライナ装置及びこれを備えるウエハ検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハの切欠部の位置検出を行うアライナ装置に関する。
【0002】
【従来技術】
半導体ウエハの表面やパターンを顕微鏡で検査するウエハ検査装置、半導体製造に使用される露光装置等の半導体製造装置においては、ウエハの位置合わせが重要である。このため、ウエハには位置合わせの基準にするノッチと呼ばれる凹状の切欠部が外周端に形成されている。このノッチを検出する方法としては、図5に示す様に、ステージ110上でウエハ裏面を吸着してウエハ50を回転させると共に、外周端に設けられた照明光源111及びラインセンサ112からなる1組の検出手段を用い、ウエハ50を回転させながら明暗信号の変化を検出することによりウエハ外周端の形状情報を得て切欠部の位置を求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近の半導体業界において、エッジグリップ(端面保持)方式の保持機構が求められるようになってきている。しかしながら、エッジグリップ方式ではノッチがグリップ機構により隠れてしまったり、グリップ機構との位置関係によってはそのノッチ位置の検出がし難いことがあった。
【0004】
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、ウエハのエッジグリップ方式においてウエハの切欠部の検出を精度良く行えるアライナ装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) ウエハの外周端を撮像する撮像光学系と、ウエハ外周端の一部を保持する第1チャックを持つ搬送機構と、を有し、前記搬送機構により受け渡されたウエハの外周端に形成された切欠部を検出するアライナ装置において、前記搬送機構の第1保持機構による保持位置とは異なる位置のウェハ外周端を保持する第2チャックを持つ第2保持機構と、受け渡し位置に搬送され前記第1保持機構により保持されたウエハの外周端を前記撮像光学系により撮像し第1画像を取得し、第1保持機構のチャク間隔が広げられ前記第2保持機構により保持されたウエハの外周端を前記撮像光学系により撮像し第2画像を取得する制御部を有し、第1画像又は第2画像のいずれかの画像に基づいて前記切欠部を検出する検出手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はウエハ検査装置等に使用される本実施の形態のアライナ装置1の外観図である。
10はロボットアームであり、ウエハ50の外周端を2つのチャック11で保持して搬送する。2つのチャック11にはウエハ50との当接部分にそれぞれ2つ(合計4つ)のピン12が設けられている。また、ロボットアーム10はアライナ20と顕微鏡ユニット(又は他のユニット等)を備えるウエハ検査装置でウエハ50を受け渡す役目と、チャック11で挟んで保持することによりウエハ50の中心位置出しの役目をする。
【0007】
20はウエハ50のノッチ位置を求めるアライナであり、ウエハ50の外周端を保持する2つのチャック21と、チャック21と共にウエハ50を回転する回転ステージ22を備える。2つのチャック21にもウエハ50の外周端との当接部分にそれぞれ2つ(合計4つ)のピン23が設けられている。ピン12及びピン23は、例えば、下方が突出した段差構造を持ち、下方の段差によってウエハ50の外周底面を受ける。アライナ20は、ウエハ50の中心位置出しとウエハ50の外周に形成されたノッチ50aを規定方向に合わせる様にウエハ50を回転させる役目をする。
【0008】
アライナ20の上方には、撮像素子と撮影レンズを持つCCDカメラ31が配置されている。また、集光レンズ36で集光されたランプ35からの照明光はハーフミラー37に反射された後、ウエハ50に投光される。照明光はウエハ50の全体を照明する。照明光に照らされたウエハ50からの反射光はハーフミラー37を透過した後、CCDカメラ31に受光される。
【0009】
以上のような構成の装置において、その動作を図2のアライナ装置の平面図、図3の制御系ブロック図、図4のフローチャートを用いて説明する。
制御部40はロボットアーム10側のチャック駆動ユニット11aを駆動し、2つのチャック11の間隔を狭くし、4つのピン12をウエハ50の外周に当接させることによりウエハ50を保持する。次に、ロボットアーム10を駆動させて、図2(a)に示す様にウエハ50をアライナ20上の受け渡し位置まで搬送する。受け渡し位置にウエハ50が位置すると、制御部40はランプ35を光らせて、ウエハ50を照明する。そしてCCDカメラ31でウエハ50全体を図2(a)に示す状態で撮像する。撮像されたウエハ像は画像処理部32によって画像処理され、演算処理部33によって、ノッチ50aの位置検出が行なわれる。この画像情報は画像情報1としてメモリ41に記憶される。
【0010】
次に、制御部40は、チャック駆動ユニット21aを駆動して、チャック21の間隔を狭くし、4つのピン23をウエハ50の外周に当接さてウエハ50を保持する。そしてロボットアーム10のチャック11を広げることによって、ウエハ50を回転ステージ22のチャック21側に受け渡す。その後、図2(b)に示すように、制御部40はチャック21にウエハ50を保持させた状態で再度ランプ35を光らせてウエハ50を照明し、CCDカメラ31でウエハ50を撮像する。撮像されたウエハ像は画像処理部32によって画像処理され、演算処理部33によって、ノッチ50aの位置検出が行なわれる。この画像情報を画像情報2とする。
【0011】
制御部40は画像情報1と画像情報2からノッチ位置を求める。例えば、図2(a)に示す様にノッチ50aとピン12が当接する場合は、画像情報1からではノッチ50aの位置検出が難しいが、もう1つの画像情報2があればノッチ50aの位置が容易に分かる。また、ノッチ50aとピン23が当接する場合は、逆に、画像情報2からではノッチ50aの位置検出が難しいが、もう1つの画像情報1があればノッチ50aの位置が容易に分かる。
【0012】
ノッチ50aの位置が分かると、制御部40はノッチ50aが規定の方向に位置する様に、回転ステージ5をアライナ回転ステージ駆動ユニット22aにより回転させる。
アライナ20により、ノッチ50aが規定の方向に向けられると、制御部40は上記の逆の手順でウエハ50を回転ステージ22からロボットアーム10に受け渡す。
【0013】
また、画像情報1のみでノッチ50aの位置が判断できた場合は、アライナ20がウエハ50を受け取る前に、ノッチ50aが規定の方向を向くように回転ステージ22を回転させてから、アライナ20はウエハ50を受け取る。この場合、画像情報1のみでノッチ50aの位置が判断できているので、画像情報2の取込み2は省略しても良い。また、アライナ20がウエハ50を受け取る前にのみ回転ステージ22を回転させると、アライナ20がロボットアーム10に干渉する恐れがある。この干渉を恐れて必要回転角度を回しきれず回転各度が更に必要である場合は、予め回転ステージ22を必要回転角度分だけ回転させた状態でウエハ50を回転ステージ22からロボットアーム10に受け渡す。
【0014】
また、ノッチ50aが規定の方向から90度以上ずれている(ノッチ50aが規定の方向とはウエハ50の中心に対して反対側にある)場合は、ウエハ50をアライナ20で保持した状態で、ロボットアーム10をアライナ20から一度退避させ、回転ステージ22を180度近い必要な回転角度分だけ回転させてから、ロボットアーム10が回転ステージ22からウエハ50を受け取る。ウエハ50を受け取ったロボットアーム10は、ウエハ50を他のユニットへ搬送する。
【0015】
図6に上記の実施形態の変容例を示す。上記の実施形態においては、ロボットアーム10が持つチャック11の保持機構を使用して画像情報1を得るものとしたが、アライナ20側にチャック21とは別の第2のチャック機構60(チャック21と同じ機構で、ウエハ外周端の保持位置が異なる機構)を設けることにより、画像情報1を得る。第2のチャック機構60も回転ステージ22上に搭載され、ウエハ50を保持した状態で回転させる。画像情報2は、上記と同様、チャック21の保持機構を使用して得られる。ノッチ50aを検出した後は、ノッチ50aが規定の方向を向くように回転ステージ22を回転させる。ロボットアーム10へのウエハ50の受け渡し時には、ロボットアーム10と干渉しない方のチャック機構に保持させておけば良い。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ウエハのエッジグリップ方式においてウエハの切欠部の検出を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アライナ装置の外観を示す図である。
【図2】アライナ動作を示す平面図である。
【図3】制御系を示すブロック図である。
【図4】アライナ動作のフローチャート図である。
【図5】従来のウエハ位置検出装置を示す図である。
【図6】アライナ側に第2のチャック機構を設けた変容例を示す図である。
【符号の説明】
1 アライナ装置
10 ロボットアーム
11 チャック
11a チャック駆動ユニット
12 ピン
20 アライナ
21 チャック
21a チャック駆動ユニット
22 回転ステージ
22a アライナ回転ステージ駆動ユニット
23 ピン
31 CCDカメラ
32 画像処理部
33 演算処理部
35 ランプ
36 集光レンズ
37 ハーフミラー
40 制御部
60 チャック機構

Claims (1)

  1. ウエハの外周端を撮像する撮像光学系と、ウエハ外周端の一部を保持する第1チャックを持つ搬送機構と、を有し、前記搬送機構により受け渡されたウエハの外周端に形成された切欠部を検出するアライナ装置において、前記搬送機構の第1保持機構による保持位置とは異なる位置のウェハ外周端を保持する第2チャックを持つ第2保持機構と、受け渡し位置に搬送され前記第1保持機構により保持されたウエハの外周端を前記撮像光学系により撮像し第1画像を取得し、第1保持機構のチャク間隔が広げられ前記第2保持機構により保持されたウエハの外周端を前記撮像光学系により撮像し第2画像を取得する制御部を有し、第1画像又は第2画像のいずれかの画像に基づいて前記切欠部を検出する検出手段と、を備えることを特徴とするアライナ装置。
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