JP4173495B2 - 電子機器および監視プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器および監視プログラムに関する。
従来、コピー機、印刷機、FAX機、あるいはそれらの複合機などの画像形成装置(以下、電子機器)などにおいては、消費電力を低減する、いわゆる省エネを実現するため、低消費電力モードを有している。該低消費電力モードでは、内部の基板関連の電源を可能な限りオフにしているのが一般的である。この低消費電力モードへの移行方法については、従来からより低消費電力とするための方法が考えられている。
例えば、低電力モードへ移行する条件や、復帰する場合の機能を絞る等の方法で省エネを実現している(例えば特許文献1、特許文献2参照)。また、低消費電力モードにおいて両面印刷ユニット(ユニット用CPU含む)への電源をオフする電子写真装置が提案されている(例えば特許文献3参照)。また、低消費電力モードにおいて、メインCPUへの電源供給を停止し、サブCPUにより電源供給停止の解除を行う複合機が提案されている(例えば特許文献4参照)。また、待機時に使用する第1の制御手段と、低消費電力モード時に使用する第2の制御手段を有し、低消費電力モードにおいては、第1の制御手段への電力供給を停止し、所定時間毎に第2の制御手段が機器状態を取得する技術が提案されている(例えば特許文献5参照)。
特開2004−170560号公報 特開2004−222234号公報 特開2000−267518号公報 特開2003−63101号公報 特開2004−34488号公報
さて、本来の目的が省エネだけであれば、上述した従来技術は、大きな省エネ効果が期待できるものであるが、低消費電力モードにおいては、復帰のトリガとなる部分(データ受信等)と外部(ネットワーク上のサーバなど)からの状態監視用の機能を除いて、電子機器の大部分の電源供給がオフの状態となっている。
このような低消費電力モードでは、外部からの状態監視手段を提供しているが、実際の機械状態としては、多くの部分の電源供給がオフの状態であるため、この時に機器状態の変化があっても、その状態監視機能による監視結果が反映されず、あくまで状態監視機能が最後に記憶している機器状態のみが参照可能となっている。したがって、状態監視機能を利用しているようなユーザ(ネットワーク上のサーバも含む)は、少なくとも低消費電力モード中に、正しい機器状態を把握することができないという問題が生じる。
これを回避するために、電源供給をオフとしている部分をオン状態のままにした低消費電力モードとしたり、特許文献5のように、外部からの参照が発生したタイミングで電源供給を行い、各種情報を取得する方法がとられている。この場合、前者は、省エネとは言いがたく、後者は、電源オフの状態からオンの状態にして各種情報を取得するまでに多少の遅れ(センサ等の出力安定時間や、HDDをマウントするために要する時間)が発生してしまうという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができる電子機器および監視プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、機器状態を検出するセンサと、前記センサの検出動作を制御するセンサ制御手段と、前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御手段と、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得手段と、前記外部からの機器状態要求に応じて、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する通信手段とを具備することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記外部機器からの機器状態要求の発生時期を取得する要求時期取得手段と、前記センサおよび前記センサ制御手段に電力を供給してから、該センサおよびセンサ制御手段が機器状態検出可能状態になるまでの状態移行時間と、前記要求時期取得手段により取得された前記機器状態要求の発生時期とに基づいて、前記電力供給制御手段による、前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給時期までのタイマ値を算出するタイマ値算出手段と、前記タイマ値算出手段により算出されたタイマ値を計時する計時手段とを具備し、前記電力供給制御手段は、前記計時手段がタイムアップすると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記電力供給制御手段は、前記機器状態取得手段により機器状態が取得されると、前記センサおよび前記制御手段の電力供給を再び遮断することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、機器状態を検出するセンサおよび該センサの検出動作を制御するセンサ制御部への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力を供給する電力制御ステップと、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御部を介して取得する機器状態取得ステップと、前記外部からの機器状態要求に応じて、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記外部機器からの機器状態要求の発生時期を取得するステップと、前記センサおよび前記センサ制御部に電力を供給してから、該センサおよびセンサ制御部が機器状態検出可能状態になるまでの状態移行時間と、前記機器状態要求の発生時期とに基づいて、前記センサおよび前記センサ制御部への電力供給時期までのタイマ値を算出するステップと、前記タイマ値を計時するステップとをさらに含み、前記電力制御ステップは、前記計時がタイムアップすると、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力を供給することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記電力制御ステップは、電力が供給されている前記センサおよび前記センサ制御部から機器状態が取得されると、前記センサおよび前記制御部の電力供給を再び遮断することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、機器状態を検出するセンサと、前記センサの検出動作を制御するセンサ制御手段と、前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器から機器状態要求を受信すると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御手段と、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得手段と、前記外部機器から機器状態再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する通信手段とを具備することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記電力供給制御手段により電力を供給した後、機器状態の取得準備中ステータスを前記外部機器に通知し、前記センサおよび前記センサ制御手段が起動して機器状態の取得準備が完了すると、準備完了ステータスを前記外部機器に通知する通知手段とを具備し、前記通信手段は、前記準備完了ステータスを受信した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記電力供給制御手段により電力を供給した後、機器状態を取得可能になるまでの時間を前記外部機器に通知する取得可能時間通知手段とを具備し、前記通信手段は、前記取得可能時間だけ待機した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記機器状態要求毎に、該機器状態要求に対応するセンサおよびセンサ制御手段と、該センサおよび該センサ制御手段の機器状態を取得するのに要する取得可能時間とを対応付けて記憶する記憶手段を具備することを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために、本発明は、機器状態を検出するセンサおよび該センサの検出動作を制御するセンサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器から機器状態要求を受信すると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御ステップと、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得ステップと、前記外部機器から機器状態再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断ステップと、前記要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給した後、機器状態の取得準備中ステータスを前記外部機器に通知し、前記センサおよび前記センサ制御手段が起動して機器状態の取得準備が完了すると、準備完了ステータスを前記外部機器に通知するステータス通知ステップとを含み、前記送信ステップは、前記準備完了ステータスを受信した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする。
本発明は、上記の発明において、前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断ステップと、前記要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給した後、機器状態を取得可能になるまでの時間を前記外部機器に通知する取得可能時間通知ステップとを含み、前記送信ステップは、前記取得可能時間だけ待機した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする。
この発明によれば、電力供給制御手段により、センサおよびセンサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給し、機器状態取得手段により、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得し、通信手段により、前記外部からの機器状態要求に応じて、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する。したがって、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、タイマ値算出手段により、前記センサおよび前記センサ制御手段に電力を供給してから、該センサおよびセンサ制御手段が機器状態検出可能状態になるまでの状態移行時間と、前記要求時期取得手段により取得された前記機器状態要求の発生時期とに基づいて、前記電力供給制御手段による、前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給時期までのタイマ値を算出し、計時手段により、前記タイマ値算出手段により算出されたタイマ値を計時し、前記計時手段がタイムアップすると、前記電力供給制御手段により、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する。したがって、外部機器から定期的あるいは不定期に機器状態要求が発生するとしても、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給して機器状態検出可能状態としておくことができるので、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、本発明によれば、前記機器状態取得手段により機器状態が取得されると、前記電力供給制御手段により、前記センサおよび前記制御手段の電力供給を再び遮断する。したがって、機器状態を取得する短時間だけ電力を供給しておけばよいので、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、この発明によれば、機器状態を検出するセンサおよび該センサの検出動作を制御するセンサ制御部への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力を供給する電力制御ステップと、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御部を介して取得する機器状態取得ステップと、前記外部からの機器状態要求に応じて、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる。したがって、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、この発明によれば、前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器から機器状態要求を受信すると、電力供給制御手段により、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給し、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、機器状態取得手段により、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得し、通信手段により、前記外部機器から機器状態再取得要求を受信すると、取得された機器状態を前記外部機器へ送信する。したがって、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、この発明によれば、判断手段により、前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断し、前記判断手段により要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記電力供給制御手段により電力を供給した後、通知手段により、機器状態の取得準備中ステータスを前記外部機器に通知し、前記センサおよび前記センサ制御手段が起動して機器状態の取得準備が完了すると、準備完了ステータスを前記外部機器に通知し、前記通信手段により、前記準備完了ステータスを受信した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、取得された機器状態を前記外部機器へ送信する。したがって、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、この発明によれば、判断手段により、前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断し、前記判断手段により要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記電力供給制御手段により電力を供給した後、取得可能時間通知手段により、機器状態を取得可能になるまでの時間を前記外部機器に通知し、前記通信手段により、前記取得可能時間だけ待機した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信する。したがって、機器状態の要求元が準備完了通知を待つ必要がなく、準備完了となるまでの時間を要求元が把握することができるので不要な待ち時間をなくすことができるという利点が得られる。
また、この発明によれば、前記機器状態要求毎に、該機器状態要求に対応するセンサおよびセンサ制御手段と、該センサおよび該センサ制御手段の機器状態を取得するのに要する取得可能時間とを対応付けて記憶手段に記憶しておく。したがって、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
また、この発明によれば、機器状態を検出するセンサおよび該センサの検出動作を制御するセンサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器から機器状態要求を受信すると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御ステップと、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得ステップと、前記外部機器から機器状態再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する送信ステップとをコンピュータに実行させる。したがって、十分な省電力化を実現しつつ、最新の機器状態を把握することができるという利点が得られる。
以下、本発明の一実施形態による電子機器を、図面を参照して説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による電子機器を画像形成装置に適用したシステムを示すブロック図である。画像形成装置1は、スキャナ機能や、プリンタ機能、FAX機能等を備える複合機器であり、用紙を入れる複数のカセット1−1〜1−4を備えている。カセット1−1〜1−4には、それぞれ異なるサイズの用紙を入れておくことが可能になっている。該画像形成装置1は、LANなどのネットワーク2に接続されており、ネットワーク2上の端末(図示せず)からのジョブを後述するサーバ3を介して受け付けるとともに、当該機器を操作することによるジョブを直接受け付けるようになっている。
サーバ3は、上記ネットワーク2に接続されており、所定の間隔あるいは所定の時刻に上記画像形成装置1にアクセスし、該画像形成装置1の機器状態を取得して保持する。また、サーバ3は、ネットワーク2上の端末(図示せず)からのジョブを受け付け、機器状態を考慮して、ジョブの優先順位などに従って画像形成装置1に該ジョブを与えるようになっている。サーバ3は、画像形成装置1の機器状態を管理する上で必要な情報毎に分類を設けている。
画像形成装置1として複合機を例に説明すると、スキャナ、FAX、プリンタ等の機能において状態監視機能の取得情報として主に必要とされるのは印刷装置(以下、エンジン)の部分となる。このエンジン部分の情報として重要な部分を一般的な電子写真装置を例に説明すると、機器状態としては、印刷部情報として、各カバーオープン情報、エラー情報、オプション情報などがあり、カセット情報としては、カセットサイズ(用紙サイズ)、メディアタイプ、用紙残量などがある。
これは、カバーが開いている状態では印刷が不可であるし、給紙カセットについては印刷する条件に合う用紙が装着されていなければこれもまた印刷が不可になるためである。また、これに加えて、後処理慣例(FinisherやDuplex)のオプションも該当する。これらの機器状態を取得するためには、当然、各カセットを制御する基板や、各カバーに設けたスイッチの状態を検知する制御基板などが動作している状態(電源か供給されている状態)である必要がある。
そこで、本第1実施形態では、各部の制御を行っているCPU(制御基板)単位で電源供給を制御するようになっている。これにより、低電力モード時に情報として取得したいCPU(制御基板)だけに電源供給を行うことで、低電力モード中に情報を取得するからといって不要な電力を供給せずに済み、その分省エネを実現することが可能となる。また、情報取得に必要な部分には電源供給を行うので、低電力モード中にユーザが状態管理に必要な情報を取得できないといった状況を回避できる。
しかしながら、部分毎に電源供給を切り替えられるといっても、必要な部分に常に電源供給を行っていてはあまり省エネとは言えないので、通常、低電力モード時は、起動や情報取得機能といった必要最低限の部分を除いた全ての電源供給をオフとする。そして、情報取得を行うときにだけ、必要な部分に電源供給を行い、情報取得が終われば再度電源供給をオフとする。
本第1実施形態では、電源供給をオンとするトリガとして、外部(サーバ3)の情報取得間隔に基づいてカウントを行い、情報取得のタイミングの直前に、該当する部分(CPU、センサを含む)毎に電力を供給して一時的に低消費電力モードから復帰させる、すなわち電源供給をオンとするようになっている。
次に、図2は、本第1実施形態による画像形成装置1の一部構成を示すブロック図である。図においては、本発明に係る一部構成のみを示しており、スキャナ機能やプリンタ機能、FAX機能などについては省略している。画像形成装置1は、全体を管理するメインCPU10と、機器状態を取得可能としている各部に設けられたCPU11−1、11−2とを備えている。
CPU11−1は、カバー開閉センサ12からカバーの開閉状態を取得し、メインCPU10からの機器状態要求に応じてカバーの開閉状態を返す。CPU11−2は、カセットサイズセンサ13−1からカセット1−1〜1−4のサイズ、メディアタイプセンサ13−2からメディアタイプ、用紙残量センサ13−3から各カセットの用紙残量を取得し、メインCPU10からの機器状態要求に応じてそれぞれの状態を返す。上記CPU11−1、11−2は、低消費電力モードにおいて基本的に電源オフ上となり、メインCPU10の制御により所定のタイミングで電力が供給されると、それぞれのセンサにより検知した機器状態を取得してメインCPU10に返すようになっている。
メインCPU10は、低消費電力モード中であるか否かに拘らず、常時、電力が供給されて動作している。該メインCPU10は、低消費電力モード中に機器状態を取得する各部に電力を供給して一時的に復帰させるタイミングを計時するためのタイマ値を設定する。より具体的には、サーバ3による機器状態を取得する情報取得間隔を取得し、該情報取得間隔と、各部における電力供給から機器状態を取得可能状態になるまでの状態移行時間とに従ってタイマ値を設定し、該タイマ値を後述するタイマ14で計時し、タイムアップするまで対応する部分(CPU、センサを含む)への電力供給をオフとして低消費電力モードとする一方、タイムアップすると、対応する部分(CPU、センサを含む)に電力供給し、一時的に復帰させる。状態移行時間は、各部によって異なるのでタイマ値も異なる。メインCPU10は、CPU11−1、11−2に対して機器状態要求を送出し、該機器状態要求に対してCPU11−1、11−2から返ってくる機器状態を取得する。
タイマ14は、上記タイマ値に従って時間を計時する。電源制御部15は、メインCPU10の制御に従って、CPU11−1、11−2を含む各部への電力供給のオン/オフを制御する。メモリ16は、上記メインCPU10により設定される各部のタイマ値や、各部のCPU11−1、11−2から返される機器状態を保持する。
このように、電子機器の機器状態を取得可能とするためには、少なくとも機器各部の状態取得に使用しているセンサ類を有効にしておく必要がある。このためには、各部を制御しているCPUへの電源供給が必要となる。本第1実施形態では、この電源供給を必要最小限にし、システム上で機器状態の監視を可能としたまま、可能な限り省エネな低消費電力モードを提供することにある。
次に、上述した本第1実施形態の動作について説明する。ここで、図3は、本第1実施形態による画像形成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。メインCPU10は、まず、機器状態を取得可能としている各部の設定情報を取得する(S10)。次に、設定情報に基づいて、CPU11−1、11−2を含む各部に電力を供給してから、機器状態の取得可能状態となるまでの移行時間を設定する(S12)。例えば、CPU11−1であれば、x秒の移行時間、CPU11−2であれば、y秒の移行時間というように設定する。
次に、機器状態の取得要求を行うサーバ3から、該サーバ3による情報取得間隔の設定時間を取得する(S14)。サーバ3が定期的に当該画像形成装置1に対して機器状態の取得要求を行う場合には、所定の時間が情報取得間隔として取得され、サーバ3が特定の時刻に機器状態の取得要求を行う場合には、その時刻が情報取得間隔として取得される。以下では、サーバ3が定期的に機器状態の取得要求を行うとし、その情報取得間隔をz分間隔として説明する。
次に、メインCPU10は、情報取得間隔(z分)から各部の状態移行時間(x秒、y秒)を引いた値(すなわち、z分−x秒、z分−y秒など)をタイマ値として設定する(S16)。次に、タイマ14により計時を開始し(S18)、機器本体を低消費電力モードへ移行させる(S20)。すなわち、CPU11−1およびカバー開閉センサ12を含む基板、CPU11−2、カセットサイズセンサ13−1、メディアタイプセンサ13−2および用紙残量センサ13−3を含む基板への電力供給をオフとする。
そして、タイマ設定時間が経過すると、取得可能設定としている部分へ電力を供給し、一時的に低消費電力モードから復帰させる(S22)。このとき、電力供給された各部は、サーバ3からの情報取得要求が発生する前に、それぞれの状態移行時間をかけて復帰し、機器状態を取得することが可能な状態となる。そこで、メインCPU10は、CPU11−1、11−2に対して機器状態要求を送出し、該機器状態要求に対してCPU11−1、11−2から返ってくる機器状態を取得し、メモリ16に格納する。
次に、外部(サーバ3など)からの情報取得要求が発生したか否かを判断する(S24)し、情報取得要求が発生した場合には、メモリ16から取得した機器状態を読み出し、外部(サーバ3など)に返す。したがって、外部(サーバ3など)は、ほぼ待ち時間なく、あるいはタイムアウトすることなく、リアルタイムで画像形成装置1の機器状態を取得することができる。
その後、ステップS18へ戻り、再び、各部への電力供給をオフにして低消費電力モードへ移行させ、前述した処理を繰り返す。
上述した第1実施形態によれば、常に電源が供給されているメインCPU10により、外部(サーバ3)の情報取得間隔に基づいてカウントを行い、情報取得のタイミングの直前に、該当する部分(CPU、センサを含む)毎に電力を供給して一時的に低消費電力モードから復帰させるようにしたので、情報取得時には最新の機器状態が取得することができ、かつ情報取得を行わない間は完全な低消費電力モードを維持することができる。
B.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本第2実施形態でサーバ3aにより取得・管理される画像形成装置の機器状態を示す概念図である。なお、画像形成装置1の構成は、図2と同様であるので説明を省略する。本第2実施形態におけるサーバ3aでは、印刷部情報として、各カバーオープン情報、エラー情報、オプション情報、ジョブ情報など、カセット情報として、カセットサイズ(用紙サイズ)、メディアタイプ、用紙残量など、サービス関連情報として、ジャム回数(HDD内)、各種カウンタ、各種ログ、アカウント情報などを監視するようになっている。
本第2実施形態では、以下の一連の動作に従って各部の電源供給のオン/オフを制御するようになっている。メインCPU10は、情報取得の対象に要求元であるサーバ3aから取得要求がきた場合には、その要求された機器状態がすぐに返答できる情報か(すなわち、最新の機器状態がRAM16に保持されている場合)、または電源供給がオフになっているCPU(制御基板)に対して一度電源供給をオンにして起動してから機器状態を取得する必要があるかどうかを判別する。
そして、すぐに機器状態を返答可能であれば、その機器状態を通知して処理を終了する一方、すぐに返答できないのであれば、対象のCPU(制御基板)に対して一度電源供給をオンにして起動した後、一旦、要求元であるサーバ3aに対して情報準備中の通知を行い、機器状態を取得することが可能になった時点(もしくは準備ができた時点)で情報取得の要求元に対して準備完了通知を行う。要求元であるサーバ3aは、この準備完了通知をトリガとして対象の機器状態の取得を再度行う。取得対象は、機器状態が取得されたことを確認(または情報取得がないまま一定時間が経過)したら電源供給をオフとする。
次に、上述した第2実施形態の動作について説明する。ここで、図5は、本第2実施形態による画像形成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。メインCPU10は、外部(サーバ3a)からの情報取得要求が発生すると、まず、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判別し(S30)、すぐに返答可能であれば、要求元であるサーバ3aに対して要求された機器状態を送信し(S44)、電源供給をオンにしたCPU(制御基板)の電源をオフとする(S46)。
一方、要求された機器状態がすぐに返答可能でなければ、情報取得に必要なCPU(制御基板)に電源を供給し(S32)、情報要求元であるサーバ3aに対して準備中のステータスを送信する(S34)。次に、要求された機器状態の準備を完了し(S36)、情報要求元であるサーバ3aに対して準備完了のスタータスを送信する(S38)。次に、要求元であるサーバ3aから情報再取得要求が来たか否かを判別し(S40)、要求元から情報再取得要求が来ない場合には、一定時間(タイマ)が経過したか否かを判別し(S42)、一定時間が経過していなければ、ステップS40へ戻り、要求元から情報再取得要求がくるのを待つ。そして、一定時間内に要求元から情報再取得要求が来た場合には、要求元であるサーバ3aに対して要求された機器状態を送信し(S44)、電源供給をオンにしたCPU(制御基板)の電源をオフとする(S46)。
一方、一定時間が経過しても要求元から情報再取得要求が来ない場合には、機器状態を送信することなく、電源供給をオンにしたCPU(制御基板)の電源をオフとする(S46)。
上述した第2実施形態によれば、情報取得の対象に要求元から取得要求がくると、その要求情報がすぐに返答できる場合には、その機器状態を通知して処理を終了する一方、すぐに返答できない場合には、対象のCPU(制御基板)に対して一度電源供給をオンにして起動して、機器状態を取得することが可能になった時点(もしくは準備ができた時点)で要求元に対して準備完了通知を行い、要求元が準備完了通知をトリガとして再取得要求を出して対象の機器状態を取得するようにしたので、情報取得時には最新の機器状態が取得することができ、かつ情報取得を行わない間は完全な低消費電力モードを維持することができる。
C.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、画像形成装置1の構成は、図2と同様であり、サーバ3aにより取得・管理される画像形成装置の機器状態は、図4と同様であるので説明を省略する。本第3実施形態では、準備中を通知するのではなく、機器状態取得の準備が完了するまでの時間を通知する。このときの時間は、電源供給を行う必要があるCPU(制御基板)の起動時間を予め把握しておくことで通知可能とする。この場合、要求元が準備完了通知を待つ必要がなく、準備完了となるまでの時間を要求元が把握することができるので不要な待ち時間がなくなる。
図6は、本第3実施形態による電子機器を画像形成装置に適用した取得可能時間テーブルの構成を示す概念図である。該取得可能時間テーブル16−1は、図1に示すRAM1に格納されている。取得可能時間テーブル16−1は、要求元からの取得要求A、B、C、…毎に、取得要求に対応するCPU(制御基板)として、CPU_A、CPU_B、CPU_C、…と、そのCPU(制御基板)の機器状態を取得するのに要する時間を示す情報取得可能時間tA、tB、tC、…を保持している。図では、取得要求と対応CPUとが1対1で対応付けられているが、これに限らず、1つの取得要求に対して複数の対応CPUが対応付けられていてもよい。
次に、上述した第3実施形態の動作について説明する。ここで、図7は、本第3実施形態による画像形成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。メインCPU10は、外部(サーバ3a)からの情報取得要求が発生すると、まず、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判別し(S50)、すぐに返答可能であれば、要求元であるサーバ3aに対して要求された機器状態を送信し(S64)、電源供給をオンにしたCPU(制御基板)の電源をオフとする(S66)。
一方、要求された機器状態がすぐに返答可能でなければ、情報取得に必要なCPU(制御基板)に電源を供給し(S52)、取得可能時間テーブル16−1から情報取得可能になるまでの時間、すなわち情報取得可能時間を取得する(S54)。次に、情報要求元であるサーバ3aに対して取得可能時間を通知し(S56)、要求された機器状態取得の準備を完了する(S58)。要求元であるサーバ3aは、画像形成装置1から通知された取得可能時間だけ待機し、取得可能時間が経過すると、画像形成装置1に対して情報再取得要求を送信することになる。
次に、画像形成装置1では、要求元であるサーバ3aから情報再取得要求が来たか否かを判別し(S60)、要求元から情報再取得要求が来ない場合には、一定時間(タイマ)が経過したか否かを判別し(S62)、一定時間が経過していなければ、ステップS60へ戻り、要求元から情報再取得要求がくるのを待つ。そして、一定時間内に要求元から情報再取得要求が来た場合には、要求元であるサーバ3aに対して要求された機器状態を送信し(S64)、電源供給をオンにしたCPU(制御基板)の電源をオフとする(S66)。
一方、一定時間が経過しても要求元から情報再取得要求が来ない場合には、機器状態を送信することなく、電源供給をオンにしたCPU(制御基板)の電源をオフとする(S66)。
上述した第3実施形態によれば、情報取得の対象に要求元から取得要求がくると、その機器状態をすぐに返答できる場合には、その機器状態を通知して処理を終了する一方、すぐに返答できない場合には、準備中を通知するのではなく、対象のCPU(制御基板)の機器状態取得の準備が完了するまでの時間を通知するようにしたので、機器状態の要求元が準備完了通知を待つ必要がなく、準備完了となるまでの時間を要求元が把握することができるので不要な待ち時間がなくなる(他の処理を行うことができる)。
なお、上述した第1ないし第3実施形態においては、上述したメインCPU10、CPU11−1、11−2などによる一連の処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。すなわち、メインCPU10、CPU11−1、11−2などにおける、各処理手段、処理部は、CPU等の中央演算処理装置がROMやRAM等の主記憶装置に上記プログラムを読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、実現されるものである。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本発明の第1実施形態による電子機器を画像形成装置に適用したシステムを示すブロック図である。 本第1実施形態による画像形成装置1の一部構成を示すブロック図である。 本第1実施形態による画像形成装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本第2実施形態でサーバ3aにより取得・管理される画像形成装置の機器状態を示す概念図である。 本第2実施形態による画像形成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。 本第3実施形態による電子機器を画像形成装置に適用した取得可能時間テーブルの構成を示す概念図である。 本第3実施形態による画像形成装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
1−1〜1−4 カセット
1−5 カバー
2 ネットワーク
3 サーバ
10 メインCPU(電力供給制御手段、通信手段、要求時期取得手段、タイマ値算出手段、判断手段、通知手段、取得可能時間通知手段)
11−1、11−2 CPU(センサ制御手段)
12 カバー開閉センサ(センサ)
13−1 カセットサイズセンサ(センサ)
13−2 メディアタイプセンサ(センサ)
13−3 用紙残量センサ13−3(センサ)
14 タイマ(計時手段)
15 電源制御部(電力供給制御手段)
16 メモリ
16−1 取得可能時間テーブル(記憶手段)

Claims (13)

  1. 機器状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出動作を制御するセンサ制御手段と、
    前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御手段と、
    前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得手段と、
    前記外部からの機器状態要求に応じて、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する通信手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記外部機器からの機器状態要求の発生時期を取得する要求時期取得手段と、
    前記センサおよび前記センサ制御手段に電力を供給してから、該センサおよびセンサ制御手段が機器状態検出可能状態になるまでの状態移行時間と、前記要求時期取得手段により取得された前記機器状態要求の発生時期とに基づいて、前記電力供給制御手段による、前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給時期までのタイマ値を算出するタイマ値算出手段と、
    前記タイマ値算出手段により算出されたタイマ値を計時する計時手段とを具備し、
    前記電力供給制御手段は、前記計時手段がタイムアップすると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記電力供給制御手段は、前記機器状態取得手段により機器状態が取得されると、前記センサおよび前記制御手段の電力供給を再び遮断することを特徴とする請求項1または2記載の電子機器。
  4. 機器状態を検出するセンサおよび該センサの検出動作を制御するセンサ制御部への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器からの機器状態要求の直前に、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力を供給する電力制御ステップと、
    前記センサおよび前記センサ制御部へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御部を介して取得する機器状態取得ステップと、
    前記外部からの機器状態要求に応じて、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信する送信ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
  5. 前記外部機器からの機器状態要求の発生時期を取得するステップと、
    前記センサおよび前記センサ制御部に電力を供給してから、該センサおよびセンサ制御部が機器状態検出可能状態になるまでの状態移行時間と、前記機器状態要求の発生時期とに基づいて、前記センサおよび前記センサ制御部への電力供給時期までのタイマ値を算出するステップと、
    前記タイマ値を計時するステップとをさらに含み、
    前記電力制御ステップは、前記計時がタイムアップすると、前記センサおよび前記センサ制御部へ電力を供給することを特徴とする請求項4記載の監視プログラム。
  6. 前記電力制御ステップは、電力が供給されている前記センサおよび前記センサ制御部から機器状態が取得されると、前記センサおよび前記制御部の電力供給を再び遮断することを特徴とする請求項4または5記載の監視プログラム。
  7. 機器状態を検出するセンサと、
    前記センサの検出動作を制御するセンサ制御手段と、
    前記センサおよび前記センサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器から機器状態要求を受信すると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御手段と、
    前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得手段と、
    前記外部機器から機器状態再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する通信手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  8. 前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記電力供給制御手段により電力を供給した後、機器状態の取得準備中ステータスを前記外部機器に通知し、前記センサおよび前記センサ制御手段が起動して機器状態の取得準備が完了すると、準備完了ステータスを前記外部機器に通知する通知手段と
    を具備し、
    前記通信手段は、前記準備完了ステータスを受信した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  9. 前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記電力供給制御手段により電力を供給した後、機器状態を取得可能になるまでの時間を前記外部機器に通知する取得可能時間通知手段と
    を具備し、
    前記通信手段は、前記取得可能時間だけ待機した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする請求項7記載の電子機器。
  10. 前記機器状態要求毎に、該機器状態要求に対応するセンサおよびセンサ制御手段と、該センサおよび該センサ制御手段の機器状態を取得するのに要する取得可能時間とを対応付けて記憶する記憶手段を具備することを特徴とする請求項9記載の電子機器。
  11. 機器状態を検出するセンサおよび該センサの検出動作を制御するセンサ制御手段への電力供給を遮断する低消費電力モード中、外部機器から機器状態要求を受信すると、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給する電力供給制御ステップと、
    前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力が供給されているときに、前記センサにより検出された機器状態を、前記センサ制御手段を介して取得する機器状態取得ステップと、
    前記外部機器から機器状態再取得要求を受信すると、前記機器状態取得手段により取得された機器状態を前記外部機器へ送信する送信ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
  12. 前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給した後、機器状態の取得準備中ステータスを前記外部機器に通知し、前記センサおよび前記センサ制御手段が起動して機器状態の取得準備が完了すると、準備完了ステータスを前記外部機器に通知するステータス通知ステップと
    を含み、
    前記送信ステップは、前記準備完了ステータスを受信した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする請求項11記載の監視プログラム。
  13. 前記外部からの機器状態要求に応じて、要求された機器状態がすぐに返答可能であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記要求された機器状態がすぐに返答可能でないと判断された場合、前記センサおよび前記センサ制御手段へ電力を供給した後、機器状態を取得可能になるまでの時間を前記外部機器に通知する取得可能時間通知ステップと
    を含み、
    前記送信ステップは、前記取得可能時間だけ待機した前記外部機器から機器状態の再取得要求を受信すると、前記取得された機器状態を前記外部機器へ送信することを特徴とする請求項11記載の監視プログラム。
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