JP4172965B2 - 分割像坦持体を有する画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除電,帯電,書き込み,現像,転写,クリーニング,除電等のプロセスからなる電子写真作像システムを有する画像形成装置であって、その電子写真作像システムが、広幅の複写紙を高品質に複写すべく分割されて配置されることを特徴とする分割像坦持体を有する画像形成装置に関する。具体的にはコピー,プリンタ,プロッタ,ファックス等の画像形成装置である。
【0002】
【従来の技術】
広幅の複写紙(感光体)を商品質に複写するために装置の内部に分割機構を有する公知技術としては例えば、特開平10−157191号公報や特開平10−86438号公報が挙げられる。これ等はいずれも書き込みデバイスであるLEDヘッドを感光体の幅方向に沿って分割して配置したものであり、これにより広幅の感光体の画成形成を高品質にし、かつ全体コストを低減すべくしたものである。しかしながら、これ等を含む公知技術には像坦持体を分割式にしたものは見当らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像形成装置において、所謂広幅機と言われる装置においては、帯電部や転写部等にオゾン機構を取り込むことが困難であった。その理由としては、帯電においては約1mの均一な中抵抗を特性にもつスポンジ状の帯電ローラを作り込むことが技術的に困難であり、更に、その帯電ローラに耐久性をもたせるための技術確立が難しく、1mの帯電ローラを長期にわたり安定した状態で使い込むためのクリーニング機構を確立することも技術的に困難であるためである。また、仮りにそれ等の技術が確立されたとしても量産性が乏しく、コスト高となる問題点が挙げられる。また、帯電ローラよりは比較的ラフのものでよいこととされている転写ローラについても、前記と同時に技術的やコスト的に色々と問題点があり、現在までに広幅の複写紙を高品質に複写する装置においてオゾンレスの環境技術が達成できず、かつコスト高となる問題点がある。
【0004】
本発明は、広幅の複写紙を高品質に、かつ低コストに複写でき、オゾンレス化を可能にする画像形成装置を提供することを目的とし、具体的には分割された像坦持体を有する画像作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、広幅紙の全幅に対応して分割配置された複数の像担持体と、該複数の像担持体に対応して配置された複数の現像部と、を備え、前記複数の現像部は、トナーボックス内で当該複数の現像部へトナーを供給する単一のトナー供給部材を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の分割像坦持体を有する画像形成装置の実施の形態を図面を参照して詳述する。図1及び図2は本発明の画像形成装置の全体構造を示す側面図及び上面図であり、本発明では3分割された像坦持体を採用しているが、勿論これに限定するものではない。これにより、A0複写紙をA3以下の普通の複写紙と同様の複写を量産的に、かつ低コストで行うことができる。また、図2に示すように本実施の形態では給紙上流側に像坦持体を1システム配置し、下流側に2システムを配置しているが、この逆でも同様の効果を上げることができる。
【0014】
前記のように、本実施の形態では像坦持体を3分割としたが、3分割にしたのは次の理由による。約1mの長手長さを持つA0対応の広幅複写機は、像坦持体を3分割すると、一般的に市場に大きく出回っているA3以下の作像プロセス技術(除電,帯電,書き込み,現像,転写,クリーニング)を取り込む事が可能となる。帯電ローラは、約1mのものが330mm程度となり、現状のA3以下の技術が取り込め、広幅A0機に展開が可能となり、転写ローラも同様に展開が可能となる。これら技術は機能,性能,耐久共に十二分に検討されてきているものであり、3分割方式を採用することで、容易にA0層へと技術展開が可能となるためである。技術的取り込みにおいては、2分割方式を採用することで、容易にA0層へと技術展開が可能となる。技術的取り込みにおいては、2分割方式でも十分であるが、長手長さ500mm程度が必要となり、この層(A2複写機層)をA0広幅複写機への展開は、同様の技術導入に対して、コスト下げ幅は3分割に比べるとどうしても少なくなってしまう。分割個数は量産性にも大きく関わり、3分割にすることで、A3層の大量生産の利点を大きく活用でき、コスト下げ幅を大きくできる。更に、この層では、オゾンレス技術は、まだまだ発展途上の段階であり、技術的にも成熱度はA3以下の複写機に比べ低い。
【0015】
本実施の形態の画像形成装置は図1,図2に示すように給紙9の上流側に配置される単一のベルト状感光体1Aと、給紙9の下流側に配置される2個のベルト状感光体1B,1Bとからなる。後に詳説するがこのベルト状感光体1Aのベルト8及びローラの横幅と2個ベルト状感光体1Bのベルト8及びローラの横幅を加算した全横幅が複写すべき給紙9の全幅に一致するものからなる。なお、ベルト状感光体1Aとベルト感光体1Bとの全体構造は略同一のものからなるため以下ではベルト状感光体1Aについてのみ記載する。
【0016】
ベルト状感光体1Aは、ベルト8と、このベルト8のまわりに配設される除電部2と、帯電部3と、書き込み部4と、現像部5と、転写部6及びクリーニング部7等とからなる。
【0017】
除電部2はベルト8の外部側に配置される除電ランプ28を有するものからなる。帯電部3は、ベルト8の内部に配置されてベルト8の駆動または従動を行う帯電部ローラ10と、帯電部ローラ10とベルト8を挟んでベルト8の外部側に配設される帯電ローラ14及び帯電ローラ14に当接して帯電ローラ14とクリーニングする帯電クリーニングローラ14aとからなる。
【0018】
書き込み部4は、本実施の形態では書き込みLED20からなり、現像部5の近傍に配置される。
【0019】
現像部5は、ベルト8の内部に配置されてベルト8の駆動又は従動を行う現像部ローラ11と、現像部ローラ11とベルト8を挟んでベルト8の外部側に配置される現像機構部15とからなる。この現像機構部15は現像部ローラ11にベルト8を挟んで接する現像ローラ16,16と、この現像ローラ16,16を囲んで配設されるトナーボックス17と、トナーボックス17内に供給されるトナーを保有するトナーボトル18と、トナーボックス17内のトナーを撹拌して均一化するための撹拌スクリュー19等とからなる。以上の構造によりベルト状感光体1Aの現像部5まわりにおけるギャップ管理が確実に、かつ容易に行われ、安定した現像を行うことができる。
【0020】
転写部6は、ベルト8の内部に配置されベルト8の駆動又は従動を行う転写部ローラ12と、転写部ローラ12とベルト8及び給紙9を挟んでベルト8の外部側に配置されて転写機構部21とからなる。この転写機構部21は本実施の形態では転写ローラ22からなる。以上の構造により均等な転写ニップを稼ぐことができ、確実で安定した転写ができる。
【0021】
クリーニング部7は、ベルト8の内部に配置されベルト8の駆動又は従動を行うクリーニング部ローラ13と、クリーニング部ローラ13とベルト8を挟んでベルト8の外部側に配置されるクリーニング機構部7とからなる。このクリーニング機構部7は本実施の形態では未転写トナークリーニング機構23からなり、クリーニング機構部本体27と、これに片持ち支持されてベルト8側に押圧されるクリーニンググレード25と、クリーニンググレード25に押圧力を与えるためのスプリング26と、クリーニンググレード25によりベルト8から取り除かれたトナーを搬送すべくクリーニング機構部本体27に設けられるトナー搬送コイル24等とからなる。以上の構造により、ベルト8への押圧力が確保され、クリーニングの確実性や適正化が図れクリーニング不良を防止することができる。
【0022】
ベルト状感光体1Aを以上の構造のものとし、かつこれに敷設される前記構造の各機構部等を設けることにより確実な電子写真作像プロセスが行われる。即ち、各部のローラによりベルト8が駆動され、除電→帯電→書き込み→現像→転写→クリーニング→除電が行われ、給紙9に所定の転写画像を形成することができる。また、本実施の形態では、前記のように3分割のベルト状感光体1A,1B,1Bを配置し、夫々のベルト状感光体1A,1Bのベルト幅を転写すべき給紙9の全幅を分割した寸法と等しい寸法にすることにより、確実な転写をオゾンレス化を図りながら行うことができる。また、短寸のベルト感光体1A,1Bを用いるため低コスト化を図ることができる。
【0023】
図3は、以上のベルト状感光体1A,1Bに用いられている帯電部ローラ10,現像部ローラ11,転写部ローラ12及びクリーニング部ローラ13等の構造とその端部構造を示すものであり、図示は転写部ローラ12を代表ローラとして取り上げて図示したものであり、他のローラについても同一の構造からなり、重複説明を省略する。転写部ローラ12のストレートの棒体からなり、その外面にはベルト8が巻回されこれを支持する。ストレートの棒体の端部にはテーパ部29が形成され、ベルト8もこれに倣ってその端部は傾斜して保持される。このため、転写部ローラ12に保持されるベルト8は棒体のコーナとテーパ部29との交点の位置で確実に保持され、ベルト8の幅寸法の確保が行われ、横ずれが発生しない。これにより、ベルト8は転写部ローラ12側に正しく、かつ確実に位置決め保持される。また、図3はベルト状感光体1A側の転写部ローラ12とベルト状感光体1B側の転写部ローラ12の軸線方向の配置を示すものであり、図示のように、ベルト状感光体1Aの棒体の端部のイの位置とベルト状感光体1Bの棒体の端部のロの位置は軸線方向において同一位置にある。また、前記のようにこのイ,ロの位置でベルト8はテーパ部29により位置決めされているため、ベルト状感光体1Aのベルト8とベルト状感光体1Bのベルト8との軸線方向の位置ずれはなく、転写画像の重なりや離隔等が生じない。これにより、安定した高品質の画像形成ができる。
【0024】
以上の説明においてベルト状感光体は3分割のものを採用したが、前記のようにこれに限定するものではない。また、以上の説明における各部の構造,構成についても1つの実施の形態を示すものであり、同一の技術的範囲のものが適用されることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
発明の画像形成装置によれば、分割を行うことにより、A3普通紙幅以下の大量生産層の技術を広幅分野に展開することができると共にオゾンレス化や低コスト化が図れる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分割式の画像形成装置の全体構造を示す側面図。
【図2】図1の上面図。
【図3】ベルト状感光体に用いられている各部ローラの位置合わせ構造とその端部構造を示す部分軸断面図。
【符号の説明】
1A ベルト状感光体
1B ベルト状感光体
2 除電部
3 帯電部
4 書き込み部
5 現像部
6 転写部
7 クリーニング部
8 ベルト
9 給紙
10 帯電部ローラ
11 現像部ローラ
12 転写部ローラ
13 クリーニング部ローラ
14 帯電ローラ
14a 帯電クリーニングローラ
15 現像機構部
16 現像ローラ
17 トナーボックス
18 トナーボトル
19 撹拌スクリュー
20 書き込みLED
21 転写機構部
22 転写ローラ
23 未転写トナークリーニング機構
24 トナー搬送コイル
25 クリーニンググレード
26 スプリング
27 クリーニング機構部本体
28 除電ランプ
29 テーパ部

Claims (1)

  1. 広幅紙の全幅に対応して分割配置された複数の像担持体と、
    該複数の像担持体に対応して配置された複数の現像部と、を備え、
    前記複数の現像部は、トナーボックス内で当該複数の現像部にトナーを供給する単一のトナー供給部材を有することを特徴とする画像形成装置。
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