JP4172036B2 - 釣り針 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、魚釣りに使用する釣り針の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に使用されている釣り針は、軸の上端部にプレス加工を施すことによりタタキ部を形成し、ハリスをその基部に結び付けることによって、ハリスから抜け落ちを防止するよう構成したものが大部分を占めているのであるが、軸部の端部に環部を形成し、ハリスをその環部に結び付けるように構成したものも存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
釣り針にハリスを結び付けて使用する場合、その結び付け方によって、釣果や仕掛自体の強さに影響を与えることになるのが普通である。釣り針に対するハリスの結び付けは、ハリスが釣り針の軸部の内側の真中位置から延出した形になっているのが理想であり、図6に示すように、ハリスが真中から偏ったり、背側から延出したような形となった場合、ハリスに対する針全体のバランスが偏り、釣り針に魚が触れた瞬間に振られたり、魚が一旦掛かっても、魚のアゴに的確に刺さらず、魚をバラしてしまう(掛かった魚が針から外れること。)ことが多くなり、その結果、釣果を悪くしてしまうことになるのである。
【0004】
従って、釣り針にハリスを結び付ける場合、釣り針の軸部の内側真中からハリスが延出した状態となるようにしようとするのであるが、意識的にそのような形になるようにするのは不可能であり、また、当初そのような形になっていたとしても、ハリスに力が加われば、ハリスの延出位置が片方側に偏ったり、釣り針の背側にずれてしまうことが多いのである。
また、環付きの釣り針の場合、ハリスを一旦環に通して環の基部に導いた後、環の基部を経由して再び環に通して上方側に導いて結び付けるという方法が採られるのであるが、このような方法を採った場合、ハリスが絶えず線材の端角部に接触した形となり、ハリスに力が加わった場合、その部分で切れてしまうおそれがあり、仕掛の強度を著しく低下させることになるのである。
【0005】
この発明は、従来の釣り針にみられるこのような問題点を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、釣り針の軸の端部に環部を形成した後、環部の内部を樹脂あるいは金属等で埋め、それによって形成された埋め込み部に、ハリスを差し入れ得る太さの透通孔を形成し、ハリスの係留に際しては、ハリスをの端部を透孔内に差し入れた後、その端部を止めることによって行ない得るようし、これによって、釣り針とハリスとの係留が理想的な形にし得るようにしようとするものである。
【0007】
【実施例】
図面にもとづいて、この発明の一実施例を説明すると、釣り針本体1は、図1乃至図3に示すとおり、軸2の端部に環部3を形成した後、環部3の内部を樹脂あるいは金属等で埋め込むとともに、それによって形成された埋め込み部4に、軸方向に沿った形、あるいは、軸方向に対して斜め状となり、しかも、内部にハリス5を差し入れ得る太さの透通孔6を形成した構成となっているのである。
【0008】
すなわち、釣り針本体1は、図2に示すように、軸部2の端部に環部3を有する環付き針(左図)を使用して形成され、そのような環付き針に対し、環部3の内部を、樹脂あるいは金属をもって埋めることによって埋め込み部4を形成し、しかも、その埋め込み部4に、ハリス5を差し入れ得る太さの内径を有するとともに、その孔の方向が、軸方向に沿った形、あるいは、軸方向に対して斜め状となる形の透通孔6を形成した構成(右図)となっているのである。
従って、図4に示すとおり、ハリス5を透通孔6に通した後、結び目7を形成した場合、その結び目7によって釣り針本体1が支持されてハリス5との係留が図られることになるのである。
【0009】
【発明の効果】
この発明に係る釣り針本体1は、上記のような構成であって、次のような種々の効果を発揮し得るのである。
【0010】
まず、この発明に係る釣り針にあっては、図5に示すように釣り針の軸の内側真中からハリスが延出した形となるため、ハリスに対する釣り針全体のバランスが理想的な形となり、また、図3に示すようにハリスを通す孔自体、相当な長さを有しているため、釣り針の振らつきが全くなく、魚への掛かりを良くし、しかも、魚に掛かった場合には、魚のアゴ部に確実に掛かった状態となるので、魚のバレをなくし得るという利点があるのである。
【0011】
また、釣り針へのハリスの係留は、透通孔にハリスを通した後、その基部に結び目を形成するという極めて単純な操作で行なえるので、誰にでも手軽に仕掛の形成ができるし、また、釣り中にあっても、釣り針の交換を簡単に行ない得るという便利さがあるのである。
【0012】
また、釣り針の形成に際して細番手の線材を使用したような場合でも、環部が樹脂、あるいは金属により埋め込まれた形となって補強されているため、釣り針の強度、ひいては仕掛全体の強度を向上させ得るという利点がある。
【0013】
さらに、ハリスを通す透通孔自体、その内径を全く自由に設定することができるため、係留しようとするハリスの太さにピッタリと適合させることが可能となり、それにより、釣り中における針の振らつきを防止し得ると同時に、糸を中心にして釣り針がスムーズに回転するような仕掛も容易に形成し得るという利点があるのである。深さが100から200メートルの深海釣りを行なう場合にあって、釣り針が糸を中心にしてスムーズに回転するようにすることよって、糸に撚れや捻れが発生するのを効果的に防止し得るのであるが、この発明にかかる釣り針を使用した場合、そのような仕掛を容易に形成し得るという利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣り針にハリスを係留した状態を示す斜視図である。
【図2】釣り針の形成要領を示す斜視図である。
【図3】釣り針の構成を示す一部縦断面図である。
【図4】ハリスの係留状態を示す一部縦断面図である。
【図5】ハリスの係留状態を示す側面図である。
【図6】従来の釣り針におけるハリスの係留状態を示す参考図である。
【符号の説明】
2 軸
3 環
4 埋め込み部
5 ハリス
6 透通孔

Claims (1)

  1. 軸2の端部に環部3を形成した後、環部3の内部を樹脂あるいは金属等で埋め込むとともに、それによって形成された埋め込み部4に、軸2の方向に沿った形、あるいは、軸2の方向に対して斜め状となり、しかも、その内部にハリス5を差し入れ得る太さの透通孔6を形成したことを特徴とする釣り針。
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