JP4171982B2 - バイオチップ - Google Patents

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Description

本発明は、生体分子の非特異的吸着を抑制したバイオチップに関する。
近年、生体分子の相互作用解析、発現分子のプロファイリング、もしくは診断に用いるバイオチップが注目を集めている。基板上に生体分子が固定化されることで操作が容易になり、場合によっては非常に多くの物質の相互作用を解析することができる。
チップ基板には生体分子だけではなく、親水性物質が固定化される方法が発明されている。たとえば特許文献1には区画された部位にDNAが、その他の部分にポリエチレングリコールが固定化されたバイオチップアレイが示されている(例えば、特許文献1参照)。DNAが固定化されていない部位への非特異的吸着を抑制し、DNAハイブリダイゼーション、さらには蛋白との相互作用の解析に成功している。しかし、この方法では一旦保護基を全面に固定化した後に紫外線照射により区画化、DNAを固定化した後に周囲部の保護基を外し、反応性官能基であるスクシンイミド基を有するポリエチレングリコール(PEG)を固定化する。よってチップ作製は非常に煩雑であり、多くのステップが必要である。
文献ではチオール末端であるポリエチレンオキサイド(ポリエチレングリコール)の単分子層が蛋白吸着を抑制することを報告している(例えば、非特許文献1参照)。この発明に用いられたポリエチレングリコールは3〜4の繰り返し単位を有し、炭素数11のアルキル鎖、末端に金属結合性官能基であるチオール基が設けられている。しかし、このような化合物は疎水性部のアルキル鎖と親水性部のPEG鎖を有するため、合成は困難である。場合によってはミセルを形成し、バイオチップ表面への結合を制御するのが難しい場合がある
また、先行特許では分子量1,000以上のPEGとアルキル鎖を有する化合物をバイオセンサーに用いる方法が提供されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、アルキル鎖が6以上の場合は非特許文献1と同様に合成が困難となる問題点を有する。また、アルキル鎖が7以下の場合は、アルキル鎖間の疎水性相互作用による自己組織化単分子層(Self−assemble monolayer)の形成が不十分であり、分子が容易に脱離する問題点を有する。
よって、容易にかつ安価に非特異的吸着を抑制されたバイオチップが求められている。
米国特許6127129号明細書 国際公開第01/86301号パンフレット Primeら J.Am.Chem.Soc.115巻、10714−10721頁、1993年
本発明の課題は、生体分子の非特異的吸着を抑制するバイオチップを得ることにある。特に表面プラズモンイメージング測定に用いた際に、バックグランドとのコントラストが高く、吸着・結合等の測定が容易に行えるバイオチップを得ることにある。
本発明者らは鋭意検討した結果、以下に示す手段により、上記課題を解決できることを見出した。
1.チップ上が生体分子を固定化する部分(固定化部)と、生体分子を固定化しないバックグラウンド部に区画化されているバイオチップであって、
該バックグラウンド部に、複数の枝分かれした末端に金属結合性官能基を有する親水性高分子が、該金属結合性官能基により金表面に結合していることを特徴とするバイオチップ
2.親水性高分子の分子量が1,000以上20,000以下であることを特徴とする記載のバイオチップ
3.親水性高分子の分子量が1,000以上10,000以下であることを特徴とする1又は2に記載のバイオチップ。
4.親水性高分子の分子量が5,000より大きく10,000以下であることを特徴とする1〜3のいずれかに記載のバイオチップ。
5.金属結合性官能基が2個以上16以下であることを特徴とする1〜4のいずれかに記載のバイオチップ。
6.親水性高分子がポリエチレングリコールを含んでいる高分子であることを特徴とする1〜5のいずれか記載のバイオチップ
7.属結合性官能基がチオール基あるいはジスルフィド基であることを特徴とする1〜6のいずれか記載のバイオチップ
8.枝分かれの部分の長さが同等であり、中心部から複数の同じ長さの分子が広がっている親水性高分子が金表面に結合していることを特徴とする1〜7のいずれかに記載のバイオチップ。
9.チップの基板が透明基板であることを特徴とする1〜8のいずれか記載のバイオチップ
10.バイオチップが、表面プラズモン共鳴測定用のバイオチップであることを特徴とする1〜9のいずれかに記載のバイオチップ。
11.バイオチップが、表面プラズモン共鳴イメージング測定用のバイオチップであることを特徴とする1〜9のいずれかに記載のバイオチップ。
本発明により、1ステップで親水性高分子をバイオチップ表面に結合させることができるだけでなく、親水性高分子は複数の金属結合性官能基を有するためにチップ表面から脱離しにくく、非特異的吸着を大きく低減させることができる。
本発明のバイオチップは、複数の金属結合性官能基を有する親水性高分子が表面に結合している。一分子あたりの金属結合性官能基が複数であるため、該親水性高分子を金属表面に結合させた場合、すべての結合が同時に破壊されない限り、親水性高分子が金属表面から脱離することはない。従って、本発明で用いる親水性高分子は安定性に優れるため好ましい。
特許文献1にみられるような、区画化されたバイオチップを作製する場合、複数の金属結合性分子の溶液に、段階的に浸漬させる手段を取る。金属に結合している分子と溶液中の分子の交換反応が起こることが知られており、金属に結合する分子が容易に解離すると、区画化する意味がないため好ましくない。本発明で用いる親水性高分子は、区画化されたバイオチップで特に効果を発揮する。
本発明で使用する親水性高分子の一分子あたりの金属官能基は複数であることから2個以上であるが。好ましくは3個以上であり、上限は好ましくは16個以下より好ましくは10個以下である。3個以上であると、金属表面から解離する確率が減少するため好ましい。しかし、17個以上であると、金属表面に結合していないフリーの金属結合性官能基が増加するため好ましくない。例えば、金属結合性官能基としてチオール基を選択する場合、フリーのチオール基が多数存在すると、マレイミド基を有する架橋剤を用いてチオール基を有する生体分子を固定化する手段には応用し難くなり、好ましくない。
親水性高分子と金属結合性官能基の間の結合、アルキル鎖の長さは特に限定されるものではないが、本発明の場合、金属表面での安定性が高いため、アルキル鎖を長くする必要はない。
親水性高分子の分子量は数平均で1,000以上であることが好ましい。1,000未満である場合、バイオチップ表面が十分に親水性でなく、非特異吸着を抑制することができない場合があるからである。親水性高分子の分子量の上限は特に定めるものではないが、分子量が20,000を越えると、溶液の粘性が上昇し、高分子が絡み合ったまま表面に固定化されることがある。共有結合で固定化されていない高分子が徐々に脱離するために、センサーのベースラインが変化することがあり、好ましくない。なお、数平均分子量は、GPCにより測定したもので、標準資料としてポリエチレングリコールを用いる。
親水性高分子は枝分かれしたものが好ましく、枝分かれした末端に金属結合性官能基がある場合が特に好ましい。高分子の主鎖に金属結合性高分子が複数含まれている場合、親水性高分子は表面に横たわり、非特異的吸着を抑制する能力が劣るため好ましくない。
枝分かれの部分の長さはほぼ同等であることが好ましく、中心部から複数の同じ長さの分子が広がっている親水性高分子がさらに好ましい。枝分かれした末端に金属結合性官能基がある場合、枝分かれ部の長さがまちまちであると、多数の金属結合性官能基がフリーのまま残る可能性があり、好ましくない。例えば、マルチアームタイプの分子、1〜4世代の比較的若い世代のデンドリマーなども挙げられる。
親水性高分子としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリル酸塩、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリエチレンイミン、ポリビニルピロリドン、カルボン酸もしくはその塩やスルホン酸もしくはその塩を含有するモノマーまたはポリエチレングリコール等の親水性部分を共重合させたポリエステルやポリウレタン、カルボキシメチルセルロース、デキストラン、さらにはキトサン、カラギーナン、グルコマンナンなどの多糖類が挙げられる。
これらの中でも、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリビニルピロリドン等のOH基、カルボン酸やその塩、アミン、イミンなど反応性を有する部分を持たないものが好ましく、最も好ましくはPEGである。PEGは親水性が高く、反応性の有する官能基がないため非特異吸着を抑制する効果が高い。なお、これら親水性高分子は本発明で使用される分子の一部として含まれている。
金属結合性官能基はイオウを含む官能基が好ましく、特にはチオール基もしくはジスルフィド基であることが好ましい。これらの官能基は金属、特に金基板への吸着結合に最適であるためである。従って、バイオチップ基板は金であることが好ましい。
バイオチップとしては表面プラズモン共鳴測定用もしくは水晶発振子測定用が好ましい。いずれも生体分子を放射線同位体や蛍光分子でラベルする必要がなく、物質間の相互作用をリアルタイムに評価することができる。
表面プラズモン共鳴法による分析に供されるためには、本発明のバイオチップは金で被覆された透明基板であることが好ましい。
特に表面プラズモン共鳴イメージング法は、バイオチップ表面に複数の物質を固定化したアレイを作製し、同時に複数の物質の相互作用を観察することができるため好ましい。
バイオチップは生体分子を固定化する部分(固定化部)と、生体分子を固定化しないバックグラウンド部に区画化されており、バックグラウンド部に、複数の金属結合性官能基を有する親水性高分子が固定化されていることが好ましい。バックグラウンド部に非特異的吸着を抑制する親水性高分子を固定化することで、固定化部とバックグラウンド部のシグナルの変化が明確となり、バイオチップとして非常に好ましい。
基板上に親水性化合物を固定化する方法としては特に限定されるものではないが、溶液中に金属表面を浸漬する公知の自己組織化表面作製方法や、公知のコート法であるスプレーコート、ディッピング、ローラーコート、ナイフコート(ブレードコート)等を用いることができる。
以下に実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
[実施例]
末端官能基がチオール基である4armPEG(日本油脂製SUNBRIGHT PTE−100SH)を1mMの濃度で7mlのエタノール:水=6:1の混合溶液に溶解させた。4armPEGの分子量は10,000であり、中心からほぼ同等の長さのPEG鎖が四つ存在する分子であり、親水性が非常に高い。また、PEGの4つの末端はすべてチオール基であり、特に金に対する金属結合性を示す。
18mm四方、2mm厚のSF15ガラススライドにクロムを3nm蒸着し、金を45nm蒸着した金蒸着スライドを、上記4armPEGチオール溶液に3時間浸漬させ、金基板全体に4armPEGチオールを結合させた。
このスライドの上に図1に示すフォトマスクを載せ、500W超高圧水銀ランプ(ウシオ電機製)で2時間照射し、UV照射部の4armPEGチオールを除去した。フォトマスクには0.5mm四方の穴が96個あいており、穴があいている部分でUV光が透過してスライドに照射される。
次に7−カルボキシ−1−ヘプタンチオール(7−CHT:同仁化学研究所)の1mM溶液中にスライドを2時間浸漬し、UV照射部にアミノ基を導入するとともに、4armPEGが7−CHTへと交換されるかどうかを確認した。
交換反応が起こったかどうかを確認する手段として、表面プラズモン共鳴イメージング機器(東洋紡績製)にチップをセットし、チップ表面へのポリLリジンの吸着を観察した。測定は10mMリン酸緩衝液、150mM NaCl、pH7.4、30℃で実施した。10μg/mlの濃度で分子量4000−15000のポリLリジン(シグマ社製)を溶解させた上記のリン酸緩衝液を5分間接触させた。ポリLリジンは正電荷を有するポリマーであり、7−CHTが結合されてカルボキシル基が導入された部分に静電的に結合する特性を有する。
図2にSPRシグナルの変化を示す。ポリLリジンによるシグナル量を、ポリLリジンを流す3分前とポリLリジンを流し終わってから5分後のシグナル値の変化を測定した。7−CHT導入部のシグナルは、96箇所の7−CHT導入部のシグナル平均値とした。4armPEG部のシグナルは列方向の間隔の部分で11箇所の縦に長い長方形を取ってシグナル平均値とした。7−CHT導入部(UV照射部)のポリLリジンによるシグナルは13.9であった。それに対し、4armPEG結合部におけるポリLリジンによるシグナルは1.5であり、シグナル比は9.1であった。これは、4armPEG結合部に対する7−CHTの交換反応がほとんど起こらなかったことを意味する。4armPEGは長いアルキル鎖は有さないものの、複数点で金に結合しているため、金表面からの脱離がほとんどおこらなかったと考えることができる。
このように安定で、脱離しにくい親水性高分子が固定化されたバイオチップを容易に得ることができた。本実施例のバイオチップはUV照射部のみに導入された7−CHTのカルボキシル基を起点として生体分子を結合することができる。4armPEG固定化部には官能基がほとんど存在せず、非特異的吸着が抑制することができる。
[比較例]
一つの分子にチオール基を一つだけ有するPEGチオール(日本油脂製SUNBRIGHT MESH−50H)を1mMの濃度で7mlのエタノール:水=6:1の混合溶液に溶解させた。PEGチオールの分子量は5000であり、親水性が非常に高い。上述のようにPEGチオールの一方の末端は金属結合性を有するチオール基であり、もう一方の末端はメトキシ基である。PEGチオールのアルキル鎖部分は炭素数2であり、分子間の疎水性結合は強くない。
18mm四方、2mm厚のSF15ガラススライドにクロムを3nm蒸着し、金を45nm蒸着した金蒸着スライドを、上記PEGチオール溶液に3時間浸漬させ、金基板全体にPEGチオールを結合させた。
このスライドの上に図1に示すフォトマスクを載せ、500W超高圧水銀ランプ(ウシオ電機製)で2時間照射し、UV照射部のPEGチオールを除去した。
次に7−カルボキシ−1−ヘプタンチオール(7−CHT:同仁化学研究所)の1mM溶液中にスライドを2時間浸漬し、UV照射部にアミノ基を導入した。
次に実施例と同様に7−カルボキシ−1−ヘプタンチオール(7−CHT:同仁化学研究所)の1mM溶液中にスライドを2時間浸漬し、UV照射部にアミノ基を導入するとともに、4armPEGが7−CHTへと交換されるかどうかを確認した。
交換反応が起こったかどうかを確認する手段として、実施例と同様に10μg/mlのポリLリジンをリン酸緩衝液に溶解した溶液がバイオチップに結合するのを観察した。
図3にSPRシグナルの変化を示す。7−CHT導入部(UV照射部)のシグナルは16.9であったのに対し、PEGチオール結合部におけるPEIによるシグナルは11.9であり、シグナル比は1.4であった。これは、PEGチオール結合部に対する7−CHTの交換反応が起こり、PEG部分にもカルボキシル基が存在していることを意味する。PEGチオールは長いアルキル鎖は有さないだけでなく、金結合性官能基は一つだけなので、容易に金表面からの脱離したと考えることができる。従って、PEGチオール部分は不安定であり、PEG結合部分にも生体分子が結合できる。また、静電的な非特異結合は多いと推察される。
本発明により、1ステップで親水性高分子をバイオチップ表面に結合させることができるだけでなく、親水性高分子は複数の金属結合性官能基を有するためにチップ表面から脱離しにくく、非特異的吸着を大きく低減させることができ、産業界に寄与すること大である。
実施例、比較例で使用したフォトマスク 実施例においてポリLリジンを流したときのSPRシグナル変化 比較例においてポリLリジンを流したときのSPRシグナル変化

Claims (11)

  1. チップ上が生体分子を固定化する部分(固定化部)と、生体分子を固定化しないバックグラウンド部に区画化されているバイオチップであって、
    該バックグラウンド部に、複数の枝分かれした末端に金属結合性官能基を有する親水性高分子が、該金属結合性官能基により金表面に結合していることを特徴とするバイオチップ
  2. 親水性高分子の分子量が1,000以上20,000以下であることを特徴とする請求項1記載のバイオチップ
  3. 親水性高分子の分子量が1,000以上10,000以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のバイオチップ。
  4. 親水性高分子の分子量が5,000より大きく、かつ10,000以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のバイオチップ。
  5. 金属結合性官能基が2個以上16以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバイオチップ。
  6. 親水性高分子がポリエチレングリコールを含んでいる高分子であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載のバイオチップ
  7. 金属結合性官能基がチオール基あるいはジスルフィド基であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか記載のバイオチップ
  8. 枝分かれの部分の長さが同等であり、中心部から複数の同じ長さの分子が広がっている親水性高分子が金表面に結合していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のバイオチップ。
  9. チップの基板が透明基板であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか記載のバイオチップ
  10. バイオチップが、表面プラズモン共鳴測定用のバイオチップであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のバイオチップ。
  11. バイオチップが、表面プラズモン共鳴イメージング測定用のバイオチップであることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のバイオチップ。
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