JP4171163B2 - 電子稟議システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、稟議書データを電子回付する電子稟議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、銀行では、担当者が協議書(稟議書の一種)を作成し、この協議書を各審査者に手交回付して賛否及び意見を書き込んでもらい、決裁者が各審査者の賛否及び意見を参考にして決裁を下すという稟議が行われている。なお、協議書とは、通常、協議内容が記載された協議書本体ともいうべき協議書一面と、その協議書一面を補足説明書する複数の補足説明書とによって構成されている。
【0003】
近年、このような稟議を電子化して行う電子稟議システムが提案されている。即ち、担当者が端末機を使って協議書データを作成し、この協議書データを通信網を経由して審査者に電子回付し、その後決裁者が決裁を下すシステムが提案されている。このように紙の協議書を使用せず電子情報である協議書データを利用することは、加筆修正が生じた場合の加工が容易である点や、長期に保管する場合であっても紙のように嵩張らず保管スペースが不要である点で優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、決裁者が決裁を行うときに決裁の可否を登録するのであるが、従来は申請内容の修正ができなかった。そのため、例えば申請金額を減額したり申請期限を短くしたりすることにより決裁可能な場合があったとしても、決裁金額がそのまま融資取組金額として顧客口座に取り込まれるような場合などには、決裁を否認するしかなかった。そうすると、申請者は再度協議書を作成して回付し直さなければならず、決裁が下りるまでに長期間を要するという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点を解決することを課題とするものであり、決裁が下りるまでの期間を短縮可能な電子稟議システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記課題を解決するため、本発明は、
稟議書データを記憶する記憶手段を備えたサーバと、
ディスプレイおよび入力部を有し、前記サーバと通信線を介して接続された複数の端末と、を備え、
前記複数の端末のうちの何れかを介して予め設定された審査者に前記稟議書データ審査を審査させ、前記複数の端末のうちの何れかを介して予め設定された決裁者に該審査内容を参照させつつ前記稟議書データを決裁させる電子稟議システムであって、
前記各端末は、
電源投入時にユーザIDの入力を求めるID入力画面を前記ディスプレイに表示させるID入力手段と、
前記審査者および前記決裁者を含む端末利用者による前記入力部を介した入力結果を前記サーバに対して送信する送信手段と、
前記サーバから送信されたデータに応じて予め設定された画像を前記ディスプレイに表示させる画像表示手段と、を備え、
前記サーバの記憶手段には、前記審査者および前記決裁者とユーザIDとが対応付けて記憶されており、
前記サーバは、
前記何れかの端末からユーザIDを受信すると、前記記憶手段を参照することによって前記端末利用者が審査者または決裁者であることを照合し、該照合によって特定された審査者または決裁者が審査または決裁すべき稟議書データを、当該稟議書データの決裁者の情報とともに前記ユーザIDを送信した特定端末に対して送信し、前記決裁者の情報を含む審査または決裁すべき稟議書データの一覧であって、前記端末利用者に審査または決裁する稟議書データを選択させるための審査待ち一覧画面を前記特定端末のディスプレイに表示させる一覧表示手段と、
前記特定端末から審査または決裁する稟議書データの選択結果を受信すると、該選択結果に応じた稟議書データを、該選択結果に応じた稟議書データに対する変更内容、条件指示、および意見によって構成される仮登録内容がある場合にはこの仮登録内容とともに前記特定端末に対して送信することによって、前記稟議書データと、該仮登録内容の一部と、前記仮登録内容の有無と、前記仮登録内容の詳細を確認する際に選択させる確認ボタンと、仮登録内容を入力するための入力欄と、前記稟議書データに対する賛否を示す審査内容または決裁可否の結果を入力する結果欄と、を含む内容登録画面を前記特定端末のディスプレイに表示させ、前記端末利用者に該内容登録画面の記載内容を送信させる稟議書データ送信手段と、
前記特定端末から内容登録画面の記載内容を受信すると、その稟議書データに対応する形式で該記載内容を前記記憶手段に格納し、前記内容登録画面の内容に決裁指示を含む場合において、前記内容登録画面の内容に仮登録内容を含む場合には該仮登録内容を決裁内容とし、前記内容登録画面の内容に仮登録内容を含まない場合には前記稟議書データの内容を決裁内容とし、該決裁内容をその稟議書データに対応する形式で決裁済みフラグを立てて前記記憶手段に格納する格納手段と、
を備え、
前記各端末は、さらに、
前記確認ボタンが選択されると、前記仮登録内容の詳細を自身のディスプレイに表示させる詳細表示手段を備えたこと
を特徴としている。
また、請求項1に記載の電子稟議システムにおいて、格納手段は、請求項2に記載のように、内容登録画面の内容に仮登録内容を含む場合には、変更前の仮登録内容を調査可能な情報とともに、記載内容を前記記憶装置に格納するようにしてもよい。
【0007】
なお、本発明において決裁とは、責任者が部下の提出した案の採否を決めることをいい、例えば本部の部長や営業店の支店長が部下の提出した案の採否を決めたり、あるいは支店長が営業店から本部に申請するときの最終審査を行ったりすることを含む意である。
【0011】
上記の電子稟議システムでは、審査者は端末を用いて稟議書データの申請内容(例えば申請金額や申請期限等)を変更した上で仮登録を入力すると、サーバはその稟議書データにつき変更後の申請内容を決裁内容として仮登録する。その後、決裁者は端末を用いてその仮登録された決裁内容のままで決裁可決を入力すると、サーバはその決裁可決時の内容(つまりその稟議書データにつきその仮登録された内容)で決裁されたものとして例えば記憶装置に格納する。
【0012】
この電子稟議システムによれば、稟議書データの申請内容のままでは決裁できない場合であっても、申請金額を減額したり申請期限を短くしたりすることにより決裁可能な場合には、そのように申請内容を変更した上で決裁することができるため、申請者が再度稟議書データを作成し直し、再回付する手間がかからず、結果としてその案件の決裁が下りるまでに要する期間を短縮化できる。特に、決裁者以外の審査者が稟議書データの申請内容を変更できるため、一般に多忙である決裁者は自ら申請内容を変更する手間がいらず、結果として迅速な対応が可能となる。
【0013】
ここで、決裁者端末にてその仮登録された内容が変更された上で決裁可決が入力された場合には、サーバはその決裁可決時の内容(つまりその変更された内容)で決裁されたものとして取り扱うことが好ましい。即ち、仮登録された決裁内容はあくまでも審査者の意見であり、その仮登録された決裁内容では不十分な場合には、決裁者が更に変更を加えた上で決裁するのが好ましいのである。
【0015】
この電子稟議システムでは、審査者は端末を用いて稟議書データの申請内容を変更すると共に決裁時の条件指示(例えば担保評価替え等)を付加した上で仮登録を入力すると、サーバはその稟議書データにつき変更後の申請内容に条件指示が付加されたものを決裁内容として仮登録する。その後、決裁者は端末を用いてその仮登録された条件指示付きの決裁内容のままで決裁可決を入力すると、サーバはその決裁可決時の条件指示付きの決裁内容で決裁されたものとして例えば記憶装置に格納する。
【0016】
この電子稟議システムによれば、条件指示を付加すれば決裁可能な場合には、そのように条件指示を付加した上で決裁することができるため、申請者が再度稟議書データを作成し直し、再回付する手間がかからず、結果としてその案件の決裁が下りるまでに要する期間を短縮化できる。特に、決裁者以外の審査者が条件指示を付加できるため、一般に多忙である決裁者は自ら条件指示を付加を変更する手間がいらず、結果として迅速な対応が可能となる。
【0017】
ここで、決裁者端末にてその仮登録された条件指示付きの決裁内容が変更された上で決裁可決が入力された場合には、サーバはその決裁可決時の条件指示付きの決裁内容で決裁されたものとして取り扱うことが好ましい。即ち、仮登録された条件指示付きの決裁内容はあくまでも審査者の意見であり、その仮登録された条件指示付きの決裁内容では不十分な場合(例えば条件指示が緩すぎる場合)には、決裁者が更に条件指示に変更を加えた上で決裁するのが好ましいのである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一例としての電子稟議システムの概略構成図である。
この電子稟議システム1は、営業店の営業店サーバ70から本部2の本部サーバ60に送信されてくる協議書データを本部2の審査役に回付して賛否を取り、その後決裁者が決裁を下すシステムである。
【0020】
本部2には、受付審査役であるA氏が使用する端末10と、審査役であるB氏が使用する端末20と、決裁者であるC氏が使用する端末30とが、ローカル通信線55を介して本部サーバ60に接続されている。なお、受付審査役とは、本部2において最初に審査を担当する審査役のことをいう。
【0021】
端末10は、自身の動作を制御する制御部11と、CRTやLCDに代表される表示ディスプレイ12と、キーボードやマウスに代表される入力部13とを備えている。このうち制御部11は、入力部13から入力された各種データに基づいて処理を実行する処理実行部11aと、処理実行部11aによる各種処理結果を表示ディスプレイ12へ表示する出力制御部11bと、ローカル通信線55を通じて本部サーバ60及び各端末20,30とデータを送受する通信制御部11cとを含んで構成されている。
【0022】
端末20,30は、端末10と同様の構成である。即ち、端末20は、制御部21と、表示ディスプレイ22と、入力部23とを備え、制御部21は処理実行部21aと、出力制御部21bと、通信制御部21cとを含んで構成されている。端末30は、制御部31と、表示ディスプレイ32と、入力部33とを備え、制御部31は処理実行部31aと、出力制御部31bと、通信制御部31cとを含んで構成されている。
【0023】
本部サーバ60は、自身の動作を制御する制御部61と、協議書データをはじめとする各種データを格納する記憶装置62とを備えている。このうち制御部61は、各端末10〜30とローカル通信線55を通じて通信すると共に営業店サーバ70とローカル通信線75を通じて通信する通信制御部61aと、協議書データをはじめとする各種データを記憶装置62に格納したり各端末からの要求に応じて記憶装置62からデータを読み出したりするデータ管理部61bとを含んで構成されている。また、記憶装置62は、ユーザIDに対応する形式でパスワードや職位などが配列された個人識別データや種々の文書形式データや作成済みの文書データなどがデータベース化されて格納されている。
【0024】
各端末10〜30は、電源スイッチがオンされた後、以下のように動作する。ここでは、端末10を例に挙げて説明するが、他の端末20,30も同様である。端末10は、電源スイッチがオンされると、ユーザIDとパスワードの入力を求める画面を表示ディスプレイ12に表示する。そして、入力部13からユーザIDとパスワードが入力されたならば、そのユーザIDとパスワードを本部サーバ60へ送る。これを受けた本部サーバ60は、記憶装置62のデータベースからユーザIDとパスワードの照合を行い、照合結果を端末に送る。すると端末10は、本部サーバ60から送られてきた照合結果がNG(不一致)かOK(一致)かを判断し、NGならば再度ユーザIDとパスワードの入力を求め、OKならば表示ディスプレイ12に操作メニューを表示する。
【0025】
次に、この電子稟議システム1の具体的な回付手順を説明する。その説明に先立ち、各端末10〜30と本部サーバ60とのデータ送受について簡単に説明する。各端末10〜30では、各入力部13,23,33からデータの読み出しや保存などの要求が入力されると、通信制御部11c,21c,31cがローカル通信線55を介して本部サーバ60の通信制御部61aにその要求を送信する。すると、本部サーバ60のデータ管理部61bは、この要求に応じて記憶装置62からデータを読み出したり記憶装置62にデータを保存したりした後、通信制御部61aがその結果をローカル通信線55を介して各端末10〜30の通信制御部11c,21c,31cに返信する。但し、以下の説明では、便宜上、本部サーバ60の動作を省略するか又は簡素に説明する。また、この電子稟議システム1では、稟議書の一種である協議書が回付される場合を例に挙げて説明する。
【0026】
回付手順は、[1]第1次審査役による審査、[2]第2次審査役による審査、[3]決裁者による決裁という順に行われる。以下、これらを順に説明する。
[1]第1次審査役による審査
本部2の受付審査役であるA氏が端末10の入力部13から審査待ち一覧画面を開くように指示すると、協議書データが営業店サーバ70から本部サーバ60へ転送されている場合には、端末10の表示ディスプレイ12に表示される審査待ち一覧画面にその協議書データが表示される。A氏は、この審査待ち一覧画面の中から、審査すべき協議書データを指定する。なお、審査待ち一覧画面に表示されている協議書データが複数存在する場合、A氏は協議書データごとに定められた決裁者を見比べたうえで、決裁者が上位職のものを優先して指定する。
【0027】
また、協議書データにつき、A氏が決裁者の役職を端末10の入力部13から選択指定すると、本部サーバ60は審査に参加する者の各上位職者を予め記憶装置62に記憶しているため、A氏から決裁者に至るまでの審査ルートを自動的に決定する。例えば決裁者としてC氏の役職を選択指定した場合には、A氏→B氏→C氏という審査ルートが自動的に決定される。なお、この審査ルートは必要に応じて手動で変更(追加、削除等)可能である。
【0028】
さて、上述のように、審査すべき協議書データをA氏が指定すると、端末10は図2の審査プログラムを実行する。まず、指定された協議書データを本部サーバ60に要求する(S100)。これを受けた本部サーバ60は、この協議書データを端末10へ送る。すると、端末10は、この協議書データを表示ディスプレイ12に表示する(S110)。その後、入力部13から画面切替の指示が入力されるたびに表示ディスプレイ12の表示を切り替える(S120)。例えば、スクロールが指示されることによって画面をスクロールしたり、別書面(例えば調書)が指定されることによってその別書面を表示したりする。このように適宜画面を切り替えながら、A氏は協議書データの内容を審査する。
【0029】
審査終了後、A氏は、端末10の入力部13から「審査」を指示する。端末10は、「審査」が指示されたか否かを判断し(S130)、指示されなければ(S130でNO)、再びS120に戻り、指示されたならば(S130でYES)、表示ディスプレイ12に審査内容登録画面を表示する(S140)。図3は審査内容登録画面の一例を示す説明図である。
【0030】
図3の画面には、上方に「協議日」「協議書番号」「店番」「名寄番号」「取引先名」が表示され、その下側に申請内容(種類、科目、申請番号、申請金額、申請期限等)がテーブル表示され、その下側に「審査内容」の選択欄、「決裁内容仮登録」ボタン、「条件指示仮登録」ボタンが表示されている。「審査内容」の選択欄には「賛」「否」「差戻」の3つのうちいずれかをラジオボタンにより選択できるようになっている。また、テーブル表示された申請内容を変更したい場合には「決裁内容仮登録」ボタンを選択し、更に、ある条件を付けたうえで決裁すべきという場合には「条件指示仮登録」ボタンを選択する。
【0031】
図3の画面では「決裁内容仮登録」ボタンの右側に「(有)」と表示され、「条件指示仮登録」ボタンの右側に「(無)」と表示されているが、これは、審査ルートにおける自分より前の審査者が仮登録している場合には「(有)」と表示され、誰も仮登録していない場合には「(無)」と表示される。また、「意見」の欄には、必要に応じて意見を入力し、「差戻コメント」の欄には、差し戻す際に必要に応じてコメントを入力する。更に、画面右下には「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンが表示されている。
【0032】
さて、図2に戻り、端末10はS140にて審査内容登録画面を表示した後、入力部13から入力される情報に応じて画面を表示する(S150)。具体的には、「審査内容」の欄のうち、「賛」「否」「差戻」の3つのうちラジオボタンにより一つが選択されたときにはそのラジオボタンを黒丸で表示したり、「意見」や「差戻コメント」の欄に意見やコメントが入力されたときには各欄にそれを表示したりする。
【0033】
次いで、「決裁内容仮登録」ボタンか「条件指示仮登録」ボタンが選択されたか否かを判断し(S160)、いずれのボタンも選択されなければ(S160でNO)、後述のS200に進み、いずれかのボタンが選択されたならば(S160でYES)、どちらのボタンが選択されたかを判断し(S170)、「決裁内容仮登録」ボタンが選択されたならば、後述の決裁内容仮登録ルーチンを実行し(S180)、その後S200に進み、一方、「条件指示仮登録」ボタンが選択されたならば、後述の条件指示仮登録ルーチンを実行し(S190)、その後S200に進む。S200では、「OK」ボタンが選択されたか否か、つまり審査内容登録画面に表示されている内容でOKか否かを判断し、「OK」ボタンが選択されなければ(S200でNO)、再びS150へ戻り、一方「OK」ボタンが選択されたならば(S200でYES)、審査内容登録画面に表示されている内容を本部サーバ60に送り(S210)、このプログラムを終了する。
【0034】
すると、これを受けた本部サーバ60は、その協議書データに対応する形式で受付審査役であるA氏の審査内容つまり賛否(又は差戻)及び意見等を記憶装置62に格納し、次の回付先であるB氏にこの協議書データを回付する。また、決裁内容や条件指示の仮登録がなされた場合には、それら仮登録された内容も併せて記憶装置62に格納するが、この点は後述する。なお、審査を行った者の名前は端末10の電源オン時に入力されるユーザIDによって本部サーバ60に特定されるため、誰がどういう審査内容を登録したのかがわかる。
【0035】
ここで、決裁内容仮登録ルーチンについて図4のフローチャートに基づいて説明する。端末10は、まず決裁内容仮登録画面を表示ディスプレイ12に表示する(S300)。図5は決裁内容仮登録画面の一例を示す説明図である。
図5の画面には、上方に「仮決裁日」「協議書番号」が表示され、その下側に「申請内容」(種類、科目、申請番号、申請金額、申請期限等)がテーブル表示されている。このテーブルの上段には現在の申請内容が表示され、下段には変更後の申請内容が表示される。もともとこの下段は空欄であり、そこに変更後の申請内容を入力するのである。テーブルの欄外下側には「更新者」「更新日」が表示され、更に画面右下には「確定」ボタン及び「取消」ボタンが表示されている。
【0036】
さて、図4に戻り、端末10はS300にて決裁内容仮登録画面を表示した後、入力部13から入力される情報に応じて画面を表示する(S310)。具体的には、「申請内容」のテーブルに変更後の申請内容が入力されると、その入力に応じて画面を表示する。図5では、「申請金額」が6千万円から5千万円に減額されると共に、「申請期限」が1年短縮されている。次いで、「確定」ボタンが選択されたか否かを判断し(S320)、選択されなければ(S320でNO)、再びS310に戻り、選択されたならば(S320でYES)、決裁内容仮登録画面に表示されている内容を本部サーバ60に送り(S330)、このプログラムを終了する。すると、これを受けた本部サーバ60は、その協議書データに対応する形式で、受付審査役であるA氏によって仮登録された決裁内容を記憶装置62に格納する。
【0037】
続いて、条件指示仮登録ルーチンについて図6のフローチャートに基づいて説明する。端末10は、まず条件指示仮登録画面を表示ディスプレイ12に表示する(S400)。図7は決裁内容仮登録画面の一例を示す説明図である。
図7には、「条件/指示内容」のテーブルが表示されている。このテーブルには、「条件/指示」つまり条件か指示かを示す欄のほか、「条件内容」「履行期限」の欄が設けられている。テーブルの欄外下側には「更新者」「更新日」が表示され、更に画面右下には「確定」ボタン及び「取消」ボタンが表示されている。
【0038】
さて、図6に戻り、端末10はS400にて条件指示仮登録画面を表示した後、入力部13から入力される情報に応じて画面を表示する(S410)。具体的には、「条件/指示内容」のテーブルに「条件内容」及び「履行期限」が入力されると、その入力に応じて画面を表示する。図7では、「条件内容」が「不動産担保評価替えのこと」と入力されると共にその「履行期限」も入力されている。次いで、「確定」ボタンが選択されたか否かを判断し(S420)、選択されなければ(S420でNO)、再びS410に戻り、選択されたならば(S420でYES)、条件指示仮登録画面に表示されている内容を本部サーバ60に送り(S430)、このプログラムを終了する。すると、これを受けた本部サーバ60は、その協議書データに対応する形式で、受付審査役であるA氏によって仮登録された条件指示を記憶装置62に格納する。
【0039】
[2]第2次審査役による審査
審査役であるB氏が端末20の入力部23から審査待ち一覧画面を開くように指示すると、協議書データがB氏に電子回付されている場合には、端末20の表示ディスプレイ22に表示される審査待ち一覧画面にその協議書データが表示される。B氏は、この審査待ち一覧画面の中から、審査すべき協議書データを指定する。すると、端末20は、上述したA氏の場合と同様、図2の審査プログラムを実行し、S210において、審査内容登録画面に表示されている内容を本部サーバ60に送ると、本部サーバ60は、その協議書データに対応する形式で審査役であるB氏の審査内容つまり賛否(又は差戻)及び意見等を記憶装置62に格納し、次の回付先であるC氏にこの協議書データを回付する。また、決裁内容や条件指示の仮登録がなされた場合には、それら仮登録された内容も併せて記憶装置62に格納する。
【0040】
なお、本実施形態において、受付審査役であるA氏が決裁内容を仮登録した後、審査役であるB氏がその仮登録を更に変更した場合には、B氏によって変更された内容が決裁内容として仮登録される。条件指示についても同様である。
[3]決裁者による決裁
決裁者であるC氏が端末30の入力部33から決裁待ち一覧画面を開くように指示すると、協議書データがC氏に電子回付されている場合には、端末30の表示ディスプレイ32に表示される決裁待ち一覧画面にその協議書データが表示される。C氏は、この決裁待ち一覧画面の中から、決裁すべき協議書データを指定する。すると、端末30は、図8の決裁プログラムを実行する。この決裁プログラムのうち、S500〜S520は、上述した図2の審査プログラムのS500〜S520と同じであるため、その説明を省略する。
【0041】
審査終了後、C氏は、端末30の入力部33から「決裁」を指示する。端末30は、「決裁」が指示されたか否かを判断し(S530)、指示されなければ(S530でNO)、S520に戻り、指示されたならば(S530でYES)、表示ディスプレイ32に決裁内容登録画面を表示する(S540)。図9は決裁内容登録画面の一例を示す説明図である。
【0042】
図9の画面には、上方に「協議日」「協議書番号」「店番」「名寄番号」「取引先名」が表示され、その下側に「決裁内容」の選択欄、「条件/指示」ボタン、「決裁日」が表示されている。「決裁内容」の選択欄には決裁、差戻のいずれかをラジオボタンにより選択できるようになっている。また、「条件/指示」の右側には仮登録された条件指示がある場合には「(有)」、ない場合には「(無)」と表示され、この「条件/指示」ボタンを選択することにより、その条件指示内容が画面表示される(図7参照)。更に、図9の画面中央には、申請内容(種類、科目、申請番号、申請金額、申請期限等)がテーブル表示され、テーブル表示された申請内容のうち、上段は当初の申請内容を表し、下段は仮登録された申請内容を表している。更にまた、テーブルの欄外下側には「意見(差戻コメント)」の入力欄が表示され、画面右下には「OK」ボタンと「キャンセル」ボタンが表示されている。
【0043】
さて、表示ディスプレイ32に決裁内容登録画面が表示された後、決裁者であるC氏は申請内容を確認し、必要に応じて「条件/指示」ボタンを選択してその条件指示を見たうえで、「決裁内容」の選択欄の「決裁」、「差戻」のいずれかのラジオボタンを選択する。通常は「決裁」を選択するが、協議書に不備がある等により決裁できない場合には「差戻」を選択する。そして、「決裁」を選択した場合には更に申請内容のテーブルの「決裁可否」の欄に「可」又は「否」を入力する(図9には「可」を入力した様子が示されている)。
【0044】
C氏は、決裁内容登録画面に表示された申請内容や条件指示を変更することなく決裁することもできるが、これらの内容を自ら変更した上で決裁することもできる。端末30は、入力部33から申請内容や条件指示の変更が入力されたか否かを判断し(S550)、変更入力されたならば(S550でYES)、その内容を画面に表示したうえで(S560)、S570に進み、変更入力がなかったならば(S550でNO)、そのままS570に進む。S570では、「OK」ボタンが選択されたか否かを判断し、選択されなければ(S570でNO)、再びS540に戻り、選択されたならば(S570でYES)、決裁内容登録画面に表示されている内容を本部サーバ60に送る(S580)。すると、本部サーバ60は、その協議書データに対応する形式で、決裁済フラグを立ててその決裁可決時の決裁内容を記憶装置62に格納する。ここで、決裁内容とは、決裁可否(又は差戻)及び意見などのほか申請内容や条件指示も含まれる。
【0045】
なお、決裁者であるC氏の使用する端末30における決裁可決の入力は、決裁内容画面での「決裁可否」の欄に「可」を入力したあと「OK」ボタンを選択することにより行われ、決裁可決時の決裁内容とは、このように決裁可決の入力があった時点での決裁内容を意味する。
【0046】
ここで、C氏が、決裁内容登録画面に表示された申請内容や条件指示を変更する手順について付記する。即ち、仮登録された申請内容がテーブルの下段に表示されている場合には(図9参照)、新たな申請内容をここに上書きしてテーブルの「決裁可否」の欄に「可」を入力し、仮登録された申請内容が表示されていない場合つまり当初の申請内容がテーブルの上段に表示されているのみの場合には、その下段に新たな申請内容を入力してテーブルの「決裁可否」の欄に「可」を入力する。条件指示については「条件/指示」ボタンを選択して条件指示を画面表示した上で、申請内容の変更と同様の手順で操作する。なお、C氏は、決裁内容登録画面に表示された申請内容や条件指示では決裁できないと判断し、しかもこれらを変更したとしても決裁できないと判断した場合には、申請内容等を変更することなく、テーブルの「決裁可否」の欄に「否」を入力する。
【0047】
以上詳述した本実施形態の電子稟議システム1によれば次の効果が得られる。即ち、協議書データの申請内容のままでは決裁できない場合であっても、申請金額を減額したり申請期限を短くしたりすることにより決裁可能な場合には、そのように申請内容を変更した上で決裁することができるため、申請者が再度協議書データを作成し直し、再回付する手間がかからず、結果としてその案件の決裁が下りるまでに要する期間を短縮化できる。
【0048】
また、決裁者は審査役によって仮登録された決裁内容を見て、そのままで決裁可決と判断した場合には直ちに「OK」ボタンを選択すれば決裁が終了する。つまり、決裁者以外の審査役(A氏、B氏)が協議書データの申請内容を変更したり条件指示を付加したりできるため、一般に多忙である決裁者は自ら申請内容を変更したり条件指示を付加したりする手間がいらず、結果として迅速な対応が可能となる
一方、仮登録された決裁内容はあくまでも審査役の意見であるため、決裁者はその仮登録された決裁内容では不十分な場合には、更に変更を加えた上で決裁することができる。
【0049】
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、本実施形態において、受付審査役であるA氏が決裁内容を仮登録した後、審査役であるB氏がその仮登録を更に変更した場合には、その変更後の内容が決裁内容として仮登録される。つまり、A氏の仮登録した決裁内容は上書きされてしまう。このため、上書きされてしまった仮登録内容を調査可能な機能を付加してもよい。例えば、決裁者であるC氏は端末30を操作することにより、決裁者に至るまでの審査ルートに関わった審査役の意見を調査できるようにし、意見を見ればどのような仮登録内容が存在したのかをわかるようにしておけばよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の電子稟議システムの概略構成図である。
【図2】 審査プログラムのフローチャートである。
【図3】 審査内容登録画面の一例を表す説明図である。
【図4】 決裁内容仮登録ルーチンのフローチャートである。
【図5】 決裁内容仮登録画面の一例を表す説明図である。
【図6】 条件指示仮登録ルーチンのフローチャートである。
【図7】 条件指示仮登録画面の一例を表す説明図である。
【図8】 決裁プログラムのフローチャートである。
【図9】 決裁内容登録画面の一例を表す説明図である。
【符号の説明】
1・・・電子稟議システム、2・・・本部、10,20,30・・・端末、11,21,31・・・制御部、12,22,32・・・表示ディスプレイ、13,23,33・・・入力部、55・・・ローカル通信線、60・・・本部サーバ、61・・・制御部、62・・・記憶装置、70・・・営業店サーバ、75・・・ローカル通信線。
Claims (2)
- 稟議書データを記憶する記憶手段を備えたサーバと、
ディスプレイおよび入力部を有し、前記サーバと通信線を介して接続された複数の端末と、を備え、
前記複数の端末のうちの何れかを介して予め設定された審査者に前記稟議書データ審査を審査させ、前記複数の端末のうちの何れかを介して予め設定された決裁者に該審査内容を参照させつつ前記稟議書データを決裁させる電子稟議システムであって、
前記各端末は、
電源投入時にユーザIDの入力を求めるID入力画面を前記ディスプレイに表示させるID入力手段と、
前記審査者および前記決裁者を含む端末利用者による前記入力部を介した入力結果を前記サーバに対して送信する送信手段と、
前記サーバから送信されたデータに応じて予め設定された画像を前記ディスプレイに表示させる画像表示手段と、を備え、
前記サーバの記憶手段には、前記審査者および前記決裁者とユーザIDとが対応付けて記憶されており、
前記サーバは、
前記何れかの端末からユーザIDを受信すると、前記記憶手段を参照することによって前記端末利用者が審査者または決裁者であることを照合し、該照合によって特定された審査者または決裁者が審査または決裁すべき稟議書データを、当該稟議書データの決裁者の情報とともに前記ユーザIDを送信した特定端末に対して送信し、前記決裁者の情報を含む審査または決裁すべき稟議書データの一覧であって、前記端末利用者に審査または決裁する稟議書データを選択させるための審査待ち一覧画面を前記特定端末のディスプレイに表示させる一覧表示手段と、
前記特定端末から審査または決裁する稟議書データの選択結果を受信すると、該選択結果に応じた稟議書データを、該選択結果に応じた稟議書データに対する変更内容、条件指示、および意見によって構成される仮登録内容がある場合にはこの仮登録内容とともに前記特定端末に対して送信することによって、前記稟議書データと、該仮登録内容の一部と、前記仮登録内容の有無と、前記仮登録内容の詳細を確認する際に選択させる確認ボタンと、仮登録内容を入力するための入力欄と、前記稟議書データに対する賛否を示す審査内容または決裁可否の結果を入力する結果欄と、を含む内容登録画面を前記特定端末のディスプレイに表示させ、前記端末利用者に該内容登録画面の記載内容を送信させる稟議書データ送信手段と、
前記特定端末から内容登録画面の記載内容を受信すると、その稟議書データに対応する形式で該記載内容を前記記憶手段に格納し、前記内容登録画面の内容に決裁指示を含む場合において、前記内容登録画面の内容に仮登録内容を含む場合には該仮登録内容を決裁内容とし、前記内容登録画面の内容に仮登録内容を含まない場合には前記稟議書データの内容を決裁内容とし、該決裁内容をその稟議書データに対応する形式で決裁済みフラグを立てて前記記憶手段に格納する格納手段と、
を備え、
前記各端末は、さらに、
前記確認ボタンが選択されると、前記仮登録内容の詳細を自身のディスプレイに表示させる詳細表示手段を備えたこと
を特徴とする電子稟議システム。 - 前記格納手段は、前記内容登録画面の記載内容に仮登録内容を含む場合には、変更前の仮登録内容を調査可能な情報とともに、前記記載内容を前記記憶手段に格納すること
を特徴とする請求項1に記載の電子稟議システム。
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