JP4171016B2 - Lbistを使用する回路テストための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、全般的には電子回路のテストに関し、特に、テスト中のデバイスの機能ロジックによって生成されたビットパターンの審査を可能とする、LBISTテストサイクルの実行を制御するためのシステム及び方法に関する。
デジタルデバイスは、ますます複雑になっている。これらのデバイスの複雑さが増加するのにつれて、デバイスの適切な動作を損なうかまたは妨げるかもしれない欠陥が発生する可能性が高まっている。従って、これらのデバイスをテストすることが、次第に、より重要になっている。
デバイスのテストは、様々な場面で重要となる可能性があり、それらには、例えば、デバイスの設計、デバイスの製造、及びデバイスの動作が含まれる。設計の場面では、テストは、設計が論理的に信頼できることを確実にする。製造の場面では、テストは、デバイスのタイミング、適切な動作、及び性能が、期待された通りであることを確実にするために実行される可能性がある。最後に、デバイスが製造された後、デバイスが通常の使用の間に適切に動作し続けることを確実にするため、デバイスを通常の動作速度でテストすることが必要となる可能性がある。
ロジック回路における欠陥のテストの1手法は、決定論的なアプローチである。決定論的な方法において、回路の状態値の可能性のある組み合わせの夫々と共に、可能性のある入力パターンの夫々がロジック回路の入力に付与される。入力及び状態値の各組み合わせによって生成される出力パターンは、次に、ロジック回路が適切に動作したか否かを決定するため、期待される出力パターンと比較される。しかし、可能性のある入力パターン及び状態値の数が大きい場合、全ての組み合わせの決定論的なテストのコストは、実用的な方法論としては、通常高くなりすぎる。従って、より低いコストの代替テスト方法が望まれる。
1つの代替方法は非決定論的なアプローチで、ここで、擬似ランダム入力テストパターンがロジック回路の入力に付与される。ロジック回路の出力は、次に、適切に動作するものとして既知のロジック回路による同じ擬似ランダム入力テストパターンに応答する出力(Chandra)と比較される。出力が同じ場合、テスト中のロジック回路も適切に動作している確率が高い。ロジック回路に付与される入力テストパターンが多くなるほど、及び入力テストパターンがよりランダムであるほど、テスト中のロジック回路が所与の入力パターンに応答して適切に動作する確率が高くなる。一般的に、この非決定論的なテストのアプローチは、実施する上で決定論的なアプローチよりも簡易で且つ安価である。
決定論的なテストのアプローチを実施するために使用可能な1つのテスト機構は、組込み自己テスト(BIST)である。これはまた、ロジック回路に適用される時、ロジック組込み自己テスト(LBIST)として言及される可能性がある。通常、BIST及びLBIST方法論は、テストの設計(DFT)の方法論として言及される方法論のグループの一部としてみなされる。DFT方法論は、テストされる回路の実際の設計に影響する。特に、LBIST方法論は、テストされる回路の設計に回路構成部分を組み込むことを含み、ここで、追加の回路構成部分が、回路のロジックゲートの動作をテストする目的で使用される。
典型的なLBISTシステムにおいて、テスト中のデバイス内のLBIST回路構成は、デバイスの機能ロジックのレベル間に配設された複数の走査チェーンを含む。一般的に、ビットの擬似ランダムパターンは、生成されると共に走査チェーンに保存される。これは、「走査チェーン中へデータを走査する」として言及される可能性がある。擬似ランダムビットパターンが走査チェーン中へ走査された後、データは、機能ロジックを通して後続の走査チェーンに伝播される。データは、次に、後続の走査チェーンの出力に走査される。このテストサイクルは、一般的に多数回反復され(例えば、10,000回)、各テストサイクルの結果が、先行のテストサイクルの結果と、ある態様で組み合わされる。全ての予定されたテストサイクルが完了された後、最終的な結果が、適切に動作するものとして既知のデバイスによって生成された最終的な結果と比較される。この比較に基づいて、テスト中のデバイスが適切に動作したかが決定される。
この方法論は、テスト中のデバイスが適切に動作したか(及び、従って適切に動作し続けることが期待できるか)を決定するのに有用であるが、テスト中に発生するエラーの根源を決定するのに有用でない。生成された結果の比較及びエラーが発生したかの対応する決定に先立って、多数のテストサイクルが実行されるため、これらのサイクルのいずれかにおいてエラーが発生した可能性がある。更に、各テストサイクルの結果が先行の結果と組み合わされるため、マルチサイクルテストによって生成される最終的なビットパターンは、エラーの診断ための有用なツールを提供しない。
従って、LBISTテストの結果がテスト中に発生したエラーの根源を決定するのに有用となる、デバイスに対してLBISTテストを行うためのシステム及び方法を提供することが望ましい。
上述の課題は、本発明の様々な実施形態によって解消することが可能である。概略的には、本発明は、デジタル回路においてロジック組込み自己テスト(LBIST)を行うためのシステム及び方法を具備する。1実施形態において、LBIST回路構成の動作は、各テストサイクルの最後に中断(suspend)され、テスト中のデバイスの機能ロジックによって生成されたビットパターンが審査され、テストサイクル中に何らかのエラーが発生したかを決定できるようする。1実施形態において、擬似ランダムビットパターンは、機能ロジック回路の部分間に配設された走査チェーンの中へ走査され、次に、機能ロジックを通して伝播される。結果として得られたビットパターンは、機能ロジックに続く走査チェーン内に捕捉され、次に、走査チェーン外へ走査される。ビットパターンは、処理されると共に、適切に動作するものとして既知のデバイス内の並行するLBISTシステムによって生成された対応するデータと比較される。LBISTテストサイクルは、次に、生成されたビットパターン内にエラーが存在すれば休止され、エラーがなければ再開される。
本発明は様々な手法で実施可能で、幾つかの典型的な実施形態が以下に詳述される。1実施形態において、テスト中のデバイス内のLBISTシステムのテストサイクルを実行することを含む方法が提供される。各テストサイクルは、機能フェーズ、走査移動フェーズ、及びホールドフェーズを有する。機能フェーズにおいて、テスト中の前記デバイスの機能ロジックを通してデータを伝播するような機能動作が行われる。走査移動フェーズにおいて、機能ロジックの部分間に配設された走査チェーン中へ及び外へデータを走査するような走査移動動作が行われる。ホールドフェーズにおいて、機能動作及び走査移動動作が中断され、走査チェーン外へ走査されたデータが審査され、機能ロジックによるデータの処理において何らかのエラーが発生したかを決定できるようにする。この審査は、上記のデータを、適切に動作するものとして既知の同一のデバイス内のLBISTシステムによって生成された対応するデータと比較することからなることができる。テスト中のデバイス内で生成されたデータにエラーがない場合、他のテストサイクルが実行される。データにエラーがある場合、テストは休止され、このエラーデータを使用してエラーの根源が診断可能となる。
他の実施形態は、テスト中のデバイス内に実装されたLBIST回路構成に結合され、LBIST回路構成を制御する制御信号を生成するように構成されたLBISTコントローラを具備する。LBISTコントローラは、上述のように機能フェーズ、走査移動フェーズ、及びホールドフェーズを開始することを含む、LBIST回路構成のテストサイクルを管理するように構成される。
更に他の実施形態は、内部に組み込まれたLBIST回路構成を有する第1及び第2のデバイスを含むシステムを具備する。1つのデバイスはテスト中のデバイスであり、他のデバイスは適切に動作するものとして既知の「良好な」デバイスである。システムは、第1及び第2のデバイスに結合され、2つのデバイスのLBIST回路構成を制御するように構成された1つ以上のLBISTコントローラを含む。LBISTコントローラは、周期的(例えば、各テストサイクルの最後)に、2つのデバイス内のLBIST回路構成の機能動作及び走査移動動作を中断し、デバイスの機能ロジックによって生成されるデータが比較できるようにする。2つのデバイスのデータが適合する場合、テスト中のデバイス内でエラーが発生しておらず、後続のテストサイクルを行うことが可能となる。データが適合しない場合、エラーが発生しており、テストが休止されてエラーの根源を診断することが可能となる。
多数の他の実施形態もまた可能である。本発明のその他の目的及び利点は以下の詳細な説明と、添付図面の参照により明白になるであろう。
本発明は様々な変形及び代替形態を取るが、その特定の実施形態を図面及び付随する詳細な説明によって例示する。しかしながら、図面及び詳細な説明は、本発明を説明した特定の実施形態に限定することを意図するものではないことを理解すべきである。即ち、この説明は、特許請求の範囲により規定される本発明の技術的範囲内に入る全ての変形、等価物、及び他の実施形態をカバーすることを意図する。
本発明の1以上の実施形態を以下に説明する。以下に説明するこれら及び他の実施形態は例示であり、本発明の技術的範囲を限定するものではなく本発明の説明を意図するものであることに注意すべきである。
本明細書に記載されるように、本発明の様々な実施形態は、デジタル回路においてロジック組込み自己テスト(LBIST)を行うためのシステム及び方法を具備し、ここで、LBIST回路構成の動作は、各テストサイクルの最後に中断され、テスト中のデバイスの機能ロジックによって生成されたビットパターンが審査され、テストサイクル中に何らかのエラーが発生したかを決定できるようする。
1実施形態において、STUMPS型LBISTテストアーキテクチャが、ロジック回路の設計に組み込まれる。LBIST構成部分は、ロジック回路の機能ロジックの部分間に配設された走査チェーンの組み合わせを含む。擬似ランダムビットパターンが走査チェーン中へ走査され、走査チェーンに続く機能ロジックを通して擬似ランダムビットパターンが伝播されるようにする。結果として得られたビットパターンは、機能ロジックに続く走査チェーン内に捕捉され、次に、これらの走査チェーン外へ走査される。生成されたビットパターンが走査チェーン外へ走査された後、LBIST回路構成の動作が中断され、生成されたビットパターンが審査され及び/または期待されるビットパターンと比較され、擬似ランダムビットパターンの処理中にエラーが発生したかを決定できるようする。LBIST回路構成の動作が中断される間、LBIST回路構成の状態が維持され、動作を再開する前に再初期化が必要ないようにする。
1実施形態において、テスト中のロジック回路と、適切に動作するものとして既知のロジック回路(「良好な」ロジック回路)とに対して、並行してLBISTテストが行われる。各テストサイクル後(即ち、擬似ランダムビットパターンが機能ロジックを通して伝播されると共に走査チェーン外へ走査された後)、両ロジック回路のLBIST回路構成の動作が中断される。LBIST回路構成の動作が中断される間、テスト中のロジック回路によって生成されたビットパターンが、良好なロジック回路によって生成された対応するビットパターンと比較される。比較されたビットパターン中のあるビットが相違する場合、テスト中のロジック回路内でエラー発生しており、LBISTテストが休止される。(従来のSTUMPS型LBISTシステムのように)エラー中のビットが他のビットパターンと組み合わされていないため、エラー中のビットから、テスト中のロジック回路内の機能ロジックのどの特定部分が機能不良を起こしたかを決定することができる。
本発明の様々な実施形態は、従来のシステムと比較して多くの利点を提供する。例えば、従来のSTUMPS型LBISTシステムは、LBISTテストが開始される時、所定数のサイクルに到達するまで、テストサイクルが反復して行われるように設計される。各テストサイクル後、機能ロジックによって生成されたビットパターンは、走査チェーン外へ走査されると共に他のデータと組み合わされる(例えば、多入力シグネチャレジスタ内で)。所定数テストサイクルが完了された後、組み合わされた結果が一旦審査される。従来のLBISTシステムでは、エラーが発生した時、テストを一時的に中断して機能ロジックによって生成されたビットパターンを審査する、或いは休止後にテストを再開する手法が存在しない。
本発明の様々な実施形態が以下に記載される。先ず、これらの実施形態は、集積回路におけるSTUMPS型LBISTアーキテクチャの実施に焦点を合わせて記載される。
留意すべき点として、これらの実施形態は限定的なものというより説明を意図するものであり、代替実施形態が、STUMPSアーキテクチャ以外のBISTアーキテクチャや、構成部分がロジック構成部分(例えば、ANDゲート、ORゲートなど)に厳密に限定されない回路において実施可能である。多くの変更例が本発明の当業者にとって明白であり、そのような変更例は添付の特許請求の範囲内に含まれるものである。
図1は、単純STUMPS−LBISTシステムの主要動作を示す機能ブロック図である。このLBISTシステムは、集積回路に組み込まれる。この図において、集積回路の機能ロジックは、第1の部分110及び第2の部分120を含む。機能ロジック110は、それ自身が、複数の入力111及び複数の出力112を有するロジック回路である。同様に、機能ロジック120は、複数の入力121及び複数の出力122を有するロジック回路を形成する。機能ロジック110は機能ロジック120に結合され、通常動作において、機能ロジック110の出力112が機能ロジック120の入力121として働く。
機能ロジック110及び120の各入力及び出力は、走査ラッチに結合される。機能ロジック110の入力111に結合される走査ラッチ131の組み合わせは、走査チェーンとして言及される。データのビットが走査チェーンのラッチを通して移動できるように、ラッチは互いに直列に結合される。例えば、ビットは、ラッチ141へ走査され、次に、ラッチ142へ移動される等々により、ラッチ143に到達することが可能となる。より具体的には、このビットがラッチ141からラッチ142へ移動されるのにつれて、第2のビットがラッチ141中へ移動される。ビットが各ラッチ外へ移動されるのにつれて、他のビットがこのラッチ中へ移動される。この態様で、一連のデータビットが、走査チェーン131のラッチの組み合わせへ移動されるまたは走査され、また、各ラッチが対応するビットを保存することができる。同様に、走査チェーン132のラッチ中へもデータが走査される。
走査チェーンのラッチ(例えば、131)中へデータが走査できるのと同様に、走査チェーンのラッチ外へデータが走査できる。図1に示すように、走査チェーン132のラッチは、機能ロジック110の出力に結合される。これらのラッチの夫々は、機能ロジック110によって出力された対応するビットを保存することができる。これらの出力ビットが走査チェーン132のラッチに保存された後、出力データビットが一連のラッチを通して移動され、出力ビットストリームとして提供される。同様に、走査チェーン133のラッチ外へもデータが走査される。留意すべき点として、図1に示される構造は、走査チェーン133中へ走査されるデータや走査チェーン131外へ走査されるデータは示していない。代替実施形態では、これらの走査チェーン中へ及び外へデータを走査するように構成される可能性がある。
図1のLBISTシステムは、基本的に次のように動作する。擬似ランダムビットパターンが生成され、機能ロジック110及び120の入力に結合された走査チェーン(131、132)中へ走査される。走査チェーン131及び132に保存された擬似ランダムビットパターンは、次に、対応する機能ロジックを通して伝播される。即ち、走査チェーン131内のビットパターンは機能ロジック110を通して伝播され、一方、走査チェーン132内のビットパターンは、機能ロジック120を通して伝播される。機能ロジック110及び120は、この入力を処理し、対応する出力の組み合わせを生成する。これらの出力は、機能ロジックの出力に結合された走査チェーン(132及び133)内に捕捉される(保存される)。走査チェーン132及び133に保存された出力ビットパターンは、次に、これらの走査チェーン外へ走査される。
図2は、1実施形態に係るLBISTシステムの動作のフェーズを示す図である。図2は、LBISTシステムの動作の4つの異なるフェーズ、即ち、初期化、ホールド、機能、及び走査移動のフェーズを示す。初期化フェーズにおいて、システムの様々な構成部分が、通常動作のために準備される。これは、様々な構成部分をリセットすること、擬似ランダム数発生器ためのシードを提供すること、レジスタに値を設定すること、などを含む可能性がある。ホールドフェーズにおいて、システム内で生成されるデータの比較及び/または分析を可能とするため、LBISTシステムの様々な構成部分の動作が一時的に中断される。機能フェーズにおいて、LBISTシステムが実装されたデバイスの機能ロジックを通してデータが伝播される。走査移動フェーズにおいて、LBISTシステムの走査チェーンの中へ及び外へデータが走査される。
この図に示されるように、LBISTシステムの動作は、初期化フェーズで開始される。上述のように、このフェーズ中にシステムが通常動作のために準備される。上述のように、このフェーズ中にシステムの様々な構成部分が動作のために準備される。後に詳述するように、モードカウンタ及びシフトレジスタのサイクルカウンタを含む幾つかのカウンタがリセットされる。幾つかのレジスタ(例えば、機能レジスタ、ホールドレジスタ、走査レジスタ)がそれらに保存された適当な値を有することを確実にする必要がある可能性があり、この点も後述される。図2に示される実施形態において、第1のテストサイクルが機能フェーズで開始されるため、初期化フェーズにおいて、第1の組み合わせの擬似ランダムビットパターンを生成すること、及びこれらのビットパターンをテスト中のデバイスの機能ロジック間に配設された走査チェーンへロードすることがまた必要となる。これらの動作が行われた後、LBISTシステムは、動作のための準備が整った状態となると共にホールドフェーズに入り、ここで、システムは動作を開始する指示のために待機する。
初期ホールドフェーズに続いて、LBISTシステムは第1のテストサイクルを開始し、これは、機能フェーズ、走査移動フェーズ、及びホールドフェーズを含む。走査チェーン中へ走査されていたデータは、機能フェーズ中に、テスト中のデバイスの機能ロジックを通して伝播される。この機能フェーズの最後に、機能ロジックの出力が走査チェーンによって捕捉される。上述のように、連続的な機能ロジックブロック間に配置された走査チェーンは、1つの機能ロジックブロックへ入力を提供すること、及び他の機能ロジックブロックの出力を捕捉することの両者に働く。機能フェーズの最後に走査チェーン内に捕捉されるデータは、走査移動フェーズ中に走査チェーン外へ走査される。捕捉されたデータが走査チェーン外へ走査されるのと同時に、新たな擬似ランダムビットパターンが、次のテストサイクルの機能フェーズを準備するため、走査チェーン中へ走査される。
捕捉されたデータが走査チェーン外へ走査されると、システムはホールドフェーズに入る。ホールドフェーズ中、LBISTシステムの機能動作及び走査移動動作は、一時的に中断される。これらの動作が中断される間、システムの状態が維持され、ホールドフェーズ後にシステムを再初期化することなく機能動作及び走査移動動作を再開できるようにする。ホールドフェーズ中、走査チェーン内に捕捉されたデータは、機能ロジックブロックが正確に行われたかを決定するために処理及び審査(処理の前または後に)されることができる。1実施形態において、システム内の全ての走査チェーンからの捕捉されたデータが圧縮されると共に多入力シグネチャレジスタ(MISR)に提供される。このレジスタ内のシグネチャデータは、次に、期待されるデータと比較される。例えば、期待されるデータは、テスト中のデバイスと並行して稼動する同一のデバイス(「良好な」デバイス)のMISR内のシグネチャデータを具備することができる。シグネチャが適合する場合、テスト中のデバイスは適切に動作しており、システムは次のテストサイクルに進む。シグネチャが適合しない場合、テスト中のデバイスは故障しており、システムの動作は、機能不良が診断できるように、中断されたままに維持されるか或いは休止されることができる。
MISRの審査(または、捕捉されたデータの他の審査)が、テスト中のデバイス内で機能不良が発生していることを示す場合、捕捉されたデータ、MISRデータ、またはLBISTシステム内で入手可能な他のデータを使用して、機能不良の診断を進めることが可能となる。データを分析するための特定の手段は、本明細書の開示範囲外であり、説明しない。しかし、留意すべき点として、機能不良の発生によって本LBISTシステムの動作が中断されるまたは休止されることができるため、システムが含むデータは、機能不良の診断に有用となることができる。上述のように、このタイプのデータは、従来のLBISTシステムでは入手不可能である。何故なら、従来は、機能不良によって直接もたらされるエラーデータは後続のデータと組み合わされ、このため元のエラーが曖昧となる。
MISRシグネチャまたは他のデータの審査が、第1のテストサイクル中にテスト中のデバイスの機能ロジックが適切に動作したことを示す場合、システムは第2のテストサイクルに進み、これは機能フェーズで開始される。機能フェーズの最後に、結果として捕捉されたデータは、走査チェーン外へ走査される(走査移動フェーズ中)と共に、後続のホールドフェーズ中に審査される。各テストサイクルのホールドフェーズ中、走査チェーン外へ走査されたデータは、エラーが発生したかを決定するために審査され、もし必要であれば、LBISTテストが中断されたままに維持されるか或いは休止され、入手可能なデータを使用して機能不良の診断が可能となる。テストサイクルは所定回数反復されることができ、エラーが検出されない場合、自動的に休止される。
LBISTシステムの動作は、図3及び図4に要約される。図3は、システムの初期化及び反復されるテストサイクルを示すフロー図である。図4は、各テストサイクル中に生成されるデータの審査及びこの審査に基づいてなされる行為を示すフロー図である。
図3において、システムの動作は、LBIST構成部分の初期化で開始される(ブロック305)。システムが初期化された後、ホールドフェーズに入る(ブロック310)。次に、システムは機能フェーズを実行し、これは、走査チェーンから機能ロジックを通してデータを伝播すること、及び走査チェーン内で結果として得られたビットパターンを捕捉することを含む(ブロック315)。次に、システムは走査移動フェーズを実行し、ここで、捕捉されたビットパターンは走査チェーン外へ走査される一方、新たな擬似ランダムビットパターンが走査チェーン中へ走査される(ブロック320)。次に、システムはホールドフェーズに入り、ここで、システムの機能動作及び走査移動動作が中断される(ブロック325)。ホールドフェーズ中、システムは、LBISTテストの実行を継続するかまたは中断/休止するかを決定する。テストを継続することが決定された場合、システムは機能フェーズ(ブロック315)、走査移動フェーズ(ブロック320)、及びホールドフェーズ(ブロック325)からなる他のテストサイクルを実行する。
図4において、1実施形態に係るホールドフェーズ内のシステムの動作が、走査チェーン外へ走査されて捕捉されたデータの審査で開始される。この審査は、MISRからシグネチャデータを読み出すことで開始される(ブロック405)。このシグネチャデータは、適切に動作するものとして既知の同一のデバイス内で生成されたシグネチャデータと比較される(ブロック410)。そして、テスト中のデバイスのシグネチャデータが良好なデバイスのシグネチャデータと適合するかが決定される(ブロック415)。これらの2つのシグネチャが適合する場合、LBISTテストが継続される(ブロック420)。(これは、図3のブロック325からブロック315へのループと等価である)。2つのシグネチャが適合しない場合、シグネチャ間の相違が同定される(ブロック425)と共に、エラーの根源を決定するために相違が分析される(ブロック430)。
留意すべき点として、図4に示される実施形態は、テスト中のデバイスのLBISTシステム内で生成されるデータを、良好なデバイスによって生成される対応するデータと比較するが、代替実施形態は、他の手法で、テスト中のデバイスに対応するデータがエラーを含むか否かを決定する可能性がある。例えば、1代替実施形態では、以前に良好なデバイスによって生成され且つ次にメモリ保存されたデータと比較することにより、データがエラーを含むかを決定することができる。このデータはメモリから検索され、良好なデバイスのデータが比較されるのと同じ手法で、テスト中のデバイスのデータと比較されることができる。しかし、この手法は、非常に大量のデータが保存される必要があるため、テスト中のデバイスのデータと並行して生成される良好なデータと比較する手法に比べて、実際的な解決方法とは考えられない。「ライブ(live)」比較はまた、非常に少ない或いは必要なだけのデータを提供すればよいという利点を有する。例えば、ライブ比較は、無期限に亘って継続してLBISTのためのデータを提供し続けることが可能である。
図5は、LBISTシステムが実装された1実施形態に係る機能ブロック図である。図5に示すように、このSTUMPSアーキテクチャは、LBISTコントローラ510、PRPG520、フェーズシフタ530、走査チェーンの組み合わせ540、コンパクタ560、及びMISR570を具備する。これらのLBIST構成部分は、LBIST構成部分によってテストされるロジック回路550と一体的に配設される。(留意すべき点として、図5には走査チェーンが4つだけ示されるが、LBIST設計には多数の走査チェーンが存在する可能性がある)。
LBISTコントローラ510は、LBIST構成部分580の残りの部分の動作を制御する制御回路構成を含む。(明確化のため、LBIST構成部分580が1グループとしてLBISTコントローラ510に結合されるように示されるが、一般的には、構成部分の夫々がこのコントローラに直接結合される)。LBISTコントローラ510の機能の1つは、PRPG520にシード値を提供することである。このシード値に基づいて、PRPG520はビットの擬似ランダムシーケンスを生成し、これらは、フェーズシフタ530によって処理されると共に、走査チェーン540へロードされる。
PRPG520は、線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)として実施可能である。PRPG520によって生成されるビットの擬似ランダムシーケンスの目的は、ロジック回路550の機能ロジック構成部分を通して伝播される入力ビットの組み合わせを提供することである。従って、擬似ランダムシーケンスは、各走査チェーン540に提供される。しかしながら、留意すべき点として、擬似ランダムビットシーケンスが走査チェーン540へロードされるのは、フェーズシフタ530によって処理された後だけである。
フェーズシフタ530の目的は、走査チェーン540へロードされるビットシーケンスの特性をよりランダムにすることである。LFSRが、走査チェーンへ移動される擬似ランダムビットパターンを生成するために使用される時、各後続列内のシーケンスは、先行列内のシーケンスと同一となる可能性があるが、但し、シーケンスが1ビット分だけ下に移動される。従って、ビットの「ランダム」シーケンス内に明らかに同一視可能なパターンが存在する。フェーズシフタ530は、ビットの擬似ランダムシーケンスのフェーズを移動し、後続のビットシーケンス内に同一視可能なそのようなパターンが存在しないようにする。基本的には、フェーズシフタ530は、先行列に対して、各後続列のフェーズを移動するように動作する。換言すると、各後続列において単一のビット分だけオフセットされるのではなく、後続列におけるビットパターンが互いに異なる量だけ移動される。テストアーキテクチャにとって本質的ではないが、フェーズシフタ530はテスト回路構成の動作を向上させる。
PRPG520及びフェーズシフタ530によって生成される擬似ランダムビットパターンは、走査チェーン540へロードされる。各走査チェーン540は一連の走査ラッチを具備し、これらは、走査チェーンを通してデータ(擬似ランダムビットパターンまたは機能ロジック出力)を交互に移動するか、或いは、機能ロジックを通して伝播されていたデータを保持するように構成される。上述のように、別のシーケンスが各走査チェーン540へロードされる。各走査チェーン540は、ロジック回路550夫々の部分の前または後(挟まれて)に配置される。従って、ロジック回路550の各部分において、この部分に先行すると共に対応するロジックのへの入力を提供する走査チェーンと、この部分に続くと共に対応するロジックの出力を受信する走査チェーンとが存在する。例えば、ロジック回路550のある部分は、走査チェーン541からの入力ビットを受信すると共に、走査チェーン542に出力ビットを提供する可能性がある。同様に、ロジック回路550の他の部分は、走査チェーン543からの入力ビットを受信すると共に、走査チェーン544に出力ビットを提供する可能性がある。走査チェーン540の幾つかは、ロジック回路550の後続部分へ入力ビットを提供すること、及びロジック回路550の先行部分から出力ビットを受信することの両者に働く可能性がある。
擬似ランダムビットパターンがロジック回路550の機能構成部分を通して伝播されることが許されると共に、その結果が走査チェーン540内に捕捉された後、走査チェーン540の内容が走査チェーン外へ走査され(即ち、これらが走査チェーンからアンロードされる)、コンパクタ560及びMISR570に向かう。コンパクタ560の目的は、単純に、MISR570によって取り扱うことが必要なビットの数を減らすことである。コンパクタ560は種々の態様で実施可能となる。一般的には、コンパクタ560は一連のXORゲートを使用し、ここで、各XORゲートの出力が一対の走査チェーンから受信される入力に基づく。従って、次にMISR570へ通過されるビットの数は、1/2に減少させることができる。別の環境において、より複雑な回路構成によって、ビットの数を更に何分の一にも減少させることができる可能性がある。
走査チェーン540からのビットがコンパクタ560によって圧縮された後、これらがMISR570へ提供される。MISR570は、結果として得られたデータビットを観察すると共に、この情報をテストシステムの期待される出力と比較する手段を提供する。一般的に、MISR570は、各サイクルの走査チェーン出力に基づく累積値を観察することができる。例えば、1実施形態において、MISR570は、コンパクタ560の出力に対してモジュロ(modulo)演算を行う。即ち、MISR570は、MISR570に記憶された現在値をコンパクタ560の出力で割ると共に、この計算の余りを保持する。各機能サイクルの後、この計算が行われると共に、MISR570に記憶された値が更新される。
MISR570に保存されたデータは、例えば、LBIST構成部分が組み込まれたデバイスのJTAGポートを介して、デバイス外へ読み出し可能である。JTAG(Joint Test Action Group)は、この特定タイプの境界走査ポートを開発したグループを表す。これにより、MISR570内に保存された値が期待される値と比較可能となる。保存された値が期待される値と適合しない場合、ロジック回路550の機能構成部分によって行われた1つ以上の動作が機能不良である。この場合、不正確なデータビットが出力走査チェーンに提供され、次に、コンパクタ560を通してMISR570に伝播される。
LBIST構成部分580の動作は、図2に示される動作のフェーズ(即ち、初期化、機能、走査移動、及びホールドフェーズ)を実行するのに必要な制御信号を生成するLBISTコントローラ510によって制御される。これらの制御信号の生成は、この実施形態において、PLL590によって生成されるクロック信号に基づいて、クロック制御ブロック511によって行われる。
図6は、この実施形態に係る、クロック制御ブロック511の構造の追加の詳細を提供する機能ブロック図である。この図に示されるように、クロック制御ブロック511は、バイナリモードカウンタ610、LFSRサイクルカウンタ620、レジスタセレクタ630、モードサイクルレジスタ640、第1のコンパレータ650、第2のコンパレータ655、及びデコーダ660を含む。
クロック制御ブロック511は、この実施形態において、LBIST_ENABLE信号及びLBIST_STEP信号を受信すると共に、LBIST_SG(LBIST走査ゲート)信号、TARGET_SG(対象走査ゲート)信号、TARGET_HOLD_B信号、及びLBIST_HOLD_B信号を生成するように構成される。LBIST_SGは、LBIST_ENABLEを反転させる(インバータ670を使用して)ことにより単純に生成される。残りの信号生成は、幾分、より複雑である。
LBIST_STEPは、バイナリモードカウンタのインクリメント信号と共に、ORゲート690によって受信される。これらの信号のいずれかが「ハイ」となる場合、ORゲート690の出力が「ハイ」となる。ORゲート690の出力は、バイナリモードカウンタ610に提供され、このカウンタをインクリメントするために使用される。この実施形態において、バイナリモードカウンタ610は、値0から値3までインクリメントし、これらの値の夫々が、LBISTシステムが動作する各モードに対応する。モード0及びモード1は、LBIST動作の機能フェーズに対応する一方、モード2は走査移動フェーズに対応し、モード3はホールドフェーズに対応する。バイナリモードカウンタ610の値は、デコーダ660に提供される。デコーダ660は、バイナリモードカウンタ610から受信される値によって同定されるモードに従って、TARGET_SG、TARGET_HOLD_B、及びLBIST_HOLD_Bの各信号の値を決定する。デコーダ660によって特定の値が受信される毎に、対応する信号値が生成される。信号値とノードとの対応関係は、表1に示す通りである。
表1
モード TARGET_SG TARGET_HOLD_B LBIST_HOL D_B
0 1 1 0
1 0 1 0
2 1 1 1
3 0 0 0
レジスタセレクタ630はまた、バイナリモードカウンタ610の値に基づいて動作する。しかし、レジスタセレクタ630は、この値を、モードサイクルレジスタ640のレジスタの1つを選択するために使用する。選択されたレジスタは、対応するモードにおけるサイクル数を示す値を保持する。この値は、レジスタセレクタ630によってコンパレータ650に提供される。
コンパレータ650は、レジスタセレクタ630によって提供される値をLFSRサイクルカウンタ620によって提供される値と比較する。LFSRサイクルカウンタ620によって提供される値がレジスタセレクタ630によって提供される値と適合する時、コンパレータ650は、バイナリモードカウンタ610及びLFSRサイクルカウンタ620をリセットする信号(バイナリモードカウンタのリセット信号)をアサートする。しかし、コンパレータ650は、モード3においてのみ動作可能である。換言すると、コンパレータ650の出力は、LFSRサイクルカウンタ620によって提供される値がレジスタセレクタ630によって提供される値に適合し、且つモード値が3(ホールドフェーズに対応する)の時だけアサートされる。LFSRサイクルカウンタ620はまた、LBIST_STEP信号がアサートされ、この信号とコンパレータ650によってアサートされた信号との両者がORゲート680に入力され、このゲートの出力がリセット信号としてLFSRサイクルカウンタ620に提供される時にリセットされる。
コンパレータ655はまた、レジスタセレクタ630によって提供される値をLFSRサイクルカウンタ620によって提供される値と比較する。コンパレータ650及びコンパレータ655間の相違は、コンパレータ655は全ての4つのモードにおいて動作可能ということである。従って、LFSRサイクルカウンタ620によって提供される値がレジスタセレクタ630によって提供される値と適合する時は何時でも、コンパレータ655は、ORゲート690に入力されるバイナリモードカウンタのインクリメント信号をアサートする。
従って、クロック制御ブロック511は、図7に示される制御信号を生成する。この図に示されるように、初期化フェーズ及び後続のホールドフェーズに続いて、LBIST_ENABLE信号がアサートされると共にLBIST_STEP信号のパルスが受信される時、第1のテストサイクルが開始される。(各後続のテストサイクルは、LBIST_ENABLE信号がアサートされると共にバイナリモードカウンタのリセット信号のパルスが受信される時に開始される)。テストサイクルは機能フェーズ(モード0)で開始される。この実施形態において、機能フェーズは、2つのLFSRサイクルの間継続される。機能フェーズに続いてホールドフェーズ(モード1)が行われる。このホールドフェーズは、LBIST_STEP信号のパルスによって終了する。
このホールドフェーズに続いて走査移動フェーズ(モード2)が行われる。走査移動フェーズはNサイクルの間継続され、ここで、Nは、各走査チェーン内の現在のビットパターンを新たなビットパターンで置換する(従って、走査チェーンから全ての現在のビットパターンを読み出す)のに必要なサイクル数である。走査移動フェーズに続いて、モード3に対応するホールドフェーズが開始される。ホールドフェーズは、LBIST_STEP信号の他のパルスが受信され、新たなテストサイクルの機能フェーズが開始されるまで維持される。このホールドフェーズは、走査チェーン外へ走査されると共にMISR内に保存されたデータが、審査される、及び/または「良好な」デバイスの走査チェーン外へ走査されたデータと比較されることを可能とする。MISRは、ホールドフェーズ中にMISR_SG及びMISR_HOLD_B信号がアサートされる時に読み出される。
上述の記載は、幾つかの特定の典型的な実施形態を示したが、代替実施形態においては、記載された特徴及び構成部分に多数の変更例が存在する可能性がある。例えば、上述のLBISTコントローラは、テスト中のデバイス及び良好なデバイスの両者のLBIST回路構成を制御するために使用可能である。或いは、別々のLBISTコントローラが各デバイスに関連して使用可能である。別々のLBISTコントローラが使用される場合、ある実施形態においては、テストサイクルを同期させ、各テストサイクルにおいて生成されるデータが適切に比較されるようにすることが必要となる可能性がある。他の可能性のある変更例として、上述の実施形態は、各テストサイクル後に機能動作及び走査移動動作を中断することを含むが、代替実施形態は、連続的な中断及び対応するデータの比較の間に、幾つかのテストサイクルを行うことができるようにする可能性がある。本発明の当業者によれば、この開示を読むことにより、多くの他の変更例が明らかとなるであろう。
当業者は情報及び信号が任意の種々の異なる技術を使用して表されることができることを理解するであろう。例えば、前述の説明を通して参照したデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップは、電圧、電流、電磁波、磁界または粒子、光フィールドまたは粒子、或いは任意のその組合せにより表されることができる。情報及び信号は、ワイヤ、金属トレース、貫通孔、光ファイバなどを含めた任意の適切な転送媒体を使用して、説明したシステムの構成部分間で通信されることができる。
当業者は更に、ここで開示した実施形態に関して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両者の組合せとして実施されてもよいことを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアとの交換能力を明白に示すため、種々の例示的な構成部分、ブロック、モジュール、回路、ステップをそれらの機能に関して一般的に前述した。このような機能がハードウェアまたはソフトウェアのいずれとして構成されるかは特定の応用と、システム全体に課された設計制約に従う。当業者は、各特定の応用に対して、説明した機能を種々の方法で実行できるが、このような実行の決定は本発明の技術的範囲からの逸脱として解釈されるべきではない。
ここで開示した実施形態に関して説明した種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路は、特定用途用集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、汎用目的のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSPS)または他のロジック、ディスクリートなゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートなハードウェア構成部分、或いはここで説明した機能を実行するように設計された任意のその組合せによって構成または実行されることができる。汎用目的のプロセッサは任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、状態マシン等であってもよい。プロセッサはまたコンピュータデバイスの組合せ、例えばDSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1以上のマイクロプロセッサ、或いは任意の他のこのような構造として構成されることもできる。
ここで開示した実施形態に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェア(プログラム命令)、またはその2つの組み合わせで実施されてもよい。ソフトウェアはRAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取出し可能なディスク、CD−ROM、または技術的に知られるその他の形態の記憶媒体中に存在してもよい。本方法の1つを実施するプログラム命令を含むそのような記憶媒体は、それ自身が本発明の代替実施形態である。例示的な記憶媒体はプロセッサに結合され、このようなプロセッサは情報を記憶媒体から読み出し、そこに情報を書込むことができる。その代りとして、記憶装置はプロセッサに一体化されることもできる。プロセッサ及び記憶媒体は例えばASIC中に存在してもよい。ASICはユーザ端末に存在してもよい。プロセッサ及び記憶媒体は代わりにユーザ端末またはその他のデバイスでディスクリートな構成部分として存在することもできる。
以上、本発明により与えられる効果及び利点が、特定の実施形態に関して説明された。これらの効果及び利点、ならびにこれらを生じさせる或いはより明白にさせるいかなる要件または限定も、特許請求の範囲に記載された任意または全ての特徴の、決定的、必須、或いは本質的な特徴として解釈されるべきではない。ここで使用されるように、用語「具備する」、「具備している」または任意の他のその変更例は排他的ではなく、これらの用語に付随する要件または限定を含むとして解釈されることを意図する。従って、1組の要件を含むシステム、方法、またはその他の実施形態は、これらの要件だけに限定されることを意図するものではなく、記載されていない或いは請求された実施形態に固有ではないその他の要件を含むことができる。
開示される実施形態の以上の説明は、当業者が本発明を実行または使用可能にするために提供される。これらの実施形態に対する種々の変形は当業者にとって容易に明白であり、ここで規定される一般原理は本発明の技術的範囲を逸脱せずに他の実施形態に適用されることができる。従って、本発明はここで示された実施形態に限定されず、ここで説明され且つ特許請求の範囲で列挙される原理及び新規な特徴と一貫して最も広い範囲に従うことを意図する。
例えば、本発明によれば、下記のようなシステムを提供することができる。
(1)テスト中のデバイス内に実装されたLBIST回路構成を制御する制御信号を生成するように構成されたLBISTコントローラを具備するシステムであって、
前記LBISTコントローラは、前記LBIST回路構成の1つ以上テストサイクルを管理するように構成され、前記1つ以上テストサイクルは、
テスト中の前記デバイスの機能ロジックを通してデータを伝播することを含む、機能動作が行われる機能フェーズを開始すること、
テスト中の前記デバイスの前記機能ロジックの部分間に配設された複数の走査チェーン中へ及び外へデータを走査することを含む、走査移動動作が行われる走査移動フェーズを開始すること、
機能動作及び走査移動動作が中断されるホールドフェーズを開始すること、
を含む。
(2)前記(1)のシステムにおいて、前記テスト中の前記デバイス内に実装された前記LBIST回路構成を更に具備する。
(3)前記(2)のシステムにおいて、前記LBIST回路構成は、テスト中の前記デバイスの前記機能ロジックの部分間に配設された前記複数の走査チェーンを具備する。
(4)前記(3)のシステムにおいて、前記LBIST回路構成は、
前記走査チェーンに結合され、擬似ランダムビットパターンを前記走査チェーン入力するように構成された擬似ランダムパターン発生器(PRPG)と、
前記走査チェーンに結合され、前記走査チェーンから出力されたビットパターンに対応するシグネチャデータを保存するように構成された多入力シグネチャレジスタ(MISR)と、
を更に具備する。
(5)前記(4)のシステムにおいて、前記LBIST回路構成は、
前記PRPG及び前記走査チェーン間に結合され、前記走査チェーンの次の1つに入力されるビットパターンの相対的なフェーズをシフトするフェーズシフタと、
前記走査チェーン及び前記MISR間に結合され、前記走査チェーンから出力された前記ビットパターンを圧縮すると共に前記圧縮されたビットパターンを前記MISRに提供するように構成されたコンパクタと、
を更に具備する。
(6)前記(2)のシステムにおいて、前記LBISTコントローラは、前記走査チェーンから出力されたビットパターンの分析中、第1のテストサイクルにおいて前記ホールドフェーズを維持するように構成される。
(7)前記(6)のシステムにおいて、前記LBISTコントローラは、前記走査チェーンから出力された前記ビットパターンがエラーを含まない時、後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開し、前記走査チェーンから出力された前記ビットパターンがエラーを含む時、前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開しないように構成される。
(8)前記(7)のシステムにおいて、前記LBISTコントローラは、前記LBIST回路構成を再初期化することなく、前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開するように構成される。
(9)システムであって、
内部に組み込まれたLBIST回路構成を有する第1のデバイスと、前記第1のデバイスはテスト中のデバイスであることと、
内部に組み込まれたLBIST回路構成を有する第2のデバイスと、前記第2のデバイスはエラーなしで動作するものとして既知であることと、
前記第1及び第2のデバイスに結合され、1つ以上のLBISTテストサイクルを実行するように前記第1及び第2のデバイスの夫々を制御するように構成された1つ以上のLBISTコントローラと、
を具備し、前記テストサイクルの夫々は、
テスト中の前記デバイスの機能ロジックを通してデータを伝播することを含む、機能動作が行われる機能フェーズと、
テスト中の前記デバイスの前記機能ロジックの部分間に配設された複数の走査チェーン中へ及び外へデータを走査することを含む、走査移動動作が行われる走査移動フェーズと、
機能動作及び走査移動動作が中断されるホールドフェーズと、
各テストサイクルの前記ホールドフェーズ中、前記第1のデバイスの前記走査チェーン外へ走査されたデータを、前記第2のデバイスの前記走査チェーン外へ走査されたデータと比較することと、
を含む。
(10)前記(9)のシステムにおいて、前記1つ以上LBISTコントローラは、前記第1のデバイスの前記走査チェーン外へ走査されたデータを、前記第2のデバイスの前記走査チェーン外へ走査されたデータと比較するため、前記第1のデバイスの多入力シグネチャレジスタ(MISR)内に保存された第1のシグネチャを、前記第2のデバイスのMISR内に保存された第2のシグネチャと比較するように構成される。
(11)前記(9)のシステムにおいて、前記1つ以上LBISTコントローラは、前記第1のデバイスの前記走査チェーン外へ走査された前記データが、前記第2のデバイスの前記走査チェーン外へ走査された前記データと同じ場合、後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開するように構成される。
(12)前記(11)のシステムにおいて、前記1つ以上LBISTコントローラは、前記第1及び第2のデバイスの前記LBIST回路構成を再初期化することなく、前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開するように構成される。
(13)前記(9)のシステムにおいて、前記1つ以上LBISTコントローラは、前記1つ以上のテストサイクルを行うのに先立って、前記第1及び第2の前記LBIST回路構成の初期化を行うように構成される。
単純STUMPS−LBISTシステムの主要動作を示す機能ブロック図である。 1実施形態に係るLBISTシステムの動作のフェーズを示す図である。 1実施形態に係る、LBISTシステムの初期化及び反復されるテストサイクルを示すフロー図である。 1実施形態に係る、各テストサイクル中に生成されるデータの審査及びこの審査に基づいてなされる行為を示すフロー図である。 1実施形態に係る、大規模ロジック回路のテストに関連して使用可能なLBISTアーキテクチャを示す機能ブロック図である。 1実施形態に係る、クロック制御ブロックの構造を示す機能ブロック図である。 図6の実施形態に係る、クロック制御ブロックによって生成される制御信号のタイミングを示す図である。

Claims (2)

  1. テスト中のデバイス内のLBISTシステムの1つ以上のテストサイクルを行う工程を具備する方法であって、
    前記テストサイクルの夫々は、
    テスト中の前記デバイスの機能ロジックを通してデータを伝播することを含む、機能動作が行われる機能フェーズと、
    テスト中の前記デバイスの前記機能ロジックの部分間に配設された複数の走査チェーン中へ及び外へデータを走査することを含む、走査移動動作が行われる走査移動フェーズと、
    機能動作及び走査移動動作が中断されるホールドフェーズと、
    を具備し、
    各テストサイクルの前記ホールドフェーズ中、前記複数の走査チェーン外へ走査されたデータを分析する工程と、
    前記分析されたデータがエラーを含むか否かを決定する工程と、
    前記分析されたデータがエラーを含まない時、前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開することを決定する工程と、
    前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開すると決定した時、前記LBISTシステムを再初期化することなく、前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開する工程と、
    を更に具備する。
  2. 前記分析されたデータがエラーを含む時、前記後続のテストサイクルための機能動作及び走査移動動作を再開しないことを決定する工程を更に具備する請求項1に記載の方法。
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