JP4170855B2 - 絶縁紙挿入矯正装置、およびステータコア搬送装置 - Google Patents

絶縁紙挿入矯正装置、およびステータコア搬送装置 Download PDF

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Description

本発明は、ステータコアのコイル巻装用スロットに、ステータコアとコイルとを絶縁する絶縁紙を挿入する絶縁紙挿入矯正装置、および絶縁紙の挿入矯正機能を備えたステータコア搬送装置に関するものである。
特許文献1に開示されている電動機においては、スロットに挿入された絶縁紙の抜けを防止するため、固定子鉄心のスロット開口部先端を回転子から距離が遠ざかる方向に曲げて絶縁紙を固定することが記載されている。
特開平7−177691号公報
薄板状のコア部材を積層してステータコアが構成される場合には、スロット内壁面において、絶縁紙の挿入時に、絶縁紙が、スロット内壁のコア部材の角に引っかかる等して干渉を受けることが考えられる。上記特許文献1は挿入された絶縁紙の抜けを防止するものではあるが、干渉の程度がスロット内の部位ごとに異なる場合に、干渉の大きな側での絶縁紙の挿入進度が悪くなり、この方向に向かって傾斜した状態で挿入されてしまうおそれがある。例えば、スロット内壁面を覆うように絶縁紙をU字状に湾曲させて挿入する場合に、絶縁紙の開放端において、絶縁紙の復元力により絶縁紙がスロット内壁面に押圧されて干渉が大きくなる場合がこれに該当する。巻装されるコイルとコアとの絶縁が安定して確保できないおそれがあり問題である。この場合、コイル巻装工程の前に挿入された絶縁紙の位置合わせを行うことも考えられるが、工程の追加となり好ましくない。
また、ステータコア端面からの絶縁紙の飛び出し量も干渉の程度や絶縁紙の寸法公差によりばらついてしまうこととなる。絶縁紙の挿入が不十分な場合には、コアの挿入出口側端部にカフスが係合せず問題である。逆に、絶縁紙の飛び出し量が大き過ぎる場合には、コアの挿入入口側端部にカフスが係合せず問題である。特に、回転電機をコンパクトに構成するためには、ステータコアに巻装されるコイルのコア端面からの飛び出し量を制限することが必要であるが、このためにはコア端面からの絶縁紙の飛び出し量を制限する必要があり、絶縁紙の飛び出し量の公差を制限する必要がある。挿入時における絶縁紙とスロット内壁面との干渉により挿入進度を十分に制御できないことや、絶縁紙の寸法公差をなくすことはできないことのため、絶縁紙の安定した飛び出し量を確保できず問題である。
また、ステータコアは個々のコア部材を相互に固着して構成されるところ、固着方法は所定箇所への溶接等により行われる場合がある。この場合、非溶接部分は固定されておらず、また薄板コア部材の板厚の薄さによっては、絶縁紙の挿入時に絶縁紙との干渉によりコア部材が押圧される結果、コア端部のうち絶縁紙の挿入出口側端部に配置されているコア部材が持ち上がってしまうおそれがある。回転電機の構成上問題である。
本発明は前記従来技術の課題の少なくとも1つを解消するためになされたものであり、スロット内に絶縁紙を挿入する際、挿入された絶縁紙の傾きを是正しながらコア端部からの飛び出し量を規制すると共に、コア部材の持ち上がりを防止することができる絶縁紙挿入矯正装置、およびこれらの機能を備えたステータコア搬送装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に係る絶縁紙挿入矯正装置は、積層された薄板コア部材の所定箇所を固着してなるステータコアのコイル巻装用のスロットに、ステータコアの第1端面部から絶縁紙を挿入する際に、ステータコアの第2端面部側に積層されている薄板コア部材における非固着部位を、第1端面部側に押圧するコア押え部と、第2端面部から傾斜した状態で押出される絶縁紙の挿入先頭角部が当接し、絶縁紙の挿入に従い傾斜状態を矯正する傾斜面を有する誘導部と、絶縁紙の挿入方向に向かって第2端面部から所定距離離間した位置に配置され、絶縁紙の飛び出し量を規制する規制部とを備えることを特徴とする。
請求項1の絶縁紙挿入矯正装置では、ステータコアのスロット内に第1端面部から絶縁紙を挿入する際、コア押え部が、第2端面部側にある薄板コア部材を非固着部位において第1端面部側に押圧する。また、誘導部の傾斜面に絶縁紙の挿入先頭角部が当接して、挿入が進むに従い絶縁紙を傾斜面に沿って誘導して傾斜状態を矯正する。更に、規制部により、絶縁紙の飛び出し量が第2端面部から絶縁紙の挿入方向に所定距離離間した位置に規制される。
これにより、絶縁紙のスロット内壁での引っかかり等の干渉が、スロット内の部位ごとに異なり部位ごとの絶縁紙の挿入進度が異なって絶縁紙が傾斜した状態で挿入されてしまう場合にも、誘導部の傾斜面に沿って絶縁紙の挿入が進行する結果、絶縁紙の傾斜状態を矯正することができる。
また、絶縁紙とスロット内壁との干渉の程度の違いにより絶縁紙の挿入進度がばらついてしまう場合や、絶縁紙の寸法公差がばらついてしまう場合にも、規制部により絶縁紙の飛び出し量を規制することができるので、挿入量を適宜に設定することにより飛び出し量を所定範囲内に収めることができる。例えば、最も挿入進度の小さい絶縁紙に対して規制部に到達するように挿入量を設定してやれば、より挿入進度の大きい絶縁紙に対しては規制部の位置に維持されるため、全ての絶縁紙の飛び出し量を均一に揃えることが可能となる。
ステータコアの端面に絶縁紙のカフスが係合するための公差が小さい場合にも、絶縁紙を所定位置に安定して挿入することができる。コンパクトな回転電機等の実現に資すること大である。
また、コア押え部により第2端面部が押圧されているため、絶縁紙が薄板コア部材と干渉して薄板コア部材を持ち上げてしまうことはない。
ここで、コア押え部は、1方向に開口される一対のスロットに区画されるティース部の先端部を押圧することが好ましい。ティース部の先端部は回転電機のロータに対向しており主磁束領域が形成される部位である。このため先端部での変形や応力の影響は避けることが一般的であり、薄板コア部材が先端部で固着されることはない。固着は主磁束領域から離間した位置で行われることが好ましく、ティース部の先端部とは反対側に位置する部位で行われることが一般的である。最も大きく持ち上がるティース部の先端部を押圧することにより、薄板コア部材の持ち上がりを有効に防止することができる。
また、コア押え部および誘導部は、コア押え部の押圧面を底面とし、底面に隣接する側面を誘導部の傾斜面として一体に形成されていることが好ましい。これにより、一体の部材でコア押えと絶縁時の誘導との機能を奏することができる。
また、規制部は、弾性体で形成されていることが好ましい。これにより、絶縁紙の過度の飛び出しを吸収することができ、絶縁紙の損傷を防止することができる。また、絶縁紙の紙厚や折り曲げの個体間ばらつきを吸収することができる。
また、請求項5に係るステータコア搬送装置は、積層された薄板コア部材の所定箇所を固着してなるステータコアを搬送するステータコア搬送装置であって、ステータコアを担持する担持アームを備えると共に、担持アームによりステータコアが担持された状態でステータコアの第1端面部からコイル巻装用のスロットに絶縁紙を挿入する際に、ステータコアの第2端面部側に積層されている薄板コア部材における非固着部位を、第1端面部側に押圧するコア押え部と、第2端面部から傾斜した状態で押出される絶縁紙の挿入先頭角部が当接し、絶縁紙の挿入に従い傾斜状態を矯正する傾斜面を有する誘導部と、絶縁紙の挿入方向に向かって第2端面部から所定距離離間した位置に配置され、絶縁紙の第2端面部からの飛び出し量を規制する規制部とを備えることを特徴とする。
また、請求項6に係るステータコア搬送装置は、内径方向に開口される一対のコイル巻装用のスロットに区画されるティース部を有し、積層された薄板コア部材の外径端における所定箇所を固着してなる環状ステータコアを搬送するステータコア搬送装置であって、環状ステータコアを担持する担持アームを備えると共に、担持アームにより環状ステータコアが担持された状態で環状ステータコアの第1端面部からスロットに絶縁紙を挿入する際に、環状ステータコアの第2端面部側に積層されている薄板コア部材におけるティース部の先端部を、第1端面部側に押圧するコア押え部と、コア押え部の押圧面に隣接し、第2端面部から傾斜した状態で押出される絶縁紙の挿入先頭角部が当接して絶縁紙の挿入に従い傾斜状態を矯正する傾斜面を有する誘導部と、絶縁紙の挿入方向に向かって第2端面部から所定距離離間した位置に配置され、絶縁紙の第2端面部からの飛び出し量を規制する規制部とを備えることを特徴とする。
請求項5または6のステータコア搬送装置では、ステータコアのスロット内に第1端面部から絶縁紙を挿入する際のコア押え部、誘導部、規制部が、ステータコアまたは環状ステータコアを担持する担持アームと共にステータコア搬送装置に備えられている。絶縁紙の挿入は、担持アームによりステータコアが担持された状態で行われる。コア押え部が、第2端面部側に積層されている薄板コア部材を、ティース部の先端部において第1端面部側に押圧する。また、コア押え部の押圧面に隣接して形成される誘導部の傾斜面に絶縁紙の挿入先頭角部が当接して、挿入に従い傾斜面に沿って絶縁紙を誘導して傾斜状態を矯正する。更に、規制部により、絶縁紙の飛び出し量が第2端面部から絶縁紙の挿入方向に所定距離離間した位置に規制される。
これにより、請求項1と同様の作用・効果が得られると共に、ステータコアの搬送時において、コア押え部、誘導部、および規制部で挿入された絶縁紙を支持していれば、搬送中に挿入された絶縁紙の挿入位置がずれてしまうことはない。
本発明によれば、ステータコアのスロット内に絶縁紙を挿入する際、挿入された絶縁紙の傾きを矯正しながらコア端部からの飛び出し量を規制することにより、絶縁紙のカフスをステータコアの端面部に確実に係合させて安定して絶縁紙の挿入・設置を行うことが可能となると共に、挿入時に絶縁紙の押圧によるコア部材の持ち上がりを防止することが可能な絶縁紙挿入矯正装置を提供することができる。また、前記絶縁紙挿入矯正装置において提供される作用・効果を備えるステータコア搬送装置を提供することができる。
以下、本発明の絶縁紙挿入矯正装置、およびステータコア搬送装置について具体化した実施形態を図1乃至図5に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態においては、内径ロータ型の電動機に使用される環状ステータコアを例にとり説明する。
実施形態の装置を説明するに先立ち、図1において、先ず、環状ステータコアSCのスロットSLに絶縁紙Pを挿入する際の概念図を示す。内径側にロータ(不図示)を備える電動機では、環状ステータコアSCはロータとの間で磁路を形成する複数のティース部Tを内径方向に備える。これらのティース部Tを区画するスロットSLにはコイルが巻装されるが、コイルの巻装の際、コイルとコアとの絶縁を確実に確保するためにスロットSLの内壁面に絶縁紙Pが装着される。絶縁紙Pは、両端部が外方に折り曲げられてカフス部が形成された上で、略U字状に湾曲されてスロットSLの1方向から挿入されて装着される。スロットSLの内壁のうち外径側に沿って、両端のカフス部がコアの各端面と係合するように装着されることが好ましい。これにより、スロットSL内へのコイルの巻装が妨げられることもなく、コイルの巻装時の絶縁紙Pの位置ずれも防止することができ、コイルとコアSCとの絶縁を良好に維持した状態でコイルを巻装することができる。
図2には、本発明における絶縁紙挿入矯正装置の機能を備えたステータコア搬送装置1についての正面図を示し、図3にはステータコア搬送装置1の右側面図を示す。
ステータコア搬送装置1は、環状ステータコアSCを内径側から担持するチャック部3を備え、コアSCを担持した上で搬送ガイド5に沿って移動することにより、コアSCを工程間で搬送する装置である。ステータコア搬送装置1は支持板7を介して搬送ガイド5に摺動可能に支持されている。ここで、チャック部3は、内径側から環状ステータコアSCを確実に担持することができれば、チャック部3の担持は、2点支持の他、3点以上の多点支持、または場合によっては1点支持でもよい。
支持板7はシリンダフランジ9で固定されており、シリンダシャフト11を摺動自在にシリンダ部13が備えられる。シリンダ部11の上下方向への摺動に応じてシリンダシャフト11に固定されたベース板15が上下動する。更にベース板15は、LMガイド17に上下方向に摺動自在に係合されている。ここで、LMガイド17とは、シリンダシャフト11の上下摺動方向に沿ってレール状の摺動径路が形成されたガイド部材であり、シリンダシャフト11の上下方向の摺動に応じてベース板15をガイドする。これにより、ベース板15に固定されたチャック部3、および後述する絶縁紙挿入矯正装置を上下方向に移動させることができる。
搬送の際には、コアSCを担持したチャック部3を上昇させ各工程位置より高い位置にコアSCを維持して搬送を行う。工程への投入の際には、チャック部3を降下させ、必要に応じてチャック部3がコアSCを担持したままで、あるいはチャック部3をコアSCから切り離した上で、コアSCを工程内に投入する。スロットSLへの絶縁紙Pの挿入工程では絶縁紙PはコアSCの下方から供給されるが、この間、チャック部3はコアSCを担持した状態に維持される。
ステータコア搬送装置1において、絶縁紙挿入矯正装置は、挿入サポートシリンダ19と挿入サポート部21とにより構成されている。
挿入サポートシリンダ19は、正面図(図2)において示すように、シリンダ部13に対して左右対称位置に2組備えられ、その可動軸がベース板15に設けられた開孔を介して挿入サポート部21に結合される。挿入サポート部21をシリンダ部13に対して左右対称位置の2点で支持すると共に、ベース板15とは独立に挿入サポート部21を上下に移動させるアクチュエータとして働く。尚、図3では、挿入サポートシリンダ19は、シリンダ部13に重なって存在することとなるが、説明の都合上、図示を省略している。
挿入サポート部21は、挿入サポートシリンダ19の可動軸に連結された円環状の支持円筒21bと、その先端にサポートリング21aとで構成されている。支持円筒21bは、サポートリング21aを支持すると共に、挿入サポートシリンダ19による上下動をサポートリング21aに伝達する支持体である。リング状のサポートリング21aを支持するため円筒形状を有している。支持円筒21bの内径側には、チャック部3のアクチュエータ(不図示)等が備えられている。サポートリング21aは、絶縁紙Pの挿入時に、薄板コア部材の持ち上がりを防止するためにコアSCの上端面に当接されるコア押え部、挿入された絶縁紙の傾斜状態を矯正する誘導部、およびコアSCの上端面からの絶縁紙Pの飛び出し量を規制する規制部を備えて、コアSCの下端面から挿入される絶縁紙Pの挿入状態を所定の状態に整える部材である。
サポートリング21aはリング形状を有しているので、環状ステータコアSCの全てのスロットSLに対して同時に挿入される絶縁紙Pのサポートを行うことができる。また、絶縁紙Pの挿入動作が開始されるスロットSLの位置や挿入順序、更に同時に複数の絶縁紙Pを挿入する場合の同時挿入数、同時挿入箇所等を自由に選択することができる。
また、絶縁紙Pの挿入位置が固定であり、絶縁紙Pが挿入されるべきスロットSLを順次挿入位置に移動することが必要である場合には、チェック部3がベース板15に対して回動自在に取り付けられると共に、支持円筒21bの円筒本体部またはサポートリング21aが、挿入サポートシリンダ19に連結された支持円筒21bの連結基部または支持円筒21bに対して、回動自在に取り付けられていることが好ましい。チャック部3と共にサポートリング21aも回動するので、サポートリング21aを所定位置に維持した状態でコアSCを回転させて、順次、スロットSLを挿入位置に移動させることができる。
図4には、図3におけるAA断面図を示す。支持円筒21bにおける円筒本体部22の内径側には、一端が円筒軸方向に屈曲して開口が狭まった円筒形状のリングガイド23が備えられ、ボルト25でベース板15に固定される。円筒本体部22は、その内径がリングガイド23の外径に当接されて支持されている。リングガイド23の内径側には、チャック部3によるコアSCの担持用アクチュエータ(不図示)が備えられる収納部31が備えられる。
円筒本体部22の上端部外径側は、ベアリング等のリング状摺動部材27を介して、ベース板15を貫通して挿入サポートシリンダ19の可動軸に連結された円筒連結基部29に係合されている。これにより、挿入サポートシリンダ19の上下動に応じて、円筒連結基部29、円筒本体部22、およびサポートリング21aが一体となって上下動すると共に、リング状摺動部材27を介して、固定されている円筒連結基部29に係合されている円筒本体部22は、リングガイド23にも規制されて回動自在に備えられている。図示しない回動機構により、収納部31とチャック部3が回動自在に備えられていることと相俟って、チャック部3に担持されたコアSCは、上端面をサポートリング21aにより規制された状態を維持したままで、そのスロット位置を絶縁紙Pの挿入位置に自由に移動させることができる。
サポートリング21aは、円筒本体部22の先端にネジ止め等により固定されており、この状態での拡大図を図5に示す。サポートリング21aは、コア径の異なる2種類のコアの何れにも対応できる構造を有している。小径コアSC用のサポートリング部Aと同様な構成で、大径コア用のサポートリング部Bを備えている。小径コアSCの場合はサポートリング部Aが使用され、コア押え部2Aがコア上端面の内径側の端部に当接される。大径コアではサポートリング部Bが使用され、コア押え部2Bがコア上端面の内径側の端部に当接される。この場合、サポートリング部Aはコアの内径側端部より内径側に位置するので、コアと干渉することはない。
サポートリング部A、Bは、共に同様な作用・効果を奏するものであり、各々に対応する部位を有している。すなわち、コア押え部2Aに対してはコア押え部2Bが、誘導部4Aに対しては誘導部4Bが、規制部6Aに対しては規制部6Bが、各々対応している。以下の説明では、小径コアSCを例にとり、サポートリング21aのうちサポートリング部Aが作用する場合について説明する。
チャック部3に担持されて絶縁紙Pの挿入工程に搬送されたコアSCは、チャック部3による担持を維持した状態で工程内に設置される。絶縁紙Pの挿入に先立ち、コアSCが挿入サポートシリンダ19で下降され、サポートリング部Aの最下面に構成されているコア押え部2Aが所定の押圧力にてコアSCの上端面を押圧するように調整される。この押圧力は、絶縁紙Pの挿入時に絶縁紙Pとスロット内壁との干渉により、コアSCの上端面側の薄板コア部材が絶縁紙Pにより押し上げられない程度の押圧力であればよい。薄板コア部材の層厚、材質や、絶縁紙Pの厚み、材質、更に絶縁紙Pとスロット内壁との干渉の程度などによって適宜に調整することが好ましい。この調整は、挿入サポートシリンダ19の下降量に応じて調整される押圧力により調整することができることは言うまでもない。
コア押え部2AによるコアSCの上端面での押圧位置は、コアSCの内径側端部である。コアSCでは内径側は溶接等による固定が施されておらず、絶縁紙Pによる薄板コア部材の押し上げが最も大きな部分を有効に押圧することができる。
ハイブリッド自動車や電気自動車等に使用される駆動用の電動機では、電動機の駆動効率の向上のため鉄損の低減を図る必要から、従来にも増してコアSCを構成するために積層される薄板コア部材の厚みを低減することが要請されている。例えば、0.3mm厚の薄板コア部材を積層することが行なわれる場合がある。本実施形態により例示される本発明によれば、こうした極薄のコア部材を使用する場合にも絶縁紙Pの挿入によるコア部材の持ち上がりを有効に防止することができる。
コア押え部2AからコアSCの外径側に連続する側面が、外径方向に傾斜して立ち上がって誘導部が構成される。コアSCの下端面から挿入される絶縁紙Pは、U字状に湾曲されて挿入される。その開口部分をスロットSLの開口部分に合わせて、コアSCの下端面から挿入されることが一般的である。スロット内壁面を絶縁紙Pで確実に覆うことができるからである。スロットSLに挿入される絶縁紙Pの復元力により、絶縁紙PがスロットSLの開口部分で押圧されて干渉が他の部分に比して大きくなり、抵抗を受けて絶縁紙Pの挿入進度が遅くなる傾向にある。そのため、絶縁紙Pはスロット開口側に傾いた状態で挿入されることが一般的である。この傾きを矯正するために、スロットSLの開口端部であるコアSCの内径側端部に押圧されるコア押え部2Aに連続して、外径側に傾斜した斜面を有する誘導部4Aが備えられている。絶縁紙Pが誘導部4Aに当接して挿入されていくことにより、絶縁紙Pの傾斜状態を矯正することができる。
誘導部4Aの外径側には、コア押え部2Aの当接面から距離Lの高さにOリング等の弾性体で形成される規制部6Aが構成される。ここで、Oリングとは、所定の弾性力を有したゴム部材で形成されていることが好ましい。スロットSLに挿入される絶縁紙PのコアSCの上面端での飛び出し量が規制される。絶縁紙Pは、上端が規制部であるOリング6Aの下端に接した時点で規制されるのが原則であるが、挿入時の押圧力が印加されている場合、Oリング6Aの有する弾性力で更に上昇することは可能である。絶縁紙Pの厚みやカフス部の折り曲げ位置等の製造ばらつきを吸収することができ、コア端部からの絶縁紙Pの飛び出し量の公差が大きくとれない場合にも、飛び出し量を長さLに安定させることができ、絶縁紙端部のカフス部をコア端部に確実に係合させることができる。
ハイブリッド自動車や電気自動車等に使用される駆動用モータでは、実装上、コンパクトに構成される電動機が必要とされており、そのため、個々の構成部材の公差も厳しく制限されていることが実情である。このような場合にも、本実施形態により例示される本発明によれば、コアSCの端部からの絶縁紙Pの飛び出し量の公差が小さい場合にも、確実に絶縁紙Pを飛び出させることができ、絶縁紙端部のカフス部をコアSCの端部に確実に係合させることができる。
ステータコア搬送装置1に、チャック部3とは独立に上下動が可能なコア押え部2A、2B、誘導部4A、4B、および規制部6A、6Bを備えることにより、コアSCの搬送中に、コア押え部2A、2B、誘導部4A、4B、および規制部6A、6Bで挿入された絶縁紙Pを支持しておけば、搬送中に、挿入された絶縁紙Pの挿入位置がずれてしまうことはない。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態においては、内径側にロータが配置される構成に関し、スロットSLが内径側に開口されている環状ステータスコアSCを例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、外径側にロータが配置されて、スロットが外形側に開口されている構成のステータコアに対しても同様に適用することができる。
また、本実施形態においては、サポートリング21aとして、サポートリング部Aとサポートリング部Bとの径の異なる2種類のコアに対応できる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3種類以上のコア径に対応できる構成や、1種類のコア径にのみ対応する構成など、適宜に選択することができることは言うまでもない。
また、本実施形態では、チャック部3を有するステータコア搬送装置1に、絶縁紙挿入矯正装置である挿入サポートシリンダ19および挿入サポート部21が備えられる場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。チャック部とは切り離し、挿入サポートシリンダおよび挿入サポート部といった絶縁紙挿入矯正装置に関する構成要素のみで構成することが可能であることは言うまでもない。
また、コア押え部、誘導部、および規制部といった絶縁紙挿入矯正装置は、リング状の構成に限定されるものではない。薄板コア部材に剛性があり、絶縁紙の挿入時以外にはコア部材が持ち上がることはない場合、また挿入された絶縁紙が移動しにくい場合等には、絶縁紙の挿入位置に限定して、コア押え部、誘導部、および規制部を備える構成とすることもできる。
また、規制部6A、6Bは、ゴム部材で形成されたOリングに限定されるものではなく、弾性力を有していれば、バネ状の部材を利用することも可能である。
環状ステータコアのスロットに絶縁紙を挿入する際の概念図である。 絶縁紙挿入矯正装置の機能を備えたステータコア搬送装置についての正面図である。 絶縁紙挿入矯正装置の機能を備えたステータコア搬送装置についての右側面図である。 図3におけるAA断面図である。 絶縁紙のサポートリングが支持円筒の先端に固定された状態を示す拡大図である。
符号の説明
1 ステータコア搬送装置
2A、2B コア押え部
3 チャック部
4A、4B 誘導部
5 搬送ガイド
6A、6B 規制部
7 支持板
9 シリンダフランジ
11 シリンダシャフト
13 シリンダ部
15 ベース板
17 LMガイド
19 挿入サポートシリンダ
21 挿入サポート部
21a サポートリング
21b 支持円筒
22 円筒本体部
23 リングガイド
25 ボルト
27 リング状摺動部材
29 円筒連結基部
31 収納部
A、B サポートリング部
SC 環状ステータコア
SL スロット
P 絶縁紙
T ティース部

Claims (6)

  1. 積層された薄板コア部材の所定箇所を固着してなるステータコアのコイル巻装用のスロットに、絶縁紙を挿入する絶縁紙挿入矯正装置であって、
    前記ステータコアの第1端面部から絶縁紙を挿入する際に、
    前記ステータコアの第2端面部側に積層されている薄板コア部材における非固着部位を、前記第1端面部側に押圧するコア押え部と、
    前記第2端面部から傾斜した状態で押出される絶縁紙の挿入先頭角部が当接し、絶縁紙の挿入に従い傾斜状態を矯正する傾斜面を有する誘導部と、
    絶縁紙の挿入方向に向かって前記第2端面部から所定距離離間した位置に配置され、絶縁紙の前記第2端面部からの飛び出し量を規制する規制部とを備えることを特徴とする絶縁紙挿入矯正装置。
  2. 前記コア押え部は、1方向に開口される一対の前記スロットに区画されるティース部の先端部位を押圧することを特徴とする請求項1に記載の絶縁紙挿入矯正装置。
  3. 前記コア押え部および前記誘導部は、前記コア押え部の押圧面を底面とし、該底面に隣接する側面を前記誘導部の傾斜面として一体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁紙挿入矯正装置。
  4. 前記規制部は、弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁紙挿入矯正装置。
  5. 積層された薄板コア部材の所定箇所を固着してなるステータコアを搬送するステータコア搬送装置であって、
    前記ステータコアを担持する担持アームを備え、
    前記担持アームにより前記ステータコアが担持された状態で前記ステータコアの第1端面部からコイル巻装用のスロットに絶縁紙を挿入する際に、
    前記ステータコアの第2端面部側に積層されている薄板コア部材における非固着部位を、前記第1端面部側に押圧するコア押え部と、
    前記第2端面部から傾斜した状態で押出される絶縁紙の挿入先頭角部が当接し、絶縁紙の挿入に従い傾斜状態を矯正する傾斜面を有する誘導部と、
    絶縁紙の挿入方向に向かって前記第2端面部から所定距離離間した位置に配置され、絶縁紙の前記第2端面部からの飛び出し量を規制する規制部とを備えることを特徴とするステータコア搬送装置。
  6. 内径方向に開口される一対のコイル巻装用のスロットに区画されるティース部を有し、積層された薄板コア部材の外径端における所定箇所を固着してなる環状ステータコアを搬送するステータコア搬送装置であって、
    前記環状ステータコアを担持する担持アームを備え、
    前記担持アームにより前記環状ステータコアが担持された状態で前記環状ステータコアの第1端面部から前記スロットに絶縁紙を挿入する際に、
    前記環状ステータコアの第2端面部側に積層されている薄板コア部材における前記ティース部の先端部を、前記第1端面部側に押圧するコア押え部と、
    前記コア押え部の押圧面に隣接し、前記第2端面部から傾斜した状態で押出される絶縁紙の挿入先頭角部が当接して絶縁紙の挿入に従い傾斜状態を矯正する傾斜面を有する誘導部と、
    絶縁紙の挿入方向に向かって前記第2端面部から所定距離離間した位置に配置され、絶縁紙の前記第2端面部からの飛び出し量を規制する規制部とを備えることを特徴とするステータコア搬送装置。
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