JP4170557B2 - マスク用保液シート - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスクに装着して使用するマスク用保液シートに関し、詳しくは、フェルト、不織布又は不織繊維ウェブからなる保液シート材に含浸した液体の流下を抑制し得るようにしたマスク用保液シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、保液性シートとしては、発泡ポリウレタンホームが知られている。しかし、この材質による保液性シートは、吸水速度が遅かったり、保液性能としても圧力がかかった場合に、吸収した水を簡単に放出する性質があり、満足できる性能を得ることができなかった。また、発泡ポリウレタンホームからなる保液性シートは、例えば人体に直接接触させて使用した場合、肌触りも悪く生体材料としては好ましいものではなかった。このような発泡ポリウレタンホーム以外の材料による保液性シートとしては、不織布による保水性シートがあり、不織布の材質としては、綿、レーヨン或いは合成繊維によるものがある。
【0003】
また、従来、マスクとして、図5に示す実開昭62−15360号公報に開示されたマスクがあり、図示のマスクは、マスク本体7に耳かけ7aが設けられ、かつ空気孔7bが設けられている。マスク本体7の下部には、水受け袋9が設けられ、この水受け袋9に保水パッドである含水ガーゼ8が載置されて、風邪水分吸収マスクとして使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら図5に示した従来の保水パッドは、含水ガーゼ8に吸収させた水がその自重によって含水ガーゼ8を流下するために、保水パッドが早く乾燥する欠点がある。しかも、マスクには、含水ガーゼ8から流下する水分を受ける水受け袋9を設ける必要があり、さらに、水受け袋9自体が過度に湿って肌触りが好ましいものではない。
【0005】
この保水パッドに含浸した液が自重で流下して不都合を生じることは、マスク用パッドであっても、保湿性を目的とする場合、保水パッドに浸透した液が自重で流下して部分的に乾燥したのでは、その目的を達成することはできない。すなわち、保湿を行うため、液が自重で流下するようなものであっては安心して使用することができない。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、保液性に優れたマスク用保液シートを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、マスクに装着して使用するマスク用保液シートにおいて、フェルト、不織布又は不織繊維ウェブからなる長方形状の保液シート材を接着又は溶着により前記保液シート材の長辺に平行に形成した浸透阻止帯によって区するとともに、前記保液シート材を接着又は溶着によりその周縁部に形成した封止帯によって囲んで形成した多数の保液区画部と、前記浸透阻止帯に形成された多数の開口部とを有し、前記多数の保液区画部が上下方向に配されるようにマスクに装着して使用したとき、前記浸透阻止帯と前記封止帯が前記保液区画部に含浸した液体の浸透を阻止することを特徴とするマスク用保液シートである。
この発明によれば、液体を含浸したマスク用保液シートをマスクに装着して使用したとき上下方向に配される保液区画部間の浸透阻止帯が、各保液区画部に含浸されている液体の浸透を阻止し、液体が下方の保液区画部に流下することを防ぐ。また、マスクに装着した使用状態で、保液シート材の周縁部の封止帯が、マスク用保液シートに含浸された液体がマスク用保液シートの周辺から外に漏れ出ることを防ぐ。さらに、マスクに装着した使用状態で、多数の保液区画部間の浸透阻止帯に形成された多数の開口部がマスク用保液シートの通気孔として働く。
【0008】
また、請求項2の発明は、マスクに装着して使用するマスク用保液シートにおいて、各々がフェルト、不織布又は不織繊維ウェブからなる保液シート材の周縁部が接着又は溶着により形成した封止帯で囲まれてなる多数の保液区画部を有し、該多数の保液区画部が長方形状の網目状シートの少なくとも一面に互いに隔てて前記網目状シートの長辺に平行に並べて貼り付けて形成され、液体を含浸した前記多数の保液区画部が上下方向に配されるようにマスクに装着して使用したとき、前記封止帯が前記保液区画部に含浸した液体の浸透を阻止することを特徴とするマスク用保液シートである。
この発明によれば、液体を含浸したマスク用保液シートをマスクに装着して使用したとき上下方向に配される保液区画部の周辺部の封止帯が、各保液区画部に含浸されている液体の浸透を阻止し、液体が下方の保液区画部に流下したりマスク用保液シートの周辺から外に漏れ出ることを防ぐ。さらに、マスクに装着した使用状態で、多数の保液区画部間の網目状シートの網目がマスク用保液シートの通気孔として働く。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るマスク用保液シートの実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
(実施形態1)
図1は、本発明のマスク用保液シートの一実施形態を示し、同図は正面図である。同図において、マスク用保液シート10は、通気性を有するフェルト、不織布、不織繊維ウェブ等の保液シート材11aが少なくとも2枚用いられて張り合わされ、保液シート材11aは、液体の浸透を抑制する浸透阻止帯13が平行に形成され、かつ浸透阻止帯13に直交するように浸透阻止帯14が形成されている。マスク用保液シート10には、浸透阻止帯13,14で囲まれた保液区画部11が形成され、これらの保液区画部11はマスク用保液シート10に含浸した液体を保持する領域である。
【0011】
浸透阻止帯13,14は、保液シート材11aの材質が、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維の場合、加熱圧着、超音波溶着又は高周波溶着を用いて形成してもよいし、さらに合成樹脂接着剤を併用して形成してもよい。また、レーヨン又は綿の場合は、合成樹脂接着剤を用いて熱圧着して形成する。加熱圧着方法によって、浸透阻止帯13,14を形成するには、例えばエンボスローラが用いられ、合成繊維の保液シート材11aを溶融して溶着することによって、浸透阻止帯13,14に液体が浸透しないか、浸透を抑制し得るような領域を形成することができる。または、合成樹脂接着剤を付着させて加熱圧着して、合成繊維の保液シート材の溶融とともに接着して形成してもよい。なお、2枚の保液シート材11aは、ニードルパンチ加工によって固定するようにしてもよい。殊に、2枚の保液シート材11aに、更に他の保液シート材等を介装する場合は、これらの保液シート材を固定するのにニードルパンチ加工が最も容易であり、好ましい。
【0012】
浸透阻止帯13,14には、点線状または四角形に開口した開口部18が形成されている。この開口部18は、加圧ローラに多数の突起が形成され、加圧ローラで浸透阻止帯13,14を形成しながら、かつその突起を貫通させることで形成することができる。この突起も高温に熱せられており、浸透阻止帯13,14を貫通して、開口部18が形成されている。浸透阻止帯13,14は、接着、加熱圧着、又は溶着(熱融着、超音波溶着、高周波溶着)によって形成されている。
【0013】
本実施形態では、マスク用保液シートをこれらの開口部18に沿って、切り裂くことによって、保液シート材が長方形状となり、マスクに装着した使用時に適宜な大きさのマスク用保液シートに形成することができる。切り裂くことによって、その周縁部に位置することになった浸透阻止帯13,14は、液の浸透を抑制する封止帯として機能するようになり、特に、保液シート材の長辺に平行に形成した浸透阻止帯14は、上下方向で区画して多数の保液区画部11を形成する。また、この開口部18は、マスク用保液シートに通気性を与える通気孔となるのに効果的である。なお、開口部18の開口面積は、液体がこの開口部18を伝って流れ落ちない程度の面積を必要とする。液体の浸透は、開口部18の形状によっても異なるので、横長形状としてもよい。
【0014】
上記実施形態のように、マスク用保液シート10には、浸透阻止帯13,14で仕切られた保液区画部11が形成されており、多数の保液区画部11が上下方向に配されるようにマスクにマスク用保液シート10を装着した使用状態において、浸透阻止帯13が略水平となり、保液区画部11に含浸されている液体が浸透阻止帯13を越えて下方の保液区画部11に浸透して流下するのを阻止することができる。また、マスク用保液シートの周縁部に位置することになった浸透阻止帯13,14からなる封止帯が、液体の浸透を抑制して液体がマスク用保液シートの周辺から外に漏れ出ることを防ぐ。
【0015】
なお、マスク用保液シート10は、例えば保液シート材11aの厚さが1〜1.5mmであって、マスク用保液シート10の厚さAが2〜3mm、浸透阻止帯13で区画された保液区画部11の幅Bが18〜20mm、浸透阻止帯13の幅Cが2〜3mmであり、ロール状の保液シート材を適宜な寸法に切断して使用する。
【0016】
(実施形態2)
図2は、本発明に係るマスク用保液シートの他の実施形態を示し、同図(a)は、実施例の正面図を示している。同図(b),(c)は、同図(a)のそれぞれ異なった例を示す側面図であり、同図(d)は、他のマスク用保液シートの例を示す断面図である。
図2(a),(b)において、網目状シート19に、保液シート材11aが所定の間隔で多数接着されて、多数の保液区画部11が形成されたマスク用保液シート10が形成されている。個々の保液シート材11aの材質は、フェルト、不織布、不織繊維ウェブ等が用いられている。網目状シート19は、撥水性を有する材質であって、例えばナイロン等の合成樹脂であり、液体の表面張力を考慮して、適度な目の荒さを有するメッシュが好ましい。保液シート材11aの周縁には、封止帯20が形成されており、この封止帯20は、網目状シート19に保液シート材11aを熱圧着又は溶着(熱融着、超音波溶着、高周波溶着)する際に形成され、保液区画部11に含浸した液体の浸透を浸透阻止帯同様に阻止し、が当該保液区画部から流下することを抑制する。網目状シート19に接着された隣接する保液シート材11a間の隙間からは、網目状シート19が露出し、この網目状部分がマスク用保液シート10に通気性を与えるとともに、浸透阻止帯として機能する。この保液シートでは、保液シート材11aの周縁部に形成された封止帯20の他に、保液シート材11a間の隙間からなる浸透阻止帯も、保液区画部11に含浸した液体の流下を抑制す。なお、図2(c)のマスク用保液シートは、その側面図から明らかなように、網目状シート19の両面に保液シート材11aが所定の間隔で多数接着されて形成された例である。なお、封止帯20の形成方法は、予め熱圧着又は圧着で封止帯20を形成して、さらに封止帯20を網目状シート19に熱圧着、接着剤、又はニードルパンチ加工等で接着して、網目状シート19に保液シート材11を張り付けてもよい。
【0017】
なお、図2(d)マスク用保液シートは、ナイロン等の2枚の網目状シート19を2枚用いて保液シート材11aを挟んだ形状の保液シートである
【0018】
(実施形態3)
本発明のマスク用保液シートは、マスク用保液シートに浸透した薬剤等が流下するのを抑制する効果があるので、例えば医療、美容等の分野におけるマスク用保液シートに薬剤を浸透させて、マスクに装着して用いることができる。マスク用薬剤付与シートは、用途に応じた薬剤を浸透させることによって、肌荒れや日焼けの治療や回復、さらには芳香剤を浸み込ませてアロマテラピー等の用途とした薬剤付与シートとして用いることができる。マスク用薬剤付与シートは、医薬のみならず、アロマテラピー等に用いられる芳香剤、或いは機能水等を含んでおり、インフルエンザ予防・防御、花粉症等の生体防御機能、老化抑制機能、湿気吸収等による生体調整機能を高めるために用いられる。
【0019】
本発明のマスク用薬剤付与シートの使用例としては、例えば、水又はメントールやメントン等を含むはっか油を水に混和した混和水(はっか水)に、上記実施形態で説明したマスク用保液シートを浸して、このマスク用保液シートをガーゼで挟んで、マスクの間に差し込んむことによってマスクに装着して、長時間、混和水の流下が防止できるマスク用薬剤付与シートとすることができる。このような混和水を含浸したマスク用保液シートは、マスクに挟んで装着して使用した場合、長時間、混和水の流下が防止できるので、メントールやメントンの香りによって、花粉症等の緩和に効果を発揮する。さらに、マスク用保液シートに長時間湿り気を維持することができるので、インフルエンザ等のビールスが体内に侵入するの防御する効果が期待できる。さらに、このマスク用薬剤付与シートは、頭痛、咽頭痛等に対しても効果が期待できる。また、マスク用薬剤付与シートは、他の芳香剤又は薬剤等を水に混和するか、水溶性薬剤を含浸させることによって、種々の症状の緩和が期待できる。
【0020】
一方、マスク用薬剤付与シートがマスクに挟んで装着されて使用された場合、網目状の開口部等が形成されており、呼吸が困難になることがなく、さらにマスク用保液シートの厚さを可能な限り薄いものとすることによって、網目状の開口部を形成しなくとも呼吸に障害を与えないようにすることができる。無論、マスク用薬剤付与シートの保水性が長時間維持される。このようにマスク用薬剤付与シートは、メントール等のはっか水、或いは他に芳香剤を含浸させることによって効果的である。また、このような薬効成分を含む揮発性物質を含浸させたマスク用薬剤付与シートは、袋に収納して密封して保存することにより、長期に亘って薬効を維持することが可能であり、無論、その都度薬効成を含む混和水等を含浸させて使用することができる
【0021】
このようにマスク用保液シートには、浸透阻止帯或いは封止帯が形成されており、多数の保液区画部11が上下方向に配されるようにマスク用保液シート10をマスクに装着した使用状態において、浸透阻止帯が略水平となり、保液区画部11に含浸されている液体が浸透阻止帯13或いは封止帯を越えて下方の保液区画部11に浸透して流下するのを阻止することができるので、その用途において、水や水溶液、薬剤等の液体が自重によって流下するの抑制することができ、十分な効果を発揮することができる。
【0022】
次に、本発明のマスク用保液シートについて説明する。従来例と本発明のマスク用保液シートとの保液状態における比較試験結果について説明する。従来例は、不織布を2枚貼り合わせたものであり、マスク用保液シートの縁のみヒートシール(熱圧着による封止帯)を施したものである。このマスク用保液シートの寸法は、縦8cm、横10cmである。一方、本発明は、図2(a),(c)に示したマスク用保液シートであり、ナイロン繊維による網目状シート19を芯として、その両面に保液シート材11aを接着或いは熱圧着によって、貼り合わせたものである。マスク用保液シートは、その周縁に封止帯20を形成した不織布による保液シート材11aを長方形状の網目状シート19に4枚貼り合わせたものであり、隣接する保液シート材11a間に露出した網目状シートはマスク用保液シートに通気性を与えるとともに浸透阻止帯としても働き、寸法は従来例と同じである。
【0023】
この比較試験では、従来例の保液シートAと本発明のマスク用保液シートBとを図3に示したように、保液シートA,Bを吊して1時間毎にその水分残留量を測定して表1に示した。図4は、その試験結果を示す図である。
【0024】
なお、水分残留率は、測定時の水分量(g)と0時間の水分量(g)から求められ、下記(1)式の通りである。
水分残留率(%)=(測定時の水分量(g)/0時間の水分量(g))×100……(1)
【0025】
【表1】
Figure 0004170557
【0026】
この試験結果は、表1から明らかなように、本発明のマスク用保液シートの水分残留率が従来のものより、極めて良好であることを示した。さらに、本発明のマスク用保液シートは、表1と図4から明らかなように、従来のものと比較して、マスク用保液シートの上部から下部にかけて、水分残留率がほぼ均一に分布しており、保液効果が優れていることを示している。
【0027】
【発明の効果】
上記記載のように、本発明によれば、マスク用保液シートに含浸された液体の浸透を浸透阻止帯や封止帯が阻止して、マスクに装着した使用状態で上下に配される多数の保液区画部の各々に含浸した液体を保持する保水性を高めて、含浸させた液体が長時間、マスク用保液シートに広く分布した状態を維持し得る。また、マスクに装着した使用状態で、マスク用保液シートに含浸された液体がマスク用保液シートの周辺から外に漏れ出ることを防ぎ、不必要な部分に、浸透液が流れて付着することがない。さらに、マスクに装着した使用状態で、多数の保液区画部間の多数の開口部又は網目状シートの網目が通気口として働き、液体を含浸させたマスク用保液シートに良好な通気性を与え、維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるマスク用保液シートの実施形態を示した正面図である。
【図2】 (a)は、本発明によるマスク用保液シートの他の実施形態を示した正面図、(b),(c)は、(a)のそれぞれ異なった例を示す側面図であり、(d)は、他の保液シートの例を示す断面図である。
【図3】 従来例と本発明との比較試験状況を説明するための図である。
【図4】 試験結果を示す図である。
【図5】 従来のマスクを示す図である。
【符号の説明】
10 マスク用保液シート
11 保液区画部
11a 保液シート材
13,14 浸透阻止帯
18 開口部
19 網目状シート
20 封止帯

Claims (2)

  1. マスクに装着して使用するマスク用保液シートにおいて、
    ェルト、不織布又は不織繊維ウェブからなる長方形状の保液シート材を接着又は溶着により前記保液シート材の長辺に平行に形成した浸透阻止帯によって区するとともに、前記保液シート材を接着又は溶着によりその周縁部に形成した封止帯によって囲んで形成した多数の保液区画部と、
    前記浸透阻止帯に形成された多数の開口部とを有し、
    液体を含浸した前記多数の保液区画部が上下方向に配されるようにマスクに装着して使用したとき、前記浸透阻止帯と前記封止帯が前記保液区画部に含浸した液体の浸透を阻止する
    ことを特徴とするマスク用保液シート。
  2. マスクに装着して使用するマスク用保液シートにおいて、
    各々がフェルト、不織布又は不織繊維ウェブからなる保液シート材の周縁部が接着又は溶着により形成した封止帯で囲まれてなる多数の保液区画部を有し、該多数の保液区画部が長方形状の網目状シートの少なくとも一面に互いに隔てて前記網目状シートの長辺に平行に並べて貼り付けて形成され、
    液体を含浸した前記多数の保液区画部が上下方向に配されるようにマスクに装着して使用したとき、前記封止帯が前記保液区画部に含浸した液体の浸透を阻止する
    ことを特徴とするマスク用保液シート。
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