JP4169271B2 - 乳房カップおよび乳房カップの製造方法 - Google Patents

乳房カップおよび乳房カップの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は乳房カップ、および乳房カップの製造方法に関するものであり、独立請求項に記載されたブリアンブル部分と一致するものである。
過去数年間、自らの乳児を母乳で育てる女性の数は、確実に増加してきている。栄養学的および心理学的見地から、このことは母親と乳児の両者にとって最も望ましいことである。
乳児に母乳を与える最も一般的な方法は、乳児に乳房から母乳を直接吸わせる方法である。しかし、ある特殊な条件下では乳児に乳房から直接母乳を吸わせる方法は現実的でなく、不可能な場合もある。このような場合の例として以下のようなものがある。
− 乳児が未熟児であり、吸うことができない場合
− 母乳の量が少なすぎる場合
− 母親が病気であり、乳房に対して強い刺激が必要な場合
− 医学的に乳腺炎の兆候があり、その治療のために母親が乳児に母乳を
与えることができない場合や、乳房を空にしなければならない場合
純粋に現実的な対応をとるために、乳児に母乳を与えることができる他の方法を探ることは適切なことである。
多くの生理学上および心理学上の要因が、母乳の出方に影響を与え、母乳が全くできなくなるこもある。母乳ができるようにするための重要な要因は、乳房に刺激を与えることである。母乳がでるようにするために、乳房へ与える刺激として、三つの要素を組み合わせたものが必要とされる。
実際に乳房に刺激を与える際に、乳首周辺の暗い色の部分の縁へ最も強い刺激を与えることが必要である。ここは、いわゆる「ミルク・レイク」(milk lakes)と呼ばれている部分であり、ここを押すと脳下垂体からオキシトシンと呼ばれるホルモンが分泌される。このホルモンは母乳の導管に直接的に作用し、その結果母乳が空になるように、母乳の導管を膨らませ、開くようにする。これは、乳児が口を広げて乳房に吸い付くときに起こる現象である。乳児のあごと唇の部分が、乳首周辺の暗い色の部分へ刺激を与えることになる。これは乳首の付け根から約2.5から3cm離れた位置にある。
乳首への刺激は、母乳を搾り出すこととマッサージによって行われる。この刺激は、乳児の舌と口蓋によって乳首を挟み込むときに行われる。触覚による刺激には、強い刺激が必要であり、これによりホルモンの分泌が促される。実際の吸引は、乳児が吸うときに生じるものである。
多くの種類の乳房カップと乳房ポンプに関するものが開発されてきており、それらのものは、ある程度は上述したうちの幾つかの要素を刺激することができるものである。
乳房ポンプは上述した要素を刺激できるものでなければならないことに加え、乳房カップは使用に際して心地よいものであり、柔らかくて種々の形状を有し、種々のサイズの乳房に適合できるものでなければならない。それと同時に、乳房カップは使いやすいものでなければならない。
多くの乳房ポンプが知られており、乳房ポンプは乳房の上に置かれるカップ状のものまたはこれに類似したものと、カップに接続されカップ内に間欠性の真空を作り出す真空ポンプであって手動または機械式の真空ポンプと、搾り出した母乳をいれる容器とから構成される。搾り出された母乳は、一般的にはカップから流れ出し、貯蔵するため、または後で使用するために容器内に入れられる。
SU-A-1,745,262 A1には、強化ラテックスから作られた外部ハウジングと、同心状のラテックス・チューブを形成するインフレータブルな要素と、母乳チューブに接続された母乳をいれる容器とから構成された授乳のデバイスが開示されている。インフレータブルな要素である同心状のラテックス・チューブの各々は、圧力供給ラインと空気ラインを経由して圧力源と接続されている。その結果、乳房の周りに配列された同心状のインフレータブルなリングが構成されることになる。そしてSU-A-1,745,262 A1の明細書においては、これらのリングが個々にインフレータブルなものであるというイラストや記述はなく、また乳首に対して脈動する圧力波動が作用するということに関するイラストや記述もない。
US-5,049,126には、乳房ポンプ用の乳房カップに使用するインサートが開示されている。このインサートは、乳児が乳首を押しそしてマッサージする状況を、より現実的に模擬するために使用されるものである。インサートは、円錐台状のコーンの形態をしたジョウゴ状の部分から成り、最も径の小さいジョウゴ状の部分には円管部分が設けられている。円管部分には、この装置が実際に使用されるときに乳首がくる位置に、少なくとも一つの伸びた開口部が設けられている。この伸びた開口部にはフレキシブルな部材が設けられている。真空ポンプによってインサート内に負圧が作り出されると、フレキシブルな部材はインサート内へ吸い込まれ、母乳の生産を促すために慎重に乳首を搾りそしてマッサージする。しかしこのインサートは、乳房の他の部分を刺激することも、また実際の乳首の周辺領域を刺激することもない。US-5,049,126の明細書によれば、実際のジョウゴ状の部分はリジッドな材料によって作られているように見える。従って、異なった形状をした乳房や異なったサイズの乳房に対して、このインサートは適合しずらいものであると言える。インサートがリジッドな場合、使用した際にある程度の不快感を与えることにもなる。更に、乳房ポンプがあるために、インサートは乳房カップの中に留まろうとする傾向が強まる。
US-4,680,028には、乳房ポンプ用の乳房カップが開示されている。この乳房カップは、シリコーン・ゴムのような透明で、フレキシブルな材料で作られている。この乳房カップは、円管状の延長部分を有するジョウゴ状の部分を有する形態をしている。ジョウゴ状の部分と円管状の部分を継ぐ部分を、真空ポンプによって吸引されるときに、乳首とその周辺領域をマッサージできるように、壁の板厚を薄くしている。最も大きな直径を有するジョウゴ状の部分の領域においても板厚を薄くしており、その結果この領域の下になる乳房の部分を女性の指でマッサージすることができるようになっている。
EP-198,469には、真空ポンプを含む乳房ポンプが開示されている。この装置の乳房カップは、乳児の口、のど、そしてあごを模擬した部分から構成されている。乳房カップは、ポンプによって作り出された圧力によって、乳房の周りに吸着する。開口バルブによってその圧力が制御される。使用に際し、女性は自分自身で乳房をマッサージし、そしてリズムを調節することができる。
WO-92/07593には、乳房ポンプ用の乳房カップに使用されるエラストマー製のインサートが開示されている。このインサートには、乳房により適合しやすくするために窪みと溝が設けられている。インサートは、円錐台状のコーンの形態をしたジョウゴ状の部分と、径の小さい側のジョウゴ状の部分に接続された円管状の部分とから構成されている。ジョウゴ状の部分の外側には、楕円形の切り抜き部分が設けられており、乳首の周りの領域におけるインサート内には薄い部材が形成されている。WO-92/07593の明細書によれば、この部分は、母乳の生産を促す共にインサートをソフトにし、ユーザーにとって更に心地よいものにするために、ポンプのストロークによって作り出される吸引する期間を延長することを狙ったものである。しかし、このインサートは、実際の乳首のみならず、乳房のその他の部分に対しても必要な刺激を提供することができないものである。更に、このインサートは、乳房ポンプの乳房カップの中に配置することを意図したものである。
US 4,964,851は、部分的にフレキシブルな材料によって作られた乳房カップ、吸引ポンプ、そして回転バルブから成る電気で駆動される乳房ポンプを開示している。回転バルブは、乳房カップと母乳を入れる容器の間に配置されたポンプからの吸引力の方向を交替させることにより、乳房を交互に吸引するようにしたものである。
EP-727,234は、ジョウゴ状の乳房カップに使用するインサートを開示している。このインサートは、板厚を薄くした部分を備え、この板厚を薄くした部分がジョウゴ状の乳房カップの内側に対して動くようになっており、それによって、母乳カップ内に作り出されている真空により、乳首の周りの暗い色の部分にある刺激を与えるものである。しかし、この刺激を与える真空とその周波数は独立して調整できるようにはなっておらず、乳房から実際の乳首に向かって脈動する圧力波動を作り出すことはできない。従って、これは適切な刺激を実現することが困難であり、強すぎる真空圧のために、最悪の場合、母乳の導管を遮断させてしまい、母乳の搾り出しが阻害されることもある。
DE 4,102,634は、乳房を取り囲むインフレータブルな中空体の形態をした乳房カップを開示している。乳房カップの空洞部と乳首のそばに配置された乳房カップの開口部の二つの部分は真空ポンプに接続されている。しかし、真空ポンプの圧力と周波数を別々に調整することについては記述も例示もされていない。
上述した明細書において記述された乳房ポンプと乳房カップのすべての共通した特徴は、単に圧力を調整できるようにした真空源を有するだけか、あるいは圧力を調整することができないものであったり、乳首のすぐ周りの暗い色の部分を刺激する脈動圧を有しないものである。従って、これらの装置のいずれも、乳児が乳房を吸う状態を模擬したものとはいえない。
発明の概要
上述した各装置の最も大きな問題点は、乳首の傍またはその外側の乳首のすぐ周りの暗い色の部分を刺激できていないということである。上述した装置のほとんどは、実際の乳首と乳首の直ぐ近傍の部分だけを刺激している。そのような刺激では、満足できる母乳を作り出すためには十分なものとはいえない。乳首の付け根から約2.5から3cm離れた位置にある乳房の部分は、すなわち乳首のすぐ周りの暗い色の部分であるが、ミルク・レイクと呼ばれる部分を多数保持しており、その上を刺激することによって母乳腺を広げることになる。この部分は、授乳中に乳児の唇によって刺激される部分であり、これによってオキシトシンというホルモンが分泌されることになる。
上述した装置の別の問題点は、目的とする効果を得るために比較的強い真空を必要としていることである。このことは、ユーザーに不快感を与え、痛みをも与えることになる。
上述した装置のうちのいくつかに関する更に別の問題点として、あまりフレキシブルでない材料から作られているということがあげられ、そのため乳房の形状に十分に適合できないものであった。また、このことによってもユーザーに不快感を与えるものであった。
前に説明した装置に関する更に別の問題点として、これらの装置は比較的強い、一定の真空を必要としていることがあげられる。もし真空圧が減少すると、真空が唯一の搾り出しのための刺激であるので、母乳の搾り出し量が低下する。唯一の刺激として比較的強い真空を使用すると、ユーザーに痛みと不快感を与えることになる。
出願人自身のノルウェーの特許307,079には、最初に紹介のために述べたタイプの授乳装置が開示されており、これは上述した装置の問題点のほとんどを解決したものである。この特許の授乳装置には、3つの刺激手段を備えた乳房カップが含まれている。まず、実際の乳首を刺激するための第一の刺激手段である。この第一の刺激手段は、真空圧と周波数を調整できる真空源と接続されている。更に、この装置はインフレータブルなパッドまたは乳房カップ内に設けた空洞による第二、第三の刺激手段を有している。この第二、第三の刺激手段は、別々に圧力と周波数を調整できる圧力源へ接続されている。個々に調整できるこれらの三つの刺激手段を組み合わせるためには、複雑で、高価な制御機構が必要となる。
本発明によれば、前述した目的と利点は、女性の乳房の乳首と乳首のすぐ周りの暗い色の部分の周辺に配置される乳房カップによって実現される。この乳房カップは、ほぼ円筒状の部分を持った円錐台状コーンの形状をしており、この円筒状の部分は、授乳している乳児が吸う状態、および乳児の口蓋と舌をそれぞれ模擬した第一と第二の刺激手段を形成するものである。また、乳房カップの円錐状部分は、授乳している乳児の唇とあごを模擬した第三の刺激手段を形成する。そして、この乳房カップは、外側部分と内側部分から構成され、ほぼ円錐状の部分がフレキシブルな部材を備えた一または二以上の領域を有するのと同様に、この内側部分はフレキシブルな部材を備えた一または二以上の領域を有するほぼ円筒状の部分を含む。またこの外側部分は、内側部分の円錐状部分と適合するような形状をしたほぼ円錐状の部分と、内側部分の円筒状部分と適合するような形状をしたほぼ円筒状の部分から成る。
内側部分あるいは外側部分は、ほぼ円筒状の部分を延長した形状をした追加部分を備えていることが望ましい。この追加部分は、乳房カップを母乳収集デバイスに接続するための接続手段となるものである。
この外側部分と内側部分は、医療用として認定されたポリプロピレンのような熱可塑性のポリマー材料で作ることが望ましい。フレキシブルな部材は、医療用として認定され、外側部分と内側部分のポリマー材料に適合する熱可塑性エラストマーのようなポリマー材料で作ることが望ましい。
本発明は、女性の乳房の乳首と乳首のすぐ周りの暗い色の部分の周辺に配置される乳房カップを製造する方法にも関係する。この乳房カップは、ほぼ円筒状の部分を持った円錐台状コーンの形状をしており、この乳房カップの円筒状の部分は、授乳している乳児が吸う状態、および乳児の唇をそれぞれ模擬した第一と第二の刺激手段を形成するものである。そして、乳房カップの円錐状部分は、授乳している乳児の口蓋を模擬した第三の刺激手段を形成する。この乳房カップには外側部分と内側部分がある。このような乳房カップを製造する方法は、
(a) 外側部分と内側部分を別々に製造するステップであって、好ましくは熱可塑性材料を射出成型することによって製造するステップと、
(b) 内側部分の上に部材を設けるステップであって、好ましくは高温溶接(hot welding)によって設けるステップと、
(c) 内側部分の外側と外側部分の内側の部分を加熱するステップと、
(d) 内側部分と外側部分を一緒にプレスするステップと、
から構成されることを特徴としている。
好ましくは、この方法には形状に適合する加熱板によって、内側部分の外側と外側部分の内側を同時に加熱する手段が含まれている。
本発明は、更に上述した乳房カップの手段によって、母乳を吸いだす方法に関係し、この方法が、
(a) 第一の刺激手段を圧力と周波数を調整できる真空圧源へ接続するステップと、
(b) 第二と第三の刺激手段を個別に圧力と周波数を調整できる一つまたはそれ以上の圧力源へ接続するステップと、
(c) 50ミリバールのオーダーの脈動する真空圧を第一の刺激手段へほぼ20秒間適用するステップと、
(d) 50から450ミリバールのオーダーの脈動する圧力を第二の刺激手段に適用する一方、同時にステップ(c)の真空圧を続く10秒間に100から150ミリバールへ増すステップと、
(e) 300から500ミリバールのオーダーの脈動する圧力を第三の刺激手段に適用する一方、同時に第二の刺激手段の圧力を下げるステップと、
(f) 第一の刺激手段の真空圧を減らすステップと、
(g) (c)のステップを実行した後のほぼ30 秒間、第二と第三の刺激手段への圧力を別々に調整するステップと、
から構成されることを特徴としている。
以下に、図を参照しながら、実施例に基づき更に詳細に本発明を説明する。
図1と2は、本発明の乳房カップの実施例を示したものである。乳房カップは、外側部分1と内側部分2から構成される。図1は、乳房カップの外側部分1の側面図である。外側部分1は、母乳を集めるためのデバイス(図示せず)に接続するよう設計された第一の部分3と、例えば、円筒または円錐台状コーンの形状をした第二の部分4と、好ましくは円錐台状コーンの形状をした第三の部分5から構成される。第二、第三の部分4,5は、それそれ圧力源に接続するための手段を備えている。図1に示す実施例では、これらの接続手段は、中空のパイプ・ソケット6,7で構成されており、これはホースまたはパイプと接続することができるようになっている。これらの接続手段の目的については、後で説明する。
本発明の好適な実施例についての詳細な説明と請求項における記述には、乳房カップの種々の部分に関係して「ほぼ円筒状の」、とか「円錐台状コーン」といった用語を使用しているが、当該技術の分野に精通したものであれば、本発明の前後関係から「ほぼ円筒状の」という用語は、「円錐状」のという用語をも意味するものであることが分かるであろう。従って、11と12、および4と5のそれぞれの部分は、各部分間を繋ぐ更に別の部分を使用しなくても、コーン状あるいは円錐台状コーンの形状を形成することができることを理解できるはずである。
図1に示す外側部分1の実施例では、第一の部分3は、例えば哺乳ビンまたはこれに類したもののような、母乳を集めるためのデバイスへ接続するための手段8を備える。また、第一の部分3は、真空圧源に接続するための手段を更に備え、図示した実施例においては、この手段は、ホースまたはパイプへ接続することができる中空のパイプ・ソケット9から成る。第一の部分3は、この装置を使用しているときにパイプ・ソケット9から母乳が吸い出されないようにするために配置された仕切り板10(図6参照)を更に備えている。図1に示す実施例では、第一の部分3は、ある角度をもって形成されているが、この部分は、ほぼ直線状に形成することもできる。
本発明による乳房カップの内側部分2を図2に示す。内側部分2は、ほぼ円筒状の形状をした第一の部分11と、望ましくは円錐台状コーンの形状をした第二の部分12とから構成される。第一の部分11は、部材13で形成される一またはそれ以上の領域から成り、第二の部分11は同様に、部材14で形成される一またはそれ以上の領域を備える。図3と図4は、二つの異なったバージョンの内側部分2を示す。図3は、第二の部分12が三つの部材14を有する実施例を示したものである。そして図4は、内側部分2の第二の部分12が二つの部材14を有するバージョンの実施例を示したものである。図3,4に示した内側部分2の実施例では、部材14は内側部分2の軸に対して対称に配置されている。同様に、第一の部分11も一つまたはそれ以上の部材13を備えている。
外側部分1と内側部分2は、オートクレーブによる成型および/または比較的強い洗浄用薬品に耐えられるプラスチック材料で作ることが望ましい。更に、外側部分と内側部分の両方は、溶接または接着剤によって一緒に接合することができるプラスチック材料で作らなければならない。ポリプロピレン(PP)はこのような条件に適したプラスチック材料の一つの例である。内側部分と外側部分は、また食料用および医療用として認定された熱可塑性タイプの樹脂から作ることができる。部材13と14の材料は、フレキシブルでなければならず、そしてオートクレーブによる成型および/または比較的強い洗浄用薬品に耐えることができるものでなければならない。部材は、熱可塑性のエラストマーで作ることが望ましい。内側部分、外側部分および部材の材料は、それらを溶接または接着により一緒に接合するために、更に適合性のあるものでなければならない。部材は、大きな動きに対応させるために、コルゲート状または波状の形状をしている方が都合がよいことが分かっている。
本発明による乳房カップの好適な製造方法について、図5から7を参照しつつここで説明する。これらの図は製造プロセスの各段階を示したものである。
まずはじめに、内側部分2が、例えば射出成型のような従来から使われている手法によって製作され、内側部分は図5Aに示すような外観を持つ。ついで、部材13,14が、図5Bに示すように内側部分の上に成型される。外側部分1も例えば射出成型のような従来から使われている手法によって製作される。内側部分2に部材が組み込まれ、外側部分1の成型が終了した段階の後、乳房カップを完成させるために内側部分2と外側部分1とが結合される。
内側部分2と外側部分1との結合は、図6に示すように行われる。矢印で示した外側部分1と内側部分2の円管部分を、例えば加熱された板で加熱し、図7に示すように加熱した部分を互いに溶接するために、内側部分と外側部分とを一緒にプレスする。図7には溶接される部分を詳細に示してある。
この段階で、外側部分1と内側部分2とは本発明に係る乳房カップの完成した形態を形成する。ここで、二つの空洞が形成される。これは、内側部分2の第二の部分12と外側部分1の第三の部分5の間に設けられる第一の空洞15と、内側部分2の第一の部分11と外側部分1の第二の部分4の間に設けられる第二の空洞16である。この二つの空洞15,16は、パイプ・ソケット6,7によって外部と連通している。
本発明に係る乳房カップに関し、上述した実施例では、乳房の別の部位を刺激することができる三つの領域を備えている。内側部分2の第一の部分11、ここは使用中に乳首が位置する部分であるが、は第一の刺激領域を形成する。真空圧によって乳首を引っ張ることによって、乳児に授乳している状態を模擬した刺激をこの部分で与えることになる。部材13は、乳首の付け根に脈動する刺激を与えることになる部分であり、第二の刺激領域を構成する。この刺激は、授乳を受けている乳児の口蓋と舌を模擬したものである。第三の刺激領域は部材14によって構成され、これは、乳首の付け根からほぼ1.5〜3cm離れた位置の領域を脈動する刺激を与えるものである。この刺激は、授乳を受けている乳児の唇とあご又は口蓋を模擬したものである。
本発明に係る乳房カップは既に使用できる状態にあり、特に図8を参照しつつ乳房カップがどのように使用されるかについてこのあと詳細に説明する。この図8は乳房カップの各部分に圧力と真空が時間の関数として作用する状況を示したものである。乳房カップが使用されているとき、接続手段6,7が別の圧力源に接続される一方、接続手段9は真空圧源に接続される。また、乳房カップは母乳の収集デバイスに接続される。乳房カップが乳房の上におかれ、50ミリハ゛ールのオーダーの脈動する真空が第一の部分3へほぼ20秒間作用し、その後つづく10秒間は、真空圧がほぼ100-150ミリハ゛ールにまで上げられる。それと同時に、50ミリハ゛ールから450ミリハ゛ールのオーダーの脈動する圧力が、第一の空洞15へ作用する。そして、その後、典型的には300ミリハ゛ールから500ミリハ゛ールに加圧された流体がもう一つの空洞16へ作用する一方、前述の圧力は低減させられる。第一と第二の空洞の圧力は、第一の部分3へ真空が適用された後のほぼ30秒後においてのみ、使用者によって別々に調整することができる。母乳が排出され始めると同時に第一の部分の真空は下げられ、空洞の圧力は下げた状態で維持される。その後、サイクルは図7に示すように繰り返される。このサイクル・タイムは調整され、典型的には1〜4秒の範囲内で変化する。サイクル・タイムを変えることができることに加えて、第一の部分3の真空と同様、二つの空洞15,16の圧力を各々独立して調整することができる。例えば、このようなことは電子制御機器に接続されたソレノイド・バルブを使用することによって実現することができる。そしてこの電子制御機器は、また圧力および真空ポンプの電圧を制御するものでもあり、流量を変化させることができる。圧力と真空は、エアーポンプ/コンプレッサー、あるいは液体ポンプ/コンプレッサーによって発生させることができる。
図9と10は、図1に示す乳房カップの変形バージョンを示したものである。図1と変形バージョンの違う点は、乳房カップと真空/圧力源とを接続するパイプ・ソケット6,7,9が図1に示すものと異なっていることであり、これらは一緒に集められ、そのすべてが、例えば適当なアダプターに接続することができるようになっている。
図1は、本発明による乳房カップの内側部分の側面図を示したものである。 図2は、本発明による乳房カップの外側部分の側面図を示したものである。 図3は、乳房カップの内側部分の実施例について、その平面図と斜視図をそれぞれ示したものである。 図4は、乳房カップの内側部分の第二の実施例について、その平面図と斜視図をそれぞれ示したものである。 図5は、本発明による乳房カップの好適な製造方法の種々の工程を示したものである。 図6も、同じく本発明による乳房カップの好適な製造方法の工程を示したものである。 図7も、同じく本発明による乳房カップの好適な製造方法の工程を示したものである。 図8は、乳房カップを使用する際の、時間の関数として圧力と真空の条件を示したものである。 図9は、図1に示す乳房カップの変形バージョンを示したものである。 図10は、図1に示す乳房カップの変形バージョンを示したものである。

Claims (6)

  1. 女性の乳房の乳首と乳首周辺の暗い色の部分の周りに配置される乳房カップであって、当該乳房カップがほぼ円筒状の部分を有する円錐台状コーンの形状をしており、乳房カップの円筒状の部分が授乳を受けている乳児の吸引および口蓋と舌をそれぞれ模擬した第一と第二の刺激手段を形成し、乳房カップの円錐状部分は授乳を受けている乳児の唇とあごを模擬した第三の刺激手段を形成する乳房カップにおいて、
    当該乳房カップが外側部分(1)と内側部分(2)を含み、
    内側部分(2)がフレキシブルな部材(13)を備えた一つまたはそれ以上の独立した領域を有するほぼ円筒状の部分(11)と、更に、フレキシブルな部材(14)を備えた一つまたはそれ以上の独立した領域を有するほぼ円錐状の部分(12)を含み、
    外側部分(1)が内側部分(2)の円錐状の部分(12)に適合する形状をしたほぼ円錐状の部分(5)と、内側部分(2)の円筒状の部分(11)に適合する形状をしたほぼ円筒状の部分(4)とを含み、
    当該ほぼ円筒状の部分 (11) と、フレキシブルな部材 (13) と、フレキシブルな部材 (14) がそれぞれ第一、第二、第三の刺激手段に相当することを特徴とする乳房カップ。
  2. 請求項1に記載の乳房カップにおいて、
    内側部分(2)または外側部分(1)が、ほぼ円筒状の部分(11または4)を延長した形態をした追加的部分(3)を備え、
    当該追加的部分(3)が乳房カップと母乳収集デバイスとを接続するための接続手段(8)を備える
    ことを特徴とする乳房カップ。
  3. 請求項1または2のいずれかに記載の乳房カップにおいて、
    外側部分(1)と内側部分(2)が医療用として認定されたポリマー材料であって、ポリプロピレンのような熱可塑性の材料から作られたものである
    ことを特徴とする乳房カップ。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載の乳房カップにおいて、
    フレキシブルな部材(13,14)が医療用として認定されたポリマー材料であって、熱可塑性エラストマーから作られたものであり、この材料は外側部分(1)と内側部分(2)が作られているポリマー材料と適合するものである
    ことを特徴とする乳房カップ。
  5. 女性の乳房の乳首と乳首周辺の暗い色の部分の周りに配置される乳房カップの製造方法であって、当該乳房カップがほぼ円筒状の部分を有する円錐台状コーンの形状をしており、乳房カップの円筒状の部分が授乳を受けている乳児の吸引と唇をそれぞれ模擬した第一と第二の刺激手段を形成し、乳房カップの円錐状部分は授乳を受けている乳児の口蓋を模擬した第三の刺激手段を形成し、
    乳房カップが外側部分(1)と内側部分(2)を含み、
    内側部分 (2) がフレキシブルな部材 (13) を備えた一つまたはそれ以上の独立した領域を有するほぼ円筒状の部分 (11) と、更に、フレキシブルな部材 (14) を備えた一つまたはそれ以上の独立した領域を有するほぼ円錐状の部分 (12) を含み、
    外側部分 (1) が内側部分 (2) の円錐状の部分 (12) に適合する形状をしたほぼ円錐状の部分 (5) と、内側部分 (2) の円筒状の部分 (11) に適合する形状をしたほぼ円筒状の部分 (4) とを含む乳房カップの製造方法において、
    (a) 外側部分(1)と内側部分(2)を別々に製造するステップであって、熱可塑性材料を射出成型することによって製造するステップと、
    (b) 内側部分の上に部材(13,14)を設けるステップであって、高温溶接によって設けるステップと、
    (c) 内側部分(2)の外側と外側部分(1)の内側の部分を加熱するステップと、
    (d) 内側部分と外側部分を一緒にプレスするステップと、
    から成り、
    当該ほぼ円筒状の部分 (11) と、フレキシブルな部材 (13) と、フレキシブルな部材 (14) それぞれ第一、第二、第三の刺激手段に相当することを特徴とする製造方法。
  6. 請求項5に記載の製造方法において、適合する形状をした加熱板によって内側部分(2)の外側と外側部分(1)の内側の部分を同時に加熱することを特徴とする製造方法。
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