JP4168807B2 - 合成繊維の製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はポリアミドやポリエステルなどの合成繊維の製造方法において、溶融紡糸された後、延伸部のロール群が強制駆動ロールと従動ロールのネルソンで構成された合成繊維の製造方法および製造装置に関するものである。さらに詳細には従動ロールのネルソン角度の位置固定を作業面から任意の角度、もしくは2位置の角度を選択する合成繊維の製造方法および製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
合成繊維の製造において図10に示すように、溶融紡糸された糸条は口金15から吐出された後、冷却装置16で冷却後、油剤付与装置17で油剤が付与されロール群で引き回された後巻き取られるが、引き取りの工程方法で、大きくは半延伸糸と延伸糸に分けられ、設備も変わってくる。本発明の合成繊維の製造工程は延伸糸に関するもので、延伸糸の製造設備は引き取り部のロール群は上流からネルソンフィードロールとネルソン熱処理ドローロールで構成され、糸の要求物性によって、1段延伸から図11に示す多段延伸で構成されている。本事例の3段延伸はネルソンドローロール19,19’と20,20’さらに21,21’の構成となっている。このロール群は2個の同径のロールが対で構成され、糸条はこの2個のロール外周を周回し次ぎのロールへ導かれる。図14に示すように、糸条は該ロールの外周を数回周回(本事例では3回周回)した後次のロールへ走行する。図10に示すドローロール19,19’は温度が130度から180度であり、この温度によって糸条は熱処理され品質が安定し、後の巻き取りでドラムフォームの乱れが少なくなる。
【0003】
延伸糸のロール群はロール個数が多く、また熱処理ロールを沢山もっているため設備費が高く最近では設備費を下げるために、2個のロールの一方を従動ロールにする方法が提案されている。(特許文献1参照)この方法は強制駆動ロールを採用したときの設備費用よりも安価な設備費用となるため普及してきている。一方、図12に示すように一個のロール構成を用いた方法も提案されている。(特許文献2参照)この方法は半延伸糸のロール構成と似かよっていて、糸条は図15に示すように、各ロールを1回未満でロール外周を周回したあと巻き取られる。当然多段延伸の場合も図13に示すように糸条はフィードロール22,ドローロール23,24,25を経て巻き取り部へ導かれる。この方式では従来のネルソンロール方式の2個対で構成された図11に示す3段延伸の場合、ロールの数が8個必要であるがそれぞれ1個のロール構成では4個の半分で済む。
【0004】
しかし、この一個のロール構成では糸条のロール接触長さが1回未満のため糸条の単糸太さが4デニールを超える大きさになると、フィードロールとドローロール間で延伸したとき、各ロールの糸条の把持力が不足し糸条はスリップするためロールの外周速度からずれ均一な糸条の糸質が得られず、この設備では単糸太さの細い4デニール以下の品種しか生産出来ない。
【0005】
又、従来においては、1つの合成繊維の製造装置における糸条構成は終生1種類であったが、市場の多様化や変動の急速化に伴い、それでは対応することが困難となりつつあるにも関わらず、市場構成を変更するために、ネルソンロールのネルソン角度を簡便に可変可能な合成繊維の製造装置は完成を未だ見ないのが現状である。
【0006】
【 特許文献1】
特願昭52−124918号
【0007】
【 特許文献2】
特願昭57−205516号
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消し、一個のロール構成の設備に従動ロールを設け、該従動ロールの取り付け角度を作業面側から容易にできる合成繊維の製造方法および製造装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明は基本的には次の構成を採用する。すなわち、
フィードロール群とドローロール群を有し、前記各ロール群は、それぞれ強制駆動ロールと従動ロールで構成されたロール群である合成繊維の製造装置であって、それぞれの従動ロールの支持軸受けが、従動ロールの支持軸受けの一点を揺動支点として、それぞれ一平面内で揺動可能な機構、該揺動可能な機構の揺動可能な範囲を可変に調整できる機構を持ち、任意の位置に該従動ロール支持軸受けを固定可能である機構を有することを特徴とする合成繊維の製造装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施態様に基づいて、本発明をさらに詳細に説明するが何等これらに限定されるものではない。
【0011】
図1は本発明の合成繊維の製造装置の一例を示す概略全体正面図、図2は本発明のフィードロールの概略側面図、図3は本発明のドローロールの概略側面図、図4は本発明の従動ロールの軸受け概略平面図、図5は本発明の従動ロールの軸受け概略正面図、図6は本発明のネルソンリードピッチの概略全体側面図、図7は本発明の4糸条のネルソンリードピッチの概略側面図、図8は本発明の8糸条のネルソンリードピッチの概略側面図である。
【0012】
本発明は、こららの図においては溶融紡糸された合成繊維を冷却後、油剤を付与し、ついで上下に配置された2個のフィードロールと2個のドローロールで構成されたロール群であって、該下流側のドローロールがフィードロールよりも上方に位置し、該ドローロールの一方が熱処理ロールであり、それぞれの2個のロールは、一方が強制駆動ロールで、もう一方が従動ロールで構成されたロール群を有している。
【0013】
図1に示すように、溶融紡糸された糸条Y1〜Y4は冷却装置1によって冷やされ、給油装置2によって、油剤が付与され、入り口糸道規制ガイド3によって、図6に示すように糸条Y1〜Y4の糸条間隔が決定され、フィードロールとドローロールの上の糸条ピッチPが決定される。該入り口規制ガイド3は図9に示すように延伸最大糸条数のガイドで構成されており、延伸糸条数に合わせ、糸条を通すガイド位置を選択する。本発明においては該ガイド構成は8個のガイド溝になっている。フィードロールとドローロール間では糸条は強く延伸されるため、ロール上で糸条がスリップしないように図1に示すフィードロール4やドローロール5はネルソン構成になっており、図6に示すように糸条は2個のロール(4,4’、5,5’)の外周を何回か周回している。本発明ではネルソン角度をつけるロールはフィードロール4と従動ロール4’、ドローロール5と従動ロール5’で構成されている。本発明においては、従来のネルソン角度が固定されていて変更できない合成繊維の製造装置とは異なり、可変可能としたものである。即ち、従動ロールの支持軸受けが一平面内で揺動可能な機構を持ち、任意の位置に該従動ロールを固定可能である機構を有するものである。図2、3に示すように、概略平行にカバー板12,保温カバー13にそれぞれ設けた従動ロール4’、5’の軸受け6を、図4に示すように例えば、ピンジョイント14を支点にして、一平面内で揺動可能としてにネルソン角度θ1、θ2を振ることができる。これにより図7,8に示すように、必要な糸条のリードピッチL4,L8を出すことができるものである。図7では、強制駆動ロール4から従動ロール4’へ、まず、4糸条バンドG4aが行き、このバンドが強制駆動ロール4へ返され、4糸条バンドG4bとして、再度従動ロール4’に行き、再び、強制駆動ロール4へ戻されて4糸条バンドG4cとして、再度従動ロール4’に行き、再び、強制駆動ロール4へ戻されて4糸条バンドG4dとして再度従動ロール4’に行き、再び強制駆動ロール4へ戻されて4糸条バンドG4eとして次の工程へ移行している。図8も同様である。なお、図7、8においては、一部糸条は略記されており、従動ロール4’から強制駆動ロール4へ戻る、図の背面に走向する糸条バンドの記載も省略されている。従動ロールには大きな力が掛かるので、ネルソン角が確定したら、軸受けを揺動可能な平面に略垂直な方向(以下、上下方向とも言う)に締め付ける機構でしっかりと固定することが好ましい。前記固定を強固なものとするために、図4、5に示すように、従動ロールの軸受けには好ましくは一体成形で揺動可能な平面に平行な平板構造を有し、かつ、これと密接に接するような平板構造で上下から挟み込む構造(ブラケット)が装置に固定して設置されていることが好ましい。前記密着する面積は、好ましくは10(より好ましくは15)cm2以上である。揺動運動の不動点(ピンジョイント位置)でのモーメントを考慮すれば、かかる平板部分はロールの邪魔にならない限り、不動点から離れていることが好ましく、その位置Qの不動点Oとロール端部位置Rに対する相対比率(OQ/ORは、好ましくは0.5〜0.7である。又、軸受け6を締め付ける手段としてはボルト7,7’でブラケット8に固定することが好ましい。図4の例では軸受けの平板構造部分に弧状に設けられたボルト穴に前記ボルトが貫通する構造である。前記ボルト穴は揺動不動点を中心とする弧状に設けられているので軸受けがいかように揺動運動してもボルトの貫通は遮られることがない。
【0014】
なお、図4においては、従動ロール4’はネルソン角度が0°の時の位置であり、従動ロール4’aはネルソン角度がθ1°の時の位置であり、従動ロール4’bはネルソン角度がθ2°の時の位置である。この態様では、揺動可能な範囲を可変に調整できる機構により、揺動可能な範囲はθ1°からθ2°に調整されており、ネルソン角度が0°の時の位置である従動ロール4’はその範囲外となっているが何等これに限定されるものではない。図4においては、従動ロール4’は、ブラケット8の左隅に配されて角度は右に振るような態様であるが、何等これに限定されるものではなく、逆の配置であっても良いし、中央に配して左右に振る態様であっても良い。
【0015】
揺動可能な範囲を可変に調整できる機構があれば、それにより一旦設定しておけば、ネルソン角度を変更するために軸受けを揺動させた際に、いちいち精密に位置確認する手間が省けて好ましい。そのような機構としては図5に示したとおり、揺動する軸受けと当接可能な位置に設置されたボルトであって、前記当接する位置はボルトのねじ穴へのねじ込みにより調節される機構であることが好ましい。
【0016】
本発明では、糸条のリードピッチLを糸条数が8糸条の場合と4糸条の場合の例でさらに詳細に説明する。フィードロールの強制駆動ロール長さA、ドローロールの強制駆動ロール長さBも150mm程度であり、従動ロールの径Dは30mm〜50mmで長さEは80mm〜130mmであるため、短いロール長さの中で多くの糸条を通す必要がある。本発明においては、従動ロールの径を50mm長さ90mmを採用している。また径を30mmにすると長さを130mmまで延ばすこともできる。この径と長さの制約は回転追従率と密接に関連し、通常GD2(G:回転体重量、D:回転体直径)と言われている。実験結果本発明の従動ロールの形状は径が50mmの場合長さは80mm、径が30mmの場合長さは130mmに至った。
【0017】
次ぎに糸条の太さとロール上の糸ピッチについて説明する。8糸条の生産の場合は4糸条の品種よりも紡糸の溶融能力限界のため、糸が4糸条の場合よりも細くロール上の糸揺れも小さいため、糸条の糸間隔Pは小さくできる。また糸条が細いためフィードロールとドローロール間の延伸倍率(ドローロールの速度/フィードロールの速度)が低くできる。また、熱処理ロールのドローロールにおいても、糸条が細いため、熱処理時間が4糸条の太い品種よりも短くする必要があり、4糸条の場合より各ロールの糸条の周回数がすくなくなる。本発明では8糸条の場合、図8に示すように、フィードロールの周回数は3回(従動ロールは2回)で、ドローロール(図示せず)は2回(従動ロールは1回)である。一方、4糸条ではロール上の糸揺れが8糸条の場合よりも大きいため、糸間隔Pは8糸条の場合よりも大きくとり、本発明では8糸条の糸間隔の1.5倍とした。また、延伸倍率が大きいため、糸条がフィードロールでスリップしないように、図7に示すように、フィードロールでの周回は5回(従動ロールは4回)で、熱処理時間が多くいるドローロール(図示せず)の周回は4回(従動ロールは3回)必要である。ロール上を通過する糸条の全体巾は、図8に示すように、周回のリードピッチL8は8糸条では8糸条の糸間隔P8の7倍に1間隔(P8)以上を加えたリードとなる。また4糸条では糸間隔P4の3倍に1間隔(P4)以上を加えたリードとなる。
【0018】
上述したようにリードピッチの最小長さは、8糸条のリードピッチL8は8*P8、4糸条のリードピッチL4は4*P4となり、各ロール上での糸条の入り口と出口の通過巾の最小長さは、LL4,LL8は、4糸条の場合、リードピッチL4*周回数ーP4、となり、8糸条では、L8*周回数ーP8となる。
【0019】
4糸条の糸ピッチP4は8糸条の糸ピッチP8の1.5倍であり、4*1.5*P8で6P8となり、4糸条の場合は、8糸条のリードピッチL8をそのまま使っても良いはずだが、4糸条の場合、フィードロール4上の周回数が8糸条の場合よりも2回多いため、フィードロール上の通過巾LL4は、6P8*5ー1.5*P8となり、8糸条の通過巾LL8では8P*3−P8であり、4糸条のほうが5.5P8(28.5P8−23P)ロール上の糸巾が大きく必要となる。故に従動ロールの限られた長さを有効に使うために、4糸条の場合と8糸条の場合で、リードピッチLを調整する必要がある。この調整方法は8糸条リードピッチL8と4糸条リードピッチL4の2位置を図4に示すように、従動ロール4’、5’を破線のように水平方向に振って、4糸条のリード角度の規制ボルト9’を軸受け6の左側面に押し当て規制ボルト9’をロックナット10’で固定する。また8糸条のリード角度は規制ボルト9を軸受け6の右側面に押し当て、ロックナット10で固定する。
【0020】
図2においては、強制駆動ロールの駆動部が接続された端部を含む平面側に合成繊維の製造装置を覆うカバー板を有し、前記カバー板には強制駆動ロールと従動ロールが貫通できる開口部を設け、前記開口部はカバー板に揺動可能な軸受け部材が露出可能な程度に開口ししている。これにより、様々なメンテナンスが容易となる。例えば、従動ロールの脱着が強制駆動ロールの駆動部が接続された端部の反対面側から軸受けの穴に出し入れされ、ねじによって固定されるような構成にしておくと、好ましいものである。何故ならば、溶融紡糸された糸条を延伸巻き取り中、糸切れが生じた場合、ロールに巻き付き、従動ロールに急激な負荷が生じ、ロールを支持しているベアリングが損傷することがあり、この場合、軸受け6の上部に設けたセットねじ11,11’を緩め、従動ロールを手前へ引き抜く事で容易に交換することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、フィードロールとドローロールがそれぞれ一個のロールで構成された設備に、従動ロールを設け、短いロール長さを有効に使えるように、糸条のネルソンリードピッチの調整を作業面から出来るようにしたことにより、糸条のロール上の走行を観察しながら正確なリードピッチを出すことができる。また、4糸条と8糸条の角度変更が容易にでき、作業効率が飛躍的に向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略全体正面図
【図2】 本発明のフィードロール概略側面図
【図3】 本発明のドローロール概略側面図
【図4】 本発明の従動ロール軸受け概略平面図
【図5】 本発明の従動ロール軸受け概略正面図
【図6】 本発明のフィードロールとドローロールの糸道概略側面図
【図7】 本発明の4糸条のフィードロール糸道図
【図8】 本発明の8糸条のフィードロール糸道図
【図9】 本発明の糸道規制ガイドの糸道図
【図10】 従来のネルソンロール構成の概略全体正面図
【図11】 従来のネルソンロール構成の多段延伸全体正面図
【図12】 従来のフィードロールとドローロールがそれぞれ一個構成の概略全体正面図
【図13】 従来のフィードロールとドローロールが一個構成の多段延伸の概略正面図
【図14】 従来のネルソン構成の概略側面図
【図15】 従来のフィードロールとドローロールが一個構成の概略側面図
【符号の説明】
1:冷却装置
2:給油装置
3:入り口規制ガイド
4:フィードロール
4’4’a、4’b:フィードロールの従動ロール
5:ドローロール
5’:ドローロールの従動ロール
6:従動ロールの軸受け
7、7’:ボルト
7a、7’a:ボルト穴
8:ブラケット
9、9’:規制ボルト
10,10’:ロックナット
11、11’:セットボルト
12:カバー
13:保温カバー
14:ピンジョイント
15:口金
16:冷却装置
17:油剤付与装置
18、18’:ネルソンフィードロール
19、19’:ネルソンドローロール
20、20’:ネルソンドローロール
21、21’:ネルソンドローロール
22:フィードロール(従来)
23:ドローロール(従来)
24:ドローロール(従来)
25:ドーロール(従来)
A:フィードロール長さ
B:ドローロール長さ
D:従動ロールの径
E:従動ロールの長さ
G4a〜G4e:4糸条バンド
G8a〜G8c:8糸条バンド
P:糸ピッチ(糸間隔)
P4:4糸条の場合の糸ピッチ
P8:8糸条の場合の糸ピッチ
L4:4糸条の場合のリードピッチ
L8:8糸条の場合のリードピッチ
LL4:4糸条の場合のフィードロールの糸条の通過巾
LL8:8糸条の場合のフィードロールの糸条の通過巾
θ1、θ2:ネルソン角度

Claims (6)

  1. フィードロール群とドローロール群を有し、前記各ロール群は、それぞれ強制駆動ロールと従動ロールで構成されたロール群である合成繊維の製造装置であって、それぞれの従動ロールの支持軸受けが、従動ロールの支持軸受けの一点を揺動支点として、それぞれ一平面内で揺動可能な機構、該揺動可能な機構の揺動可能な範囲を可変に調整できる機構を持ち、任意の位置に該従動ロール支持軸受けを固定可能である機構を有することを特徴とする合成繊維の製造装置。
  2. 前記揺動可能な範囲を可変に調整できる機構は、前記揺動する従動ロール支持軸受けと当接可能な位置に設置されたボルトで構成されており、前記当接する位置はボルトのねじ穴へのねじ込みにより調節されることを特徴とする請求項1に記載の合成繊維の製造装置。
  3. 前記従動ロールの支持軸受けの揺動支点からから強制駆動ロール中心軸に降ろした垂線と揺動運動する平面が略直交することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
  4. 該固定可能である機構は、従動ロール支持軸受け揺動する平面に対して略垂直な方向から締め付ける機構であることを特徴とする請求項1 〜のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
  5. 強制駆動ロールの駆動部が接続された強制駆動ロールの端部を含む平面側に合成繊維の製造装置を覆うカバー板を有し、前記カバー板には強制駆動ロールと従動ロールが貫通できる開口部設けられ、前記カバー板の開口部はカバー板に前記軸受けが露出可能な程度に開口したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の合成繊維の製造装置。
  6. 従動ロールの脱着が強制駆動ロールの駆動部が接続された端部の反対面側から軸受けの穴に出し入れされ、セットボルトによって固定されることを特徴とする請求項に記載の合成繊維の製造装置。
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