JP4168057B2 - 無線通信システムの同期方法、および端末装置 - Google Patents

無線通信システムの同期方法、および端末装置 Download PDF

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Description

本発明は基地局装置と移動局装置からなる無線システム装置に関し、とくに移動局装置が複数の無線方式を切替えながら送受信を可能とする無線システム装置に関する。
移動局装置に異なる無線方式の送受信機を2個以上搭載し、移動しながら、電波環境あるいは使用用途により無線方式を切替える機能を有する、デュアル端末と称する移動局装置が普及されつつある。例えば、PDC(Personal Digital Cellular system)とPHS(Personal Handyphone System)を1つの端末に搭載した移動局装置があり、電波環境、使用用途、料金によって無線方式を選択して送受信するものである。
また、PDCやW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)等のセルラー通信モジュールと無線LAN(Local Area Network)通信モジュールを1つの端末に搭載した移動局装置もある。
通信エリアが広い特徴を持つセルラーと、通信速度が高速である特徴を持つ無線LANを搭載し、電波環境あるいは使用用途によりセルラーと無線LANを使い分けるものである。
市街地の店頭あるいは空港などに設けられた局所的な無線LANの通信エリアでは無線LANによる高速ダウンロード、郊外あるいは自動車による高速移動を伴う通信では、低速ではあるが安定したセルラーによる低速ダウンロードなどの使い分けが考えられる。
また、モバイルセントレックスと呼ばれる用途もある。従来、企業などの内線電話は構内交換機PBX(Private Branch Exchange)と呼ばれる機器を建物内に設置して運用する必要があったが、最近では電話をIP化してPBXを不要とし、無線LANを用いて内線電話をIP化する方法がある。
また、主に都市部を通信エリアとする無線ネットワークとなる無線MAN(Metropolitan Area Network)に移動を伴う端末を許容するモバイル無線MANをセルラーに重複するように配置することも考えられている。
複数のアクセス方式が混在する中、上記のような異なる無線方式のシステム間を切替える技術、すなわちシステム間ハンドオーバを行なう技術が重要となる。異なる無線方式をシステム間ハンドオーバする際に、同期処理に時間が掛かると通信不能状態となる時間が長くなり、使用者に対する不快感及びデータ欠落の問題が発生する。
従来例として同期処理を高速化する工夫が、特表2003−515264(特許文献1)に記載されている。図9を用いて従来例を説明する。図9は2種類の無線方式を送受信する機能を持った移動局装置である。
移動局装置100には、ある特定の無線方式を送受信する第1の送受信機101と、第1の送受信機とは異なる無線方式を送受信する第2の送受信機102が搭載されている。ここでは一例として送受信機101をCDMA方式、送受信機102をGSM方式とする。
第1の送受信機101及び第2の送受信機102はそれぞれ、アンテナ1001、1011、デュプレクサ1002、1012、無線送信部1003、1013、無線受信部1004、1014、シンセサイザ1005、1015、発振器1006、1016、ベースバンド部1007、1017から構成され、移動局装置として、制御部1020、スピーカ1021、マイク1022、ユーザインタフェース1023を備える。
移動局装置100は、第1の送受信機101および第2の送受信機102から得られる情報を制御装置1020が収集し、移動局装置100が第1の通信エリアあるいは第2の通信エリアに在圏するかを判断する。
移動局装置100が、第1の通信エリアに在圏している場合は、アンテナ1001から受信した受信信号はデュプレクサ1002を介して無線受信部1004に入力される。無線受信部1004に入力された受信信号は、発振器1006から出力される基準信号1008を元にシンセサイザ1005が生成したローカル信号1005aを用いて、高周波帯域からベースバンド帯域へ周波数ダウンコンバートし、帯域制限及び利得制御が行われる。無線受信部1004から出力される受信信号はベースバンド部1007に入力され、検波、復調、誤り訂正復号のベースバンド受信処理が行われる。
ベースバンド受信処理を行う際に、基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数と、移動局装置100が発振器1006から出力される基準信号1008を元にシンセサイザ1005が生成したローカル信号1005aの周波数との間に大きな差が生じると正しく復調が行えなくなるため、AFC(Auto Frequency Control)と呼ばれる同期処理を行う。AFCとは、移動局装置100が受信信号に含まれるプリアンブル信号やパイロット信号の情報を元に、ベースバンド部1007から出力される制御信号1009により、発振器1006から出力される基準信号1008の周波数を可変して、シンセサイザ1005から生成されるローカル信号1005aの周波数を、基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数に同期させることを言う。
基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数と、移動局装置100が発振器1006を元にシンセサイザ1005が生成したローカル信号1005aをAFCにより同期させた後、受信信号の復号及び上り信号の送信が開始される。
移動局装置100における送信処理は、ベースバンド部1007から出力されるベースバンド送信信号を無線送信部1003に入力し、AFCにより制御された発振器1006から出力される基準信号1008を元にシンセサイザ1005が生成したローカル信号1005bを用いて、ベースバンド帯域から高周波帯域へ周波数アップコンバートし、帯域制限及び電力増幅された後、デュプレクサ1002を介してアンテナ1001から送信される。AFCにより制御された発振器1006を元にシンセサイザ1005が生成するローカル信号1005bを用いて無線信号の搬送波周波数を決めているので、基地局装置の受信系は正しく復調が行える。
次に移動局装置100が移動したことにより、第1の無線方式の通信エリアから外れ、第2の無線方式の通信エリアへ移動した場合についての移動局装置について述べる。
第1の無線方式の通信エリアから第2の無線方式の通信エリアに移動局装置100が移動した場合、アンテナ1011から受信した受信信号はデュプレクサ1012を介して無線受信部1014に入力される。無線受信部1014に入力された受信信号は、発振器1016から出力される基準信号1018を元にシンセサイザ1015が生成したローカル信号1015aを用いて高周波帯域からベースバンド帯域へ周波数ダウンコンバートし、帯域制限及び利得制御が行われる。無線受信部1014から出力される受信信号はベースバンド部1007に入力され、検波、復調、誤り訂正復号のベースバンド受信処理が行われる。
なお、第1の無線方式の送受信機101がAFCの同期処理を必要としたのと同じく、第2の無線方式の送受信機102もAFCの同期処理が同様に必要となる。
ここで、移動局装置100が第1の無線方式の通信エリアから第2の無線方式への通信エリアへ移動する際に、AFCの同期処理に時間が掛かると、通信不能状態となる時間が長くなり、使用者に対する不快感及びデータ欠落の問題が発生する。
そこで、従来例の工夫のポイントは以下である。移動局装置100が第1の無線方式の通信エリアに在圏し、第1の無線方式の基地局装置が送信する無線信号を元に第1の送受信機101の発振器1006が出力する基準信号1008の周波数を調整しながら、第2の送受信機102の発振器1016が出力する基準信号1018の周波数も常に調整し、移動局装置が第1の無線方式の通信エリアから第2の無線方式の通信エリアに移動した際に、無線方式の切替えがスムーズに行えるという方法である。例えば、発振器1006の出力する基準信号を19.2MHz、発振器1016の出力する基準信号を13.0MHzとした場合に、発振器1006から出力される基準信号のパルス数が19,200,000回カウントした期間に、発振器1016が出力される基準信号のパルス数が13,000,000回となるように発振器1016の発振周波数を常に調整しておく方法である。
特表2003−515264号公報
上記、従来技術は発振器から出力される基準信号を常にカウントするカウンタ回路が移動局装置のいずれかの部位に必要となり、高い精度を必要とする場合には非常に多くのbit数を要するカウンタが2個必要となり、カウンタ回路の回路規模が大きくなる問題がある。また、それだけ大きなカウンタ回路が常に2個動作しているため、消費電力が大きくなる問題がある。消費電力の問題は、バッテリーを使用する移動局装置にとっては致命的な問題となる。
また、第1の無線方式の基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数の精度と、第2の無線方式の基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数の精度が大きく異なる場合は、カウンタ回路の所定のカウンタ数が示す期間に誤差が生じるため、上記、従来技術では正しく同期処理を行うことは困難になるという問題がある。
そこで、本願発明における課題は、消費電力および回路規模を抑えつつ、無線システム間の切替え時の同期処理を高速に行うことが可能な端末装置、および無線通信システムを提供することである。
異なる無線方式の複数の基地局装置を備える基地局設備にGPS受信機を備え、
基地局設備に備えられた、異なる無線方式の複数の基地局装置は、GPS受信機から出力される基準信号に同期した無線信号を送信する手段と、
移動局装置は異なる複数の無線方式を切替えながら送受信する送受信機を備え、
移動しながら無線方式を切替えて送受信する際に切替え元の同期処理における制御信号の最終値を切替え先の同期処理における制御信号の初期値として同期処理を開始する手段、
を有する無線システム装置。
本発明によれば、移動局装置が無線方式を切替える際にAFCの同期引込み処理をすることなく同期追従処理から開始できるので、無線方式の切替えが高速に行え、使用者に対する不快感及びデータ欠落の問題を削減する効果がある。
無線方式の切替えを高速に行うために、複数の送受信機に関わる同期処理をすべて常に動作させておく方法も考えられるが、消費電力の点で問題となり、バッテリーを使用する移動局装置にとっては致命的な問題となる。
また、従来例で必要としていた多くのbit数を要するカウンタは本発明では不要である。本発明では第1の無線方式の基地局装置が送信する無線信号と、第2の無線方式の基地局装置が送信する無線信号とは共通の基準信号を用いているため、消費電力および回路規模を抑えつつ、無線システム間の切替え時の同期処理を高速に行うことが可能な端末装置、および無線通信システムを実現することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を用いて本発明の無線システム装置の概要を述べる。図1における無線システムは、基地局装置10、20、GPS(Global Position System)受信機30、基準信号40、基地局設備50、自動車70に搭載されるなどして移動する移動局60から構成される。
基地局設備50は、第1の無線方式(例えばW−CDMAやCDMA2000等のセルラー方式)の基地局装置10と、第1の無線方式とは異なる第2の無線方式(例えば、Wi−Fi、WiMAX)の基地局装置を併設し、その他にGPS受信機を備えたものである。それら基地局装置10と基地局装置20は、GPS受信機30から出力される基準信号40に同期した無線信号を送信する。GPS受信機30は、GPS衛星からの電波を受信し、精度の高い基準信号(例えば10MHzの正弦波信号)を出力する機能を持つ。基地局装置10からはGPS受信機30から出力される基準信号40に同期した無線信号11が送信され、基地局装置20からは、GPS受信機30から出力される基準信号40に同期した無線信号21が送信される。なお、無線信号11の搬送波周波数と無線信号21の搬送波周波数は異なっても構わない。
一方、自動車70に搭載された移動局装置60は(自動車70の搭乗者が携帯する端末装置、その他歩行者等が携帯する端末装置等、を含む)、第1の無線方式の送受信機と第2の無線方式の送受信機を搭載し、2つの無線方式を切替えながら送受信できる機能を持つ。自動車70に搭載された移動局装置60は、移動していく際に第1の無線方式の通信エリアと、第2の無線方式の通信エリアを行き来して通信システム間でハンドオーバを行なうことになる。
図2に基地局設備に併設された第1の無線方式の基地局装置10と第2の無線方式の基地局装置20の通信エリアの一例を示す。図2では第1の無線方式の通信エリアと第2の無線方式の通信エリアが重複するような形で配置されている。第1の無線方式の通信エリアが広く、第2の無線方式の通信エリアが狭いものとなっている。
一般に第1の無線方式としては、セルラー通信など、通信エリアが広い特徴を持つもの、第2の無線方式としては、無線LAN等のように通信エリアは狭いが第1の無線方式に比べて通信速度が高速である特徴を持つものを組み合わせる場合が多い。上記で述べた、異なる特徴を持つ無線方式であっても、通信事業者の都合あるいは設置場所の有効活用等の理由により、異なる無線方式の基地局装置を複数設置する基地局設備が有り得る。
次に図3を用いて、自動車70に搭載された移動局装置60が移動していく際に、無線方式を切替えていく様子を述べる。自動車70に搭載された移動局装置60は、走行開始時は第1の無線方式の通信エリア12に位置するものとし、第1の無線方式の基地局から送信される無線信号を受信する。自動車70が図3で右から左で移動していくに従い、第2の無線方式の通信エリア22に進入していく。移動局装置60は、第2の無線方式の通信エリア内に位置することを検出すると、より高速な通信速度が得られる第2の無線方式を受信できるように無線方式を切替えて受信することを試みる。
移動局装置60が、第2の無線方式の通信エリアに在圏しているかどうかを検出する方法として、受信電界強度の測定、パイロット信号の受信、あるいは位置情報及び地図情報を用いて予測する方法などがあるが、本発明の本質ではないためその方法については詳細な説明は省く。
図4に本発明の移動局装置60の構成を示す。移動局装置60は、第1の無線方式を送受信する送受信機61、第2の無線方式を送受信する送受信機62が搭載されている。第1の送受信機61及び第2の送受信機62はそれぞれ、アンテナ601、611、デュプレクサ602、612、無線送信部603、613、無線受信部604、614、シンセサイザ605、615、発振器630、ベースバンド部607、617から構成される。移動局装置として、制御部620、スピーカ621、マイク622、ユーザインタフェース623、発振器630、セレクタ635を備える。
移動局装置60が、第1の無線方式の通信エリアに在圏している場合は、アンテナ601から受信した受信信号はデュプレクサ602を介して無線受信部604に入力される。無線受信部604に入力された受信信号は、発振器630から出力される基準信号631(例えば、10MHz)を元にシンセサイザ605において、基準信号に同期させながら所定の比率で異なる周波数の信号を発振することにより生成したローカル信号605a(例えば、800MHz)を用いて、高周波帯域からベースバンド帯域へ周波数ダウンコンバートし、帯域制限及び利得制御が行われる。無線受信部604から出力される受信信号はベースバンド部607に入力され、検波、復調、誤り訂正復号のベースバンド受信処理が行われる。
ベースバンド部607は、ベースバンド受信処理を行う際に、基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数と、移動局装置60が発振器630から出力される基準信号631を元にシンセサイザ605が生成したローカル信号605aの周波数との間に大きな差が生じると正しく復調が行えなくなるため、AFCの同期処理を行う。
AFCの同期処理は、移動局装置60が受信信号に含まれるプリアンブル信号やパイロット信号の情報を元に、ベースバンド部607から出力される制御信号632により、発振器630から出力される基準信号631の周波数を可変して、シンセサイザ605から生成されるローカル信号605aの周波数を、基地局装置10が送信する無線信号11の搬送波周波数に同期させる。なお、その際セレクタ635は入力として制御信号632を選択して、出力信号634には制御信号632を出力するものとする。
AFCの具体例として、基地局装置10が送信する既知のパイロット信号を移動局装置60が受信し、移動局装置60のベースバンド部607において、IQ平面上におけるパイロット信号点の位相回転量を検出することにより、それを補正する制御信号632を生成し、発振器630から出力される基準信号631の周波数を可変して、シンセサイザ605から生成されるローカル信号605aの周波数を、基地局装置10が送信する無線信号11の搬送波周波数に同期させる。発振器630の発振周波数は、プログラマブルな発振器であれば周波数の目標値を指定する所定のbit数(例えば16bit)のデジタル制御値、電圧で制御する発振器であれば制御電圧により可変される。発振器630における、デジタル制御値対発振周波数あるいは制御電圧対発振周波数はあらかじめ分かっているものとし、制御電圧対発振周波数の特性に見合った制御信号632が生成される。
基地局装置10が送信する無線信号11の搬送波周波数と、移動局装置60が発振器630を元にシンセサイザ605が生成したローカル信号605aをAFCにより同期させた後、受信信号の復号及び上り信号の送信が開始される。
移動局装置60における送信処理は、ベースバンド部607から出力されるベースバンド送信信号を無線送信部603に入力し、AFCにより制御された発振器630から出力される基準信号631を元にシンセサイザ605が生成したローカル信号605bを用いて、ベースバンド帯域から高周波帯域へ周波数アップコンバートし、帯域制限及び電力増幅された後、デュプレクサ602を介してアンテナ601から送信される。AFCにより制御された発振器630を元にシンセサイザ605が生成するローカル信号605bを用いて無線信号の搬送波周波数を決めているので、基地局装置10の受信系は正しく復調が行える。
次に移動局装置60が移動したことにより、第2の無線方式の通信エリア22に在圏した場合について述べる。
第2の無線方式の通信エリアに移動局装置60が移動した場合、アンテナ611から受信した受信信号はデュプレクサ612を介して無線受信部614に入力される。無線受信部614に入力された受信信号は、発振器630から出力される基準信号631(例えば、10MHz)を元にシンセサイザ615において、基準信号に同期させながら所定の比率で異なる周波数の信号を発振することにより生成したローカル信号615a(例えば、2GHz)を用いて高周波帯域からベースバンド帯域へ周波数ダウンコンバートし、帯域制限及び利得制御が行われる。無線受信部614から出力される受信信号はベースバンド部617に入力され、検波、復調、誤り訂正復号のベースバンド受信処理が行われる。
第1の無線方式の送受信機61がAFCの同期処理を必要としたのと同じく、第2の無線方式の送受信機62もAFCの同期処理が同様に必要となる。
ここで、AFCにより第1の無線方式の基地局装置10が送信する無線信号11の搬送波周波数と、発振器630から出力される基準信号631を元にシンセサイザ605が生成したローカル信号605aを同期させるということは、基地局設備50に備えられたGPS受信機30から出力される基準信号40と発振器630から出力される基準信号631を同期させることに等しい。
一方、第1の無線方式の基地局装置10と第2の無線方式の基地局装置20が送信する無線信号(11、21)は、GPS受信機が出力する基準信号40に同期している。
上記条件のもと、第1の無線方式から第2の無線方式へ切替える際のAFCの同期処理方法は以下のように行う。
第1の無線方式から第2の無線方式に切替える際に、第1の無線方式のAFCの同期処理における制御信号632の最終値を、第2の無線方式のAFCの同期処理における制御信号633の初期値としてAFCの同期処理を開始する。
ここで制御信号とは、発振器630がプログラマブルな発振器であれば、周波数の目標値を指定する、所定のbit数(例えば16bit)のデジタル制御値、電圧で制御する発振器であれば制御電圧を意味する。なお、プログラマブルな発振器とは、デジタル制御値により周波数を自由自在に可変できるプログラマブルな発振器及び、電圧で制御する発振器ではあるがデジタル制御値を制御電圧に変換する機能を持ったDA(Digital to Analog)変換器内蔵の発振器も含む。
ここで、図4の移動局装置60は、セレクタ634の出力信号635はベースバンド部607、617で常に入力できる構成とし、第1の無線方式における制御信号632の最終値がベースバンド部617から出力される制御信号633の初期値、また、第2の無線方式の制御信号633の最終値がベースバンド部607から出力される制御信号632の初期値として出力することが可能な構成となっている。
制御信号の最終値をベースバンド部607、617で読み取る方法としては、発振器630がプログラマブルな発振器であれば、セレクタ634の出力信号635が所定のbit数(例えば16bit)のデジタル制御値とり、デジタル制御値をベースバンド部内のレジスタあるいはメモリへ保持し、制御信号632、633の初期値として使用する。発振器630が電圧で制御する発振器であれば、セレクタ634の出力信号635が制御電圧となり、制御電圧をAD(Analog to Digital)変換器によりデジタル制御値へ変換した後、ベースバンド部内のレジスタあるいはメモリへ取り込み、制御信号632、633の初期値として使用する。
以下、説明を簡単にするため発振器630はプログラマブルな発振器を用い、制御信号はデジタル制御値とした場合について説明を行う。
次に図5を用いて具体的なAFCの同期処理における発振器630の発振周波数の制御について述べる。図5において、AFCの同期引込み開始時刻をt0、AFCの同期引込み終了時刻をt1、発振器630の発振周波数の初期値をf0、発振器630の発振周波数の制御目標値をf1とする。
移動局装置60は、同期引込み開始時刻t0から第1の無線方式における同期引込み処理を開始し、第1の無線方式の基地局装置10が送信する無線信号11を用いて、発振器630の発振周波数が制御目標値f1に近づくように制御しながら同期引込み処理を行う。AFCの同期引込み処理を開始する同期引込み開始時刻t0から、発振器630の発振周波数が制御目標値f1近辺に安定する同期引込み終了時刻t1までが同期引込み時間(t1−t0)となる。一般に同期引込み時間は数usから数ms程度の時間を所要する。
同期引込み処理を終えた同期引込み終了時刻t1以降は、同期引込み処理から同期追従処理へ移行し、発振器630の発振周波数が制御目標値f1から大きく外れることなく、発振器630の発振周波数が制御される。
同期引込み処理と同期追従処理の処理内容は、ループゲインや制御周期を異ならせた処理内容のものとなる。一般に同期引込み処理は制御速度と制御範囲を優先したループゲインや制御周期に設定され、同期追従処理は耐ノイズのための安定性を優先したループゲインや制御周期に設定される。
本発明は、第1の無線方式から第2の無線方式に切替える際に、第1の無線方式におけるAFCの同期追従処理の制御信号632の最終値を、第2の無線方式のAFCの同期処理における制御信号633の初期値としてAFCの同期処理を開始し、第2の無線方式のAFCの同期処理は、同期引込み処理を行うことなく同期追従処理から開始することを特徴とする無線システム装置である。
なお、無線システムによっては同期引込み処理と同期追従処理を同じループゲインや制御周期で行う方法も有り得るが、同期引込み時間が必要になることには変わりなく、同期引込み時間分を削減できる。
図6に無線方式を切替える際の制御信号に関するタイミングチャートを示す。
第1の無線方式を送受信している際は、セレクタ出力信号634から図6に示す制御信号632、すなわちD1[0],D1[1]・・・を出力してAFCの同期処理を行う。第1の無線方式から第2の無線方式に切替える際に、第1の無線方式におけるAFCの同期処理の制御信号632の最終値D1[99]を、第2の無線方式のAFCの同期処理における制御信号633の初期値D2[0](=D1[99])とし、第2の無線方式におけるAFCの同期処理を開始する。
第2の無線方式におけるAFCの同期処理は、セレクタ出力信号634から制御信号633、すなわちD2[0],D2[1]・・・を出力して同期引込み処理を行うことなく同期追従処理から開始する。
なお、本発明の実施の形態を説明するうえで、第1の無線方式から第2の無線方式へ切替える際の方法について説明を行ったが、図2において移動局装置60がさらに移動し、第2の無線方式の通信エリア22から外れて第1の無線方式の通信エリア12のみのエリアに移動した場合には、第2の無線方式から第1の無線方式への切替えが必要となるが、図4に示す移動局装置60の構成にて無線方式の切替えが同様に行える。
また、本実施の形態では、基地局設備50に2種類の無線方式の基地局装置を備え、移動局装置60に2種類の送受信機を搭載した例について説明を行ったが、それ以上の複数の無線方式を切替える無線システム装置、例えば、4種類の無線方式の基地局装置、3種類の無線方式の送受信機を搭載した移動局装置でも構わない。
また、本実施の形態では基地局設備50にGPS受信機30を備え、GPS受信機30から出力される基準信号40に同期した基地局装置について述べたが、屋内基地局設備のようなGPS受信機を設置できない等の理由から、基地局設備50のGPS受信機30を、図7に示すよう発振器31を用いても同じ効果が得られる。
さらには、発振器31に屋内設備の回線から供給される基準信号を使用しても構わない。
なお、本実施の形態では、移動局装置60は2種類の送受信機を搭載した構成で説明を行ったが、ソフトウェアを書き換えることにより無線方式が切替わるソフトウェア無線機であっても良い。図8に本発明の移動局装置60をソフトウェア無線機に置き換えた場合について説明する。
移動局装置60は、ソフトウェア無線機64が搭載されている。ソフトウェア無線機64は、ソフトウェア無線の機能を持つ、アンテナ641、デュプレクサ642、無線送信部643、無線受信部644、シンセサイザ645、ベースバンド部647を備え、移動局装置として、制御部620、スピーカ621、マイク622、ユーザインタフェース623、発振器630、メモリ648を備える。
ソフトウェア無線機64は、制御部620からの指示によりソフトウェアを書き換えることによりベースバンド部647の無線方式を切替える機能を持ち、アンテナ641、デュプレクサ642、無線送信部643、無線受信部644、シンセサイザ645についても、無線方式に見合った周波数に調整する機能を持つ。
なお、アンテナ641、デュプレクサ642、無線送信部643、無線受信部644、シンセサイザ645については、2系統用意して切替えて使用しても構わない。
移動局装置60が移動したことにより、第1の無線方式から第2の無線方式へソフトウェア無線機64の送受信機能を切替える必要が生じた場合、第1の無線方式の基地局が送信する無線信号11を用いてAFCの同期処理を行っていた制御信号649の最終値をメモリの648に保存した後、ソフトウェア無線機の送受信機能を第2の無線方式に切替える。第2の無線方式の送受信を開始する際にメモリ648に保存された制御値を読み出し、制御信号649の初期値として同期処理を開始することを特徴とする無線システム装置である。
なお、移動局装置60の送受信機をソフトウェア無線機に置き換えたのみであり、基地局設備等は何ら変わりない。
本実施の形態における図4における移動局装置40の送受信機61と62、及び図8におけるソフトウェア無線機64は、それぞれLSI(Large Scale Integration)のような半導体装置であっても構わない。また、図4における移動局装置40の送受信機61と62が1つの半導体装置、さらには制御部620をも含むかたちで1つの半導体装置であっても構わない。もちろん、図8におけるソフトウェア無線機64と制御部620が1つの半導体装置であっても構わない。
本発明による基地局設備と移動局装置との関係を示した図である。 基地局設備における第1及び第2の無線方式の通信エリアを示した図である。 第1及び第2の無線方式を移動局装置が切替えながら移動していく様子を示した図である。 本発明による移動局装置の構成を示した図である。 AFCの同期処理において、発振器の発振周波数を制御する様子を示した図である。 制御信号の切替えの様子を示したタイミングチャートである。 図1の基地局設備におけるGPS受信機を発振器に置き換えた図である。 本発明の移動局装置をソフトウェア無線機で構成した形態について示した図である。 従来例を説明する図である。
符号の説明
10…第1の基地局装置、11…無線信号、12…通信エリア、20…基地局装置、21…無線信号、22…通信エリア、30…GPS受信機、31…発振器、40…基準信号、50…基地局設備、60…移動局装置、61…送受信機、62…送受信機、64…ソフトウェア無線機、70…自動車、100…移動局装置、101…送受信機、102…送受信機、601…アンテナ、602…デュプレクサ、603…無線送信部、604…無線受信部、605…シンセサイザ、605a…ローカル信号、605b…ローカル信号、607…ベースバンド部、611…アンテナ、612…デュプレクサ、613…無線送信部、614…無線受信部、615…シンセサイザ、615a…ローカル信号、615b…ローカル信号、617…ベースバンド部、620…制御部、621…スピーカ、622…マイク、623…ユーザインタフェース、630…発振器、631…基準信号、632…制御信号、633…制御信号、634…セレクタ出力信号、635…セレクタ、641…アンテナ、642…デュプレクサ、643…無線送信部、644…無線受信部、645…シンセサイザ、645a…ローカル信号、645b…ローカル信号、647…ベースバンド部、648…メモリ、649…制御信号、1001…アンテナ、1002…デュプレクサ、1003…無線送信部、1004…無線受信部、1005…シンセサイザ、1005a…ローカル信号、1005b…ローカル信号、1006…発振器、1007…ベースバンド部、1011…アンテナ、1012…デュプレクサ、1013…無線送信部、1014…無線受信部、1015…シンセサイザ、1015a…ローカル信号、1015b…ローカル信号、1016…発振器、1017…ベースバンド部、1020…制御部、1021…スピーカ、1022…マイク、1023…ユーザインタフェース。

Claims (11)

  1. 第1及び第2の無線方式の基地局装置を備える基地局設備と、前記第1及び第2の無線方式を切替えながら送受信できる送受信機を備える移動局装置を有する無線システムであって、
    該基地局設備はGPS(Global Position System)受信機を有し、該基地局設備に備えられた前記第1及び第2の無線方式の基地局装置は、該GPS受信機から出力される基準信号に同期した無線信号を送信する機能を有し、
    該移動局装置は、在圏エリアに応じて無線方式を切替えて送受信を行ない、
    前記第1の及び第2の無線方式の送受信処理に共通に用いられる発振器を有し、無線方式を切替える際に切替え元の無線方式の同期処理における前記発振器に指示する周波数の最終値を切替え先の無線方式の同期処理における前記発振器に指示する周波数の初期値として同期処理を開始することを特徴とする無線システム。
  2. 請求項1の同期処理は、基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数と、移動局装置における発振器が出力する基準信号を元にシンセサイザが出力するローカル信号の周波数との周波数誤差を除去するAFC(Automatic Freqeuncy Control)であることを特徴とする無線システム。
  3. 請求項1のGPS受信機から出力される基準信号が固有の発振器から出力される基準信号であることを特徴とする無線システム。
  4. 請求項1の複数の無線方式を切替えながら送受信できる送受信機を備える移動局装置は、ソフトウェアの書き換えによって送受信機能を切替えられるソフトウェア無線機であって、該移動局装置は同期処理における制御信号の最終値を保存するメモリを有し、ソフトウェアの書き換えによる無線方式の切替えの際に、切替え元の同期処理における制御信号の最終値をメモリに保存し、切替え先の無線方式の同期処理を開始する際にメモリに保存された値を制御信号の初期値として動作させることを特徴とする無線システム。
  5. 請求項1における複数の無線方式を切替えながら送受信できる送受信機が、1あるいは複数の半導体装置であることを特徴とする無線システム。
  6. 請求項4におけるソフトウェアの書き換えによって送受信機能を切替えられるソフトウェア無線機が、1あるいは複数の半導体装置であることを特徴とする無線システム。
  7. 第1及び第2の無線方式の基地局装置を備える基地局設備と通信を行う移動局装置であって、
    前記第1及び第2の無線方式のそれぞれの通信可能状態に応じて前記第1及び第2の無線方式を切替えて通信を行ない、
    前記第1及び第2の無線方式の送受信処理に共通に用いられる発振器と、
    該発振器から出力される基準信号を用いて搬送波周波数帯域とベースバンド帯域との間の周波数変換を行なう無線送受信部とを有し、
    前記発振器の周波数は、前記基地局設備から受信される基準信号を用いて生成される制御信号により制御され、前記第1の無線方式から前記第2の無線方式に切り替える際は、前記第1の無線方式による前記基準信号に基づいて生成された制御情報の最終値を前記第2の無線方式における前記発振器に対する制御情報の初期値として用いることを特徴とする移動局装置。
  8. 請求項7記載の移動局装置であって、前記発振器に対する制御は、基地局装置が送信する無線信号の搬送波周波数と、移動局装置における発振器が出力する基準信号を元にシンセサイザが出力するローカル信号の周波数との周波数誤差を除去するAFC(Automatic Freqeuncy Control)であることを特徴とする移動局装置。
  9. 請求項7記載の移動局装置であって、前記基地局設備は、GPS受信機から出力される基準信号に基づいて前記第1及び第2の無線方式の信号送受信処理を行う基地局設備であることを特徴とする移動局装置。
  10. 請求項7記載の移動局装置であって、前記無線送受信部は、ソフトウェアの書き換えによって送受信機能を切替えられるソフトウェア無線機であり、前記制御情報の最終値を保存するメモリを有し、ソフトウェアの書き換えによる無線方式の切替えの際に、該メモリに保存された前記第1の無線方式における制御情報の最終値を、前記第2の無線方式の同期処理を開始する際にメモリに保存された値を制御情報の初期値として動作させることを特徴とする移動局装置。
  11. 請求項7または10記載の移動局装置であって、前記無線送受信部が1あるいは複数の半導体装置であることを特徴とする移動局装置。
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