JP4167998B2 - ガバナの停止ソレノイド装着部構造 - Google Patents

ガバナの停止ソレノイド装着部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4167998B2
JP4167998B2 JP2004095043A JP2004095043A JP4167998B2 JP 4167998 B2 JP4167998 B2 JP 4167998B2 JP 2004095043 A JP2004095043 A JP 2004095043A JP 2004095043 A JP2004095043 A JP 2004095043A JP 4167998 B2 JP4167998 B2 JP 4167998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
governor
stop solenoid
spring
engine
piston rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004095043A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005282405A (ja
Inventor
一利 岡本
倫祥 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2004095043A priority Critical patent/JP4167998B2/ja
Publication of JP2005282405A publication Critical patent/JP2005282405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4167998B2 publication Critical patent/JP4167998B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

本発明は、ガバナの停止ソレノイド装着部構造に係り、詳しくは、燃料噴射ポンプのコントロールラックのラックピンをガバナレバーで操作自在に連動連係し、エンジン始動時にラックピンを燃料増量側に引張り付勢するためのスタートスプリングを、エンジン機壁に構成されたスプリング支持機構とラックピンとに亘って架設し、コントロールラックを燃料減量側に強制的に押し操作自在な停止ソレノイドが装備されているガバナの停止ソレノイド装着部構造に関するものである。
農業機械や産業機械に搭載されるエンジンには、負荷の大小に拘わらずにエンジンを定速回転させるためのガバナが多用されている。そして、ガバナには、スイッチ操作でエンジンを即座に停止させるための停止ソレノイド、及びエンジン始動時にコントロールラック(調量具)を燃料増量側に操作して、エンジン始動を容易とするためのスタートスプリングが設けられている。
停止ソレノイドはエンジン機壁におけるガバナの近傍部分に装着されており、そのピストンロッド(プランジャ)の突出動により、コントロールラック(調量具)を燃料減量側に強制スライドさせてエンジンを停止させることができる。また、スタートスプリングは、エンジン機壁又はこれに植設された頭付きピンと、コントロールラックのラックピンとに亘って架設装備されている。このように、停止ソレノイドやスタートスプリングを備えたガバナの例としては、特許文献1や特許文献2において開示されたものが知られている。
実開平6−83933号公報 特開2004−92444号公報
前述の特許文献1や2において開示されている停止ソレノイド装着部構造では、停止ソレノイドのエンジン機壁への組付け時において、しばしば不具合の生じることがある。次に、参考図を用いてその不具合について説明する。尚、図11は、停止ソレノイド6を、エンジン機壁8aに形成された取付用開口部8bに人為操作で組付ける要領を示す略図であり、図12はそれを上から見た略図である。
即ち、図11に示すように、停止ソレノイド6は、段付き円筒状のケーシング6Cと、これから大きく突出する長尺状のピストンロッド6aとを有しており、ケーシング6Cのピストンロッド取出し側の小径筒部分6bを、エンジン機壁8aに形成された貫通孔である取付用開口部8bに嵌入し、フランジ部6fを用いてエンジンケース8にボルト止め装着される。ピストンロッド6aは、これの突出動により、その先端がコントロールラック2の側面2sに当接して燃料減量側Lに強制スライド移動させる。そして、効率良く、かつ、円滑にコントロールラック2を押してスライド移動させるために、停止ソレノイド6は、そのピストンロッド6aがコントロールラック2と平行となる姿勢でエンジン機壁8aに支持される。
長尺巻きバネ状のスタートスプリング13は、例えば、エンジン機壁8aにボルト止めされるブラケット20と、ラックピン2aとに掛け渡されており、コントロールラック2を燃料増量側Rに引張り付勢している。この場合、コントロールラック2を効率良く引っ張り、かつ、ラックピン2aから外れたりしないように、スタートスプリング13を極力コントロールラック2のスライド方向に沿う姿勢に配置するのが望ましく、そのためには、スタートスプリング13のエンジン機壁側端部13aを、極力ピストンロッド6aに近づけるのが良い。そこで、図11,12に示すように、ブラケット20を介装することにより、エンジン機壁側端部13aを取付用開口部8bに出っ張る状態として、停止ソレノイド6がエンジン機壁8aへ組付けられた状態におけるピストンロッド6aの近傍に配置し、できるだけスタートスプリング13がコントロールラック2のスライド移動方向から傾斜しないようにする構成が試された。
また、停止ソレノイド6は、非通電時には、内蔵された押出しバネの作用によってピストンロッド6aが最大限に突出移動されており、通電によって押出しバネの付勢力に抗してピストンロッド6aをケーシング6Cに引込み移動させ、かつ、保持する構造(常時突出構造)が採られている。これにより、何らかのトラブルで通電が停止された場合には、ピストンロッド6aが突出状態に復帰されてコントロールラック2が燃料減量側に移動され、自動的にエンジンが停止される機能が発揮される。
このような構造において、停止ソレノイド6をエンジン機壁8aに組付けるには、図11に仮想線で示すように、取付用開口部8bに停止ソレノイド6を正対させて位置させ、取付用開口部8bからエンジンケース8の内部を視認できる状態としてから、停止ソレノイド6を直線的に動かしてピストンロッド6aから挿入し、小径筒部分6bを取付用開口部8bに嵌入させるのが望ましい。尚、6rはワイヤーハーネスである。
しかしながら、実際のエンジンでは、図12に示すように、取付用開口部8bのすぐ近くにラジエータ用の冷却ファン51が存在しており、また図示は省略するが、配線や操作ケーブル等のその他の構造物が近くに存在しているために、実際には、図11及び図12に示すように、停止ソレノイド6は、冷却ファン51等の構造物との干渉を避けるために、取付用開口部8bにその軸方向に直交する方向から近づけてきて、その移動方向を小さくカーブ(矢印イ参照)させながら(湾曲移動させながら)ピストンロッド6aを取付用開口部8bに挿入して組付けることが余儀なくされる。
しかも、その湾曲移動させての停止ソレノイド6の組付け時には、前述した理由により、取付用開口部8bを目で見て確認しながらの組付け操作が殆ど不可能であり、いきおい、手探り的な組付け状況となる。そのため、図12に仮想線で示すように、長く突出しているピストンロッド6aが、取付用開口部8bの内側に存在するスタートスプリング13に誤って押し付けたり、引掛けたりして、スタートスプリング13を曲げて損傷させるとか、場合によってはブラケット20から外してしまうおそれのあることが知見されたのである。従って、スタートスプリング13を望ましい配置状態にすることと、停止ソレノイドを問題無く良好に組み付けできるようにすることとには相反する面があり、停止ソレノイド装着部の構造には改善の余地が残されている。
このような実情に鑑みることにより、本発明の目的は、構造の見直しを行うことによって前述の不具合を回避し、スタートスプリングを極力コントロールラックの移動方向に沿わせる構成を採りながらも、ピストンロッドによるスタートスプリングへの悪影響無く良好に停止ソレノイドの組付けが行えるようにして、ガバナの停止ソレノイド装着部構造を改善する点にある。
請求項1の構成は、燃料噴射ポンプ(1)のコントロールラック(2)のラックピン(2a)をガバナレバー(3)で操作自在に連動連係し、エンジン始動時に前記ラックピン(2a)を燃料増量側(R)に引張り付勢するためのスタートスプリング(13)を、エンジン機壁(8a)に構成されたスプリング支持機構(20)と前記ラックピン(2a)とに亘って架設し、前記コントロールラック(2)を燃料減量側(L)に強制的に押し操作自在な停止ソレノイド(6)が装備されているガバナの停止ソレノイド装着部構造において、
前記コントロールラック(2)の端面にピストンロッド(6a)を押付けて燃料減量側(L)に強制操作自在な停止ソレノイド(6)が、そのケーシング(6C)におけるピストンロッド取出し側部分(6b)を前記エンジン機壁(8a)に形成された取付用開口部(8b)に嵌入する状態で装備され、前記スプリング支持機構(20)が、前記取付用開口部(8b)の近傍におけるエンジン機壁(8a)に構成され、
前記取付用開口部(8b)の内奥側端に、前記ピストンロッド(6a)の通過を不能とする隔壁部(8c)を設けるとともに、前記隔壁部(8c)には、前記ピストンロッド取出し側部分(6b)が前記取付用開口部(8b)に嵌入された組付け状態において前記ピストンロッド(6a)を伸縮移動自在に挿通させる挿通孔(8s)が形成され、
ガバナレバー(3)は、ガバナスプリング(4)のスプリング力とガバナ力発生手段(7)によるガバナ力(G)との不釣合い力で揺動するものに構成され、ガバナレバー(3)が、ラックピン(2a)を燃料減量方向には強制操作し、かつ、燃料増量方向には自由に揺動するように、スタートスプリング(13)で燃料増量方向に付勢されるラックピン(2a)をガバナレバー3の出力部(10c)に片当たり当接させたことを特徴とする。
請求項2の構成は、請求項1に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造において、前記隔壁部(8c)は、前記エンジン機壁(8a)の一部として、前記取付用開口部(8b)に連続する状態で形成されたものであることを特徴とする。
請求項3の構成は、請求項1又は2に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造において、前記支持機構(20)は、前記スタートスプリング(13)の端部を引掛け支持自在な引掛け部(21a)が形成されたブラケット(21)を、前記隔壁部(8c)の内面側に固設することで構成されていることを特徴とする。
請求項4の構成は、請求項3に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造において、前記ブラケット(21)は、前記隔壁部(8c)にビス止めされる基板部(21B)と、前記スタートスプリング(13)の鉤状端部(13a)を挿通して引掛けるための挿通孔(21a)が形成された突板部(21A)とから成る板金部材で構成されていることを特徴とする。
請求項5の構成は、請求項1又は2に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造において、前記支持機構(20)は、前記スタートスプリング(13)の屈曲端部(13k)を挿通させて引掛けるために前記隔壁部(8c)に形成された貫通孔(52)で構成されていることを特徴とする。
請求項6の構成は、請求項5に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造において、前記隔壁部(8c)の外面における前記貫通孔(52)の周囲部分が、前記屈曲端部(13k)との線接触が可能となる状態に隆起形成されていることを特徴とする。
請求項7の構成は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造において、前記取付用開口部(8b)又は前記隔壁部(8c)の底部に、前記エンジン機壁の内側部分に連通する油戻し用孔(50)が貫通形成されていることを特徴とする。
請求項1の構成によれば、詳しくは実施例において説明するが、スタートスプリングにおける支持機構側の端部を停止ソレノイドのピストンロッドの直ぐ横にまで無理なく近づけることができ、スタートスプリングをコントロールラックのスライド移動方向とほぼ平行となる姿勢に配策することが可能になる。そして、正規の位置でしかピストンロッドの挿通が行えない隔壁部を形成したので、他物が邪魔となって停止ソレノイドを手探り状態で組付けても、ピストンロッドでスタートスプリングやその支持機構を突いたりする不都合が生じないようになり、良好に取付用開口部に組付けできるようになる。その結果、スタートスプリングでコントロールラックを燃料増量側へ効率良く付勢できる構成としながらも、ピストンロッドでスタートスプリングや支持機構を損傷させるおそれなく停止ソレノイドをエンジン機壁に組付けできるようになった。
請求項2の構成によれば、隔壁部はエンジン機壁と一体で形成されるので、別体のものとする場合に比べて、部品点数の削減やコストダウンが可能となる利点がある。
請求項3の構成によれば、スタートスプリングの端部をブラケットの引掛け部に引掛け支持してあるので、スタートスプリングの延設方向が固定されず、融通が効く状態でブラケットに支持されることになり、スタートスプリングが多少斜めに架設されてもそれによる曲げ応力は作用せず、引張り応力のみが作用することとなる。その結果、スタートスプリングに余計な曲げ応力が作用せず、不測の脱落のおそれが回避できるとか、バネ定数を小さくしたりといった具合に、スタートスプリングの耐久性や信頼性を向上させることが可能になる。
請求項4の構成によれば、ブラケットはスタートスプリングの端部を挿通する挿通孔が形成された板金部材で済むから、コスト安に支持機構が構成できるとともに、ビス止めにより、着脱やメンテナンスが便利に行える利点もある。
請求項5の構成によれば、スタートスプリングを支持するための専用のブラケット等を省略することができるので、部品点数削減やコストダウンが可能となる。そして、請求項6のように、貫通孔の周囲部分を屈曲端部との線接触が可能となる状態に隆起形成すれば、屈曲端部に余計な曲げ応力が作用せず、安定的に支持できる利点がある。
請求項7の構成によれば、隔壁部を設けたことにより、挿通孔から漏れ出てくるエンジンオイルを油戻し孔を通してエンジン内部に戻すことができ、取付用開口部にエンジンオイルが溜まる不都合を回避することが可能になる。
以下に、本発明による停止ソレノイドの装着部構造の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は遠心式ガバナの構造を示す側面図、平面図、正面図、背面図であり、図5はガバナ及びスタートスプリング支持構造の模式図である。図6,図7はガバナの配置構造を示す要部の斜視図である。そして、図8は実施例1による停止ソレノイドの装着部構造を示す要部の拡大断面図、図9,10は夫々実施例2,3による停止ソレノイドの装着部構造を示す要部の拡大断面図、図11,12は停止ソレノイドの組付け要領を示す要部の斜視図、平面図である。
ガバナAは、図1〜図5に示すように、燃料噴射ポンプ1のコントロールラック(調量ラック)2、ガバナレバー3、ガバナスプリング4、調速レバー5、停止ソレノイド6、及びガバナ力発生手段7等から構成されており、その殆どがエンジンケース8の内部に配置されている。燃料噴射ポンプ1は、図示しない各シリンダへ燃料を噴射する装置であり、その噴射量は、コントロールラック2のスライド操作によって行われる。即ち、図5において、コントロールラック2を右側(燃料減量側L)にスライド移動させると噴射量が減量されてエンジン回転数が下がり、左側(燃料増量側R)にスライド移動させると噴射量が増量されてエンジン回転数が上がるように構成されている。コントロールラック2には、横側方に突出するラックピン2aが一体的に装備されている。
ガバナレバー3は、第1レバー10と第2レバー11とから構成され、それらの下端ボス部10a,11aは支軸12で揺動可能に枢支されている。第1レバー10は、その上端の出力部10cがラックピン2aに片当り当接され、中間部10bがガバナスリーブ9に当接され、ラックピン2aに作用するスタートスプリング13によって燃料増量側Rに付勢されるととも、ガバナ力G(後述)によって燃料減量側Lに付勢されるように構成されている。一方、第2レバー11は、その上端部11cに架着したガバナスプリング4を介して調速レバー5に連動連結されており、この第2レバー11の中間部11bに形成された係合部11dがトルクアップ装置30(後述)のトルクピン34と当接・解除することで、第1レバー10と係合・離脱するように構成されている。
ガバナレバー3の構成を詳述すると、第1レバー10は、ラックピン2aを燃料減量側には強制操作し、燃料増量側には自由に揺動するように出力部10cがラックピン2aに片当たり当接されるとともに、その中間入力部10bには、エンジン回転数の増加に伴ってラックピン2aを燃料減量側に押す方向のガバナ力Gが、ガバナスリーブ9を介して入力される状態に枢支されている。第2レバー11は、第1レバー10を燃料増量側R(図5における左側)にはトルクアップ装置30を介して強制操作し、燃料減量側L(図5における右側)には自由に揺動する状態に枢支されている。
ガバナ力発生手段7は、ガバナ軸14に一体回転状態で外嵌された回転体15と、この回転体15に遠心移動可能に装備された複数のボール状ガバナウエイト16と、回転体15のボス部15aに摺動可能に装着されたガバナスリーブ9とから構成されている。回転体15の外周には回転力を入力するためのギヤ部15gが形成されており、ガバナ軸14と燃料噴射軸17とは一体形成されている。つまり、エンジン回転数の上昇に伴いガバナウエイト16に遠心力が作用し、このガバナウエイト16の移動量の変化をガバナスリーブ9の進退量に変換し、このガバナスリーブ9のガバナレバー3側(図5における右側)へ向かう押圧力、即ちガバナ力Gにより、ガバナレバー3を介してラックピン2aが減量側Lへ押圧されるように構成されている。
これにより、ガバナレバー3は、ガバナスプリング4のスプリング力とガバナ力発生手段7によるガバナ力Gとの不釣合い力で揺動するものに構成され、ガバナレバー3が、ラックピン2aを燃料減量方向には強制操作し、かつ、燃料増量方向には自由に揺動するように、スタートスプリング13で燃料増量方向に付勢されるラックピン2aをガバナレバー3の出力部10cに片当たり当接させてある。ガバナ力発生手段7は、燃料噴射カム軸17と一体回転するガバナ軸14に装着され、このガバナ力発生手段7で発生したガバナ力Gとスタートスプリング13、及びガバナスプリング4との不釣り合い力でガバナレバー3を揺動させ、燃料噴射ポンプ1のラックピン2aを調量移動させるように構成されている。
トルクアップ装置30は、図5,6等に示すように、第1レバー10に固設された略筒状のケース本体31と、このケース本体31の内周面に螺装された調節ネジ32と、ケース本体31内に収容されるトルクバネ33と、トルクピン34とから構成されている。トルクピン34は、ケース本体31にスライド移動自在に収容されるトルク受面34aと、ケース本体31の側端壁31aの中央孔(符記省略)から外部に突出するピン部34bとから成り、ピン部34bの先端は第2レバー11の係合部11dに当接自在である。トルクバネ33は、その一端がトルク受面34aに、他端が調節ネジ32に夫々当接する状態の圧縮コイルバネに形成されている。
また、エンジン機壁8aには、図1、図5〜図7に示すように、ガバナレバー3の燃料増量側への揺動移動を規制する規制ボルト18が螺装されている。規制ボルト18は、固定ナット19を伴ってエンジン機壁8aに螺入されており、その先端側には、第2レバー11の中間部11bに形成された受止め部11eに当接自在なピン軸部18aが形成されている。
エンジンの始動時には、ガバナ力発生手段7によるガバナ力Gが生じておらず、ガバナレバー3には燃料減量側に揺動移動させる力は作用しないので、スタートスプリング13の張力によってラックピン2aを最も燃料増量側に位置する始動増量位置「始」に位置させるように構成されている。トルクアップ装置30は、エンジンの負荷が全負荷に至るまでは、ガバナスプリング4とスタートスプリング13とトルクバネ33とガバナ力発生手段7との夫々の力が釣り合うように、トルクバネ33がある程度圧縮されている。そして、全負荷を超えると第2レバー11が規制ボルト18(ピン軸部18aの先端)に当接してそれ以上揺動移動できなくなり、トルクバネ33の付勢力によって第1レバー10のみが燃料増量側(図5における左側)Rに揺動し、エンジン負荷が全負荷越えとなるまでラックピン2aを燃料増量側Rに調量移動させて粘り強さを発揮し、エンストを防止するように構成されている。
停止ソレノイド6は、図1〜図3、及び図5に示すように、コントロールラック2の側端面2bに押圧作用可能な長尺状ピストンロッド6aと、径がやや細くなった小径本体部6bとを有しておりエンジン機壁8aに形成された凹入穴8bに小径本体部6bを嵌入した状態で、フランジ部6fをエンジン機壁8aにボルト止めしてある。ピストンロッド6aは、通電により引込作動されて退入している非作用状態では、ガバナレバー3による燃料調量作動の妨げにならないよう、ピストンロッド6aの先端と側端面2bとの間に所定の間隔が確保されている。そして、停止ソレノイド6への通電が停止されてピストンロッド6aが突出移動すると、コントロールラック2を燃料減量側Lにその限度位置「停」まで強制操作し、燃料噴射量をゼロにしてエンジンを停止させるように構成されている。
次に、スタートスプリング13の支持構造について説明する。図1〜図7に示すように、スタートスプリング13は、エンジン機壁8aに構成されたスプリング支持機構20とラックピン2aとに亘って架設されている。支持機構20は、スタートスプリング13の鉤状端部13aを引掛け支持自在な挿通孔(引掛け部の一例)21aが形成されたブラケット21を、停止ソレノイド6近傍のエンジン機壁8aに固設することで構成されている。尚、19は、手指による人為操作でコントロールラック2を「停」位置に操作してエンジン停止するための停止レバーであり、その操作アーム部19aで第1レバー10の被操作部10dを燃料減量側Lに強制押し操作自在に枢支されている。
因みに、調速レバー5は、図5、図6等に示すように、エンジン機壁8aに回動自在に嵌入されるボス部5aと、ガバナスプリング4が引掛けられアーム部5bとを有しており、エンジン回転数の低回転側の限度位置を定める低速側ストッパー41と、高回転側の限度位置を定める高速側ストッパー42とが装備されている。筒軸状のボス部5aには、停止レバー19の軸部19bが回動自在に内嵌されており、これら調速レバー5と停止レバー19とが互いに同一の軸心を有して回動操作される二重軸構造としてある。
ブラケット21は、エンジン機壁8aにビス止めされる基板部21Bと、スタートスプリング13の鉤状端部13aを挿通して引掛けるための長孔状の挿通孔21aが形成された突板部21Aとから成る略L字状に屈曲形成された板金部材で構成されている。また、スタートスプリング13は、コイル部分13cの両端に引掛け用の鉤状端部13a,13bを有したコイルバネに形成されるとともに、コイル部分13cは、支持機構20側の鉤状端部13aの近傍に形成されており、ラックピン2a側の鉤状端部13bとコイル部分13cとの間には直線部13dが形成されている。尚、支持機構20側の鉤状端部13aは、挿通孔21aへの挿入が容易となるよう、その先端部は逆方向(図8においては下向き)に湾曲形成されている。
このような構成により、次のような作用効果がある。即ち、ラックピン2aに引掛けられるスタートスプリング13は、ブラケット21を用いてエンジン機壁8aに引掛け支持させてあるので、支持機構20側の鉤状端部13aを停止ソレノイド6のピストンロッド6aの直ぐ横にまで近づけて、スタートスプリング13をピストンロッド6aと、即ちコントロールラック2のスライド移動方向とほぼ平行となる姿勢に配策することが可能になっている。従って、コントロールラック2に燃料増量側Rへの付勢力を効率良く伝達できるので、スタートスプリング13のバネ定数を小さくすることが可能になるとともに、スタートスプリング13がラックピン2aから抜け外れ難く、また余計な曲げ応力が作用しない等の利点がある。
ガバナレバー3は、ラックピン2aを燃料減量方向には強制操作し、かつ、燃料増量方向には自由に揺動するように、スタートスプリング13で燃料増量方向に付勢されるラックピン2aを第1レバー10の出力部10cに片当たり当接させる構造としてあるので、コントロールラック2を燃料減量側Lに移動させる場合にはガバナレバー3との干渉が解除され、スタートスプリング13の付勢力にのみ抗する操作力で済むことになる。例えば、従来構造においては、第1レバーの出力部のU溝にラックピンを係合させているので、コントロールラックを燃料減量側に操作するには、スタートスプリングとガバナスプリングとの双方の付勢力に抗して操作する必要があった。従って、本実施例の構造では、停止レバー19によるエンジン回転数の強制低下操作、或いはエンジン停止の操作力が軽減され、楽に操作できるとか、停止ソレノイド6の出力を小さくして小型化が可能になるといった利点が得られる。
鉤状端部13aをブラケット21の挿通孔21aに引掛けてあるので、スタートスプリング13はその延設方向が固定されず、融通が効く状態でブラケット21に支持されており、スタートスプリング13が多少斜めに架設されても曲げ応力は作用せず、引張り応力のみが作用することとなり、この点からもスタートスプリング13に余計な曲げ応力が作用しないという好ましい構造が得られている。また、コイル部分13cが支持機構側の鉤状端部13aの近傍に形成されているので、鉤状端部13aを挿通穴21aに入れる際には、コイル部分13cが容易に曲げ変形し、その挿入操作(例:ラジオペンチで鉤状端部13aを挟持して挿通孔21aに通す操作)が容易に行える効果がある。
さらに、コイル部分13cのラックピン側には直線部13dが存在しているので、例えば、図2や図5に示すように、燃料噴射ポンプ1の支持壁1aに形成されるスタートスプリング通し用空所(孔や切欠き等)43を小さいものにできる等、周辺の部材や機器に与える影響を少なくできる利点もある。また、スタートスプリング13のラックピン2a側の端部は、R字形状を呈するR型端部13bとしてあるので、ラックピン2aに挿入する際にはR型端部13bを開き気味にして簡単・容易に挿入することができるとともに、挿入した後は、R型端部13bがその弾性によってラックピン2aを締付けるので、ラックピン2aから抜け出難い利点がある。
次に、停止ソレノイド6の装着部構造について詳しく説明する。実施例1による装着部構造は、図1〜図3、図5、及び図8に示すように、コントロールラック2の端面にピストンロッド6aを押付けて燃料減量側Lに強制操作自在な停止ソレノイド6は、そのケーシング6Cにおける小径本体部(ピストンロッド取出し側部分の一例)6bをエンジン機壁8aに形成された円筒状の凹入穴(取付用開口部の一例)8bに嵌入する状態で装備されており、この凹入穴8bのエンジン内部側面にスプリング支持機構20が配設されている。
凹入穴8bの内奥側端に、ピストンロッド6aの通過を不能とする隔壁部8cを設けるとともに、隔壁部8cの中央位置には、小径本体部6bが凹入穴8bに嵌入された組付け状態においてピストンロッド6aを伸縮移動自在に挿通させる挿通孔8sが形成されている。隔壁部8cは、エンジン機壁8aの一部として、凹入穴8bに連続する状態で形成されたものであり、その挿通孔8s部分は、ロッド軸方向にある程度の長さを有したボス部8vに形成されている。また、凹入穴8bの底部には、エンジン機壁8aの内側部分に連通する油戻し用孔50が貫通形成されている。
このような構成により、つぎのような作用効果がある。前述のように、冷却ファン51(図12参照)等の他物が邪魔になって停止ソレノイド6を、湾曲移動させながら凹入穴8bに手探り状態で組付けることになるが、凹入穴8bの内奥には、正規の位置でのみピストンロッド6aを挿通自在な挿通孔8s以外は連続した壁である隔壁部8cが形成されているので、停止ソレノイド6を凹入穴8bに嵌入するには、必ずピストンロッド6aが挿通穴6sに差し込まねれた状態となる他ないとともに、それ以外では隔壁部8cによってピストンロッド6aのエンジン機壁8a内部への進入が阻止される。従って、停止ソレノイド6を凹入穴8Bに組付ける際に、大きく突出しているピストンロッド6aがスタートスプリング13やブラケット21に当接したり引掛けたりして損傷させる不具合が生じること無く、良好に組付けることが可能になり、停止ソレノイド6の組付け作業性が大きく改善される。
ボス部8vとして長さのある程度長い挿通孔8sとしたので、停止ソレノイド6を、ピストンロッド6aが挿通孔6sとほぼ平行となる姿勢に位置させないと、凹入穴8bへの組付け移動ができないので、挿通穴8sに差し込まれたピストンロッド6aが、その差込方向で下流側においてスタートスプリング13に干渉するおそれも解消させることが可能になる。また、凹入穴8bには、挿通孔8sからエンジンオイルが漏れ出てくることがあるが、その場合には、凹入穴8bの底部に形成された油戻し用孔50を通ってエンジン内部に還元させることができる。故に、隔壁部8bを形成したことによる新たな不都合(漏れ出たエンジンオイルが凹入孔8bに溜まる)が防止される。
実施例2による停止ソレノイド6の装着部構造は、図9に示すように、支持機構20は、スタートスプリング13の屈曲端部13kを挿通させて引掛けるために隔壁部8cに形成された貫通孔52で構成されていることを特徴とする。それ以外の構造については、実施例1によるものとほぼ同じであり、同一の箇所には同じ符号を付すものとする。尚、図9に仮想線で示すように、油戻し孔50を形成しても良い。
スタートスプリング13における支持機構20側端部である屈曲端部13kは、先端を鋭角に折り曲げた形状であり、組付ける際には、単に貫通孔52に押し込めば、さらに弾性折り曲げ変形することで屈曲端部13kが貫通孔52を通過し、弾性復元して図9に示す引掛け作用状態となる。この実施例2による装着部構造では、前述した実施例1による装着部構造と同等の作用効果を有するとともに、ブラケット21を省略することができ、その分のコストダウンが行える利点もある。
実施例3による停止ソレノイド6の装着部構造は、実施例2のものの改良であり、図10(a),(b)に示すように、支持機構20は、スタートスプリング13の屈曲端部13kを挿通させて引掛けるために隔壁部8cに形成された貫通孔52で構成されているとともに、隔壁部8cの外面における貫通孔52の周囲部分が、屈曲端部13kとの線接触が可能となる状態に隆起形成されて、噴火口形状の隆起部53とされている。それ以外の構造については、実施例2によるものと同じであり、同一の箇所には同じ符号を付すものとする。
隆起部53の裾野面53aの傾斜角度は、自由状態における屈曲端部13kの傾斜に合わせてあるので、貫通孔52を通して引掛けた状態では、図10(b)に示すように、屈曲端部13kは、裾野面53aと貫通孔52との双方に線接触する状態が齎されている。これにより、実施例2による前記作用効果を奏するとともに、屈曲端部13kに余計な曲げ応力が作用せず、安定的に支持できる利点が追加される。
〔別実施例〕
隔壁部8cは、例えば、ピストンロッド6aの直径よりも小さい孔が一面に形成されたパンチングメタルや金網等、エンジン機壁8aと別体のものを取付けて構成しても良い。また、挿通孔8sが形成された金属又は非金属材料から成る板状体を、貫通孔の取付用開口部8bの内奥端に取付ける構造も可能である。
ガバナの構造を示す要部の一部切欠きの側面図 図1の平面図 ブラケットの取付構造及び位置を示す停止ソレノイド部分の正面図 ガバナの構造を示す要部の背面図 ガバナ及びスタートスプリングの支持構造の概略を示す模式図 ガバナレバー部分の配置構造を示す背面方向からの斜視図 ガバナレバー部分の配置構造を示す横方向からの斜視図 停止ソレノイドの装着部構造を示す要部の拡大断面図(実施例1) 停止ソレノイドの装着部構造を示す要部の拡大断面図(実施例2) (a)は停止ソレノイドの装着部構造を示す要部の拡大断面図(実施例3)、(b)は貫通孔部分の拡大断面図 停止ソレノイドの凹入穴への組付け要領を示す斜視図 図11を上から見た状態を示す平面図
符号の説明
1 燃料噴射ポンプ
2 コントロールラック
2a ラックピン
3 ガバナレバー
6 停止ソレノイド
6a ピストンロッド
6b ピストンロッド取出し側部分
6C ケーシング
8a エンジン機壁
8b 取付用開口部
8c 隔壁部
8s 挿通孔
13 スタートスプリング
13a 端部(鉤状端部)
13b 端部
13c コイル部分
13k 屈曲端部
20 支持機構
21 ブラケット
21A 突板部
21B 基板部
21a 引掛け部
50 油戻し用孔
52 貫通孔
L 燃料減量側
R 燃料増量側

Claims (7)

  1. 燃料噴射ポンプ(1)のコントロールラック(2)のラックピン(2a)をガバナレバー(3)で操作自在に連動連係し、エンジン始動時に前記ラックピン(2a)を燃料増量側(R)に引張り付勢するためのスタートスプリング(13)を、エンジン機壁(8a)に構成されたスプリング支持機構(20)と前記ラックピン(2a)とに亘って架設し、前記コントロールラック(2)を燃料減量側(L)に強制的に押し操作自在な停止ソレノイド(6)が装備されているガバナの停止ソレノイド装着部構造であって、
    前記コントロールラック(2)の端面にピストンロッド(6a)を押付けて燃料減量側(L)に強制操作自在な停止ソレノイド(6)が、そのケーシング(6C)におけるピストンロッド取出し側部分(6b)を前記エンジン機壁(8a)に形成された取付用開口部(8b)に嵌入する状態で装備され、前記スプリング支持機構(20)が、前記取付用開口部(8b)の近傍におけるエンジン機壁(8a)に構成され、
    前記取付用開口部(8b)の内奥側端に、前記ピストンロッド(6a)の通過を不能とする隔壁部(8c)を設けるとともに、前記隔壁部(8c)には、前記ピストンロッド取出し側部分(6b)が前記取付用開口部(8b)に嵌入された組付け状態において前記ピストンロッド(6a)を伸縮移動自在に挿通させる挿通孔(8s)が形成され、
    ガバナレバー(3)は、ガバナスプリング(4)のスプリング力とガバナ力発生手段(7)によるガバナ力(G)との不釣合い力で揺動するものに構成され、ガバナレバー(3)が、ラックピン(2a)を燃料減量方向には強制操作し、かつ、燃料増量方向には自由に揺動するように、スタートスプリング(13)で燃料増量方向に付勢されるラックピン(2a)をガバナレバー(3)の出力部(10c)に片当たり当接させたガバナの停止ソレノイド装着部構造。
  2. 前記隔壁部(8c)は、前記エンジン機壁(8a)の一部として、前記取付用開口部(8b)に連続する状態で形成されたものである請求項1に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造。
  3. 前記支持機構(20)は、前記スタートスプリング(13)の端部を引掛け支持自在な引掛け部(21a)が形成されたブラケット(21)を、前記隔壁部(8c)の内面側に固設することで構成されている請求項1又は2に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造。
  4. 前記ブラケット(21)は、前記隔壁部(8c)にビス止めされる基板部(21B)と、前記スタートスプリング(13)の鉤状端部(13a)を挿通して引掛けるための挿通孔(21a)が形成された突板部(21A)とから成る板金部材で構成されている請求項3に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造。
  5. 前記支持機構(20)は、前記スタートスプリング(13)の屈曲端部(13k)を挿通させて引掛けるために前記隔壁部(8c)に形成された貫通孔(52)で構成されている請求項1又は2に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造。
  6. 前記隔壁部(8c)の外面における前記貫通孔(52)の周囲部分が、前記屈曲端部(13k)との線接触が可能となる状態に隆起形成されている請求項5に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造。
  7. 前記取付用開口部(8b)又は前記隔壁部(8c)の底部に、前記エンジン機壁の内側部分に連通する油戻し用孔(50)が貫通形成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載のガバナの停止ソレノイド装着部構造。
JP2004095043A 2004-03-29 2004-03-29 ガバナの停止ソレノイド装着部構造 Expired - Fee Related JP4167998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095043A JP4167998B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ガバナの停止ソレノイド装着部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004095043A JP4167998B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ガバナの停止ソレノイド装着部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005282405A JP2005282405A (ja) 2005-10-13
JP4167998B2 true JP4167998B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=35181088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004095043A Expired - Fee Related JP4167998B2 (ja) 2004-03-29 2004-03-29 ガバナの停止ソレノイド装着部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4167998B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112031940B (zh) * 2020-07-27 2022-07-15 江西理工大学 一体化控制调速器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005282405A (ja) 2005-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5539901B2 (ja) チェーン・ガイド又はテンショナ・アームに対する係留ファスナ装置
CA1108493A (en) Idle speed control device for internal combustion engine
SE502936C2 (sv) Metod för montering av en dörrhandtagsenhet, och dörrhandtagsenhet
WO2006052552A2 (en) Belt tensioner and method for making a belt-tensioner arm and a spring case
JP5002160B2 (ja) 渦巻ばねアセンブリおよび外内端荷重の制御方法
JPH11247884A (ja) 自動車用摩擦クラッチの調整機構
JP4167998B2 (ja) ガバナの停止ソレノイド装着部構造
US5685183A (en) Vehicle locking device
US7654093B2 (en) Method of adjusting a triggering clearance and a trigger
CA2587052A1 (en) Installation shaft assembly
JP4099459B2 (ja) ガバナの停止ソレノイド装着部構造
JP3229822B2 (ja) 内燃エンジンを有する可搬作業機器
JP4164455B2 (ja) ガバナのスタートスプリング支持構造
US8813504B2 (en) Assembly procedure for the adjustable pin-valve, fuel shut-off
US20050155834A1 (en) Electromagnetic friction disk clutch
WO2011109022A1 (en) Magnet releasing carrier
US6877592B2 (en) Mechanical actuator for a drum brake
JPS6047472B2 (ja) 内燃機関用燃料噴射ポンプ
US8201542B2 (en) Safety device for the throttle operation
CN217131352U (zh) 一种改进型联锁结构
US6279533B1 (en) Load adjustment device
JP2019019692A (ja) エンジン用停止装置
JP2987729B2 (ja) エンジンのメカニカルガバナ装置
CN114162227B (zh) 用于车轮导风板的杠杆系统和用于操作杠杆系统的方法
JP4252948B2 (ja) メカニカルガバナ付きエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080804

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4167998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140808

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees