JP4167762B2 - 抗菌性を有する硬化物の製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリコーンゴムを用いて、抗菌性を有する硬化物を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シリコーン系樹脂は、人体に対し最も安全な樹脂と言えるものである。シリコーン系樹脂のうちシリコーンゴムは、パッキン、ガスケット、O−リング、プラグブーツ、弁当箱や炊飯ジャーのパッキン、水中メガネやゴーグル、乳首、シール材をはじめ、産業用、民生用、医療用の多種の用途に使われている。
【0003】
最近、無機系抗菌剤、合成系抗菌剤、天然系抗菌剤を用いてプラスチックス成形物やセラミックス製品を抗菌化する試みがなされているが、シリコーンゴム製品はそのままの形で用いられ、抗菌処理は施していないのが通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
シリコーンゴムは、その柔軟性、弾力、復元力、耐久性などの特質を生かして、上述のように種々の用途に使われているが、水分と接触する使い方をするときは、使用期間が長くなるとカビが付着、繁殖するなどして黒ずんでくることが多い。また見た目には汚れを生じていなくても、衛生性の点で疑問になることがある。
【0005】
本発明は、このような背景下において、シリコーンゴムの良さをそのまま生かしながら、そのシリコーンゴムに持続的な抗菌性を持たせた、抗菌性を有する硬化物の製造法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の抗菌性を有する硬化物の製造法は、シリコーンゴム (X) 原料に茶カテキン粉末または茶サポニン粉末から選ばれた少なくとも1種の茶由来の抗菌性成分 (Y) 粉末の有効量を配合したのち硬化させて硬化物を得ることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明を詳細に説明する。なお本発明において、「抗菌性」とは、殺菌性、静菌性、抗カビ性、抗ウィルス性など、つまり抗微生物性の意味で用いている。
【0008】
〈シリコーンゴム(X) 原料〉
シリコーンゴム (X) 原料としては、
・加熱加硫型シリコーンゴム:ミラブル型、液状ゴム(一液型、二液型)、
・室温硬化型の液状シリコーンゴム:縮合タイプ(一液型、二液型)、付加タイプ(一液型、二液型)、紫外線硬化型(一液型)、
などがあげられる。
【0009】
シリコーンゴムの主成分であるシリコーン生ゴムは、重合度が5000〜100000程度で平均分子量が40〜80万程度の極めて高粘度の高分子である。シリコーン生ゴムには、ジメチルシリコーン生ゴム、メチルビニルシリコーン生ゴム、メチルフェニルビニルシリコーン生ゴム、フロロシリコーン生ゴムなどがある。
【0010】
〈茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末〉
上記のシリコーンゴム (X) 原料には、茶カテキン粉末または茶サポニン粉末から選ばれた少なくとも1種の茶由来の抗菌性成分 (Y) 粉末が配合される。
【0011】
ここで、茶カテキンとしては、モノマー状のものやオリゴマー状のものが用いられる。茶カテキンとして特に重要性の高いものは、茶カテキンの濃度を高めた茶由来のカテキン製剤である。茶カテキンの主たる成分は、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカテキン、エピカテキンガレートなどであるが、個々の成分に単離する必要はないので、これらの混合物からなる茶カテキンを濃厚に含む製剤(殊に20%以上、好ましくは25%以上含むもの)をそのまま好適に用いることができる。市販の茶由来のカテキン製剤には30%品、50%品、60%品、70%品、80%品、90%品などがあるので、その入手は容易である。
【0012】
茶サポニンは、有機溶剤や水を用いて茶葉や茶の種子からサポニンを含む成分を抽出し、ついでカラムクロマトなどの手段を用いて繰り返し精製を行うことにより取得できる。茶サポニンには、ステロイド系サポニン、トリテルペノイド系サポニンなどがあるが、本発明の目的にはこれらをいずれも使用することができる。
【0013】
〈抗菌性を有する硬化物の製造〉
上記のシリコーンゴム (X) 原料に上記の茶由来の抗菌性成分 (Y) 粉末の有効量を配合したのち硬化させることにより、硬化物が得られる。得られた硬化物が、目的とする抗菌性硬化物である。
【0014】
シリコーンゴム (X) 原料に対する茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末の配合割合は、抗菌性成分(Y) の種類や純度によっても異なるため一概には決められないので、抗菌性を発揮するに足る有効量とする。目安としては、シリコーンゴム (X) 原料100重量部に対し、茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末を 0.1〜20重量部程度配合することが多い。(なお、後述の実施例7においてはカテキン30%品を5、15、25重量部配合しており、25重量部と多めに用いた例もあげてある。)
【0015】
〈用途〉
本発明の方法により得られた抗菌性を有する硬化物は、産業用、民生用、医療用をはじめとする種々の分野に使用することができる。身近なものの例は、圧力釜のパッキン、ジャー・ポットのパッキン、電子ジャーのパッキン、弁当箱のパッキン;ミルカー、哺乳用乳首;水中メガネ、スノーケル、マウスピース、ゴーグルバンド、スイミングキャップ;注射液瓶のゴム栓;電卓・携帯電話・キーボードのラバーコンタクト;医療用・飲料用のチューブ;使い捨てコンタクトレンズ;などである。
【0016】
〈作用〉
本発明の方法により得られた抗菌性を有する硬化物にあっては、シリコーンゴム (X) に特定の茶由来の抗菌性成分 (Y) が有効量含有されているので、安全でありながら、好ましい抗菌性を有し、その抗菌性は長期にわたり持続する。加えて、人体と接触するような用途(乳幼児用のシリコーンゴム製成形物等)に用いるときも、肌刺激性が小さい。そして、抗菌性成分(Y) は消臭作用を有することも多いので、その使用状態において消臭も図られる。
【0017】
【実施例】
次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。以下「部」、「%」とあるのは重量基準で表わしたものである。
【0018】
実施例1〜2
茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末として、カテキン30%品として市販されているカテキン粉末を準備した。
【0019】
また茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末として、茶の種子を脱脂後、メタノールで浸出し、そのメタノール溶液にエーテルを加え、生じた沈澱を乾燥した粗サポニン含量約55%の粉末(以下粗サポニンという)を準備した。
【0020】
シリコーンゴム (X) 原料100部に、上記のカテキン30%品または粗サポニンの粉末を5部宛添加して混合し、そのまま室温下に放置して硬化させた。比較のため、抗菌性成分(Y) を配合しない場合についても硬化物を得た。
【0021】
これらの硬化物を試料として用いて、菌数減少率試験により黄色葡萄状球菌Staphylococcus aureus ATCC 6538Pに対する抗細菌活性を調べた(試験は財団法人日本紡績検査協会近畿事業所に依頼して行った)。すなわち、滅菌試料に試験菌のブイヨン懸濁液を注加し、密閉容器中で37℃で18時間培養後の生菌数を計測し、植菌数に対する増減値を求めた。結果を下記および表1に示す。なお無加工布は標準綿布を使用した。
【0022】
・植菌数(A) は 8.4×104 、log A は 4.9
・無加工布菌数(B) は 2.0×107 、log B は 7.3
・log B - log A = 2.4 > 1.5 (試験は有効)
・増減値 = log C - log A
・増減値差 = (log B - log A) - (log C - log A)
【0023】
【表1】
菌数 log C 増減値 増減値差
コントロール 7.3 2.4 0.0
カテキン30%品5部添加 3.3 -1.6 4.0
粗サポニン5部添加 3.3 -1.6 4.0
(試料重量は 0.2g)
【0024】
実施例3〜4
茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末として、次のものを準備した。
・実施例1で用いたカテキン30%品
・カテキン90%品として市販されているカテキン粉末
【0025】
シリコーンゴム (X) 原料100部に、上記の抗菌性成分(Y) 粉末を5部宛添加して混合し、そのまま室温下に放置して硬化させた。比較のため、(Y) を配合しない場合についても硬化物を得た。
【0026】
以下実施例1と同様にして硬化物を製造し、その硬化物を試料として用いて菌数減少率試験により抗細菌活性を調べた。結果を下記および表2に示す。なお無加工布は標準綿布を使用した。
【0027】
・植菌数(A) は 1.3×105 、log A は 5.1
・無加工布菌数(B) は 1.9×107 、log B は 7.3
・log B - log A = 2.2 > 1.5 (試験は有効)
・増減値 = log C - log A
・増減値差 = (log B - log A) - (log C - log A)
【0028】
【表2】
菌数 log C 増減値 増減値差
コントロール 7.3 2.2 0.0
カテキン30%品5部添加 3.3 -1.8 4.0
カテキン 90 %品5部添加 3.3 -1.8 4.0
(試料重量は 0.2g)
【0029】
実施例5〜7
茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末として、実施例1で用いたカテキン30%品を用い、シリコーンゴム100部に対する添加量を5部、15部、25部とし、そのまま室温下に放置して硬化させた。比較のため、(Y) を配合しない場合についても硬化物を得た。
【0030】
以下実施例1と同様にして硬化物を製造し、その硬化物を試料として用いて菌数減少率試験により抗細菌活性を調べた。結果を下記および表3に示す。なお無加工布は標準綿布を使用した。
【0031】
・植菌数(A) は 1.8×104 、log A は 4.3
・無加工布菌数(B) は 8.4×106 、log B は 6.9
・log B - log A = 2.6 > 1.5 (試験は有効)
・増減値 = log C - log A
・増減値差 = (log B - log A) - (log C - log A)
【0032】
【表3】
菌数 log C 増減値 増減値差
コントロール 6.8 2.5 0.1
カテキン30%品5部添加 3.3 -1.0 3.6
カテキン30%品15部添加 3.3 -1.0 3.6
カテキン 30 %品 25 部添加 3.3 -1.0 3.6
(試料重量は 0.2g)
【0033】
実施例8〜9
茶由来の抗菌性成分(Y) 粉末として、表4のものを用い、シリコーンゴム100部に対する添加量をそれぞれ5部としたほかは、上記実施例と同様にして硬化物を製造した。これらの硬化物の表面に下記の寒天培地を薄く付着させ、防カビ性能の優劣を調べた。結果を下記の表4に示す。
【0034】
カビ菌の培養溶液は、市販の変法GAM寒天培地を使用し、フラスコ内で加熱溶解させてから自然冷却したものを用いた。カビ菌は予め調整した黒カビ菌溶液(100mg/500ml純水)を培地溶液100mlに 0.5mlずつ植え付けた。カビ菌の繁殖促進は、恒温恒湿槽を利用して、35℃、95%RHにて14日間保持し、観察した。
【0035】
【表4】
発生度数 観 察 結 果
コントロール +++ 表面に斑紋の大きなカビが発生
ブランク +++++ カビの発生あり
カテキン30%品添加 ++
表面に少しカビが発生
茶サポニン - カビの発生なし
【0036】
【発明の効果】
作用の項でも述べたように、本発明の方法により得られた抗菌性を有する硬化物にあっては、シリコーンゴム (X) に特定の茶由来の抗菌性成分 (Y) が有効量含有されているので、安全でありながら、好ましい抗菌性を有し、その抗菌性は長期にわたり持続する。加えて、人体と接触するような用途(乳幼児用のシリコーンゴム製成形物等)に用いるときも、肌刺激性が小さい。そして、抗菌性成分(Y) は消臭作用を有することも多いので、その使用状態において消臭も図られる。
Claims (1)
- シリコーンゴム (X) 原料に茶カテキン粉末または茶サポニン粉末から選ばれた少なくとも1種の茶由来の抗菌性成分 (Y) 粉末の有効量を配合したのち硬化させて硬化物を得ることを特徴とする抗菌性を有する硬化物の製造法。
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