JP7339468B1 - マウスピースの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】自律神経の副交感神経への心地良い作用をもたらす耳下腺(サラサラした)唾液の分泌をうながす効果が得られるマウスピースを提供する。【解決手段】マウスピースシートの基材に、古来から薬草として使用されてきた植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液を混合して得られたマウスピースシートを使用して個々人の歯の型取りをして、マウスピースを成型したものと、又は個々人の個体差に関係なく、汎用的に使用ができるようにした本発明のマウスピース使用で、各種目のアスリートの方々だけにとどまらず一般人が日常生活での健康管理に役立つようにした。【選択図】 図4

Description

本発明は、マウスピースの製造方法に関するものである。
特許文献1には、下顎を前方に引き出して睡眠時における強制的に気道を確保する気道確保装置及びそれに使用する無段階調節装置に関する。更に詳しくは、各患者に適した下顎側装着体の引き出し幅の設定が迅速かつ簡単にできるようにした気道確保装置及びそれに使用する無段階調節装置が記載されている。
特許文献2には、マウスピースの内側に設けられた超音波振動子から発する超音波が、矯正が必要な歯牙の移動に影響して、矯正期間の短縮が可能であり、移動が不要な歯牙と接するマウスピースの外側には、振動減衰部を取り付けることで、矯正が必要な歯牙にのみ、超音波振動の伝達が可能な超音波振動を用いたマウスピース型歯牙矯正器が記載されている。
特許文献3には現段階歯列模型から次段階歯列模型(歯列矯正マウスピース型作製用の歯列模型)を作製する作業を効率化・低コスト化し且つ製作後の次段階歯列模型の品質のバラツキを低減することができる、歯列矯正マウスピース型作製用歯列模型の製造装置及び製造方法が記載されている。
通常、マウスピースの種類は、歯ぎしり、食いしばりによる歯やアゴの負荷から守るナイトガードのやわらかいソフトタイプの成型を有するものと、耐久性の高いハードタイプの成型を有するものと、瞬発的な食いしばり、歯で自分や相手を傷つけることを防ぐスポーツマウスガードタイプの成型を有するものと、矯正用のマウスピースタイプの成型を有するものと、又はホワイトニングタイプの成型を有するものなどがある。
マウスピースの材質は、おしゃぶりに使用されているポリエチレンテレフタレート、スポーツマウスガードとしてポリオレフィン、ポリスチレン共重合体、EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体)、シリコン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリカプロラクトン、熱可塑性樹脂などがある。
特許4831578号 特許6253171号 特許5947969号
従来のマウスピースには、次のような問題点がある。マウスピース製造に使用する材質により、口腔内に装着時の感触や材質特有の臭いがある。この不快感は、自律神経の交感神経に瞬時に伝搬され、人間の健康面への影響がある。
次に、マウスピースの着脱時や装着時に柔軟性が必要となるが、歯に力をかけるための固さも求められることから、このマウスピースの角が口腔粘膜にあたったりして不快感を感じたり、口の粘膜の傷・炎症ができる場合がある。
更に、マウスピース装着による個々人の個体差により、不快感と受け止めると健康指標に共通する体調不良の症状として、口腔内の唾液の分泌量が少なくなる。これに対処するためには、この唾液の分泌をうながし、唾液の分泌量を増やす必要がある。
更に、マウスピースを口腔内に長時間装着することによる日常生活、又は運動時における不快感、マウスピース着脱が面倒で装着を嫌うなど、マウスピース装着による問題がある。
本発明のマウスピースの製造方法は、マウスピースシートの基材に、植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液とで混合されたマウスピースシートであって、前記マウスピースシートを使って、個々人の歯の型取りをして、マウスピースを成型しており、又は個々人の個体差に関係なく、前記マウスピースの汎用性のある使用ができるように、歯の型取り無しに成型する。
さらに、前記マウスピースシートは、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、シリコン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリカプロラクトン、ポリスチレン共重合体、熱可塑性樹脂、又はEVA樹脂材質(エチレン酢酸ビニル共重合体)を基材とし、この基材に、前記植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液を混合させたものであり、この混合させる割合は、前記基材に対して前記植物の抽出液が1~20%である。
侵襲をともなわない検体液を唾液のテーマに絞り込んで科学的に客観的な数値データで、本発明のマウスピース装着後において体内を還元させる体調良好状態に導く本発明のマウスピース製造方法の有用性を表1及び表2により検証したのである。マウスピース使用により、唾液の分泌が増えることで、唾液成分の効用である抗菌作用の働きで口臭、虫歯が減る。
型取り前のマウスピースシートを示す平面図である。 マウスピースシートを用いて成型したマウスピースを示す図である。 マウスピースシートを用いて被検者固有の歯の型取りしたマウスピースを示す図である。 マウスピースを装着した図である。 ヒト唾液ORP測定装置の参照電極と作用電極間の構成図である。 ORPと自律神経との相関図である。 人間の体調度ORP境界限定値図である。
図1について説明する。図1は、本発明のマウスピースを製造するためのマウスピースシートを示す図である。マウスピースシート1は正方形、長方形、円形又は楕円形のいずれかの形状をもつシートである。このマウスピースシート1の形状は、上述の形状に限らず種々の形状を使用できる。この形状は個別的な口腔内の形状に合わせて選択することができる。
本発明のマウスピースは、このマウスピースシート1の基材に対して、植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液を混合させたものであり、この混合割合は、前記マウスピースシート1の基材に対して、前記植物の混合抽出液が1~20%で調整したものである。前記植物の混合抽出液に使用したヨモギは、古くから、肩凝り・神経痛・しもやけ・痔・冷え性・腰痛・疲労回復に対する効果があげられており、また、擦り傷や切り傷の止血剤としても使用され、タンニンやフラボノイドを豊富に含んでいることから強力な消臭効果、抗菌効果、抗酸化作用がある。イタドリは、酸化を防止し、細菌感染の進行を抑える抗生物質、抗細菌剤となるレスベラトロールというポリフェノールを含んでおり、酸っぱくてまずいと言われながらも人々が食用にイタドリを利用してきた理由は、優れた酸化防止効果があるからである。柿の葉は、抗菌性と消臭性を利用したもので、昔から毒蛇等の蛋白毒の除去やお酒の清澄剤として利用され、現在でも様々な分野で使用されており、ホルムアルデヒドを分解する効果も認められている。柿の葉のお茶は、血圧降下・利尿・止血作用があるとして古来より飲まれてきたのである。また、柿の葉に含まれるアストラガリンがアレルギーに対して高い効果を持っていることも注目されている。本発明のマウスピースは口腔内に装着するものであり、古来から長年にわたり漢方として利用してきた人間の健康面への影響の安全性と有効性に着眼し、これらの有効性を秘めた溶液の効果を最大限に引き出すために、溶液の抽出方法は、植物抽出の対象とするヨモギとイタドリと柿の葉の密度に注視し、それぞれの沸点の差や溶媒への溶けやすさ、溶解度の差を利用して融合し、前記植物抽出の対象とするヨモギとイタドリと柿の葉、抽出液成分の純度を上げたのであり、さらには、ヨモギとイタドリと柿の葉とから抽出した溶液を発酵させたものである。
図2について説明する。図2は、汎用的なマウスピースとして、歯の型取り無しのマウスピースを示す図である。マウスピースを装着した咬み合わせ状態において、その右側に、右側上顎歯咬合当接部2と、右側上顎歯舌側当接部3があり、左側に、左側上顎歯舌側当接部4と、左側上顎歯咬合当接部5である。上顎の頬にあたる部分の右側は、右側上顎歯頬側当接部6であり、左側は、左側上顎歯頬側当接部7であり、唇に当接する部分として、上顎歯唇側当接部8がある。図2のマウスピースは、個々人の個体差に関係なく、汎用的に使用できるようにしたものである。
図3について説明する。図3は、装着者の歯型に合わせたマウスピースシートとして、歯の型取り有りのマウスピースを示す図である。マウスピースを装着した咬み合わせ状態において、その右側は、右側上顎歯咬合当接部9であり、右側上顎歯舌側当接部10であり、左側は、左側上顎歯舌側当接部12であり、左側上顎歯咬合当接部の11である。上顎の頬にあたる右側は、右側上顎歯頬側当接部13であり、左側は、左側上顎歯頬側当接部14となり、唇に当接する部分として、上顎歯唇側当接部15がある。図3のマウスピースは、個々人の個体差を吸収するために、個々人の歯の型取り成型したものである。
図4について説明する。図4は歯にマウスピースを装着した状態を示す図である。上唇16の内側に、上顎の歯18があり、下唇17の内側に、下顎の歯19がある。上顎の歯18に、指先21をそえて丁寧にマウスピース20を装着する。
図2に示す汎用的なマウスピースも、図3に示す個体差に合わせたマウスピースも、マウスピースの使用目的に合わせて、その厚さ及びやわらかさを調整することができる。ナイトガードのソフトタイプの場合は、やわらかいマウスピースシートを使用し、厚さは、やや薄めを使用してマウスピースを成型する。耐久性の高いハードタイプの場合は、やわらかいマウスピースシートを使用し、厚さは、ソフトタイプより厚いものを使用してマウスピースを成型する。瞬発的な食いしばり、歯で自分や相手を傷つけることを防ぐスポーツマウスガードタイプの場合には、衝撃を吸収するように、やわらかいマウスピースシートを使用し、厚さは、ナイトガイドのハードタイプより、さらに厚いものを使用してマウスピース成型製造している。矯正用のマウスピースタイプの場合には、固めのマウスピースシートを使用し、厚さは、スポーツマウスガードタイプより、さらに、厚いものを使用してマウスピース成型製造している。ホワイトニングタイプの場合には、やわらかいマウスピースシートを使用し、ナイトガイドのソフトタイプと同じく、厚さは、やや薄めを使用してマウスピース成型製造している。このように、本発明のマウスピースシート基材及びマウスピース成型は、使用目的に合わせてマウスピースシートの形状、厚さ、やわらかいものと固いものを製造し、マウスピースの成型製造とする。
マウスピース装着後の人間の健康面への影響に敏感に反応する五感(聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚)の中でも口腔内に装着する際の瞬時反応で嗅覚、触覚、味覚において前記材質による特有の臭い、舌先に触れた時の触覚と味覚から受ける不快感、又は心地良さは、自律神経の交感神経と副交感神経に瞬時に伝達される。そして、脳の「視床下部」という器官からの指令により、交感神経と副交感神経が、人間の体をコントロールしている。
図5について説明する。図5は、ヒト唾液ORP測定装置の参照電極と作用電極間の構成図である。ヒト唾液ORP測定装置には、参照電極32と作用電極26の2つの電極間の構成が同じものが3つの測定BOX42が設けられているヒト唾液ORP測定装置36であり、吹き出しの拡大図は、その内の参照電極32と作用電極26間の構成を示したのであり、二つの対極した参照電極(銀-塩化銀電極)32と作用電極(白金電極、又は純金電極)26で唾液成分すべての電解質濃度、酸化体と還元体の活量比率を演算し、酸化と還元の電位差を測定する。綿棒に含浸された唾液23と対極する参照電極(銀-塩化銀)32との唾液ORPのプラスマイナスの電子授受交換をさせるKCl溶液34と唾液含浸され濡れた綿棒23の接点となる液絡部30によって、毛細管現象でKCl溶液34と唾液含浸された綿部分23に、液絡部30にKCl溶液34の微細な量が呼び込まれ、前記参照電極32と作用電極26との2極における前記KCl溶液34を介してプラスマイナスの電子授受交換が行われ、酸化還元電位(mV)電位差を演算し測定結果が39で液晶表示される。KCl溶液を保管するタンク蓋33であり、唾液含浸させる綿棒の軸棒22であり、唾液含浸させた綿棒の綿部分23、唾液含浸させた綿棒を差し込む試料槽土台部分24であり、唾液含浸綿棒23と作用電極26の頭部分が接する25であり、試料槽の底部29には、作用電極が26が固定接着されている。作用電極26とリード線28を接着してつなげる箇所27であり、参照電極(銀-塩化銀)32とリード線28を接着してつなげる箇所31であり、KCl溶液を介在させて参照電極32と作用電極26によるプラスマイナスの電子授受交換により電位差を演算する酸化還元電位mV測定部35であり、測定開始スタートボタン38、測定結果プリントボタン37、電位差を演算する酸化還元電位mV測定部35により測定結果を表示する液晶部39であり、西暦及び時刻表示の液晶部40であり、測定結果の感熱プリント41であり、参照電極と作用電極間の構成が3つの測定BOX42に備えられている。
ここで、本発明の効果の検証に用いた、唾液ORPの測定装置の原理と効果について述べる。酸化還元電位の原理とは、ORP(Oxidation Reduction Potential)の酸化させる力と還元させる力の差を電位差で表した数値のことである。すなわちORPは、その物質が他の物質を酸化しやすい状態にあるのか、還元しやすい状態にあるのかをmVという単位で表し、通常プラスの高い電位は酸化状態。マイナスの電位は還元状態にあることを示すのである。体内の酸化傾向は、炎症、疲弊、過労、ストレス過多、老化要因に傾くことを意味し、還元が優位はその逆で、老化の促進を遅らせ、体調を良好な状態に維持することを意味する。
本発明出願人は既に人間の健康面への影響を確認する次の特許(例えば、特許第6142122号、特許第6251878号、特許第6253171号、特許第6454836号、特許第7065236、特許第7065247、特許第7168816、特許第7282990)を出願している。
本発明においては、体内の酸化(体調不良)状態、又は体内の還元(体調良好)状態を確認するには、体感的、又は主観的な推測に委ねるのではなく、侵襲をともなわない検体液を唾液のテーマに絞り込んで唾液ORP値(酸化還元電位)の測定により科学的に客観的な数値データで、マウスピース装着における自律神経への影響、すなわち人間の健康面への影響を確認したのである。口腔内には唾液が出てくる場所として耳下腺(還元作用の強いサラサラの還元有意の唾液)、顎下腺(ストレス負荷が色濃くあらわれる粘りのある酸化有意の唾液)、舌下腺(強いネバネバ唾液であり抗菌作用が強い酸化有意の唾液)の3つがあり、その他歯肉との間から出てくる小唾液腺があり、舌の上の中心部には、前記の各種唾液腺から分泌された唾液は舌の上の中心部に集約されることから、この箇所に綿棒を咥えて唾液採取した唾液ORP酸化還元電位値を測定した。
唾液の分泌量は加齢やストレスをはじめ様々な原因で減少すると言われ、健康面の影響は唾液分泌量と密接に相関することに注視し、マウスピースシート製造に使用したEVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体)基材に、古来から薬草として使用されてきた植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液とで混合してマウスピースシートを製造し、マウスピースの成型は個々人の歯の型取りしたものと個体差に関係なく誰にも使用できる汎用的に使用できるようにしたマウスピースの2種類で唾液ORP値による健康面への影響を可視化によって確認する。
口腔内に装着されたマウスピースの角が口腔粘膜にあたったりして不快感を感じたり、口の粘膜の傷・炎症を防ぐためには、マウスピースを、口腔粘膜、頬粘膜、舌、歯肉に近い柔軟性をもたせるために、前記古来から薬草として使用されてきた植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液とで混合する過程において、前記マウスピースシートの基材に対して、植物の抽出液を混合させる割合を調整することで、前記マウスピースシートは、やわらかいタイプのものと固めのものを製造し、さらに、前記マウスピースシートの厚さの種類を1mm~12mmで製造することでマウスピースのやわらかさと固さ、基材特有の臭い、口腔粘膜への衝撃を吸収し和らげる。
本発明のマウスピースの各種成型タイプの特徴について述べる。歯ぎしり、食いしばりによる歯やアゴの負荷から守るナイトガードのやわらかいソフトタイプは、睡眠中に使用者の体内負荷を軽減させるように、本発明のマウスピースシートを、やわらかいものを使用し、厚さは、やや薄めを使用して成型している。一方、耐久性の高いハードタイプの成型には、やわらかいマウスピースシートを使用し、厚さは、ソフトタイプより厚いものを使用している。瞬発的な食いしばり、歯で自分や相手を傷つけることを防ぐスポーツマウスガードタイプの成型には、衝撃を吸収するように、やわらかいマウスピースシートを使用し、厚さは、ナイトガイドのハードタイプより、さらに厚いマウスピースシートを使用してマウスピース成型することでマウスピースの強度を増すことができる。矯正用のマウスピースタイプの成型には、固めのマウスピースシートを使用し、厚さは、スポーツマウスガードタイプより、さらに、厚いものを使用することで、しっかりと歯並び矯正できるようにする。ホワイトニングタイプの成型には、やわらかいマウスピースシートを使用し、ナイトガイドのソフトタイプと同じく、厚さは、やや薄めを使用している。本発明のマウスピースシート基材及びマウスピース成型は、使用目的に合わせて選択して製造したのである。
本発明においては、唾液の分泌をうながすようにする。マウスピースを口腔内に装着時に瞬間的に受ける感触、そして、材質特有の臭いを心地良いと感じるマウスピースの材質にするために、従来の材質に前記古来から薬草として使用されてきた植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉から採取した抽出液とで混合する過程において、前記マウスピースシートの基材に対して、前記植物の抽出液を混合させる割合を調整し、マウスピースシートを製造することで装着時の感触と臭いを不快と感じることなくマウスピースを装着できるようにした。
本発明においては、前記長時間マウスピース装着による体内負荷を軽減させるようにする。前記マウスピースシートの基材に、前記植物の抽出液を混合させる割合を調整して製造されたマウスピースシートを用いて、個々人の歯の型取りをしたマウスピースを成型したもの、又は個々人の個体差に関係なく、汎用性のある歯の型取り無しに成型したマウスピースを装着しての長時間におよぶ90分間の経時測定結果は、後述の表1に示された通り、60分を超える長時間の終始装着、又は装着5分間の短時間の装着においてもヒト唾液ORP値による健康面への影響として、体調良好の還元作用を確認したのである。よって、マウスピース着脱が面倒で装着を嫌うなどの課題においても、短時間のマウスピース装着使用によっても長時間の有用性が実証できたのである。
植物由来成分だからといって安全、安心と断定するには課題がり、植物の中にも強い毒性を持つものや、アレルギー反応を引き起こすものがある。この点を重視したのである。ちなみに、天然由来成分として、天然の動植物成分に化学処理で抽出・精製・加工などがあるが、後述の表1の実施データは、古来から薬草として使用されてきた前記植物の天然成分抽出液の混合により製造したマウスピースシートであり、成型したマウスピースである。
唾液が分泌される現象として、触覚や味覚が心地良いと感じると、図6に示すように、自律神経の副交感神経がリラックスされ、主として水分の多い漿液性(サラサラした)唾液が耳下腺から沢山分泌される。一方、触覚及び味覚で不快と感じたり緊張状態になると交感神経がストレスとなり、耳下腺からの唾液分泌は閉じられ、粘液性(ネバネバした)唾液が顎下腺及び舌下腺から唾液が分泌される。前記水分の多い漿液性(サラサラした)唾液が多く含まれたヒト唾液ORP値は体内が還元されている体調良好のマイナスの強いORP値(mV)を示し、一方の前記粘液性(ネバネバした)唾液が多く含まれたヒト唾液ORP値は体内が酸化されている体調不良のプラスの強いORP値(mV)を示すのである。なお、この図6はヒト唾液の酸化還元電位(ORP)と自律神経との相関を示す図である。単に、唾液分泌量を増やすのではなく、本発明のマウスピース装着により、副交感神経に作用し耳下腺から産出される還元作用の強い唾液成分であるサラサラ唾液の分泌をうながすことが健康面への体調良好に導くのであり、本発明のマウスピースは、この点に注視したのである。
慢性疾患者の共通する症状として、本願出願人と共同研究されたヒト唾液ORP臨床の小児・内科医の医師が医学書院の臨床検査2009年7月号Vol.53No.7「唾液の臨床検査」で、体調良好の乳幼児の唾液ORPはマイナス数値の強い還元値を示すことが示されている。さらには、前記医師による唾液ORP臨床をまとめた著書「天の配慮」の中でも、昔からよだれの多い赤ちゃんほど元気だということを、日常診療の定期的な健康診断の成長観察過程で来院した元気な赤ちゃんの唾液ORP値がマイナス数値を明確に示し、目視の問診と目に見えない体内の体調変化との相関で、健康であることを確認できたことが記述されている。
例えば、音楽家やスポーツ選手、又は長時間にわたり講話する人は、それぞれの楽器や競技、又はパフォーマンスの特性により、普通の生活にない姿勢や動き、又は話術をするために、職業病とも言える障害を抱えることが多いのである。口腔内の環境を整えることにより、身体の重心バランスを矯正し、不自然な筋肉や靭帯の緊張がなくなると、痛みの軽減・消失が見られる場合がある。音楽家であれば長時間の演奏に耐えられるようになったり、音色にも変化が見られたり、また、スポーツ選手の場合には、柔軟性の向上、怪我の防止、リハビリ期間の減少、パフォーマンスの向上などの効用が起きる場合がある。また、講話する人は、唾液の作用として、消化作用、保護作用、潤滑作用、抗菌作用、浄化作用、緩衝作用の6つが公知されている中の潤滑作用において、唾液分泌量が少ないと食事や発音などで顎を動かす際に、唾液が潤滑油のような働きが阻害され、粘膜保護が減少し、舌の滑らかさも影響され、滑舌・発声や咀嚼・飲み込みが阻害されることが周知されている。
図7について説明する。体内の体調度変化はヒト唾液ORP値による人間の体調度ORP境界限定値は40~50mVであることが医学ジャーナルの医学書院「唾液の臨床検査」で公開されている図である。この図により、体調良好を判断するORP値は40mV以下であり、さらに、強いマイナスのORP値に進むほど唾液の還元度は強くなる。体調不良を判断するORP値は50mV以上であり、強いプラスのORP値に進むほど唾液の酸化度は強くなる。通常プラスの高い電位は酸化状態。マイナスの電位は還元状態にあることを示すのである。体内の酸化傾向は、炎症、疲弊、過労、ストレス過多、老化要因に傾くことを意味し、還元が優位はその逆で、老化の促進を遅らせ、体調を良好な状態に維持することを意味する。
(1)本発明の体内を還元させるマウスピースの製造方法においては、マウスピース装着前後における人間の健康面での影響をヒト唾液ORP値の測定により、科学的、客観的な有意性を示すマウスピース製造方法が実証できたのである。
(2)従来の体内の酸化(体調不良)状態を確認するには、体感的、又は主観的な推測に委ねられていた。そこで、侵襲をともなわないストレス負荷のない検体液を唾液ORP測定装置で科学的に客観的な数値データで体内の酸化還元状態の可視化により、本発明のマウスピースの製造方法が実現できたのである。よって、表1及び表2に示された通り、人体の健康面への還元効果として使用前後、又は装着前から装着後90分にわたる経時変化の追跡で、表1で示された酸化還元作用が偶然に有用性を示したとは考えにくく、前記本発明の着眼点とする唾液の分泌促進を促すマウスピースによって得られたヒト唾液ORP値の測定により、前記本発明の有意性を科学的に客観的に可視化できたのである。
表1は、本発明のマウスピース装着による体内の酸化還元反応の装着前後90分にわたる経時変化の検証として、モニター12名の内、個々人の個体差に合わせた「歯の型取り有りで最初の5分間のみ装着のAさんの場合」、「歯の型取り有りで終始装着のBさん、Cさんの場合」、個々人の個体差に関係なく汎用性のある「歯の型取り無しで最初の5分間のみ装着のDさん、Eさん、Fさん、Gさんの場合」、「歯の型取り無しで終始装着のHさん、Iさん、Jさん、Kさん、Lさんの場合」で、それぞれ検証した結果であり、装着前に対して装着直後及び60分、90分の経時変化での酸化還元反応はBさんの特異稀な還元例を除いて、歯の型取り有りと歯の型取り無し、又は最初の5分間装着の場合と90分間終始装着の何れの場合であっても、唾液ORP値の大きな差はなく、モニター12名は装着前の体調良好と体調不良の酸化還元境界ORP値40~50mVにおいて40mV以下が11名で、そのうち9名がマイナスの強い還元値(体調良好)で検証をスタートした。その結果、90分後の長時間の検証で、モニター全員が装着前の数値に戻ることなく、体内が明確に強い還元(体調良好)に導かれていることが示された。なお、Lさんの場合、装着前が50mVで酸化還元境界のやや酸化(体調不良)状態にあった体内が60分後には27mVで、90分経過後には、さらに還元方向の8mVを示し、本発明のマウスピースの製造方法と使用方法の有用性が明確に示された。なお、表1のデータは、マウスピースシートの基材に使用したEVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体)に対し、古来から薬草として使用されてきた植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液とで混合してマウスピースシートを製造し、マウスピースの成型は個々人の歯の型取り有りのものと個体差に関係なく誰にも使用できる歯の型取り無しのマウスピースの2種類で実施した。なお、表1のモニータは使用したマウスピースは、ナイトガードのソフトタイプで使用する。マウスピースシートは、やわらかいものを使用し、厚さは、やや薄めを使用して成型したマウスピースを使用して測定した。
表2は、市販の「歯ぎしりマウスガード」装着前後90分にわたる体内の酸化還元反応の経時変化の測定を実施した。モニター16名の内、「歯ぎしりマウスガードで最初の5分間のみ装着のAさん~Hさんの場合」と「歯ぎしりマウスガードで終始装着のIさん~Pさんの場合」とで、それぞれ検証した結果である。装着前に対して装着直後及び60分、90分の経時変化での酸化還元反応は、最初の5分間装着のAさん~Hさんの場合と終始装着のIさん~Pさんの場合とのORP値の経時変化の比較において、歯ぎしりマウスガードで最初の5分間のみ装着及び歯ぎしりマウスガードで終始装着に関係なく、モニター全員の装着5分後は、装着前のORP値よりマイナスのORP値を示した。しかしながら、30分~90分におけるモニター全員のORP値経時変化は、装着前のORP値から酸化方向のプラスの数値を示したことで、前記歯ぎしりマウスガードで最初の5分間のみ装着及び歯ぎしりマウスガードで終始装着に関係なく、市販のマウスピースでは装着による検証結果として、マウスピース装着後のヒト唾液ORP値は酸化方向に導かれる現象を示した。前記表2に示された測定結果は、本発明のマウスピース装着による表1で示されたヒト唾液ORP値との違いが明確に示された。
このように、表1に示す本発明のマウスピースを装着した場合は、表2に示す従来の市販のマウスピースを装着した場合に比べて、唾液ORP値が還元電位側の値を示し、体調が良好であることが示されている。
本発明においては、マウスピースシートの基材に、植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液とで混合した本発明のマウスピースを装着することによって、人間の体が心地良いと受け止めることにより副交感神経が活発になり、サラサラの還元作用の強い唾液が豊富に分泌されることに着眼し、唾液成分が秘める効用として、乳幼児から高齢者まで健康な人の共通点は、とくに乳幼児においては、よだれがたくさん出ている状態は健康な乳幼児が多く、高齢者においても、口腔内にサラサラ唾液の分泌が豊富になることで、会話がスムーズになるなどの体感とあわせて、唾液成分が秘める抗菌作用などにより口臭予防、虫歯予防、体調良好となるなど、マウスピース装着の体感した後のヒト唾液ORP値経時変化の追跡で有用性が確認できた。よって、人間の日常生活習慣の改善、健康寿命に大いに資すると考える。
1 マウスピースシート
2 右側上顎歯咬合当接部
3 右側上顎歯舌側当接部
4 左側上顎歯舌側当接部
5 左側上顎歯咬合当接部
6 右側上顎歯頬側当接部
7 左側上顎歯頬側当接部
8 上顎歯唇側当接部
9 右側上顎歯咬合当接部
10右側上顎歯舌側当接部
11左側上顎歯舌側当接部
12左側上顎歯咬合当接部
13右側上顎歯頬側当接部
14左側上顎歯頬側当接部
15上顎歯唇側当接部
16上唇
17下唇
18上顎歯
19下顎歯
20成型後マウスピース
21マウスピース装着にそえる指先
22唾液含浸綿棒の軸
23唾液含浸綿棒の綿部分
24綿棒を差し込む試料槽土台部分
25唾液含浸綿棒が接する作用電極の頭部分
26作用電極
27作用電極とリード線をつなげる箇所
28リード線
29試料槽の底部
30液絡部
31接着してつなげる箇所
32参照電極
33KCl溶液を保管するタンク蓋
34KCl溶液
35酸化還元電位mV演算測定部
36ヒト唾液ORP測定装置
37測定結果プリントボタン
38測定開始スタートボタン
39測定結果を表示する液晶部
40西暦及び時刻表示の液晶部
41測定結果の感熱プリント
42測定BOX

Claims (4)

  1. マウスピースシートの基材に、植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液を混合して得られたマウスピースシートを使用し、
    前記マウスピースシートを使って、個々人の歯の型取りをして、
    マウスピースを成型し、
    又は個々人の個体差に関係なく、汎用的に使用ができるように、歯の型取りをすることを特徴とするマウスピースの製造方法。
  2. 前記マウスピースシートは、ポリエチレンテレフタレート、ポリオレフィン、シリコン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリカプロラクトン、ポリスチレン共重合体、熱可塑性樹脂、又はEVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合体)から選択される基材に対し、
    前記植物のヨモギと、イタドリと、柿の葉とから採取した抽出液を混合させたものであり、この混合割合は、前記基材に対して、
    前記植物の混合抽出液が1~20%であることを特徴とする請求項1に記載のマウスピースの製造方法。
  3. 前記マウスピースシートの形状は正方形、長方形、円形、又は楕円形であり、前記マウスピースシートの厚さは1mm~12mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のマウスピースの製造方法。
  4. 前記マウスピースの成型タイプは、歯ぎしり、食いしばりによる歯やアゴの負荷から守るナイトガードのやわらかいソフトタイプであるか、
    耐久性の高いハードタイプであるか、
    瞬発的な食いしばり、歯で自分や相手を傷つけることを防ぐスポーツマウスガードタイプであるか、矯正用のマウスピースタイプであるか、
    又はホワイトニングタイプであることを特徴とする請求項1又は2に記載のマウスピースの製造方法。
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