JP4167256B2 - アクリルポリマーを含む化粧料組成物 - Google Patents
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Description
上記組成物は、自由であるか圧縮された粉末、ファンデーション、メイクアップルージュ、アイシャドウ、コンシーラー製品、ブラッシャー、口紅、リップバーム、リップグロス、リップペンシル、アイペンシル、マスカラ若しくはアイライナー等の目のメイクアップ製品、マニキュア、ボディーメイクアップ又は皮膚着色製品であってもよい。
−a)(メタ)アクリル酸と2〜20の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーA、
b)メタクリル酸と1〜10の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーB、及び
c)N−ビニルラクタム類及びその誘導体より選ばれる少なくとも1のモノマーC、
の共重合により生ずるポリマー、並びに、
−少なくとも1の第1有機溶媒を含む有機溶媒相を含み、
前記相は、1〜5の炭素原子を含む低級モノアルコール若しくはC3−C4ケトンを含まないか、又は、上記組成物の全重量に対して、15重量%以下の量でしか含まない化粧料組成物をいう。
a)(メタ)アクリル酸と2〜20の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーA、
b)メタクリル酸と1〜10の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーB、及び
c) N−ビニルラクタム類より選ばれる少なくとも1のモノマーC、
の共重合により生ずるポリマーの使用である。
本発明に係る組成物のアクリルポリマーは、
a)(メタ)アクリル酸と2〜20の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーA、
b)メタクリル酸と1〜10の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーB、及び
c) N−ビニルラクタム類選ばれる少なくとも1のモノマーC、
の共重合により生ずるポリマーである。
モノマーAは、(メタ)アクリル酸と2〜20の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる。
モノマーBは、メタクリル酸と1〜10の炭素原子、好ましくは1〜6の炭素原子、さらに好ましくは1〜4の炭素原子含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる。
モノマーC は、米国特許3907720号明細書に記載されているものなどのN−ビニルラクタム類(N−置換ラクタム誘導体)、及び、特に、以下の化学式を有するN−ビニルラクタム類より選ばれる。
Y は、O、S、−SO2−、
及び、n及びn1は、それぞれが同時に0でないという条件のもとに、0 〜 5の範囲にある。
好ましくは、 R1 及び R2はそれぞれ、独立して、水素原子;メチル、エチル、又はプロピル等のC1-C5アルキル基を表し; 及び
Y は、
本発明に係る有機溶媒相は、少なくとも1の第1有機溶媒相又はオイルであって、特に脂肪相、とりわけ連続脂肪相を形成してもよいものを含む。上記組成物は、無水組成物であってもよい。本発明に係る上記組成物の有機溶媒相は、第1有機溶媒に加え、少なくとも1のエタノール又はイソプロパノール等の1〜5の炭素原子を含む低級モノアルコール、及び/又は、アセトン等の少なくとも1のC3−C4ケトンを、上記組成物の全重量に対して、15重量%以下の量、好ましくは10重量%以下の量、より好ましくは5重量%以下の量で含んでよい。
本発明の目的においては、用語「揮発性有機オイル又は溶媒」は、室温及び大気圧において、ケラチン物質類と接触した後、1時間以内で蒸発可能なあらゆる非水性溶媒を意味する。本発明の揮発性有機溶媒及び揮発性オイルは、室温で液体であって、室温及び大気圧において0でない蒸気圧を有し、とりわけ0.13Pa〜40000Pa(10-3〜300 mmHg)の範囲の蒸気圧を有し、とりわけ、1.3 Pa 〜13000Pa (0.01〜100 mmHg)、より好ましくは1.3Pa〜1300Pa(0.01〜10mmHg)の範囲の蒸気圧を有する揮発性有機溶媒及び美容オイル類をいう。用語「非揮発性オイル」は、室温及び大気圧中において、少なくとも数時間に渡り、ケラチン物質上に残存するものであって、特にl0-3 mmHg (0.13 Pa)未満の蒸気圧を有するものである。
用語「炭化水素系オイル」とは、水素又は炭素原子を主に含み、場合によっては酸素、窒素、硫黄、又はリン原子を含むものを意味する。揮発性炭化水素系オイル類は、8から16の炭素原子を含む揮発性炭化水素系オイル類、特に、C8−C16の分岐状のアルカン類、例えば、C8−C16の石油由来のイソアルカン類(イソパラフィン類としても知られるもの)、例えば、イソドデカン(2,2,4,4,6-ペンタメチルヘプタンとしても知られているもの)、イソデカン、及びイソヘキサデカン、例えば、商標名「Isopar」又は「Permethyl」で販売されているオイル類、C8−C16の分岐状のエステル類、及びイソへキシルネオペンタノエート、並びにこれらの混合物より選ばれてもよい。他の揮発性炭化水素系オイル類、例えば石油蒸留物、特にシェル社により、「Shell Solt」の商標名で販売されているものが用いられてもよい。揮発性溶媒は、好ましくは8から16の炭素原子を含む揮発性炭化水素系オイル類及びこれらの混合物より選ばれる。
−グリセロールの脂肪酸エステル類からなるトリグリセリド等の植物由来の炭化水素系のオイル類であって、その脂肪酸類は、C4からC24迄の様々な長さの鎖長を有してもよく、これらの鎖は、場合によっては直線又は分岐を有し、及び、飽和又は不飽和であるもの;これらのオイルは特に、小麦麦芽オイル、ヒマワリオイル、グレープシードオイル、セサミシードオイル、トウモロコシオイル、アプリコットオイル、ヒマシ油、シア(shea)オイル、アボガドオイル、オリーブオイル、大豆オイル、スウィートアーモンドオイル、ヤシ油、ナタネ油、コットンシードオイル、ヘーゼルナッツオイル、マカダミアオイル、ホホバオイル、アルファルファオイル、ケシ油、パンプキン油、セサミシードオイル、マロー(marrow)オイル、ナタネ油、黒スグリオイル、イブニングプリムローズオイル、粟油、大麦油、キノアオイル、ライ油、ベニバナ油、ククイノキ油、トケイソウ油、ムスクローズオイル;又は、それに代えてStearineries Dubois社により販売されている、又は、Dynamit Nobel社により、Miglyol 810、 812 及び 818 の商標名で販売されているカプリン/カプリル酸トリグリセリドである。
−10〜40の炭素原子を含む合成エーテル類;
−ワセリン、ポリデセン、パーリーム等の水添ポリイソブテン、及びスクアレン等の鉱物又は合成由来の直鎖又は分岐状炭化水素類、及びこれらの混合物;
−化学式R1COOR2のオイル類等の合成エステル類、式中、R5+R6が10以上という条件の下、R1は直鎖状又は分岐状の1から40の炭素原子を含む高級脂肪酸残基であり、R2は特に1から40の炭素原子を含む分岐状の炭化水素鎖を表す。例えば、パーセリン油(セトステアリルオクタノエート)、イソプロピルミリステート、イソプロピルパルミテート、C12からC15のアルキルベンゾエート、ヘキシルラウレート、ジイソプロピルアジペート、イソノニルイソノナエート、2−エチルヘキシルパルミテート、イソステアリルイソステアレート、アルキル又はポリアルキルオクタノエート、プロピレングリコールジオクタノエート等のデカノレート類又はリシノレート類、イソステアリルラクテート及びジイソステアリルマレート等のヒドロキシル化エステル類;及びペンタエリスリトールエステル類;
−12〜26の炭素原子を含む、分岐状の及び/又は不飽和の室温で液体の脂肪族アルコール類、例えば、オクチルドデカノール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール、2−ヘキシルデカノール、2−ブチルオクタノール、又は、2−ウンデシルペンタデカノール;
−オレイン酸、リノール酸又はリノレン酸等の高級脂肪酸類;及びこれらの混合物。
−R9及びR12は、それぞれ独立して、C1-C30 のアルキル基、 アリール基 又は アラルキル基であって、
−R10及びR11は、それぞれ独立して、C1-C30 のアルキル基、又は アラルキル基であって、
−u、v、w及びxは、和v+w+xが0でなく、和u+v+w+x が 1から900の範囲であり、 特に和 u+v+w+x が 1から800の範囲にあるという条件の下、それぞれ独立して、0から900の範囲の整数である。]
エチルヒドロキシエチルセルロース、及びカルボキシメチルセルロース等のセルロースポリマー類、また四級化したセルロール誘導体類;
Servo Delden 社によるC16-OE120-C16ポリマー(Ser Ad FX11OOの商標名で販売され、ウレタン官能基を有する分子であり、1300の重量平均分子量を有する)であって、OEはオキシエチレンユニットであるもの、Rheox 社によって販売され、尿素官能基を含むRheolate 205、又はRheolate 208若しくは204(これらのポリマーは、純粋な形態で販売されている。)又はRoehm & Haas 社による、C20 アルキル鎖及びウレタン結合を含み、水中において活性物質濃度20%において販売されているDW 1206B。
これら連合性ポリウレタン類の、特に水中又は水−アルコール媒中での、溶液又は分散液を用いることも可能である。この様なポリマーで例として挙げられるものは、Servo Dehden社による、Ser Ad FXlO1O、Ser Ad FX1035及び Ser Ad 1070、及びRheox社により販売されているRheolate 255、Rheolate 278 及び Rheolate 244がある。
Roehm & Haas社によるDW 1206F及びDW 1206J、 また Acrysol RM 184 若しくは Acrysol 44、又はBorchers社によるBorchigel LW 44を使用することも可能である。
−アラビアガム、グアガム(guar gum)、キサンタン誘導体又はカラヤガム;
−アルギン酸塩類、カラギーナン類;
−グリコアミノグリカン類、又は、ヒアルロン酸及びその誘導体類;
−シェラック樹脂、サンダラックガム、ダンマル樹脂、エレミガム類、コパール樹脂類;
−デオキシリボ核酸;
−ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸等のムコポリサッカライド類、
及びこれらの混合物。
a)25℃において8以上のHLB値を有するノニオン性界面活性剤類であって、単独又は混合物として使用されるもの、特に以下のものが挙げられる:
−脂肪族アルコール類(特に C8-C24 及び 好ましくは C12-C15 アルコール)のオキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化されたエーテル類(1〜150のオキシエチレン及び/又はオキシプロピレン基を含んでもよい)、例えば、オキシエチレン化されたセテアリルアルコールエーテルであって、30 のオキシエチレン基を含むもの(CTFA 名 「Ceteareth-30」);及び7つのオキシエチレン基を含むC12-C15脂肪族アルコール類の混合物の オキシエチレン化されたエーテル (CTFA 名 「C12-15 Pareth-7」 Shell Chemicals社により「Neodol 25-7(登録商標)」の商品名で販売されているもの);
−ポリエチレングリコール(1〜150のエチレングリコール単位を含んでもよい)の脂肪酸(特にC8-C24 及び 好ましくは C16-C22の酸)エステル類、例えば、PEG-5O ステアレート 及び PEG-40 モノステアレートであって、ICI Uniqema社により、商品名 Myrj 52Pで販売されているもの;
−オキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化されたグリセリルエーテル類(1〜150のオキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン単位を含んでもよい)の脂肪酸(特に C8-C24 及び 好ましくは C16-C22の酸)エステル類、例えば、PEG-200 グリセリルモノステアレート であって、SEPPIC社により、商品名 「Simulsol 220 TM」で販売されているもの;
30のエチレンオキサイド基によりポリエトキシル化されたグリセリルステアレート、例えば、Goldschmidt社により販売されている製品Tagat S、30のエチレンオキサイド基によりポリエトキシル化されたグリセロールオレエート、例えば、Goldschmidt社により販売されている製品Tagat 0、30のエチレンオキサイド基によりポリエトキシル化されたグリセリルココエート、例えば、Sherex社により販売されている製品Varionic LI 13、30のエチレンオキサイド基によりポリエトキシル化されたグリセリルイソステアレート、例えば、Goldschmidt社により販売されている製品Tagat L、及び30のエチレンオキサイド基によりポリエトキシル化されたグリセリルラウレート、例えば、Goldschmidt社により販売されている製品Tagat I;
−オキシエチレン化及び/又はオキシプロピレン化されたソルビトールエーテル類(1から150 のオキシエチレン及び/又はオキシプロピレン基を含んでもよい)の脂肪酸(特に、C8-C24 及び 好ましくは C16-C22 酸)エステル類、例えば、Uniqema社により製品名「Tween 60」として販売されているpolysorbate60;
−ジメチコンコポリオール、例えばダウコーニング社により商品名「Q2-5220」として販売されている製品、
−ジメチコンコポリオールベンゾエート(Finetex社によるEinsolv SLB 101 及び 201)、
−プロピレンオキサイド及びエチレンオキサイドのコポリマーであって、EO/PO 縮重合体としても知られているもの、例えば、
ポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール/ポリエチレングリコールのトリブロック縮重合体であって、ICI社により「Synperonic」の商品名で販売されているもの、例えば「Synperonic PE/L44」 及び 「Synperonic PE/F127」、並びにこれらの混合物;
−並びにこれらの混合物
−スクロールステアレート、スクロールココエート、及びソルビタンステアレート等のサッカライドエステル類及びエーテル類、及びそれらの混合物、例えば、ICI社により販売されている Ariatone 2121;
−ポリオール類、特に、グリセロール又はソルビトールの脂肪酸エステル類(特に、C8−C24及び好ましくはC16−C22酸のもの)、例えば、グリセリルステアレート、Goldschmidt社によりTegin Mの名称で販売されている製品等のグリセリルステアレート、Huls社によりImwitor 312の名称で販売されている製品等のグリセリルラウレート、ポリグリセリル−2−ステアレート、ソルビタントリステアレート、又はグリセリルリシノレート;
−ダウコーニング社により商標名「Q2-3225C」の下に販売されているシクロメチコン/ジメチコンコポリオールの混合物。
−C16−C30脂肪酸塩類、特にアミン類から誘導されたもの、 例えば:トリエタノールアミンステアレート及び/又は アミノ-2 メチル-2 プロパンジオール-l,3;
−ポリオキシエチレン化された脂肪酸塩類、特にアミン類又はアルカリ金属塩類から誘導されたもの、及びそれらの混合物;
−「DEA oleth-lO phosphate」等のリン酸エステル類及びそれらの塩類、例えば、商品名「DEA oleth-l0 phosphate」 (Croda社による Crodafos N 10N);
−スルホスクシネート類、例えば、「PEG-5クエン酸ラウリルスルホスクシネート2ナトリウム」及び「リチノールアミドMEAスルホスクシネート2ナトリウム」;
−ラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテルサルフェート類;
−イセチオネート類;
−アシルグルタメート類、例えば「水素化されたタロウグルタメート2ナトリウム」(味の素社により販売されているAmisoft HS-21 R)、及びその混合物。
化粧品として許容可能な媒体に、
-a)(メタ)アクリル酸と2〜20の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーA、
b)メタクリル酸と1〜10の炭素原子を含むモノアルコールとの反応によって生じるエステル類より選ばれる少なくとも1のモノマーB、及び
c)ビニルラクタム類及びその誘導体より選ばれる少なくとも1のモノマーC、
の共重合により生ずるポリマー、並びに、
-少なくとも1の追加のフィルム形成ポリマーを含む化粧料組成物をいう。
−プロテイン類、例えば、小麦プロテイン類、大豆プロテイン類;ケラチン類等の動物由来のプロテイン類、例えば、ケラチン加水分解物、及びスルホケラチン類;
−ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、及びカルボキシメチルセルロース、並びに第四級化したセルロース誘導体類等のセルロースポリマー類;
−アクリルポリマー類又はコポリマー類、例えば、ポリアクリレート類又はポリメタクリレート類;
−ビニルポリマー類、例えば、ポリビニルピロリドン類、メチルビニルエーテル及びリンゴ酸無水物のコポリマー類、酢酸ビニル及びクロトン酸のコポリマー類、ビニルピロリドン及び酢酸ビニルのコポリマー類;ビニルピロリドン及びカプロラクタムのコポリマー類;ポリビニルアルコール;
−並びにこれらの混合物がある。
本発明の目的についていえば、「液体脂肪相」という表現は、室温(25℃)及び大気圧(760 mmHg、つまり105Pa)において液体であり、室温で液体である1以上の脂肪性物質、例えば上述のオイル類からなり、一般的に相互に相容性のものをいう。
ビニルアセテート/アリルステアレート、ビニルアセテート/ビニルラウレート、ビニルアセテート/ビニルステアレート、ビニルアセテート/オクタデセン、ビニルアセテート/オクタデシルビニルエーテル、 ビニルプロピオネート/アリルラウレート、 ビニルプロピオネート/ビニルラウレート、 ビニルステアレート/1-オクタデセン、 ビニルアセテート/1-ドデセン、 ビニルステアレート/エチルビニルエーテル、 ビニルプロピオネート/セチルビニルエーテル、 ビニルステアレート/アリルアセテート、 ビニル2,2-ジメチルオクタノエート/ビニルラウレート、 アリル2,2-ジメチルペンタノエート/ビニルラウレート、 ビニルジメチルプロピオネート/ビニルステアレート、 アリルジメチルプロピオネート/ビニルステアレート、 ビニルプロピオネート/ビニルステアレート、 同0.2%ジビニルベンゼン架橋物、 ビニルジメチルプロピオネート/ビニルラウレート、 同0.2%ジビニルベンゼン架橋物、 ビニルアセテート/オクタデシルビニルエーテル、 同0.2%テトラアリルオキシエタン架橋物、 ビニルアセテート/アリルステアレート、 同0.2%ジビニルベンゼン架橋物、 ビニルアセテート/1-オクタデセン、 同0.2%ジビニルベンゼン架橋物、 及びアリルプロピオネート/アリルステアレート、 同0.2%ジビニルベンゼン架橋物。
Bayer社によるImpranil 85(登録商標)及び Hydromer社によるAquamere H-1511;
「Eastman AQ(登録商標)」の商標名で販売されているスルホポリエステル類、ビニル分散液である、 例えば 「Mexomer PAM」 及び 同様にイソドデカン中のアクリル分散物である、例えば、Chimex社による 「Mexomer PAP」である。
A)アクリル酸又はメタクリル酸のホモポリマー又はコポリマー並びにそれらの塩、アクリル酸及びアクリルアミドのコポリマー類並びにそれらの塩、ポリヒドロキシカルボン酸のナトリウム塩;
B)アクリル又はメタクリル酸とエチレン、スチレン、ビニルエステル類、アクリル又はメタクリル酸エステル類等のモノエチレン性モノマーとのコポリマーであって、任意にポリエチレングリコール等のポリアルキレングリコールとグラフト化されたもの;このタイプのコポリマー類であって、鎖中に、任意にN−アルキル化及び/又はヒドロキシアルキル化されたアクリルアミド単位を含むもの、アクリル酸とC1-C4アルキルメタクリレートとのコポリマー、ビニルピロリドン、アクリル酸及びC1-C20 アルキルメタクリレートのターポリマー;
C)クロトン酸に由来するコポリマー類であって、例えば、鎖中にビニルアセテート又はプロピオネート単位を含むもの、任意に、アリル又はメタクリルエステル類等の他のモノマー、炭化水素系鎖を有する直鎖状又は分岐を有する飽和カルボン酸、例えば、5つの炭素原子を含むもの等のビニルエーテル又はビニルエステル等の他のモノマー含むものであり、これらポリマー類は、場合によってはグラフト結合されているもの。
D)マレイン酸、フマル酸若しくはイタコン酸又は無水物と、ビニルエステル類、ビニルエーテル類、ビニルハライド類、フェニルビニル誘導体、若しくはアクリル酸並びにこれらのエステル類とに由来するポリマー類;マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸の無水物と、アリル若しくはメタアリルエステルのコポリマーであって、任意にアクリルアミド基若しくはメタクリルアミド、α-オレフィン、アクリル若しくはメタクリルエステル類、アクリル若しくはメタクリル酸、又はビニルピロリドンを鎖中に含んでおり、無水官能基が、モノエステル化又はモノアミド化されているもの;
E)カルボキシレート基を含むポリアクリルアミド、
F)デオキシリボ核酸;
G)少なくとも1のジカルボン酸、少なくとも1のジオール及び少なくとも1の-SO3M基を含む2官能性の芳香族モノマー、ここで、Mは水素原子、アンモニウムイオン NH4+ 又は 金属イオンを表す、を含むコポリマー類;
並びにこれらの混合物。
BASF社により商標名Ultrahold Strongで販売されているアクリル酸/エチルアクリレート/N-tert-ブチルアクリルアミドターポリマー、
Rohm Pharma社により商標名Eudragit Lで販売されているメタクリル酸及びメチルメタクリレートのコポリマー、
National Starch社により商標名Resin 28-29-30で販売されているビニルアセテート/ビニルtert-ブチルベンゾエート/クロトン酸ターポリマー類、及び、クロトン酸/ビニルアセテート/ビニルネオデカノエートターポリマー類、
BASF社により商標名Luvimer MAEX又はMAEで販売されているメタクリル酸及びエチルアクリレートのコポリマー、
ISP社により商標名Acrylidone LMで販売されているビニルピロリドン/アクリル酸/ラウリルメタクリレート ターポリマー類、及び
アクリル若しくはメタクリル酸ホモポリマー類、例えば、Vanderbilt社により商標名Versicol E 5で販売されているもの、又は商標名Darvan 7で販売されているポリ(メタクリレートナトリウム)、並びにこれらの混合物。
ワックスを、その融点+ 10°C の温度で溶解する。溶解したワックスを25mm直径 及び深さ 20mmの容器に入れる。ワックスは室温(25°C)で24時間に渡り、ワックスの表面が平坦かつ平滑になるよう再結晶化し、粘着力を測る前に、25°Cにおいて少なくとも1時間保存する。
又は化学式 (II)化合物の混合物である。
この様なワックスは、特にKoster Keunen社により「Kester Wax K 82 P(登録商標)」及び「Kester Wax K 80 P(登録商標)」の名称で販売されている。上述のワックス類は、一般に、45°C未満の初期融点を有する。
しかし、少量の油状、及び/又は、ペースト状脂肪添加剤、界面活性剤、及び/又は、一般的脂溶性添加剤/活性剤を含んでもよい。
本発明の目的において、「ペースト状脂肪物質」は、20から55°Cの範囲、好ましくは25から45°Cの範囲の融点、及び/又は、60Hzで回転するスピンドルを備えたContraves TV又はRheomat 80 粘度計での測定で、40°Cにおいて0.1〜40Pa.s(1〜400poises)の範囲、好ましくは0.5〜25Pa.s、の範囲の粘度を有する。当業者は、一般的知識に基づき、試験されるペースト状化合物の測定を実施可能とすべく、MS−r3 及び MS−r4のスピンドルから、粘度測定のためのスピンドルを選ぶことができる。
染料類は、本発明に係る組成物中に、上記組成物の全重量に対して、0.01〜50重量%、好ましくは 0.01%〜30%重量%存在してもよい。
用語「フィラー類」とは、任意の形態の無色又は白色、無機又は合成の粒子であって、組成物が製造される温度に無関係に、組成物の媒体に不溶なものを意味すると解される。これらフィラー類は、組成物のレオロジー又は触感の変性に特に役立つ。
特に、比率L/D(つまり形態要素)は、3.5〜2500、好ましくは 5〜500 さらに好ましくは5〜150の範囲で選択される。
−少なくとも1の部屋の境界を画する容器、前記容器は、密閉部材により密閉されるもの;及び、
−上記容器中に置かれた上述の組成物を含む化粧用組み立て物でもある。
この様なねじったブラシは、特に米国特許US4887622に記述されている。多数の適用具を含む櫛の形態であって、特に型にはめて作った物の形態であってもよい。
この様な櫛は、例えば、仏国特許FR2796529に記述されている。適用具は、特に仏国特許FR2722380に記述されているように細いブラシの形態であってもよい。この様な適用具は、泡若しくはエラストマーの押し型、フェルト、又はスパチュラの形態であってもよい。
適用具は、自由(房若しくはスポンジ)であってもよいし、又は、例えば、米国特許US5492426に記述がある様に、杆状体に密閉具を用いてきつく止められていてもよい。
適用具は、例えば、仏国特許FR2761959に記述がある様に、容器にしっかり止められていてもよい。
例としては、製品は、含浸された支持体に、特に、ワイプ又はパッドの形態で用意されてもよいし、(個別に、又は、複数で)箱又はサッシェ(sachet)内に用意されていてもよい。
この様な製品を含む支持体は、例えば、国際特許出願WO01/03538に記述されている。
用語「クリックで閉じるもの」とは、特に、一部分、特に密閉部材の一部分の、弾性的変形による部材のビードやコードの交差と、それに引き続き起こる上記一部分の、部材のビードやコードの交差後の、弾性的に拘束されない位置への戻りを含むあらゆるシステムを意味する。
[実施例1]: マスカラ
本発明の1の実施態様は、以下のマスカラ組成物であってよい。:
2-アミノ-2-メチルプロパン-1,3-ジオール 0.5
ステアリン酸 5.82
カルナウバワックス 2.9
蜜蝋 3.7
ポリテトラフルオロエチレンワックス 2
パラフィンワックス 11.8
D-パンテノール 0.45
黒鉄酸化物 7.2
2,3-エポキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドで4級化されたヒドロキシエチルセルロース 0.08
ポリエチレングリコールステアレート (40 OE) 0.5
(Uniqema 社のMyrj 52 P)
ヒドロキシエチルセルロース 0.93
ポリジメチルシロキサン及びシリカ水和物の混合物 0.13
安定化されてないポリメタクリレートナトリウムの25%水溶液 (Vanderbilt 社のDarvan 7) 0.9
アラビアゴム 3.46
ヒドロキシプロピルキトサン 0.12
トリエタノールアミン 2.4
セルロース繊維 (Claremont Flock社の「Natural rayon flock fibre RC1BE − N003 − M04」) 0.5
タルク 2
フェニルトリメチコン(3M 社により参照名MSX 5381 で販売されているもの) 中の アクリルコポリマー (3M 社のACP 10) 0.2
保存料 適量
水 100迄量
[実施例2]: リップスティック
本発明の1の実施態様は、以下のリップスティック組成物であってよい。:
ポリグリセリルイソステアレート (Nisshin Oils Mills 社によるSalacos41) 10
ポリエチレンワックス 2
ジイソステアリルマレート 16.1
グリセリルトリアセチルヒドロキシステアレート 10
ジペンタエリスリチルテトラヒドロキシステアレート 10
BHT 0.05
水添ココグリセリド類 5
Strahl & Pitschのミクロ結晶性ワックス SP 18 1
フェニルトリメチコン (3M 社により参照名MSX 5381 で販売されているもの)中のアクリルコポリマー (3M 社によるACP 10) 5.7
精製ホホバオイル (Desert Whale社) 0.2
顔料類 6
イソプロピルイソノナノエート 100迄量
Claims (2)
- 化粧品として許容可能な媒体に、
−a)n-ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレート及びラウリルメタクリレート、並びにこれらの混合物より選ばれ、ポリマー中において、モノマーの全数に対して、15%〜80%の数量比で存在する少なくとも1のモノマーA、
b)メチルメタクリレート、及びn−ブチルメタクリレート、並びにこれらの混合物より選ばれ、ポリマー中において、モノマーの全数に対して、20%〜70%の数量比で存在する少なくとも1のモノマーB、及び
c) N−ビニルピロリドン並びに以下のラクタム類:
3,3-ジメチル-1-ピロリドン、 4,4-ジメチル-2-ピロリドン、 3,4-ジメチル-2-ピロリドン、 3-エチル-2-ピロリドン 及び 3,5-ジメチル-2-ピロリドン−、
のN−ビニル置換誘導体から選ばれ、前記ポリマー中において、モノマーの全数に対して、1% 〜15%の数量比で存在する少なくとも1のモノマーC、
の共重合により生ずるポリマー、並びに、
−少なくとも1の第1有機溶媒を含む有機溶媒相を含み、
前記相は、1〜5の炭素原子を含む低級モノアルコール若しくはC3−C4ケトンを含まないか、又は、上記組成物の全重量に対して15重量%以下の量しか含まないメイクアップ化粧料組成物であって、
前記ポリマーは、組成物の全重量に対して、固体(又は、活性物質)として、0.01重量%〜30重量%を占めることを特徴とする組成物。 - 化粧品として許容可能な媒体に、
−d) n-ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレート及びラウリルメタクリレート、並びにこれらの混合物より選ばれ、ポリマー中において、モノマーの全数に対して、15%〜80%の数量比で存在する少なくとも1のモノマーA、
e) メチルメタクリレート、及びn−ブチルメタクリレート、並びにこれらの混合物より選ばれ、ポリマー中において、モノマーの全数に対して、20%〜70%の数量比で存在する少なくとも1のモノマーB、及び
f) N−ビニルピロリドン並びに以下のラクタム類:
3,3-ジメチル-1-ピロリドン、 4,4-ジメチル-2-ピロリドン、 3,4-ジメチル-2-ピロリドン、 3-エチル-2-ピロリドン 及び 3,5-ジメチル-2-ピロリドン−、
のN−ビニル置換誘導体から選ばれ、前記ポリマー中において、モノマーの全数に対して、1% 〜15%の数量比で存在する少なくとも1のモノマーC、
の共重合により生ずるポリマー、並びに、
−少なくとも1の追加のフィルム形成ポリマーを含むメイクアップ化粧料組成物であって、
前記ポリマーは、組成物の全重量に対して、固体(又は、活性物質)として、0.01重量%〜30重量%を占めることを特徴とする組成物。
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