JP4165124B2 - ヘッド吐出特性維持装置及び記録装置 - Google Patents

ヘッド吐出特性維持装置及び記録装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に対しインク滴を吐出する記録ヘッドのインク吐出特性を一定な状態に維持するヘッド吐出特性維持装置及びそのヘッド吐出特性維持装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、記録装置の1つであるインクジェット式プリンタは、給紙トレイにセットされた記録媒体である用紙を給紙機構により1枚ずつ給紙し、紙送り機構により副走査方向に間欠的に設定量ずつ送りつつ、主走査方向に往復移動するキャリッジに搭載された記録へッドからインク滴を吐出することにより記録するようになっている。
【0003】
このような構成のインクジェット式プリンタにおける記録ヘッドには、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口から用紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。従って、記録ヘッドのノズル開口におけるインク吐出特性が変動すると記録画像の品質に大きく影響するため、インク吐出特性は常に一定に維持される必要がある。
【0004】
このインク吐出特性は、ノズル開口におけるインクの蒸発乾燥による粘度上昇や固化、固形物による目詰まり、更には塵埃の付着や気泡混入等が原因となって変動する。そのため、インクジェット式プリンタには、上記各変動原因を排除してインク吐出特性を一定な状態に維持するためのへッド吐出特性維持装置であるインクシステムが備えられている。
【0005】
このインクシステムは、キャッピング装置、ポンピング装置、ワイピング装置を備えている。キャッピング装置は、非記録時に記録ヘッドのノズル形成面を封止してノズル開口を外部と隔離するように構成されており、インクの蒸発乾燥を抑制して粘度上昇や固化を抑える機能を有している。また、キャッピング装置でノズル形成面を封止していても、ノズル開口の固形物による目詰まりやインク流路内への気泡の混入等を完全に防止することができないため、それらを完全に防止する目的でポンピング装置が設けられている。
【0006】
ポンピング装置は、キャッピング装置がノズル形成面を封止している状態でノズル開口に負圧を作用させるように構成されており、インクをノズル開口から強制的に吸引排出させて固形物や気泡を除去する機能を有している。このポンピング装置によるインクの強制的な吸引排出処理は、インクジェット式プリンタの長時間の休止後に記録動作を再開する場合や、ユーザーが記録画像の品質が低下したことを認識して操作パネルにある専用スイッチを操作した場含に通常は実行されるようになっている。
【0007】
また、ポンピング装置によるインクの強制的な吸引排出処理を行うと、記録へッドのノズル形成面にインクが飛び散って付着することがあると共に、各ノズル開口におけるインクのメニスカスが乱れる。さらに、記録へッドのノズル形成面には経時的に異物が付着しやすいため、必要に応じてノズル形成面を払拭するワイピング装置が設けられている。
【0008】
ワイピング装置は、基端側がホルダーで挟持されたゴム等の弾性板からなるワイピング部材を有し、このワイピング部材の先端側の縁部分をノズル形成面に弾性的に押し付けつつ相対的に往動及び復動させてノズル形成面を清掃するように構成されており、ノズル形成面に付着したインクや異物の払拭の他に、各ノズル開口におけるインクのメニスカスを一様に整える、即ち安定させる機能を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインクシステムを構成するキャッピング装置は、記録ヘッドのノズル形成面を封止するためのキャッピング部材を備えている。このキャッピング部材は、上面が開放された容器状に形成されており、ゴム等の弾性材でなる側壁部の上縁がノズル形成面に密着するシール面として作用する。ところが、インクをノズル開口から強制的に吸引排出させた後、シール面をノズル形成面から離脱させるときに、ノズル形成面に付着していたインクがシール面に転着する場合がある。
【0010】
このような場合、シール面上でインクが固化し、次回のキャッピング時にシール面とノズル形成面とを完全に密着させることができなくなるので、ノズル開口におけるインクの蒸発乾燥を抑制して粘度上昇や固化を抑えることができなくなる。さらに、インクをノズル開口から強制的に吸引排出させることができなくなるので、ノズル開口における固形物による目詰まりやインク流路内への気泡の混入等を防止することができなくなる。
【0011】
本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされたものであり、記録ヘッドのノズル形成面にキャッピング部材の弾性部材における密着面を常に確実に密着させることができるヘッド吐出特性維持装置及びそのヘッド吐出特性維持装置を備えた記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本発明の請求項に係るヘッド吐出特性維持装置では、インク滴を吐出するノズル開口を有するヘッドのインク吐出特性を維持する装置であって、前記ヘッドに密着する弾性部材を有するキャッピング部材を備え、当該キャッピング部材には、前記弾性部材の前記ヘッドとの密着面から所定距離開けた当該弾性部材の内壁面に、前記弾性部材が前記ヘッドと密着する際に当接するリブが複数形成されており、前記キャッピング部材の底部の内面には、突出したボスが形成されており、前記ボスの外周面と前記キャッピング部材の底部の内面とで形成される空間にインクを貯留し、貯留されたインクが前記ボスの突出高さを超えたときに前記ボスに形成された排出孔から排出されることを特徴としている。これにより、適当な押圧力でキャッピング部材の弾性部材における密着面の全周を均一に押し潰した後は、各リブの上面がノズル形成面に当接して密着面がそれ以上潰れないようにすることができ、ノズル形成面を常に確実に封止することができる。
【0013】
また、本発明のヘッド吐出特性維持装置では、前記弾性部材の内壁面に沿った前記リブの縁部は、吐出された前記インクを排出口へ誘導する誘導路として形成されていることを特徴としている。これにより、ノズル形成面を常に確実に封止することができるので、ノズル開口におけるインクの蒸発乾燥を抑制して粘度上昇や固化を抑えることができるとともに、インクをノズル開口から強制的に吸引排出させて、ノズル開口における固形物による目詰まりやインク流路内への気泡の混入等を防止することができる。
【0014】
上記目的達成のため、本発明の請求項に係る吐出装置では、インク滴を吐出するノズル開口を有するヘッドを備えた吐出装置において、上記各ヘッド吐出特性維持装置を備えたことを特徴としている。また、記録媒体にインク滴を吐出するノズル開口を有する記録ヘッドを備えた記録装置において、上記各ヘッド吐出特性維持装置を備えたことを特徴としている。これにより、上記各作用効果を奏する記録装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成の全体を斜め前方から見た斜視図である。このインクジェット式プリンタ100は、全体が幅方向に長く延びる直方体状の上部ハウジング101と下部ハウジング102を備えている。上部ハウジング101と下部ハウジング102は、スナップフィットにより締結されている。
【0016】
上部ハウジング101の後方側には、給紙口103が形成されている。この給紙口103には、給紙される用紙が積層載置される給紙トレイ110及びこの給紙トレイ110の一端側に揃えられる給紙ガイド111が配設されている。給紙トレイ110は、給紙ガイド111から斜め上後方へ突き出るように配設されており、用紙を傾斜した状態で保持するようになっている。
【0017】
上部ハウジング101の前方側には、排紙口104が形成されている。この排紙口104には、排紙される用紙が積層載置される排紙スタッカ120が配設されている。排紙スタッカ120は、不使用時は排紙口104から下部ハウジング102の裏面側に収納可能に、使用時は排紙口104から斜め上前方へ引出可能に配設されており、用紙を傾斜した状態で受けるようになっている。
【0018】
さらに、排紙口104には、排紙スタッカ120が引き出された時に、排紙スタッカ120の非排紙側端部を幅方向に沿って保持するスタッカ保持部121が設けられている。なお、図1では、排紙スタッカ120は、下部ハウジング102の裏面側に収納された状態が示されている。
【0019】
上部ハウジング101の上部から前面にかけて窓部105が形成されている。この窓部105は、透明もしくは半透明な湾曲した開閉自在なカバー106によって覆われている。このカバー106を開放することにより、インクカートリッジの交換作業や内部機構のメンテナンス作業等を容易に行うことができる。また、上部ハウジング101の左後方側には、押しボタン式のパワー系のスイッチ131と操作系のスイッチ132が配設されている。
【0020】
図2は、図1のインクジェット式プリンタ100の上部ハウジング101を取り外したときの内部構成の全体を斜め前方から見た斜視図、図3は、その主要部の断面側面図である。下部ハウジング102上には、図2に示す基板ユニット130が縦置きに配置されていると共に、図2に示す記録手段140と、図3に示す用紙の紙送り機構を構成する供給手段150及び搬送手段160等が配設されている。
【0021】
基板ユニット130には、CPU、ASIC、RAM、ROM等の制御素子や記憶素子、及びその他の各種回路素子が装着されており、その上端には、上述したパワー系のスイッチ131や操作系のスイッチ132が押された時にそれぞれ発光することによりユーザがスイッチONを確認し得るように配置された発光ダイオード133、134が突設されている。
【0022】
記録手段140は、キャリッジ141、記録ヘッド142、キャリッジモータ143、タイミングベルト144、ヘッド吐出特性維持装置であるインクシステム145等を備えている。搬送手段160により搬送される用紙は、キャリッジモータ143とタイミングベルト144により走査されるキャリッジ141に搭載された記録ヘッド142により記録されるようになっている。
【0023】
供給手段150は、給紙トレイ110、給紙ガイド111、給紙ローラ151、ホッパ152、分離パッド153等を備えている。給紙トレイ110に積層載置され給紙ガイド111により揃えられた用紙Pは、給紙ローラ151の回転に伴うホッパ152の上昇により分離パッド153で給紙ローラ151に押付けられ、最上位の用紙Pから1枚ずつ分離されて搬送手段160へ給送されるようになっている。
【0024】
搬送手段160は、紙送りローラ161と従動ローラ162、排紙ローラ163とギザローラ164、紙送りモータ165、排紙スタッカ120等を備えている。供給手段150から供給される用紙Pは、紙送りモータ165により駆動されている紙送りローラ161と従動ローラ162に挟持されて記録手段140へ搬送され、さらに紙送りモータ165により駆動されている排紙ローラ163とギザローラ164に挟持されて排紙スタッカ120へ搬送されるようになっている。
【0025】
図4は、上記インクシステム145のキャッピング装置を構成するキャッピング部材を示す斜視図、図5は、その断面図である。このキャッピング部材10は、上面が開放された略直方体容器状に形成されており、この例では、ワイピング装置を構成するワイピング部材1と一体化されているが、ワイピング部材と別体であっても同様に適用することができる。
【0026】
キャッピング部材10のゴム等の弾性材でなる側壁部11の上縁11aは、シール面として記録ヘッド142のノズル形成面に密着してノズル形成面を封止するようになっている。さらに、キャッピング部材10の側壁部11の内面11bの上部には、三角錐状の突出したリブ12が上縁11aから所定距離を開け、かつ周方向に所定間隔を開けて一体的に複数形成されている。このリブ12は、上縁11aをノズル形成面に押圧したときの上縁11aの変位を規制する機能と、ノズル形成面から上縁11aに転着したインクを誘導して下方へ流れ落とす機能を有している。
【0027】
また、キャッピング部材10の底部13の内面13aは、略四角錐状に形成されており、底部13の内面13aの中央には、底部13の下方に形成されている排出管14へ通じる円筒状の突出したボス15が一体的に形成されている。このボス15は、ノズル形成面を封止したときのキャッピング部材10内部の湿潤状態を保持する機能を有している。
【0028】
このような構成のキャッピング部材10において、先ず、リブ12の機能について図6及び図7を参照して説明する。上縁11aをノズル形成面に密着させるには、適当な押圧力で上縁11aの全周を均一に押し潰す必要があるが、過度な押圧力を掛けると上縁11aの一部が潰れ過ぎ、他部が捲れ上がってノズル形成面から離間し、ノズル形成面を封止することができなくなる場合がある。
【0029】
そこで、上記リブ12を上縁11aから所定距離、例えば0.3mm〜0.4mm開けて複数形成することにより、図6に示すように、適当な押圧力で上縁11aの全周を均一に押し潰した後は、各リブ12の上面12aがノズル形成面に当接して上縁11aがそれ以上潰れないようにすることができ、ノズル形成面を常に確実に封止することができる。
【0030】
また、ノズル形成面を封止してインクをノズル開口から強制的に吸引排出させた後、上縁11aをノズル形成面から離脱させるときに、ノズル形成面に付着していたインクが上縁11aに転着する場合がある。このような場合、上縁11a上でインクが固化し、次回のキャッピング時に上縁11aとノズル形成面とを完全に密着させることができなくなる。
【0031】
そこで、上記リブ12を周方向に所定間隔開けて複数形成することにより、図7に示すように、リブ12における側壁部11の内面11bに沿った縁部12bをインク誘導路として上縁11aに転着したインクを図示矢印で示すように側壁部11の内面11bの下方へ流れ落とすことができる。これにより、ノズル形成面を常に確実に封止することができるので、ノズル開口におけるインクの蒸発乾燥を抑制して粘度上昇や固化を抑えることができるとともに、インクをノズル開口から強制的に吸引排出させて、ノズル開口における固形物による目詰まりやインク流路内への気泡の混入等を防止することができる。
【0032】
次に、ボス15の機能について図8及び図9を参照して説明する。ノズル形成面を封止しているときに空吸引すると、キャッピング部材10内部が乾燥し、ノズル開口からインクが蒸発して増粘する場合がある。このような場合、ノズル開口からインクを吐出してクリーニングする必要があり、インクを無駄に消費してしまうことになる。
【0033】
そこで、上記ボス15を形成することにより、図8に示すように、ボス15の外周面15aと底部13の内面13aとで形成される空間に、側壁部11の内面11aを流れ落ちるノズル開口から吐出されたインク滴やノズル形成面から垂れ落ちたインクを一旦貯留しておくことができる。これにより、ノズル形成面を封止しているときに空吸引しても、キャッピング部材10内部の湿潤状態を保持することができるとともに泡立ちを防止することができるので、ノズル開口からのインクの蒸発による増粘を防止してノズル開口のクリーニングを不要とすることができ、インクの無駄な消費を無くすことができる。
【0034】
なお、図9に示すように、貯留されるインクは、ボス15の突出高さを超えたときに、図示矢印で示すようにボス15に形成されている排出孔15bから排出管14へ排出されるようになっている。したがって、ボス15の突出高さを調整することにより、インクの貯留量を調整することができる。
【0035】
図10〜図12は、キャッピング部材の別の形態を図4に対応させて示す斜視図であり、同一構成個所は同一番号を付してそれらの説明を省略する。図10〜図12に示す各キャピング部材20、30、40は、リブ22、32、42の形状が図4に示すキャピング部材10のリブ12の形状と相違しているが、それ以外は図4に示すキャピング部材10と同一である。
【0036】
すなわち、図10に示すキャピング部材20のリブ22は、略半円錐状に形成され、図11に示すキャピング部材30のリブ32は、四角錐状に形成され、図12に示すキャピング部材40のリブ42は、四角柱と四角錐を組み合わせた形状に形成されている。このような形状のリブ22、32、42であっても、上縁11aから所定距離開けて複数形成することにより、適当な押圧力で上縁11aの全周を均一に押し潰した後は、各リブ22、32、42の上面22a、32a、42aがノズル形成面に当接して上縁11aがそれ以上潰れないようにすることができ、ノズル形成面を常に確実に封止することができる。
【0037】
また、リブ22、32、42を周方向に所定間隔開けて複数形成することにより、リブ22、32、42における側壁部11の内面11bに沿った縁部22b、32b、42bをインク誘導路として上縁11aに転着したインクを側壁部11の内面11bの下方へ流れ落とすことができる。これにより、ノズル形成面を常に確実に封止することができるので、ノズル開口におけるインクの蒸発乾燥を抑制して粘度上昇や固化を抑えることができるとともに、インクをノズル開口から強制的に吸引排出させて、ノズル開口における固形物による目詰まりやインク流路内への気泡の混入等を防止することができる。なお、リブの形状は上記各形状に限定されるものではない。
【0038】
以上、本発明を種々の実施形態に関して述べたが、本発明は以上の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、他の実施形態についても適用されるのは勿論である。例えば、記録装置としてインクジェット式のプリンタを例に説明したが、これに限られるものではなく、例えばインクジェット式のファクシミリ装置やコピー装置等にも適用可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、適当な押圧力でキャッピング部材の弾性部材における密着面の全周を均一に押し潰した後は、各リブの上面がノズル形成面に当接して密着面がそれ以上潰れないようにすることができ、ノズル形成面を常に確実に封止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式プリンタの外部構成の全体を斜め前方から見た斜視図である。
【図2】図1のインクジェット式プリンタの上部ハウジングを取り外したときの内部構成の全体を斜め前方から見た斜視図である。
【図3】図2のインクジェット式プリンタの主要部の断面側面図である。
【図4】図1のインクジェット式プリンタのインクシステムのキャッピング装置を構成するキャッピング部材を示す斜視図である。
【図5】図4のキャッピング部材の断面図である。
【図6】図4のキャッピング部材のリブの機能について説明するための第1の図である。
【図7】図4のキャッピング部材のリブの機能について説明するための第2の図である。
【図8】図4のキャッピング部材のボスの機能について説明するための第1の図である。
【図9】図4のキャッピング部材のボスの機能について説明するための第2の図である。
【図10】図1のインクジェット式プリンタのインクシステムのキャッピング装置を構成するキャッピング部材の別の形態を示す斜視図である。
【図11】図1のインクジェット式プリンタのインクシステムのキャッピング装置を構成するキャッピング部材のさらに別の形態を示す斜視図である。
【図12】図1のインクジェット式プリンタのインクシステムのキャッピング装置を構成するキャッピング部材のさらに別の形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 キャッピング部材
11 側壁部
11a 上縁
12、22、32、42 リブ
12b 縁部
13 底部
14 排出管
15 ボス
100 インクジェット式プリンタ
101 上部ハウジング
102 下部ハウジング
103 給紙口
104 排紙口
105 窓部
106 カバー
110 給紙トレイ
111 給紙ガイド
120 排紙スタッカ
130 基板ユニット
140 記録手段
141 キャリッジ
142 記録ヘッド
143 キャリッジモータ
144 タイミングベルト
145 インクシステム
146 インクカートリッジ
150 供給手段
151 給紙ローラ
160 搬送手段
161 紙送りローラ
165 紙送りモータ

Claims (4)

  1. インク滴を吐出するノズル開口を有するヘッドのインク吐出特性を維持する装置であって、
    前記ヘッドに密着する弾性部材を有するキャッピング部材を備え、
    当該キャッピング部材には、前記弾性部材の前記ヘッドとの密着面から所定距離開けた当該弾性部材の内壁面に、前記弾性部材が前記ヘッドと密着する際に当接するリブが複数形成されており、
    前記キャッピング部材の底部の内面には、突出したボスが形成されており、前記ボスの外周面と前記キャッピング部材の底部の内面とで形成される空間にインクを貯留し、貯留されたインクが前記ボスの突出高さを超えたときに前記ボスに形成された排出孔から排出されることを特徴とするヘッド吐出特性維持装置。
  2. 前記弾性部材の内壁面に沿った前記リブの縁部は、吐出された前記インクを排出口へ誘導する誘導路として形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッド吐出特性維持装置。
  3. インク滴を吐出するノズル開口を有するヘッドを備えた吐出装置において、
    請求項1または2に記載のヘッド吐出特性維持装置を備えたことを特徴とする吐出装置。
  4. 記録媒体にインク滴を吐出するノズル開口を有する記録ヘッドを備えた記録装置において、
    請求項1または2に記載のヘッド吐出特性維持装置を備えたことを特徴とする記録装置。
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