JP4164546B2 - 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス - Google Patents

改善されたアクリロニトリルの回収プロセス Download PDF

Info

Publication number
JP4164546B2
JP4164546B2 JP01299397A JP1299397A JP4164546B2 JP 4164546 B2 JP4164546 B2 JP 4164546B2 JP 01299397 A JP01299397 A JP 01299397A JP 1299397 A JP1299397 A JP 1299397A JP 4164546 B2 JP4164546 B2 JP 4164546B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylonitrile
methacrylonitrile
decanter
distillation column
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP01299397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH107639A (ja
Inventor
スティーブン ギブソン ジェイムズ
アール リンカー ジェフリー
トリッグ ワッチェンドルフ ポール
プルショッタム ゴッドボール サンジェイ
Original Assignee
イオネス ユーエスエー エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イオネス ユーエスエー エルエルシー filed Critical イオネス ユーエスエー エルエルシー
Publication of JPH107639A publication Critical patent/JPH107639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4164546B2 publication Critical patent/JP4164546B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/24Preparation of carboxylic acid nitriles by ammoxidation of hydrocarbons or substituted hydrocarbons
    • C07C253/26Preparation of carboxylic acid nitriles by ammoxidation of hydrocarbons or substituted hydrocarbons containing carbon-to-carbon multiple bonds, e.g. unsaturated aldehydes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/32Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C253/34Separation; Purification

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの改善された製造プロセスに関する。特に、本発明は、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの製造時に使用される改善された回収手順に関する。さらに、本発明の改善されたプロセスは、パーオキシド不純物を最少化することにより、得られる生成物の品質を改善する。
【0002】
【従来の技術】
プロピレンまたはイソブチレンのアンモ酸化により得られるアクリロニトリル/メタクリロニトリルの商業スケールでの回収は、以下の手順で行なわれている:反応器流出物を水でクエンチし;次いで、クエンチで得られたアクリロニトリルまたはメタクリロニトリル含有ガス流を吸収器に通し、互いに反対方向に流れる水とガスとを接触させて実質的にすべてのアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルをガスから除去し;次いで、実質的にすべてのアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを含有する水流を、一連の蒸留カラムおよび関連するデカンターを通過させ、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル生成物を分離および精製する。
【0003】
アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの製造に用いられる代表的な回収および精製システムは、本発明の譲受人に譲渡された米国特許第4,234,510号および同第3,885,928号に開示され、これらは本明細書に参考として援用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の目的は、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの改善された製造プロセスを提供することである。
【0005】
本発明の別の目的は、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの製造における改善された回収および精製手順を提供することである。
【0006】
本発明のさらに別の目的は、得られる最終生成物中の不純物の量を低減する、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの改善された製造プロセスを提供することである。
【0007】
本発明のさらなる目的、利点および新規な特徴の一部は以下の記載により説明され、そして一部は、以下の記載を検討することにより当業者に明らかとなるか、または本発明の実施により理解され得る。本発明の目的および利点は、特許請求の範囲において具体的に規定される手段および組み合わせにより達成され得、そして得られ得る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的および他の目的を達成するために、そして、本明細書において具体的にかつ広範囲に記載される本発明の目的によれば、本発明のプロセスは、以下の工程を包含する:プロピレンまたはイソブチレンのアンモ酸化により得られる反応器流出物をクエンチカラムに移し、熱い該流出物ガスを水煙と接触させることにより冷却する工程;該冷却した反応器流出物オーバーヘッドを吸収カラムに通し、粗製のアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを水に吸収させる工程;該アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを含有する水溶液を第1デカンターに通し、第1水層とアクリロニトリルおよびメタクリロニトリルを含有する第1有機層とを形成する工程;該第1有機層を第2デカンターに移し、第2水層および第2有機層を形成する工程;および、該第2有機層からアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを回収する工程。本発明における改善は、該第1デカンターおよび該第2デカンターを約32°F〜約75°Fに維持することを包含し、かつ該第2デカンターを約32°F〜約75°Fに維持することを包含する。好ましくは、第1デカンターの温度は約32°F〜70°Fに維持され、特に好ましくは、32°F〜65°Fに維持される。好ましくは、第2デカンターの温度は約35°F〜68°Fに維持され、特に好ましくは、40°F〜65°Fに維持される。
【0009】
本発明の好ましい実施態様においては、プロセスは、プロピレン、アンモニアおよび酸素のアンモ酸化により得られる反応器流出物を用いて行なわれ、アクリロニトリルを生成する。
【0010】
本発明の好ましい別の実施態様においては、反応器流出物は、流動床触媒と接触する流動床反応器内でのプロピレン、アンモニアおよび空気の反応により得られる。
【0011】
本発明の実施においては、通常の流動床アンモ酸化触媒が使用され得る。例えば、米国特許第3,642,930号および同第5,093,299号(これらは、本明細書に参考として援用される)に記載の流動床触媒が、本発明の実施において使用され得る。
【0012】
本発明は、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル生成物の回収および精製において、より有効な操作を可能にする。上記の温度範囲内でのデカンター操作により水相の分離が改善され、これにより、デカンター内の水相の容積が増大する。この改善された分離は、いかなる装置のサイズも増大させることなく、以後の回収および精製工程(すなわち、蒸留および乾燥)において、より高容積の生成物が処理され得ることを意味する。本発明の実施の他の利点は、上記の温度範囲内でのデカンター操作により、最終生成物のユーザーにとって好ましくない水溶性不純物(例えば、パーオキシド)が最少化されるということである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を、図面を参照して説明する。流動床アンモ酸化触媒と接触する流動床反応器(図示せず)でのプロピレンまたはイソブチレン、アンモニアならびに酸素含有ガスのアンモ酸化により得られる反応器流出物は、クエンチカラム(図示せず)に移される。このクエンチカラムで、熱い流出物ガスは、水煙と接触することにより冷却される。代表的には、流出物に含まれる過剰のアンモニアは、クエンチカラムで硫酸と接触することにより中和され、硫酸アンモニウムとしてアンモニアが取り除かれる。次いで、所望の生成物(アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル、アセトニトリル、およびHCN)を含む冷却流出物ガスは、導管1を介して吸収カラム5の底部に通される。ここで、生成物は、導管3を介して頂部から吸収カラム5に入る水に吸収される。吸収されないガスは、吸収器5の頂部に配されたパイプ7を介して吸収器から排出される。次いで、所望の生成物を含む水流は、導管9を介して吸収器5の底部から第1蒸留カラム(回収カラム)13の上部に通され、生成物のさらなる精製がなされる。生成物は、回収カラム13の頂部から回収され、導管15を介してデカンター19に送られる。粗製のアクリロニトリルを含む水溶液は、デカンター19内で、水を含む第1層と有機生成物(例えば、粗製のアクリロニトリルおよびHCN)を含む第2層とに分離される。次いで、生成物層は、導管23を介して第2蒸留カラム27に移され、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリル生成物のさらなる精製および回収がなされる。カラム13から得られる底部の流れは、焼却炉に直接送られ得、または導管17を介してストリッピング蒸留カラム21に送られ得、粗製のアセトニトリルが、導管25を介してオーバーヘッドとして回収され得る。カラム21から得られる底部の流れは、導管41および43を介して焼却炉に送られ得る。
【0014】
蒸留カラム27に入る生成物の流れは蒸留され、アクリロニトリル生成物は側流として導管31を介してカラム27から回収される。このアクリロニトリル生成物は、アクリロニトリル生成物と水との第2の相分離が起こるまで、約32°F〜約70°Fの間の温度に維持された第2デカンター33に貯蔵される。次いで、アクリロニトリル生成物は導管35を介してデカンター33から除かれ、カラム27の底部に導入され、そして、最終精製および回収のために導管39を介してカラム外に移される。副産物であるHCNは、オーバーヘッド流として導管29を介してカラム27から回収され、焼却されるか、または当該分野で公知の慣用的手段により精製および回収される。
【0015】
他のタイプの反応器(例えば、輸送管反応器)もまた意図されるが、好ましくは、アンモ酸化反応は、流動床反応器内で行なわれる。アクリロニトリル製造のための流動床反応器は、従来技術において周知である。例えば、本明細書に参考として援用される米国特許第3,230,246号に記載の反応器の設計が適切である。
【0016】
アンモ酸化反応の条件もまた、以下の従来技術に示されるように周知である:米国特許第5,093,299号、同第4,863,891号、同第4,767,878号および同第4,503,001号;これらは本明細書に参考として援用される。代表的には、アンモ酸化プロセスは、プロピレンまたはイソブチレンを、アンモニアおよび酸素の存在下、高温で流動床触媒と接触させることにより行なわれ、アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルが得られる。任意の酸素源が採用され得るが、経済的理由から空気を用いるのが好ましい。供給物中の酸素のオレフィンに対する代表的なモル比は、0.5:1〜4:1の範囲であり、好ましくは1:1〜3:1である。反応において、供給物中のアンモニアのオレフィンに対するモル比は、0.5:1〜5:1の範囲で変化し得る。アンモニア−オレフィン比の上限は実際には存在しないが、一般に、5:1を超える比は、経済的理由からほとんど無意味である。
【0017】
反応は、約260℃〜約600℃の範囲の温度で行なわれるが、好ましくは310℃〜500℃、特に好ましくは350〜480℃で行なわれる。接触時間はそれほど重要ではないが、一般に0.1〜50秒の範囲、好ましくは1〜15秒の範囲である。
【0018】
米国特許第3,642,930号の触媒に加えて、本発明の実施に適切な他の触媒が、米国特許第5,093,299号(本明細書に参考として援用される)に記載されている。
【0019】
吸収カラム、回収カラムおよびストリッピングカラムが維持される条件は、それぞれ、5〜7psig(80°F 〜110°F)、1〜4.5psig(155°F 〜170°F)、および7〜13psig(170°F 〜210°F)の範囲である。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、製造速度に予期せぬ改善をもたらすだけでなく、回収および精製セクションに用いるカラムのサイズを増大させることなくこの改善を達成する。さらに、製造速度が増大しても、生成物の品質の低下は全く認められない。実際、本発明を実施すると、生成物の品質は、最終生成物に見られるパーオキシド不純物レベルの低下により改善される。
【0021】
当業者には明らかなように、開示の思想および範囲または特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく、上記の開示および議論に照らして、本発明の種々の改変がなされ得、そして追従され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アクリロニトリルの製造に適用されるプロセスを説明する模式図である。
【符号の説明】
1、3、9、15、23、31、35 導管
5 吸収カラム
13 第1蒸留カラム(回収カラム)
19 デカンター
27 第2蒸留カラム
33 第2デカンター

Claims (7)

  1. アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルの製造プロセスであって、
    プロピレンまたはイソブチレンのアンモ酸化により得られる反応器流出物をクエンチカラムに移し、熱い該流出物ガスを水煙と接触させることにより冷却する工程;
    該冷却した反応器流出物オーバーヘッドを吸収カラムに通し、粗製のアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを水に吸収させる工程;
    該粗製のアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを含有する水溶液を生成物精製のための第1蒸留カラムに通す工程;
    該オーバーヘッド生成物を、該アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを含む該第1蒸留カラムから第1デカンターに送り、第1水層とアクリロニトリルおよびメタクリロニトリルを含有する第1有機層とを形成する工程;
    該第1有機層を該アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルのさらなる精製のための第2蒸留カラムに移す工程;
    該第2蒸留カラムから側流としてアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを回収し、該アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを第2デカンターに貯蔵し、第2水層および第2有機層を形成する工程
    該第2有機層から該第2蒸留カラムの底部にアクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを移す工程、
    最終精製および回収のために該第2蒸留カラムから底部の流れとして該アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを回収する工程、
    を包含し、
    該第1デカンターおよび該第2デカンターの内部温度が、0℃〜24℃に維持される、プロセス。
  2. 前記第1デカンターの前記内部温度が、0℃〜21℃に維持される、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記第1デカンターの前記内部温度が、0〜18℃に維持される、請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記第2デカンターの前記内部温度が、1.7℃〜20℃に維持される、請求項1に記載のプロセス。
  5. 前記第2デカンターの前記内部温度が、4.4℃〜18℃に維持される、請求項4に記載のプロセス。
  6. 前記反応器流出物が、プロピレン、アンモニアおよび酸素のアンモ酸化により得られ、アクリロニトリルを生成する、請求項1に記載のプロセス。
  7. 前記反応器流出物が、流動床触媒と接触する流動床反応器内でのプロピレン、アンモニアおよび空気の反応により得られる、請求項1に記載のプロセス。
JP01299397A 1996-06-06 1997-01-27 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス Expired - Lifetime JP4164546B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/659,480 US5629444A (en) 1996-06-06 1996-06-06 Acrylonitrile recovery process
US08/659,480 1996-06-06

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169571A Division JP2007297399A (ja) 1996-06-06 2007-06-27 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH107639A JPH107639A (ja) 1998-01-13
JP4164546B2 true JP4164546B2 (ja) 2008-10-15

Family

ID=24645581

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01299397A Expired - Lifetime JP4164546B2 (ja) 1996-06-06 1997-01-27 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス
JP2007169571A Withdrawn JP2007297399A (ja) 1996-06-06 2007-06-27 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007169571A Withdrawn JP2007297399A (ja) 1996-06-06 2007-06-27 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス

Country Status (17)

Country Link
US (1) US5629444A (ja)
EP (1) EP0811609B1 (ja)
JP (2) JP4164546B2 (ja)
KR (1) KR100481566B1 (ja)
CN (1) CN1090175C (ja)
BG (1) BG62927B1 (ja)
BR (1) BR9700013A (ja)
DE (1) DE69705261T2 (ja)
ES (1) ES2158448T3 (ja)
MY (1) MY117359A (ja)
RO (1) RO118202B1 (ja)
RU (1) RU2178410C2 (ja)
SA (1) SA97180023B1 (ja)
SG (1) SG45523A1 (ja)
TR (1) TR199700043A3 (ja)
TW (1) TW438743B (ja)
ZA (1) ZA97104B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5840955A (en) * 1997-11-25 1998-11-24 Sockell; Edward J. Waste minimization and product recovery process
US6002040A (en) * 1998-05-14 1999-12-14 The Standard Oil Company Reduced pressure drop in acrylonitrile absorber via direct contact spray heat exchange
US20040197845A1 (en) * 2002-08-30 2004-10-07 Arjang Hassibi Methods and apparatus for pathogen detection, identification and/or quantification
US6953558B2 (en) * 2002-09-06 2005-10-11 Solutia, Inc. Process for reducing nitrogen oxide emissions
JP4959158B2 (ja) * 2005-08-05 2012-06-20 旭化成ケミカルズ株式会社 アクリロニトリルの分離回収方法
US8585870B2 (en) * 2008-03-05 2013-11-19 E I Du Pont De Nemours And Company Process to C-manufacture acrylonitrile and hydrogen cyanide
JP2010222309A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Asahi Kasei Chemicals Corp アクリロニトリルの精製方法
CN103804230A (zh) * 2014-01-29 2014-05-21 中国石油集团东北炼化工程有限公司吉林设计院 降低丙烯腈中甲基丙烯腈含量的方法、丙烯腈生产系统
CN105367449B (zh) * 2014-08-27 2018-01-09 中国石油化工股份有限公司 吸收丙烯腈的方法
CN104587818B (zh) * 2014-09-30 2017-01-04 英尼奥斯欧洲股份公司 骤冷塔操作和底物处理
CN106892842A (zh) * 2015-12-17 2017-06-27 英尼奥斯欧洲股份公司 回收塔

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3507755A (en) * 1967-10-17 1970-04-21 Bayer Ag Process for the purification of acrylonitrile by distillation with side stream withdrawal and decantation
US4377444A (en) * 1970-04-16 1983-03-22 The Standard Oil Co. Recovery and purification of olefinic nitriles
US4234510A (en) * 1973-06-07 1980-11-18 Standard Oil Company Recovery of acrylonitrile or methacrylonitrile by condensation
US3885928A (en) * 1973-06-18 1975-05-27 Standard Oil Co Ohio Acrylonitrile and methacrylonitrile recovery and purification system
JPS54130048A (en) * 1978-03-31 1979-10-09 Nippon Chemical Ind Binocular
US4238295A (en) * 1978-12-04 1980-12-09 Standard Oil Company Energy efficient recovery of acrylonitrile
KR850001603B1 (ko) * 1980-12-03 1985-10-24 아사히 가세이 고오교오 가부시기가이샤 불포화 니트릴의 제조법
US4334965A (en) * 1980-12-31 1982-06-15 Standard Oil Company Process for recovery of olefinic nitriles
JPS5953452A (ja) * 1982-09-21 1984-03-28 Asahi Chem Ind Co Ltd メタクリロニトリルの回収方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69705261D1 (de) 2001-07-26
SG45523A1 (en) 1998-01-16
KR100481566B1 (ko) 2005-05-16
TR199700043A2 (xx) 1997-12-21
EP0811609A2 (en) 1997-12-10
MY117359A (en) 2004-06-30
RU2178410C2 (ru) 2002-01-20
BG101172A (en) 1998-01-30
EP0811609B1 (en) 2001-06-20
EP0811609A3 (en) 1999-01-13
US5629444A (en) 1997-05-13
BG62927B1 (bg) 2000-11-30
ES2158448T3 (es) 2001-09-01
JPH107639A (ja) 1998-01-13
TW438743B (en) 2001-06-07
CN1167757A (zh) 1997-12-17
JP2007297399A (ja) 2007-11-15
DE69705261T2 (de) 2001-10-11
MX9700631A (es) 1998-06-30
SA97180023B1 (ar) 2006-10-11
BR9700013A (pt) 1998-11-10
CN1090175C (zh) 2002-09-04
TR199700043A3 (tr) 1997-12-21
RO118202B1 (ro) 2003-03-28
KR980002013A (ko) 1998-03-30
ZA97104B (en) 1997-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007297399A (ja) 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス
KR100698812B1 (ko) 아크릴로니트릴 및 메타크릴로니트릴의 개선된 회수 방법
JP2009102398A (ja) 廃棄物最小化および生成物回収プロセス
KR20010071471A (ko) 올레핀적으로 불포화된 니트릴 회수 공정
US6860971B2 (en) Process for recovery of olefinically unsaturated nitriles
US20040222078A1 (en) Recycle of condensed quench overheads in a process for purifying acrylonitrile
JP4275754B2 (ja) 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス
JP4551044B2 (ja) グリコール酸を用いるニトリルの処理
MXPA97000631A (en) Improved acrilonitr recovery process
KR100587744B1 (ko) 개선된아크릴로니트릴회수방법
MXPA00012649A (en) Process for recovery of olefinically unsaturated nitriles
MXPA98007379A (en) Process of minimization of residues and recovery of produ
JP2008189680A (ja) 改善されたアクリロニトリルの回収プロセス

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061227

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070326

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071109

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20071210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080117

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120808

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130808

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term