JP4162696B1 - ソーラー式ポータブル発電ユニット - Google Patents

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【課題】持ち運びが常に容易なソーラー式ポータブル発電ユニットを提供する。
【解決手段】ケース10のケース本体11と蓋部12とには、それぞれソーラーパネル21,22が収容される。ケース本体11内には、各ソーラーパネル21,22により発電された電力を充電するバッテリ23と、バッテリ23による充電を制御するコントローラ24と、バッテリ23により充電された電力を交流に変換して外部に給電するインバータ25とが固定される。ケース本体11には、インバータ25に電気的に接続された電源供給用のコンセント31と、持ち運び用の取っ手14とが設けられる。ソーラーパネル21は、バッテリ23、コントローラ24およびインバータ25を覆った状態で、ケース本体11に固定される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ソーラー式ポータブル発電ユニットに関し、特にソーラーパネルを用いたソーラー式ポータブル発電ユニットに関する。
この種のソーラー式ポータブル発電ユニットとして、例えば下記特許文献1に記載されているように、第1の受光面および第1の取手部が設けられた第1の太陽電池モジュール部と、第2の受光面および第2の取手部が設けられた第2の太陽電池モジュール部とを備えたものが知られている。そして、第1の太陽電池モジュール部の第1の受光面とは反対側の面には、第1のバッテリパックが脱着可能に取り付けられ、第2の太陽電池モジュール部の第2の受光面とは反対側の面には、第2のバッテリパックが脱着可能に取り付けられている。第1および第2の太陽電池モジュール部は蝶番により折り畳み可能とされていて、折り畳まれた状態で、第1および第2の取手部を利用して持ち運びできるようになっている。
特許第3830935号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたソーラー式ポータブル発電ユニットでは、第1および第2バッテリパックによる電力の給電時において、通常、第1および第2バッテリパックを第1および第2の太陽電池モジュール部からそれぞれ取り外す必要がある。このため、第1および第2バッテリパックが第1および第2の太陽電池モジュール部から取り外された場合には、バッテリパックが太陽電池モジュール部と電気配線で接続された状態となって、発電ユニットを移動させることが困難になるという問題があった。
本発明の課題は、持ち運びが常に容易なソーラー式ポータブル発電ユニットを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明は、太陽光を受けて発電するソーラーパネルを備えたソーラー式ポータブル発電ユニットにおいて、
一軸線回りに回動可能に連結され、前記ソーラーパネルをそれぞれ収容するケース本体と蓋部を有する単一トランク型のケースを備え、
前記ケース本体内には、前記各ソーラーパネルにより発電された電力を充電するバッテリと、前記バッテリによる充電を制御するとともに、スイッチおよび第1・第2の発光ダイオードが電気配線を介して接続されたコントローラと、前記バッテリにより充電された電力を交流に変換して外部に給電するインバータとが固定され、前記ケース本体の側壁には、外部から差し込み可能な形態で前記インバータと電気的に接続された電源供給用のコンセントと、持ち運び用の取っ手とが設けられており、
前記ケース本体側のソーラーパネルは、前記バッテリ、前記コントローラおよび前記インバータを覆った状態で、前記ケース本体に固定され
前記スイッチ、第1・第2の発光ダイオードおよびコンセントは、外部に露出するように前記ケース本体に取り付けられ、前記スイッチはそのオン操作により前記コンセントから負荷への給電を可能とするものであり、前記第1の発光ダイオードは前記バッテリが充電状態にあるとき点灯し、前記第2の発光ダイオードは前記バッテリの電力が給電可能状態であるとき、前記スイッチのオン操作を条件として点灯するものであることを特徴とする。
このソーラー式ポータブル発電ユニットでは、バッテリ、コントローラおよびインバータがケース本体に固定される。また、ケース本体側のソーラーパネルが、バッテリ、コントローラおよびインバータを覆った状態で、ケース本体に固定される。このため、バッテリの電力の給電時においては、上記した従来技術とは異なり、バッテリ等をいちいち取り外さなくて済むので、発電ユニットを常に容易に持ち運ぶことができる。
本発明の実施に際して、前記ケース本体と前記蓋部とは、任意の傾斜位置に角度調整可能な一対のヒンジを介して連結されており、前記バッテリは、前記一対のヒンジに近接して配置される形態で前記ケース本体に固定されているとよい。
これによれば、角度調整部材によって、蓋部がケース本体に対して任意の傾斜位置に角度調整される。このため、バッテリを充電する場合には、蓋部に設けたソーラーパネルが太陽光に当たるように蓋部をケース本体に対して傾斜させればよいので、充電場所の制約を受けることなく、しかも充電効率を良好に高めることができる。
また、本発明の実施に際して、前記ケース本体および前記蓋部は、略角形の容器状をなし、前記ケース本体の深さが前記蓋部の深さよりも深く形成されており、前記蓋側のソーラーパネルは、同蓋内の収容空間に収容された状態で固定されており、前記ケース本体側のソーラーパネルは、前記ケース本体内の収容空間に前記バッテリ、前記コントローラおよび前記インバータが収容された状態で、前記ケース本体の開口部近傍部位に固定されており、前記コントローラは、前記バッテリが空の状態では定電流充電を行い、前記バッテリの電圧がある程度高い状態では定電圧充電を行うように設定されているようにするとよい。また、前記ケース本体および前記蓋部は、略角形の容器状をなし、前記ケース本体の深さが前記蓋部の深さよりも深く形成されており、前記蓋側のソーラーパネルは、前記ケース本体内の収容空間に前記バッテリ、前記コントローラおよび前記インバータが収容された状態で、前記ケース本体の開口部近傍部位に固定されており、前記コントローラは、前記バッテリが空の状態では定電流充電を行い、前記バッテリの電圧がある程度高い状態では定電圧充電を行うように設定されており、前記取っ手は、前記蓋部が前記ケース本体に連結される側壁と対向する側壁に設けられており、前記蓋部の閉状態では、前記ケースが手提げカバン風となるようにするとよい。
これによれば、ケース本体内の収容空間にバッテリ、コントローラおよびインバータが収容される。このように、ケース本体内の収容空間を有効に活用することで、ケースの外観形状をよりシンプルにすることができ、発電ユニットの収納性を向上させることができる。また、ケース本体内の収容空間にバッテリ、コントローラおよびインバータを収容することで、各機器の重みによりケース本体の安定性が増し、蓋部を開けた状態(バッテリの充電時)でのケース本体の転倒を防止することもできる。
また、本発明では、前記ケース本体の外部に露出するように、前記バッテリが充電状態にあるとき点灯する第1の発光ダイオードと、前記バッテリの電力が給電可能状態にあるとき点灯する第2の発光ダイオードとが設けられる。
これによれば、バッテリの充電状態またはその電力の給電状態を視認することができ、発電ユニットの利便性を向上させることができる。
また、本発明の実施に際して、前記ケース本体内は、ファンにより冷却されるように構成されているとよい。この場合、ファンを、特に過熱し易いインバータの近傍に設けてケース本体内で熱を対流させるようにしてもよいし、ケース本体に開口部を設けてケース本体内の熱を外部に放出するようにしてもよい。
これによれば、バッテリ、コントローラおよびインバータをケース本体に固定するように構成しても、各機器の過熱を効果的に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施形態に係るソーラー式ポータブル発電ユニットの斜視図である。このソーラー式ポータブル発電ユニットは、ケース10を備えている。ケース10は、例えばアルミニウム製であり、トランク型の手提げカバン(アタッシュケース)風の形状に形成されている。ケース10は、図1〜図3に示すように、ケース本体11および蓋部12を含んで構成されている。
ケース本体11および蓋部12は、略角形の容器状をなし、ケース本体11の深さが蓋部12の深さよりも深く形成されている。ケース本体11および蓋部12は、ヒンジ13により一軸線回りに回動可能に連結されている。
ヒンジ13(角度調整部材)は、その構成部材の摩擦により蓋部12をケース本体11に対して任意の傾斜位置に保持する角度調整機能を有する。ケース本体11のヒンジ13が設けられた側壁(背面壁)と対向する側壁(正面壁)には、持ち運び用の取っ手14が設けられるとともに、閉状態にて蓋部12と一体化させるためのロック金具15が設けられている。ケース本体11内および蓋部12内の収容空間Sには、それぞれソーラーパネル21,22が収容された状態で固定されている。
ソーラーパネル(太陽電池)21,22は、例えば多結晶シリコン(あるいは単結晶シリコン)からなる半導体素材を張り合わせて薄い板状に形成したものであり、太陽光を受けて電力を発生させる。なお、各ソーラーパネル21,22の定格出力は、10Wに設定されている。
ソーラーパネル21,22は、図4に示すように、コントローラ24を介してバッテリ23に接続されるとともに、コントローラ24を介してインバータ25に接続されている。バッテリ23、コントローラ24およびインバータ25は、ケース本体11内の収容空間Sに収容された状態でケース本体11に固定されている。ソーラーパネル21は、バッテリ23、コントローラ24およびインバータ25を覆った状態で、ケース本体11の開口部11a近傍部位に固定されている(図2参照)。
バッテリ23は、例えば容量20Ah、出力電圧12Vの鉛蓄電池であり、各ソーラーパネル21,22により発電された電力を充電する。コントローラ24は、バッテリ23を効率良く充電する充電回路を備えている。この充電回路は、例えば、バッテリ23が空の状態では定電流充電を行い、バッテリ23の電圧がある程度高い状態では定電圧充電を行う。インバータ25は、バッテリ23により充電された電力を交流(AC100V出力)に変換して外部に給電(放電)する。なお、インバータ25は、例えば最大定格400Wに設定されている。
コントローラ24には、スイッチ26、発光ダイオード27,28およびファン29が電気配線を介して接続され、インバータ25には、電源供給用のコンセント31が電気配線を介して接続されている。スイッチ26、発光ダイオード27,28およびコンセント31は、外部に露出するようにケース本体11に取り付けられている。
スイッチ26は、そのオン操作によりコンセント31から負荷への給電を可能とする。発光ダイオード27(光源)は、バッテリ23が充電状態にあるとき点灯する(例えば黄色)。発光ダイオード28(光源)は、バッテリ23の電力が給電可能状態にあるとき、スイッチ26のオン操作を条件として点灯する(例えば赤色)。ファン29は、過熱し易いインバータ25の近傍に設けられ、インバータ25が発生する熱をケース本体11内で対流させる。コンセント31には、例えば照明器具、小型テレビ、ラジオ、CDラジカセ、パソコンなどの負荷Wが接続される。
次に、上記のように構成した本実施形態の動作について説明する。ケース10を開き、ソーラーパネル22が太陽光に当たるように蓋部12をケース本体11に対して傾斜させることで、ソーラーパネル21,22により発電された電力がコントローラ24を介してバッテリ23に充電される。この場合、蓋部12は、ヒンジ13における摩擦により設定された傾斜位置に保持されて、例えば風が吹いても閉じることがない。
バッテリ23に電力が充電された状態では、スイッチ26のオン操作によりバッテリ23に充電された電力がコントローラ24を介してインバータ25に給電され、コンセント31に差し込まれた電源プラグを介して負荷Wが駆動される(図5参照)。なお、蓋部12を開けてソーラーパネル21,22が太陽光に照らされた状態で、負荷Wを駆動するようにすれば、バッテリ23の充電も同時に行うことが可能である。この場合には、発光ダイオード27,28が共に点灯した状態となる。
以上の説明からも明らかなように、この実施形態では、バッテリ23、コントローラ24およびインバータ25がケース本体11に固定される。また、ソーラーパネル21が、バッテリ23、コントローラ24およびインバータ25を覆った状態で、ケース本体11に固定される。このため、バッテリ23の電力の給電時において、バッテリ23等をいちいち取り外さなくて済むので、発電ユニットを常に容易に持ち運ぶことができる。
また、上記実施形態では、ヒンジ13によって、蓋部12がケース本体11に対して任意の傾斜位置に角度調整される。これにより、バッテリ23を充電する場合には、蓋部12に設けたソーラーパネル22が太陽光に当たるように蓋部12をケース本体11に対して傾斜させればよいので、充電場所の制約を受けることなく、しかも充電効率を良好に高めることができる。
また、上記実施形態では、ケース本体11内の収容空間Sにバッテリ23、コントローラ24およびインバータ25が収容される。このように、ケース本体11内の収容空間Sを有効に活用することで、ケース10の外観形状をよりシンプルにすることができ、発電ユニットの収納性を向上させることができる。
また、ケース本体11内の収容空間Sにバッテリ23、コントローラ24およびインバータ25を収容することで、各機器の重みによりケース本体11の安定性が増す。これにより、蓋部12を開けた状態(バッテリ23の充電時)で、例えば風が吹いても、ケース本体11の転倒を防止することができる。
また、上記実施形態では、ケース本体11に、バッテリ23が充電状態にあるとき点灯する発光ダイオード27と、バッテリ23の電力が給電可能状態にあるとき点灯する発光ダイオード28とが設けられている。これにより、バッテリ23の充電状態またはその電力の給電状態を視認することができ、発電ユニットの利便性を良好に向上させることができる。
また、上記実施形態では、ケース本体11内が、ファン29により冷却されるように構成されている。これにより、バッテリ23、コントローラ24およびインバータ25をケース本体11内に固定するように構成しても、各機器の過熱を効果的に防止することができる。
なお、上記実施形態では、ファン29を、インバータ25の近傍に設けてケース本体11内で熱を対流させるようにしたが、これに加えてまたは代えて、例えば図6に示すように、ケース本体11に開口部11bを設け、この開口部11bの近傍にファン29を設けてケース本体11内の熱を外部に放出するようにしてもよい。これによっても、各機器の過熱を効果的に防止することができる。
また、上記実施形態では、角度調整部材としてのヒンジ13を、ケース本体11および蓋部12の背面壁に設けたが、これに加えてまたは代えて、例えば図7に示すように、角度調整部材としてのヒンジ113を、ケース本体11および蓋部12の側面壁に設けてもよい。この場合、ヒンジ113は、ヒンジ13と同様、その構成部材の摩擦により蓋部12をケース本体11に対して任意の傾斜位置に保持する角度調整機能を有する。
また、上記実施形態では、ヒンジ13,113を構成する構成部材の摩擦により、蓋部12がケース本体11に対して任意の傾斜位置に保持されるように構成したが、摩擦を利用するものに限らず、例えば図8(a)および図8(b)に示すように、圧縮コイルばね131の付勢によりボール132がリンク133の凹部133aに嵌り込むような節度機構130を用いてもよい。この場合には、図8(a),図8(c),図8(d)に示すように、蓋部12の傾斜角θ1,θ2,θ3に応じてボール132が嵌り込むリンク133の凹部133aが変わり、それぞれの傾斜位置で蓋部12がケース本体11に保持されるようになる。
また、上記実施形態では、角度調整部材により、蓋部12がケース本体11に対して任意の傾斜位置に保持されるように構成したが、例えば図9に示すように、蓋部12とケース本体11とを連結するヒンジとして摩擦力の小さいものを使用し、蓋部12がケース本体11に対して180°開いた状態でケース10全体を支持部材230で支持するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、コンセントとして、交流(AC100V出力)を利用可能なタイプのものを用いたが、例えば、国外で使用する場合等を考慮に入れて、種々の規格のコンセントを併設することも可能である。
本発明のソーラー式ポータブル発電ユニットの一実施形態を示す斜視図。 図1のケースを開いたときの斜視図。 図1のケースの背面図。 図1のソーラーパネル21を取り外したときのケース本体内を模式的に示す平面図。 図1のケース本体に負荷を接続した状態を示す説明図。 本発明の変形実施形態に係り、ファンの位置を変更した場合の模式図。 本発明の変形実施形態に係り、角度調整部材として機能するヒンジの位置を変更した場合の斜視図。 (a)は本発明の変形実施形態に係り、角度調整部材として節度機構を用いた場合の説明図。(b)は(a)の節度機構の要部拡大図。(c)は(a)の節度機構により蓋部がケース本体に対して所定の傾斜角度のうちの一角度に保持された例を示す説明図。(d)は(a)の節度機構により蓋部がケース本体に対して所定の傾斜角度のうちの別の一角度に保持された場合を示す説明図。 本発明の変形実施形態に係り、ケース全体を傾斜させた例を示す説明図。
符号の説明
10 ケース
11 ケース本体
12 蓋部
13,113 ヒンジ(角度調整部材)
14 取っ手
21,22 ソーラーパネル
23 バッテリ
24 コントローラ
25 インバータ
26 スイッチ
27,28 発光ダイオード(光源)
29 ファン
31 コンセント
130 節度機構(角度調整部材)
131 圧縮コイルばね
132 ボール
133 リンク
133a 凹部
230 支持部材

Claims (5)

  1. 太陽光を受けて発電するソーラーパネルを備えたソーラー式ポータブル発電ユニットにおいて、
    一軸線回りに回動可能に連結され、前記ソーラーパネルをそれぞれ収容するケース本体と蓋部を有する単一トランク型のケースを備え、
    前記ケース本体内には、前記各ソーラーパネルにより発電された電力を充電するバッテリと、前記バッテリによる充電を制御するとともに、スイッチおよび第1・第2の発光ダイオードが電気配線を介して接続されたコントローラと、前記バッテリにより充電された電力を交流に変換して外部に給電するインバータとが固定され、前記ケース本体の側壁には、外部から差し込み可能な形態で前記インバータと電気的に接続された電源供給用のコンセントと、持ち運び用の取っ手とが設けられており、
    前記ケース本体側のソーラーパネルは、前記バッテリ、前記コントローラおよび前記インバータを覆った状態で、前記ケース本体に固定され
    前記スイッチ、第1・第2の発光ダイオードおよびコンセントは、外部に露出するように前記ケース本体に取り付けられ、前記スイッチはそのオン操作により前記コンセントから負荷への給電を可能とするものであり、前記第1の発光ダイオードは前記バッテリが充電状態にあるとき点灯し、前記第2の発光ダイオードは前記バッテリの電力が給電可能状態であるとき、前記スイッチのオン操作を条件として点灯するものであることを特徴とするソーラー式ポータブル発電ユニット。
  2. 前記ケース本体と前記蓋部とは、任意の傾斜位置に角度調整可能な一対のヒンジを介して連結されており、前記バッテリは、前記一対のヒンジに近接して配置される形態で前記ケース本体に固定されている請求項1に記載のソーラー式ポータブル発電ユニット。
  3. 前記ケース本体および前記蓋部は、略角形の容器状をなし、前記ケース本体の深さが前記蓋部の深さよりも深く形成されており、前記蓋側のソーラーパネルは、同蓋内の収容空間に収容された状態で固定されており、前記ケース本体側のソーラーパネルは、前記ケース本体内の収容空間に前記バッテリ、前記コントローラおよび前記インバータが収容された状態で、前記ケース本体の開口部近傍部位に固定されており、前記コントローラは、前記バッテリが空の状態では定電流充電を行い、前記バッテリの電圧がある程度高い状態では定電圧充電を行うように設定されている請求項1または2に記載のソーラー式ポータブル発電ユニット。
  4. 前記ケース本体および前記蓋部は、略角形の容器状をなし、前記ケース本体の深さが前記蓋部の深さよりも深く形成されており、前記蓋側のソーラーパネルは、前記ケース本体内の収容空間に前記バッテリ、前記コントローラおよび前記インバータが収容された状態で、前記ケース本体の開口部近傍部位に固定されており、前記コントローラは、前記バッテリが空の状態では定電流充電を行い、前記バッテリの電圧がある程度高い状態では定電圧充電を行うように設定されており、前記取っ手は、前記蓋部が前記ケース本体に連結される側壁と対向する側壁に設けられており、前記蓋部の閉状態では、前記ケースが手提げカバン風となる請求項1または2に記載のソーラー式ポータブル発電ユニット。
  5. 前記ケース本体内は、ファンにより冷却されるように構成されている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のソーラー式ポータブル発電ユニット。
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