JP4162551B2 - フレキシブルカップリング - Google Patents

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Description

本発明は、スペーサセットを軸方向に縮めることなく取外すことが可能なフレキシブルカップリングに関する。
従来、図5に示すような構成のフレキシブルカップリングがある(例えば、特許文献1、2参照。)。このフレキシブルカップリング80は、端面の一部に円周方向に沿って形成されたインロー部83を有するハブ82と、ハブ82のインロー部83と対向密接するように端面の一部に円周方向に沿って形成されたインロー部85を有する案内フランジ84と、フランジ付きスペーサ86と、案内フランジ84とスペーサ86のフランジ87との間に位置し、円周方向において案内フランジ84とスペーサ86のフランジ87に結合されるたわみ部材88とからなるものである。
このフレキシブルカップリング80を組立てる場合は、ボルト92をハブ82のフランジに設けた螺子切してない孔94内へ挿通し、案内フランジ84の螺子切孔96と噛合わせて固く締めつける。この際、ハブ82のフランジ及び案内フランジ84のインロー部83,85が軸方向から相互に係合し、これによって、案内フランジ84にボルト固定されたたわみ部材88とハブ82とが正確に位置合わせされる。
一方、フレキシブルカップリング80の分解も、フレキシブルカップリング80の組立てに用いたのと同じボルト92を使って、必要に応じて行なえる。この分解時、ボルト92は簡単に緩められるが、精密仕上げ面からなるインロー部83,85は密に係合しているため、案内フランジ84をハブ82から取外すことは容易ではない。そこで、案内フランジ84を取外すため、取外したボルト92をスペーサ86のフランジに設けた孔98の方から挿通し、案内フランジ84の螺子切孔96と噛合わせ、さらにボルト92を締付ければ、たわみ部材88が圧縮され、案内フランジ84はフレキシブルカップリング80の一方のハブ82から取外される。
特許第2523394号公報 特開平6−300050号公報
このようなフレキシブルカップリング80は、カップリングとしての機能を果たすために、ハブ82と案内フランジ84間の同心度を保つインローガイドを必要とするものであるが、ハブ82のインロー部83と案内フランジ84のインロー部85を、精度良く加工しなければならないため、製作に時間と手間がかかるという問題を有する。
また、左右のハブ82を固定したままスペーサ86を取外す際、案内フランジ84をインロー部83,85の深さ分軸方向に移動させる必要があるが、スペーサ86のフランジの外径を大きくしないと、ボルト92を案内フランジ84の螺子切孔96と噛合わせて締付ける際に、ボルト92がたわみ部材88と干渉する虞がある。そのために、たわみ部材外径よりも大きな直径でスペーサを製作しなければならず、スペーサの小型化が困難となっていた。
本発明は、上述した欠点に鑑み、インロー部を必要とせず、スペーサの小型化が可能であって、且つ、優れた位置合わせ機能を具えたフレキシブルカップリングを提供することを目的とする。
本発明は、フランジと、該フランジの円周方向に複数の貫通孔を有するハブと、該ハブのフランジ面に対向し、前記フランジの複数の貫通孔に対応する位置に複数のボルト孔を有する案内フランジと、該案内フランジとボルト締結されるフランジ付スペーサと、該スペーサのフランジと前記案内フランジとの間に配置され、前記スペーサのフランジと前記案内フランジにそれぞれ結合されるたわみ部材とを具えたフレキシブルカップリングにおいて、前記ハブと前記案内フランジとの対向面が平面であって、前記ハブのフランジの複数の貫通孔に対応する位置に複数の貫通孔を有し、前記フランジの外周面及び前記案内フランジの外周面に密着して装着されるパイロットリングによって前記ハブと前記案内フランジの位置合わせが行われるようにしたフレキシブルカップリングによって、前記の課題を解決した。
本発明によれば、パイロットリングを用いることにより、パイロットリングの内径とハブ外径及び案内フランジ外径によって正確な位置合わせが行えるため、案内フランジとハブにインロー加工(段差加工)を施す必要がなくなり、従来よりも簡便に、短時間・低コストでフレキシブルカップリングを製造できる。
また、分解に際しては、案内フランジを軸方向へ移動させる必要がないことから、パイロットリングを外すだけで、簡便にスペーサを取外すことができる。さらに、スペーサの外径を小さくできるので、フレキシブルカップリングの小型化も可能になる。
本発明のフレキシブルカップリングの実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。図2は、本発明のフレキシブルカップリングの側面図であり、図1は図2の1−1線断面図である。
本発明のフレキシブルカップリング10は、フランジ22と、フランジ22の円周方向に複数の貫通孔24を有するハブ20と、ハブ20のフランジ22面に対向し、フランジ22の複数の貫通孔24に対応する位置に複数のボルト孔32を有する案内フランジ30と、案内フランジ30とボルト締結されるフランジ付スペーサ40と、スペーサ40のフランジ42と案内フランジ30との間に配置され、スペーサ40のフランジ42と案内フランジ30にそれぞれ結合されるたわみ部材50と、ハブ20のフランジ22の複数の貫通孔24に対応する位置に複数の貫通孔62を有し、フランジ22の外周面26及び案内フランジ30の外周面34に密着して装着されるパイロットリング60からなる。
ハブ20と案内フランジ30との対向面は平面であり、パイロットリング60は案内フランジ30側へ軸方向に延びるフランジ部64を有し、このフランジ部64がハブ20のフランジ22の外周面26と案内フランジ30の外周面34とに密着して装着されることで、ハブ20と案内フランジ30の位置合わせが行われる。
ハブ20のフランジ22は半径方向外方へ延び、円周方向に沿って等間隔で軸方向に延びる複数の貫通孔24を有する。パイロットリング60及び案内フランジ30は、この貫通孔24に対応する位置に複数の貫通孔62とボルト孔32をそれぞれ有し、フレキシブルカップリング10を組立てる場合は、ボルト72を螺子切されていないパイロットリング60の貫通孔62、ハブ20のフランジ22の貫通孔24に挿通し、案内フランジ30の螺子切されているボルト孔32と噛合せて固く締付ける。これにより、ハブ20のフランジ22の外周面26及び案内フランジ30の外周面34がパイロットリング60に密接に係合し、ハブ20と案内フランジ30とが正確に位置合わせされる。また、ハブ20と案内フランジ30との対向面は平面であり、これらの対向面が密接に係合する。
案内フランジ30には、円周方向に沿って等間隔で軸方向に延びる複数の段付孔36が形成されている。スペーサ40は、半径方向外方に延びるフランジ42を有し、フランジ42には案内フランジ30の段付孔36と対向する位置に貫通孔44が形成されている。ボルト74は、案内フランジ30の段付孔36からスペーサ40の貫通孔44に挿通され、ナット75と螺合し、ワッシャ76,77,78を介在させ協働してたわみ部材50を締上げる。これにより、たわみ部材50は、スペーサ40のフランジ42と案内フランジ30に結合される。
一方、フレキシブルカップリング10の分解は、ボルト72,74を取外すことにより簡便になされる。特に、ハブ20と案内フランジ30との対向面が平面であることから、左右のハブ20を固定したままスペーサ40を取外す場合でも、案内フランジ30を軸方向に移動させることなく、ボルト72、パイロットリング60を取外すだけで、簡便にハブ20と案内フランジ30を取外すことができる。
本発明のフレキシブルカップリングのさらなる実施形態を図3及び図4に基づいて説明する。図4は本発明のフレキシブルカップリングの側面図であり、図3は図4の3−3線断面図である。
このフレキシブルカップリング12は、ハブ20に、軸と締結するためのキー溝28が設けられているほか、スペーサ40が長くなっている。
それ以外は、図1及び図2と同様であるので、説明を省略する。
以上説明したように、本発明によれば、パイロットリングを用いることにより、パイロットリングの内径とハブ外径及び案内フランジ外径によって正確な位置合わせが行えるため、案内フランジとハブにインロー加工(段差加工)を施す必要がなくなり、従来よりも簡便に、短時間・低コストでフレキシブルカップリングを製造できる。
また、案内フランジを軸方向へ移動させる必要がないことから、パイロットリングを外すだけで、簡便にスペーサを取外すことができる。さらに、スペーサの外径を小さくできるので、フレキシブルカップリングの小型化が可能になるという効果を奏する。
図2の1−1線断面図。 本発明の実施形態のフレキシブルカップリングの側面図。 図4の3−3線断面図。 本発明のさらなる実施形態のフレキシブルカップリングの側面図。 従来のフレキシブルカップリングの図1に相当する断面図。
符号の説明
10,12:フレキシブルカップリング
20:ハブ
22:フランジ
24:貫通孔
30:案内フランジ
32:ボルト孔
40:スペーサ
42:フランジ
50:たわみ部材
60:パイロットリング
62:貫通孔
64:フランジ部

Claims (2)

  1. フランジと、該フランジの円周方向に複数の貫通孔を有するハブと、
    該ハブのフランジ面に対向し、前記フランジの複数の貫通孔に対応する位置に複数のボルト孔を有する案内フランジと、
    該案内フランジとボルト締結されるフランジ付スペーサと、
    該スペーサのフランジと前記案内フランジとの間に配置され、前記スペーサのフランジと前記案内フランジにそれぞれ結合されるたわみ部材とを具えたフレキシブルカップリングにおいて、
    前記ハブと前記案内フランジとの対向面が平面であって、前記ハブのフランジの複数の貫通孔に対応する位置に複数の貫通孔を有し、前記フランジの外周面及び前記案内フランジの外周面に密着して装着されるパイロットリングによって前記ハブと前記案内フランジの位置合わせが行われることを特徴とする、
    フレキシブルカップリング。
  2. 前記パイロットリングが前記案内フランジ側へ軸方向に延びるフランジ部を有する、請求項1のフレキシブルカップリング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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